JP5832382B2 - 数値制御装置 - Google Patents

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本発明は、数値制御装置に関する。
従来、工作機械等、モータを駆動させてモータに接続している負荷の動作を制御する数値制御装置には、モータまたは負荷の発振現象を防止するために、負荷またはモータと負荷を合わせた慣性モーメントを推定し、推定した慣性モーメントに基づいた速度制御ゲインを設定するものがある。
例えば、特許文献1には、モータ加減速時のトルク電流指令値あるいはトルク電流検出値と、モータ加減速時の速度検出値と、に基づいて慣性モーメントを推定し、推定した慣性モーメントから速度制御部の設定定数を修正する技術が開示されている。また、特許文献2には、モータに与えるトルク指令に正弦波指令を加えた後に得られる電流フィードバックおよび速度フィードバックに基づいて慣性モーメントを推定し、推定した慣性モーメントに基づいて速度制御ゲインを変更する技術が開示されている。
特開2001−352773号公報 特開2010−148178号公報 特開2000−346738号公報 特開2008−287456号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、数値制御装置は、モータ加減速時のトルク電流と速度の情報を用いて慣性モーメントを推定しているため、モータが一定速度で回転している場合には慣性モーメントを推定することができないという問題があった。また、特許文献2に記載の技術によれば、数値制御装置は、不適切なタイミングで付加的な正弦波指令を加えてしまう可能性がある。具体的には、例えば、数値制御装置が加工中に付加的な正弦波指令を加えてしまうと、加工面に悪影響が出てしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、加工品質に影響を与えることなく速度制御ゲインを算出することができる数値制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ワークを加工するための負荷を駆動する第1モータの位置フィードバックが前記第1モータの位置指令に追随するように前記第1モータの速度指令を算出する位置制御部と、少なくとも比例制御要素を有する制御に基づいて前記第1モータの速度フィードバックが前記速度指令に追随するようにトルク電流指令を生成する速度制御部と、前記トルク電流指令を電力に変換して前記第1モータに供給する電力変換部と、前記第1モータおよび前記第1モータに駆動される負荷の慣性モーメントを推定するか否かを判定する推定許否判定部と、前記推定許否判定部が前記慣性モーメントを推定すると判定したときに、前記速度制御部が生成したトルク電流指令に前記慣性モーメントの推定に供する付加トルク電流指令を加算して、前記付加トルク電流指令が加算されたトルク電流指令を前記電力変換部に入力する付加トルク電流指令生成部と、前記速度制御部が生成したトルク電流指令と、前記付加トルク電流指令と、前記第1モータの速度フィードバックとに基づいて、前記第1モータおよび当該第1モータにより駆動される負荷の慣性モーメントを推定する慣性モーメント推定部と、を備え、前記推定許否判定部は、前記速度フィードバックに基づいて前記第1モータが一定速度で動作しているか否かを判定するとともに、前記第1モータが前記ワークを加工中であるか非加工中であるかを判定し、前記第1モータが一定速度で動作し、かつ、非加工中である場合、前記慣性モーメントを推定すると判定し、前記第1モータが一定速度で動作していないか、または、加工中である場合、前記慣性モーメントを推定しないと判定する、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、数値制御装置は、非加工中にトルク電流指令に追加トルク電流指令を加算するので、加工品質に影響を与えることなく速度制御ゲインを算出することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1の数値制御装置の構成を説明するブロック図である。 図2は、実施の形態1の推定許否判定部による推定を許可するか否かの判定方法を説明するフローチャートである。 図3は、実施の形態2の数値制御装置の構成を説明するブロック図である。 図4は、実施の形態3の数値制御装置の構成を説明するブロック図である。 図5は、第1軸および第2軸の例を説明する図である。 図6は、実施の形態4の数値制御装置の構成を説明するブロック図である。
