JP5830587B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、画像形成装置の斜視図である。画像形成装置1は、読み取り対象の画像を読み取る画像読取部2と画像を形成する画像形成部を備える。また画像形成装置1の上部には、タッチパネル式の表示部6と各種の操作キー8とを有する操作パネル10が配置される。操作パネル10は、画像形成装置1の側面つまり紙面における手前側であるフロント側に存する。紙面における画像形成装置1の奥側が、リヤ側である。紙面における画像形成装置1の右側が、右側である。紙面における画像形成装置1の左側が、左側である。
(1)第1温度センサ46の検知温度T1を予め定めた設定値たとえば170℃に維持するためPWM回路98および駆動回路99を介して励磁コイル60の出力を制御するとともに、第2温度センサ47の検知温度T2が異常上昇した場合にPWM回路98および駆動回路99を介して励磁コイル60の出力を低減する第1制御手段。
コントローラ96は、励磁コイル60を例えば最大出力1100Wで駆動する。この駆動により、励磁コイル60に高周波電流が流れ、励磁コイル60から高周波磁界が発生する。各メインコア50および各サブコア51は、励磁コイル60から発せられる高周波磁界の磁束をヒートベルト43に与える。これにより、ヒートベルト43が発熱する。
[2]第2の実施形態について説明する。
各サブコア51の厚みDbが各メインコア50の厚みDaの半分である点に着目し、図9および図10に示す構成の複数のメインコア50を採用する。これらメインコア50は、各サブコア51と同じ厚みの2つのコアを接合したものである。
他の構成および作用は、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[3]第3の実施形態について説明する。
図11に示すように、各サブコア51は、ヒートベルト43の中央部から離れるほど、厚みがDc,Dd,De,Df,Dgと徐々に小さい。最も端位置に存する厚みDgの各サブコア51は、温度上昇に伴い、他のサブコア51よりも先に磁気飽和状態となる。
他の構成および作用は、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[4]第4の実施形態について説明する。
図12に示すように、ヒートベルト43における第1の幅であるシート70が通過する第1領域が、そのヒートベルト43の一端部に寄っている。これに伴い、各メインコア50および各サブコア51の配置を変えている。
他の構成および作用は、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[5]第5の実施形態について説明する。
図13に示すように、ヒートベルト43における第1の幅であるシート70が通過する第1領域が、そのヒートベルト43の一端部に寄っている。これに伴い、各メインコア50および各サブコア51の配置を変えている。また、各サブコア51は、ヒートベルト43における上記第1領域から離れるほど、厚みがDc,Dd,De,Df,Dg,Dh,Diと徐々に小さい。最も端位置の厚みDiのサブコア51は、温度上昇に伴い、他のサブコア51よりも先に磁気飽和状態となる。
他の構成および作用は、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[6]第6の実施形態について説明する。
各サブコア51は、図14に示すように、厚みが各メインコア50と同じDaである。また、各メインコア50は、図15に示すようにE型形状であり、突出形状の3つの部位50a,50b,50cを有する。これら突出形状の部位50a,50b,50cは、他の部位よりヒートベルト43に近い。中央の突出形状の部位50aのヒートベルト43の回転方向に沿う幅は、Haである。
他の構成および作用は、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
[7]第7の実施形態について説明する。
他の構成および作用は、第1の実施形態と同じである。よって、その説明は省略する。
定着装置は、
回転する回転部材と、
前記回転部材に接してその回転部材と共に回転し、その回転部材との間に被定着物を取込んで同被定着物に圧力を加える加圧部材と、
前記回転部材の回転方向と直交する方向に沿って互いに間隔をあけて並ぶ複数のコアと、
前記各コアに装着され、前記回転部材を誘導加熱するための高周波磁界を発するとともに、前記回転部材における第1の幅である被定着物が通過する第1領域に対向する第1部位の幅より、前記回転部材における前記第1の幅より広い第2の幅の被定着物が通過する領域のうち前記第1領域を除く領域である第2領域に対向する第2部位の幅が小さい励磁コイルと、
前記励磁コイルの前記第2部位に重なり、前記励磁コイルの第2部位が発する高周波磁界の磁束を打ち消すための高周波磁界を発する消磁コイルと、
を備える。
[8]第8の実施形態について説明する。
この第8の実施形態は、上記第7の実施形態の変形例に相当する。
[9]第9の実施形態について説明する。
この第9の実施形態も、上記第7の実施形態の変形例に相当する。
[10]第10の実施形態について説明する。
この第10の実施形態も、上記第7の実施形態の変形例に相当する。
[11]第11の実施形態について説明する。
この第11の実施形態も、上記第7の実施形態の変形例に相当する。
定着装置は、
回転する回転部材と、
前記回転部材に接してその回転部材と共に回転し、その回転部材との間に被定着物を取込んで同被定着物に圧力を加える加圧部材と、
前記回転部材の回転方向と直交する方向に沿って互いに間隔をあけて並ぶ複数のコアと、
前記各コアに装着され、前記回転部材を誘導加熱するための高周波磁界を発する励磁コイルと、
