JP5824175B1 - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗の冷気溜まりを解消するための空調システムにおいて、冷気溜まりを効率よく解消でき、メンテナンスが容易であり、かつ店舗の省スペース化を可能にする構成を得る。【解決手段】空調システムは、室内熱交換器(18)を有する室内機(14)および室外熱交換器を有する室外機(12)を備えている。室内熱交換器(18)と室外熱交換器とは共通の冷媒回路(20)に含まれている。室内機(14)は、ショーケース(30)の保冷室(28)の下方の空間(32)に配置されている。室内機(14)は、室内熱交換器(18)で加熱した空気を保冷室(28)の下方からショーケース(30)の前方に向かって排出する。【選択図】 図1

Description

本発明は、空調システムに関する。
従来、冷凍食品および生鮮食品等を陳列するために冷凍用ショーケースおよび冷蔵用ショーケース(以下、これらを単にショーケースと略記する。)が用いられている。特にスーパーマーケット等においては、顧客が保冷室から商品を取り出しやすいように、通路側に向かって開口した保冷室を有するオープンタイプのショーケースが一般に用いられている。
上記のようなタイプのショーケースが設置された店舗では、保冷室から漏れ出した冷気が通路に溜まることによって、いわゆる冷気溜まり(コールドアイルともいう。)が発生する場合がある。この場合、顧客は冷気によって足元を冷やされつつ、冷蔵ショーケースの前で商品を選ばなければならない。一方、店員は冷気によって足元を冷やされつつ商品の補充等の作業を行わなければならない。このように、冷気溜まりの発生により、顧客および店員が不快な思いをすることになる。
そこで、従来、上記のような冷気溜まりを解消するための対策が検討されている。たとえば、特許文献1に記載された除湿空調システムは、店舗外に配置される室外機と店舗のバックヤードに配置される室内機とを有する。室内機は冷却器および加熱器を有する。この除湿空調システムでは、店舗内(売り場)の空気が室内機に送られ、冷却器によって除湿および冷却された後、加熱器によって加熱される。加熱器によって加熱された空気はバイパス路を介してショーケースの下方に導かれ、ショーケースの下方から店舗内に排出される。これにより、ショーケースの下方の領域に溜まった冷気を押し流し、コールドアイルの解消を図っている。
特開2007−225159号公報
ところで、上述の除湿空調システムでは、室内機とショーケースとが異なる場所(たとえば、バックヤードおよび売り場)に配置される。このため、上述の除湿空調システムでは、室内機で加熱した空気をショーケースの下方へと送るためのバイパス路が必要になる。この場合、上記加熱された空気の温度が、バイパス路を流れる際に低下するおそれがある。それにより、冷気溜まりを効率よく解消できない場合がある。
また、上述の除湿空調システムでは、室内機の故障等によってショーケースの下方に適切な量または温度の空気を供給することができなくなった場合に、作業者は、売り場とは別の場所(たとえば、バックヤード)に移動して室内機の修理等を行わなければならない。すなわち、上述の除湿空調システムでは、メンテナンス作業を効率よく行うことができない。
さらに、上述の除湿空調システムでは、ショーケースの設置スペースとは別に、室内機の設置スペースを確保する必要がある。したがって、上述の除湿空調システムを導入するためには、除湿空調システムを設けるために店舗において十分なスペースを確保する必要がある。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、店舗の冷気溜まりを解消するための空調システムにおいて、冷気溜まりを効率よく解消でき、メンテナンスが容易であり、かつ店舗の省スペース化を可能にする構成を得ることを目的とする。
(1)本発明の一実施形態の空調システムは、冷媒回路を有し、ショーケースの保冷室から漏れる冷気によってショーケースの前方に発生する冷気溜まりを軽減するための空調システムであって、室内熱交換器を有する室内機および室外熱交換器を有する室外機を備え、前記冷媒回路は、熱を放出する前記室内熱交換器と熱を吸収する前記室外熱交換器とを含み、前記室内機は、前記室内熱交換器で加熱した空気を前記保冷室の下方から前記ショーケースの前方に向かって排出するように前記保冷室の下方に配置されている。
上記実施形態に係る空調システムでは、室内熱交換器を有する室内機が保冷室の下方に配置されている。このため、冷気溜まりを軽減するための空気を保冷室の下方で加熱した直後に保冷室の下方から排出できる。これにより、冷気溜まり軽減のための空気の温度が、室内熱交換器で加熱された後、保冷室の下方から排出されるまでの間に低下することを抑制できる。その結果、冷気溜まりを効率よく軽減することができる。