以下に、本発明にかかる数値制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の数値制御装置の構成を説明するブロック図である。図示するように、数値制御装置15aは、モータ6と、位置検出部7とに接続される。数値制御装置15aは、モータ6に電力を供給する。モータ6は数値制御装置15aから供給された電力をトルクに変えて負荷16に伝えることで、負荷16の動作を制御する。位置検出部7は、モータ6の位置検出を行って、位置検出値を数値制御装置15aに入力する。なお、実施の形態1においては、負荷16の概念は、モータ6と負荷16の間のトルク伝達の役割を担う伝達機構をも含むものとしている。
数値制御装置15aは、モータ6の位置指令を生成して出力する指令生成部1と、位置検出部7による位置検出値(位置フィードバック)を用いながら指令生成部1が生成した位置指令にモータ6が追従するようにモータ6を制御するサーボ制御装置12aを備えている。サーボ制御装置12aは、制御部2、電力変換部5、微分部8、慣性モーメント推定部9、速度制御ゲイン算出部10、付加トルク電流指令生成部11、推定許否判定部13a、および電流検出部14を備えている。
微分部8は、位置検出部7から検出された位置検出値を微分して、速度測定値(速度フィードバック)を生成し、出力する。
制御部2は、位置制御部3および速度制御部4を備えて構成される。位置制御部3は、指令生成部1から出力された位置指令と位置検出部7から出力された位置検出値との差を入力として速度指令を出力する。速度制御部4は位置制御部3から出力された速度指令と微分部8から出力された速度測定値との差を入力としてトルク電流指令を生成し、出力する。なお、ここでは一例として、位置制御部3には比例制御、速度制御部4には比例制御と積分制御とを用いたPI制御が適用されるものとする。なお、速度制御部4は、比例制御要素を有していれば、PI制御だけに限定されない。
電力変換部5は、速度制御部4から出力されたトルク電流指令を電力に変換し、生成された電力をモータ6に供給する。
ここで、本発明の実施の形態1の数値制御装置15aは、モータ6が一定速度で動作している際にモータ6および負荷16の慣性モーメントを推定し、推定結果に応じて速度制御部4の速度制御ゲインを自動設定することができる。なお、ここでいう慣性モーメントはイナーシャと同義である。
具体的には、電流検出部14はモータ6の電流フィードバックを検出し、電流測定値として推定許否判定部13aに対して出力する。
推定許否判定部13aは、電流検出部14から出力された電流測定値と、微分部8から出力された速度測定値を用いて、慣性モーメントを推定するために用いる付加的なトルク電流指令である付加トルク電流指令を加えることを許可するか否かを判定する。そして、許可すると判定した間、付加トルク電流指令生成部11に対して推定許可指令を出力する。推定許可指令は、付加トルク電流指令生成部11に付加トルク電流指令を出力せしめる指令として機能する。なお、推定を許可するか否かの判定方法は後ほど詳述する。
付加トルク電流指令生成部11は、推定許可指令が出力されているときに、予め設定された付加トルク電流指令を出力する。付加トルク電流指令の具体的な波形は特定の波形に限定されない。付加トルク電流指令には、例えば、ステップ信号、矩形波信号、正弦波信号などが採用される。
付加トルク電流指令は、制御部2から出力されたトルク電流指令に加算されて電力変換部5に入力され、電力変換部5は、付加トルク電流指令が加算されたトルク電流指令に基づいてモータ6を駆動する電力を生成する。このように、推定が許可されているときにおいては、付加トルク電流指令が加算されたトルク電流指令に基づいてモータ6が駆動され、推定が禁止されているときにおいては、付加トルク電流指令が加算されていないトルク電流指令に基づいてモータ6が駆動される。
推定が許可されているときにおいては、慣性モーメント推定部9は、微分部8から出力された速度測定値と、トルク電流指令と、付加トルク電流指令とを入力とし、モータ6と負荷16とを合わせた慣性モーメントを推定し、慣性モーメント推定値を出力する。なお、慣性モーメント推定部9における慣性モーメントの推定方法は、特定の方法に限定されないが、例えば特許文献3に記載されているような逐次最小二乗法や、インパルス応答に基づいた推定法が採用可能である。慣性モーメント推定部9から出力された慣性モーメント推定値は速度制御ゲイン算出部10に入力される。
