JP3202531U - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】日没判定時刻から第1の明るさで第1の時間点灯し、この第1の明るさで点灯中に人感センサーが人体を感知すると第2の明るさで第2の時間点灯し、第1の明るさを第2の明るさよりも暗くするように制御することができる照明装置を提供することを目的とする。【解決手段】照明装置であって、太陽電池が発電した電力を蓄電池に供給する太陽光発電部と、感知エリア内の人体を感知し人体感知信号を出力する人感センサーと、照明部と、前記蓄電池と、前記太陽光発電部と、前記人感センサーとに接続され、前記太陽光発電部の発電量を検知して日出没の判定時刻を検出し日出没判定信号を出力する日出没判定手段と、該日出没判定信号と前記人体感知信号とが入力され、点灯時間を制御するタイマー部と、該タイマー部の出力信号が入力されて照明部の明るさを制御する点灯制御部とを有する制御部と、を備えていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、太陽光発電により発電された電力を蓄電池に充電し、この蓄電池に充電した電力により日没後の一定時間点灯する照明装置に関するものである。
従来、街路、公園、庭園等に設置され、昼間は消灯され、夜間になると点灯されて周辺を明るくする照明装置がある。この照明装置としては、商用交流電源の電力により点灯するものもあるが、電気代を不要にするため、昼間は太陽電池で発電した電力を蓄電池に充電しておき、夜間になると蓄電池に充電した電力を光源に供給して点灯するものがある。
太陽電池と蓄電池を用いた照明装置は、商用交流電源が配設されていない地域にも費用・施工の面で容易に設置することができ、上述した街路、公園、庭園等に夜間照明灯・防犯灯として商用交流電源を用いずに設置される以外にも、特に、地震や洪水等の災害により商用交流電源が停止した場合でも、太陽電池で発電された電力を蓄電池に充電しておき、蓄電池に充電された電力で照明を点灯することができ、災害時の支援に非常に役立つというメリットがある。
例えば、特許文献1には、「光の入射に応じて発電を行う太陽電池と、該太陽電池の出力により充電される二次電池と、該二次電池により点灯する光源と、明るさを検知する照度検知部と、該照度検知部の検知結果に応じて制御信号を発するタイマ部と、人体を検知すると共にその検知結果及び前記照度検知部の検知結果に応じて制御信号を発する人体検知部と、該人体検知部及び前記タイマ部からの制御信号により前記光源の点灯を制御する点灯制御部とよりなることを特徴とする太陽電池付き照明灯」が記載されている(下記「特許文献1」参照。)。
また、特許文献2には、「太陽光を受光することにより発電する太陽光発電部と、該太陽光発電部が発電した電力を蓄える蓄電池部と、該蓄電池部を電源として光源を点灯させる点灯回路部を制御する制御部とを備えた照明装置であって、日出時刻データおよび日没時刻データを保持するデータ保持部と、該データ保持部の前記日出時刻データおよび日没時刻データに基づいて日出時刻および日没時刻を特定する日出没時刻特定部と、周囲の明るさを検知する明るさ検知部とを備え、前記制御部は、前記日出没時刻特定部によって特定した日出時刻または日没時刻を基準時とした該基準時前後の所定の時間内において、前記明るさ検知部の検知結果および前記基準時のいずれか一方に基づいて、前記点灯回路部を制御することにより、前記光源の点灯または消灯を行うことを特徴とする照明装置」が記載されている(下記「特許文献2」参照。)。
特開平2−15596号公報 特開2012−94273号公報
特許文献1には、従来技術として、照明灯を日没から夜明けまで連続して点灯すると蓄電池の電力消費が大きくなるという問題があること、また、この問題を解決するために日没からタイマで設定された一定時間点灯し、一定時間経過後は消灯するように構成すると、街路灯などの用途に用いる場合には消灯後の深夜には照明がなされず、従って暗い夜道での通行人の安全や防犯上の問題があり、また、タイマーの設定時間が長くなれば電力消費の問題が顕著になることが記載されている(明細書第1頁左欄第8行乃至右欄第8行参照。)。この問題を解決するため、特許文献1記載の発明の「太陽電池付き照明灯」は、日没によって周囲環境が暗くなり太陽電池(1)の出力電圧が下がると、二次電池(2)への充電がなされなくたったことを検出して、つまり、周囲環境が暗くなったこと(通常であれば、日没であること)を検出して、タイマ部(8)の第1タイマ回路(9)を起動させ、設定時間t1(例えば、2時間)の間、ランプ(3)を点灯させ、設定時間t1経過後は、照明装置は消灯され、通行人があるときのみ人体検知部(10)によって検知し、照明装置を点灯するものである。特許文献1に記載されているように、通行人を検知すると照明が点灯するので、一定の防犯効果はあると思われるが、通行人の安全や防犯上、夜間、特に深夜の間は、常時点灯している方が、望ましい。また、災害発生時には、緊急事態に備え、夜間中、照明を点灯しておくことが望ましい。しかしながら、特許文献1記載の太陽電池付き照明灯を夜間中点灯すると、上述したように、蓄電池の電力消費が大きくなるという問題がある。
電力消費の問題は、単純には、蓄電池の容量を大きくすれば解決するが、同時に太陽電池の数も増やさなければならず、太陽光パネルも大型化し、結果として、照明灯装置全体が大型化し、設置費用が嵩み、施工期間も長くなる。従って、災害時のように緊急に照明装置を設置する必要があるときに、すぐに対応することができないという問題がある。
