JP5823008B1 - 防犯灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像を記録する機能が内蔵された防犯灯を提供する。【解決手段】LED基板130に取り付けられた照射LED132と、画像を撮像するカメラ152と、カメラ152が撮像した画像を格納するメモリと、照射LED132、カメラ152、メモリを一括して収納するケース110と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像を記録する機能が内蔵された防犯灯に関する。
近年、路上における犯罪や事故が増加傾向にある。このため、路側には、万人が安心して道路を通行できるように、より高機能の街路灯や防犯灯が設けられつつある。
最近では、カメラおよび通信技術の進歩により、下記特許文献1に示すように、街路灯や防犯灯の支柱部分に監視カメラを取り付けて、緊急時の監視と通報を可能にした緊急通報システムが用いられている。
特開2002−298260号公報
しかし、従来の緊急通報システムは、既存の街路灯や防犯灯の支柱を用いることができるものの、監視や通報のための工事が必要になる。
現在、蛍光灯や水銀灯を光源とする、防犯灯、道路灯、街路灯、外灯、公園灯、駐車場灯、などの外部照明が、全国的に設置されている。これらの外部照明は、寿命のため、省エネのために、長寿命省エネルギーが特徴であるLEDを光源とする照明に交換されつつある。
これらの外部照明の交換に際し、防犯機能を備えた防犯灯への交換を、特段の工事をすることなく、簡単にできるようにすれば、防犯灯を一気に普及させることができ、容易に路上の監視が強化できる。
本発明は、以上のような従来の技術に鑑みて成されたものであり、画像を記録する機能が内蔵された防犯灯の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る防犯灯は、LED、カメラ、メモリおよびケースを有する。
LEDは基板に取り付けられている。カメラは画像を撮像する。メモリはカメラが撮像した画像を格納する。ケースは、LED、カメラ、メモリを一括して収納する。
以上のような構成を有する、本発明に係る防犯灯によれば、カメラとメモリを設けているので防犯機能を備えることができる。また、ケースにLED、カメラおよびメモリを一括して収納しているので、単に、既設の外部照明と交換するだけで、防犯機能を備えた防犯灯が設置できる。
本実施形態にかかる防犯灯の分解斜視図である。 本実施形態にかかる防犯灯の防水カバーの取り付け状態を示す斜視図である。 本実施形態にかかる防犯灯の外観図を示す斜視図である。 本実施形態にかかる防犯灯の制御部のブロック図である。 本実施形態にかかる防犯灯の制御部の動作を示すフローチャートである。 図5のステップS120の処理を示すサブルーチンフローチャートである。 図5のステップS130の処理を示すサブルーチンフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本実施形態にかかる防犯灯を詳細に説明する。
(防犯灯の構成)
[防犯灯の機械的構成]
図1から図3に示すように、本実施形態にかかる防犯灯100はケース110を備える。ケース110は、ケース本体112とケースカバー114とからなる。
図1に示すように、ケース本体112の外周部115には、ケース本体112とケースカバー114との隙間を密閉して防水するためのゴム製のパッキン116が配置されている。
ケース本体112には、ケース本体112を横断するように分割板118が設けられている。ケース本体112は、分割板118によって第1区画部119Aと第2区画部119Bに区画される。
第1区画部119Aには、電源基板120とLED基板130とが収納される。第2区画部119Bには、制御基板140とカメラ/メモリ基板150とが収納される。
電源基板120はケース本体112の第1区画部119Aにねじ止めして取り付ける。さらに、電源基板120に被せるようにしてLED基板130をケース本体112にねじ止して取り付ける。
制御基板140はケース本体112の第2区画部119Bにねじ止めして取り付ける。さらに、制御基板140に被せるようにしてカメラ/メモリ基板150をケース本体112にねじ止めして取り付ける。
電源基板120は、LED基板130、制御基板140およびカメラ/メモリ基板150に電力を供給する。電源基板120の電源はLED基板130の照射LEDの点灯とカメラ/メモリ基板150のカメラの撮像において兼用できる電源である。