速度制御ゲイン算出部10は、慣性モーメント推定部9から出力された慣性モーメント推定値に基づいて速度制御ゲインを算出する。速度制御ゲインの算出方法としては、予め設定した速度帯域に慣性モーメント推定値を乗じて速度制御ゲインを求める方法、慣性モーメント推定値を既知であるモータ6の慣性モーメントで除してモータ6単体時の速度制御ゲインを乗じて速度制御ゲインを求める方法、または、慣性モーメントの大きさと速度制御ゲインの大きさとを対応付けたテーブルを予め記憶し、当該テーブルのエントリに内挿法及び外挿法を適用して速度制御ゲインを求める方法等が採用可能である。速度制御ゲイン算出部10は、算出した速度制御ゲインで速度制御部4の比例制御要素のゲイン(速度制御ゲイン)を更新する。
なお、付加トルク電流指令の出力、慣性モーメントの推定、速度制御ゲインの算出および速度制御ゲインの更新は、前述したように、推定許否判定部13aで推定を許可するとして判定されたときに行われる。慣性モーメントの推定、速度制御ゲインの算出および速度制御ゲインの更新が、推定が許可されているときに実行され、推定が禁止されているときには実行されないようにするために、慣性モーメント推定部9および速度制御ゲイン算出部10にも推定許可信号が入力されるようにしてもよい。
次に、実施の形態1の推定許否判定部13aが推定を許可するか否かを判定する方法を説明する。図2は、実施の形態1の推定許否判定部13aによる推定を許可するか否かの判定方法を説明するフローチャートである。
なお、推定許否判定部13aは、推定を許可するか否かを判定するに当たって、3つの内部的な信号(flgA、flgB、およびflgC)を使用する。推定許否判定部13aは、推定許否判定部13aの内部または外部に例えば小規模なメモリやレジスタなどの記憶装置を具備し、これらの信号は、推定許否判定部13aが有する記憶装置内に保持される。flgAは、付加トルク電流指令を加えることを許可するか禁止するかを示す信号であって、「0」のときは禁止、「1」のときは許可を夫々示す。flgBは、加工負荷トルクが発生しているか否かを示す信号であって、「0」のときは加工負荷トルクが発生していないことを、「1」のときは加工負荷トルクが発生していることを夫々示す。なお、モータ6を用いてワークを加工中である場合には、加工負荷トルクが発生し、モータ6は、発生した加工負荷トルクを受ける。また、モータ6を用いてワークを加工していない場合(非加工中である場合)、加工負荷トルクが発生しない。flgCは、モータ6が指令速度で駆動しているか否かを示す信号であって、「0」のときは指令速度で駆動していないことを、「1」のときは指令速度で駆動していることを夫々示す。なお、運転開始直後は3つの信号とも「0」とする。
図2に示すように、推定許否判定部13aは、まず、現在のモータ速度が一定であるか否かを判定する(ステップS1)。具体的には、例えば、サーボ制御装置12aが指令速度の情報を予め与えられている場合は、推定許否判定部13aは、指令速度と速度測定値との誤差が予め定められた所定の範囲内であるとき、現在のモータ速度が一定であると判定し、指令速度と速度測定値との誤差が所定の範囲から外れているとき、現在のモータ速度が一定でないと判定することができる。また、サーボ制御装置12aが指令速度の情報を持っていない場合は、推定許否判定部13aは、速度測定値の変動が予め定められた範囲内にあるとき、現在のモータ速度が一定であると判定し、速度測定値の変動が予め定められた範囲内にないとき、現在のモータ速度が一定でないと判定することができる。即ち、推定許否判定部13aは、速度測定値に基づいてステップS1の判定処理を実行する。
現在のモータ速度が一定である場合(ステップS1、Yes)、推定許否判定部13aは、flgCに「1」をセットし(ステップS2)、ステップS3に処理を進める。現在のモータ速度が一定でない場合(ステップS1、No)、推定許否判定部13aは、ステップS2の処理をスキップしてステップS3に処理を進める。
ステップS3の処理においては、推定許否判定部13aは、電流が急激に増加したか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、推定許否判定部13aは、電流検出部14から出力された電流測定値の絶対値を観測し、観測した絶対値の所定区間内における増加量と所定のしきい値(所定第1のしきい値)とを比較することによってステップS3の判定処理を実行する。
ここで、電流が急激に増加することは、加工が開始されて加工負荷トルクが発生したことを意味する。電流が急激に増加した場合には(ステップS3、Yes)、推定許否判定部13aは、flgBに「1」をセットし(ステップS4)、ステップS5に処理を進める。電流が急激に増加していない場合には(ステップS3、No)、推定許否判定部13aは、ステップS4の処理をスキップしてステップS5に処理を進める。
