JP5243928B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、イオンを発生するイオン発生装置を備えた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は貯蔵物を冷却保存する冷蔵室を備え、冷蔵室の背面に冷却器で生成された冷気が流通する吐出通路が左右に分岐して設けられる。吐出通路には冷気を吐出する複数の吐出口が開口する。冷蔵室の下部には冷蔵室内の冷気を冷却器に戻す戻り口が開口する。
冷蔵室の上部後方にはイオン発生装置を有したイオン発生ユニットが設けられる。イオン発生ユニットは下面に開口する流入口と前面に開口する流出口との間に気流路が形成され、気流路内に送風機が設けられる。イオン発生装置はイオンを発生するイオン発生面を気流路に面して送風機の下流に配置される。
上記構成の冷蔵庫において、冷却器で生成された冷気は吐出通路を流通して冷蔵室に吐出され、冷蔵室内を流通して戻り口を介して冷却器に戻る。これにより、冷蔵室内の貯蔵物が冷却される。
冷蔵室内の冷気は送風機の駆動によって流入口からイオン発生ユニットに流入する。イオン発生ユニットに流入した冷気は気流路を流通し、イオン発生装置により発生したプラスイオンとマイナスイオンとが含まれる。空気中の水分と結合してクラスタ化したイオンを含む冷気は流出口から冷蔵室内に供給される。プラスイオンとマイナスイオンは浮遊菌や付着菌の表面で凝集してこれらを破壊する。これにより、冷蔵室内の除菌を行うことができる。
特開2007−170781号公報(第5頁−第12頁、第2図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、イオン発生ユニットが冷蔵室の上部に配されるため冷蔵室の中央上部に配される流出口と流入口とが接近する。このため、ショートサーキットによってイオンが冷蔵室の下部まで十分に供給されない問題があった。これにより、除菌効果を十分得ることができない場合がある。
本発明は、貯蔵室内全体にイオンを供給できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵物を冷却保存する貯蔵室と、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器で生成した冷気を前記貯蔵室に導く吐出通路と、前記吐出通路から前記貯蔵室に冷気を吐出する吐出口と、前記冷却器と前記吐出口との間に配されてイオンを発生するイオン発生装置とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、冷却器で生成された冷気は吐出通路を流通し、イオン発生装置で発生したイオンが含まれる。イオンを含む冷気は吐出口から貯蔵室内に吐出され、貯蔵室内を流通して冷却器に戻される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記吐出通路が分岐部を介して左右に分岐して前記吐出口が前記貯蔵室の左右に離れて配置され、前記イオン発生装置を前記分岐部よりも上流に配置したことを特徴としている。
この構成によると、冷却器で生成された冷気は吐出通路を流通してイオン発生装置で発生したイオンが含まれる。イオンを含む冷気は分岐部を介して貯蔵室の左右に分岐し、左右に離れた吐出口から貯蔵室内に吐出される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記イオン発生装置はプラスイオンを発生する第1電極とマイナスイオンを発生する第2電極とを有し、第1、第2電極を冷気の流通方向に対して交差する方向に離れて配置したことを特徴としている。この構成によると、例えば、冷気が上方から下方に流通し、第1、第2電極が気流に面して前後に離れて配置される。第1、第2電極からそれぞれプラスイオンとマイナスイオンとが放出され、気流によってそれぞれ下方に搬送される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記イオン発生装置を覆うハウジングは電極が配されるイオン発生面に前記ハウジング内を通じて連通する開口部を有し、前記イオン発生面を前記吐出通路の流路に沿って配置するとともに前記開口部を気流の上流側に向けて配置したことを特徴としている。
