JP2010204265A - 誘導加熱ユニット並びにこれを備えた定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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靖浩 鳥越
Fumihiro Tateno
史洋 立野
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Abstract

【課題】励磁コイルによる磁束の発散を抑制すると共に、幅狭の用紙の連続通紙による紙幅外領域の過昇温を適切に抑制することができるようにする。
【解決手段】加熱ローラ21の最大加熱領域の全体に渡って延在し、加熱ローラに鎖交する磁束を発生する励磁コイル31と、この励磁コイルにより発生する磁束を加熱ローラに導く磁路を形成し、加熱ローラの軸方向に離間して配列された複数のアーチコア34と、最小加熱領域の外側の発熱抑制領域にあるアーチコアに沿って設けられて、そのアーチコアの磁路としての機能を低下させるためのキャンセルコイル35〜37と、このキャンセルコイルの両端を結ぶ通電路を開閉してそのキャンセルコイルの作動状態と非作動状態とを切り替えるスイッチ41〜43と、加熱ローラと相反する側への磁束の発散を抑制する導電性材料からなる磁気遮蔽板39とを有するものとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転加熱体を電磁誘導作用により発熱させる誘導加熱ユニット並びにこれを備えた定着装置及び画像形成装置に関するものである。
電子写真プロセスにより用紙に画像を形成する画像形成装置(プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、及び複合機など)では、感光体から用紙上に転写された未定着のトナーを熱と圧力の作用により用紙に定着させる定着装置が設けられている。この定着装置では、近年、加熱ローラなどの加熱体を電磁誘導作用で生じる渦電流によるジュール熱で加熱する電磁誘導加熱方式によるものが省エネルギーの観点から注目されている。
また、画像形成装置では各種の寸法の用紙が用いられるが、最大通紙幅より幅狭の用紙が連続通紙されると、定着装置の加熱体において、その用紙が通過する紙幅領域の外側の紙幅外領域では用紙との接触により熱が奪われないため、紙幅領域との間の温度差が徐々に拡大し、紙幅領域が温度制御により所定の定着温度に保持されるのに対して、紙幅外領域は定着温度を超えて上昇する過昇温が発生する。この紙幅外領域での過昇温は、構成部材に熱的損傷を与え、また紙幅外領域に過昇温が発生した後に、大サイズの用紙が通紙されると、加熱体の紙幅外領域の過昇温部分にトナーが焼きついてしまい、ホットオフセットなどの定着不良を招くことから、望ましくない。
このような加熱体の紙幅外領域の過昇温を防止するには、幅狭の用紙の通紙時に紙幅外領域で加熱体の発熱を抑制するようにすれば良く、このような加熱体の発熱を部分的に抑制する技術として、磁性体コアを通過する磁束を打ち消すように作用するキャンセルコイルを、発熱を抑制したい領域に位置する磁性体コアに巻き付けて、磁性体コアの磁路としての機能を低下させるようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−86205号公報
しかるに、前記の特許文献1に開示された従来の技術では、キャンセルコイルにより磁性体コアの磁路としての機能を低下させた場合に磁束が広範囲に発散して周辺部材が発熱するという課題の解決を目的として、回転加熱体を半円弧状に覆うように設けられた励磁コイルの全幅に渡るように設けられた磁性体コアにおいて左右対称的に1対の磁路が形成される部分の一方にキャンセルコイルを設けて、1対の磁路の一方のみをキャンセルコイルにより機能を低下させるようにしているが、このような構成では、他方の磁路が有効に機能し、また発散した磁束に応じた磁束が回転加熱体に鎖交するため、回転加熱体の発熱を十分に抑制することができないという課題を有していた。