JP2002007920A - 課金処理システム及び課金処理方法 - Google Patents

課金処理システム及び課金処理方法

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JP2002007920A
JP2002007920A JP2000187361A JP2000187361A JP2002007920A JP 2002007920 A JP2002007920 A JP 2002007920A JP 2000187361 A JP2000187361 A JP 2000187361A JP 2000187361 A JP2000187361 A JP 2000187361A JP 2002007920 A JP2002007920 A JP 2002007920A
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Japan
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customer
credit
product
billing
server
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JP2000187361A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Hirota
智之 広田
Masayuki Yamamoto
誠之 山本
Hikari Kagoura
光 籠浦
Masato Ohashi
真人 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配送できない商品の課金が行われてしまうこ
とがあった。 【解決手段】 受注サーバ51は、受注データを受け取
ると、まず会員番号を認証サーバ54に会員番号を送信
し、会員番号を基にして与信DB56に登録してあるその
会員のクレジットカードの与信照会を行う。そして、受
注サーバ51は出店業者4の商品在庫を確認し、出荷可
能であれば出荷準備をして、出荷前に再度認証サーバ5
4により与信照会を行う。そして、その与信照会結果が
OKであれば、決済処理を行う。その後、物流データ処理
サーバ52から商品出荷指示を出し、商品の配送を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信販売やオンラ
インショッピング等で購入した商品の購入代金の決済処
理に係る課金処理システム及び課金処理方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電話やFAXを使用した通信販売
やインターネットを使用したオンラインショッピングな
どによる商品の販売が増加している。
【0003】この様な通信販売やオンラインショッピン
グを行っている業者は、受注した商品を顧客に届けるた
めに受注商品情報を商品倉庫に連絡して在庫確認を行っ
たり、その受注商品を配送するために物流部門や物流連
携企業に物流情報を送信している。また、受注した商品
代金の課金処理をするために、課金データを決済サーバ
に送信し、課金方法に応じた処理を行っている。課金方
法としては、クレジットカード、郵便局や銀行もしくは
コンビニエンスストアからの支払(振り込み)、商品と
引き換えに支払う代引き等が選択可能であることが多
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、通信
販売やオンラインショッピングでは、受注した商品を顧
客に届けるための受注商品情報と受注した商品の代金を
課金するための課金処理とを別々に行っている。このた
め、商品が倉庫にないなど、受注した商品を顧客に配送
できない場合や顧客からのキャンセル要求により商品の
購入がキャンセルされた場合には、課金処理の中止が間
に合わず、課金処理だけが行われて商品が配送できない
というトラブルが発生する危険性があった。
【0005】特に、クレジットカードでの課金処理は、
クレジットカード会社への引き落とし処理を依頼するの
で、キャンセルが間に合わない場合には、赤伝処理と呼
ばれる返金処理を行わなければならず、手間が掛かるだ
けでなく、カード会社への引き落とし手数料も多くかか
ることになる。
【0006】また、顧客に対しても、届かない商品の支