また、上記実施形態に係る空調システムでは、保冷室の下方から室内機を取り出すことによって、ショーケースの設置場所(たとえば、売り場)において室内機のメンテナンスを行うことができる。これにより、室内機のメンテナンス作業を効率よく行うことができる。
さらに、上記実施形態に係る空調システムでは、保冷室の下方に室内機が配置されているので、ショーケースの設置スペースを利用して室内機を設置できる。これにより、店舗の省スペース化が可能になる。
(2)前記室内機は、前記室内熱交換器に対して風を送るように、前記ショーケースの前後方向において前記室内熱交換器よりも後方に設けられる送風機と、前記室内熱交換器および前記送風機を収容する筐体とをさらに有し、前記筐体は、前記室内熱交換器よりも前方において平面視で左右方向に延びる前壁部と、平面視で前記室内熱交換器および前記送風機よりも右側において前後方向に延びる右側壁部と、平面視で前記室内熱交換器および前記送風機よりも左側において前後方向に延びる左側壁部とを有し、前記前壁部は、前記室内熱交換器において加熱された空気を前記筐体外へ排出する空気排出口を有し、前記右側壁部および前記左側壁部のうちの少なくとも一方は、前記筐体外の空気を前記筐体内に吸入する空気吸入口を有していてもよい。
この場合、筐体の側方(右側および/または左側)の空気を、空気吸入口を介して筐体内に導くことができる。これにより、空気吸入口が筐体の底部に設けられる場合に比べて(すなわち、筐体の下方の空気を筐体内に導く場合に比べて)、ショーケースの設置面上に溜まった塵埃を空気吸入口から筐体内に吸い込んでしまうことを抑制できる。その結果、室内機の故障、性能低下および経年劣化を抑制することができる。また、送風機の前方に室内熱交換器および空気排出口が設けられる。このため、送風機によって筐体内の空気を室内熱交換器に効率よく送ることができるとともに、室内熱交換器によって加熱された空気を空気排出口に効率よく送ることができる。これにより、冷気溜まりをさらに効率よく軽減することができる。
(3)前記室内機は、前記空気排出口を覆うように設けられるルーバーをさらに備えていてもよい。
この場合、ショーケースの設置状況等に応じてルーバーの羽板の向きを調整することによって、冷気溜まりをさらに効率よく軽減できる。
(4)前記筐体は、前記筐体内の空間を前記室内熱交換器が配置される熱交換室と前記送風機が配置される空気吸入室とに区画する隔壁部をさらに有し、前記空気吸入室は、前記熱交換室よりも後方において前記右側壁部および前記左側壁部の間に形成される主空間と、前記主空間から前方に延びるように前記右側壁部および前記左側壁部のうちの前記少なくとも一方と前記熱交換室との間に形成される補助空間とを有し、前記送風機は、前記空気吸入室の空気を前記熱交換室に送るように前記主空間に配置され、前記空気吸入口は、前記筐体の側面視において前記主空間および前記補助空間に重なるように形成されていてもよい。
この場合、筐体内の空間のうち、熱交換室の後方の主空間だけではなく、熱交換室の側方の補助空間も空気を吸入するための空間として用いることができる。これにより、空気吸入口の開口面積を十分に大きくできるので、十分な量の空気を筐体内に吸入することができる。その結果、冷気溜まりをさらに効率よく軽減することができる。
(5)前記室内熱交換器は、左右方向に延びるように全体として平板状に形成されかつ前記筐体の側面視において上下方向に対して傾斜していてもよい。
この場合、筐体の側面視において室内熱交換器が上下方向に対して傾斜しているので、室内熱交換器の前後方向の長さを十分に確保しつつ、室内熱交換器の上下方向の高さを低く抑えることができる。これにより、筐体内において上下方向のスペースを十分に確保できない場合でも、室内熱交換器の伝熱面積を十分に確保できる。その結果、室内熱交換器によって空気を効率よく加熱できる。
(6)前記送風機は、ファンと前記ファンを回転させるモータとを備え、前記室内機は、前記ファンを収容するファンケースをさらに備え、前記ファンケースは、前記ファンによって誘起された風を前方に向かって送り出す送風口を有し、前記室内機を前方から見て、前記送風口は前記空気排出口および前記室内熱交換器に重なっていてもよい。
この場合、送風口から送り出される風を室内熱交換器および空気排出口に確実に導くことができる。それにより、室内熱交換器で加熱された空気を空気排出口からショーケースの前方に効率よく排出することがでる。
(7)前記送風口は、前記ファンケースにおいて前記室内熱交換器の上下方向の中央よりも上方の位置で開口し、前記室内熱交換器は、前記筐体の側面視において前端側が後端側よりも上方に位置するように上下方向に対して傾斜していてもよい。
この場合、送風口と室内熱交換器との間に十分なスペースを確保できる。これにより、送風機によってファンケースから送り出された空気の風速が、当該空気が室内熱交換器に到達するまでの間に十分に低下する。すなわち、室内熱交換器を通過する際の空気の風速を十分に低くできる。その結果、室内熱交換器によって空気を効率よく加熱することができる。
