JP5829143B2 - 建具 - Google Patents
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Description
このような建具によれば、移動片が収容されて上下方向に案内されるケーシングと移動片対応部材とが設けられる、2枚の扉の隣接端部が連結部材を介して回動する回動軸は第2空間側に位置しており、ケーシングと移動片対応部材とは第1空間側に位置しているので、ケーシングと移動片対応部材は、回動軸から離れた位置に配置されている。このため、回動軸を中心として回動した際の移動量が回動軸側より大きくなるので、開口を閉塞した状態の折戸が回動した際に、作用する磁力の大きさをより確実に変化させることが可能である。すなわち、開口を開き始めるときに、より正確に移動片を上下方向における一方に移動させることが可能であり、開口を閉塞するときには、より短い時間で磁力を作用させて移動片を突出させることが可能である。さらに、開口を閉塞した際には、ケーシングと移動片対応部材が回動軸と反対側にて当接されるので、2枚の扉が、閉止状態を超えて回動されることを防止することが可能である。
このような建具によれば、移動片対応部材が移動片に近づいて磁力が作用すると、作用した磁力は、移動片に作用している外力より力が大きいので移動片は突出し、移動片対応部材が移動片から遠ざかって磁力が弱まり外力の方が大きくなると、移動片は外力により上下方向における一方に移動される。このため、移動片をより正確に上下方向における一方に移動させることが可能である。また、移動片に作用している外力は、移動片対応部材が近づいて作用する磁力より小さいので、移動片対応部材が移動片に近づいた際には、確実に上下方向における他方に突出させることが可能である。
このような建具によれば、移動片に上下方向における一方に向かって作用している外力は、扉側に設けられたマグネットの磁力なので、扉側にマグネットを設けるだけの簡単な方法にて、移動片をより正確に上下方向における一方に移動させることが可能である。
このような建具によれば、移動片の突出量は、開口形成部の突出部が設けられている部位と移動片が突出する部位との距離より小さいので、移動片が突出した際に、突出部が設けられている部位に当接しない。このため、移動片が突出することによる音の発生を抑えることが可能である。
このような建具によれば、移動片の突出量は、開口形成部の突出部が設けられている部位と移動片が突出する部位との距離より大きいので、第2空間側に突出する移動片の先端を、開口形成部の突出部が設けられている部位、すなわち、突出部の基端部の位置まで到達させることが可能である。このため、移動片は確実に突出部と係合するので、折戸の設置時に、折戸の上下方向の位置や移動片の突出量を調整することなく移動片を突出部に確実に係合させることが可能な施工性に優れた建具を提供することが可能である。
このような建具によれば、移動片の、突出部側の部位は、上下方向における他方に向かって第1空間側から第2空間側に変位しているので、開口を閉塞する際に、突出部と、移動片とが対向する位置にて磁力が作用し、移動片が突出しても、突出部の先端は、移動片の、上下方向における他方に向かって第1空間側から第2空間側に変位している部位に接触する。このため、移動片は、突出部に案内されて第2空間側にて突出するので、音の発生を抑えつつ移動片を突出部の第2空間側に突出させることが可能である。
本実施形態では、図1〜図3に示すように、第1空間としての浴室と第2空間としての脱衣室との境界に設けられ、浴室と脱衣室とを仕切る障子としての折戸22を備えた浴室用の建具1を例に挙げて説明する。
案内部材27は、連結縦材26の突出片26bと係合する係合凹部27aを有し、外周壁部26aの凹部の浴室側の約半分を占める本体部27bと、本体部27bの左右の端部から脱衣室側に延出されて連結縦材26の係止片26cに係止される、左右の延出係止片27cと、左右の延出係止片27cの先端から互いに対向する方向に突出されて吊元扉14と移動扉15のフック部20dと係合する回動係合片27dと、左右の延出係止片27cの左右方向における中央に本体部27bから脱衣室に向かって突出された中央突出部27eと、を有している。
10b 下面部、13 枠体、13a 開口、14 吊元扉、15 移動扉、
20 縦中框、22 折戸、50 ラッチ本体、51 吊元扉側ラッチ部材、
53 移動扉側ラッチ部材、54 移動片、54a ラッチ片、54e 対向部、
55 ケーシング、55a 移動扉側キャップ部、55f 挿抜穴、55g 底部、
56 マグネット、60 マグネット、61 マグネット、 P 回動軸
Claims (7)
- 第1空間と第2空間との境界に設けられた開口を形成する開口形成部に設けられ、前記開口を閉塞可能な折戸を有し、前記折戸が有する隣り合う2枚の扉にて互いに隣接して回動自在に連結される隣接端部が前記第1空間側に移動されて前記開口が開放される建具であって、
前記開口形成部に上下方向における一方に突出している突出部を有し、
前記開口形成部の前記突出部が設けられた部位と対向する、前記隣り合う2枚の扉のうちの一方の扉の前記隣接端部側の部位に、上下方向に移動可能な移動片を有し、
前記隣り合う2枚の扉のうちの他方の扉の前記隣接端部側の部位に、前記開口を閉塞することにより前記移動片に近づき、前記開口を開放することにより前記移動片から離れる移動片対応部材を有し、
前記移動片と前記移動片対応部材とは、一方がマグネットを有し、他方がマグネットまたは着磁体を有しており、
前記移動片は、前記折戸により前記開口を閉塞したときに、前記マグネットの磁力が作用することにより引き付けられて、前記突出部の、前記第2空間側にて上下方向における他方に移動して突出し、前記開口を開放するときに、前記磁力の作用が解除されて上下方向における一方に移動して収容されることを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具であって、
前記折戸は、前記隣り合う2枚の扉の前記隣接端部が連結部材を介して連結され、前記第2空間側に位置する回動軸を中心に回動自在に構成されており、
前記移動片は、当該移動片を上下方向に案内するケーシングに収容されて、前記一方の扉の前記隣接端部側に設けられ、
前記移動片対応部材は、前記他方の扉の前記隣接端部側に設けられ、
前記ケーシングと前記移動片対応部材とは、前記開口を閉塞した際に、前記折戸の、前記第1空間側にて互いに当接することを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具であって、
前記移動片には、前記移動片対応部材が近づいて作用する磁力により当該移動片が突出される力より小さな外力が、上下方向における一方に作用していることを特徴とする建具。 - 請求項3に記載の建具であって、
前記外力は、前記扉側に設けられたマグネットの磁力であることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の建具であって、
前記移動片の突出量は、前記開口形成部の前記突出部が設けられている部位と前記移動片が突出する部位との距離より小さいことを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の建具であって、
前記移動片の突出量は、前記開口形成部の前記突出部が設けられている部位と前記移動片が突出する部位との距離より大きいことを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の建具であって、
前記移動片の、前記突出部側の部位は、上下方向における他方に向かって前記第1空間側から前記第2空間側に変位していることを特徴とする建具。
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