JP5827907B2 - 活性炭及びその製造方法並びに前記活性炭を用いた過酸化物分解方法又は分解触媒及びカルボニル化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の活性炭は以下の特徴を有する。
(a)水素含有量が0.63〜0.75質量%であり、
(b)窒素含有量が2.55〜6.50質量%であり、
(c)塩基性表面官能基量が0.88〜1.18meq/gの範囲である。
通常、活性炭触媒の製造は、活性炭を硝酸や硫酸、次亜塩素酸ナトリウムなどで酸化したのち、高温でアンモニアと接触させるか、ポリアクリルニトリルなどの窒素を多く含む原料から活性炭化するといった方法で行われる。
このような特性を有する活性炭は、酸化触媒又は分解触媒などの触媒として有用である。例えば、本発明の活性炭触媒は、過酸化物の分解(又は酸化)などに有用である。過酸化物としては、例えば、過酸化水素、過酸(過ギ酸、過酢酸、過安息香酸など)、パーオキサイド(過酸化ベンゾイル、過酸化ジアセチル、過酸化ラウロイル、エチルメチルケトンパーオキサイドなど)などが例示できる。代表的な過酸化物は、過酸化水素である。
本発明の活性炭触媒は、第2級炭素原子を有する化合物(基質又は酸化前駆体)を過酸化物で構成された酸化剤で酸化してカルボニル化合物を製造するための触媒としても有用である。第2級炭素原子を有する化合物には、第2級アルコール、メチレン基を有する化合物が含まれる。
25℃における3,000mg/L過酸化水素濃度の水溶液400mLに乾燥した活性炭0.1gを添加し、水溶液中に残留している過酸化水素濃度を測定し、経時変化を残留量がゼロになるまで評価した。
[式中、C0=過酸化水素初濃度(mg/L),C=任意時間経過後の過酸化水素濃度(mg/L),A=活性炭量(g),T=任意時間(hr)である]
繰り返し時における過酸化水素分解性能評価は、残留量がゼロになった溶液に、30質量%濃度の過酸化水素水溶液を3000mg/Lになるように添加し、再び水溶液中に残留している過酸化水素濃度を測定し、経時変化を残留量がゼロになるまで評価する。この操作を1,000mg−H2O2/g−活性炭/hr以上の過酸化水素分解速度が得られなくなるまで繰り返した。
元素分析装置(エレメタール社製「Vario EL III」)を使用し、基準物資にスルファニル酸を用いて測定を行った。また、各測定値のバラツキを考慮し、標準サンプルとして活性炭(クラレケミカル(株)製「P−GLCR」)を同時に測定して補正し、活性炭中の水素、窒素の含有量を決定した。
25℃において、0.1モル/L−HCl水溶液25mlに活性炭0.5gを添加し、24時間振とう後、遠心分離機により活性炭を沈降させ、上澄み液10mlを採取し、0.1mol/l−NaOHで滴定を行い、塩基性表面官能基量を決定した。
種々の原料による影響を確認するために、異なる原料により活性炭を作製した。具体的には、炭素質原料を500〜800℃で乾留し、続いて得られた乾留品500gを炉に投入し、700〜980℃において水蒸気、二酸化炭素ガス、窒素ガスを任意の分圧に変化させて、かつ任意の量で炉内に供給し賦活時間を任意に変えて、活性炭を作製した。
溶媒中に、基質と活性炭とを表に示す割合で加え、攪拌下80〜95℃にて過酸化水素水(和光純薬工業(株)製「30%過酸化水素水」)又は尿素過酸化水素化物(和光純薬工業(株)製「尿素過酸化水素」)を表に示す割合で添加する。添加終了後、12〜50時間保持した後、カルボニル化合物を結晶単離し、高速液体クロマトグラフィーにより定量し、質量収率を測定した。
炭素質原料を瀝青炭とし、600℃乾留処理後、水蒸気分圧30%、二酸化炭素分圧30%、窒素分圧40%の混合ガスを乾留品500gに対して40L/分で炉内に導入し、賦活温度850℃、賦活時間1時間の条件下で比較例1の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質原料を瀝青炭とし、600℃乾留処理後、水蒸気分圧30%、二酸化炭素分圧30%、窒素分圧40%の混合ガスを乾留品500gに対して40L/分で炉内に導入し、賦活温度900℃、賦活時間1時間の条件下で比較例2の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質原料を瀝青炭とし、600℃乾留処理後、水蒸気分圧10%、二酸化炭素分圧20%、窒素分圧70%の混合ガスを乾留品500gに対して40L/分で炉内に導入し、賦活温度850℃、賦活時間5時間の条件下で比較例3の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質原料をヤシ殻原料とし、700℃乾留処理後、水蒸気分圧30%、二酸化炭素分圧30%、窒素分圧40%の混合ガスを乾留品500gに対して40L/分で炉内に導入し、賦活温度900℃、賦活時間1時間の条件下