JP5827859B2 - 決済支援システム及び決済支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配達時に商品代金を回収する代引決済において、クレジットカードによる決済を支援するための決済支援システム、決済支援方法及び決済支援プログラムに関する。
インターネットの利用拡大に伴い、商品を購入する場合、通信販売を利用することが多くなっている。ここで、商品代金の決済においては、現金の送金や口座振替、クレジットカード利用の他に、配達時に代金と引き換えで商品を引き渡す代引決済等も利用されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献に記載された技術では、ユーザからのサービス提供依頼を受け付けたサービス提供業者から代金決済依頼を受けたときには、決済認証コードを発行して、代引配送依頼を行なう。そして、代引による代金回収の結果として、決済認証コードが代引決済代行サーバに送られてきたときには、サービス提供業者に決済完了を通知する。
また、クレジット決済を利用する場合には、カード決済手数料が必要となる。このカード決済手数料は、クレジットカードを発行し、会員を管理しているクレジットカード会社が定めている。具体的には、クレジットカード会社が加盟店の業種・業態やクレジットカードの取扱い実績等を総合的に判断して、加盟店や業種に応じて課金率を設定している。
そこで、課金率に自由度を持たせる技術も検討されており、クレジットカード決済において、カード決済手数料を商品別に設定された手数料課金率により決定するための技術が検討されている(例えば、特許文献2参照。)。この文献に記載された技術では予め商品毎にクレジット手数料課金率を設定しておく。そして、クレジット決済時に、登録された商品毎の金額とその商品のクレジット手数料課金率とから商品毎にクレジット手数料を算出する。
また、1つの加盟店に対してクレジット手数料を、売場単位に設定する技術も検討されている(例えば、特許文献3参照。)。この文献に記載された技術では、各クレジット決済端末を複数の組に分類して管理する。そして、クレジット決済端末の組毎にクレジットにかかる手数料の比率を設定したテーブルを設ける。クレジット請求データ作成処理部は、同一の組に属するクレジット決済端末から収集した取引明細データのクレジット利用金額を合計し、その合計金額から各組に対応する比率の手数料を差し引いた金額を請求金額として、組単位にクレジットカードで支払われた代金に対する請求データファイルを作成する。クレジット請求データ送信処理部は、この請求データファイルをクレジット会社のホストコンピュータにオンライン送信する。
特開2006−107138号公報(第1頁、図1) 特開2002−133530号公報(第1頁、図1) 特開2002−269465号公報(第1頁、図1)
上述のように、加盟店におけるクレジットカード決済については、カード決済手数料について、多様な試みが検討されている。
一方、代引決済の場合、配達時に商品代金を回収する。ここで、クレジットカード決済を利用する場合、取引を行なう加盟店は、配送事業会社となる。この場合、配送事業会社の業種に応じたカード決済手数料を負担することになる。この手数料は、商品の販売者の業種に応じたカード決済手数料とは異なることがある。
また、通信販売等において、販売者によるクレジットカード決済を悪用した不正取引が行なわれることがある。このような不正取引を防止するために、クレジットカード発行会社においては、最終的に代金が支払われる販売者を厳格に管理する必要がある。しかしながら、代引決済の場合には、クレジットカード発行会社の支払先は、包括加盟店である配送事業会社になるため、販売者の的確な管理が困難という課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、配達時に商品代金を回収する代引決済において、クレジットカードを利用する場合にも、販売者の業種に応じた手数料において取引を行なうとともに、カード発行会社においても、販売者の適正性を的確に管理するための決済支援システム及び決済支援方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、クレジットカードに記録されたカード情報を読み取るカード情報取得手段と、販売者毎に、配送事業者によって確認された、各販売者の業種を特定するための業種コードを関連づけて記憶した販売者情報記憶手段と、販売者及び購入者、代引金額に関する情報を含む代引依頼を記録する代引情報記憶手段と、与信管理システムに決済要求を送信する制御手段を備えた決済支援システムであって、前記決済支援システムが、販売者サーバから取得した商品の代引依頼を前記代引情報記憶手段に記録する手段と、前記商品の配達時に、配達担当者のカード情報取得手段において、前記購入者のクレジットカードのカード情報を読み取る手段と、前記商品の販売者を特定して、前記販売者情報記憶手段から、前記販売者についての業種コードを抽出する手段と、前記代引金額についての決済要求に、前記特定した業種コードを含めて、前記与信管理システムに送信する手段と、前記代引金額に基づいて販売者についての代金支払を行なう手段とを備えたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の決済支援システムにおいて、前記決済支援システムを、前記代引情報記憶手段を備えた配送管理サーバと、前記カード情報取得手段を備えた携帯端末により構成し、前記販売者情報記憶手段を、前記配送管理サーバに設けたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の決済支援システムにおいて、前記決済支援システムを、前