LED基板130には、複数の照射LED132(本実施形態では6直列)が連なるように取り付けられている。LED基板130の、照射LED132が取り付けられている面とは反対側の面には、照射LED132を点灯させるための定電流回路などの点灯制御回路が形成されている。本実施形態では、6直列の照射LED132としたが、これ以外に12直列の照射LED132としても良い。何直列の照射LEDとするかは後述する(段落0061及び0062参照)。
電源基板120とLED基板130は、制御基板140およびカメラ/メモリ基板150に比較して発熱量が大きい。このため、電源基板120とLED基板130を第1区画部119Aに収納している。
分割板118が有ることによって、電源基板120とLED基板130の熱が第2区画部119Bから遮断される。このため、熱の悪影響を受けやすいカメラおよびメモリの高寿命化を図ることができる。また、通常は、屋外にカメラを設置する場合、カメラ専用の屋外ハウジングを用いるが、分割板118によって、屋外ハウジングが不要になる。
制御基板140には、防犯灯100の動作を全体的に制御する制御回路が形成されている。制御回路の詳しい構成および動作は後述する。
カメラ/メモリ基板150は、CMOSセンサを備えたカメラ152とメモリを差し込むメモリスロット154とを有する。カメラ152は、一定の時間間隔で画像を撮像し、撮像した画像はメモリスロット154に差し込まれているSDメモリカードなどのメモリに格納される。
なお、メモリスロット154に差し込むことができるメモリとしては、SDメモリカード、メモリスティック、コンパクトフラッシュメモリなど、カードタイプのメモリを用いることが好ましい。また、メモリは記録時間を長くするためにはできるだけ容量の大きなものを用いることが好ましい。
図2および図3に示すように、照射LED132の光がカメラ152に直接入り込まないようにカメラに対して遮光する機能と、メモリスロット154をカバーする機能と、を備えた防水カバー160が配置される。防水カバー160は照射LED132の光を利用した夜間の撮像を可能とする。防水カバー160を配置すると、カメラ152に、夜間撮像用の赤外線発光デバイスを別途設ける必要がなくなるので、防犯灯100の小型化とコスト低減が達成できる。
ケースカバー114は、図1に示すように、防水カバー160を収容するために窪ませた空間部162を有する。空間部162は、カメラ152のレンズに臨む開口部164とメモリスロット154に臨む着脱口166とを有する。カメラ152は開口部164を介して道路の画像を撮像する。カードメモリは、着脱口166を介してメモリスロット154に抜き差しされる。
防水カバー160はカメラ152のレンズを取り囲むように形成された遮光壁165を有する。遮光壁165は、カメラ152のレンズに向けて縮径されるようにすり鉢状に形成されている。遮光壁165の色は光が反射し難い黒色系が好ましい。また、遮光壁165の表面は艶消しのような塗装又は加工がされていることが好ましい。
したがって、遮光壁165は、照射LED132が点灯されている夜間は、照射LED132からの光がカメラ152に直接入り込むことを防止でき、カメラ152は照射LED132によって照らされる道路上の鮮明な画像を撮像できる。もちろん昼間は、遮光壁165がカメラ152に直接入り込む太陽の光を遮ることができ、カメラ152は道路上の鮮明な画像を撮像できる。
ケースカバー114は、図1のように、ケース本体112に設けられている取り付け孔113A−113Dにねじ止めすることで取り付けられる。ケースカバー114がケース本体112に取り付けられると、図2および図3に示すように、ケースカバー114はケース本体112の開口部を完全に密閉した状態で覆う。
図2および図3に示すように、防水カバー160は、ケース本体112に取り付けたケースカバー114の空間部162に嵌め込むように位置され、ケース本体112の取り付け孔117にネジ留めされる。
防水カバー160が取り付けられると、図1から図3に示すように、防水カバー160の遮光壁165は、開口部164を介して、カメラ152のレンズの周囲を取り囲むように位置される。また、図1および図2に示すように、防水カバー160によって空間部162に開口されている着脱口166が閉止される。
防水カバー160が取り付けられた状態では、開口部164に臨むカメラ152と、着脱口166は、完全に密閉され、水分がケース110内に入らないように防水されることが好ましい。メモリスロット154へのメモリの抜き差しが容易にできるようにするため、防水カバー160に、着脱口166に対峙する取り出し用カバーを設けるようにしても良い。
[防犯灯の電気的構成]