特許文献2記載の照明装置は、より精度よく昼夜を判別しつつ、周囲の明るさに応じて光源の点灯や消灯を制御することを可能にしたものであるが、この光源の点灯や消灯の制御(調光制御)は、蓄電池の充電量や、日出時刻または日没時刻を基準としてタイマーに設定された時間、あるいは、光センサーによる周囲の明るさによって行われており(全文、全図参照。)、人体を検知して点灯制御するというような課題については考慮されておらず、従って、その課題を解決する手段も備えていないものと推量される。
そこで、本考案は、太陽電池と蓄電池を備えた照明装置であって、昼間は太陽電池で発電した電力を蓄電池に充電し、太陽電池の発電量に基づいて日没時刻を判定し、日没判定時刻から第1の点灯時間だけ第1の明るさで点灯し、この第1の明るさで点灯中に人感センサーが人体を感知すると第2の点灯時間だけ第2の明るさで点灯するとともに、第1の明るさを第2の明るさよりも暗くするように制御することができる照明装置を提供することを目的とする。
また、本考案は、上記照明装置に、カメラ部と撮影用人感センサーと記録手段と撮影制御部とを有する撮影手段を設け、撮影用人感センサーが人体を感知することで、撮影手段で撮影を開始し、撮影した静止画又は動画を記録手段に記録するように制御することができる照明装置を提供することを目的とする。
また、本考案は、人感センサー、太陽電池、蓄電池、制御部、撮影手段等、照明装置を構成する部品が一体的に内蔵され、従来の照明装置に比べ、小型で軽量に形成され、持ち運びにも利便性のある照明装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の考案では、 LED光源で構成された照明部(7)と、該照明部に電力を供給する蓄電池(5)と、太陽光を受光して発電する太陽電池を有し、該太陽電池が発電した電力を前記蓄電池に供給する太陽光発電部(4)と、感知エリア内の人体を感知し人体感知信号(S2)を出力する人感センサー(6)と、前記照明部(7)と、前記蓄電池(5)と、前記太陽光発電部(4)と、前記人感センサー(6)とに接続され、前記照明部(7)の明るさ(Lu1,Lu2)及び点灯時間(t1,t2)を制御する制御部(8)とを備え、該制御部(8)には、前記太陽光発電部(4)の発電量を検知して日出又は日没の判定時刻を検出し日出没判定信号(S1)を出力する日出没判定手段(15)と、該日出没判定信号(S1)と前記人体感知信号(S2)とが入力され、前記点灯時間(t1,t2)の制御信号(Sc1,Sc2)を出力するタイマー部(17)と、前記制御信号(Sc1,Sc2)が入力されて前記照明部(7)の明るさ(Lu1,Lu2)と前記点灯時間(t1,t2)を制御する点灯制御部(18)とが設けられ、前記タイマー部(17)は、第1の点灯時間(t1)を指定する第1制御信号(Sc1)を出力する第1のタイマー部(17a)と、前記第1の点灯時間(t1)よりも短い第2の点灯時間(t2)を指定する第2の制御信号(Sc2)を出力する第2のタイマー部(17b)とを備え、前記点灯制御部(18)は、前記第1の点灯時間中は、第1の明るさ(Lu1)を点灯し、前記第2の点灯時間中は、第2の明るさ(Lu2)を点灯し、前記第1の明るさを前記第2の明るさよりも暗く設定する手段を備えていることを特徴とする。
また、請求項2の考案では、請求項1の考案において、前記第1の点灯時間の開始時刻は、前記日出没判定手段が日没を判定した時刻に設定され、前記第2の点灯時間の開始時刻は、前記人感センサーが人体を感知した時刻に設定されていることを特徴とする。
また、請求項3の考案では、請求項1又は請求項2の考案において、前記第2のタイマー部は、前記人感センサーが人体を感知して前記人体感知信号を出力するたびに、前記第2の制御信号を出力するように設定されていることを特徴とする。
また、請求項4の考案では、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の考案において、カメラ部(22)と、撮影用人感センサー(23)と、記録手段(24)と、撮影制御部(25)とを有する撮影手段(21)を備え、前記撮影制御部(25)は、前記撮影用人感センサーが感知エリア内の人体を感知したことに応答して、撮影設定時間(t4)中、前記カメラ部を動作させて静止画像又は動画像の少なくともいずれか一方を撮影するように制御する手段と、前記撮影された静止画又は動画の少なくともいずれか一方を前記記録手段に記録するように制御する手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項5の考案では、請求項4に記載の考案において、前記撮影手段専用に設けられた撮影手段用蓄電池と、前記撮影手段専用に設けられ、太陽光を受光して発電する太陽電池を有し、該太陽電池が発電した電力を前記撮影手段用蓄電池に供給する撮影手段用太陽光発電部(31)とを備えていることを特徴とする。
また、請求項6の考案では、請求項4又は請求項5に記載の考案において、前記撮影設定時間は、日没から日出までの間の所定時間であり、該所定時間は、予め前記撮影制御部で設定された時間、通信機能を利用して照明装置外部から設定された時間、前記日出没判定信号に応答して設定された時間(t1)のうちのいずれかの時間であることを特徴とする。