ステップS5の処理においては、推定許否判定部13aは、電流が急激に減少したか否かを判定する(ステップS5)。具体的には、推定許否判定部13aは、電流検出部14から出力された電流測定値の絶対値を観測し、観測した絶対値の所定区間内における減少量と所定のしきい値(所定第2のしきい値)とを比較することによってステップS5の判定処理を実行する。なお、ステップS5の判定処理で用いられるしきい値は、ステップS3の判定処理で用いられるしきい値と同じであってもよいし異なっていてもよい。
ここで、電流が急激に減少することは、加工負荷トルクが発生しなくなったことを意味する。電流が急激に減少した場合には(ステップS5、Yes)、推定許否判定部13aは、flgBに「0」をセットし(ステップS6)、ステップS7に処理を進める。電流が急激に減少していない場合には(ステップS5、No)、推定許否判定部13aは、ステップS6の処理をスキップしてステップS7に処理を進める。
なお、ステップS3の判定処理においてYesとなったタイミング(第1のタイミング)からステップS5の判定処理においてYesとなったタイミング(第2のタイミング)の間は、加工負荷トルクが発生している状態、即ちモータ6を用いてワークを加工している状態となっている。また、第2のタイミングから、次回以降の演算周期で第1のタイミングとなるまでの間は、加工負荷トルクが発生していない状態、即ちモータ6を用いてワークを加工していない状態となっている。
ステップS7の処理においては、推定許否判定部13aは、flgBが「0」であるか否かを判定する(ステップS7)。flgBが「0」である場合(ステップS7、Yes)、推定許否判定部13aは、flgCが「1」であるか否かを判定する(ステップS8)。
flgCが「1」である場合(ステップS8、Yes)、推定許否判定部13aは、flgAに「1」をセットする(ステップS9)。flgBが「0」でないか(ステップS7、No)、flgCが「1」でない場合(ステップS8、No)、推定許否判定部13aは、flgAに「0」をセットする(ステップS10)。
ステップS9の処理またはステップS10の処理の後、推定許否判定部13aは、flgAが「1」であるか否かを判定する(ステップS11)。flgAが「1」である場合には(ステップS11、Yes)、推定許否判定部13aは、推定を許可すると判定し(ステップS12)、動作を終了する。また、flgAが「0」である場合には(ステップS11、No)、推定許否判定部13aは、推定を許可しない(禁止する)と判定し(ステップS13)、動作を終了する。
なお、図2に示した動作は、例えば演算周期毎など、周期的に実行される。これにより、推定許否判定部13aは、モータ6の速度が一定で、かつ、加工負荷トルクが発生しなくなってから加工負荷トルクが発生するまでの間(言い換えると非加工中)に、推定を許可すると判断することができる。
なお、以上の説明においては、電流検出部14から出力される電流測定値が推定許否判定部13aに直接入力されるように説明したが、電流検出部14から出力される電流測定値にフィルタを作用させて電流測定値中の高周波成分を取り除き平滑化した後に推定許否判定部13aに入力されるようにしてもよい。また、モータ6が一定速度で駆動している際、電流検出部14から出力される電流測定値から一定速度で駆動している際に生じる摩擦トルク分の電流値を減じてから推定許否判定部13aに入力してもよい。
また、モータ6に位置検出部7を接続してモータ6の位置を検出するとして説明したが、負荷16に位置検出部7を接続して負荷16の位置を検出しても良い。ただし、その場合、指令生成部1から出力される位置指令は負荷16に対する指令となる。
このように、本発明の実施の形態1によれば、数値制御装置15aは、モータ6の速度フィードバックに基づいてモータ6が一定速度で動作しているか否かを判定するとともに、モータ6がワークを加工中であるか非加工中であるかを判定し、モータ6が一定速度で動作し、かつ、非加工中である場合、モータ6およびモータ6が駆動する負荷16の慣性モーメントを推定すると判定し、モータ6が一定速度で動作していないか、または、加工中である場合、慣性モーメントを推定しないと判定する推定許否判定部13aを備え、推定許否判定部13aが慣性モーメントを推定すると判定したときに慣性モーメントを推定するために供する追加トルク電流指令をトルク電流指令に付加して慣性モーメントを推定し、慣性モーメントの推定値に基づいて速度制御ゲインを算出し、算出した速度制御ゲインで速度制御部4の速度制御ゲインを更新する、ように構成したので、非加工中にトルク電流指令に追加トルク電流指令を加算するので、加工品質に影響を与えることなく速度制御ゲインを算出することができるようになる。