払(引き落とし)が成されるため、苦情の原因となり、
信用を失うことになる。さらに、後から返金したとして
も1ヶ月程度の時間が掛かるなどの課題が生じていた。
【0007】さらに、複数の商品を受注したが、そのう
ちの一部の商品のみが出荷できない場合などは、出荷可
能な商品のみを課金する処理は非常に複雑であり、この
場合は、振込や代引きによる課金処理をする場合でも、
商品と同時に送られる振り込み伝票や代引き伝票に記載
されている伝票の金額と配送された商品とが一致しない
可能性があった。
【0008】そこで本発明は、物流情報と課金情報とを
連動させ、受注商品の出荷確認が行われてから課金処理
を行うようにすることにより、上記課題を解決すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、以下に示す課金処理システム及び課金処
理方法を提供しようとするものである。
【0010】1.顧客を特定する情報とこの顧客からの
受注情報とをが供給され、受注した商品の在庫確認を行
う受注サーバと、受注した商品の配送管理を行う物流デ
ータ処理サーバと、前記受注情報に基づいて前記顧客に
対する課金処理を行う課金データ処理サーバと、前記顧
客を特定する情報に基づいて前記顧客の信用照会を行う
認証サーバとを備え、注文された商品を発送する前に信
用照会を行い、照会結果が良い場合には商品の配送処理
を行うと共に課金処理を行うようにしたことを特徴とす
る課金処理システム。
【0011】2.顧客を特定する情報を記憶する会員デ
ータベースと、前記顧客の与信データを蓄積している与
信データベースとを備え、前記認証サーバは、前記与信
データベースに照会することにより会員データベースに
記憶されている顧客の与信を行うことを特徴とする請求
項1に記載の課金処理システム。
【0012】3.顧客からの受注情報に基づいて受注し
た商品の在庫を確認し、前記受注した商品が配送可能な
場合には、前記顧客の信用照会を行い、前記顧客の信用
照会結果が良い場合には前記受注した商品の配送処理を
行う共に課金処理を行うようにしたことを特徴とする課
金処理方法。
【0013】4.前記顧客は、会員登録された顧客であ
って、会員登録する際に与信照会を行うと共に、商品を
受注したときも与信照会を行うことを特徴とする請求項
3に記載の課金処理方法。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の課金処理システム及び課
金処理方法は、受注した商品が出荷可能な状態になって
から課金処理を行っているので、出荷できない商品に対
する課金処理が行われてしまうという不具合が生じるこ
とを防止している。また、クレジットカード決済の場合
には、与信確認をして引き落とし可能な場合のみ商品を
出荷するようにしているので、商品を出荷したがクレジ
ットカード会社から引き落とし要求が断られて代金の回
収ができないことが生じることを防止している。さら
に、会員制をとる場合には、会員登録を行う際に、クレ
ジットカードの登録も行うことにより、会員登録時にク
レジットカードの与信を行うことで顧客の信頼性をより
確実に行うことができ、商品の受注時には会員番号だけ
でクレジットカード番号がなくても与信を行うことがで
き、特にオンラインショッピングの際には、セキュリテ
ィー上安全であり、顧客に対してもクレジットカード番
号をその都度送信しなくて済むので安心感を与えること
ができる。
【0015】本発明は、通信販売でも適用することがで
きるが、ここでは、オンラインショッピングを例に挙げ
て本発明を説明する。そして、まず最初に、インターネ
ット上でオンラインショッピングを可能にするバーチャ
ルショップの概略について、図1と共に説明する。
【0016】図1は、一般的なバーチャルショップを有
するオンラインショッピングシステムの構成例を示す図
であり、顧客がパソコン通信等で商品の発注購入をする
場合、商品の配送先を自分の住所又は居所(顧客居所)
あるいは予め指定した最寄りの商品中継所(例えば、コ
ンビニエンスストア)の何れかを指定可能なオンライン
ショッピングシステムの構成例を示す図である。そし
て、図2はこのオンラインショッピングシステムの処理
内容を説明するためのフローチャート図である。
【0017】図1において、ショップサーバ1はオンラ
インショッピングサービスの提供業者が構築するサーバ