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、励磁コイルによる磁束の発散を抑制すると共に、幅狭の用紙の連続通紙による紙幅外領域の過昇温を適切に抑制することができるように構成された誘導加熱ユニット並びにこれを備えた定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の誘導加熱ユニットは、回転加熱体を電磁誘導作用により発熱させる誘導加熱ユニットであって、前記回転加熱体の最大加熱領域の全体に渡って延在し、前記回転加熱体に鎖交する磁束を発生する励磁コイルと、この励磁コイルにより発生する磁束を前記回転加熱体に導く磁路を形成し、前記回転加熱体の軸方向に離間して配列された複数のコア部材を備えた磁性体コアと、最小加熱領域の外側の発熱抑制領域にある前記コア部材に沿って設けられて、そのコア部材の磁路としての機能を低下させるキャンセルコイルと、このキャンセルコイルの両端を結ぶ通電路を開閉してそのキャンセルコイルの作動状態と非作動状態とを切り替えるスイッチと、前記回転加熱体と相反する側への磁束の発散を抑制する導電性材料からなる磁気遮蔽板とを有する構成とする。
また、本発明の定着装置は、前記のように構成された誘導加熱ユニットを備えた構成とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記のように構成された定着装置を備えた構成とする。
本発明によれば、キャンセルコイルによりコア部材の磁路としての機能を低下させることができるため、このキャンセルコイルが配置された発熱抑制領域において、励磁コイルによる磁束が回転加熱体に効率良く導かれなくなり、回転加熱体の発熱を抑制することができる。そして、磁気遮蔽板により回転加熱体と相反する側への磁束の発散が抑制されるため、磁束の発散による周辺部材の発熱を抑えることができ、さらに磁気遮蔽板により磁束の発散が抑制されるのに応じて回転加熱体に鎖交する磁束も低減するため、回転加熱体の発熱をより一層抑えることができる。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、回転加熱体を電磁誘導作用により発熱させる誘導加熱ユニットであって、前記回転加熱体の最大加熱領域の全体に渡って延在し、前記回転加熱体に鎖交する磁束を発生する励磁コイルと、この励磁コイルにより発生する磁束を前記回転加熱体に導く磁路を形成し、前記回転加熱体の軸方向に離間して配列された複数のコア部材を備えた磁性体コアと、最小加熱領域の外側の発熱抑制領域にある前記コア部材に沿って設けられて、そのコア部材の磁路としての機能を低下させるキャンセルコイルと、このキャンセルコイルの両端を結ぶ通電路を開閉してそのキャンセルコイルの作動状態と非作動状態とを切り替えるスイッチと、前記回転加熱体と相反する側への磁束の発散を抑制する導電性材料からなる磁気遮蔽板とを有する構成とする。
これによると、スイッチを閉じることで、コア部材を通る磁束によりキャンセルコイルに誘導電流が流れ、この誘導電流により発生する逆向きの磁束が励磁コイルによる元の磁束を打ち消すように作用するため、コア部材を通過する磁束が低減して、コア部材の磁路としての機能を低下させることができる。このため、キャンセルコイルが配置された発熱抑制領域において、回転加熱体に磁束が効率良く導かれなくなるため、回転加熱体の発熱を抑制することができる。そして、キャンセルコイルによりコア部材の磁路機能を低下させることで、励磁コイルにより発生した磁束がコア部材を通らずに周囲に発散するが、磁気遮蔽板により回転加熱体と相反する側への磁束の発散が抑制されるため、磁束の発散による周辺部材の発熱を抑えることができる。さらに、磁気遮蔽板により磁束の発散が抑制されるのに応じて回転加熱体に鎖交する磁束も低減するため、回転加熱体の発熱をより一層抑えることができる。
この場合、磁気遮蔽板は、例えば回転加熱体の周方向に延在する磁性体コアに沿って湾曲した形状に形成するなどして、励磁コイル及び磁性体コアの前記回転加熱体と相反する側を略全体的に覆うように設けられた構成とすると良い。
