JP5833375B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、イオン発生装置を備えて、消臭機能や除菌機能を発揮する冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫は、食料や飲料などを低温で貯蔵する冷蔵室や、食料を冷凍保存したり冷凍食品などを貯蔵したりするための冷凍室、および、肉類や魚介類などの生鮮食品を冷蔵温度よりも低い温度で貯蔵するチルド室などの複数の貯蔵室が設けられている。
また、所定の冷気を生成するための冷却器と、この生成された冷気を冷凍室やチルド室および冷蔵室に送る送風ファンと冷気通路を備えた構成とされる。
冷気通路を介して供給される冷気は、冷気通路に設けられる複数の吐出口から分岐されて、それぞれの貯蔵室に吐出される。また、各貯蔵室に吐出された冷気は、それぞれの貯蔵室から戻り通路を経由して冷却器に戻される。すなわち、冷却器で生成される冷気は冷蔵庫内を循環するように構成されており、これにより、生成した冷気による貯蔵室内の冷却が行われ、庫内の迅速な温度ムラの少ない冷却を図ることができ、戻ってきた冷気は冷却器にて除湿、再度冷却されるため、直冷式冷蔵庫のような霜取り作業を行う必要がない等、間接冷却による使い勝手の良さを提供できる。
また、プラスイオンとマイナスイオンを単独または同時に発生させて消臭効果や除菌効果を発揮するイオン発生装置が既に知られており、このイオン発生装置を冷蔵庫内に装着して、消臭機能と除菌機能を発揮するようにした冷蔵庫も既に提案されている。例えば、本出願人から、イオン発生装置を冷蔵室やチルド室の手前の冷気通路の所定部位に取り付けて、イオンを含んだ冷気を、冷蔵室やチルド室に送り込んで除菌効果を発揮する冷蔵庫が既に出願されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されているように、イオン発生装置を冷蔵室やチルド室の手前の冷気通路の所定部位に取り付けることで、イオンを含んだ冷気を、冷蔵室やチルド室に送り込むことができる。すなわち、冷蔵室やチルド室内の除菌効果と消臭効果を発揮する。
また、特許文献1に記載された冷蔵庫は、上部から下部に向けて、冷蔵室、温度切替室、冷凍室、野菜室を備えた構成とされるが、上部に冷凍室を設け、この下にチルド室、冷蔵室、野菜室を順に配置した冷蔵庫も一般に知られている。
このような構成であっても、冷蔵庫内の各貯蔵室に冷気を循環させる冷気通路の所定部位にイオン発生装置を取り付けることで、除菌効果と消臭効果を発揮するイオンを各貯蔵室に供給して、除菌効果と消臭効果を得ることは可能である。
特開2009−121780号公報
しかし、所定の除菌効果と消臭効果を得るためには、所定のイオン濃度が必要であることが既に知られている。そのために、ただ単に、冷気通路の内部にイオン発生装置を取り付けるだけでは、貯蔵庫内に所定濃度のイオンを供給することは困難であって、十分な除菌効果と消臭効果を得ることができない。
また、プラスイオンとマイナスイオンの両イオンを用いる場合には、それぞれのイオンを同時に、所定濃度で供給することが肝要であって、イオン発生装置のイオン発生面で発生させたイオンを、速やかに大量の冷気流れ供給するとともに、供給された両イオン同士が衝突や中和等によりイオン濃度が低下しないようにして安定して搬送することが望まれる。
そのために、上記した特許文献1に記載されているように、イオン発生装置を冷気通路の分岐前に設けるだけでは不十分であって、イオン発生面が、冷気通路の流速が速く、流れの安定した送風経路に面している構成が望ましく、発生したプラスイオンとマイナスイオンとが速やかに安定して大量に搬送可能な構成であることが望ましい。
また、冷気通路内にイオン発生装置を設ける構成であっても、このイオン発生装置が送風経路の障害とならず、発生した両イオンを速やかに、流れの安定した送風経路に供給し安定して搬送可能な構成であることが望まれる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、冷却器で生成した冷気を各貯蔵室に供給する冷気通路を備えた冷蔵庫において、冷気通路内にイオン発生装置を配設するとともに、発生したイオンを速やかに流れの安定した冷気流れに供給し安定して搬送可能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、冷気を生成する冷却器と、冷気が流通する冷気通路と、この冷気通路にイオンを放出するイオン発生装置と、前記冷却器よりも下方に配して前記冷却器で生成した冷気によって冷却される冷蔵室とを備え、前記冷気通路に、前記冷却器から下方に流通する冷気を上方に湾曲して変向する変向ダクトを設け、前記イオン発生装置のイオン発生面を前記変向ダクトの外周側の変向流通面に沿って配置するとともに、上方に向かう前記変向流通面の延長上に冷気を吐出する第1吐出口を設けたことを特徴としている。