図4は、本実施形態にかかる防犯灯の制御部のブロック図である。図4に示す制御部200は、図1に示す電源基板120、LED基板130、制御基板140及びカメラ/メモリ基板150上に形成される。
制御部200は、LED駆動部220、抵抗器232、234、スイッチ236、明暗センサ240、比較部242、リセット信号出力部244、定電流源250、防犯監視LED252、スイッチ254、DC/DCコンバータ260、警報LED262、スイッチ264、カメラ/メモリ基板150、カメラ152、メモリ154M、LED基板130を備える。
LED基板130、カメラ/メモリ基板150、カメラ152については上述した通りである。
LED駆動部220は、商用電源210の交流電流を直流電流に変換してDC/DCコンバータ260及びLED基板130に供給する。LED駆動部220には抵抗器232および抵抗器234が接続されている。これらの抵抗器232、234はLED駆動部220が出力する直流電流値を制御する。
具体的には、夜間は、LED駆動部220に抵抗器232のみが接続されて、LED駆動部220はDC/DCコンバータ260およびLED基板130の両方を駆動するのに十分な大きさの直流電流を出力する。
一方、昼間は、LED駆動部220に抵抗器232および234が接続されて、LED駆動部220はDC/DCコンバータ260のみが駆動できる程度(カメラ152が動作できる程度)の大きさの直流電流を出力する。
明暗センサ240は、カメラ152が備えるCMOSセンサを共用する。つまり、カメラ152のCMOSセンサは、路上の撮像のためと昼夜を検出するためのセンサの両方に用いられる。明暗センサ240は外部の明るさに応じた大きさの信号を出力する。明暗センサ240は、外部の明るさが検出しやすいような、ケース110(図1参照)の内部または外部に取り付ける。カメラ152のCMOSセンサを明暗センサ240と併用することで、明暗センサ240を単独で設ける必要がなくなり、防犯灯100の小型化と低コスト化が達成できる。
比較部242は、明暗センサ240が出力する信号の大きさを閾値と比較する。比較部242は、明暗センサ240によって検出される外部の明るさが閾値を超える昼間には信号を出力する。一方、明暗センサ240によって検出される外部の明るさが閾値を下回る夜間には信号を出力しない。
スイッチ236は、比較部242から信号が出力されている間、ONになる。つまり、スイッチ236は、外部が昼間の間だけONする。スイッチ236がONしている間、並列に接続された抵抗器232と234がLED駆動部220に接続される。抵抗器232および抵抗器234が並列にLED駆動部220に接続されると、LED駆動部220から出力される直流電流がDC/DCコンバータ260のみが駆動できる程度にまで低下する。
リセット信号出力部244は、比較部242から信号が出力された時にリセット信号を出力する。一方、リセット信号出力部244は、比較部242から信号が出力されなくなった時にはリセット信号は出力しない。リセット信号はカメラ/メモリ基板150に入力される。カメラ/メモリ基板150はリセット信号によって初期化される。
したがって、カメラ/メモリ基板150は夜間から昼間に切り替わる時に一日に一度だけ初期化される。一日に1回リセットをかけることによってカメラ/メモリ基板150自体の異常の継続を回避する。万が一、カメラ/メモリ基板150側で暴走したときでも自動的に復帰させることができるため、メンテナンスフリーが実現でき、防犯灯にとっては重要な機能となる。
定電流源250は、LED基板130のLED PCBがオープンとなったときに、制御部200を保護するために設けてある。
スイッチ254は、比較部242から信号が出力されている間、ONになる。つまり、スイッチ254は、外部が昼間の間だけONする。スイッチ254がONしている間、防犯監視LED252が点灯する。防犯監視LED252は、カメラ152が動作していることを表示する。昼間の防犯灯の動作を確認できるようにするためである。
防犯監視LED252が点灯しているときには、LED駆動部220から出力されている、DC/DCコンバータ260のみが駆動できる程度の直流電流が、防犯監視LED252の両端の電圧を決める。この電圧はDC/DCコンバータ260の駆動電圧になる。
DC/DCコンバータ260は、LED駆動部220が出力している直流電流を用いてカメラ/メモリ基板150を動作させるための適切な直流電圧を出力し、カメラ/メモリ基板150に印加する。
警報LED262は、カメラ/メモリ基板150が、カメラ152の録画異常を検出したり、メモリ154Mの通信異常を検出したり、カメラ/メモリ基板150が警告を出力したりしたときに、ONされるスイッチ264によって点灯される。警報LED262は、検出した異常の種類によって、発光色が変わるようにしても良い。
