JP5820937B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置、特に産業プラント及び移動体システム等に好適な無線通信装置に関する。
産業プラントや移動体システムに利用される無線通信装置においては、様々な外的要因によって、無線信号の受信状況が変化するため、これを解析し、通信障害の要因を詳細に分析したり、安定した通信が行われるよう、効果的な対策を採る必要がある。
無線信号の受信状況を解析するための技術を記載した文献として、下記の特許文献1〜特許文献4がある。
特許文献1に記載の無線通信装置は、無線区間の検査装置、無線区間と有線区間の検査結果を解析して表示する検査システムに関するもので、無線区間の検査装置、無線区間と有線区間の検査結果を解析して表示する検査システムに関する技術が開示され、I/F部110は、ユーザから指示された検査対象の通信端末装置を示す端末ID情報、解析/表示装置400から出力された無線パラメータを示す情報(無線パラメータ情報)が入力され、無線パラメータ情報は、各無線パラメータを時刻情報と対応付けてリスト化する技術が開示されている。
特許文献2に記載の無線通信装置は、無線通信を行う無線データ通信システムにおいて、特に機器設置後の電波環境の監視を行う技術に関するもので、受信アンテナ11を通して受信した無線信号は復調手段12で受信データに復調され、受信した時間と受信データの内容とを後に解析できるように、受信側時計手段14で計測された時刻と受信データとを受信側記録手段15に記録することが開示されている。
特許文献3に記載の無線通信装置は、無線受信装置の測定データを容易に取得し、その受信特性を評価する受信特性評価システムに関する技術に関するもので、測定データは、復号されたテスト項目識別符号とこれら日時情報、バージョン情報とに関連付けられ、メンテナンス・ツール20に送られて、この測定データ記憶部21に同じ測定データが、テスト項目識別符号、日時情報及びバージョン情報とともに、保存されることが示されている。
特許文献4に記載の無線通信装置は、無線局間の無線通信を中継する無線通信システムにおける中継局装置及び無線通信方法に関するもので、無線局から受信した情報を記憶する記憶部12を備え、記憶部12は情報を記憶する際、その情報の種別、及び無線局から送信された情報を区別する送信元情報を、情報と関連付けて記憶する技術が開示されている。
特開2005−328132号公報 特開平9−284236号公報 特開2005−142736号公報 特開2011−171849号公報
これらの先行技術においては、通信結果や電波環境を、復調された受信データに基づいて評価することを基本としており、受信側で実際に受信した復調前のデータと、これを復調することにより得られる復調データの内容とを関連付けて解析していない。
このため、復調データにより得られる受信タイミングに基づいて、受信した無線信号の受信状況、通信障害の要因を高精度に解析することができず、通信品質を低下させる要因を正確に分析ができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は、無線信号を受信して受信処理を行う無線受信装置において、受信処理前の受信データと受信処理後の復調データとを、受信データの受信タイミングに対応付けたテーブルに記録することにより、受信した無線信号の受信状況や通信障害の要因を高精度に解析することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、車上無線局を備えた複数の移動体と無線通信を行う複数の無線通信手段から受信する複数の受信データを記録タイミング毎に記憶するとともに、これら複数の受信データを復調処理する受信処理部から、記録タイミングに同期して、復調処理された複数の復調データに付与されたシンボル番号と、該複数の復調データを特定する復調シンボルとを入力し、記録タイミングに対応させて前記シンボル番号と復調シンボルを保存するテーブルを作成する信号記録部を備え、記録タイミングに同期して復調処理された複数の復調データと、当該記録タイミングにおける複数の受信データとを対応付けて表示する通信解析サーバを備えるようにした。