記代引情報記憶手段を備えた配送管理サーバと、前記カード情報取得手段を備えた携帯端末により構成し、前記販売者情報記憶手段を、前記携帯端末に設けたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、クレジットカードに記録されたカード情報を読み取るカード情報取得手段と、販売者毎に、配送事業者によって確認された、各販売者の業種を特定するための業種コードを関連づけて記憶した販売者情報記憶手段と、販売者及び購入者、代引金額に関する情報を含む代引依頼を記録する代引情報記憶手段と、与信管理システムに決済要求を送信する制御手段を備えた決済支援システムを用いて、決済を支援する方法であって、前記決済支援システムが、販売者サーバから取得した商品の代引依頼を前記代引情報記憶手段に記録する段階と、前記商品の配達時に、配達担当者のカード情報取得手段において、前記購入者のクレジットカードのカード情報を読み取る段階と、前記商品の販売者を特定して、前記販売者情報記憶手段から、前記販売者についての業種コードを抽出する段階と、前記代引金額についての決済要求に、前記特定した業種コードを含めて、前記与信管理システムに送信する段階と、前記代引金額に基づいて販売者についての代金支払を行なう段階とを実行することを要旨とする。
(作用)
請求項1又はに記載の発明によれば、販売者サーバから取得した代引依頼を前記代引情報記憶手段に記録する。前記商品の配達時に、配達担当者のカード情報取得手段において、前記購入者のクレジットカードのカード情報を読み取る。そして、前記商品の販売者を特定して、前記販売者情報記憶手段から、前記販売者についての業種コードを抽出し、前記代引金額についての決済要求に、前記特定した業種コードを含めて、前記与信管理システムに送信する。そして、前記代引金額に基づいて販売者についての代金支払を行なう。これにより、代引決済においても、適正なカード決済手数料で、クレジットカードを利用することができる。そして、与信管理システムにおいては、業種コードに基づいて、業種に応じたクレジット決済手数料を請求することができる。
発明によれば、販売者情報記憶手段には、配送事業者によって確認された、各販売者の業種を特定するための業種コードを記録する。これにより、集荷を行なう配送事業者によって確認された販売者の事業形態により、的確な業種を管理することができる。
請求項に記載の発明によれば、前記決済支援システムを、前記代引情報記憶手段を備えた配送管理サーバと、前記カード情報取得手段を備えた携帯端末により構成し、前記販売者情報記憶手段を、前記配送管理サーバに設ける。これにより、従来の携帯端末を利用しながら、業種を特定することができる。
請求項に記載の発明によれば、前記決済支援システムを、前記代引情報記憶手段を備えた配送管理サーバと、前記カード情報取得手段を備えた携帯端末により構成し、前記販売者情報記憶手段を、前記携帯端末に設ける。これにより、配達担当者の携帯端末において業種を特定することができる。
本発明によれば、配達時に商品代金を回収する代引決済において、クレジットカードを利用する場合にも、販売者の業種に応じた手数料において取引を行なうとともに、カード発行会社においても、販売者の適正性を的確に管理することができる決済支援システム及び決済支援方法を提供することができる。
本発明の実施形態のシステム概略図。 本発明の実施形態の情報記憶部の説明図であって、(a)は販売者情報記憶部、(b)は手数料情報記憶部、(c)は配送依頼情報記憶部、(d)は代金引換情報記憶部に記録されたデータの説明図。 本実施形態の処理手順の説明図。 他の実施形態の処理手順の説明図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図3に従って説明する。本実施形態では、インターネットを利用して行なわれた商品販売の決済を支援するための決済支援システムとして説明する。具体的には、商品の配達時に商品代金を回収する代金引換(代引)サービスを提供する場合を想定する。
この代引サービスにおいては、クレジットカードを利用して代金支払いを行なう。このクレジットカードは、クレジットカード会社(イシュア、アクワイアラ)によって管理される。ここで、アクワイアラは、クレジットカードの加盟店獲得及び管理業務等の業務を行なう。一方、イシュアは、クレジットカードを発行し会員に関する業務を行なう。そして、このカード決済手数料は、イシュア、アクワイアラとの契約に基づいて定められている。
本実施形態では、代引サービスを提供するために、図1に示すように、販売者サーバ10、配送管理サーバ20、携帯端末30、与信管理システム40を用いる。
販売者サーバ10は、商品販売を行なう販売者が管理するコンピュータシステムである。この販売者サーバ10が、インターネットを介して、購入者と商品販売についての取引を行なう。この場合、販売者は、配送事業者に対して、受注した商品を購入者の指定する住所まで配送するための依頼を行なう。
配送管理サーバ20は、取引対象の商品を購入者に配送する配送事業者が管理するコンピュータシステムである。更に、商品販売の決済において、代引サービスが利用される場合には、配送管理サーバ20は、この代引決済を支援する。
配送管理サーバ20は、制御部21、販売者情報記憶部22、手数料情報記憶部23、配送依頼情報記憶部24、代金引換情報記憶部25を備えている。
制御部21は、販売者サーバ10からの依頼に基づいて、商品の配送及び代金回収についての管理処理を行なう。制御部21は、制御手段としてのCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(配送依頼受付段階、配送管理段階、決済支援段階、販売者管理段階等の各処理)を行なう。このための配送管理プログラムを実行することにより、制御部21は、図1に示すように、配送依頼受付手段211、配送管理手段212、決済支援手段213、販売者管理手段214等として機能する。
