JP5828269B2 - 水洗大便器 - Google Patents
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Description
また、人体検知後、すぐにタンクへ洗浄水を供給するため、使用者が用を足す間にタンクへ洗浄水を給水することができ、使用者が便器洗浄を行うときには、すでにタンクは便器洗浄に必要な所定水量を貯水した状態となっているので、制御手段が便器洗浄開始信号を受けるとすぐに便器洗浄を行うことができる。したがって、制御手段が便器洗浄開始信号を受けてから便器洗浄を開始するまでの待ち時間の発生を回避することができる。
また、便器使用者が便器洗浄開始手段を操作した際、すでに便器洗浄に必要な所定水量の洗浄水が貯水されている場合は、すぐに便器洗浄を開始することができるため、便器洗浄時に、便器洗浄が開始されるまでの待ち時間が発生しない。
さらに、タンクへ比較的温度が低い洗浄水が供給される際、この比較的低温の洗浄水が、タンク内に予め存在しタンク周囲の温度に近い水温である洗浄水と混ざり合うため、給水時にタンク内に貯水される洗浄水は、従来のものよりも、タンク周囲の温度に近い温度となっている。したがって、給水時におけるタンク内の洗浄水とタンク周囲との温度差を小さくすることができる。
このように、従来のものよりも、待機時や給水時におけるタンク内の洗浄水とタンク周囲との温度差を小さくできるため、タンク表面への結露の発生をより確実に防止することができる。
すなわち、結露防止洗浄動作モードにおいては、次の便器洗浄を行うにあたり必要とされる洗浄水量よりも少ない水量(水位L4における水量)を貯水した状態で待機状態へ移行する。(本明細書においては、便器洗浄スイッチ操作後から洗浄終了後の待機状態に至るまで(時刻t6〜t11)の一連の動作を、後動作と呼ぶ。)
本実施形態では、水位L4における水量を貯水した状態で待機状態へ移行したが、本発明はこれに限定されるものではなく、この水量は次の便器洗浄を行うにあたり必要とされる洗浄水量より少なければ良く、タンク内が空の状態でも良い。
このような動作形態とすることにより、節水効果はもちろんのこと、便器洗浄スイッチ70を操作し忘れた使用者が便器洗浄を行うために戻った場合や、他の使用者がその非便器洗浄状態を知って便器洗浄を行う場合に、貯水タンク28内の洗浄水がL1の高さまで貯水されるのを待つ必要がなく、すぐに便器洗浄を実行することができる。
2…便器本体
4…便座
6…カバー
10…機能部
12…ボウル部
14…排水トラップ管路
14a…排水トラップ管路の入口
14b…トラップ上昇管
14c…トラップ下降管
14d…排水トラップ管路の頂部
16…ジェット吐水口
16a…ジェット導水路
18…リム吐水口
18a…リム導水路
20…ボウル部の汚物受け面
20a…ボウル部の汚物受け面の底部
22…ボウル部のリム部
22a…ボウル部のリム部の内周面
24…ボウル部の棚部
24a…ボウル部の棚部の傾斜部
26…排水管
28…貯水タンク
30…加圧ポンプ
30a…ポンプ室
32…給水路
34…止水栓
36…ストレーナ
38…分岐金具
40…定流量弁
42…電磁開閉弁
44…給水路切替弁
48…リム側給水路
50…タンク側給水路
52…ポンプ側給水路
54…ジェット側給水路
56…リム吐水用バキュームブレーカ
58…戻り管路
60…バキュームブレーカ
62…フロート式逆止弁
62a…フロート
64…オーバーフロー流路
64a…オーバーフロー流路の上端
66…フロート式逆止弁
66a…フロート
68…リモコン部
69…報知手段
70…便器洗浄スイッチ
71…モード切替スイッチ
72…人体検知センサ
73…着座センサ
74…制御装置
76…上端フロートスイッチ
78…下端フロートスイッチ
80…フラッパー弁
Claims (5)
- 便器洗浄に用いられる洗浄水を貯水するタンクと、
上記タンクに洗浄水を供給する給水手段と、
上記タンク内に貯水された洗浄水を便器に供給する排水手段と、
便器洗浄開始信号を出力する便器洗浄開始手段と、
便器使用者の存在を検知する人体検知手段と、
複数の洗浄動作モードのうち、一つのモードを実行する制御手段と、
上記制御手段が実行する洗浄動作モードを切り替え設定する切替手段と、
を備えた水洗大便器であって、
上記制御手段は、
上記便器洗浄開始信号を受けた際、上記排水手段を駆動することにより上記タンク内の洗浄水を便器へ供給した後、便器洗浄に必要な所定水量の洗浄水を上記タンク内へ貯水した状態で待機状態へ移行する通常洗浄動作モードと、