本発明によれば、受信処理前の受信データと、受信処理後の復調データと、前記受信データの受信タイミングと前記復調データのビット番号とを対応付けたテーブルとを記録部に記録でき、無線信号の受信状況を受信タイミングレベルで高精度に解析することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図1は移動体システムの例を示す図である。 図2は移動体システムの例を示す図である。 図3は産業プラントの例を示す図である。 図4は無線受信装置の機能構成例を示す図である。 図5は無線受信装置の処理動作例を示すタイミングチャートである。 図6は無線受信装置の処理動作例を示すテーブルである。 図7は無線受信装置の機能構成例を示す図である。 図8は無線受信装置の処理動作例を示すタイミングチャートである。 図9は無線受信装置の処理動作例を示すテーブルである。 図10は無線受信装置の外観構成例を示す図である。 図11は無線受信装置の機能構成例を示す図である。 図12は無線受信装置の処理動作例を示すタイミングチャートである。 図13は無線受信装置の処理動作例を示すテーブルである。 図14は無線受信装置の外観構成例を示す図である。
以下の実施の形態においては、便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明する。また、各実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。なお、以下の実施の形態において、その構成要素(処理ステップ等も含む)は、特に明示した場合及び原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須ではない。
また、以下の実施の形態における各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路その他のハードウェアとして実現してもよい。
また、後述する各構成、機能、処理部、処理手段等は、コンピュータ上で実行されるプログラム、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよい。各構成、機能、処理部、処理手段等を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、ICカード、SDカード、DVD等の記憶媒体に格納することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一または関連する符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
[実施例1]
[システム構成]
図1に、本発明の無線通信装置を移動体システムに適用した、実施例1の全体構成例を示す。
この移動体システムは、通信解析サーバ101、ディプレイ等に表示される通信解析結果102、地上無線局103、地上無線中継局104及び105、ダンプトラック106及び107から構成される。ダンプトラック106及び107は車上無線局を搭載している。通信解析サーバ101と地上無線局103は、通信ケーブルで接続されている。地上無線局103と、地上無線中継局104及び105は、無線通信を行い、また、地上無線局103、地上無線中継局104及び105は、ダンプトラック106及び107と無線通信を行う。なお、ダンプトラック106及び107同士でも、車上無線局どおしで無線通信を行う。
[処理動作・効果]
本実施例に係る無線通信装置では、地上無線局―地上無線中継局間、地上無線局―車上無線局間、車上無線局―車上無線局間の移動体システムにおける各無線通信において、受信処理前の受信データと受信処理後の復調データ、これに加えて、復調データを復号した際のビット番号を、受信データの記録タイミングとを対応付けて、通信解析サーバ101のディスプレイに表示させる。
すなわち、例えば、地上無線局103においては、通信解析サーバ101が地上無線中継局104を経由して受信データを受信した際、内部のクロック信号に基づいて、記録タイミングを設定して、この記録タイミング毎に、受信データを記憶装置に格納する。
一方、地上無線局103の受信処理部においては、記録タイミングに同期して受信データの復調処理がなされ、記録タイミング毎に、復調処理により復調されたシンボルに対して、復調された順にシンボル番号を付加し、このシンボルを特定する復調シンボルが出力され、受信タイミング毎に、このシンボル番号と復調シンボルとが対応付けられたデーブルが作成される。
このテーブルに基づいて通信解析が行われ、例えば、図1の102に示すように、通信解析サーバ101のディスプレイに通信解析結果が表示される。
この例のように、記録タイミングに基づいて、復調データの一部のハイライトされたビット(この例では、復調ビット列の「ABC4」)と、この記録タイミングにおける受信データとの対応関係が視覚的に表示される。