前記課題を解決するためになされた第2の発明は、前記第1の発明において、前記キャンセルコイルは、通紙される用紙サイズごとの通紙幅を基準にして発熱抑制領域を分割した複数の分割領域にそれぞれ対応するように前記回転加熱体の軸方向に複数設けられ、前記スイッチは、通紙される用紙サイズに応じて各分割領域にある前記キャンセルコイルごとにその作動状態と非作動状態との切り替えが行われるように設けられた構成とする。
これによると、簡単な構成で、キャンセルコイルの作動領域を用紙サイズごとの紙幅外領域に対応して細かく制御することができる。このため、種々のサイズの用紙の連続通紙による紙幅外領域の過昇温をより一層適切に抑制することができる。
前記課題を解決するためになされた第3の発明は、前記第1・第2の発明において、前記励磁コイルが、これにより発生する磁界が最小加熱領域においてその外側の発熱抑制領域より強くなるように設けられると共に、前記コア部材が、前記励磁コイルにより発生する磁束を前記回転加熱体に導く磁路効果が発熱抑制領域において最小加熱領域より大きくなるように設けられて、前記回転加熱体の発熱量が軸方向に均一になるようにした構成とする。
これによると、例えば励磁コイルを均一に磁束が発生するように設けると共に、コア部材を均一な磁路効果が得られるように設けた構成と比較して、キャンセルコイルを作動させた際の発熱領域と発熱抑制領域との発熱量の差を大きくすることができる。これにより、幅狭の用紙の連続通紙による紙幅外領域の過昇温をより一層適切に抑制することができる。また、小型のキャンセルコイルで十分な発熱量制御が可能になり、低コスト化を図ることができる。
前記課題を解決するためになされた第4の発明は、前記第3の発明において、前記コア部材における前記回転加熱体の軸方向の配置間隔が、最小加熱領域においてその外側の発熱抑制領域より広く設定された構成とする。
これによると、コア部材の磁路効果を発熱抑制領域において最小加熱領域より高めるために、コア部材の配置間隔を変えるだけで済むため、複数種類のコア部材を用意する必要がなくなるため、低コスト化を図ることができる。
なおこの他に、コア部材の断面積を変えることでも磁路効果を変化させることができるが、この場合、複数種類のコア部材が必要となる。
前記課題を解決するためになされた第5の発明は、前記第4の発明において、前記コア部材は、前記励磁コイルにおける前記回転加熱体の周方向の中心部と周方向の一方の端部との間を周方向に延在するように設けられ、最小加熱領域において千鳥配置された構成とする。
これによると、最小加熱領域においてコア部材による磁路効果を小さくすると共に、コア部材の軸方向の配置間隔が過大となることで発熱が不足する部分が生じて回転加熱体の軸方向の温度分布が不均一になることを避けることができる。
前記課題を解決するためになされた第6の発明は、前記第3〜第5の発明において、前記励磁コイルは、最大加熱領域の両端の折り返し部間で導線を往復させて形成された大巻線部と、最小加熱領域の両端の折り返し部間で導線を往復させて形成された小巻線部とを有し、この大巻線部と小巻線部とが、1条の導線束を巻き回すことで形成された構成とする。
これによると、所望の発熱特性を有する励磁コイルを、1条の導線束を巻き回すだけで得ることができるので、例えば大巻線部と小巻線部とを別々に形成して重ね合わせる構成と比較して、製造が容易になり、低コスト化を図ることができる。
なお、励磁コイルにより発生する磁束は電流量でも変化させることができるが、励磁コイルにより発生する磁束を最小加熱領域とその外側の発熱抑制領域とで異なるようにするには、互いに独立した2つのコイルが必要となることから構成が複雑になり、導線の巻数による方が簡易である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用される複写機の概略構成を示す模式的な断面図である。この複写機(画像形成装置)1は、原稿の画像を読み取る原稿読取部2と、ここで読み取った原稿の画像をトナーで用紙(記録媒体)上に形成する画像形成部3と、ここで用紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部(定着装置)4とを有し、画像形成部3には給紙部5から用紙が供給され、定着部4で定着処理が終わった用紙が排紙部6に排出される。