この構成によると、イオン発生面が気流に沿って配置され、気流に向かってイオンが放出される。また、イオン発生装置の上流側の面には開口部が開口し、開口部から流入する冷気がハウジング内を通ってイオン発生面から流出する。これにより、イオン発生面から流出する冷気は電極で発生したイオンを含み、イオン発生面に沿って流通する気流と合流する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室の冷気を前記冷却器に戻す戻り通路と前記吐出通路とを前記貯蔵室の背面に並設し、前記吐出通路または前記戻り通路の前記貯蔵室側の面を覆う板状の熱良導体から成る部材を設けたことを特徴としている。この構成によると、吐出通路または戻り通路を流通する冷気の冷熱が熱良導体から成る部材に伝えられ、部材全体から冷熱が貯蔵室内に放出される。
本発明によると、冷却器で生成された冷気を貯蔵室に吐出する吐出口と冷却器との間にイオン発生装置が配置されるため、吐出口から貯蔵室全体に行き渡る冷気にイオンが含まれる。従って、イオンを貯蔵室全体に供給することができ、除菌効果や脱臭効果を十分得ることができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は一実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図及び正面断面図である。冷蔵庫1は上部に冷凍室2が設けられ、冷凍室2の下方には冷蔵室3が設けられる。冷凍室2と冷蔵室3とは断熱材を充填した仕切壁4により仕切られる。冷凍室2の前面は扉2aにより開閉され、冷蔵室3の前面は扉3aにより開閉される。
冷凍室2の背面には冷凍室ダクト10が設けられる。冷凍室ダクト10の前面側の上部には吐出口10aが設けられ、下部には戻り口10bが設けられる。冷凍室ダクト10内には冷気を生成する冷却器5が配され、冷却器5の上方に送風ファン6が配される。冷却器5の下方には冷却器5の除霜水を回収するドレンパン11が設けられる。
冷凍室ダクト10は送風ファン6の排気側で分岐し、吐出通路20に連通する。吐出通路20は冷却器5の右方に配された連通路7を有し、冷蔵室3の後方で更に左通路21と右通路22とに分岐する。また、連通路7の下部にはイオンを発生するイオン発生装置86が設けられる。
冷蔵室3の上部にはチルド温度帯等の低温保存が可能な低温ケース18が配される。低温ケース18の背面は開口し、後述する吐出口20cから冷気が流入する。低温ケース18の下方には透明な樹脂成形品により形成して貯蔵物を載置する複数の載置棚13が設けられる。載置棚13は冷蔵室3の側壁に突設された複数のレール13aの上面に載せられ、高さ方向の位置を貯蔵物にあわせて適時変えられるようになっている。
冷蔵室3の下部には隔離室から成る野菜室16が設けられる。野菜室16は樹脂成形品により形成された板状の仕切部14により冷蔵室3の上部と仕切られる。仕切部14の上下は仕切部14の前方の連通部14aで連通する。また、仕切部14の後端には開口部14bが設けられる。野菜室16内には仕切部14により上面が塞がれる収納ケース15が出し入れ自在に配される。収納ケース15は野菜室16の壁面との間に冷気が流通する隙間16aを有して配される。
吐出通路20は冷蔵室3の背面で鉛直方向に延び、戻り通路23が並設される。吐出通路20は戻り通路23の左右にそれぞれ配された左通路21及び右通路22を有している。左通路21の左側面及び右通路22の右側面には冷気を吐出する複数の吐出口20bがそれぞれ設けられる。
戻り通路23の上部前方には前面を透明なランプカバー31で覆われたランプ30が配される。載置棚13が透明な樹脂から成るためランプ30の出射光は各載置棚13を透過する。これにより、冷蔵室3の下部まで照明することができる。また、ランプ30は後述する金属製の部材27の上方に配される。このため、ランプ30の出射光は部材27で反射し、冷蔵室3内をより明るくすることができる。
載置棚13に開口を設けると、冷蔵室3の下部まで照明光が届きやすくすることができる。また、吐出口20bから吐出される冷気を下段の載置棚13に導いて各載置棚13上の貯蔵物をより冷却することができる。この時、載置棚13の開口の周囲に補強のためのリブ状の突起を設けるとよい。また、透明なランプカバー31をランプ30下方まで覆うように配置すると、ランプ30の出射光が冷蔵室3の下部まで届きやすくなる。
また、戻り通路23を流通する冷気の冷熱が後述するパネル33(図4参照)を介してランプカバー31内に放出される。これにより、ランプ30を冷却してランプ30の発熱による冷蔵室3の昇温を低減することができる。ランプ30の駆動を制御する制御部をランプカバー31内に設け、ランプカバー31内を電装ボックスとしてもよい。この場合も、電装ボックス内の発熱が戻り通路23を流通する冷気の冷熱によって冷却される。
また、戻り通路23に臨む開口部をランプカバー31内に設けてもよい。これにより、開口部を介してランプカバー31内の空気が戻り通路23に吸い込まれる。このため、ランプ30の発熱による冷蔵室3の昇温をより低減することができる。