これにより、通信結果を表す復調データと、通信状態を表す受信データを、内部のクロック信号により定まる記録タイミング毎に対応付けることができ、例えば、特定の復調ビット列に対応する受信データのレベルが著しく低下している場合には、この記録タイミングにおいて、受信状態が極端に悪化していることを判別することができる。
こうした解析結果により、例えば、特定の記録タイミングにおけるダンプトラック106の位置では、地上無線中継局104との間に、通信を阻害する障害物があることなどが判明し、地上無線中継局104を再配置したり、新たな地上無線中継局を追加するなどにより、ダンプトラック106、107の移動範囲全域にわたり、安定した通信を確保することが可能になる。特にこうした移動体システムにおいては、工事の進行等に応じて地上無線中継局の設置個所が頻繁に変更されるため、上述のように、通信状態の変動をモニターできることが安定した通信を維持管理する上できわめて有効である。
[実施例2]
[システム構成]
図2に、本発明の無線通信装置を鉄道車両の運行制御システムに適用した実施例2の移動体システムの全体構成例を示す。
この運行制御システムは、通信解析サーバ201、通信解析結果202、中継装置203、地上無線局204及び205及び206、鉄道列車207から構成される。通信解析サーバ201と中継装置203は、通信ケーブルで接続されている。地上無線局204及び205及び206は、鉄道列車207に搭載された車上無線局と無線通信を行う。
[処理動作・効果]
本実施例に係る無線通信装置では、地上無線局―車上無線局間の無線通信において、実施例1と同様の処理を行うことで、通信結果を表す復調データと、通信状態を表す受信データを、内部のクロック信号により定まる記録タイミング毎に対応付けることができる。この通信解析結果202を、図2に示すように、通信解析サーバ201のディスプレイ等に表示することにより、運行制御システムにおける無線通信状態を解析することができる。特に、鉄道車両の運行制御システムにおいては、事故発生時の原因究明が重要であり、本実施例によって、その前後における通信状態を記録タイミングを基準にして解析し、無線通信の障害要因を特定することができる。
[実施例3]
[システム構成]
図3に、本形態例に係る産業プラントの全体構成例を示す。本産業プラントは、通信解析サーバ301、通信解析結果302、プラント303及び306、地上無線局304及び305から構成される。通信解析サーバ301とプラント303は、通信ケーブルで接続されている。地上無線局304及び305は、互いに無線通信を行う。
[処理動作・効果]
本形態例に係る産業プラントは、地上無線局―地上無線局間の無線通信において、実施例1と同様の処理を行うことにより、表示の一例として、通信解析結果302に示すように、記録タイミングに基づいて、復調データの一部のハイライトされたビットと、この記録タイミングにおける受信データとの対応関係が視覚的に表示される。
このように、復調データの一部のハイライトされたビットと対応する受信データのタイミングを対応付けて、視覚的に表示することにより、通信結果を表す復調データと、通信状態を表す受信データを対応付けることができる。
特に、産業プラントにおいては、無線伝搬の障害となる金属製の構造物が多い環境であることから、局所的に無線伝搬環境が劣悪になるため、本発明によって通信状態を常時確認することが重要である。
[実施例4]
[装置構成]
図4に、実施例1〜3のシステムに利用される無線通信装置のより詳細な機能構成の例を示す。図4に示す無線通信装置は、アンテナ401、RF部402、ADC部403、受信処理部404、信号記録部405から構成され、信号記録部405は、メモリ406、テーブル407から構成される。
アンテナ401で受信した受信データは、RF部402でダウンコンバージョンされ、ADC部403によるデジタルサンプリング処理を経て、デジタルデータ化された受信データ408となる。受信処理部404は、この受信データ408に対して復調処理を行い、シンボル番号409と復調シンボル410を出力する。
ここで、シンボル番号409とは、復調されたシンボル毎に、復調された順番で付けられた連続番号であり、復調シンボル410は、復調されたシンボルを特定するため、復調処理によって得られた情報である。