この構成によると、冷気の流通方向を変向する変向ダクトの変向流通面に沿って、つまり、変向流通面と略面一にイオン発生面を配置してイオン発生装置を装着しているので、壁面に沿って流れが集まり速い流路を形成する部位にイオン発生面が配置される構成となる。すなわち、イオン発生面に大量の冷気を流通させて、イオン発生面で発生したイオンを速やかに流れの安定した流路に供給し安定して搬送可能な冷蔵庫を得ることができる。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記変向ダクトが下に凸の凹状に湾曲した流通面を有する第1変向部と、該第1変向部の下流側に連続して上に凸の凸状に湾曲した流通面を有する第2変向部とを有し、第1変向部の第2変向部との境界部に前記イオン発生面を配したことを特徴としている。この構成によると、第1変向部の流通面に沿って集められた冷気が上向き冷気流れとなる部位にイオンを放出するので、十分流れが安定した上向きの冷気流れによりイオンを供給して搬送できる。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、第2変向部により下方に向かう冷気を吐出する第2吐出口を設けたことを特徴としている。この構成によると、下方に設ける貯蔵室にもイオンを大量に含んだ冷気を流通させることができる。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記イオン発生装置は、プラスイオンを発生するプラスイオン発生部とマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生部とを長手方向に所定距離離間して備え、前記変向ダクトの奥行方向の幅が前記イオン発生装置の短手方向の幅よりも大きく、前記イオン発生装置の長手方向を前記変向ダクトの奥行方向に傾斜して配置したことを特徴としている。この構成によると、冷気通路の幅が狭くて、イオン発生装置のイオン発生面がこの幅よりも大きな間隔で離間した一対のイオン発生部を備えた構成であっても、一対のイオン発生部を前後に、且つ、斜めに配設することで、プラスイオンとマイナスイオンの両方のイオンの生成直後の衝突を抑制しながら、冷気の流通路に安定して供給することができる。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室が貯蔵物を冷蔵保存する冷蔵室から成るとともに、前記冷蔵室内に隔離して配されて周囲よりも低温に維持されるチルド室を設け、第1吐出口から前記チルド室に冷気を吐出することを特徴としている。この構成によると、冷却器に近接してチルド室を配置して、十分低温でプラスイオンとマイナスイオンを大量に含んだ冷気を安定して供給することができる。
本発明によれば、冷気通路に、冷却器から下方に流通する冷気を上方に湾曲して変向する変向ダクトを設け、イオン発生装置のイオン発生面を変向ダクトの外周側の変向流通面に沿って配置するとともに、上方に向かう変向流通面の延長上に冷気を吐出する第1吐出口を設けたので、壁面に沿って流れることで速い流れが形成される部位にイオン発生面が配置される構成となって、イオン発生面で発生したイオンを速やかに流れの安定した流路に供給し安定して搬送可能となる冷蔵庫を得ることができる。
本発明に係る冷蔵庫の要部概略説明図である。 本発明に係る冷蔵庫の要部拡大説明図である。 本発明に係る冷蔵庫の要部概略説明図である。 イオン発生装置の取付説明図である。 イオンの流れを説明する概略説明図である。 冷蔵庫の概略側面断面図である。 冷蔵庫の概略正面断面図である。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。まず本実施形態に係る冷蔵庫の一例について、図6、図7を用いて説明する。
図6に示すように、本実施形態に係る冷蔵庫1は、上部に冷凍室2が設けられ、この下にチルド室18や冷蔵室3が設けられる。このチルド室18と冷蔵室3とは別々の扉を備えた別室構成でもよいが、本実施形態のように、共通の扉3aを備えた大きな冷蔵室3の上部にチルド室18を隔離して設ける構成であってもよい。