図3は図2のA−A断面図を示している。吐出通路20及び戻り通路23は複数の通路を有した発泡樹脂成形品の断熱材から成るダクト26を冷蔵室3の背壁に取り付けて形成される。吐出通路20と戻り通路23とはダクト26に形成されたリブ26d、26eにより隔離される。これにより、吐出通路20と戻り通路23とが一体に形成され、部品点数を削減することができる。
ダクト26の上記各通路は断熱材によって隔てられる。このため、吐出通路20を流通する冷気と戻り通路23を流通する冷気に温度差があっても、これらの間の冷熱の受け渡し量が微小となる。このため、吐出通路20を流通する冷気の冷熱が戻り通路23を流通する冷気に伝達されることによる冷蔵室3の冷却効率の低下を防止することができる。
図4は図3の要部詳細図を示している。ダクト26の前面側は樹脂成形品のパネル33により覆われる。ダクト26とパネル33とは夫々に設けた凹部と凸部とが係合して一体となり、冷蔵室3の背面に着脱自在に取り付けられている。パネル33は両側端部が後方に屈曲し、開放されたダクト26の側面を覆う。パネル33の側面に形成した開口によって吐出通路20の吐出口20bが形成されている。
パネル33の前面側は板状の部材27により覆われている。部材27はアルミニウムやステンレス等の金属板により形成され、高い熱伝導率を有する。熱伝導率の高い樹脂により部材27を形成してもよい。部材27は両側端部が後方に屈曲し、吐出口20bに面した開口部27aが形成される。開口部27aはコ字型の切り込みを切り起こして形成され、この切り起こしによって係合爪27bが形成される。
係合爪27bはパネル33に設けた吐出口20bの前端及びダクト26の背面側に係合する。これにより、部材27が冷蔵室3の背面に取り付けられる。部材27は弾性変形により係合爪27bの係合を解除して容易に着脱することができる。係合爪27bをパネル33の後端に係合するように形成してもよい。
部材27によって吐出通路20及び戻り通路23を流通する冷気の冷熱が冷蔵室3内に放出される。これにより、冷蔵室3の温度分布を均一にすることができる。この時、吐出通路20を流通する冷気の温度(約−12〜−8℃)は戻り通路23を流通する冷気の温度(約−2〜1℃)よりも低くなっている。しかし、吐出通路20及び戻り通路23が並設されるため部材27の表面が熱伝導によって一様な温度になり、冷蔵室3の温度分布を容易に均一にすることができる。
また、ダクト26には戻り通路23に面した断熱材の背面側に凹部26cが設けられる。これにより、吐出通路20に面した部分よりも戻り通路23に面した部分の断熱材の厚みが薄く形成される。このため、戻り通路23から部材27に伝わる単位面積当たりの冷熱量と吐出通路20から部材27に伝わる単位面積当たり冷熱量とを同程度にできる。従って、部材27の表面温度のばらつきを更に低減できるため、冷蔵室3の温度分布をより均一にすることができる。また、より低温の冷気が流通する吐出通路20に面した断熱材の厚みを厚くして部材27表面の結露を抑制することができる。
尚、凹部26cを複数設けてもよい。また、凹部26cに替えて貫通孔を断熱材に形成してもよい。同様に、パネル33の厚みを吐出通路20に面した部分よりも戻り通路23に面した部分を薄く形成してもよい。
また、係合爪27bは吐出口20bに係合するため、吐出口20bから吐出される冷気の冷熱が係合爪27bを介して部材27に伝えられる。従って、部材27から放出される冷熱量をより増加させることができる。
パネル33の下部には前方に突出する突出部33aが設けられている。図5は突出部33aの詳細を示す側面断面図である。突出部33aの下面前部には下方に突出する凸部33bが設けられる。突出部33aは断熱箱体35の内箱35aに形成した段差部35bに後端が係止され、凸部33bが仕切部14の上面に当接する。これにより、突出部33aが安定して支持される。また、突出部33aの前面及び下面に戻り口23a、23bが形成される。
突出部33aは部材27よりも前方に延びて部材27の下方に形成される。部材27の下端は突出部33aの上方でパネル33から前方に延びた支持部33cにより支持される。突出部33aの上面には切欠き部33dが形成され、切欠き部33dに受け部材34が取り付けられる。
受け部材34は樹脂成形品から成り、上面を開口した凹部34aが形成される。凹部34aの周縁には外側に突出した突出部34cが形成される。前部の突出部34cの下方には凸部34bが設けられる。後部の突出部34cをパネル33の垂直面に設けた溝部33eに差し込み、凸部34bが切欠き部33dに押し込まれる。これにより、前部の突出部34cと凸部34bによって切欠き部33dの前端が挟まれ、受け部材34が取り付けられる。