画像形成部3では、帯電ローラ11により一様に帯電された感光体ドラム12に対してレーザ走査ユニット13からレーザ光が照射されて感光体ドラム12の像形成面上に静電潜像が形成された後、現像ユニット14内のトナーが現像ローラ15を介して感光体ドラム12に供給されることでその像形成面上の静電潜像が現像され、これにより形成されたトナー像が転写ローラ16により用紙に転写される。
<第1の実施形態>
図2は、図1に示した定着部を示す模式的な断面図である。図3は、図2に示した誘導加熱ユニットを示す模式的な平面図である。
図2に示すように、定着部4は、用紙S上のトナー像を熱溶融させる加熱ローラ(回転加熱体)21と、図示しないばねにより加熱ローラ21に圧接する向きに付勢された加圧ローラ22と、加熱ローラ21に対向配置されて電磁誘導作用により加熱ローラ21を発熱させる誘導加熱ユニット23とを有しており、加熱ローラ21と加圧ローラ22とによるニップ部に用紙Sが送り込まれ、熱及び圧力の作用で用紙S上のトナーが用紙Sに定着される。
誘導加熱ユニット23は、加熱ローラ21に鎖交する磁束を発生する励磁コイル31と、この励磁コイル31により発生する磁束を加熱ローラ21に導く磁路を形成する磁性体コアとしてのセンタコア32、サイドコア33及びアーチコア(コア部材)34と、アーチコア34に沿って設けられてそのアーチコア34の磁路としての機能を低下させるキャンセルコイル35〜37と、このキャンセルコイル35〜37の両端を結ぶ通電路を開閉してそのキャンセルコイル35〜37の作動状態と非作動状態とを切り替えるスイッチ41〜43と、加熱ローラ21と相反する側への磁束の発散を抑制する磁気遮蔽板39とを有している。
磁性体コアを構成するセンタコア32は、励磁コイル31の中心部を加熱ローラ21の軸方向に延在するように設けられている。サイドコア33は、励磁コイル31の端部に沿って加熱ローラ21の軸方向に延在するように設けられている。このセンタコア32及びサイドコア33は、両側に対をなすように設けられている。アーチコア34は、片側のセンタコア32とサイドコア33とを橋絡するように、励磁コイル31における加熱ローラ21の周方向の中心部と周方向の一方の端部との間を周方向に延在するように設けられている。このアーチコア34は、加熱ローラ21の軸方向に離間して複数配列されている。
励磁コイル31と、センタコア32、サイドコア33及びアーチコア34と、キャンセルコイル35〜37とは、フレーム(保持体)38における加熱ローラ21と相反する側の面に保持されている。フレーム38は、加熱ローラ21の外周面に沿って一定間隔をおいて近接して配置されるように円弧状断面に形成されている。
加熱ローラ21は、鉄やステンレスなどの金属材料にて形成されている。センタコア32、サイドコア33、及びアーチコア34は、フェライトやパーマロイなどの強磁性体の材料で形成されている。磁気遮蔽板39は、アルミニウムや銅などの導電性材料にて形成されている。
励磁コイル31は、加熱ローラ21を中心にした略半円形の断面領域に渡って加熱ローラ21の周囲を覆うように設けられている。また、この励磁コイル31は、図3に示すように、加熱ローラ21の最大加熱領域の全体に渡って延在し、その最大加熱領域の両端部で導線を折り返すと共にその折り返し部31a・31b間で導線を加熱ローラ21の軸方向に往復させながらセンタコア32の周囲を周回するように巻き回して長円環状に形成されている。なお、この励磁コイル31には、被覆導線を多数束ねた構成の1条のリッツ線(導線束)が用いられる。
キャンセルコイル35〜37は、導線がアーチコア34の周囲を螺旋状に周回する態様でアーチコア34に外装されている。なお、このキャンセルコイル35〜37には、励磁コイル31と同様に、被覆導線を多数束ねた構成の1条のリッツ線(導線束)が用いられる。