また、請求項7の考案では、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の考案において、前記タイマー部(17)は、第3の明るさ(Lu3)を点灯する第3の点灯時間(t3)を指定するとともに、該第3の点灯時間(t3)は、前記第1の点灯時間(t1)よりも短く設定されており、前記日出没判定信号(S1)を受信し、開始時刻が前記日出没判定手段(15)の日没判定時刻に設定され、第3の制御信号(Sc3)を出力する第3のタイマー部(17c)を備え、前記点灯制御部(18)は、前記第1の明るさ(Lu1)を前記第3の明るさ(Lu3)よりも暗く設定する手段を備えていることを特徴とする。
また、請求項8の考案では、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の考案において、少なくとも、前記制御部と、前記照明部と、前記蓄電池と、前記太陽光発電部とが一体的に内蔵されて構成されていることを特徴とする。
また、請求項9の考案では、請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の照明装置が取り付け部材で支持部材に固定されて、照明設備(100,200)として設置されていることを特徴とする。
本考案の照明装置によれば、太陽電池と蓄電池を備え、昼間は太陽電池で発電した電力を蓄電池に充電し、この太陽電池の発電量に基づいて日没時刻を判定し、日没判定時刻から第1の点灯時間が経過するまで第1の明るさで点灯し、この第1の明るさで点灯中に人感センサーが人体を検知すると、この検知時刻から第2の点灯時間が経過するまで第2の明るさで点灯し、第1の明るさを第2の明るさよりも暗く設定するように制御することで、蓄電池に充電された電力の消費を低減することができるとともに、防犯の効果を向上することができるという効果を奏する。そして、蓄電池に充電された電力の消費を低減することができるので、長時間の照明点灯が可能であるので、災害時の夜間に長時間の照明灯として役立てることができるという効果を奏する。
また、本考案の照明装置によれば、さらに、人感センサーと記録手段と撮影制御部と有する撮影手段を備え、人感センサーが人体を感知したことに応答して、撮影手段による静止画(写真)又は動画(映像)の撮影を開始するように構成することで、防犯の効果を向上することができ、また、万一、事件、事故等が発生した場合に、記録手段に記録された静止画像又は動画像を分析することで、事件、事故の早期原因解明に役立てることができるという効果を奏する。
ことができる。
また、本考案の照明装置によれば、少なくとも、人感センサーとタイマー部を含む制御部、太陽電池を含む太陽光発電部、蓄電池、照明部等、照明装置を構成する部品を一体的に内蔵して、小型化、かつ、軽量化したので、簡単に持ち運びができ、また、取り付けも容易で短時間にできるので、特に、災害時に商用交流電力が停止した場合に、照明装置の迅速な設置を行い災害支援に早急に役立てることができるという効果を奏する。
本考案の第一実施形態における照明装置の外観構成を示す正面図である。 本考案の第一実施形態における照明装置の外観構成を示す背面図である。 本考案の第一実施形態における照明装置を用いて設置された照明灯設備を示す斜視図である。 本考案の第一実施形態における照明装置の回路ブロック図である。 本考案の第一実施形態における照明装置の点灯パターンの一例を示す図である。 本考案の第二実施形態における照明装置の回路ブロック図である。 本考案の第二実施形態における照明装置の外観構成を示す正面図である。 本考案の第三実施形態における照明装置の回路ブロック図である 本考案の第三実施形態における照明装置の外観構成を示す正面図である。 本考案の第三実施形態における照明装置の外観構成を示す背面図である 本考案の第三実施形態における変形例の照明装置を用いて設置された照明灯設備を示す斜視図である。 本考案の第四実施形態における照明装置の回路ブロック図である。 本考案の第四実施形態における照明装置の点灯パターンの一例を示す図である。
以下、好適な実施形態を用いて本考案をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施形態は本考案を具現化した例に過ぎず、本考案はこれに限定されるものではない。
(第一実施形態)
本考案の第一実施形態における照明装置について、図1〜図5を参照しながら説明する。
本考案の第一実施形態の照明装置1は、図1、図2に示すように、照明装置本体部2とポール取り付け部3とから構成されている。照明装置本体部2の正面には、上部に人感センサー6が設けられ、中央部に、複数のLED(発光ダイオード)7aを備えた半球形状の照明部7が設けられている。人感センサー6の周辺、及び、照明部7の下部には、複数の放熱孔9が開孔されている。放熱孔9は、照明装置1の内部に設けられた蓄電池5その他の電気・電子部品の発熱を放熱するために設けられている。効率よく放熱するために、複数の放熱孔9は放射状の模様に形成されている。照明装置本体部2はアルミダイキャストで形成されているので、安価・軽量である。さらに、照明装置本体部2の背面には、略全面に、太陽光発電部として太陽光パネル4が設けられている。太陽光パネル4には、太陽光を受光して発電する太陽電池4aが格子状に複数個配設されている。太陽電池4aは、周知の単結晶シリコンで構成されたものである。太陽電池4aで発電された電力は、照明装置本体部2の内部に設けられた蓄電池5(図4参照。)に充電される。