スイッチ264は、カメラ/メモリ基板150が録画異常、通信異常、警告を出力している間、ONされる。
カメラ/メモリ基板150はカメラ制御回路、メモリ保存回路を備えている。カメラ制御回路はカメラの撮像状態、状態異常監視を常時行い、撮像状態または状態異常監視の結果に異常を来したときに録画異常を出力する。メモリ保存回路は、メモリ154Mとマイコンとの間の通信状態をモニタし、いずれかからの応答が得られないようなときに通信異常を出力する。カメラ/メモリ基板150自体は、カメラ/メモリ基板150のマイコンが処理するソフトウェアのメインループが正常に回らなくなったときに警報を出力する。
したがって、警報LED262の点灯は、カメラ/メモリ基板150に異常が生じたことを知らせる。
メモリ154Mは、カメラ152で撮像した画像を記憶する。メモリ154Mの記憶容量は、防犯灯100が一定時間ごとに間欠的に10日間撮像する画像が記憶できる程度である。もちろん記憶容量が大きいに越したことはない。メモリ154Mの記憶容量を超えると、古い画像は新しい画像に書き換えられる。たとえば、11日目以降に撮像される画像は1日目に記憶されていた画像に上書きされる。メモリ154Mの寿命や異常は、カメラ/メモリ基板150によって、通信異常という形態で出力され、警報LED262の点灯によって知ることができる。
なお、メモリ154Mに記憶する画像には撮像日時を付すことが有効である。撮像日時を画像に付すには、防犯灯100に時計機能を持たせる必要がある。時計機能を待たせる場合には、時計を合わせるための設定装置が必要になる。しかし、手の届かないような高い場所に設置する防犯灯100に設定装置を設けることは適切ではない。
そのため、本実施形態では、カメラ/メモリ基板150にGPS受信機を実装する。GPS受信機で受信した時間データを利用して撮像した画像に日時を付す。この場合、GPS受信機を設ける分コスト高になる。
防犯灯100は、撮像した画像の日時を記録する必要があるため、日時情報を設定する必要がある。日時情報を設定するためには、一般的には日時を設定する設定ボタンと、設定日時を表示する表示部が必要となる。
防犯灯100には設定ボタンも表示部も無いのが一般的であるので、GPS受信機を備えた日時設定治具(GPS受信機(時刻取得用)+日時設定スイッチ)を生産設備として用意しておき、カメラ付防犯灯の製造段階で、その日時設定治具を用いて、時刻設定をするようにすれば、上記のように、GPS受信機を実装させる必要はなくなる。このため、上記のように、GPS受信機を設ける分のコスト高は解消される。
さらに他の一つの方法は、メモリ154Mから撮像画像を取り出した時刻から、画像のファイル数をカウントする(画像は一定時間ごとに撮像されていることが必要)ことによって、その画像の撮像時刻を推定することである。この方法であれば、時刻を合わせる機器は必要ない。
なお、一度設定した時刻は、時計バックアップ用の一次電池、または、二次電池によって保持される。特に、一次電池および二次電池を併用することで、防犯灯100の設置までは一次電池によって時刻を保持させ、設置した後の停電に対しては二次電池で保持させることが可能になる。
本実施形態では、上記の3つのいずれかの方法を用いて、撮像された画像の日時を特定できるようにする。
なお、本実施形態では、10VA6直列タイプのLED基板130を例示しているが、20VA12直列のLDE基板130を用いることも可能である。本実施形態では、LED駆動部220をカメラ/メモリ基板150の電源としても使用するために、LED基板130の6直列の照射LED132の点灯に必要な電圧とカメラ/メモリ基板150のみの駆動に必要な電圧との差が大きくなるようにしている。このため、10VA6直列タイプのLED基板130を用いている。
6直列の照射LED132は最終的にLED駆動部220からの定電流で点灯している。このときの定電流は、カメラ/メモリ基板150とLED基板130の駆動には十分な電圧を生成できる。一方、LED駆動部220がカメラ/メモリ基板150のみを駆動させるために必要な定電流を出力しているときには、LED基板130の駆動には不十分な電圧しか生成できず、6直列の照射LED132は点灯しない。
このように、本実施形態では、LED駆動部220によって、カメラ/メモリ基板150駆動用と、カメラ/メモリ基板150およびLED基板130の両方を同時に駆動させるための駆動用の電圧が生成でき、電源が共有化される。したがって、カメラ/メモリ基板150とLED基板130との専用の電源を別々に設ける必要はなくなる。