配送依頼受付手段211は、販売者サーバ10から、商品の発送指示を受け付ける処理を実行する。
配送管理手段212は、販売者サーバ10からの依頼に応じて、商品の配送状況についての管理処理を実行する。
決済支援手段213は、商品の引渡し時に、商品代金を回収する代引決済についての支援処理を実行する。
販売者管理手段214は、販売者に対する代金支払いや、各販売者における各種手数料(代引手数料、カード決済手数料等)の管理処理を実行する。
販売者情報記憶部22は販売者情報記憶手段として機能する。この販売者情報記憶部22には、図2(a)に示すように、商品の配送を依頼する販売者(荷主)に関する販売者管理レコード220が記憶されている。この販売者管理レコード220は、販売者が新たに登録された場合に記録される。この販売者管理レコード220には、販売者コード、業種コード、販売者口座に関するデータが含まれる。
販売者コードデータ領域には、本サービスを利用する販売者を特定するための識別子に関するデータが記録されている。この販売者コードを用いることにより、顧客情報記憶部(図示せず)から、販売者名や所在地に関する情報を取得することができる。
業種コードデータ領域には、この販売者の業種を特定するための識別子に関するデータが記録されている。この業種コードは、配送事業者において、本サービスを利用する販売者との取引を開始する場合に登録される。具体的には、配送管理サーバ20において、販売者との取引開始入力が行なわれた場合、配送管理サーバ20の制御部21が、顧客情報記憶部において、販売者コードによって特定される顧客情報(販売者名や所在地等)を取得する。そして、インターネットを介して公開されている公知の企業情報提供サーバにアクセスする。制御部21は、この顧客情報を用いて、企業情報提供サーバから、販売者についての企業情報(企業概要、財務情報等)を取得する。そして、制御部21は、この企業情報に基づいて特定された業種の業種コードを、販売者管理レコード220に記録する。更に、本サービスの利用取引の更新時に、配送管理サーバ20の制御部21は、再度、企業情報提供サーバにアクセスし、企業情報を取得し、販売者管理レコード220に記録された業種コードと照合する。業種が変更されている場合には、新たな業種コードを販売者管理レコード220に記録する。なお、配達担当者は、商品の集荷時に継続的に、販売者の業態を確認するようにしてもよい。
販売者口座データ領域には、代引代金を振り込むための販売者の口座を特定するための識別子(例えば、金融機関コード、本支店コード、口座種別、口座番号)に関するデータが記録されている。
手数料情報記憶部23には、図2(b)に示すように、クレジットカードのカード決済手数料に関する手数料管理レコード230が記憶されている。この手数料管理レコード230は、イシュアやアクワイアラが定めたカード決済手数料の課金率が登録された場合に記録される。この手数料管理レコード230には、業種コード、課金率に関するデータが含まれる。
業種コードデータ領域には、各販売者の業種を特定するための識別子に関するデータが記録されている。
課金率データ領域には、この業種の販売者において、クレジットカード利用時にイシュアやアクワイアラに支払う手数料を算出する課金率に関するデータが記録されている。
配送依頼情報記憶部24には、図2(c)に示すように、販売者サーバ10から受信した配送依頼についての配送状況に関する配送依頼管理レコード240が記憶される。この配送依頼管理レコード240は、販売者サーバ10から商品の配送依頼を受信した場合に生成されて登録される。この配送依頼管理レコード240には、受付コード、追跡番号、販売者コード、発送元、配送先、配送品、代引要否に関するデータが含まれる。更に、配送依頼管理レコード240には、配送ステータス、更新時刻、拠点コードが記録される。
受付コードデータ領域には、各配送依頼を特定するための識別子に関するデータが記録される。
追跡番号データ領域には、この商品の配送ラベルに印字された追跡番号に関するデータが記録される。
販売者コードデータ領域には、この配送依頼を行なった販売者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
発送元データ領域には、この配送依頼の発送地(集荷地)を特定するためのデータが記録される。具体的には、販売者の氏名や、発送地の住所、電話番号等に関するデータが記録される。
配送先データ領域には、この配送依頼の配送先(購入者)を特定するためのデータが記録される。具体的には、購入者の氏名や住所、電話番号等に関するデータが記録される。
配送品データ領域には、この配送依頼における配送品の内容に関するデータが記録される。
代引要否データ領域には、配達時において代金回収の要否を判定するためのフラグに関するデータが記録される。代金回収が必要な場合には、このデータ領域に代引フラグが記録される。
配送ステータスデータ領域には、この配送依頼についての配送状況を特定するための識別子に関するフラグが記録される。このデータ領域には、「集荷待ち」、「集荷済み」、「配送中」又は「配達済」等を示すフラグが記録される。
更新時刻データ領域には、この配送ステータスが登録された年月日及び時刻に関するデータが記録される。
拠点コードデータ領域には、この配送ステータスが登録された配送拠点を特定するための識別子に関するデータが記録される。