ポール取り付け部3は、角度調節部10とポール嵌合部11を備えている。角度調節部10は、照明装置本体部2の下端部略中央部に形成された第1角度調節片10aと、ポール嵌合部11の上端部略中央部に形成された第2角度調節片10bとを、螺設手段10cで螺設することで、所定の角度に固定される。この螺設手段10cにより、照明装置本体部2を可動させて太陽光パネル4の受光面の傾斜角度を調節することができる。また、ポール嵌合部11は、対向して配設された嵌合部材11a,11bにより後述するポール12が嵌合可能に構成され、ポール嵌合部11にポール12を嵌合した後、ポール嵌合部11に設けられた螺設手段11cにより、ポール12と照明装置1とを固定することができる。嵌合部材11aは、第2角度調節片10bに固着されており、嵌合部材11bは、螺設手段11cにより嵌合部材11aに螺設可能に構成されている。角度調節部10、ポール嵌合部11もアルミダイキャストで形成されてよい。
図3に示すように、照明装置1は、ポール取り付け部3を用いて、例えば、塀Wの外壁面に沿って設置されたポール12の最上部に固定され、ポール12の下端部は、設置面の状態に応じて最適な設置具で固定されて、街路、公園、庭園等に、照明灯設備100として設置される。ポール12の下端部は、設置面が硬い略平面の場合は、平板のスタンドで固定されてもよいし、設置面が地面の場合はスクリュー抗を地中に埋設して固定されてもよいし、あるいは、コンクリートで埋設されて固定されてもよい。また、ポール12は、照明装置1専用に形成されたものであるが、既設の支柱等にポール取り付け部3を用いて照明装置1を取り付けてもよい。照明装置1の太陽光パネル4の受光面の傾斜角度は、太陽光を十分受光できるように調節されている。この傾斜角度は、季節、設置環境等によって、適宜調節されてよい。なお、図3では、放熱孔9は、図示していない。
本考案の照明装置1は、光源としてLEDを用いているので、低消費電力で高照度の特性を有している。例えば、照明装置1を、電力消費が3Wタイプで構成した場合は、水銀灯30W相当の明るさとなり、電力消費が5Wタイプで構成した場合は、水銀灯50W相当の明るさとなり、電力消費が10Wタイプで構成した場合は、水銀灯100W相当の明るさとなる。蓄電池5には、電力消費が10W以下のタイプの場合、リチウムイオン電池が用いられ、10W以上のタイプの場合、完全密閉型の鉛蓄電池が用いられている。なお、蓄電池をリチウムイオン電池、鉛蓄電池、あるいは、その他のタイプの蓄電池のいずれにするか、また、光源の消費電力をどのタイプにするか等は、必要に応じ、適宜選択して決めればよい。
本考案の照明装置1は、上記のように低消費電力であるので、太陽電池と蓄電池と適宜組み合わせることで、太陽電池の発電と蓄電池への充電を行うことができ、通常であれば、一旦充電が完了すれば不日照日が数日でも照明点灯も可能であるので、単に夜間の防犯灯、街路灯、駐輪・駐車場灯、公園用照明灯、ガーデニング灯等以外にも、案内灯、保安灯、地震・洪水等災害時における非常灯としても用いることができる。しかも、小型・軽量であるので、持ち運びが容易であるから、懐中電灯の大型版として携帯することができる。
次に、図4、図5を用いて、第一実施形態の照明装置1の点灯制御動作について説明する。
図4は、第一実施形態の照明装置1の回路ブロック図を示し、図5は、人感センサー6が動作したときの点灯パターンの一例を示す。図5において、符号iaは、照明装置の周辺の明るさを示し、符号S1,S2,Sc1,Sc2は、後述する信号名を示し、符号Luは、後述する照明部7の明るさを示す。図5において、横軸tは時間軸である。図1〜図3と共通する部分には同じ符号を付している。照明装置1は、太陽光を受光することにより発電する太陽電池4aが格子状に複数配設された太陽光パネル4と、太陽光電池4aで発電された電力が充電される蓄電池5と、蓄電池5に充電された電力が供給され光源のLEDが点灯される照明部7と、感知エリア内の人体を感知して感知信号S2を生成する人感センサー6と、制御部8とを備えている。制御部8は、太陽光パネル4と、蓄電池5と、人感センサー6と、照明部7とに電気的に接続されている。なお、説明の便宜上、図4では、1個の太陽電池4aを示し、また、1個のLED(発光ダイオード)7aを示している。
制御部8について説明する。太陽光を受光して太陽電池4aで発電された電力は、直列に接続された逆電流防止用のダイオード13を介して、蓄電池5に充電される。また、太陽電池4aで発電された電力は、日出没判定部15へ供給される。日出没判定部15は、太陽電池4aと並列に接続され、太陽電池4aの発電電圧(出力電圧)Voを、例えば、予め設定された基準電圧Vr(不図示)と比較する。日出没判定部15は、日没以降太陽電池4aの発電電圧Voが低下し、基準電圧Vrを下回ると、その時点を日没時刻と判定し、また、日出以降太陽電池4aの出力電圧Voが上昇し、基準電圧Vrを上回ると、その時点を日出時刻と判定する。日出没判定部15は、日出没判定信号S1を出力するように構成され、本実施形態では、図5に示すように、日出没判定信号S1は、日没を判定するとLレベルの電圧信号として出力され、日出を判定するとHレベルの電圧信号として出力される。
人感センサー6は、感知エリア内に人体を感知すると人体感知信号S2を出力する。本実施形態では、人体感知信号S2は、人体を感知したときに一定期間Hレベルのパルス状信号として出力される。人感センサー6には、人(動物も含む)が自然に発する熱(赤外線)を感知する周知の赤外線センサーが用いられているが、超音波や可視光を用いた人感センサーであってもよい。なお、各信号は、必要に応じて、適宜、波形整形、増幅される。