なお、推定許否判定部13aは、モータ6の電流測定値(電流フィードバック)に基づいて加工中であるか非加工中であるかを判定する。具体的には、推定許否判定部13aは、モータ6の電流フィードバックの絶対値の増加量が所定第1のしきい値を越えた第1のタイミングからモータ6の電流フィードバックの絶対値の減少量が所定第2のしきい値を越えた第2のタイミングまでの期間には、加工中であると判定し、第2のタイミングから第1のタイミングまでの期間には、非加工中であると判定する。これにより、推定許否判定部13aは、モータ6が加工中であるか非加工中であるかを確実に判定することができるようになる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2の数値制御装置の構成を説明するブロック図である。なお、実施の形態2の説明においては、実施の形態1と同様の構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する。
図3に示すように、実施の形態2の数値制御装置15bは、指令生成部1およびサーボ制御装置12bを備えている。サーボ制御装置12bは、制御部2、電力変換部5、微分部8、慣性モーメント推定部9、速度制御ゲイン算出部10、付加トルク電流指令生成部11、および推定許否判定部13bを備えている。また、制御部2は、位置制御部3および速度制御部4を備えて構成される。
実施の形態2によれば、推定許否判定部13bは、非加工期間をモータ6の電流フィードバックに基づいて判定するのではなく、指令生成部1から加工に影響を及ぼさない期間(モータ6を用いてワークを加工しない期間)が指令され、当該指令に基づいて判定する。
具体的には、まず、指令生成部1は、入力された加工プログラムから例えば早送りの位置決め命令や工具交換のような加工に影響しない命令を検出する。なお、切削送り命令は加工に影響する命令に該当する。加工に影響しない命令を検出した後、指令生成部1は、加工に影響しない命令が実行される際に、推定許否判定部13bに非加工期間信号を出力する。
推定許否判定部13bは、非加工期間信号が入力されているとき、現在は非加工中であると判定し、非加工期間信号が入力されていないとき、現在は加工中であると判定する。即ち、推定許否判定部13bは、flgCが「1」であり、かつ、指令生成部1から非加工期間信号が入力されたとき、flgAを「1」とし、推定許可指令を出力する。また、推定許否判定部13bは、flgCが「0」であるか、または、指令生成部1から非加工期間信号が入力されていないとき、flgAを「0」とし、推定許可指令を出力しない。
このように、実施の形態2によれば、数値制御装置15bは、加工プログラムに基づいてモータ6の位置指令を生成する指令生成部1を備え、指令生成部1は、加工プログラムに基づいてモータ6を用いてワークを加工しない期間を指定し、推定許否判定部13bは、指令生成部1によって指定された期間には非加工中であると判定し、前記指令生成部1によって指定されていない期間には加工中であると判定する、ように構成したので、実施の形態1と同様に、加工品質に影響を与えることなく速度制御ゲインを算出することができるようになる。なお、実施の形態2によれば、推定許否判定部13bは、フィードバックに基づいて加工中/非加工中を判定するのではなく、加工プログラムに基づいて判定される内容に基づいて判定するようにしたので、実施の形態1よりも正確かつ早期に付加トルク電流指令を加えることができるようになる。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3の数値制御装置の構成を説明するブロック図である。実施の形態3の数値制御装置15cは、協働してワークを加工する複数の軸(ここでは第1軸および第2軸の2つ)を制御し、第1軸目の慣性モーメントの推定を許可するという判定を、第2軸の位置検出値の値に基づいて行う。なお、以降、対象とする軸が異なるだけで同一の機能を有する2つの要素が存在する場合には、第1軸を駆動するための要素には「−1」を、第2軸を駆動するための要素には「−2」を、要素の符号に夫々付して、互いに区別することとする。