であり、このショップサーバ1上には、複数の仮想店舗
2a〜2nからなるショッピングモール2が構築されて
いる。これらの仮想店舗2a〜2nやショッピングモー
ル2は、ショップサーバ1として構成される図示しない
大型コンピュータとその上で動作するプログラムと、外
部記憶装置等の周辺装置を用いて仮想的に構成されてい
る。
【0018】顧客3はインターネットに接続可能な顧客
端末3aを有する顧客3であり、顧客端末3aはショッ
プサーバ1上のショッピングモール2にインターネット
を介して接続し、各仮想店舗2a〜2nから所望の商品
を選択して購入操作を行うものである。なお、顧客端末
3aは、パソコンやゲーム機などのハードウエアとこれ
らのハードウエア上で動作するプログラムによって構成
され、一般的には各顧客3の顧客居所に設置されるが、
携帯端末やインターネットに接続可能な携帯電話などの
自宅以外からインターネットに接続可能な端末も含むも
のである。そして、同図では、煩雑を避けるためにひと
りの顧客3(1台の顧客端末3a)のみを示すが、一般
的には会員登録された複数の顧客が存在する。
【0019】仮想店舗出店業者(小売業者)4a〜4n
はショップサーバ1上のそれぞれの仮想店舗2a〜2n
の運営主体であり、仮想店舗出店業者4a〜4nにはそ
れぞれ仮想店舗端末4a1〜4n1が設置されている。
仮想店舗出店業者4は、オンラインショッピングサービ
スの提供業者との契約により、サービス提供業者に委託
してショップサーバ1上に仮想店舗2aを出店してい
る。なお、仮想店舗2aに関するデータは、仮想店舗出
店業者4a〜4nの希望により、仮想店舗端末4a1〜
4n1内におく場合と、ショップサーバ1内におく場合
とがある。そして、それぞれの仮想店舗出店業者4a〜
4nは、各仮想店舗2a〜2nで販売している商品を保
有している。
【0020】バックオフィス5は、ショップサーバ1に
接続されて各種内部データ処理を行うサーバである。そ
して、バックオフィス5から物流に関するデータ(物流
データ)が物流連携企業(宅配業者)6に供給され、課
金データが決済連携企業7に供給される。
【0021】物流連携企業6は物流管理を行う商品セン
ターを有する宅配業者であり、バックオフィス5から供
給される物流データに基づいて、注文された商品をその
商品を販売している仮想店舗出店業者4a〜4nから引
き取り、指定された配送先へ配達する。そして、課金デ
ータが供給される決済連携企業7は課金処理を行う企業
であり、カード信販会社等を示すものであるが、顧客3
が注文商品の決済をカードではなく、振込や代引き、下
記の商品中継所9での支払などを指定している場合は、
課金データを物流連携企業6に出力し、物流連携企業6
で課金に必要な処理を行う。
【0022】また、商品中継所9は、オンラインショッ
ピングサービスの提供業者と契約して物流連携企業6の
配送先として指定可能な商品中継所であり、顧客3が注
文した商品の一時預かりを行う場所である。そして、顧
客3は、多くの商品中継所9の中から予め又は商品注文
時に自宅もしくは勤務先に最寄りのコンビニエンススト
ア等を指定することにより、その顧客の配送先として登
録される場所である。
【0023】さて、このオンラインショッピングシステ
ムのサービスの提供者は、予め又は最初の商品注文時
に、加入会員(顧客3)に対して決算方法や居所、電話
番号、電子メールアドレス等の情報を各会員を識別する
顧客識別情報と共に登録することで入会手続を行い、各
会員には、当該顧客識別情報を記録したIDカードを発
行して各会員宛てに郵送するなどしておく。なお、ID
カードを発行せずに顧客識別情報を電子メールなどで顧
客3に連絡するだけでも良いが、IDカードを郵送する
ことにより、顧客3の会員登録時に正規の住所登録をし
た実在の人物であることを確認することができる。
【0024】そして、図2を参照しながら、商品の購入
の流れについて説明すると、まず、顧客3が顧客端末3
aを使用して、インターネットを介してショップサーバ
1に接続し、ショッピングモール2内の各仮想店舗2a
〜2nで販売されている商品の注文を行う(ステップ1
01)。このとき、顧客3は発注情報として、顧客識別
情報と注文する商品を特定する商品特定情報、注文数量
情報、及びその配送先情報を少なくともショップサーバ
1に送信する。その際、商品の配送先として、顧客3の