日出没判定信号S1は、タイマー部17に設けられた第1のタイマー部17aと、第2のタイマー部17bとに入力される。第1のタイマー部17aは、Lレベルの日出没判定信号S1を受信すると、この時点を開始時刻として第1の点灯時間t1(例えば、10時間)だけHレベルとなる第1制御信号Sc1を出力する。第1の点灯時間t1経過後は、第1制御信号Sc1はLレベルとなる。
第1制御信号Sc1は、点灯制御部18に入力される。点灯制御部18は、第1の制御信号Sc1を受信すると、第1の点灯時間t1だけ、照明部7が第1の明るさLu1(照明部7の最大能力の60%、例えば、3Wタイプの場合、1.8W)で点灯するように制御する。そして、第1の点灯時間t1が経過すると、点灯制御部18は、照明部7を消灯するように制御する。このとき、蓄電池5から照明部7が第1の明るさLu1で点灯することができる第1の電力Ps1が供給されるように制御される。ここで、照明部7の第1の明るさLu1(最大能力の60%の明るさ)は、通行に支障なく、一定の防犯上の効果を奏する明るさに設定されている。
人体感知信号S2は、第2のタイマー部17bに入力される。第2のタイマー部17bは、Hレベルの人体感知信号S2を受信すると、この時点を開始時刻として第2の点灯時間t2(例えば、2分間)だけHレベルとなる第2制御信号Sc2を出力する。第2の点灯時間t2経過後は、第2制御信号Sc2は、Lレベルとなる。点灯制御部18は、第2の制御信号Sc2を受けると、第2の点灯時間t2だけ、照明部7が第2の明るさLu2(照明部7の最大能力の90%、例えば、3Wタイプの場合、2.7W)で点灯するように制御する。このとき、蓄電池5からは、照明部7が第2の明るさLu2で点灯することができる第2の電力Ps2が供給されるように制御される。点灯制御部18は、第1の点灯時間t1中は、照明部7が第1の明るさLu1で点灯中であったとしても、Hレベルの第2制御信号Sc2を受信すると、第2の点灯時間t2だけ照明部7を第2の明るさLu2で点灯するように制御される。第2の点灯時間t2が経過すると、第1の点灯時間t1が経過する前であれば、再び照明部7は第1の明るさLu1で点灯するように制御される。つまり、日没判定時刻以降、第1の点灯時間t1が経過するまでは、照明部7は第1の明るさLu1での点灯を原則維持しながら、人感センサー6が人体を感知するたびに、第2の点灯時間t2だけ第2の明るさLu2で点灯する動作を繰り返すように制御される。
また、図5に示すように、第1点灯時間t1以外の時間帯は、人感センサー6が感知エリア内で人体を感知してHレベルの人体感知信号S2を出力しても、第2のタイマー部17bから出力される第2制御信号Sc2はLレベルに維持されるので、照明部7は消灯を維持する。これにより、蓄電池5の電力消費を低減することができる。
ここで、第1の点灯時間t1は、例えば、10時間に設定されているので、日没から日出までの時間が長い冬期でも、防犯上十分に効果のある時間、照明部7を点灯することができる。また、日没から日出までの時間が短い夏期は、太陽電池4aの発電量が一定電力を上回ると、つまり、太陽電池4aの発電電圧(出力電圧)Voが基準電圧Vrよりも大きくなると、日出没判定信号S1は日出を判定してHレベルとなり、この信号を点灯制御部18が受信して、照明部7を消灯するように制御する。
このように、本考案の照明装置1では、日没判定時刻以降、第1の点灯時間t1が経過する迄、人感センサー6が人体を感知しなければ照明部7が第1の明るさLu1(最大能力の60%)で点灯するように制御されるので蓄電池5の電力の消費を低減することができるとともに防犯の効果を奏することができる。
なお、上記の第1の点灯時間t1、第2の点灯時間t2、第1の明るさLu1、第2の明るさLu2等は、点灯時間可変手段、明るさ可変手段を設けて、蓄電池の容量、季節・天候等の日照環境、季節に応じた夜時間の長さ、設置場所の環境、防犯効果等を考慮して適宜調節できる構成にしてもよい。第1の明るさLu1、第2の明るさLu2が変更になるときは、第1の電力Ps1、第2の電力Ps2も明るさに応じて変更される。
(第二実施形態)
次に、本考案の第二実施形態における照明装置について、図6、図7を参照しながら説明する。図6に第二実施形態の照明装置20の回路ブロック図を、図7に照明装置20の具体的構成例の正面図を示す。第二実施形態の照明装置20は、第一実施形態の照明装置1の照明装置本体部2に撮影手段21を設けた照明装置本体部26とポール取り付け部3からなる構成である。撮影手段21には、カメラ部22、撮影用人感センサー23、記録手段24、撮影や画像の記録を制御する撮影制御部25を備えている。撮影手段21は、制御部8と、蓄電池5とに接続されている。撮影用人感センサー23は、カメラ部22に内蔵されてもよい。また、撮影制御部25には、WIFI等の無線通信制御手段を設けてもよい。記録手段24は、半導体メモリで構成され、撮影手段21に着脱自在に設けられている。カメラ部22、撮影用人感センサー23、記録手段24、撮影制御部25に用いられる電力は、蓄電池5から供給される。なお、撮影手段21、及び、その構成要部のカメラ部22、撮影用人感センサー23、記録手段24、撮影制御部25については、以下の第三実施例で説明する。また、照明装置20をポール取り付け部3を用いてポール12等の支持部材に取り付けて設置した照明灯設備の構成は、第一実施形態の照明灯設備100(図3参照。)を参照することで理解できるので、説明を省略する。