で比較例4の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質原料を木質原料とする以外は比較例4と同様の方法により活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質原料を無煙炭原料とする以外は比較例4と同様の方法により活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質原料を瀝青炭とし、600℃乾留処理後、水蒸気分圧30%、二酸化炭素分圧30%、窒素分圧40%の混合ガスを乾留品500gに対して40L/分で炉内に導入し、賦活温度800℃、賦活時間1時間の条件下で比較例7の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質原料を瀝青炭とし、600℃乾留処理後、水蒸気分圧30%、二酸化炭素分圧30%、窒素分圧40%の混合ガスを乾留品500gに対して40L/分で炉内に導入し、賦活温度800℃、賦活時間2時間の条件下で比較例7の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
比較例9には酸化反応用活性炭として市販されている活性炭(日本エンバイロケミカルズ(株)製「白鷺KL」)についても評価し、結果を表1に示す。
比較例10〜12には、特許文献2(国際公開WO2011/125504号公報)に記載の活性炭についても評価し、結果を表1に示す。
炭素質原料を瀝青炭とし、700℃乾留処理後、水蒸気分圧20%、二酸化炭素分圧40%、窒素分圧40%の混合ガスを乾留品500gに対して10L/分で炉内に導入し、賦活温度750℃、賦活時間5時間の条件下で実施例1の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質材料を瀝青炭とし、700℃乾留処理後、水蒸気分圧30%、二酸化炭素分圧30%、窒素分圧40%の混合ガスを乾留品500gに対して20L/分で炉内に導入し賦活温度850℃、賦活時間2時間の条件下で実施例2の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質材料を瀝青炭とし、650℃乾留処理後、水蒸気分圧35%、二酸化炭素分圧15%、窒素分圧50%の混合ガスを乾留品500gに対して20L/分で炉内に導入し、賦活温度800℃、賦活時間3時間の条件下で実施例3の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
炭素質材料を瀝青炭とし、500℃乾留処理後、水蒸気分圧15%、二酸化炭素分圧20%、窒素分圧65%の混合ガスを乾留品500gに対して10L/分で炉内に導入し賦活温度750℃、賦活時間8時間の条件下で実施例4の活性炭を作製し、各種評価を行った。評価結果を表1に示す。
瀝青炭原料を前記方法により試作した比較例1の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で水素含有量、窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
瀝青炭原料を前記方法により試作した比較例2の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で水素含有量、窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
瀝青炭原料を前記方法により試作した比較例3の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で水素含有量、窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
ヤシ殻原料を前記方法により試作した比較例4の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で水素含有量、窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
木質原料を前記方法により試作した比較例5の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で水素含有量、窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
無煙炭原料を前記方法により試作した比較例6の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で窒素含有量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
瀝青炭原料を前記方法により試作した比較例7の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