居所、指定先(贈答先、勤務先など)8の住所、商品中
継所9などの中から、希望の配送先を指定する。その
際、指定先8の住所を配送先として指定する場合は、そ
の指定先8の住所、電話番号などを顧客端末3aから入
力して配送先情報に含めて送信する。また、商品中継所
9を指定する場合は、予めもしくはこの商品注文時に、
商品中継所一覧としてショップサーバ1で表示される複
数の商品中継所の中から顧客3が顧客居所や勤務先に最
寄りであるなどの理由から最も都合の良い商品中継所
(例えば、長時間営業のいわゆるコンビニエンススト
ア)9を1又は2以上選択し、さらに今回の注文商品の
配送先としてその中の1つを配送先として選択するよう
にする。
【0025】ショップサーバ1は、顧客端末3aから受
信した発注情報の内容に漏れや間違いがないかどうか等
を確認してから(ステップ102)、この発注情報を受
注情報としてバックオフィス5へ送信する。バックオフ
ィス5では、顧客の認証や注文された商品の課金方法の
確認などの受注データ処理を行い、注文された商品の配
送が可能かどうかなどの情報をショップサーバ1へ返送
する(ステップ103)。ショップサーバ1は、注文確
認画面を表示して顧客3に注文を受け付けたことを知ら
せる。さらに、顧客端末3aに対して注文確認の電子メ
ールを送信しても良い(ステップ104)。そして、注
文された商品の発注情報を注文された商品を販売してい
る出店業者4a〜4nに送信して商品の発注を行う(ス
テップ105)。
【0026】発注情報を受け取った出店業者4a〜4n
は、発注情報で示される注文された商品の出荷準備を行
い(ステップ106)、商品の出荷可能日時が確定した
時点で、バックオフィス5に商品の出荷可能日時を含む
集荷依頼データを送信する。バックオフィス5では、集
荷依頼データと受注データに基づいて集荷データを処理
し、商品の引き取り可能日時やその商品を販売している
(商品引取り先の)出店業者4を特定する情報を含む物
流データを物流連携企業6に送信する(ステップ10
7)。
【0027】物流連携企業6では、送信された物流デー
タに基づいて集荷リストを作成し(ステップ108)、
この集荷リストにしたがって出店業者4a〜4nに対し
て商品の集荷を行う(ステップ109)。出店業者4a
〜4nは、用意していた商品の検品などを済ませてから
物流連携企業6に引き渡す(ステップ110)。そし
て、集荷が完了すると物流連携企業6は集荷完了データ
をバックオフィス5へ送信する(ステップ111)。バ
ックオフィス5では、集荷完了データに基づいて、発注
された商品の集荷が終了したことを登録処理する(ステ
ップ112)。
【0028】また、物流連携企業6は集荷が完了する
と、物流データに基づいて配送先などが印刷された送り
状(納品伝票)等を出力すると共に商品の梱包を行い
(ステップ113)、出荷配送を行う(ステップ11
4)。同時に、出荷完了したことをバックオフィス5に
送信する。バックオフィス5では、出荷完了データを受
信すると注文された商品の出荷が完了したことを登録す
ると共に(ステップ115)、注文された商品が出荷さ
れたことや到着予定日などの出荷案内を電子メールなど
で顧客3に知らせる(ステップ116)。
【0029】そして、配送先を商品中継所に指定して注
文した場合には、顧客3は出荷案内メールに記載された
商品到着予定日以降の都合の良いときに指定した商品中
継所9へ商品を引き取り(受領し)に行く(ステップ1
17)。
【0030】また、物流連携企業6から出荷配送された
商品は、指定された配送先へ配送される。配送先として
自宅が指定された場合には顧客3の居所へ配送され、商
品の課金方法として代引きが指定されていた場合には、
その場で商品の代金を支払う。配送先として贈答先が指
定された場合には、指定された住所に配送される。さら
に、配送先として商品中継所9が指定された場合には、
顧客3によって指定された商品中継所9に配送される。
商品中継所9では、商品が到着すると(ステップ11
8)、商品の管理保管を行い(ステップ119)、引取
りに来た顧客3に対して商品を引き渡すと共に受取のサ
インをもらうなどの引き渡し処理を行う(ステップ12
0)。この際、商品中継所(コンビニエンスストア)9
の店員は、顧客3が持参して来たIDカードに記録され
た顧客識別情報と商品に添付された納品書の顧客識別情
報とを照合して、合致した場合に顧客3に商品の引渡し