(第三実施形態)
ここで、第二実施形態においては、撮影手段21の電力消費が大きいので、第一実施形態の照明装置1に比べ、蓄電池5の電力消費の増加が予想される。そこで、好適には、図8に示すように、第三実施形態の照明装置30には、撮影手段21専用に太陽光発電部及び蓄電池が設けられる。撮影手段専用の太陽光発電部としては、第一実施形態と同様に、太陽光を受光することにより発電する太陽電池4aが格子状に複数配設された太陽光パネル4で構成される。また、撮影手段専用の蓄電池も、第一実施形態と同様に、太陽光電池4aで発電された電力が充電される蓄電池5で構成される。撮影手段専用の太陽光パネル4、太陽電池4a、及び、蓄電池5は、全て、撮影手段21の電力供給手段として専用される。太陽光パネル4、太陽電池4a、蓄電池5の素材、容量、大きさについては,必要に応じて適宜設計変更されてよい。
図9、図10には、第三実施形態の照明装置30の具体的な構成例を示す。図9、図10において、照明装置本体部26は、上述の第二実施形態と同様に、第一実施形態の照明装置1の照明装置本体部2に、上述の撮影手段21を設けたものである。カメラ部22は、照明装置30の照明装置本体部26の人感センサー6の近傍に設けられている。撮影手段用太陽光発電本体部31は、第一実施形態の照明装置1を構成する照明装置本体部2において、人感センサー6、照明部7、制御部8を取り外し、太陽電池4aを含む太陽光パネル4と、ダイオード13と、蓄電池5の構成にしたものである。蓄電池5を内蔵するので、当然、放熱孔9も形成されている。
図9、図10に示すように、第一実施形態と同様に、ポール取り付け部3は、角度調節部10とポール嵌合部11を備えている。角度調節部10は、照明装置本体部26、撮影手段用太陽光発電本体部31それぞれの下端部略中央部に形成された第1角度調節片10aと、ポール嵌合部11の上端部略中央部に形成された第2角度調節片10bとを、螺設手段10cで螺設することで、所定の角度に固定される。この螺設手段10cにより、照明装置本体部26、撮影手段用太陽光発電本体部31を可動させて太陽光パネル4の受光面の傾斜角度を調節することができる。また、ポール嵌合部11は、第一,第二実施形態と異なり、それぞれ嵌合部材11aのみを備え、照明装置本体部26の嵌合部材11aと撮影手段用太陽光発電本体部31の嵌合部材11aとを螺設手段11cで螺着することで、照明装置本体部26と撮影手段用太陽光発電本体部31とがポール12を介して螺着可能な構成となっている。
また、第三実施形態の変形例として図11に示すように、照明装置40は、この撮影手段太陽光発電本体部31と、照明装置本体部26とを、それぞれ、第一実施形態と同様のポール取り付け部3で、独立にポール12に取り付けて固定して照明灯設備200として設置されてもよい。なお、図9〜11では、太陽光パネル4から蓄電池5へ電力を供給するための電力供給線は図示していない。また、それぞれ、2つのポール取り付け部3を一体化して、1つのポール取り付け部で撮影手段太陽光発電本体部31と、照明装置本体部26とをポール12に取り付けるように構成してもよい。
なお、少なくとも撮影手段21専用の蓄電池5は、商用交流電力(例えば、AC100V、又は、AC200V)を充電することができる構成にしてもよい。また、カメラ部22の取り付け位置は、人感センサー6の近傍に限定されず、照明装置本体部26上の撮影が可能な位置であってカメラ部が取り付け可能な位置であればよい。さらに、本実施形態も防犯、防災用に用いられるので、静止画像あるいは動画像の撮影年月日、撮影時刻(時、分、秒を含む)等は、記録手段に記録されるが、記録されたデータの再生時には、撮影された年月日・時刻の表示・非表示の選択が可能である。
照明装置20,30,40は、照明装置1の制御動作に加え、以下のような制御動作を行う。撮影用人感センサー23が、人体を感知検知して、人体感知信号を撮影制御部25に送信する。撮影制御部25がこの人体感知信号を受信すると、カメラ部22を動作させて撮影設定時間t4(例えば、2分間)、撮影を行い、少なくとも撮影した静止画像又は動画像のいずれか一方を、記録手段24に記録する。通常は、夜間のみ、撮影用人感センサー23が人体を感知する度に、この制御動作を繰り返す。赤外線センサーによる夜間撮影であるので、カメラ部22は、周知の暗視カメラとしての機能・構成を備えている。「夜間」の時間帯の設定は、撮影手段21に時間帯設定手段を設けて予め設定してもよいし、外部からWIFI等の無線通信手段を用いて必要なときに設定するようにしてもよい。なお、撮影用人感センサー23の作動のオン・オフ(カメラ部22の作動のオン・オフ)等、その他の撮影手段21の機能を外部からWIFI等の無線通信手段を用いて設定するようにしてもよい。また、撮影用人感センサー23の作動のオン・オフ(カメラ部22の作動のオン・オフ)を制御するスイッチを、ポール12に設けてもよい。
また、撮影用人感センサー23に代えて、人感センサー6を用いるようにしてもよい。このとき、第2の制御信号Sc2を、カメラ部22の撮影制御信号として用いれば、日出没判定信号S1で設定される第1の点灯時間t1が、カメラ部22が動作可能な時間帯となる。仮に、一日中、カメラ部22を動作可能にしたい場合は、人体感知信号S2を用いてもよい。人体感知信号S2と制御信号Sc2のいずれか一方を選択して撮影制御部25に送信できるような信号選択手段を設けて制御するように構成してもよい。