数値制御装置15cは、第1軸目の負荷46を駆動する第1軸目のモータ(第1モータ)36と、第1軸目のモータ36の位置を検出する第1軸目の位置検出部37と、第2軸目の負荷66を駆動する第2軸目のモータ(第2モータ)56と、第2軸目のモータ56の位置を検出する第2軸目の位置検出部57とに接続されている。そして、数値制御装置15cは、指令生成部1と、第1軸目の位置検出部37による位置検出値をフィードバック信号として用いながら指令生成部1が生成した位置指令に第1軸目のモータ36が追従するように第1軸目のモータ36を制御するサーボ制御装置12−1と、第2軸目の位置検出部57による位置検出値をフィードバック信号として用いながら指令生成部1が生成した位置指令に第2軸目のモータ56が追従するように第2軸目のモータ56を制御するサーボ制御装置12−2とを備えている。
サーボ制御装置12−1は、制御部2−1、電力変換部5−1、微分部8−1、慣性モーメント推定部9、速度制御ゲイン算出部10、付加トルク電流指令生成部11、および推定許否判定部13cを備えている。制御部2−1は、位置制御部3−1および速度制御部4−1を備えて構成される。
サーボ制御装置12−2は、制御部2−2、電力変換部5−2、および微分部8−2を備えている。制御部2−2は、位置制御部3−2および速度制御部4−2を備えて構成される。
制御部2−1、2−2、電力変換部5−1、5−2、および微分部8−1、8−2は、対象の軸が異なるだけで実施の形態1の同名の要素と夫々同じ機能を有するので、これらの要素にかかる説明を省略する。また、慣性モーメント推定部9、速度制御ゲイン算出部10、および付加トルク電流指令生成部11は、実施の形態1の同名、同符号の要素を夫々同じ機能を有するので、これらの要素のかかる説明を省略する。
推定許否判定部13cは、第1軸目の位置検出値(第1軸目の位置フィードバック)を微分する微分部8−1から出力される第1軸目のモータ36の速度測定値と、第2軸目の位置検出部57から出力される第2軸目のモータ56の位置検出値(第2軸目の位置フィードバック)とに基づいて、推定を許可するか否かを判定する。
具体的には、推定許否判定部13cは、第2軸目の位置フィードバックと所定の値(非加工期間判定しきい値)との大小関係に基づいてflgAの値を決定する。例えば、図5に示すように、第2軸がZ軸方向を軸線方向としてワーク73を回転せしめる軸であるとし、第1軸が経路74で移動せしめられる刃物台71をX軸方向に駆動する軸であるとすると、非加工期間判定しきい値として、ワーク73を加工中でないことが保証される位置72のX軸座標値が設定される。推定許否判定部13cは、第2軸目の位置フィードバックが非加工期間判定しきい値よりも大きい場合には、非加工中と判定であると判定し、第2軸目の位置フィードバックが非加工期間判定しきい値よりも小さい場合には、加工中であると判定する。即ち、第2軸目の位置フィードバックが非加工期間判定しきい値よりも大きく、かつ、flgCが「1」であるとき、推定許否判定部13cは、推定許可指令を出力する。また、第2軸目の位置フィードバックが非加工期間判定しきい値よりも小さいか、または、flgCが「0」であるとき、推定許否判定部13cは、推定許可指令を出力しない。
なお、実施の形態3の説明においては、第2軸の位置フィードバックが第2軸のサーボ制御装置12−2を経由して第1軸目のサーボ制御装置12−1内の推定許否判定部13cに入力されるものとして説明したが、位置検出部57から推定許否判定部13cに直接に第2軸目の位置フィードバックが入力されるようにしてもよい。
また、推定許否判定部13cは、推定を許可するか否かを判定する際に位置フィードバックを用いているが、位置フィードバックの代わりに位置指令、速度指令、または速度フィードバックを用いてもよい。ただし、速度指令、速度フィードバックを用いる場合には、これらを積分して位置を求める必要がある。
また、第1軸目の推定許否判定部13cに入力される情報は第1軸目のサーボ制御装置12−1とは異なる1台のサーボ制御装置12−2に接続されたモータ56の位置・速度に関する情報であるものとしているが、2以上のサーボ制御装置に接続されたモータの位置・速度に関する情報であっても良い。
また、実施の形態3の数値制御装置15cにおいては、サーボ制御装置12−1、12−2の夫々に夫々1つのモータが接続される構成を有するものとして説明したが、サーボ制御装置12−1、12−2の夫々に対し1または複数のモータが接続される構成を具備していても構わない。
以上述べたように、実施の形態3によれば、推定許否判定部13cは、モータ36と協働してワークを加工するモータ56の位置に基づいて加工中であるか非加工中であるかを判定する、ように構成したので、実施の形態1と同様に、加工品質に影響を与えることなく速度制御ゲインを算出することができるようになる。
実施の形態4.