を行う。なお、商品注文時の注文確認画面や注文確認メ
ール及び出荷案内メールなどで注文ごとに発生する注文
番号を顧客3に連絡しておき、顧客3が紙に書いた(又
はプリントアウトした)注文番号と納品書に記載されて
いる注文番号とで照合して、商品の引渡しを行うように
しても良い。また、キャッシュカードやクレジットカー
ドなどの身分証明書により顧客3の認証を行っても良
い。そして、商品の課金方法として商品中継所9での支
払が指定されていた場合には、商品に添付又は別送され
てくる支払伝票に基づいて、商品中継所9にて、現金や
キャッシュカード、デビットカードなどによる商品代金
の支払処理を行う。
【0031】なお、商品中継所9にてPOSシステム(Poi
nt Of Sales system)などの商品売上げ情報を時間別や
単品ごとに収集し分析する販売時点情報管理システムを
備えていて、POS端末内又はセンターに接続して商品代
金の確認が行える場合には、顧客3が紙に書いた(又は
プリントアウトした)注文番号に基づいて、商品中継所
9にて、現金やキャッシュカード、デビットカードなど
による商品代金の支払処理を行うことも可能である。そ
して、顧客3が注文番号をプリントアウトする場合は、
同時に商品代金等のデータをバーコードにして印刷する
ことにより、POSシステム内にデータがなくても支払処
理を行うことが可能となる。
【0032】このように商品中継所9を利用する場合に
は、物流連携企業(宅配業者)6は顧客3の不在による
再配送という無駄を省くことができると共に、顧客3も
またタイムリーに商品を受領することができるので、双
方にとって極めて望ましいものとなる。
【0033】なお、商品中継所9とバックオフィス5と
をオンラインで接続して、商品中継所9における顧客3
への商品の引き渡しの認証をバックオフィス5内のデー
タを使用してオンラインで認証したり、商品中継所9に
商品が到着した時点でと顧客端末3aに商品の着荷を電
子メールなどで通知するようにしても良い。
【0034】次に、このようなオンラインショッピング
システムにおける課金処理システムを例に挙げて本発明
の課金処理システム及び課金処理方法の一実施の形態に
ついて図面と共に説明する。図3は、バックオフィス5
を中心とした課金処理システムの主要部分の構成例を示
すブロック図である。そして、図4は会員登録時のデー
タ処理の流れを示すフローチャートであり、図5は商品
購入決定後のデータ処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【0035】図3において、バックオフィス5は、イン
ターネット及びショップサーバ1を介して顧客端末3a
から送信されてくる会員登録データ(顧客を特定する情
報)や受注データ(受注情報)などを受け付けて受注内
容を記憶し、受注変更や取り消し、受注帳票の出力及び
在庫確認を含む在庫状況管理などを行う受注管理(受注
照会)機能を有する受注サーバ51と、受注した商品の
集荷から配送完了までの照会や追跡及び返品情報などを
管理する配送管理などの商品の配送に関する物流データ
の処理を行う物流データ処理サーバ52と、売り上げ金
額を記憶しておき、当日の売り上げ金額や期間指定の売
り上げ金額などの照会、データ出力等を行う売上げ管理
機能や口座への入金を確認して売上げに対する入金・未
入金の確認や入金追跡等を行う入金管理機能を有して課
金処理を行う課金データ処理サーバ53と、顧客及びカ
ードの認証を行う認証サーバ54と、登録会員のデータ
が蓄積されている会員データベース(会員DB)55と、
クレジットカードの与信データを蓄積している与信DB5
6とを備えている。この与信DB56に蓄積されている与
信データは、例えば、月に1回程度の割合でカード会社
からのデータ提供を受けてデータ内容を更新している。
そして、このときに会員DB55に登録されている会員の
与信を行うことにより、与信DB56のデータ更新と共に
クレジット決済できない会員を抽出して排除することが
できる。
【0036】そして、会員登録時のデータ処理の流れを
図4を参照しながら説明すると、まず、インターネット
及びショップサーバ1を介して顧客端末3aから顧客の
氏名・住所・電話番号・電子メールアドレス・決済に使
用されるクレジットカードのカード番号等の会員登録デ
ータが暗号化されて送信されると、これらのデータはシ