突出部33aは部材27の下方に配されるため、部材27で発生した結露は凹部34aに流下する。これにより、凹部34aに貯溜された結露水が蒸発して冷蔵室3内の乾燥を抑制することができる。受け部材34と切欠き部33dとをシール材等による接着や溶着すると、突出部33a内部への結露水の侵入を防止することができる。
尚、凹部34aと突出部33aの下面の凸部33bに手指を掛けてパネル33を容易に着脱することができる。
部材27の前面に水平方向に延びた凹凸を設け、部材27で発生した結露を該凹凸で保持してもよい。これにより、部材27表面の凹凸に保持された結露水が蒸発して冷蔵室3内の乾燥を更に抑制することができる。
図6は吐出通路20を通る断面を示す側面断面図である。吐出通路20は連通路7の下方にダンパ17が設けられ、ダンパ17の上方にイオン発生装置86が配される。図9、図10はイオン発生装置86の正面図及び側面断面図を示している。イオン発生装置86は絶縁体から成るハウジング86aにより覆われ、針状の放電電極86p、86qが離れて配される。
放電電極86p、86qの周囲には環状の誘導電極86eが配される。ハウジング86aには放電電極86p、86qに対向する貫通孔86bが設けられる。これにより、イオン発生面86dに放電電極86p、86qが露出する。イオン発生面86dに直交するハウジング86aの一方の側面には開口部86cが開口する。
また、イオン発生面86dにはフィルタ86hを配した通気孔86gが両貫通孔86bの間に形成される。ハウジング86a内は開口部86c、貫通孔86b及び通気孔86gの間が連通するように形成される。
放電電極86p、86qには誘導電極86eに対して正極性または負極性の高電圧がそれぞれ印加される。これにより、放電電極86p、86qと誘導電極86eとの間に形成されるイオン発生部86fに例えばコロナ放電によりそれぞれプラスイオン、マイナスイオンが発生する。
例えば、一方の放電電極86pには正電圧が印加され、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてH+(H2O)mから成る電荷が正のクラスタイオンを発生する。他方の放電電極86qには負電圧が印加され、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてO2 -(H2O)nから成る電荷が負のクラスタイオンを発生する。ここで、m、nは任意の自然数である。H+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の浮遊菌や臭い成分及び貯蔵物の付着菌の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌や臭い成分等を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。従って、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吐出口20bから吐出することにより室内の殺菌及び臭い除去を行うことができる。
+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H22+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
誘導電極86eは中央部を絞り穴に形成して放電電極86dとの対向面積が増加され、放電電極86p、86qとの間での放電効率を上げている。誘導電極86eは周囲に折り曲げ足(不図示)を有してハウジング86aに固定され、放電電極86p、86qとの距離を所定値に維持されている。
図6において、イオン発生装置86はイオン発生面86dが連通路7を降下する気流に面して配置され、放電電極86p、86qが気流に交差するように図中、前後に配置される。また、開口部86cは連通路7を降下する気流の上流側に向かって配置される。これにより、連通口7を降下する気流にイオン発生面86dからイオンが放出されるとともに、開口部86cからハウジング86a内に冷気が流入する。
ハウジング86a内に流入した冷気はイオン発生部86fを通り、イオンを含んで貫通孔86bから連通口7に放出されて連通口7を降下する気流に合流する。これにより、イオンを効率よく冷気に含ませることができる。
開口部86cから流入する気流が脈流や乱流による速度バラツキを有する際には、フィルタ86hを介して一部の冷気が流出する。これにより、イオン発生部86fに均一な気流が供給され、イオンを含む気流を安定して貫通孔86bから流出させることができる。従って、プラスイオンとマイナスイオンの衝突による消滅を低減し、イオン供給効率を向上することができる。