実施の形態4によれば、数値制御装置は、数値制御装置に接続するすべてのモータまたは負荷の位置信号を用いて加工シミュレーションを実行し、その結果から非加工期間を判定することができる。
図6は、本発明の実施の形態4の数値制御装置の構成を説明するブロック図である。図示するように、実施の形態4の数値制御装置15dは、指令生成部1、加工シミュレーション実行部81、およびサーボ制御装置12dを備えている。サーボ制御装置12dは、制御部2、電力変換部5、微分部8、慣性モーメント推定部9、速度制御ゲイン算出部10、付加トルク電流指令生成部11、および推定許否判定部13dを備えている。また、制御部2は、位置制御部3および速度制御部4を備えて構成される。
まず、指令生成部1は、モータ6を動かすための位置指令(第1位置指令)を生成して制御部2に対して出力することに加えて、実時間もしくは所定の時間先におけるモータ6を動かすための位置指令(第2位置指令)を生成して、生成した第2位置指令を加工シミュレーション実行部81に対して出力する。実施の形態3のように複数の軸を駆動する場合には、指令生成部1は、全てのモータにかかる第2位置指令を加工シミュレーション実行部81に出力する。
加工シミュレーション実行部81は、入力された第2位置指令と、予め記憶するワーク形状データとに基づいて、加工シミュレーションを実行する。なお、加工シミュレーション実行部81が実行する加工シミュレーションの手法は、特定の手法に限定されない。例えば、特許文献4に開示されているように、ワークをボクセルの集合とみなしてワークと工具の干渉部分のボクセルを除去してゆくことで、工具の動きやワーク形状の幾何学的な変化をシミュレーションする手法が採用可能である。加工シミュレーション実行部81は、加工シミュレーションを実行しながら、シミュレーション結果に基づいて、工具がワークに接触しているか否かを判定し、工具がワークに接触していないと判定した場合には、非加工期間信号を出力し、工具がワークに接触していると判定した場合には、非加工期間信号を出力しない。なお、加工シミュレーション実行部81は、実時間と同期を取りながら、推定許否判定部13dに非加工期間信号を出力する。
推定許否判定部13dは、加工シミュレーション実行部81から非加工期間信号が入力されたとき、非加工中であると判定し、加工シミュレーション実行部81から非加工期間信号が入力されていないとき、加工中であると判定する。即ち、推定許否判定部13dは、flgCが「1」であり、かつ、加工シミュレーション実行部81から非加工期間信号が入力されたとき、flgAを「1」に設定して推定許可指令を出力する。また、推定許否判定部13dは、flgCが「1」であるか、または、加工シミュレーション実行部81から非加工期間信号が入力されていないとき、flgAを「0」に設定して推定許可指令を出力しない。
なお、以上の説明においては、加工シミュレーション実行部81は第2位置指令に基づいて加工シミュレーションを行うものとして説明したが、モータ6または負荷16の位置フィードバック、速度指令、または速度フィードバックを入力として用いて加工シミュレーションを行うようにしてもよい。ただし、速度指令または速度フィードバックを用いて加工シミュレーションを行う場合は、これらの情報を積分してモータ6または負荷16の位置を求める必要がある。
また、オフライン時に加工シミュレーション実行部81で加工シミュレーションだけを行い、その結果を記憶しておき、オンライン時に加工シミュレーション実行部81が実時間と同期を取りながら推定許否判定部13dに対し非加工期間信号を出力するようにしてもよい。
以上述べたように、本発明の実施の形態4によれば、推定許否判定部13dは、加工シミュレーションの結果に基づいて加工中であるか非加工中であるかを判定する、ように構成したので、実施の形態1と同様に、加工品質に影響を与えることなく速度制御ゲインを算出することができるようになる。
以上のように、本発明にかかる数値制御装置は、工作機械のモータを駆動する数値制御装置に適用して好適である。
1 指令生成部
2 制御部
3 位置制御部
4 速度制御部
5 電力変換部
6、36、56 モータ
7 位置検出部
8 微分部
9 慣性モーメント推定部
10 速度制御ゲイン算出部
11 付加トルク電流指令生成部
12a、12b、12d、12−1、12−2 サーボ制御装置
13a〜13d 推定許否判定部
14 電流検出部