代金引換情報記憶部25は、代引情報記憶手段として機能する。この代金引換情報記憶部には、図2(d)に示すように、代引サービスを利用する決済に関する代引管理レコード250が記憶される。この代引管理レコード250は、代引サービスを利用する配送依頼を受信した場合に生成されて登録される。この代引管理レコード250には、受付コード、追跡番号、販売者コード、代引金額、手数料、端末コード、オーソリ回答、決済ステータス、精算ステータスに関するデータが含まれる。
受付コードデータ領域には、各配送依頼を特定するための識別子に関するデータが記録される。
追跡番号データ領域には、この商品の配送ラベルに印字された追跡番号に関するデータが記録される。
販売者コードデータ領域には、この配送依頼を行なった販売者を特定するための識別子に関するデータが記録される。
代引金額データ領域には、配達時に回収する代金金額に関するデータが記録される。
手数料データ領域には、クレジット決済において必要なカード決済手数料に関するデータが記録される。
端末コードデータ領域には、配達担当者の携帯端末30を特定するための識別子に関するデータが記録される。
オーソリ回答データ領域には、与信管理システム40から取得したオーソリ回答の内容に関するデータが記録される。本実施形態では、与信不可のオーソリ回答については、カード利用不可フラグが記録され、与信可能のオーソリ回答については、承認番号が記録される。
決済ステータスデータ領域には、この代引サービスについての決済状況を特定するための識別子に関するフラグが記録される。このデータ領域には、「未決済」、「現金払い済」、又は「カード払い済」等を示すフラグが記録される。
精算ステータスデータ領域には、この販売者への代金の精算状況を特定するための識別子に関するフラグが記録される。代金精算を完了した場合には、このデータ領域に「精算済」を示すフラグが記録される。
携帯端末30は、配達担当者が携帯するコンピュータ端末であり、配送状況の入力時や、代引決済時に用いられる。携帯端末30は、ディスプレイ、キー操作部、コードリーダ、カードリーダ、端末制御部31を備えている。ディスプレイは各種情報を表示させるために用いられ、キー操作部は、各種情報を入力するために用いられる。コードリーダは、配送ラベルに印字されたコード画像を読み取るために用いられる。カードリーダはカード情報取得手段として機能し、クレジットカードからカード情報を取得するために用いられる。
端末制御部31は、配送管理サーバ20と通信を行なうことにより、商品の配送管理及び決済支援についての情報処理を行なう。この端末制御部31は、制御手段としてのCPU、RAM及びROM等を有し、後述する処理(コード読取段階、配送管理段階、決済支援段階等の各処理)を行なう。このための配達管理プログラムを実行することにより、端末制御部31は、図1に示すように、コード読取手段311、状況登録手段312、代引実行手段313等として機能する。
コード読取手段311は、配送ラベルに印字された追跡番号を読み取る処理を実行する。
状況登録手段312は、配送管理サーバ20に配送状況を通知するとともに、配送依頼管理レコード240に記録された代引の要否についての情報を取得する処理を実行する。
代引実行手段313は、配達先での代引決済を支援する処理を実行する。現金払いの場合には、受領した現金に関する情報を配送管理サーバ20に通知する。一方、クレジットカード払いの場合には、オーソリゼーション処理(オーソリ)や決済指示処理を行なう。
この配送管理サーバ20は、図1に示すように、与信管理システム40(アクワイアラサーバ41、イシュアサーバ42)が、ネットワークを介して接続される。
アクワイアラサーバ41は、クレジットカード決済サービスのアクワイアラが管理するコンピュータシステムである。このアクワイアラサーバ41は、アクワイアラ業務を行なうためのシステムであり、金融ネットワークを介してイシュアサーバ42に接続されている。具体的には、アクワイアラサーバ41は、イシュアサーバ42に対して、カード情報と支払総額とを含むオーソリ要求を送信し、この要求に対応する回答をイシュアサーバ42から取得する。
イシュアサーバ42は、クレジットカード決済サービスのイシュアが管理するコンピュータシステムである。このイシュアサーバ42は、クレジットカードについての与信処理及び売上確定処理を実行する。このために、イシュアサーバ42は、クレジットカードの利用者情報を記憶した利用者管理データ記憶部と、オーソリ管理データ記憶部とを備えている。利用者管理データ記憶部には、クレジットカード番号、カード期限、暗証番号、利用者情報、引落口座識別子、利用可能額、利用可能残高及び締め日を含む利用者管理レコードが記憶されている。オーソリ管理データ記憶部には、クレジットカード番号、支払金額、オーソリ処理日、承認番号及び決済日を含むオーソリ管理レコードが記憶されている。
イシュアサーバ42は、アクワイアラサーバ41からオーソリ要求を受信した場合、これに含まれるカード情報から利用者を特定し、この利用者の利用可能残高を取得する。そして、オーソリ要求に含まれる支払金額が利用可能残高以下か否かを判断する。支払金額が利用可能残高以下の場合には、イシュアサーバ42は、利用可能残額から支払金額を差し引いて残高更新を行なうとともに、取引を承認するための承認番号を付与する。そして、承認番号を設定したオーソリ管理レコードを記録し、この承認番号を含めた「与信可能」のオーソリ回答をアクワイアラサーバ41に返信する。また、イシュアサーバ42は、支払金額が利用可能残高を超えた場合には、アクワイアラサーバ41に「与信不可」のオーソリ回答を送信する。
また、イシュアサーバ42は、承認番号を含む決済要求を受信した場合には、オーソリ管理レコードの支払金額を、利用者管理レコードの引落口座識別子によって特定される口座から、次回の締め日に引き落とす処理を実行する。
次に、上述した配送管理サーバ20を用いて、購入者と販売者との間で行なわれた商品取引についての決済処理について図3を用いて説明する。