図4は、図1に示した誘導加熱ユニットにおける磁束の発生状況を示す模式的な断面図である。図4(A)に示すように、スイッチ41〜43が開いた状態では、励磁コイル31により発生した磁束がアーチコア34を通るため、励磁コイル31の磁束が効率良く加熱ローラ21に導かれて、加熱ローラ21が効率良く発熱する。
一方、図4(B)に示すように、スイッチ41〜43を閉じると、アーチコア34を通る磁束によりキャンセルコイル35〜37に誘導電流が流れ、この誘導電流により発生する逆向きの磁束が励磁コイル31による元の磁束を打ち消すように作用するため、アーチコア34を通過する磁束が低減して、アーチコア34の磁路としての機能が低下する。これにより励磁コイル31の磁束が効率良く加熱ローラ21に導かれなくなるため、加熱ローラ21の発熱を抑制することができる。
また、キャンセルコイル35〜37によりアーチコア34の磁路機能を低下させることで、励磁コイル31により発生した磁束がアーチコア34を通らずに周囲に発散する。このとき、磁束が磁気遮蔽板39に鎖交すると、磁気遮蔽板39に渦電流が発生し、この渦電流による磁束が励磁コイル31の磁束を打ち消すように作用するため、励磁コイル31の磁束が磁気遮蔽板39を通り抜けて加熱ローラ21と相反する側へ発散することが抑制され、磁束の発散による周辺部材の発熱を抑えることができる。さらに、磁気遮蔽板39により磁束の発散が抑制されるのに応じて加熱ローラ21に鎖交する磁束も低減するため、加熱ローラ21の発熱をより一層抑えることができる。
図5は、図2に示した誘導加熱ユニットにおける加熱ローラの軸方向の温度分布を示す図である。図5(A)は、未通紙時の温度分布を示しており、図5(B)は、キャンセルコイルコイル35〜37を作動させない状態での通紙時の温度分布を示している。
この複写機1では、図3に示したように、各種の寸法の用紙が用いられ、例えばここでは、最大加熱領域が最大サイズの用紙(A3)の通紙幅(A3の短辺)に対応し、これより幅狭の用紙(B4、A4及びハガキ)は、紙幅の中心を最大加熱領域の中心に揃えて通紙され、これらの幅狭の用紙の通紙時には、通紙幅の両端側に用紙が通らない紙幅外領域が通紙幅に応じて形成され、この紙幅外領域に過昇温が発生する(図5(B)参照)。
そこでここでは、加熱ローラ21の発熱を抑制する必要のある領域、すなわち最小加熱領域の外側の領域で、最小サイズ(ハガキ)の用紙の通紙時に紙幅外領域となる領域にあるアーチコア34に、第1〜第3のキャンセルコイル35〜37が配置されている。特にここでは、第1〜第3のキャンセルコイル35〜37が、最小加熱領域の外側の発熱抑制領域を、通紙される用紙サイズごとの通紙幅を基準にして分割した3つの分割領域に、それぞれ対応するように設けられている。
具体的には、外側の第3のキャンセルコイル37は、最大サイズ(A3)の用紙の通紙領域に対応した最大加熱領域から、大サイズ(B4)の用紙の通紙領域を除いた領域を担当し、中間の第2のキャンセルコイル36は、大サイズの用紙の通紙領域から、中サイズ(A4)の用紙の通紙領域を除いた領域を担当し、内側の第1のキャンセルコイル35は、中サイズの用紙の通紙領域から、最小サイズ(ハガキ)の用紙の通紙領域、すなわち最小加熱領域を除いた領域を担当している。
そして、最小サイズの用紙では、全てのキャンセルコイル35〜37を作動させ、中サイズの用紙では、中間の第2のキャンセルコイル36と外側の第3のキャンセルコイル37を作動させた、大サイズの用紙では、外側の第3のキャンセルコイル37のみを作動させ、最大サイズの用紙では、全てのキャンセルコイル35〜37を作動させない。
図6・図7は、図2に示した誘導加熱ユニットの制御に係る要部を示す模式図である。この誘導加熱ユニット23においては、通紙される用紙のサイズに応じて、作動させるキャンセルコイル35〜37を選択する制御が行われ、図6・図7に示すように、3つのスイッチ41〜43は、通紙される用紙サイズに応じて各分割領域にあるキャンセルコイル35〜37ごとにその作動状態と非作動状態との切り替えが行われるように設けられている。