また、連通路7の背面にはイオン発生装置86を設置する段差7aが形成される。これにより、連通路7を流下する冷気を開口部86cに容易に導くことができるとともに、イオン発生装置86の下流側で流路が滑らかに絞られて乱流の発生が抑制される。従って、イオンの衝突による消滅をより低減することができる。
尚、イオン発生装置86は開口部86cが設けられない場合であっても貫通孔86bの周辺に気流を流通させることにより、イオンが気流に含まれる。この時、放電電極86p、86qの間の空間を遮るリブ等の隔壁を設けると、プラスイオンとマイナスイオンとの衝突による消滅を低減することができる。
また、イオン発生装置86は放電電極86p、86q及び誘導電極86eを有しているが、放電電極のみを有するイオン発生装置であってもよい。
図7は図2のB−B断面図を示している。吐出通路20はダンパ17の下方で戻り通路23の前面側に配された分岐部20aを有している。吐出通路20は分岐部20aで左右の左通路21及び右通路22(図2参照)に分岐する。戻り通路23は上部で左右に分岐した第1、第2分岐路24、25を有している。
図8は戻り通路23を通る断面を示す側面断面図である。第1、第2分岐路24、25は冷凍室ダクト10の背面側に配される。冷却器5の下方で冷凍室ダクト10の背面側に開口した連通口24a、25aを介して冷凍室ダクト10と第1、第2分岐路24、25とが連通する。
戻り通路23は前面側を覆う部材27の下端に正面に開口する戻り口23aが設けられる。また、戻り通路23は下面が開口し、開口部14b(図1参照)に面した戻り口23bが形成される。戻り口23a、23bは仕切部14(図1参照)の上側に配される。
ドレンパン11の排水口11aの下方には排水パイプ12の受け部12aが配される。図8に示すように、受け部12aは第1、第2分岐路24、25の前方に配される。排水パイプ12は受け部12aから第1、第2分岐路24、25の間を通って後方に延び、戻り通路23の背後に配されて下方に延びる。ドレンパン11に溜まる除霜水は排水パイプ12を介して蒸発皿(不図示)に排水される。従って、戻り通路23は第1、第2分岐路24、25に分岐して流路面積が縮小されず、戻り通路23と排水パイプ12の干渉を簡単に防止することができる。
上記構成の冷蔵庫1において、送風ファン6の駆動によって冷凍室ダクト10を流通する空気は冷却器5と熱交換して冷気が生成される。冷却器5により生成された冷気は吐出口10aから矢印E1(図1参照)に示すように冷凍室2内に吐出される。冷凍室2に吐出された冷気は冷凍室2内を流通して貯蔵物を冷却し、戻り口10bを介して冷却器5に戻る。
また、送風ファン6の排気側で冷気は矢印E2(図2、図6参照)に示すように分岐し、吐出通路20の連通路7を流通する。連通路7を流通する冷気はイオン発生装置86により発生したイオンが含まれる。イオンを含む冷気はダンパ17を介して冷蔵室3の後方に導かれ、分岐部20aで分岐する。
吐出通路20を流通する冷気の一部は矢印E3(図1参照)に示すように分岐部20aから吐出口20cを介して低温ケース18内に吐出される。低温ケース18はダンパ17を通過した冷気が直ちに多量に供給されるため低温に維持される。低温ケース18内を流通した冷気は主に低温ケース18の前面側から冷蔵室3内に流出する。
尚、低温ケース18内の冷気の冷熱や冷却された貯蔵物の冷熱は低温ケース18の下面から下方へ放出される。低温ケース18の下方に配された貯蔵物は低温ケース18の前方に送られる冷気の降下により直接冷却され、低温ケース18の下面側から放出される冷熱により間接冷却される。
これにより、後述する吐出口20bから吐出される冷気の量を少なくしても冷蔵室3の下部を充分冷却することができる。特に下段の吐出口20bから吐出される冷気量を抑えることができることになる。従って、冷気が貯蔵物に直接当ることによる貯蔵物の乾燥を極力抑制できるようになる。
更に、パネル33の前方に設けた部材27によって吐出通路20及び戻り通路23の少なくとも一方からの冷熱によって低温ケース18の下方が間接冷却される。このため、更に吐出口20bから吐出される冷気量を少なくしても均一に冷却することができ、貯蔵物の乾燥をより低減できる。特に生もの等の貯蔵物(例えば、ショートケーキ、生菓子、野菜、果物等)の乾燥による劣化を抑制することができる。
分岐部20aで分岐した冷気は吐出通路20の左通路21及び右通路22を矢印E4、E5(図2、図6参照)に示すように流下する。吐出通路20を流下する冷気は吐出口20bから矢印E6(図1〜図3参照)に示すように冷蔵室3内に吐出される。この時、吐出口20bは左通路21及び右通路22の側面に設けられるため、図2、図3に示すように側方に向けて吐出される。また、吐出通路20を流下する冷気の冷熱が部材27を介して冷蔵室3に放出される。