ョップサーバ1もしくはバックオフィス5の受注サーバ
51にて暗号が解除されて会員登録データが受け付けら
れ、認証サーバ54に送信される(ステップ201)。
【0037】認証サーバ54は、与信DB56もしくは決
済連携企業(カード会社)7にクレジットカード番号の
データ照会を行い(ステップ202)、ブラックリスト
に載っていたり有効期限が切れているなどで顧客のクレ
ジットカードが使用不可である場合には(ステップ20
3→N)、認証サーバ54はクレジットカードによる決
済ができないことを受注サーバ51に返す。受注サーバ
51は、会員登録不許可の通知をショップサーバ1及び
インターネットを介して顧客端末3aに通知する(ステ
ップ204)。また、顧客のクレジットカードの有効性
が確認できた場合には(ステップ203→Y)、認証サ
ーバ54は会員登録データを会員DB55に登録して(ス
テップ205)、与信結果がOKであったことを登録した
会員番号と共に受注サーバ51に送信する。受注サーバ
51は、会員登録番号の通知をショップサーバ1及びイ
ンターネットを介して顧客端末3aに通知する(ステッ
プ206)。なお、インターネットを介して顧客端末3
aには会員登録されたことだけを通知し、会員登録番号
は、会員番号通知書もしくは会員IDカードなどの紙媒
体を郵送するようにしても良い。会員番号郵送すること
により、顧客の提示した住所や氏名が間違っていたり架
空のものである場合には、会員番号を記した郵便物が返
送されてくるので、会員登録データの正しい顧客だけを
正式な会員とすることができる。
【0038】また、ステップ202において、クレジッ
トカード番号のデータ照会を行うのは与信DB56と決済
連携企業(カード会社)7のいずれでも可能である。与
信DB56に照会を行う場合には、与信DB56は通常1ヶ
月に1回もしくはそれ以上の回数でカード会社から送ら
れてくるデータにより、与信データの更新を行うので、
データ更新内容がすぐに反映されないという欠点があ
る。しかしながら、ショップサーバ1に出店しているシ
ョップから得られる独自の与信情報を登録して反映させ
ることができるというメリットがある。また、決済連携
企業(カード会社)7に照会を行う場合には、ブラック
リストなどのデータはリアルタイムで更新された情報を
利用することができるが、与信を行うごとに通信料が掛
かり、他の業者からの与信確認が重なった場合などで
は、与信に時間が掛かってしまうという欠点もある。こ
れらの利点・欠点については、以下で説明する課金処理
時の与信を行う場合も同じである。
【0039】次に、商品購入決定後のデータ処理の流れ
について図5を参照しながら説明する。まず、顧客がオ
ンラインショッピングサイトに訪れたときもしくは注文
を行うときに会員番号を入力し、購入する商品を決定し
て注文を行うと、注文データ(受注データ)として、会
員番号、商品に関するデータ(種類・数量・単価等)、
支払金額データ、支払方法データ(クレジットカード使
用、振り込み、代引き他)、配送先データ(自宅受取か
コンビニエンスストア受取か等)がショップサーバ1か
らバックオフィス5に送信されてくる(ステップ30
1)。バックオフィス5の受注サーバ51は、受注デー
タを受け取ると、まず会員番号を認証サーバ54に会員
番号を送信し、会員番号を基にして与信DB56に登録し
てあるその会員のクレジットカードの与信照会を行う
(ステップ302)。与信照会の結果、その会員番号の
クレジットカードが使用不可である場合には(ステップ
303→N)、受注サーバ51を介して受注できないこ
とを顧客端末3aに返送すると共に受注情報を破棄して
処理を終了する(ステップ304)。
【0040】与信照会の結果、その会員番号のクレジッ
トカードが使用可能である場合には(ステップ303→
Y)、受注サーバ51を介して注文受付が完了したこと
を通知すると共に受注情報として記録しておく(ステッ
プ305)。そして、受注サーバ51は出店業者4の商
品在庫を確認し(ステップ306)、出荷可能であれば
出荷準備をして(ステップ307→Y)、出荷前に再度
認証サーバ54により与信照会を行う。そして、その与
信照会結果がOKであれば、(ステップ308→Y)、決
済処理を行う(ステップ309)。すなわち、顧客がカ
ード決済を選択している場合には、商品の代金や配送料
などを含む顧客のカードから引き落とす金額をカード情