(8)前記室内機は、前記空気吸入口を覆うようにかつ前記筐体に対して取り外し可能に設けられたフィルターをさらに備えていてもよい。
この場合、空気とともに筐体内に塵埃が入り込むことをフィルターによって防止できる。また、フィルターが筐体に対して取り外し可能に設けられているので、フィルターの洗浄および取替えを容易に行うことができる。
(9)前記室内機は、前記右側壁部および前記左側壁部のうちの前記少なくとも一方に前記フィルターを前後方向に移動可能に支持する支持部をさらに備えていてもよい。
この場合、ショーケースの前方からフィルターの取り付けおよび取り外しを行うことができるので、メンテナンスの作業効率が向上する。
(10)空調システムは、前記室外機に対して着脱可能に形成され、かつ前記室外機に取り付けられた状態において前記室外機から排出される空気の一部を前記室外機の室外熱交換器に戻すように形成された補助ケースをさらに備えていてもよい。
たとえば、外気温が高くなりすぎた場合に上記の補助ケースを室外機に取り付けることによって、室外機から排出された外気温よりも低い温度の空気を室内機の室内熱交換器に戻すことができる。これにより、外気温が高くなった場合でも、安定した暖房運転が可能になる。
本発明によれば、冷気溜まりを効率よく解消でき、メンテナンスが容易であり、かつ店舗の省スペース化が可能になる。
本発明の一実施形態に係る空調システムの利用態様の一例を示す概略図である。 (a)は室内機を示す概略正面図であり、(b)は室内機を示す概略側面図である。 室内機の内部構成を示す概略平面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 (a)は、ルーバーを取り外した状態の室内機を示す概略正面図であり、(b)は、フィルターを取り外した状態の室内機を示す概略側面図である。 フィルターを前方に移動させた状態の室内機を示す概略側面図である。 (a)は室外機を示す概略正面図であり、(b)は室外機を示す概略背面図であり、(c)は室外機を示す概略側面図である。 (a)は、補助ケースを取り付けた状態の室外機を示す概略正面図であり、(b)は、補助ケースを取り付けた状態の室外機を示す概略背面図であり、(c)は、補助ケースを取り付けた状態の室外機を示す概略側面図である。
以下、本発明に係る空調システムについて説明する。
(空調システムの全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る空調システム10の利用態様の一例を示す概略図である。空調システム10は、後述する冷媒回路20を有し、冷媒回路20を用いて冷気溜まりを解消するシステムである。
図1を参照して、空調システム10は、室外機12、室内機14および冷媒配管16を備えている。室外機12は、ファン(図示せず)、圧縮機(図示せず)および室外熱交換器15(以下、単に熱交換器15ともいう。)を有している。詳細は後述するが、室外機12には、外気温に応じて補助ケース13が取り付けられる。室内機14は、室内熱交換器18(以下、単に熱交換器18ともいう。)を有している。室内機14の詳細については後述する。
冷媒回路20は、室外機12の圧縮機、室外熱交換器15、室内熱交換器18および冷媒配管16を有している。冷媒回路20は、後述するショーケース30の保冷室28内に冷気を供給するための冷媒回路(図示せず)とは完全に分離した冷媒回路である。
空調システム10は、少なくとも暖房運転が可能に構成されている。本実施形態では、空調システム10は、たとえば、暖房運転および冷房運転が可能に構成されている。空調システム10の暖房運転時には、室外機12の熱交換器15において熱が冷媒に吸収され、室内機14の熱交換器18において冷媒から熱が放出される。一方、冷房運転時には、室内機14の熱交換器18において熱が冷媒に吸収され、室外機12の熱交換器15において冷媒から熱が放出される。なお、図示は省略するが、空調システム10は、暖房運転および冷房運転の切り替え、ならびに室内機14から排出される空気の温度調節等を行うための遠隔操作装置を有している。遠隔操作装置は、たとえば、店舗の事務室または店長室に設けられる。
図1に示すように、空調システム10の室内機14は、たとえば、スーパーマーケット等の店舗22内の売り場24に設置され、室外機12は店舗22外に設置される。図1に示す例では、売り場24の所定の設置面26上に、保冷室28を有する冷凍または冷蔵用のショーケース30が設置されている。より具体的には、ショーケース30は、保冷室28の下方に空間32が形成されるように設置面26上に設置されている。室内機14は、保冷室28の下方の空間32に配置されている。室内機14は、ショーケース30に固定されてもよく、設置面26に設置されてもよい。