15a〜15d 数値制御装置
16、46、66 負荷
37 位置検出部
57 位置検出部
71 刃物台
72 位置
73 ワーク
74 経路
81 加工シミュレーション実行部

Claims (7)

  1. ワークを加工するための負荷を駆動する第1モータの位置フィードバックが前記第1モータの位置指令に追随するように前記第1モータの速度指令を算出する位置制御部と、
    少なくとも比例制御要素を有する制御に基づいて前記第1モータの速度フィードバックが前記速度指令に追随するようにトルク電流指令を生成する速度制御部と、
    前記トルク電流指令を電力に変換して前記第1モータに供給する電力変換部と、
    前記第1モータおよび前記第1モータに駆動される負荷の慣性モーメントを推定するか否かを判定する推定許否判定部と、
    前記推定許否判定部が前記慣性モーメントを推定すると判定したときに、前記速度制御部が生成したトルク電流指令に前記慣性モーメントの推定に供する付加トルク電流指令を加算して、前記付加トルク電流指令が加算されたトルク電流指令を前記電力変換部に入力する付加トルク電流指令生成部と、
    前記速度制御部が生成したトルク電流指令と、前記付加トルク電流指令と、前記第1モータの速度フィードバックとに基づいて、前記第1モータおよび当該第1モータにより駆動される負荷の慣性モーメントを推定する慣性モーメント推定部と、
    を備え、
    前記推定許否判定部は、
    前記速度フィードバックに基づいて前記第1モータが一定速度で動作しているか否かを判定するとともに、前記第1モータが前記ワークを加工中であるか非加工中であるかを判定し、前記第1モータが一定速度で動作し、かつ、非加工中である場合、前記慣性モーメントを推定すると判定し、前記第1モータが一定速度で動作していないか、または、加工中である場合、前記慣性モーメントを推定しないと判定する、
    を備えることを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記慣性モーメントの推定値に基づいて前記比例制御要素のゲインの設定値を算出し、算出した設定値で前記比例制御要素のゲインを更新する速度制御ゲイン算出部を備えることを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 推定許否判定部は、前記第1モータの電流フィードバックに基づいて加工中であるか非加工中であるかを判定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の数値制御装置。
  4. 推定許否判定部は、前記第1モータの電流フィードバックの絶対値の増加量が所定第1のしきい値を越えた第1のタイミングから前記第1モータの電流フィードバックの絶対値の減少量が所定第2のしきい値を越えた第2のタイミングまでの期間には、加工中であると判定し、前記第2のタイミングから前記第1のタイミングまでの期間には、非加工中であると判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の数値制御装置。
  5. 加工プログラムに基づいて前記第1モータの位置指令を生成する指令生成部を備え、
    前記指令生成部は、前記加工プログラムに基づいて前記第1モータを用いて前記ワークを加工しない期間を指定し、
    推定許否判定部は、前記指令生成部によって指定された期間には非加工中であると判定し、前記指令生成部によって指定されていない期間には加工中であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の数値制御装置。
  6. 前記推定許否判定部は、前記第1モータと協働して前記ワークを加工する、前記第1モータと異なる第2モータの位置に基づいて加工中であるか非加工中であるかを判定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の数値制御装置。
  7. 前記推定許否判定部は、前記ワークの加工シミュレーションを行い、前記加工シミュレーションの結果に基づいて加工中であるか非加工中であるかを判定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の数値制御装置。
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