図6は、第1〜第3のキャンセルコイル35〜37がそれぞれ直列接続された例である。図7は、第1〜第3のキャンセルコイル35〜37がそれぞれ並列接続された例である。いずれにおいても、第1〜第3のキャンセルコイル35〜37の各々に個別にスイッチ41〜43が設けられ、この3つのスイッチ41〜43により第1〜第3のキャンセルコイル35〜37が別々に制御される。各スイッチ41〜43の開閉動作は、制御回路45により制御される。なお、加熱ローラ21の温度が温度センサ46により検知され、これに基づいて制御回路45で所要の制御が行われる。また、励磁コイル31は、インバータ電源48により駆動される。
なおここでは、同一の軸方向位置にある周方向に並んだ1対のキャンセルコイルを直列接続しているが、並列接続することも可能である。この場合、周方向に並んだ1対のキャンセルコイルの接続方法を工夫したり、キャンセルコイルの巻線方向を互いに逆にするなどして、キャンセルコイルに誘導電流が同一方向に流れるようにすれば、直列及び並列のいずれの接続も可能である。
また図3・図5に示した例では、3つの分割領域の各々に加熱ローラ21の軸方向に1つずつキャンセルコイルを割り当てているが、キャンセルコイルを軸方向に密に配置して、分割領域の各々に軸方向に並んだ複数のキャンセルコイルを割り当てる構成も可能である。
以上のようにキャンセルコイル35〜37及びスイッチ41〜43を構成することにより、簡単な構成で、用紙サイズごとに異なる紙幅外領域に対応してキャンセルコイル35〜37の作動領域を細かく制御することができる。このため、種々のサイズの用紙の連続通紙による紙幅外領域の過昇温をより一層適切に抑制することができる。
図8は、図3に示した励磁コイルの巻線状態及び発熱特性を示す模式図である。励磁コイル31は、これにより発生する磁界が最小加熱領域においてその外側の発熱抑制領域より強くなるように形成されている。特にここでは、励磁コイル31を形成する導線の巻数を最小加熱領域で多く、発熱抑制領域で少なくしており、具体的には、最大加熱領域の両端の折り返し部31a・31b間で導線を往復させて形成された大巻線部51と、最小加熱領域の両端の折り返し部31c・31d間で導線を往復させて形成された小巻線部52とが設けられている。
この励磁コイル31の大巻線部51と小巻線部52とは、1条のリッツ線(導線束)を巻き回すことで形成されている。これにより所望の発熱特性を有する励磁コイル31を、1条のリッツ線を巻き回すだけで得ることができるので、例えば大巻線部と小巻線部とを別々に形成して重ね合わせる構成と比較して、製造が容易になり、低コスト化を図ることができる。
なお、励磁コイルにより発生する磁束は電流量でも変化させることができるが、これには互いに独立した2つのコイルが必要となることから構成が複雑になり、導線の巻数による方が簡易である。
一方、図3に示したように、アーチコア34は、励磁コイル31により発生する磁束を加熱ローラ21に導く磁路効果が、キャンセルコイル35〜37が配置された発熱抑制領域において最小加熱領域より大きくなる、すなわち励磁コイル31による磁場が強い最小加熱領域でアーチコア34の磁路効果が小さく、励磁コイル31による磁場が弱い発熱抑制領域でアーチコア34の磁路効果が大きくなるように設けられており、これにより励磁コイル31による磁界の差異を緩和して、加熱ローラ21に鎖交する磁束が発熱抑制領域と最小加熱領域とで均一になるようにして、加熱ローラ21の発熱量が軸方向に均一になるようになっている。
特にここでは、アーチコア34における加熱ローラ21の軸方向の配置間隔が、最小加熱領域においてその外側の発熱抑制領域より広く設定されている。すなわちアーチコア34が、発熱抑制領域で密に配置され、最小加熱領域で粗に配置されている。これによりアーチコア34の磁路効果を、発熱抑制領域において最小加熱領域より大きくすることができ、アーチコア34の配置間隔を変えるだけで済むため、複数種類のアーチコアを用意する必要がなくなるため、低コスト化を図ることができる。