空調システム10を冷気溜まり抑制のために使用する際には、空調システム10は暖房運転される。この場合、一点鎖線の矢印Aで示すように、室内機14は、熱交換器18で加熱した空気を保冷室28の下方からショーケース30の前方(正面側)に向かって排出する。
保冷室28には、食品等の商品を陳列するための複数の陳列棚34が設けられている。保冷室28には、陳列棚34に陳列された食品等を保冷するための冷気がショーケース30の図示しない冷媒回路から供給されている。図1の例では、二点鎖線の矢印Bで示すように、保冷室28に供給された冷気の一部が、保冷室28からショーケース30の前方に漏れ出している。
保冷室28からショーケース30の前方に漏れ出した冷気(矢印B参照)は、室内機14からショーケース30の前方に向かって排出される空気(矢印A参照)によって押し流される。これにより、ショーケース30の前方に発生する冷気溜まりを軽減することができる。
(室内機の構成)
次に、室内機14の構成について詳細に説明する。なお、以下の説明において前方とは、ショーケース30の前後方向における前方を意味し、後方とは、ショーケース30の前後方向における後方を意味する。さらに、ショーケース30の前後方向を基準として左右方向を定義し、前後方向および左右方向に対して垂直な方向を上下方向と定義する。本実施形態では、室内機14の後述する前壁部52がショーケース30の前方を向き、室内機14の後述する後壁部58がショーケース30の後方を向くように室内機14が設置される。
図2(a)は室内機14を示す概略正面図であり、図2(b)は室内機14を示す概略側面図(室内機14を左から見た図)であり、図3は室内機14の内部構成を示す概略平面図である。図4は、図3のIV−IV線断面図であり、図5(a)は、後述するルーバー44を取り外した状態の室内機14を示す概略正面図であり、図5(b)は、後述するフィルター46を取り外した状態の室内機14を示す概略側面図(室内機14を左から見た図)である。図6は、フィルター46を前方に移動させた状態の室内機14を示す概略側面図(室内機14を左から見た図)である。なお、図3および図4においては、空調システム10の稼働中の空気の流れを一点鎖線の矢印で示している。また、図3においては、後述する収容部41の形状を理解しやすくするために、後述する蓋部42は図示せず、さらに収容部41の上端面にハッチングを付している。
図2を参照して、室内機14は略直方体状の外形を有する筐体36を備えている。図3を参照して、筐体36内には、室内熱交換器18と送風機38と電装ユニット40とが設けられている。まず、熱交換器18、送風機38および電装ユニット40について説明し、筐体36の詳細な構成については後述する。
図3および図4を参照して、詳細な説明は省略するが、熱交換器18は、たとえば冷媒管とフィンとを有するフィンチューブタイプの熱交換器である。熱交換器18は図示しない固定具によって筐体36に固定されている。冷媒配管16(図1参照)は、筐体36に形成された穴(図示せず)を通って上記冷媒管に連結されている。
熱交換器18は、全体として略平板状に形成されており、筐体36の側面視において上下方向に対して傾斜するように設けられている。本実施形態では、熱交換器18は、筐体36の側面視において前端側が後端側よりも上方に位置するように設けられている。図4を参照して、筐体36の側面視において、熱交換器18の中心線18a(たとえば、フィンの中心線)と上下方向とのなす角(鋭角)は、たとえば、20〜23度に設定される。
図3および図4を参照して、送風機38は、モータ38a、モータ38aから左右方向に延びる回転軸38b、および回転軸38bの両端部に固定される一対のファン38cを有している。ファン38cとしては、たとえば、シロッコファンが用いられる。モータ38aの回転力は、回転軸38bを介して一対のファン38cに伝達される。これにより、一対のファン38cが回転し、風が誘起される。詳細な説明は省略するが、電装ユニット40には、たとえば、送風機38を駆動および制御するための電子部品等が含まれている。
次に、筐体36について詳細に説明する。図2〜図4を参照して、筐体36は、上端側が開口した箱形状を有する収容部41と、収容部41を上方から覆う蓋部42とを有している。詳細は後述するが、収容部41の前面には、板状のルーバー44が設けられ、収容部41の左右の側面には、一対の支持部48を介して板状の一対のフィルター46が設けられている。
図2〜図5を参照して、収容部41は、底部50、前壁部52、左側壁部54、右側壁部56、後壁部58、隔壁部60および一対のファンケース62を有している。なお、本実施形態では、底部50、前壁部52、左側壁部54、右側壁部56、後壁部58、隔壁部60および一対のファンケース62が一体成形されているが、それぞれが別個の部材であってもよい。