なお、蓄電池5の電力消耗が大きくなる可能性があるが、カメラ部22を動体検知カメラで構成することも可能である。このとき、日没以降は、前述した、第1の点灯時間t1中であれば、照明部7は、第1の明るさ、又は、第2の明るさで点灯しているので、カメラ部22の撮影に十分な明るさである。ここで、動体感知カメラに用いる動体検知センサーは、赤外線等で感知する人感センサーとは異なり、被写体が動いたことを検知するので、例えば、検知感度を高くしすぎると木の葉の僅かな揺れも検知して検知信号を発生するので、無駄な撮影が多くなる。逆に、検知感度を低くしすぎると、人が通行しても撮影が行われず防犯に役立たない。したがって、検知感度は、無駄な撮影ができるだけ少なく、かつ、防犯上一定の効果があるように設定される。なお、動体検知手段として、赤外線を用いたモーションセンサーを用いてもよいし、そのときは、その他の関連する構成部品を適宜設計変更すればよい。
記録手段24としての半導体メモリは、記録容量の制限があるので、容量限界まで記録したら、古いデータから順に上書きを行う。データが上書きされずに連続的に記録可能な時間(日数)は、半導体メモリの容量や、カメラ部22の作動状況に応じて変わる。カメラ部22、撮影用人感センサー23、撮影制御部25等の構成は、周知の電気・電子部品を用いて、容易に実現できる。また、半導体メモリは、不揮発性メモリで構成された周知のSDメモリカードを用いているが、他の市販の記録手段を必要に応じて適宜選択すればよく、半導体メモリに限らず、コンパクトディスク、デジタルバーサタイルディスク等、その他の記録手段でもかまわない。
ここで、照明装置20,30,40を、低位置に設置する場合は、必要なときに記録手段24を交換することができるが、高い位置に設置する場合は、容易に記録手段24を交換することができない。そこで、撮影制御部25にWiFi等の無線通信機能を備えておき、携帯電子情報端末を用いて撮影制御部25を制御し、記録手段24から記録データを携帯電子情報端末の記録部に転送して記録させるように構成してもよい。
(第四実施形態)
次に、第四実施形態について図12、図13を参照しながら説明する。第四実施形態の照明装置50は、第一実施形態の照明装置1のタイマー部17にさらに第3のタイマー部17cを設けてタイマー部57を構成したものである。また、第一実施形態の制御部8に換えて制御部58と表記する。以下、主に第一実施形態との相異点について、制御動作を説明する。
第一実施形態と同様に、日出没判定信号S1を、この第3のタイマー部17cにも入力し、第3のタイマー部17cは、Lレベルの日出没判定信号S1を受信すると、この時点を開始時刻として第3の点灯時間t3(例えば、2分間)だけHレベルとなる第3制御信号Sc3を出力するように構成する。第3の点灯時間t3経過後は、第3制御信号Sc3はLレベルとなる。これにより、点灯制御部59は、第3の制御信号Sc3を受信すると、第3の点灯時間t3だけ、第1制御信号Sc1及び第2の制御信号Sc2に無関係に、照明部7が第3の明るさLu3(照明部7の最大能力の90%、例えば、3Wタイプの場合、2.7W)で点灯するように制御する。このとき、蓄電池5からは、照明部7が第3の明るさLu3で点灯することができる第3の電力Ps3が供給されるように制御される。そして、第3の点灯時間t3が経過すると、点灯制御部59は、照明部7が第1の明るさLu1(照明部の最大能力の60%、例えば、3Wタイプの場合、1.8W)の明るさで点灯するように制御する。このとき、蓄電池5からは、照明部7が第1の明るさLu1で点灯することができる第1の電力Ps1が供給されるように制御される。ここで、照明部7の第3の明るさLu3(最大能力の90%の明るさ)は、人が通行するのに支障が無い明るさである。
点灯制御部58は、第3の点灯時間t3経過後は、第一実施形態と同様に、第1の点灯時間t1経過前で照明部7が第1の明るさLu1で点灯中であったとしても、Hレベルの第2制御信号Sc2を受信すると、第2の点灯時間t2だけ照明部7を第2の明るさLu2で点灯するように制御される。第2の点灯時間t2が経過すると、第1の点灯時間t1経過前であれば、再び照明部7は第1の明るさLu1で点灯するように制御される。つまり、第3の点灯時間t3経過後、第1の点灯時間t1が経過するまでは、照明部7は第1の明るさLu1での点灯を原則維持しながら、人感センサー6が人体を感知するたびに、第2の点灯時間t2だけ第2の明るさLu2で点灯する動作を繰り返すように制御される。その他の点灯制御は、第一実施形態と同様である。
なお、第四実施形態では、第3のタイマー部17cを設け、Lレベルの日出没判定信号S1が入力されると、点灯制御部59は、日没判定時刻から第3の点灯時間t3が経過する迄、照明部7を第3の明るさLu3で点灯させるように制御する機能を有しているが、この機能は選択的にオン・オフ切り換えができるように設定しておき、例えば、この機能をオフに設定して、第3のタイマー部17cを非動作として、第1のタイマー部17a及び第2のタイマー部17bのみ動作させて、第一実施形態の制御動作と同様の制御動作にしてもよい。
(第五実施形態)
第五実施形態は、第二、第三実施形態の制御部8に換えて第四実施形態の制御部58を設けたものである。回路図、照明部の点灯パターン、照明灯設備としての設置等については、上述した説明から容易に理解できるので、説明及び図面は省略する。
1,20,30,40,50 照明装置
2,26 照明装置本体部
3 ポール取り付け部
4 太陽光パネル
4a 太陽電池
5 蓄電池
6 人感センサー
7 照明部