報等と共に課金データ処理サーバ53から決済連携企業
7に通知し、カード決済処理を行ってもらう。そして、
顧客が振込や代引きなどを選択している場合には、課金
データ処理サーバ53又は物流データ処理サーバ52も
しくは物流連携企業6に設置された伝票処理システムに
より振込用紙や代引きに必要な用紙を発行しては移送す
る商品と一緒にして顧客に配送する。その後、物流デー
タ処理サーバ52から商品出荷指示を出し、商品の配送
を行う(ステップ310)。
【0041】また、ステップ308において、与信照会
結果がNGの場合には(ステップ308→N)、受注サー
バ51は受注取り消し通知を顧客端末3aに対して送信
すると共に(ステップ311)、課金・配送に関するデ
ータを削除して終了する(ステップ312)。
【0042】そして、ステップ307において、在庫が
ないなどの理由で受注した商品の一部又は全部が出荷で
きない場合には(ステップ307→N)、近日中に商品
が入庫するか(出荷可能になるか)を確認し、近日中に
商品が入庫する場合には(ステップ313→Y)、その
入荷予定日まで(注文された商品のうち一部の商品がす
ぐに出荷可能であるとしても出荷せずに)保留状態とし
(ステップ314)、入荷予定日にステップ306に戻
って商品在庫の確認を行う。
【0043】ステップ313において、入庫予定がない
もしくは該当商品の販売終了などで近日中に商品出荷で
きる見通しが立たない場合には(ステップ313→
N)、物流データ処理サーバ52から受注サーバ51に
データを渡し、注文した商品の販売ができないことを顧
客に通知する(ステップ315)。未入荷商品があるこ
とを通知された顧客は、注文した全ての商品が購入でき
ない場合には全てキャンセルするしかないが、注文した
商品が複数あってそのうちの一部の商品が購入できない
場合には、購入できない一部の商品を除いて購入可能な
その他の商品のみを購入するか、全ての商品をキャンセ
ルするかを選択することができる。
【0044】そして、全ての商品がキャンセルされた場
合には(ステップ316)、受注サーバ51により課金
・配送に関するデータを削除して終了する(ステップ3
12)。また、購入できない一部の商品を除いて購入可
能なその他の商品のみを購入する場合には(ステップ3
17)、受注サーバ51により課金・配送に関するデー
タからキャンセルとなる未入荷分の商品のデータを削除
する更新作業もしくは、受注データの取り消し再発行処
理を行って、購入可能なその他の商品のみの課金・配送
に関するデータを作成する(ステップ318)。そし
て、更新されたデータに基づいてステップ306以降の
処理を行い、購入可能なその他の商品の配送及び課金処
理を行う。
【0045】以上説明した本発明の実施の形態では、カ
ード決済を選択した場合は、会員データ登録時に最初の
与信照会を行い(図4のステップ202)、商品受注時
に2回目の与信照会を行い(図5のステップ302)、
さらに商品配送前に3回目の与信照会を行う(図5のス
テップ308)様にしたので、信用のある顧客にのみ商
品を販売することができる。
【0046】そして、商品配送前に3回目の与信照会を
行うことにより、最新の信用情報に基づいて、信用のお
ける顧客に対してのみ商品を配送することになる。
【0047】さらに、商品の配送処理を行うまで、カー
ド決済処理の依頼や振込用紙や代引きに必要な用紙の発
行を行わないので、商品の欠品や入荷未定、さらには、
顧客からのキャンセルがあった場合にも課金処理のキャ
ンセルだけが間に合わずに、商品を配送せずに代金の請
求だけをしてしまうということがなくなる。
【0048】そして、注文された商品の一部だけがキャ
ンセルされた場合でも、配送・課金データを更新してか
ら配送処理、課金処理を行うようにしているので、請求
金額と商品代金の不一致をなくすことができ、赤伝処理
と呼ばれる返金処理や顧客対応などの手間やカード会社
への余分な手数料支払などをなくすことができる。
【0049】そして、会員登録した顧客は、商品の注文
時にはカード番号を送信する必要はないので、顧客に対
して安心感を与えることができる。
【0050】
【発明の効果】本発明の課金処理システム及び課金処理
方法は、商品を発送する前に信用照会を行っているの
で、最新の信用情報に基づいて、信用のおける顧客に対
してのみ商品を配送することができる。
【0051】そして、商品の配送処理を行うまで、課金