このため、防犯灯100を取り付けるときに、カメラ用の電源工事を行うことなく通常の電源工事のみを行えば良い。
[防犯灯の動作]
本実施形態にかかる防犯灯の動作を、図5から図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。図5は、本実施形態にかかる防犯灯の制御部の動作を示すフローチャートである。
本実施形態にかかる防犯灯100が道路上に取り付けられ、電源がONされると(ステップS100)、比較部242は明暗センサ240から出力される信号を用いて、昼間であるか、夜間であるか、判断する(ステップS110)。
昼間であれば(ステップS110:昼間)、防犯監視LED252が点灯され、LED基板の照射LED132が消灯され、カメラ152が録画状態とされて、撮像された画像が一定時間ごと(たとえば30分ごと)にメモリ154Mに記憶される(ステップS130)。
一方、夜間であれば(ステップS110:夜間)、防犯監視LED252が消灯され、LED基板の照射LED132が点灯され、カメラ152が録画状態とされて、撮像された画像が一定時間ごと(たとえば30分ごと)にメモリ154Mに記憶される(ステップS130)。
次に、カメラ/メモリ基板150は、録画異常、通信異常、または警告のいずれかが発生したか否かを判断する(ステップS140)。
録画異常、通信異常、または警告のいずれかが発生していれば(ステップS140:YES)、カメラ/メモリ基板150は録画異常、通信異常、または警告のいずれかの信号を出力する。この信号が出力されるとスイッチ264がONとなり、警報LED262が点灯される。この点灯により防犯灯100の動作に異常が生じたことがわかる(ステップS150)。
なお、録画異常、通信異常、または警告のいずれかが発生していなければ(ステップS140:ON)、ステップS150の処理は行われず、警報LED262は点灯されない。
次に、比較部242は明暗センサ240から出力される信号を用いて、夜間から昼間に遷移したか否かを判断する(ステップS160)。
夜間から昼間に遷移して比較部242から信号が出力されると、リセット信号出力部244からリセット信号が出力される。リセット信号はカメラ/メモリ基板150の動作をリセットする(ステップS170)。
なお、昼間から夜間に遷移するときには、比較部242から信号が出力されず、リセット信号出力部244からリセット信号は出力されない。したがって、カメラ/メモリ基板150の動作はリセットされない。
ステップS100からステップS170までの処理は電源がONされている限り繰り返し行われる。
図6は、図5のステップS120の処理を示すサブルーチンフローチャートである。
ステップS110で昼間であると判断されると(ステップS110:昼間)、比較部242から信号が出力され、スイッチ236、254がONされる(ステップS121)。
スイッチ236がONされると、LED駆動部220に、並列に接続された抵抗器232、234が接続される。これにより、LED駆動部220から出力される電流値が低下される(ステップS122)。
また、スイッチ254がONされると、防犯監視LED252が点灯し、防犯灯100が動作していることが示される(ステップS123)。
LED駆動部220から出力される電流値が低下されると、LED駆動部220から出力される電流では、LED基板130の照射LED132を点灯させることができないので、カメラ/メモリ基板150のみが動作される(ステップS124)。
図7は、図5のステップS130の処理を示すサブルーチンフローチャートである。
ステップS110で夜間であると判断されると(ステップS110:夜間)、比較部242から信号が出力されなくなり、スイッチ236、254がOFFされる(ステップS131)。
スイッチ236がOFFされると、LED駆動部220に、抵抗器232のみが接続される。これにより、LED駆動部220から出力される電流値が増加される(ステップS132)。
また、スイッチ254がOFFされると、防犯監視LED252が消灯する(ステップS133)。
LED駆動部220から出力される電流値が増加されると、LED駆動部220から出力される電流で、カメラ/メモリ基板150を動作させおよびLED基板130の照射LED132を点灯させる(ステップS134)。
以上のように、本実施形態にかかる防犯灯によれば、カメラとメモリを設けているので防犯機能を有する防犯灯を構成することができる。また、既設の外部照明と交換するだけで防犯機能を有する防犯灯の設置が可能になる。
さらに、防水カバーが設けてあるためLEDの光で夜間の撮像をすることができる。夜間撮像用の赤外線発光デバイスが不要になる。