この構成では、冷凍室2と冷蔵室3とは断熱材を充填した仕切り壁4により仕切られ、冷凍室の前面は扉2aにより開閉され、冷蔵室3の前面は扉3aにより開閉される。冷凍室2の背面(後面)には冷凍室ダクト10が設けられ、冷凍室ダクト10の前面側の上部に吐出口10aが設けられ、例えば、下部に戻り口10bが設けられる。また、冷気を冷凍室ダクト10に戻す戻り通路を、仕切り壁4の一部をくりぬいて形成してもよい。
また、冷凍室ダクト10内には冷気を生成する冷却器5が配設され、冷却器5の上方に送風ファン6が配設される。そのために、冷却器5により生成された冷気は、送風ファン6を介して、図中の矢印E1に示すように、冷凍室2の上部から流入し、下部に設ける戻り口10bから流出する。冷却器5の下方には冷却器5の除霜を行う除霜装置8が設けられており、除霜水を回収するドレンサポート11が取り付けられている。
また、図7に示すように、冷凍室ダクト10は送風ファン6の排気側で分岐して冷却器5の右方に配設された連通路7を有しており、後述するように、冷気をチルド室18や冷蔵室3などの貯蔵室に送給している。
連通路7を介して送給される冷気はダンパ17を経由して後述する冷気通路を流通して、チルド室18や冷蔵室3に供給される。冷蔵室3には、樹脂成形品により形成され貯蔵物を貯蔵する複数の載置棚13が設けられる。載置棚13は冷蔵室3の側壁に突設された複数のレール13aの上面に載せられる。
冷蔵室3の下方には野菜室16が設けられる。この野菜室16は樹脂成形品により形成された板状の仕切り部14により冷蔵室3と仕切られる。仕切り部14の上下は仕切り部14の前方の連通部14aで連通する。野菜室16内には仕切り部14により上面が塞がれる収納ケース15が出し入れ自在に配設される。収納ケース15は野菜室16の壁面との間に冷気が流通する隙間16aを有して配設される。
冷蔵室3の背面には鉛直方向に延びた冷気通路20(吐出通路)が配設される。また、冷蔵室3に吐出された冷気を冷凍室ダクト10に戻す冷気通路(戻り通路)も有する。例えば、冷蔵室3の前面側から冷凍室ダクト10に至る戻り通路26を、前述した仕切り壁4に形成する。また、背面に設ける冷気通路20に並設するように戻り通路を一体に設けてもよい。この場合には、仕切り部14の後端に設ける開口部14bや野菜室16に設ける隙間16aを戻り通路として用いる。背面に並設する冷気通路20と戻り通路は、例えば、発泡樹脂成形品の断熱材からなるダクトを冷蔵室3の背壁に取り付けて形成される。
冷気通路20と戻り通路とを並設する場合であっても、これらの通路を断熱材によって隔てることで、冷気通路20を流通する冷気と戻り通路を流通する冷気に温度差があっても、これらの間の冷熱の受け渡し量が微少となる。このため、冷気通路20を流通する冷気の冷熱が戻り通路を流通する冷気に伝達されることによる冷蔵室3の冷却効率の低下を防止することができる。
また、本実施形態のように仕切り壁4に戻り通路26を設けて冷蔵室3の前面側から直接冷凍室ダクト10に冷気を戻す構成の場合は、背面側に戻り通路を設ける必要がなくなるので、その分、冷蔵庫の前後の幅を狭くでき、薄型化が可能となる。
本実施形態に係る冷気通路20は、図7に示すように、冷却器5の側部に形成される連通路7から下方に向かう第1冷気通路21と、冷却器5の下方に設けられた変向ダクト30を介して上向きに変向された第2冷気通路22と、この第2冷気通路に連なり下向きに変向する第3冷気通路23と、鉛直下方に向かう第4冷気通路24と、該第4冷気通路か分岐すると共に第4冷気通路24と水平方向に離れた位置を鉛直下方に向かう第5冷気通路25と、を備える。
また、各貯蔵室に冷気を吐出するための吐出口がそれぞれ設けられており、例えば、冷凍室2の下方に位置するチルド室18に対しては、第1吐出口A1〜A4が設けられ、この下方に位置する冷蔵室3には、上段に対する吐出口B1、B2と中段に対する吐出口B3、B4と下段に対する吐出口B5、B6などの第2吐出口がそれぞれ設けられている。
すなわち、連通路7を下向きに流れる矢印E2に示す冷気は、ダンパ17を挿通して変向ダクト30に流入し、第2冷気通路22を経由して、その一部が矢印E3に示す上向きに変向されて第1吐出口A1〜A4から吐出される。残りの冷気は、第3冷気通路23を介して、第4冷気通路24に流出する矢印E4の冷気と、第4冷気通路24から分岐する第五冷気通路25に流出する矢印E5の冷気となって流通し、各第2吐出口から貯蔵室内に吐出される。