なおこの他に、アーチコアの断面積を変えることでも磁路効果を変化させることができるが、この場合、複数種類のアーチコアが必要となる。
また、発熱抑制領域にあるアーチコア34は、センタコア32を挟んでその両側に並ぶように設けられており、この2つで対をなすアーチコア34が、加熱ローラ21の軸方向に等間隔をおいて配置されている。一方、最小加熱領域にあるアーチコア34は、千鳥配置されている。すなわち、センタコア32を挟んでその一方の側のアーチコア34が他方の側のアーチコア34の軸方向中間位置に配置されている。これによりアーチコア34の磁路効果を低くすると共に、アーチコア34の軸方向の配置間隔が過大となることで発熱が弱くなる部分が生じて温度が不均一になることを避けることができる。
以上のように励磁コイル31及びアーチコア34を構成することにより、例えば励磁コイルを均一に磁束が発生するように設けると共に、アーチコアを均一な磁路効果が得られるように設けた構成と比較して、キャンセルコイル35〜37を作動させた際の発熱抑制領域と発熱領域との発熱量の差を大きくすることができる。これにより幅狭の用紙の連続通紙による紙幅外領域の過昇温をより一層適切に抑制することができる。また、小型のキャンセルコイルで十分な発熱量制御が可能になり、低コスト化を図ることができる。
<第2の実施形態>
図9は、本発明による誘導加熱ユニットの別の例を示す断面図である。この誘導加熱ユニット91では、磁気遮蔽板92が、アーチコア34に沿って湾曲した形状に形成されて、励磁コイル31及びアーチコア34の加熱ローラ21と相反する側を略全体的に覆うように設けられている。この構成では、第1の実施形態での平板状をなす磁気遮蔽板39に比較して、磁気遮蔽板92を励磁コイル31に近接させ、且つ略全体的に覆うことができるため、磁気遮蔽板92による励磁コイル31の磁束の発散を抑制すると共に加熱ローラ21に鎖交する磁束を低減する機能を高めることができる。なお、この磁気遮蔽板92は、第1の実施形態での磁気遮蔽板39と同様に、キャンセルコイル35〜37を全体的に覆うように設けられる(図3参照)。
<第3の実施形態>
図10は、本発明による誘導加熱ユニットの別の例を示す断面図である。図11は、図10に示した誘導加熱ユニットの要部平面図である。この誘導加熱ユニット101では、磁気遮蔽板102が、キャンセルコイル103の内部に設けられており、キャンセルコイル103を形成する導線が磁気遮蔽板102とアーチコア34とを一緒に巻き込むように巻回されている。磁気遮蔽板102は、アーチコア34の外周側に配置され、アーチコア34の外周面に沿って湾曲した形状に形成されている。また、第1の実施形態での磁気遮蔽板39は、キャンセルコイル35〜37を全体的に覆うように設けられているが、この磁気遮蔽板102は、図11に示すように、軸方向位置が同じ1対のアーチコア34ごとに設けられている。この構成では、磁気遮蔽板102を励磁コイル31に近接させることができるため、磁気遮蔽板102による磁束の発散を抑制すると共に加熱ローラ21に鎖交する磁束を低減する機能を高めることができる。
本発明にかかる誘導加熱ユニット並びにこれを備えた定着装置及び画像形成装置は、励磁コイルによる磁束の発散を抑制すると共に、幅狭の用紙の連続通紙による紙幅外領域の過昇温を適切に抑制することができる効果を有し、回転加熱体を電磁誘導作用により発熱させる誘導加熱ユニット並びにこれを備えた定着装置及び画像形成装置などとして有用である。
本発明が適用される複写機の概略構成を示す模式的な断面図 図1に示した定着部を示す模式的な断面図 図2に示した誘導加熱ユニットを示す模式的な平面図 図1に示した誘導加熱ユニットにおける磁束の発生状況を示す模式的な断面図 図2に示した誘導加熱ユニットにおける加熱ローラの軸方向の温度分布を示す図 図2に示した誘導加熱ユニットの制御に係る要部を示す模式図 図2に示した誘導加熱ユニットの制御に係る要部を示す模式図 図3に示した励磁コイルの巻線状態及び発熱特性を示す模式図 本発明による誘導加熱ユニットの別の例を示す断面図 本発明による誘導加熱ユニットの別の例を示す断面図 図10に示した誘導加熱ユニットの要部平面図