シンボル番号409及び復調シンボル410は、1つのシンボルが復調されたタイミングで出力される。例えば、QPSK(直交位相シフトキーイング)の場合、1シンボルで2ビット4状態をπ/4毎の位相に割り当てる構成となっており、1シンボル分の受信データである2ビット4状態が復調される度に、シンボル番号がカウントアップされ、復調処理によって得られた復調ビット列を、4シンボル番号毎に割り振って復調シンボルとしている。
受信データ408は、信号記録部405へも入力され、メモリ406に記録される。このとき、受信データ408が1サンプルずつメモリ406に記録されるたびに、その記録タイミングをテーブル407へ出力する。
テーブル407は、シンボル番号409及び復調シンボル410が入力されたときに、その時点の記録タイミング値を保存し、記録タイミング値毎にシンボル番号409と復調シンボル410を保存する。
この一連の動作により各記録タイミング値毎に、復調データのシンボル番号409と復調シンボル410とを対応付けたテーブル407が作成され、受信処理前の受信データ408と受信処理後の復調データとを対応付けることができる。
[処理動作・効果]
以上に説明した処理動作例の詳細を、図5に示す。受信データを記録し続ける間、クロック信号に同期したタイミング値はカウントアップされる。受信処理部404は受信データに対して復調処理を行い、1シンボルが復調された時点で、シンボル番号409と、復調シンボル410をテーブルへと追記する。
また、その時点でのタイミング値をテーブルへと追記する。図6は、テーブルの一例を示しており、タイミング値、シンボル番号409、復調シンボル410の3項目を1行にまとめ、対応付けて記録する。例えば、受信データのタイミングが7の記録タイミングにおいては、シンボル番号409が1で、復調シンボル410は1+1*jであったと対応付けることができる。以上のとおり、実施例4に係る装置構成によれば、無線通信の状態を解析する目的が異なる複数のシステムにとって利便性の高い無線通信装置を提供することができる。
[実施例5]
[装置構成]
図7に実施例5の無線通信装置を示す。
この無線通信装置は、アンテナ701、RF部702、ADC部703、AGC部704、同期部705、復調部706、復号部707、受信バッファ部708、信号記録部709、テーブル作成部710、信号保存部711から構成される。
アンテナ701で受信した受信データは、RF部702でダウンコンバージョンされ、ADC部703でデジタルサンプリングされデジタルデータ化された受信データ712となる。AGC部704は、受信データ712のレベル調整を行う。同期部705は、受信データ712の周波数同期とタイミング同期を行う。
復調部706は、復調処理を行い、シンボル番号と復調シンボルを含むシンボル情報713を出力する。シンボル番号とは、復調されたシンボル毎に、復調された順番で付けられた連続番号であり、復調シンボルは、復調処理によって得られた情報である。これらを含むシンボル情報713は、1つのシンボルが復調される度に出力される。
復号部707は、復号処理を行い、ビット番号714をテーブル作成部710に、復号ビット715を受信バッファ部708にそれぞれ出力する。ビット番号714とは、復号された複数のビットに、復号された順番で付けられた番号であり、復号ビット715は、復号処理によって得られた情報である。
ビット番号714及び復号ビット715は、1つのビットが復号されたタイミングで出力される。受信バッファ部708は、復号ビット715を格納する。また、受信データ712は、信号記録部709へも入力され、メモリ716へ記録される。受信データ712がメモリ容量を超えて記録される場合、メモリアドレスコントローラ717を設け、メモリアドレスをサイクリックに指定することで上書き記録する。
またメモリアドレスコントローラ717は、受信データ712がメモリ716へ1サンプルずつ記録されるたびに、その記録タイミングをテーブル作成部710へ出力する。テーブル作成部710は、シンボル番号と復調シンボルを含むシンボル情報713、ビット番号714及び復号ビット715が入力されたときに、その際の記録タイミング値を保存し、これらを対応付けて保存する。
この一連の動作により、記録タイミング毎に、受信データ712、シンボル番号と復調シンボルを含むシンボル情報713、そして、復号処理によって得られたビット番号714を対応付けたテーブルを作成することができる。
[処理動作・効果]
以上に説明した実施例5の処理動作例の詳細を図8に示す。