変向ダクト30は第1変向部31と第2変向部32を備え、冷却器5の下方に設けられている。第1変向部31は、下に凸の凹状に湾曲した流通面を有しており、連通路7を下向きに流れる冷気を上向きに変向する。第2変向部32は、第1変向部31の下流側に連続して設けられ逆の上に凸の凸状に湾曲した流通面を有しており、イオン発生装置40が第1変向部31の第2変向部32との境界部(境界部付近を含む)に、そのイオン発生面40aを外周側の変向流通面に沿って配置された姿勢で装着される。
すなわち、変向ダクト30は冷却器5の下方に設けられ、冷却器5から下向きに送給される冷気を上向きに変向する、流通面が下に凸の凹状に湾曲した第1変向部31と、該第1変向部31の下流側に連続して設けられ逆の上に凸の凸状に湾曲した第2変向部32を備え、イオン発生装置40を第1変向部31の第2変向部32との境界部付近に、イオン発生面40aを露出して姿勢で埋設した構成である。
この構成であれば、下向きに流通する冷気がまず、下に凸の凹状に湾曲した第1変向部31の流通面により集められるようにして上向きに変向され、この上向きに変向される第1変向部31の終端部領域でイオンが供給されるので、流れが集まり十分安定した速い冷気流れにイオンを大量に供給して安定して搬送できる。
また、イオン発生面40aを流通面に沿って配置した(流通面に露出した)状態でイオン発生装置40を埋設しているので、イオン発生面40aと流通面とを略面一にすることができ、イオン発生装置40が冷気流れの抵抗とならず、効率的にイオンを生成し、速い大量の冷気流れに効率よく供給して安定して搬送することができる。
次に、この変向ダクト30について、図1を用いてさらに詳細に説明する。
連通路7から下方に向かう第1冷気通路21を流通する冷気は、ダンパ17を介してその流量が調整される。ダンパ17を挿通して第2冷気通路22に流通する冷気流れFL1は、流通面が下に凸の凹状に湾曲した第1変向部31に沿って集められ上向きの冷気流れFL2に変向される。上向きに変向された冷気は、その一部が、(第2)吐出口B1および第1吐出口A1〜A4から吐出され、残りは、第1変向部31に連続して設けられ逆の上に凸の凸状に湾曲した第2変向部32により下向きに変向される。
このように、変向ダクト30は、鉛直下方に向かう冷気流れFL1を一旦上向き冷気流れFL2に変向し、再び下向き冷気流れFL3に変向する。すなわち、変向ダクト30は、上向きに変向された第2冷気通路22と、この第2冷気通路に連なり下向きに変向する第3冷気通路23と、鉛直下方に向かう第4冷気通路24を形成する。
また、本実施形態では、第1変向部31の第2変向部32との境界部に、イオン発生面40aを露出した姿勢でイオン発生装置40を埋設した構成としている。すなわち、このイオン発生装置40は、イオン発生面40aを変向ダクト30の外周側の変向流通面に沿って配置され、流通面と略面一の姿勢で装着される。
この構成であれば、冷気の流通方向を変向する変向ダクト30の変向流通面(第1変向部31の下に凸の凹状に湾曲した流通面)に、イオン発生面40aを合致させてイオン発生装置40を装着しているので、壁面に沿って流れが集まり速い流路を形成する部位にイオン発生面40aが配置される構成となる。すなわち、イオン発生面40aに大量の冷気を流通させて、イオン発生面40aで発生したイオンを流れの速い冷気の流路に供給することができ、大量のイオンを含有した冷気流れを生成して、イオンを安定して搬送可能となる。
特に、上方に向かう変向流通面の延長上に設けられた第1吐出口A1〜A4には、大量のイオンを含有した冷気が供給される。そこで、これらの第1吐出口A1〜A4を、冷蔵室内に隔離して配されて周囲よりも低温に維持されるチルド室18の吐出口とすることで、チルド室18内に大量のイオンを含有した冷気を供給することができる。
上向きに変向された冷気流れを第1吐出口A1〜A4からチルド室18内に吐出する場合は、この第1吐出口A1〜A4をチルド室18の上部に設けることで、チルド室18の上部から、すなわち、チルド室18に収容している貯蔵物の上から冷気を吹き込むことが可能になる。そのために、チルド室18内に貯蔵物を収容していても、この貯蔵物に邪魔されることなく、冷気を均一に吹き込んで、庫内を均一に冷却することができる。