前記各コアに装着され、前記回転部材における第1の幅である被定着物が通過する第1領域および前記第1の幅より広い第2の幅の被定着物が通過する領域のうち前記第1領域を除く領域である第2領域のうちその第2領域に対向し、前記励磁コイルが発する高周波磁界の磁束を打ち消すための高周波磁界を発するとともに、前記第1領域に臨む側の端部が前記回転部材から離れる方向に屈曲する複数の消磁コイルと、
を備える。
以下、本願出願の当初の特許請求の範囲の請求項1に記載された発明を付記する。
[1] 回転する回転部材と、前記回転部材に接してその回転部材と共に回転し、その回転部材との間に被定着物を取込んで同被定着物に圧力を加える加圧部材と、前記回転部材の回転方向と直交する方向に沿って互いに間隔をあけて並ぶとともに、前記回転部材における第1の幅である被定着物が通過する第1領域に対向する位置の形状と前記第1の幅より広い第2の幅の被定着物が通過する領域のうち前記第1領域を除く領域である第2領域に対向する位置の形状とが互いに異なる複数のコアと、前記各コアに装着され、前記回転部材を誘導加熱するための高周波磁界を発する励磁コイルと、を備えることを特徴とする定着装置。
Claims (11)
- 回転する回転部材と、
前記回転部材の回転により搬送される被定着物に圧力を加える加圧部材と、
前記回転部材を誘導加熱するための高周波磁界を発する励磁コイルと、
前記回転部材の回転方向と直交する方向に沿って互いに間隔をあけて並べられて前記励磁コイルに装着された複数のコアと、
を備え、
第1の幅である被定着物が通過する前記回転部材の第1領域に対向する位置に並べられた前記コアは、前記第1の幅よりも広い第2の幅の被定着物が通過する領域のうち前記第1領域を除く領域である第2領域に対向する位置に並べられた前記コアよりも、前記回転部材の回転方向と直交する方向の厚みが大きい、定着装置。 - 前記第1領域に対向する位置に並べられたコアは、前記回転部材の回転方向と直交する方向の厚みが一定である請求項1記載の定着装置。
- 前記第2領域に対向する位置に並べられたコアの相互間隔は、前記第1領域に対向する位置に並べられたコアの相互間隔よりも小さい請求項1記載の定着装置。
- 前記第1領域に対向する位置に並べられたコアの厚みは、前記第2領域に対向する位置に並べられたコアの厚みの2倍である請求項1記載の定着装置。
- 前記第1領域に対向する位置に並べられたコアは、前記第2領域に対向する位置に並べられたコアと同じ厚みのコア複数個を接合したものである請求項4記載の定着装置。
- 前記第2領域に対向する位置に並べられたコアは、前記第1領域から離れるほど、厚みが徐々に小さい請求項1記載の定着装置。
- 回転する回転部材と、
前記回転部材の回転により搬送される被定着物に圧力を加える加圧部材と、
前記回転部材を誘導加熱するための高周波磁界を発する励磁コイルと、
前記回転部材の回転方向と直交する方向に沿って互いに間隔をあけて並べられて前記励磁コイルに装着され、少なくとも1つの部位が他の部位よりも前記回転部材に近い凸形状である複数のコアと、
を備え、
第1の幅である被定着物が通過する前記回転部材の第1領域に対向する位置に並べられた前記コアは、前記第1の幅よりも広い第2の幅の被定着物が通過する領域のうち前記第1領域を除く領域である第2領域に対向する位置に並べられた前記コアよりも、前記凸形状の部位の前記回転部材の回転方向に沿う幅が大きい、
定着装置。 - 前記回転部材における前記第1領域の温度を検知する温度センサと、
前記温度センサの検知温度を予め定めた設定値に維持するため前記励磁コイルの出力を制御するコントローラと、
をさらに備える請求項1または7記載の定着装置。 - 前記回転部材における前記第1領域の温度T1を検知する第1温度センサと、
前記回転部材における前記第2領域の温度T2を検知する第2温度センサと、
前記第1温度センサの検知温度T1を予め定めた設定値に維持するため前記励磁コイルの出力を制御するとともに、前記第2温度センサの検知温度T2が異常上昇した場合に前記励磁コイルの出力を低減するコントローラと、
をさらに備える請求項1または7記載の定着装置。 - シート上に形成された画像を加熱により同シートに定着する定着装置を備えた画像形成装置において、
前記定着装置は、
回転する回転部材と、
前記回転部材の回転により搬送される前記シートに圧力を加える加圧部材と、
前記回転部材を誘導加熱するための高周波磁界を発する励磁コイルと、
前記回転部材の回転方向と直交する方向に沿って互いに間隔をあけて並べられて前記励磁コイルに装着された複数のコアと、
を備え、
第1の幅である前記シートが通過する前記回転部材の第1領域に対向する位置に並べられた前記コアは、前記第1の幅よりも広い第2の幅の前記シートが通過する領域のうち前記第1領域を除く領域である第2領域に対向する位置に並べられた前記コアよりも、前記回転部材の回転方向と直交する方向の厚みが大きい、
画像形成装置。 - シート上に形成された画像を加熱により同シートに定着する定着装置を備えた画像形成装置において、
前記定着装置は、
回転する回転部材と、
前記回転部材の回転により搬送される被定着物に圧力を加える加圧部材と、
前記回転部材を誘導加熱するための高周波磁界を発する励磁コイルと、
前記回転部材の回転方向と直交する方向に沿って互いに間隔をあけて並べられて前記励磁コイルに装着され、少なくとも1つの部位が他の部位よりも前記回転部材に近い凸形状である複数のコアと、
を備え、
第1の幅である被定着物が通過する前記回転部材の第1領域に対向する位置に並べられた前記コアは、前記第1の幅よりも広い第2の幅の被定着物が通過する領域のうち前記第1領域を除く領域である第2領域に対向する位置に並べられた前記コアよりも、前記凸形状の部位の前記回転部材の回転方向に沿う幅が大きい、
画像形成装置。
Applications Claiming Priority (6)
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2014
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