まず、購入者は、購入者端末を用いて、販売者サーバ10にアクセスして、所望の商品を選択し、商品購入依頼を送信する。この商品購入依頼には、購入者が購入を希望する商品の名称、数量及び支払総額、購入者情報(購入者の氏名、住所及び電話番号等)、商品配送先情報(配送先の住所、氏名及び電話番号等)を含める。
この場合、販売者サーバ10は、代引配送依頼処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、販売者サーバ10は、購入者端末から商品購入依頼を受け付ける。そして、販売者サーバ10は、配送管理サーバ20に配送依頼を送信する。この配送依頼には、販売者情報、配送先情報、配送品情報を含める。販売者情報には、販売者の販売者コード、発送元情報(発送元の氏名、住所及び電話番号等)を含める。配送先情報には、購入者の氏名や住所に関する情報を含める。配送品情報には、取引対象の商品の内容(名称や数量)に関する情報を含める。更に、商品の代金決済において代引決済を利用する場合、配送依頼に決済方法情報を含める。この決済方法情報には、支払総額に基づく代引金額に関する情報を含める。本実施形態では、決済方法として代引決済を選択する場合を想定する。
配送依頼を受信した配送管理サーバ20の制御部21は、代引配送依頼の登録処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の配送依頼受付手段211は、受信した配送依頼に対して受付コードを付与する。そして、配送依頼受付手段211は、受付コード及び配送依頼に含まれる各情報を記録した配送依頼管理レコード240を生成し、配送依頼情報記憶部24に登録する。この段階では、ステータスとして「集荷待ち」フラグを記録する。
更に、決済方法として、代引決済が選択されている場合には、配送依頼受付手段211は、配送依頼管理レコード240の代引要否データ領域に代引フラグを記録する。そして、配送依頼受付手段211は、受付コードを付与した代引管理レコード250を生成し、代金引換情報記憶部25に記録する。この代引管理レコード250には、販売者コード、代引金額を記録する。
次に、配送管理サーバ20の制御部21は、追跡番号の登録処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、代引配送を行なう商品の梱包材に貼付された配送ラベルに印字された追跡番号を読み取り、販売者サーバ10に入力する。この場合、制御部21の配送依頼受付手段211は、販売者サーバ10から、この代引配送の追跡番号を取得し、配送依頼管理レコード240に記録する。また、配送依頼管理レコード240に代引フラグが記録されている場合には、配送依頼受付手段211は、代引管理レコード250にも追跡番号を記録する。
そして、配送事業者によって集荷された商品は、配送先情報に基づいて輸送される。この場合、配送管理サーバ20の制御部21は、各配送拠点から、順次、配送状況情報を取得する。そして、制御部21の配送管理手段212は、配送依頼管理レコード240に、配送ステータス(「集荷済み」や「配送中」)、更新時刻、拠点コードに関するデータ記録する。
そして、配送先地区の配達を行なう担当者に引き渡される。この配達担当者は、商品を配送先まで持参する。
この場合、携帯端末30の端末制御部31は、荷物の特定処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、端末制御部31のコード読取手段311は、コードリーダにより、商品に添付された配送ラベルのコード画像を読み取り、デコードして追跡番号を取得する。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、代引金額の取得処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、端末制御部31の状況登録手段312は、配送管理サーバ20にアクセスし、追跡番号を送信する。この場合、制御部21の配送管理手段212は、配送依頼情報記憶部24から、取得した追跡番号が記録されている配送依頼管理レコード240を呼び出す。ここで、配送依頼管理レコード240に代引フラグが記録されている場合には、配送管理手段212は、決済支援手段213に処理を引き継ぐ。この場合、決済支援手段213は、追跡番号が記録された代引管理レコード250を呼び出す。そして、決済支援手段213は、代引管理レコード250に記録されている代引金額を特定し、状況登録手段312に代引金額を通知する。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、決済処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、端末制御部31の代引実行手段313は、ディスプレイに、代引金額を表示した決済画面を出力する。本実施形態では、決済方法として、「現金払い」、「クレジットカード払い」を選択することができる。
ここで、キー操作部により「現金払い」が選択された場合、配達担当者は現金を受け取り、商品を引き渡すとともに、携帯端末30に完了入力を行なう。この場合、代引実行手段313は、現金による代引完了通知を配送管理サーバ20に送信する。代引完了通知を受信した配送管理サーバ20の制御部21の配送管理手段212は、配送依頼管理レコード240において、配送ステータスとして「配達済」フラグを記録する。更に、制御部21の決済支援手段213は、代引管理レコード250において、決済ステータスとして「現金払い済」フラグを記録する。