瀝青炭原料を前記方法により試作した比較例8の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で塩基性表面官能基量が設定値から外れ、カルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
市販されている比較例9の酸化反応用活性炭では、本発明で設定した物性値の中で水素含有量、窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
特許文献2の実施例1に準拠し試作した比較例10の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
特許文献2の実施例5に準拠し試作した比較例11の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で水素含有量、窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いことを確認した。
特許文献2記載の実施例6に準拠し試作した比較例12の活性炭では、本発明で設定した物性値の中で水素含有量、窒素含有量、塩基性表面官能基量が設定値から外れ、過酸化水素分解能が低く、かつカルボニル化合物の収率も低いこと確認した。
瀝青炭原料を前記方法により試作した実施例1の活性炭では、本発明で設定した物性値のすべてにおいて設定値内であり、過酸化水素分解能は23回と高く、かつカルボニル化合物の収率も25%であることを確認した。
瀝青炭原料を前記方法によりで試作した実施例2の活性炭では、本発明で設定した物性値のすべてにおいて設定値内であり、過酸化水素分解能は25回と高く、カルボニル化合物の収率も27%であることを確認した。
瀝青炭原料を前記方法により試作した実施例3の活性炭では、本発明で設定した物性値のすべてにおいて設定値内であり、過酸化水素分解能は26回と高く、カルボニル化合物の収率も29%であることを確認した。
瀝青炭原料を前記方法により試作した実施例4の活性炭では、本発明で設定した物性値のすべてにおいて設定値内であり、過酸化水素分解能は31回と高く、カルボニル化合物の収率も34%であることを確認した。
各比較例及び実施例で得られた触媒活性炭を用いて、フルオレノールからフルオレノンへ酸化させるための反応条件を変更し、実施例で得られた触媒活性炭の有効性を確認した。表2に各触媒活性炭における収率の変化を示した。
実施例4の触媒活性炭を用いて、前記反応を過酸化水素から尿素過酸化水素化物に代えて、表3に示す条件で反応を実施した結果を表3に示す。
実施例4の活性炭を用いて、基質をフルオレノールから、α−キノリルベンジルアルコール、ベンゾイン、フルオレン、キサンテンに代えて、表4に示す条件で反応を実施した結果を表4に示す。
Claims (10)
- 水素含有量が0.63〜0.75質量%、窒素含有量が2.55〜6.50質量%、塩基性表面官能基が0.88〜1.18meq/gの範囲にある活性炭。
- 過酸化物を分解するための触媒であって、水素含有量が0.63〜0.75質量%、窒素含有量が2.55〜6.50質量%、塩基性表面官能基が0.88〜1.18meq/gである活性炭で構成されている分解触媒。
- 炭素質材料を400〜700℃で乾留する乾留工程、水蒸気、窒素及び二酸化炭素を含む混合ガス雰囲気下、750℃〜850℃の温度で1〜10時間処理し、部分的にガス化する賦活工程を含む請求項1記載の活性炭の製造方法。
- 活性炭の存在下、第2級炭素原子を有する化合物を酸化剤で酸化してカルボニル化合物を製造する方法であって、水素含有量が0.63〜0.75質量%、窒素含有量が2.55〜6.50質量%、塩基性表面官能基が0.88〜1.18meq/gである活性炭を用い、酸化剤として過酸化物を用いるカルボニル化合物の製造方法。
- 第2級炭素原子を有する化合物が第2級アルコール又はメチレン基を有する化合物である請求項4記載の製造方法。
- 活性炭の割合が第2級炭素原子を有する化合物100質量部に対して30〜150質量部である請求項4又は5記載の製造方法。
- 過酸化物の割合が第2級炭素原子を有する化合物100質量部に対して50〜1000質量部である請求項4〜6のいずれかに記載の製造方法。
- 過酸化物が過酸化水素又は過酸化水素化物である請求項4〜7のいずれかに記載の製造方法。
- 過酸化物が尿素過酸化水素化物である請求項8記載の製造方法。
- 活性炭と接触させて過酸化物を分解する方法であって、水素含有量が0.63〜0.75質量%、窒素含有量が2.55〜6.50質量%、塩基性表面官能基が0.88〜1.18meq/gである活性炭を用いる方法。
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