上記人体検知手段が人体を検知した際、上記給水手段を駆動し、洗浄水が上記便器洗浄に必要な所定水量に至るまで上記タンク内に洗浄水を供給した後、上記便器洗浄開始信号を受けると、上記排水手段を駆動することにより上記タンク内の洗浄水を便器へ供給し、上記便器洗浄に必要な所定水量の洗浄水を上記タンク内に貯水していない状態で待機状態へ移行する結露防止洗浄動作モードと、を有し、
上記切替手段により設定された上記通常洗浄動作モードと上記結露防止洗浄動作モードとの何れか一つの洗浄動作モードを実行することを特徴とする水洗大便器。 - 上記結露防止洗浄動作モードでは、
上記人体検知手段が人体を検知していない状態において、上記制御手段が上記便器洗浄開始信号を受けた場合、
タンク内に上記所定水量の洗浄水が貯水されているときは、上記排水手段を駆動することにより、上記タンク内の洗浄水を便器へ供給し、上記便器洗浄に必要な所定水量の洗浄水を上記タンク内に貯水していない状態で待機状態へ移行し、
タンク内に上記所定水量の洗浄水が貯水されていないときは、上記給水手段を駆動することにより、洗浄水が上記便器洗浄に必要な所定水量に至るまで上記タンク内に洗浄水を供給した後、上記排水手段を駆動することにより、上記タンク内の洗浄水を便器へ供給し、上記便器洗浄に必要な所定水量の洗浄水を上記タンク内に貯水していない状態で待機状態へ移行する
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。 - 上記結露防止洗浄動作モードでは、
待機状態において、上記タンク内に上記便器洗浄に必要な所定水量よりも少ない水量を貯水している
ことを特徴とする請求項1または2に記載の水洗大便器。 - 上記タンクは、上記便器洗浄に必要な所定水量が貯水された状態を検出する第一の水位検出手段と、
上記タンク内に上記便器洗浄に必要な所定水量よりも少ない水量が貯水された状態を検出する第二の水位検出手段とを有し、
上記制御手段は、上記第一の水位検出手段及び上記第二の水位検出手段からの水位検出信号に基づいて上記タンク内に貯水される洗浄水の制御を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の水洗大便器。 - 上記人体検知手段は、
便器使用者が便座に座ったことを検知する着座センサである
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水洗大便器。
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JP2011250666A JP5828269B2 (ja) | 2011-11-16 | 2011-11-16 | 水洗大便器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011250666A JP5828269B2 (ja) | 2011-11-16 | 2011-11-16 | 水洗大便器 |
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JP2013104273A JP2013104273A (ja) | 2013-05-30 |
JP5828269B2 true JP5828269B2 (ja) | 2015-12-02 |
Family
ID=48624035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011250666A Active JP5828269B2 (ja) | 2011-11-16 | 2011-11-16 | 水洗大便器 |
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JP7247478B2 (ja) * | 2018-06-06 | 2023-03-29 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
KR102459363B1 (ko) * | 2020-12-29 | 2022-10-28 | 주식회사 엔씨엠 | 직수물내림장치를 구비한 일체형비데의 수격감소 제어방법 |
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2011
- 2011-11-16 JP JP2011250666A patent/JP5828269B2/ja active Active
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