一方、キー操作部により「クレジットカード払い」が選択された場合、端末制御部31の代引実行手段313は、クレジットカード情報の入力の要求画面を出力する。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、カード読取処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、配達担当者は、携帯端末30のカードリーダを用いて、購入者のクレジットカードを読み取る。この場合、端末制御部31の代引実行手段313は、クレジットカードに記録されたカード情報を取得する。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、オーソリ要求処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、端末制御部31の代引実行手段313は、オーソリ要求を配送管理サーバ20に送信する。このオーソリ要求には、クレジットカードから読み取ったカード情報、代引金額に関する情報を含める。
次に、配送管理サーバ20の制御部21は、オーソリ転送処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、制御部21の決済支援手段213は、携帯端末30から取得したオーソリ要求を、与信管理システム40に転送する。
オーソリ要求を受信した与信管理システム40は、オーソリ処理を実行する(ステップS1−10)。具体的には、アクワイアラサーバ41は、オーソリ要求をイシュアサーバ42に転送する。イシュアサーバ42は、オーソリ要求に含まれるカード情報に基づいて、与信可能かどうかを判定する。具体的には、イシュアサーバ42は、受信したカード情報に対応する利用可能残高を特定し、このオーソリ要求に含まれる支払総額(代引金額)が利用可能残高を超えないかどうかを判断する。ここで、支払総額が利用可能残高を超えない場合には、イシュアサーバ42は、承認番号を付与し、これを含めたオーソリ管理レコードを記録する。そして、イシュアサーバ42は、承認番号を含めた与信可能のオーソリ回答をアクワイアラサーバ41に送信する。また、支払総額が利用可能残高を超えている場合には、イシュアサーバ42は、与信不可のオーソリ回答をアクワイアラサーバ41に送信する。そして、アクワイアラサーバ41は、オーソリ回答を配送管理サーバ20に送信する。このオーソリ結果には、与信可否についての判定結果を含める。
オーソリ回答を受信した配送管理サーバ20の制御部21は、オーソリ回答転送処理を実行する(ステップS1−11)。具体的には、制御部21の決済支援手段213は、与信管理システム40から取得したオーソリ回答の内容を代引管理レコード250に記録する。ここで、与信不可のオーソリ回答については、カード利用不可フラグを記録し、与信可能のオーソリ回答については、承認番号を記録する。そして、決済支援手段213は、オーソリ回答を携帯端末30に転送する。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、結果出力処理を実行する(ステップS1−12)。具体的には、端末制御部31の代引実行手段313は、ディスプレイにオーソリ回答を出力する。配達担当者は、オーソリ回答の内容を確認して、商品を引き渡しの可否を判断する。与信不可のオーソリ回答を受信した場合には、上述したように、キー操作部により、決済画面に戻り「現金払い」を選択する。
一方、与信可能なオーソリ回答を受信し、支払いを行なう場合、携帯端末30のキー操作部により決済指示を入力する。
この場合、携帯端末30の端末制御部31は、決済指示処理を実行する(ステップS1−13)。具体的には、端末制御部31の代引実行手段313は、決済指示を配送管理サーバ20に送信する。この決済指示には、オーソリ回答の承認番号を含める。
決済指示を受信した配送管理サーバ20の制御部21は、取引情報に基づいて販売者特定処理を実行する(ステップS1−14)。具体的には、制御部21の配送管理手段212は、配送依頼管理レコード240において、配送ステータスとして「配達済」フラグを記録する。更に、制御部21の決済支援手段213は、携帯端末30から取得した承認番号が記録された代引管理レコード250を、代金引換情報記憶部25から抽出する。そして、決済支援手段213は、代引管理レコード250に記録されている販売者コードを取得する。
次に、配送管理サーバ20の制御部21は、販売者の業種の特定処理を実行する(ステップS1−15)。具体的には、制御部21の決済支援手段213は、取得した販売者コードが記録された販売者管理レコード220を販売者情報記憶部22から抽出する。そして、決済支援手段213は、この販売者管理レコード220に記録されている業種コードを取得する。
次に、配送管理サーバ20の制御部21は、決済要求処理を実行する(ステップS1−16)。具体的には、制御部21の決済支援手段213は、決済要求を与信管理システム40(アクワイアラサーバ41)に送信する。この決済要求には、販売者コード、カード情報、決済金額(代引金額)、販売者情報記憶部22から取得した業種コードを含める。
次に、与信管理システム40は、決済応答処理を実行する(ステップS1−17)。具体的には、アクワイアラサーバ41は、決済要求をイシュアサーバ42に転送し、代引金額についての決済確定処理を行なう。そして、イシュアサーバ42は、アクワイアラサーバ41を介して、決済結果を配送管理サーバ20に送信する。
決済結果を受信した配送管理サーバ20の制御部21は、決済登録処理を実行する(ステップS1−18)。具体的には、制御部21の決済支援手段213は、代引管理レコード250の決済ステータスデータ領域に、「カード払い済」フラグを記録する。更に、決済支援手段213は、手数料情報記憶部23から、業種コードに対応した課金率を取得し、代引金額に応じてカード決済手数料を算出して代引管理レコード250に記録する。