発熱するLEDおよび電源と、熱の悪影響を受けやすいカメラおよびメモリとを別々の区画部に収納したので、カメラとメモリの高寿命化を図ることができる。
以上の実施形態では、本物のカメラを用いる防犯灯を例示したが、犯罪行為の抑止の観点では、ダミーカメラを用いる防犯灯も有効である。以上の実施形態では、本物のカメラはケース内に配置されているので、ダミーカメラを用いる場合には、本物のカメラに替えて、外観は本物のカメラとは見分けのつかないダミーカメラを配置するだけで、本物のカメラを配置している防犯灯とダミーカメラを配置している防犯灯との見分けがつかなくなる。
このように、ダミーカメラを設けるだけで本物の防犯灯と見分けがつかなくなるので、安価にダミーカメラ付防犯灯が提供できる。
100 防犯灯、
110 ケース、
112 ケース本体、
113A−113D、117 取り付け孔、
114 ケースカバー、
115 外周部、
116 パッキン、
118 分割板、
119A 第1区画部、
119B 第2区画部、
120 電源基板、
130 LED基板、
132 照射LED、
140 制御基板、
150 カメラ/メモリ基板、
152 カメラ、
154 メモリスロット、
154M メモリ、
160 防水カバー、
162 空間部、
164 開口部、
166 着脱口、
165 遮光壁、
210 商用電源、
220 LED駆動部、
232、234 抵抗器、
240 明暗センサ、
242 比較器、
244 リセット信号出力部、
236、254、264 スイッチ、
250 定電流源、
252 防犯監視LED、
260 DC/DCコンバータ、
262 警報LED。

Claims (7)

  1. 基板に取り付けられたLEDと、
    画像を撮像するカメラと、
    前記カメラが撮像した画像を格納するメモリと、
    前記LEDの点灯、前記カメラの撮像および前記カメラからメモリへの画像の格納を制御する制御部と、
    前記LED、前記カメラ、前記メモリおよび前記制御部に電力を供給する電源と、
    前記LED、前記カメラ、前記メモリ、前記制御部および前記電源を一括して収納するケース本体と、
    前記ケース本体の開口部を覆うケースカバーと、を有し、
    前記制御部は、前記カメラのCMOSセンサが検出する明るさを用いて前記LEDの点灯および消灯を制御し、
    前記電源は、前記LEDの点灯、前記カメラの撮像および前記カメラからメモリへの画像の格納において兼用され、
    前記ケースカバーには、前記LEDの光が前記カメラに直接入り込まないように前記カメラのレンズを取り囲むように形成された遮光壁を有する防水カバーが配置されることを特徴とする防犯灯。
  2. 前記ケース本体は、分割板によって第1区画部と第2区画部に区画され、前記LEDおよび前記電源は前記第1区画部に収納され、前記カメラおよび前記メモリは前記第2区画部に収納され、前記制御部は、少なくとも前記第1区画部および前記第2区画部のいずれかに収納されることを特徴とする請求項1に記載の防犯灯。
  3. 前記ケースカバーは、防水カバーを収容する空間部を有し、
    前記空間部は、前記カメラのレンズに臨む開口部を有し、
    前記防水カバーは、前記遮光壁が前記開口部を介して前記カメラのレンズの周囲を取り囲むように、前記空間部に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の防犯灯。
  4. 前記空間部は、前記メモリを着脱するための着脱口を有し、
    前記メモリは前記着脱口を介して前記ケース内に設けたメモリスロットに着脱自在に取り付けられ、
    前記防水カバーが前記空間部に配置されると前記防水カバーが前記着脱口を塞ぐことを特徴とする請求項3に記載の防犯灯。
  5. 前記制御部は、前記カメラによって撮像された画像を前記メモリに記憶させる際に、撮像日時を付して格納することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の防犯灯。
  6. 前記制御部は、前記メモリに記憶させた画像の容量が前記メモリの記憶容量を超えると、古い画像に代えて新しい画像を更新記憶させることを特徴とする請求項5に記載の防犯灯。
  7. 前記制御部は、当該制御部自体に異常を生じたときに点灯する警報LEDを有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の防犯灯。
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