JP5829136B2 - コンテナ運搬車 - Google Patents
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Description
これにより、トルクシャフトの長手方向のいずれかの位置に保持バーを設ければよく、容易にコンテナのロックと干渉しない位置に保持バーを配置することができる。また、廃棄物を排出する際、解除姿勢の保持バーが廃棄物と接触し、保持バーや保持バーに連動する部品に過剰な力が加わって破損するのを防止できるという効果も奏します。
主桁21は断面C型のチャンネル材21aとアングル材21bとを数字の「6」状になるように溶接固定している。一方、クロスメンバ22は断面ハット状の鋼材をその開口部が上方を向くようにし、中央のクロスメンバ22aは両端を一対のサブフレーム11bの側面に、両端のクロスメンバ22bは一端をサブフレーム11bの側面にそれぞれ溶接にて固定している。そして、デッキ2の後端に相当するクロスメンバ22cは断面C型のチャンネル材をその開口部を車両前方に向けて主桁21の後端に溶接固定している。前記床板23は略中央部に固縛装置24を備えており、後述のコンテナ7を固縛することができる。また、クロスメンバ22bの上方であって、コンテナ7の四隅に当たる床板23の上面には補強板23aが溶接により取り付けてある。なお、後側の補強板23aは、ヒンジ12に一番近いクロスメンバ22bの上方に位置している。
図3及び図4は、コンテナ運搬車Vの略中央を切断するとともにコンテナ運搬車Vの後端を拡大した要部拡大図である。図3では保持装置4の解除姿勢を示し、図4は保持姿勢を示している。図5は、保持装置4の保持状態を車両後方から見た要部拡大図である。なお、図5において、デッキ2後端のクロスメンバ22cは省略している。
ブラケット43には保持バー44が取付けられており、取付部43aの貫通穴43bに2本のビス43dを挿通し、保持バー44の基部44aに所定の間隔を開けて設けたネジ孔44bに螺入することで、保持バー44をブラケット43に固定している。保持バー44は角棒よりなり、先部44cにはクッションゴム44d(当接部)をボルト44eにて固定している。なお、ブラケット43と保持バー44との間には薄板よりなるシム44fを挟むことにより、ブラケット43の回動中心(トルクシャフト42)と保持バー44(特にクッションゴム44dの端面)との間の距離Dを調整することができる。
トルクシャフト42の右端にもブラケット43と保持バー44とを備えてある。詳細な構造は左端に設けたブラケット43と保持バー44と同一構造であるため説明は省略する。
トルクシャフト42のアーム45と左舷側端部との間には姿勢検知装置46を備えている。姿勢検知装置46は、床板23の裏面に溶接固定した支持板46aに2基の近接センサLS1,LS2を固定している。そして、検知片46bをトルクシャフト42の側面に溶接にて固定している。検知片46bはトルクシャフト42の回転に伴い揺動する。そして、近接センサLS1は図2に示した解除姿勢にある時の検知片46bを、近接センサLS2は図3に示した保持し性にある時の検知片46bをそれぞれ検出し、検知片46bを検出すると出力信号を発する。なお、近接センサLS1,LS2、検知片46bとはケース46cに覆われており、水滴や埃から近接センサを保護している。
駆動シリンダ51は、ボトム端51aを中央のクロスメンバ22b及び床板23裏面に溶接固定したブラケット52にピン52aを介して揺動可能に支持されている。一方、ロッド端51bは、前述のアーム45のピン孔45aにピン45bを挿通することで連結している。
電動モータMが動作していない場合は、パイロット式チェック弁54e,54fにより作動油は各油室51c,51d内に保持される。これにより、駆動シリンダ51は、モータが停止した状態のストローク位置を保持することができる。
駆動シリンダ51に外力が加わった場合、例えば収縮方向に外力が加えられると、ヘッド側油室51cからパイロット式チェック弁54eまでの油路の作動油圧が上昇する。しかしながら、圧力がリリーフ弁54cの設定圧を超えるとリリーフ弁54cが解放され作動油はオイルタンク55に還流するため、駆動シリンダ51が過負荷で破損してしまうことを防止することができる。なお、リリーフ弁54cの設定圧を変更することで駆動シリンダ51の耐荷重を変更することができる。
運転手が車両の運転席10内に設けられたキースイッチ65をONにすると、バッテリ64の電気がコンタクタ67のコイル67aに流れてコイル67aを励磁する。コイル67aの励磁に伴いコンタクタ67の接点67bは接続され、バッテリ64からの電気が制御装置61に印加する。これにより、制御装置61は操作スイッチ62a,62b、近接センサLS1,LS2からの入力に基づき予め記憶されたプログラムにより判断し、所定の出力をブザー63a,ランプ63b、モータMに出力する。なお、モータMに出力する電力はバッテリ64から供給された電力である。
コンテナ7は、貨物列車に搭載することで荷物を運搬することができるコンテナである。コンテナ7は、前面71aと、一対の側面71bと、底面71cとにより箱状に形成されている。そしてコンテナ7は、後方に向けて開口する後部開口71dと、上方に向けて開口する上部開口71eとが形成されている。コンテナ7の四隅は4本の支柱72aが固定されており、該支柱72a間も幅方向には4本の横梁72bが、前後方向も4本の縦梁72cが固定されることにより補強されている。
底面71cの側端中央には貨車の固縛装置(図示せず)またはコンテナ運搬車Vの固縛装置24と係合する固縛金具75を備えている。なお、コンテナ7は、一対のフォークポケット76を底面71cの下側に備えており、フォークリフトにより貨車やコンテナ運搬車Vに積み降ろしすることができる。