そして、配送管理サーバ20の制御部21は、代金精算処理を実行する(ステップS1−19)。具体的には、制御部21の販売者管理手段214は、精算ステータスにおいて、未だ「精算済」フラグが記録されていない代引管理レコード250を代金引換情報記憶部25から抽出する。次に、販売者管理手段214は、販売者コード毎に、代引管理レコード250の代引金額を集計した合計額を算出する。
次に、販売者管理手段214は、販売者コード毎に集計された合計額から、配送事業者の代引手数料を差し引く。更に、販売者管理手段214は、決済ステータスとして「カード払い済」フラグが記録されている代引管理レコード250については、代引管理レコード250に記録されているカード決済手数料を差し引いた精算金額を算出する。そして、販売者管理手段214は、この販売者の販売者管理レコード220に記録されている販売者口座に対して、算出した精算金額を販売者口座に振り込む処理を行なう。更に、販売者管理手段214は、代引管理レコード250において、精算ステータスとして「精算済」フラグを記録する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、販売者情報記憶部22に記録された販売者管理レコード220には、販売者コード、業種コード、販売者口座に関するデータが含まれる。代引決済時に決済要求を受信した配送管理サーバ20の制御部21は、取引情報に基づいて販売者特定処理(ステップS1−14)、販売者の業種の特定処理(ステップS1−15)を実行する。そして、配送管理サーバ20の制御部21は、決済要求処理を実行する(ステップS1−16)。この決済要求には、販売者コード、カード情報、決済金額(代引金額)、販売者情報記憶部22から取得した業種コードを含める。代引サービスにおいては、カード発行会社と取引を行なう加盟店は、配送事業会社となるため、一般的には、配送会社の業種に応じたカード決済手数料(課金率)が設定されることになる。一方、本発明においては、販売者情報記憶部22に記録された販売者の業種コードに応じて、的確なカード決済手数料を決定する。カード決済手数料については、カード発行業務を行なっているイシュアが加盟店管理をしているアクワイアラに対して、いわゆる国際ブランドが定めた、販売者の業種による規定の金額を請求する。次に、アクワイアラが包括加盟店である決済代行会社(配送事業者)に対し、アクワイアラが定めた決済代行会社に対する課金率で手数料を請求する。そして、決済代行会社が販売者に対して、決済代行会社が定めた販売者に対する課金率で手数料を請求する。上記の構成により、この手数料を、販売者の業種に見合った手数料とすることができる。
(2)本実施形態では、配送管理サーバ20の制御部21は、決済要求処理を実行する(ステップS1−16)。この決済要求には、販売者コード、カード情報、決済金額(代引金額)、販売者情報記憶部22から取得した業種コードを含める。代引サービスにおけるクレジットカード決済においては、イシュアから販売者が見えないため、不正取引が行なわれる可能性があるが、イシュアにおいて、販売者を特定し、適正な支払を行なうことができる。特に、販売者情報記憶部22において、業種コードは、販売者とは異なる配送事業者において設定される。これにより、販売店と直接的に付き合いがあり、集荷時に販売者の業態を確認できる配送事業者により、的確な業種の登録を行なうことができる。
(3)本実施形態では、配送管理サーバ20は、制御部21、販売者情報記憶部22、手数料情報記憶部23、配送依頼情報記憶部24を備えている。これにより、携帯端末30は、販売者の業種を考慮することなく、従来通り決済処理を行なうことができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態においては、配送管理サーバ20において、販売者の業種を特定する。この処理を携帯端末30で行なうようにしてもよい。この場合には、携帯端末30に販売者情報記憶部を設ける。具体的な処理を、図4を用いて説明する。
ここでは、ステップS1−1と同様に、販売者サーバ10は、代引配送依頼処理を実行する(ステップS2−1)。そして、ステップS1−2、S1−3と同様に、配送管理サーバ20の制御部21は、代引配送依頼の登録処理(ステップS2−2)、追跡番号の登録処理(ステップS2−3)を実行する。更に、ステップS1−4〜S1−8と同様に、携帯端末30の端末制御部31は、荷物の特定処理(ステップS2−4)〜オーソリ要求処理(ステップS2−8)を実行する。
この場合、ステップS1−9〜S1−11と同様に、オーソリ転送処理(ステップS2−9)、オーソリ処理(ステップS2−10)、オーソリ回答転送処理(ステップS2−11)が実行される。そして、ステップS1−12と同様に、携帯端末30の端末制御部31は、結果出力処理を実行する(ステップS2−12)。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、取引情報に基づいて販売者特定処理を実行する(ステップS2−13)。具体的には、端末制御部31の代引実行手段313は、配送管理サーバ20の配送依頼情報記憶部24の配送依頼管理レコード240に記録された販売者コードを取得する。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、販売者の業種の特定処理を実行する(ステップS2−14)。具体的には、端末制御部31の代引実行手段313は、携帯端末30内の販売者情報記憶部を用いて、この販売者の業種コードを取得する。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、販売者の業種コードの付加処理を実行する(ステップS2−15)。具体的には、端末制御部31の代引実行手段313は、取得した販売者コード及び業種コードを決済要求に含める。
