JP6300174B2 - トイレ装置 - Google Patents
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Description
従来、このような水垢の付着抑制および除去ができる水洗大便器として、アルミニウムイオンを含む酸性水を水洗大便器に噴霧するトイレ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このようにアルミニウムイオンを含む酸性水を生成すると、水垢の付着抑制および除去に不必要なアルカリ水も生成されてしまう。
そこで、このアルカリ水を排水する方法として、便器に接続された排水管に直接排出すること、あるいは水垢抑制効果を阻害しない範囲内で便器のボウル内に排出することが知られている。
一方、便器のボウル内にアルカリ水を排出する方法では、使用者が漏水と誤認する恐れがある。
さらに、従来のようなアルカリ水専用の排水管を設ける必要がないため、アルカリ水の排水構造を簡便な構造にすることができる。
さらに、逆止弁の構造が簡便になるため、逆止弁が破損する可能性を抑えることができる。
ここで、図1は、本発明の第1実施形態であるトイレ装置100の外観図であり、図2は、本発明の第1実施形態であるトイレ装置100を示す断面図であり、図3は、本発明の第1実施形態であるトイレ装置100で用いられる継手150の断面図であり、図4は、本発明の第1実施形態であるトイレ装置100の水路を示すブロック図である。
さらに、大便器本体110は、ボウル部111の下方と連通してボウル部111内に溜水面Sを形成する排水トラップ部112と、溜水面Sより下方で開口しボウル部111に洗浄水Wcを噴出する噴出部113とをそれぞれ有する。
逆止弁としてフラッパー弁151を用いることにより、逆止弁で生じる圧力損失が低減されることに加え、逆止弁の構造が簡便になる。
さらに、逆止弁150は、アルカリ水排水路133内への排せつ物の混入を防ぐものであれば、フラッパー弁151以外の弁体であってもよい。
これにより、電解槽131bより生成された水垢の付着抑制および除去に不要なアルカリ水Walを溜水W中に直接排水する。
便器洗浄開始信号をトイレ装置100が受信すると、大便器本体110内にある制御手段160が、バルブユニット部121を制御することによって、分岐部141から供給された水を洗浄水Wcとしてリム111aに供給する。
なお、洗浄水供給手段120がタンク122を有していることにより、まとまった量の洗浄水Wcが噴出部113に供給される。
加えて、噴出部113が排水トラップ部112に向けて開口しているため、噴出部113から噴出する洗浄水Wcが排せつ物を効率的に排水トラップ部112に押し込む。
これにより、リム111aから吐水される洗浄水Wcがボウル部111内に溜水Wとして貯留される。
生成された酸性水Wacは流量調整弁131cで流量を調整された後、局部洗浄手段130のノズルユニット部132に供給される。
そこで、このアルカリ水Walは電解槽131bに接続されたアルカリ水排出路133を通り、継手150から通水路114に流れ込み、噴出部113から溜水W中に排水される。
なお、噴出部113がボウル部111の底面に沿って形成されていることにより、より溜水面Sより低い位置でアルカリ水Walを溜水W中に直接排水するため、アルカリ水Walの排出による溜水面Sの変動を抑えることができ、使用者に気づかれることなくアルカリ水Walを排出できる。
さらに、継手150が逆止弁を有することにより、電解槽131bに負圧が発生しても噴出部113からの逆流を逆止弁で食い止める。
なお、酸性水Wacを噴霧するタイミングは、ボウル部111内洗浄後のみならず、待機時であってもよい。
加えて、逆止弁が破損する可能性を抑えることができる。
また、大便器の洗浄方式は、溜水面より下に噴出部を設けてあれば、洗い落とし式であってもよいし、サイホンゼット式であってもよい。
さらに、継手の部材は、耐アルカリ性があるものであれば、如何なるものであっても構わない。
110 ・・・ 大便器本体
111 ・・・ ボウル部
111a ・・・ リム
112 ・・・ 排水トラップ部
113 ・・・ 噴出部
114 ・・・ 通水路
120 ・・・ 洗浄水供給手段
121 ・・・ バルブユニット部
122 ・・・ タンク
123 ・・・ ポンプ
130 ・・・ 局部洗浄手段
131 ・・・ 局部洗浄水供給部
131a ・・・ バルブ熱交換ユニット
131b ・・・ 電解槽
131c ・・・ 流量調整弁
132 ・・・ ノズルユニット部
132a ・・・ 局部洗浄ノズル
132b ・・・ 酸性水噴霧ノズル
133 ・・・ アルカリ水排水路
140 ・・・ 給水源
141 ・・・ 分岐部
150 ・・・ 継手
151 ・・・ フラッパー弁
160 ・・・ 制御手段
W ・・・ 溜水
Wac ・・・ 酸性水
Wal ・・・ アルカリ水
Wc ・・・ 洗浄水
Wh ・・・ 局部洗浄水
S ・・・ 溜水面
Claims (3)
- 排せつ物を受けるボウル部と、該ボウル部の下方と連通してボウル部内に溜水面を形成する排水トラップ部と、前記溜水面より下方で開口して洗浄水を噴出する噴出部とを設けた大便器本体と、
給水源から供給された洗浄水を前記ボウル部側に向けて供給する水と前記噴出部側に向けて供給する水とに分流する分流部を有する洗浄水供給手段と、
前記大便器本体のボウル部に酸性水を噴霧する酸性水噴霧ノズルと、
該酸性水噴霧ノズルに供給する酸性水を生成する電解槽とを備えるトイレ装置において、
前記電解槽で前記酸性水に付随して生成されるアルカリ水を排出するアルカリ水排出路が、前記分流部よりも下流側に位置し、前記噴出部に向けて供給された水が流れ込む継手で合流していることを特徴とするトイレ装置。 - 前記継手が、前記アルカリ水排出路への逆流を阻止する逆止弁を有していることを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
- 前記逆止弁が、フラッパー弁から構成されていることを特徴とする請求項2記載のトイレ装置。
Priority Applications (1)
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JP2014003982A JP6300174B2 (ja) | 2014-01-14 | 2014-01-14 | トイレ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014003982A JP6300174B2 (ja) | 2014-01-14 | 2014-01-14 | トイレ装置 |
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JP6300174B2 true JP6300174B2 (ja) | 2018-03-28 |
Family
ID=53899530
Family Applications (1)
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JP2014003982A Active JP6300174B2 (ja) | 2014-01-14 | 2014-01-14 | トイレ装置 |
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