冷蔵室3内に吐出された冷気は矢印E7(図1、図6参照)に示すように載置棚13に沿って前方へ流通する。吐出口20bが上下方向に複数設けられるので複数の載置棚13により仕切られた各段の貯蔵物を容易に冷却することができる。尚、吐出口20bが設けられない段の貯蔵物の場合は、上下の載置棚13に沿って流通する冷気により載置棚13を介して間接的に冷却される。
載置棚13に沿って流通する冷気は載置棚13の前方で矢印E8(図1、図6参照)に示すように降下する。冷蔵室3の前部を降下する冷気の一部は仕切部14上を矢印E9(図1参照)に示すように流通し、正面側の戻り口23aを介して戻り通路23に流入する。これにより、冷蔵室3内の隅々まで冷気が行き渡り、冷蔵室3内が冷却されるとともにイオンによって冷蔵室3内が除菌される。
また、冷蔵室3の前部を降下する冷気の一部は仕切部14の前方の連通部14aを介して野菜室16内に流入する。野菜室16に流入した冷気は矢印E10(図1参照)に示すように収納ケース15の周囲の隙間16aを流通する。尚、隙間16aは収納ケース15の側方にも設けられる。
収納ケース15の周囲を流通する冷気は後方の開口部14bを介して仕切部14の上方に流通し、下面側の戻り口23bを介して戻り通路23に流入する。収納ケース15は上面を塞ぐ仕切部14に沿って流通する冷気(E9)と、周囲の隙間16aを流通する冷気(E10)によって内部の貯蔵物が間接冷却される。
戻り通路23に流入した冷気は矢印E11(図2、図8参照)に示すように上昇する。戻り通路23を上昇する冷気の冷熱は部材27を介して冷蔵室3内に放出される。戻り通路23を上昇する冷気は矢印E12、E13(図2、図8参照)に示すように第1、第2分岐路24、25に分岐する。第1、第2分岐路24、25を流通する冷気は連通口24a、25aを介して冷凍室ダクト10に流入し、冷却器5に戻る。これにより、戻り通路23をイオンが流通し、戻り通路23や冷却器5の除菌を行うことができる。
左右に設けた連通口24a、25aを介して冷気を冷却器5に戻すため、連通口24a、25aの開口面積を適切に形成することによって冷却器5に戻る冷気量を調整できる。これにより、冷却器5の霜付きの状態を容易に調整することができ、左右方向で均一に霜を付着させることができる。
従って、除霜の効率を向上することができ、除霜時間の短縮による省電力化を図ることができる。特に、冷却器5の左右方向の幅が大きい場合に該効果が大きい。このため、冷却器5の左右方向の幅を大きくすると、冷却器5の熱交換量が増加して冷却効率の向上が図られるとともに除霜時の電力消費を抑制することができる。
本実施形態によると、冷却器5で生成された冷気を冷蔵室3に吐出する吐出口20bと冷却器5との間にイオン発生装置86が配置されるため、吐出口20bから冷蔵室3全体に行き渡る冷気にイオンが含まれる。従って、イオンを冷蔵室3全体に供給することができ、除菌効果や脱臭効果を十分得ることができる。
また、吐出通路20が分岐部20aを介して左通路21と右通路22とに分岐して20b吐出口が冷蔵室3の左右に離れて配置され、イオン発生装置86が分岐部20bよりも上流に配置される。これにより、左右に離れた吐出口20bから冷蔵室3内全体に均一に冷気及びイオンを供給することができる。
また、プラスイオンとマイナスイオンをそれぞれ発生する放電電極86p、86q(第1、第2電極)を冷気の流通方向に対して交差する方向に離れて配置したので、プラスイオンとマイナスイオンとがそれぞれ気流に搬送されて衝突が低減される。従って、イオン供給効率をより向上することができる。
また、イオン発生面86dを吐出通路20(連通路7)の流路に沿って配置し、イオン発生面86dにハウジング86a内を通じて連通する開口部86cを気流の上流側に向けて配置したので、開口部86cからハウジング86a内に流入する冷気がイオンを含んでイオン発生面86dから吐出通路20に導かれる。従って、イオン発生装置86で発生したイオンを確実に吐出通路20を流通する気流に供給することができ、イオン供給効率をより向上することができる。
また、吐出通路20及び戻り通路23を流通した冷気の冷熱が熱良導体から成る部材27を熱伝導して冷蔵室3の背面の広い範囲から放出されるため、冷蔵室3内を均一に冷却することができる。部材27によって吐出通路20及び戻り通路23の一方を覆ってもよく、吐出通路20及び戻り通路23の周囲まで延びて冷蔵室3の背面を覆うようにしてもよい。
また、戻り通路23の両側方に左通路21及び右通路22を配置して戻り口23aが下部に配置され、吐出口20bが上部の左通路21及び右通路22の側面に配置されるので、冷蔵室3の側方に吐出された冷気が降下して略中央部の戻り口23aに戻る。従って、冷蔵室3内を冷気が循環し、ショートサーキットを防止して冷却効率を向上できるとともに、冷蔵室3内の温度を均一にすることができる。吐出口20bは戻り通路23から離れた側部に配置されていれば正面に向けて形成してもよい。