図3および図4を参照して、底部50は、平面視矩形状かつ板状に形成されている。図3〜図5を参照して、前壁部52は、収容部41の前端部において左右方向に延びるように形成されている。前壁部52の下縁は、底部50の前縁に接続されている。図4および図5(a)を参照して、前壁部52は、正面視において矩形状を有する空気排出口52a(以下、単に排出口52aともいう。)を有している。
図2を参照して、ルーバー44は左右方向に延びる複数の羽板44a(図2(a)参照)を有している。図2〜図4を参照して、ルーバー44は、排出口52aを前方から覆うように前壁部52の前面に設けられている。図2を参照して、複数の羽板44aは、上下方向に対する傾斜角度(側面視における傾斜角度)を調整可能に設けられている。複数の羽板44aの傾斜角度を調整することにより、排出口52a(図4参照)から排出される空気の上下方向における向きを変えることができる。
図3を参照して、左側壁部54は、収容部41の左端部において前後方向に延びるように形成されている。左側壁部54の下縁は、底部50の左縁に接続されている。左側壁部54の前縁は、前壁部52の左縁に接続されている。図5(b)を参照して、左側壁部54は、側面視において矩形状を有する空気吸入口54a(以下、単に吸入口54aともいう。)を有している。
図3を参照して、右側壁部56は、収容部41の右端部において前後方向に延びるように形成されている。右側壁部56の下縁は、底部50の右縁に接続されている。右側壁部56の前縁は、前壁部52の右縁に接続されている。右側壁部56は、左側壁部54と同様に、筐体36の側面視において矩形状を有する空気吸入口(図示せず。以下、単に吸入口ともいう。)を有している。
左側壁部54および右側壁部56にそれぞれ支持部48が設けられている。支持部48は、室内機14の正面視において略逆U字形状を有する上側ガイドレール48aと、該正面視において略U字形状を有する下側ガイドレール48bとを有している。
図5を参照して、左側壁部54においては、吸入口54aよりも上方において前後方向に延びるように上側ガイドレール48aが固定され、吸入口54aよりも下方において前後方向に延びるように下側ガイドレール48bが固定されている。右側壁部56においても同様に、吸入口よりも上方において前後方向に延びるように上側ガイドレール48aが設けられ、吸入口よりも下方において前後方向に延びるように下側ガイドレール48bが設けられている。
図2および図6を参照して、フィルター46は、室内機14の側面視において矩形状を有している。本実施形態では、フィルター46は、側面視矩形状の枠部46aおよび枠部46aに固定された網状部46bを有している。フィルター46の枠部46aは、上側ガイドレール48aおよび下側ガイドレール48bによって前後方向に移動可能に支持されている。支持部48は、室内機14の側面視において網状部46bと吸入口54a(または右側壁部56の吸入口)とが重なるようにフィルター46を支持する。本実施形態では、フィルター46を前方に移動させることによって、支持部48からフィルター46を取り外すことができる。
図3および図4を参照して、後壁部58は、収容部41の後端部において左右方向に延びるように形成されている。後壁部58の下縁は、底部50の後縁に接続されている。後壁部58の左縁は左側壁部54の後縁に接続され、後壁部58の右縁は右側壁部56の後縁に接続されている。電装ユニット40は、後壁部58に固定されている。
図3を参照して、隔壁部60は、筐体36の平面視において略逆U字形状を有するように、かつ底部50から上方に延びるように形成されている。隔壁部60の左端部は左側壁部54の前端部に接続され、隔壁部60の右端部は右側壁部56の前端部に接続されている。
図3および図4を参照して、筐体36内の空間は、隔壁部60によって熱交換室64および空気吸入室65に区画されている。熱交換室64は、左側壁部54と右側壁部56との間において、排出口52a(図4参照)から後方に延びるように形成されている。
図3を参照して、空気吸入室65は、熱交換室64よりも後方において左側壁部54と右側壁部56との間に形成される主空間65a、主空間65aの左端部から前方に延びるように左側壁部54と熱交換室64(隔壁部60)との間に形成される補助空間65b、および主空間65aの右端部から前方に延びるように右側壁部56と熱交換室64(隔壁部60)との間に形成される補助空間65cを有している。
図5(b)を参照して、筐体36の側面視において、左側壁部54の吸入口54aは空気吸入室65の主空間65aおよび補助空間65bに重なっている。図示は省略するが、筐体36の側面視において、右側壁部56の吸入口は空気吸入室65の主空間65aおよび補助空間65cに重なっている。