1 複写機(画像形成装置)
4 定着部
21 加熱ローラ(回転加熱体)
22 加圧ローラ
23 誘導加熱ユニット
31 励磁コイル、31a・31b・31c・31d 折り返し部
32 センタコア
33 サイドコア
34 アーチコア(コア部材)
35〜37 キャンセルコイル
38 フレーム
39 磁気遮蔽板
41〜43 スイッチ
45 制御回路
51 大巻線部
52 小巻線部
91 誘導加熱ユニット
92 磁気遮蔽板
101 誘導加熱ユニット
102 磁気遮蔽板
103 キャンセルコイル

Claims (8)

  1. 回転加熱体を電磁誘導作用により発熱させる誘導加熱ユニットであって、
    前記回転加熱体の最大加熱領域の全体に渡って延在し、前記回転加熱体に鎖交する磁束を発生する励磁コイルと、
    この励磁コイルにより発生する磁束を前記回転加熱体に導く磁路を形成し、前記回転加熱体の軸方向に離間して配列された複数のコア部材を備えた磁性体コアと、
    最小加熱領域の外側の発熱抑制領域にある前記コア部材に沿って設けられて、そのコア部材の磁路としての機能を低下させるキャンセルコイルと、
    このキャンセルコイルの両端を結ぶ通電路を開閉してそのキャンセルコイルの作動状態と非作動状態とを切り替えるスイッチと、
    前記回転加熱体と相反する側への磁束の発散を抑制する導電性材料からなる磁気遮蔽板とを有することを特徴とする誘導加熱ユニット。
  2. 前記キャンセルコイルは、通紙される用紙サイズごとの通紙幅を基準にして発熱抑制領域を分割した複数の分割領域にそれぞれ対応するように前記回転加熱体の軸方向に複数設けられ、
    前記スイッチは、通紙される用紙サイズに応じて各分割領域にある前記キャンセルコイルごとにその作動状態と非作動状態との切り替えが行われるように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱ユニット。
  3. 前記励磁コイルが、これにより発生する磁界が最小加熱領域においてその外側の発熱抑制領域より強くなるように設けられると共に、前記コア部材が、前記励磁コイルにより発生する磁束を前記回転加熱体に導く磁路効果が発熱抑制領域において最小加熱領域より大きくなるように設けられて、前記回転加熱体の発熱量が軸方向に均一になるようにしたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の誘導加熱ユニット。
  4. 前記コア部材における前記回転加熱体の軸方向の配置間隔が、最小加熱領域においてその外側の発熱抑制領域より広く設定されたことを特徴とする請求項3に記載の誘導加熱ユニット。
  5. 前記コア部材は、前記励磁コイルにおける前記回転加熱体の周方向の中心部と周方向の一方の端部との間を周方向に延在するように設けられ、最小加熱領域において千鳥配置されたことを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱ユニット。
  6. 前記励磁コイルは、最大加熱領域の両端の折り返し部間で導線を往復させて形成された大巻線部と、最小加熱領域の両端の折り返し部間で導線を往復させて形成された小巻線部とを有し、この大巻線部と小巻線部とが、1条の導線束を巻き回すことで形成されたことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の誘導加熱ユニット。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の誘導加熱ユニットを備えたことを特徴とする定着装置。
  8. 請求項7に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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