本実施形態において、戻り口23a、23bと吐出口20bとの間を載置棚13により仕切るとより望ましい。これにより、吐出口20bから吐出された冷気のショートサーキットをより確実に防止することができる。従って、冷却効率がより向上するとともに、冷蔵室3内の温度をより均一にすることができる。
本発明によると、イオンを発生するイオン発生装置を備えた冷蔵庫に利用することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面断面図 図2のA−A断面図 図3の要部詳細図 本発明の実施形態の冷蔵庫の突出部の詳細を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の吐出通路を通る断面を示す側面断面図 図2のB−B断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の戻り通路を通る断面を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン発生装置を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫のイオン発生装置を示す側面断面図
符号の説明
1 冷蔵庫
2 冷凍室
3 冷蔵室
4 仕切壁
5 冷却器
6 送風ファン
7 連通路
10 冷凍室ダクト
11 ドレンパン
12 排水パイプ
13 載置棚
14 仕切部
14b 開口部
15 収納ケース
16 野菜室
17 ダンパ
18 低温ケース
20 吐出通路
20a 分岐部
20b、20c 吐出口
21 左通路
22 右通路
23 戻り通路
23a、23b 戻り口
24 第1分岐路
25 第2分岐路
26 ダクト
27 部材
27b 係合爪
30 ランプ
31 ランプカバー
33 パネル
33a 突出部
34 受け部材
34a 凹部
35 断熱箱体
35a 内箱
86 イオン発生装置
86a ハウジング
86c 開口部
86d イオン発生面
86e 誘電電極
86g 通気孔
86h フィルタ
86p、86q 放電電極

Claims (6)

  1. 貯蔵物を冷却保存する貯蔵室と、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器で生成した冷気を前記貯蔵室に導く吐出通路と、前記吐出通路に配される送風ファンと、前記貯蔵室の左右に離れて配置されて前記吐出通路から前記貯蔵室に冷気を吐出する吐出口と、前記冷却器と前記吐出口との間に配されるとともに第1電極と第2電極とを有してイオンを発生するイオン発生装置とを備えた冷蔵庫において、前記吐出通路は前記送風ファンの下流で上下方向に延びて配される連通路と、前記連通路の下流で冷気を左右に分岐させて前記吐出口に導く分岐部とを有し、
    前記イオン発生装置が前記連通路の下流部であって前記分岐部よりも上流に、第1、第2電極を左右方向に離して配置されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 第1、第2電極が前記連通路を降下する冷気の流通方向に対して交差するように配置されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記イオン発生装置を覆うハウジングは、第1、第2電極が露出する貫通孔がそれぞれ離れて設けられたイオン発生面と、前記イオン発生面に直交して前記ハウジング内を通じて前記貫通孔に連通する開口部を有した側面とを備えており、
    前記イオン発生面を前記連通路の気流に沿って配置するとともに前記開口部を気流の上流側に向けて配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記連通路が前記イオン発生装置を設置する段差を有し、前記イオン発生装置の上流側に対して下流側を絞られることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記イオン発生面には両方の前記貫通孔の間に通気孔が形成され、前記通気孔は前記ハウジング内を通じて前記貫通孔及び前記開口部に連通していることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記通気孔にはフィルタが配されていることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
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