このように、冷却器5のすぐ近くに貯蔵室(例えば、チルド室18)を設けた構成であっても、下向きの冷気流れを上向きに変向して、上部に配設した吐出口から冷気を吐出することができるので、当該貯蔵室の上部から、イオンを大量に含有した冷気を供給できる。
さらに、ダンパ17を挿通した冷気を一旦下向きに流通し、それを上向きに変向して吐出口(第1吐出口A1〜A4)に導くので、吐出口とダンパ17間の距離が長くなるとともに、吐出口から出てくる湿気や水分がダンパ17に付着し難い構成となり、ダンパ17が凍結する不具合が生じない。
イオン発生装置40は、例えば、同量のプラスイオンとマイナスイオンを生成するイオン発生装置であって、イオン発生面40aにプラスイオン発生部とマイナスイオン発生部となる電極をそれぞれ備える。すなわち、第1吐出口A1〜A4には、大量のプラスイオンとマイナスイオンを含有した冷気が流入する。
イオン発生装置40の電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。電極の印加電圧が正電圧の場合はイオンが空気中の水分と結合して主としてH(HO)mから成るプラスイオンを発生する。電極の印加電圧が負電圧の場合はイオンが空気中の水分と結合して主としてO (HO)nから成るマイナスイオンを発生する。ここで、m、nは任意の自然数である。H(HO)m及びO (HO)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌や臭い成分を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。従って、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吐出口から吐出することにより各貯蔵室の殺菌及び臭い除去を行うことができる。
(HO)m+O (HO)n→・OH+1/2O+(m+n)HO ・・(1)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ 2・OH+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(2)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ H+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(3)
図1に示す第1変向部31は、下向きの冷気流れFL1を上向きの冷気流れFL2に変向して第1吐出口A1〜A4に導く湾曲面であるが、この湾曲面は、円弧状の場合もあり、円弧状でない場合もある。例えば、図1に示すように全体的に略円弧状に湾曲した第1変向部31でもよく、図2に示すように、略円弧状に湾曲した導入部31Aaと、第1吐出口A1〜A4方向に向かうなだらかに湾曲した導出部31Abを備えた第1変向部31Aでもよい。いずれにしても、下向きに流れる冷気を集めて、一様に上向きの流れに変向する程度に湾曲しておればよい。
また、この図2には、ガラス管ヒータ9とドレンサポート11を備えた除霜装置8が表示されている。そのために、除霜装置8と変向ダクト30との関係について、図2および図3を用いて説明する。
除霜装置8は冷却器5を除霜するためのガラス管ヒータ9と、除霜により生じるドレン水を受けるドレンサポート11を備える。また、ドレンサポート11には排水部11aが設けられており、この排水部11aの下部に、ドレンパイプ12の受け部12aが配設される。
ドレンサポート11は、長尺なガラス管ヒータ9の長手方向に沿って配設され、その長手方向の中間に排水部11aが設けられる。そして、この排水部11aに至る両側の底面が下り傾斜面とされ、ドレンサポート11に落下したドレン水が全て排水部11aに速やかに流れるようにしている。また、排水部11aの配設位置を、冷気通路(第3冷気通路23)と重ならない、ずらした部位に設けている。このようにすることで、冷気通路に排水部11aやドレンパイプ12を内蔵するダクト部材を設ける必要がなくなり、冷気通路の流路面積を大きく取ることができる。すなわち、冷蔵庫の薄型化を図りながら、第2冷気通路22や第3冷気通路23の流路面積を一定にすることができ、変向ダクト30の冷気流れを一様に安定させることができる。