図3を参照して、一対のファンケース62は、隔壁部60から後方に延びるように形成されている。図3および図4を参照して、各ファンケース62は、筐体36の平面視において矩形状を有し、かつ筐体36の側面視において略L字形状を有している。各ファンケース62は、送風機38の後述するファン38cを収容する空洞部66を有している。
空洞部66は、ファンケース62から前方に向かって開口する送風口66aおよびファンケース62から側方(左右方向)に向かって開口する一対の流入口66bを有している。送風口66aは熱交換室64において開口し、流入口66bは空気吸入室65において開口している。送風口66aは、ファンケース62において熱交換器18の上下方向の中央よりも上方の位置で開口している。本実施形態では、室内機14の正面視において、送風口66aは排出口52aおよび熱交換器18に重なっている。また、室内機14の側面視において、流入口66bは、左側壁部54の吸入口54aおよび右側壁部56の吸入口に重なっている。
図3および図4を参照して、空調システム10の暖房運転時には、左側壁部54の吸入口54aおよび右側壁部56の吸入口から筐体36内の空気吸入室65に空気が吸入される。空気吸入室65内の空気は、送風機38によって流入口66bから送風口66aへ送られ、送風口66aから熱交換室64へ送り出される。熱交換室64へ送り出された空気は、熱交換器18において加熱された後、排出口52aおよびルーバー44を通って、室内機14の前方へ排出される。
(室外機および補助ケースの構成)
次に、室外機12および補助ケース13の構成について簡単に説明する。図7(a)は室外機12を示す概略正面図であり、図7(b)は室外機12を示す概略背面図であり、図7(c)は室外機12を示す概略側面図(室外機12を右から見た図)である。また、図8(a)は、補助ケース13を取り付けた状態の室外機12を示す概略正面図であり、図8(b)は、補助ケース13を取り付けた状態の室外機12を示す概略背面図であり、図8(c)は、補助ケース13を取り付けた状態の室外機12を示す概略側面図(室外機12を右から見た図)である。
なお、室外機12についての以下の説明では、室外機12から空気が排出される方向を前方とし、その逆方を後方とする。また、上記のように定義した前後方向を基準として左右方向を定義する。
図7を参照して、室外機12は、略直方体状のケース68を有している。ケース68の正面に正面視略円形状の空気排出部70が設けられ、ケース68の背面に背面視矩形状の空気吸入部72が設けられ、ケース68の右側面に側面視矩形状の空気吸入部74が設けられている。
ケース68内に、室外熱交換器15(図1参照)およびファン(図示せず)が設けられている。空調システム10の暖房運転時には、ファンが回転することによって、空気吸入部72および空気吸入部74からケース68内に空気が吸入される。ケース68内に吸入された空気は、室外熱交換器15において熱を吸収された後、空気排出部70からケース68外へ排出される。
図8を参照して、補助ケース13は、空気排出部70の一部、空気吸入部72の一部および空気吸入部74の一部を覆うように室外機12のケース68に取り付けられる。本実施形態では、空気排出部70の上側半分、空気吸入部72の上側半分および空気吸入部74の上側半分が補助ケース13によって覆われている。
補助ケース13は、内部空間13aを有する。図8に一点鎖線の矢印で示すように、内部空間13aは、補助ケース13をケース68に取り付けた状態において、空気排出部70から排出された空気の一部を空気吸入部72,74を介して熱交換器15(図1参照)に戻すことができるように形成されている。すなわち、内部空間13aは、室外機12から排出される空気の一部を室外機12内の熱交換器15に戻すように形成されている。これにより、補助ケース13をケース68に取り付けた場合には、補助ケース13を取り付けていない場合に比べて、空気吸入部72,74から熱交換器15に供給される空気の温度が低下する。
なお、補助ケース13は、たとえば、外気温が18℃以上になった場合に取り付けられる。市販の空調システムは、外気温が閾値(たとえば、18℃)を超えると、暖房運転を停止するように構成されている場合がある、このような市販の空調システムの室外機および室内機の構成部品を用いて上述の空調システム10を構成する場合、外気温が上記の閾値を越えると、暖房運転が停止されてしまう。しかし、補助ケース13をケース68に取り付けることにより、外気温よりも低い温度の空気をケース68内に供給することができる。これにより、外気温が高くなった場合でも、冷気溜まり解消のための暖房運転が可能になる。
(空調システムの効果)
空調システム10では、室内熱交換器18を有する室内機14がショーケース30の保冷室28の下方に配置されている。このため、冷気溜まりを軽減するための空気を保冷室28の下方で加熱した直後に保冷室28の下方から排出できる。これにより、冷気溜まり軽減のための空気の温度が、熱交換器18で加熱された後、保冷室28の下方から排出されるまでの間に低下することを抑制できる。その結果、冷気溜まりを効率よく軽減することができる。