まず、コンテナ7のテールゲート73を閉鎖した状態で天蓋74を開放し、積載物を投入する。以下の説明において積載物は産業廃棄物を想定している。
積載物の積み込みが完了したら、ハンドルを回して天蓋74を閉鎖する。これにより積載物の周囲6面が囲まれた状態となり、積載物がコンテナ7外に飛散することはない。
ここからはフォークリフトによりコンテナ運搬車や貨車(図示せず)に搭載されて、目的地までコンテナ7を運搬する。
そうしてコンテナ7を搭載したコンテナ運搬車Vを目的地(処分場)まで走行させる。
制御装置61は、一旦起立操作スイッチ62aを操作すればモータMに電力を供給し続けるため、トルクシャフト42の反時計回りの回転を継続し、トルクシャフト42にブラケット43を介して固定された保持バー44を反時計回りに揺動させる。そして保持バー44が図3に示す保持位置まで揺動すると、検知片46bが近接センサLS2に接近し、近接センサLS2の検知範囲内に検知片46bが到達することで近接センサLS2から検出信号が制御装置61に入力される。制御装置61は、この近接センサLS2からの信号に基づきモータMの動作を停止、すなわち正転方向の電力供給を停止する。
なお、近接センサLS1が出力するまでは、キースイッチ65をOFFに操作しないかぎりブザー63aは鳴動し続け、ランプは点灯し続けることで解除姿勢にまで倒伏が完了していないことを運転席に居ながらにして知ることができる。
上記実施例において各部材を溶接やビス止めを適宜採用したが、上記に限られない。とりわけ、トルクシャフト42とブラケット43との固定を溶接にて固定したが、ビスやボルトを用いてトルクシャフト42に対してブラケット43を車幅方向に移動可能に固定することで、コンテナ7の種類に応じてブラケット43の位置を変更するようにしてもよい。また、位置変更は、トルクシャフト42に対するブラケット43の位置を変更するようにしたが、相対姿勢を固定したトルクシャフト42及びブラケット43を軸受41に対して車幅方向に移動させることでブラケット43の位置を変更するようにしてもよい。
なお、トルクシャフト42は丸棒を用いたが角棒や中空のパイプを採用してもよく、角棒であればボルトによりブラケット43をトルクシャフト42に対して位置変更可能に固定した場合であってもトルクシャフト42のトルクをブラケット43(保持バー44)に効率的に伝達することができる。
保持バー44はトルクシャフト42の両端に合計2本設けているが、1本もしくは3本以上の保持バー44をトルクシャフト42に設けてもよい。このように1本のトルクシャフト42に複数の保持バー44を備えているため同時に保持バー44を駆動することができる。同時に保持バー44を駆動すれば揺動遅れによりいずれか一本に過負荷がかかることを抑制することができる。
11a シャシフレーム(車体)
12 ヒンジ
2 デッキ
21 主桁
22 クロスメンバ
23 床板
3 ホイスト
4 保持装置
41 軸受
42 トルクシャフト
43 ブラケット
44 保持バー
44d クッションゴム(当接部)
45 アーム
46 姿勢検知装置
46b 検知片
5 駆動装置、
51 駆動シリンダ
6 制御部
7 コンテナ
73 テールゲート
73b ロックロッド
73c キャッチャ
Claims (2)
- 車体に対してダンプ可能なデッキと、
車幅方向に長手方向を向けて前記デッキに回転可能に支持されて前記デッキ上面と平行であるトルクシャフトと、該トルクシャフトに設けられるとともにコンテナのテールゲートと当接する当接部を有する保持バーとを備えた保持装置とを備え、
前記保持バーは、前記テールゲートの回動軌跡上に位置する保持姿勢と前記テールゲートの回動軌跡外に位置する解除姿勢とに姿勢変更可能であり、
前記デッキは、前記トルクシャフトよりも車両後方であって前記解除姿勢の保持バーの下方に位置する
ことを特徴とするコンテナ運搬車。 - 前記保持装置は、前記トルクシャフトを回転させる駆動装置をさらに備え、複数の保持バーをトルクシャフトに備えたことを特徴とする請求項1記載のコンテナ運搬車。
Priority Applications (1)
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JP2012013712A JP5829136B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | コンテナ運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012013712A JP5829136B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | コンテナ運搬車 |
Publications (2)
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JP2013151244A JP2013151244A (ja) | 2013-08-08 |
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Family
ID=49048010
Family Applications (1)
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JP2012013712A Active JP5829136B2 (ja) | 2012-01-26 | 2012-01-26 | コンテナ運搬車 |
Country Status (1)
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2012
- 2012-01-26 JP JP2012013712A patent/JP5829136B2/ja active Active
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