処理を行わないので、商品の欠品や入荷未定、さらに
は、顧客からのキャンセルがあった場合にも課金処理の
キャンセルだけが間に合わずに、商品を配送せずに代金
の請求だけをしてしまうということがなくなる。
【0052】さらに、注文された商品の一部だけがキャ
ンセルされた場合でも、配送・課金データを更新してか
ら配送処理、課金処理を行うことができるので、請求金
額と商品代金の不一致をなくすことができ、赤伝処理と
呼ばれる返金処理や顧客対応などの手間やカード会社へ
の余分な手数料支払などをなくすことができる。
【0053】そして、会員登録された顧客に対しては、
商品の注文時にはカード番号を送信する必要はないの
で、顧客に対して安心感を与えることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子商取引(オンラインショッピング)システ
ムの例を示す構成図である。
【図2】図1の電子商取引システムの流れを説明するた
めのフローチャート図である。
【図3】本発明の課金処理システムの一実施の形態に使
用されるバックオフィスの構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明における会員登録処理の流れを説明する
ためのフローチャート図である。
【図5】本発明における商品受注から課金までの流れを
説明するためのフローチャート図である。
【符号の説明】
1 ショップサーバ 3a 顧客端末 4 出店業者 5 バックオフィス 6 物流連携企業 7 決済連携企業(カード会社) 51 受注サーバ 52 物流データ処理サーバ 53 課金データ処理サーバ 54 認証サーバ 55 会員DB 56 与信DB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 (72)発明者 大橋 真人 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 BB11 CC36 EE00 GG02 5B055 CC11 JJ05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客を特定する情報とこの顧客からの受注
    情報とをが供給され、受注した商品の在庫確認を行う受
    注サーバと、 受注した商品の配送管理を行う物流データ処理サーバ
    と、 前記受注情報に基づいて前記顧客に対する課金処理を行
    う課金データ処理サーバと、 前記顧客を特定する情報に基づいて前記顧客の信用照会
    を行う認証サーバとを備え、 注文された商品を発送する前に信用照会を行い、照会結
    果が良い場合には商品の配送処理を行うと共に課金処理
    を行うようにしたことを特徴とする課金処理システム。
  2. 【請求項2】顧客を特定する情報を記憶する会員データ
    ベースと、前記顧客の与信データを蓄積している与信デ
    ータベースとを備え、前記認証サーバは、前記与信デー
    タベースに照会することにより会員データベースに記憶
    されている顧客の与信を行うことを特徴とする請求項1
    に記載の課金処理システム。
  3. 【請求項3】顧客からの受注情報に基づいて受注した商
    品の在庫を確認し、 前記受注した商品が配送可能な場合には、前記顧客の信
    用照会を行い、 前記顧客の信用照会結果が良い場合には前記受注した商
    品の配送処理を行う共に課金処理を行うようにしたこと
    を特徴とする課金処理方法。
  4. 【請求項4】前記顧客は、会員登録された顧客であっ
    て、会員登録する際に与信照会を行うと共に、商品を受
    注したときも与信照会を行うことを特徴とする請求項3
    に記載の課金処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6130566B1 (ja) * 2016-07-29 2017-05-17 株式会社丸井 解約処理システム
JP6183675B1 (ja) * 2016-04-12 2017-08-23 義和 東 広告スペース販売装置
JP2017208102A (ja) * 2016-04-12 2017-11-24 義和 東 広告スペース販売装置

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