また、空調システム10では、保冷室28の下方から室内機14を取り出すことによって、ショーケース30の設置場所(売り場24)において室内機14のメンテナンスを行うことができる。これにより、室内機14のメンテナンス作業を効率よく行うことができる。
さらに、空調システム10では、ショーケース30の設置スペース(保冷室28の下方の空間32)を利用して室内機14を設置できる。これにより、店舗22の省スペース化が可能になる。
室内機14では、筐体36の右側および左側の空気を、左側壁部54の空気吸入口54aおよび右側壁部56の空気吸入口を介して筐体36内に導くことができる。これにより、空気吸入口が筐体の底部に設けられる場合に比べて(すなわち、筐体の下方の空気を筐体内に導く場合に比べて)、ショーケース30の設置面26上に溜まった塵埃を空気吸入口から筐体36内に吸い込んでしまうことを抑制できる。その結果、室内機14の故障、性能低下および経年劣化を抑制することができる。
室内機14では、送風機38の前方に室内熱交換器18および空気排出口52aが設けられる。このため、送風機38によって筐体36内の空気を室内熱交換器18に効率よく送ることができるとともに、室内熱交換器18によって加熱された空気を空気排出口52aに効率よく送ることができる。これにより、冷気溜まりをさらに効率よく軽減することができる。
室内機14では、ショーケース30の設置状況等に応じてルーバー44の羽板44aの向きを調整することによって、冷気溜まりをさらに効率よく軽減できる。
室内機14では、筐体36内の空間のうち、熱交換室64の後方の主空間65aだけではなく、熱交換室64の側方の補助空間65b,65cも空気を吸入するための空間として用いることができる。これにより、左側壁部54,56に設けられる空気吸入口の開口面積を十分に大きくできるので、十分な量の空気を筐体36内に吸入することができる。その結果、冷気溜まりをさらに効率よく軽減することができる。
室内機14の正面視において、送風口66aは空気排出口52aおよび室内熱交換器18に重なっている。この場合、送風口66aから送り出される風(空気)を室内熱交換器18および空気排出口52aに確実に導くことができる。それにより、室内熱交換器18で加熱された空気を空気排出口52aからショーケース30の前方に効率よく排出することがでる。
筐体36の側面視において、室内熱交換器18が上下方向に対して傾斜している。これにより、室内熱交換器18の前後方向の長さを十分に確保しつつ、室内熱交換器18の上下方向の高さを低く抑えることができる。これにより、筐体36内において上下方向のスペースを十分に確保できない場合でも、室内熱交換器18の伝熱面積を十分に確保できる。その結果、室内熱交換器18によって空気を効率よく加熱できる。
送風口66aは、ファンケース62において室内熱交換器18の上下方向の中央よりも上方の位置で開口し、筐体36の側面視において室内熱交換器18は、前端側が後端側よりも上方に位置するように傾斜している。この場合、送風口66aと室内熱交換器18との間に十分なスペースを確保できる。これにより、送風機38によってファンケース62から送り出された空気の風速を、当該空気が室内熱交換器18に到達するまでの間に十分に低下させることができる。すなわち、室内熱交換器18を通過する際の空気の風速を十分に低くできる。その結果、室内熱交換器18によって空気を効率よく加熱することができる。
室内機14では、空気とともに筐体36内に塵埃が入り込むことをフィルター46によって防止できる。また、フィルター46が筐体36に対して取り外し可能に設けられているので、フィルター46の洗浄および取替えを容易に行うことができる。
室内機14では、ショーケース30の前方からフィルター46の取り付けおよび取り外しを行うことができるので、メンテナンスの作業効率が向上する。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、熱交換器18の前端側が後端側よりも上方に位置しているが、筐体36の側面視において、熱交換器18の前端側が後端側よりも下方に位置するように熱交換器18が傾斜していてもよい。この場合、ファンケースの送風口が熱交換器18の上下方向の中心よりも下方の位置で開口するように、ファンケースおよび送風機を構成することが好ましい。
上述の室内機14において、送風口66aを覆うようにルーバーを設けてもよい。この場合、ルーバーの羽板の向きを適切に調整することによって、送風機38によって熱交換室64内に送り出された空気を熱交換器18の全体に均等に供給することができる。