次に、携帯端末30の端末制御部31は、決済要求処理を実行する(ステップS2−16)。具体的には、端末制御部31の代引実行手段313は、決済要求を配送管理サーバ20に送信する。この決済指示には、オーソリ回答の承認番号を含める。
決済要求を受信した配送管理サーバ20の制御部21は、決済要求の転送処理を実行する(ステップS2−17)。具体的には、制御部21の決済支援手段213は、受信した決済要求を与信管理システム40(アクワイアラサーバ41)に送信する。
そして、与信管理システム40は、ステップS1−17と同様に、決済応答処理を実行する(ステップS2−18)。次に、配送管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−18、S1−19と同様に、決済登録処理(ステップS2−19)、代金精算処理(ステップS2−20)を実行する。
これにより、携帯端末30において、業種コードを設定して、与信管理システム40に販売者の業種を通知することができる。
・ 上記実施形態においては、配送管理サーバ20には、ネットワークを介して、与信管理システム40(アクワイアラサーバ41、イシュアサーバ42)に接続される。これに代えて、配送管理サーバ20がアクワイアラサーバ41を兼ねるようにしてもよい。この場合には、配送事業者がアクワイアラとなる。そして、配送管理サーバ20が、オーソリ要求や決済要求を、イシュアサーバ42に対して、直接、送信する。
・ 上記実施形態においては、配送管理サーバ20の制御部21は、決済要求の送信前に、販売者の業種の特定(ステップS1−15)、決済要求処理(ステップS1−16)を実行する。これに代えて、代引配送依頼を受信したときや、オーソリ要求の送信時に、予め販売者の業種コードを代引管理レコード250に記録しておくようにしてもよい。
・ 上記実施形態においては、配送管理サーバ20の制御部21は、代金精算処理を実行する(ステップS1−19)。ここでは、代引管理レコード250に記録されているカード決済手数料を差し引いた精算金額を算出する。これに代えて、販売者に対するカード決済手数料は、代引手数料に含めておくようにしてもよい。
10…販売者サーバ、20…配送管理サーバ、21…制御部、22…販売者情報記憶部、23…手数料情報記憶部、24…配送依頼情報記憶部、25…代金引換情報記憶部、30…携帯端末、31…端末制御部、311…コード読取手段、312…状況登録手段、313…代引実行手段、40…与信管理システム、41…アクワイアラサーバ、42…イシュアサーバ。

Claims (4)

  1. クレジットカードに記録されたカード情報を読み取るカード情報取得手段と、
    販売者毎に、配送事業者によって確認された、各販売者の業種を特定するための業種コードを関連づけて記憶した販売者情報記憶手段と、
    販売者及び購入者、代引金額に関する情報を含む代引依頼を記録する代引情報記憶手段と、
    与信管理システムに決済要求を送信する制御手段を備えた決済支援システムであって、
    前記決済支援システムが、
    販売者サーバから取得した商品の代引依頼を前記代引情報記憶手段に記録する手段と、
    前記商品の配達時に、配達担当者のカード情報取得手段において、前記購入者のクレジットカードのカード情報を読み取る手段と、
    前記商品の販売者を特定して、前記販売者情報記憶手段から、前記販売者についての業種コードを抽出する手段と、
    前記代引金額についての決済要求に、前記特定した業種コードを含めて、前記与信管理システムに送信する手段と、
    前記代引金額に基づいて販売者についての代金支払を行なう手段と
    を備えたことを特徴とする決済支援システム。
  2. 前記決済支援システムを、前記代引情報記憶手段を備えた配送管理サーバと、前記カード情報取得手段を備えた携帯端末により構成し、
    前記販売者情報記憶手段を、前記配送管理サーバに設けたことを特徴とする請求項1に記載の決済支援システム。
  3. 前記決済支援システムを、前記代引情報記憶手段を備えた配送管理サーバと、前記カード情報取得手段を備えた携帯端末により構成し、
    前記販売者情報記憶手段を、前記携帯端末に設けたことを特徴とする請求項1に記載の決済支援システム。
  4. クレジットカードに記録されたカード情報を読み取るカード情報取得手段と、
    販売者毎に、配送事業者によって確認された、各販売者の業種を特定するための業種コ
    ードを関連づけて記憶した販売者情報記憶手段と、
    販売者及び購入者、代引金額に関する情報を含む代引依頼を記録する代引情報記憶手段と、
    与信管理システムに決済要求を送信する制御手段を備えた決済支援システムを用いて、決済を支援する方法であって、
    前記決済支援システムが、
    販売者サーバから取得した商品の代引依頼を前記代引情報記憶手段に記録する段階と、
    前記商品の配達時に、配達担当者のカード情報取得手段において、前記購入者のクレジットカードのカード情報を読み取る段階と、
    前記商品の販売者を特定して、前記販売者情報記憶手段から、前記販売者についての業種コードを抽出する段階と、
    前記代引金額についての決済要求に、前記特定した業種コードを含めて、前記与信管理システムに送信する段階と、
    前記代引金額に基づいて販売者についての代金支払を行なう段階と
    を実行することを特徴とする決済支援方法。
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