また、図3に本発明に係る冷蔵庫の要部概略説明図を示すが、これは、図2のA−A断面に相当する冷気通路に除霜装置8を重ねて表示した説明図である。この図から判るように、変向ダクト30から第1吐出口A1に至る冷気通路に拡幅部23Aを設け、この拡幅部23Aから、吐出口に向かうに連れて狭くなる絞り流通部23Bを設けている。このような構成であれば、イオン発生装置40を経由してイオンを大量に含有した冷気は、拡幅部23Aで一旦停留し、それからそれぞれの吐出口A1〜A4に導かれ速い速度で吐出されるので、イオン濃度が略均一化された状態で貯蔵室(チルド室18)に流入する。
また、この図から、ドレンサポート11の排水部11aからドレンパイプ12に至る部分が、拡幅部23Aと重なり合う位置関係にあることが判る。そのために、本実施形態では、前述した通り、排水部11aやドレンパイプ12を配設する部位を、拡幅部23Aを設ける第3冷気通路23から外れた部位に設ける構成としている。これにより、この拡幅部23A内に、排水部11aやドレンパイプ12を内蔵するダクト部材を配設する必要がなくなり、冷気通路の流路面積を大きく取ることができる。
次に、図4および図5を用いてイオン発生装置40、および、このイオン発生装置40の配設構成について説明する。図4はイオン発生装置の取付説明図であり、図5はイオンの流れを説明する概略説明図である。
イオン発生装置40は、プラスイオン発生部41とマイナスイオン発生部42を備えるイオン発生面40aを有する。また、プラスイオン発生部41とマイナスイオン発生部42とは、イオン発生装置40の長手方向に所定距離離間して設置される。また、このイオン発生面40aを変向ダクト30の流通方向に対して斜めに配設している。すなわち、イオン発生装置40の長手方向を変向ダクト30の奥行方向に傾斜して配置している。
そのために、断熱壁50、51で囲まれてイオン発生装置40を設ける流通路30aは、イオン発生装置40の長さ(または、イオン発生部間の離間距離)よりも幅が狭く、イオン発生装置40の短手方向の幅よりも大きな奥行幅を有し、プラスイオン発生部41とマイナスイオン発生部42とを流通方向の前後に、且つ、流通方向に対して斜めに配設している。この構成であれば、冷気通路の幅が狭くて、イオン発生装置40のイオン発生面40aがこの幅よりも大きな間隔で離間した一対のイオン発生部を備えた構成であっても、一対のイオン発生部を前後に、且つ、斜めに配設することで、プラスイオンとマイナスイオンの両方のイオンの生成直後の衝突を抑制して、冷気の流通路30aに安定して供給することができる。
また、流通路30aのセンターラインCLを挟むようにして両イオン発生部41、42を斜めに対向配置する。すなわち、流通路30aの幅方向の中心を境としてプラスイオン発生部41とマイナスイオン発生部42とを互い違いとなるように斜めにするとよい。この構成であれば、流通路30aの幅方向の中央部は流れが速い領域なので、この速い流れにプラスイオンとマイナスイオンを安定して供給することができる。また、この中心を境として左右の流れにプラスイオンとマイナスイオンとを対向して供給できるので、イオン発生直後に衝突して中和されるのを効果的に抑制でき、大量のイオンを速い流れに乗って遠方まで安定して搬送可能となる。
また、貯蔵室内の環境によって、プラスイオンとマイナスイオンとのいずれか一方が早く消滅して存続寿命に差が生じる場合がある。このような場合には、濃度が低下しやすいイオンをより多く供給することが好ましいので、このような場合には、いずれか一方の極性のイオンがより多く供給される配置構成とすることができる。
例えば、図5に示すように、吐出口B1からプラスイオンをより多く供給したい場合には、プラスイオン発生部41を吐出口B1が設けられている断熱壁50に接近させるように、イオン発生装置40を傾けるとよい。このようにすることで、プラスイオンを主に含んだ冷気が吐出口B1に流入する。
すなわち、プラスイオンとマイナスイオンとのいずれか一方の極性のイオンの発生部が吐出口に近い方向となる斜め姿勢とすることで、吐出口が設けられている壁面に沿って流れる冷気に所望の極性のイオンを主に供給することができ、消費しやすい、また、消滅しやすい極性のイオンを所定の貯蔵室内に安定して供給することができる。
また、比較的狭い流通路30aで、イオンを供給しているので、速い冷気流れによって大量のプラスイオンとマイナスイオンを搬送できる。さらに、拡幅部23Aを設けて一旦流路を拡幅しているので、この拡幅部23Aで冷気流れが低速化される際に、プラスイオンとマイナスイオンとの分布の均一化を図ることができる。