本発明に係る空調システムは、店舗において冷凍または冷蔵ショーケースから漏れた冷気が通路に溜まることを抑制できる。したがって、本発明に係る空調システムは、食品等を販売する店舗において好適に利用できる。
10 空調システム
12 室外機
13 補助ケース
14 室内機
15 室外熱交換器
16 冷媒配管
18 室内熱交換器
20 冷媒回路
22 店舗
24 売り場
26 設置面
28 保冷室
30 ショーケース
32 設置面と保冷室との間の空間
36 筐体
38 送風機
38a モータ
38b 回転軸
38c ファン
40 電装ユニット
41 収容部
42 蓋部
44 ルーバー
46 フィルター
48 支持部
50 底部
52 前壁部
52a 空気排出口
54 左側壁部
54a 空気吸入口
56 右側壁部
58 後壁部
60 隔壁部
62 ファンケース
64 熱交換室
65 空気吸入室
65a 主空間
65b,65c 補助空間
66 空洞部
66a 送風口
66b 流入口
68 ケース
70 空気排出部
72,74 空気吸入部

Claims (8)

  1. 冷媒回路を有し、ショーケースの保冷室から漏れる冷気によってショーケースの前方に発生する冷気溜まりを軽減するための空調システムであって、
    室内熱交換器を有する室内機および室外熱交換器を有する室外機を備え、
    前記冷媒回路は、熱を放出する前記室内熱交換器と熱を吸収する前記室外熱交換器とを含み、
    前記室内機は、前記室内熱交換器で加熱した空気を前記保冷室の下方から前記ショーケースの前方に向かって排出するように前記保冷室の下方に配置され
    前記室内機は、前記室内熱交換器に対して風を送るように、前記ショーケースの前後方向において前記室内熱交換器よりも後方に設けられる送風機と、前記室内熱交換器および前記送風機を収容する筐体とをさらに有し、
    前記筐体は、前記室内熱交換器よりも前方において平面視で左右方向に延びる前壁部と、平面視で前記室内熱交換器および前記送風機よりも右側において前後方向に延びる右側壁部と、平面視で前記室内熱交換器および前記送風機よりも左側において前後方向に延びる左側壁部と、該筐体内の空間を前記室内熱交換器が配置される熱交換室と前記送風機が配置される空気吸入室とに区画する隔壁部とを有し、
    前記前壁部は、前記室内熱交換器において加熱された空気を前記筐体外へ排出する空気排出口を有し、
    前記右側壁部および前記左側壁部のうちの少なくとも一方は、前記筐体外の空気を前記筐体内に吸入する空気吸入口を有し、
    前記空気吸入室は、前記熱交換室よりも後方において前記右側壁部および前記左側壁部の間に形成される主空間と、前記主空間から前方に延びるように前記右側壁部および前記左側壁部のうちの前記少なくとも一方と前記熱交換室との間に形成される補助空間とを有し、
    前記送風機は、前記空気吸入室の空気を前記熱交換室に送るように前記主空間に配置され、
    前記空気吸入口は、前記筐体の側面視において前記主空間および前記補助空間に重なるように形成されている、空調システム。
  2. 前記室内機は、前記空気排出口を覆うように設けられるルーバーをさらに備えている、請求項に記載の空調システム。
  3. 前記室内熱交換器は、左右方向に延びるように全体として平板状に形成されかつ前記筐体の側面視において上下方向に対して傾斜している、請求項1または2に記載の空調システム。
  4. 前記送風機は、ファンと前記ファンを回転させるモータとを備え、
    前記室内機は、前記ファンを収容するファンケースをさらに備え、
    前記ファンケースは、前記ファンによって誘起された風を前方に向かって送り出す送風口を有し、
    前記室内機を前方から見て、前記送風口は前記空気排出口および前記室内熱交換器に重なっている、請求項からのいずれかに記載の空調システム。
  5. 前記送風口は、前記ファンケースにおいて前記室内熱交換器の上下方向の中央よりも上方の位置で開口し、
    前記室内熱交換器は、前記筐体の側面視において前端側が後端側よりも上方に位置するように上下方向に対して傾斜している、請求項に記載の空調システム。
  6. 前記室内機は、前記空気吸入口を覆うようにかつ前記筐体に対して取り外し可能に設けられたフィルターをさらに備えている、請求項からのいずれかに記載の空調システム。
  7. 前記室内機は、前記右側壁部および前記左側壁部のうちの前記少なくとも一方に前記フィルターを前後方向に移動可能に支持する支持部をさらに備えている、請求項に記載の空調システム。
  8. 前記室外機に対して着脱可能に形成され、かつ前記室外機に取り付けられた状態において前記室外機から排出される空気の一部を前記室外機の室外熱交換器に戻すように形成された補助ケースをさらに備えている、請求項1からのいずれかに記載の空調システム。
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