7a LED
8,58 制御部
9 放熱孔
10 角度調節部
10a 第1角度調節片
10b 第2角度調節片
10c,11c 螺設手段
11 ポール嵌合部
11a,11b 嵌合部材
12 ポール
13 ダイオード
15 日出没判定部
17,57 タイマー部
17a 第1のタイマー部
17b 第2のタイマー部
17c 第3のタイマー部
18,59 点灯制御部
21 撮影手段
22 カメラ部
23 撮影用人感センサー
24 記録手段
25 撮影制御部
31 撮影手段用太陽光発電本体部
100,200 照明灯設備
Lu1 第1の明るさ
Lu2 第2の明るさ
Lu3 第3の明るさ
Ps1 第1の電力
Ps2 第2の電力
Ps3 第3の電力
S1 日出没判定信号
S2 人体感知信号
Sc1 第1の制御信号
Sc2 第2の制御信号
Sc3 第3の制御信号
t1 第1の点灯時間
t2 第2の点灯時間
t3 第3の点灯時間
t4 撮影設定時間
Vo 発電電圧(出力電圧)
Vr 基準電圧
W 塀

Claims (9)

  1. LED光源で構成された照明部と、
    該照明部に電力を供給する蓄電池と、
    太陽光を受光して発電する太陽電池を有し、該太陽電池が発電した電力を前記蓄電池に供給する太陽光発電部と、
    感知エリア内の人体を感知し人体感知信号を出力する人感センサーと、
    前記照明部と、前記蓄電池と、前記太陽光発電部と、前記人感センサーとに接続され、前記照明部の明るさ及び点灯時間を制御する制御部とを備え、
    該制御部には、
    前記太陽光発電部の発電量を検知して日出又は日没の判定時刻を検出し日出没判定信号を出力する日出没判定手段と、
    該日出没判定信号と前記人体感知信号とが入力され、前記点灯時間の制御信号を出力するタイマー部と、
    前記制御信号が入力されて前記照明部の明るさと前記点灯時間を制御する点灯制御部とが設けられ、
    前記タイマー部は、
    第1の点灯時間を指定する第1制御信号を出力する第1のタイマー部と、前記第1の点灯時間よりも短い第2の点灯時間を指定する第2の制御信号を出力する第2のタイマー部とを備え、
    前記点灯制御部は、
    前記第1の点灯時間中は、第1の明るさを点灯し、前記第2の点灯時間中は、第2の明るさを点灯し、前記第1の明るさを前記第2の明るさよりも暗く設定する手段を備えている
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1の点灯時間の開始時刻は、前記日出没判定手段が日没を判定した時刻に設定され、前記第2の点灯時間の開始時刻は、前記人感センサーが人体を感知した時刻に設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第2のタイマー部は、前記人感センサーが人体を感知して前記人体感知信号を出力するたびに、前記第2の制御信号を出力するように設定されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. カメラ部と、撮影用人感センサーと、記録手段と、撮影制御部とを有する撮影手段を備え、
    前記撮影制御部は、
    撮影設定時間中、前記撮影用人感センサーが感知エリア内の人体を感知したことに応答して、前記カメラ部を動作させて静止画像又は動画像の少なくともいずれか一方を撮影するように制御する手段と、
    前記撮影された静止画又は動画の少なくともいずれか一方を前記記録手段に記録するように制御する手段とを備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記撮影手段専用に設けられた撮影手段用蓄電池と、
    前記撮影手段専用に設けられ、太陽光を受光して発電する太陽電池を有し、該太陽電池が発電した電力を前記撮影手段用蓄電池に供給する撮影手段用太陽光発電部とを備えている
    ことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記撮影設定時間は、日没から日出までの間の所定時間であり、
    該所定時間は、
    予め前記撮影制御部で設定された時間、通信機能を利用して照明装置外部から設定された時間、前記日出没判定信号に応答して設定された時間のうちのいずれかの時間である
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記タイマー部は、
    第3の明るさを点灯する第3の点灯時間を指定するとともに、該第3の点灯時間は、前記第1の点灯時間よりも短く設定されており、
    前記日出没判定信号を受信し、開始時刻が前記日出没判定手段の日没判定時刻に設定され、第3の制御信号を出力する第3のタイマー部を備え、
    前記点灯制御部は、
    前記第1の明るさを前記第3の明るさよりも暗く設定する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 少なくとも、前記制御部と、前記照明部と、前記蓄電池と、前記太陽光発電部とが一体的に内蔵されて構成されている
    こと特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の照明装置が、取り付け部材で支持部材に固定されて設置されている
    ことを特徴とする照明灯設備。
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