上記したように、本実施形態に係る冷蔵庫1であれば、冷気通路20に、冷気の流通方向を湾曲させるように変向する変向ダクト30を設け、当該変向ダクト30の変向面を形成する案内流通面に合致させてイオン発生面40aを配置した姿勢でイオン発生装置40を装着したので、壁面に沿って流れが速い冷気流れを形成する部位にイオン発生面40aが配置される構成となる。そのために、イオン発生面40aに大量の冷気を流通させて、イオン発生面40aで発生したイオンを速やかに冷気流れに供給することができ、大量のイオンを安定して搬送可能となる冷蔵庫1を得ることができる。
また、イオン発生装置が、プラスイオンとマイナスイオンとを同時に生成するイオン発生装置40であれば、プラスイオン発生部41とマイナスイオン発生部42とを流通方向に所定距離離間させると共に、流れの奥行方向に対して斜めになるように配設する。このようにすることで、プラスイオンとマイナスイオンの両方のイオンの生成直後の衝突を抑制しながら、冷気の流通路に安定して供給することができる。すなわち、プラスイオンとマイナスイオンとを高濃度に含有した冷気流れを生成して流通させることができる。
特に、冷却器5の下側に冷気を流通させる場合には、下向きの冷気流れを上向きの流れに変向する下に凸の凹状に湾曲した流通面を有する第1変向部31を設け、この第1変向部31の終端部にイオン発生装置40を装着するとよい。このようにすることで、下向きの冷気流れを上向き流れに変向して安定した頃の冷気流れにイオンを供給できる。
また、冷却器5の下方のすぐ近くに貯蔵室(例えば、チルド室18)を設けた構成であっても、下向きの冷気流れを上向きに変向して、上部に配設した吐出口(第1吐出口A1〜A4)から冷気を吐出するので、当該貯蔵室の上部から、イオンを大量に含有した冷気を供給することが可能となる。
また、第2変向部32により下方に向かう冷気を吐出する第2吐出口B2〜B6を設けているので、下方に設ける貯蔵室にもイオンを大量に含んだ冷気を流通させることができる。
このように、本発明に係る冷蔵庫1は、貯蔵室内を流通する冷気流れに、高濃度のイオンを含ませることができるので、消臭効果と除菌効果を発揮するイオンを含有させて、所定の消臭機能と除菌機能を発揮する冷蔵庫を得ることができる。
そのために、本発明に係る冷蔵庫は、消臭機能や除菌機能を必要とされる冷蔵庫に好適に利用可能となる。
1 冷蔵庫
2 冷凍室
3 冷蔵室
4 仕切り壁
5 冷却器
7 連通路
8 除霜装置
9 ガラス管ヒータ
11 ドレンサポート
11a 排水部
12 ドレンパイプ
17 ダンパ
18 チルド室
20 冷気通路
30 変向ダクト
31 第1変向部
32 第2変向部
40 イオン発生装置
40a イオン発生面
41 プラスイオン発生部
42 マイナスイオン発生部
A1〜A4 第1吐出口
B1〜B6 第2吐出口
FL1〜FL3 冷気流れ

Claims (4)

  1. 冷気を生成する冷却器と、冷気を送る送風ファンと、冷気が流通する冷気通路と、この冷気通路にイオンを放出するイオン発生装置と、前記冷却器で生成した冷気によって冷却される冷蔵室とを備え、
    前記冷気通路は
    前記冷却器からの冷気が流入する流入口と、
    前記流入口から流入した冷気の方向を変向する変向ダクトと、を有し
    前記イオン発生装置は、前記流入口より下方において、前記流入口の鉛直下方を避けた位置に設けられ、
    前記変向ダクトによって変向された後の冷気に対して前記イオン発生装置はイオンを放出することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記冷気通路は、複数の前記貯蔵室にそれぞれ冷気を吐出する第1吐出口と第2吐出口とを備えており、第1吐出口および第2吐出口は前記変向ダクトによって変向された後の冷気を吐出することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷気通路は、前記イオン発生装置が配置される箇所から第1吐出口に至る部分に、前記イオン発生装置が配置される箇所の冷気通路幅よりも幅広となる拡幅部を有していることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記拡幅部から第1吐出口に至る部分に、前記拡幅部から第1吐出口に向かうに連れて狭くなる絞り流通路を有していることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
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