ADC部403でデジタルサンプリングされた受信データを記録し続ける間、クロック周波数に同期したタイミング値はカウントアップされる。1シンボルが復調された時点で、シンボル番号と復調シンボルを含むシンボル情報713に含まれるをテーブルへと追記する。また、1ビットが復号された時点で、ビット番号と、復号ビットをテーブルへと追記する。またその時点でのタイミング値をビットタイミングとしてテーブルへと追記する。
図9は、テーブルの一例を示している。シンボルタイミング、シンボル番号、復調シンボル、ビットタイミング、ビット番号、復号ビットの6項目を1行にまとめ、対応付けて記録する。例えば、受信データのシンボルタイミングが7の箇所においては、シンボル番号が1で、復調シンボルは1+1*jであり、ビットタイミングが12で、ビット番号が1、復号ビットが0であった、と対応付けることができる。
図10は、本実施例に係る構成例を示しており、無線通信装置1001と、結果表示部1002から構成される。結果表示部1002は、ビット列1003と受信データ1104を表示しており、ビット列1003内のハイライトされている箇所のビットが、受信データ1004のある特定の箇所と対応付けられることを、視覚的に表示している。この表示結果は、図9のテーブル情報を元にして作成することができる。以上のとおり、形態例5に係る装置構成によれば、無線通信の状態を解析する目的が異なる複数のシステムにとって利便性の高い無線通信装置を提供することができる。
[実施例6]
[装置構成]
図11に、実施例6の無線通信装置を示す。図11に示す無線通信装置は、アンテナ1101、RF部1102、ADC部1103、AGC部1104、同期部1105、復調部1106、復号部1107、エラー判定部1108、信号記録部1109、テーブル作成部1110、信号保存部1111から構成される。
アンテナ1101で受信した受信データは、RF部1102でダウンコンバージョンされ、ADC部1103でデジタルサンプリングされ、デジタルデータ化された受信データ1112となる。AGC部1104は、受信データ1112のレベル調整を行う。同期部1105は、受信データ1112の周波数同期とタイミング同期を行う。
復調部1106は、復調処理を行い、シンボル番号と復調シンボルを含むシンボル情報1113を出力する。シンボル番号とは、復調された複数のシンボルに、復調された順番で付けられた番号である。復調シンボルは、復調処理によって得られた情報である。これらを含むシンボル情報1113は、1つのシンボルが復調されたタイミングで出力される。復号部1107は、復号処理を行い、ビット番号と復号ビットを含むビット情報1115を出力する。
ビット番号とは、復号された複数のビットに、復号された順番で付けられた番号である。復号ビットは、復号処理によって得られた情報である。これらを含むビット情報1115は、1つのビットが復号されたタイミングで出力される。エラー判定部1108は、復号ビットのビットエラーの有無を判定し、結果を出力する。
また受信データ1112は、信号記録部1109へも入力される。入力された受信データ1112は、メモリ1116へ記録される。受信データ1112がメモリ容量を超えて記録される場合は、メモリアドレスコントローラ1117がメモリアドレスをサイクリックに指定することで、上書き記録する。またメモリアドレスコントローラ1117は、受信データ1112がメモリ1116へ1サンプルずつ記録されるたびに、その記録タイミングをテーブル作成部1110へ出力する。テーブル作成部1110には、シンボル番号と復調シンボルを含むシンボル情報1113、ビット番号と復号ビットを含むビット情報1115が入力され、さらにエラー判定部1108からビットエラーの通知を受け取ったときに、その記録タイミング値を保存し、これらを対応付けて保存する。
この一連の動作により、ビットエラー判定だった場合にのみ、受信処理前の受信データ、受信処理後の復調データ、受信データの受信タイミング、そして、復調データのビット番号とを対応付けたテーブルを作成することができる。
[処理動作・効果]
以上に説明した処理動作例の詳細を、図12に示す。受信データを記録し続ける間、タイミング値はカウントアップされる。1シンボルが復調された時点で、シンボル情報1113に含まれるシンボル番号と復調シンボルをテーブルへと追記する。また、1ビットが復号された時点で、ビット番号と、復号ビットをテーブルへと追記する。またその時点でのタイミング値をテーブルへと追記する。そして、復号ビットがエラー判定だったとき、追記したテーブル情報を保存する。復号ビットが正常判定だった場合、追記したテーブル情報を破棄する。これにより、エラービットに関する情報のみを、取捨選択して保存することがきる。図13は、テーブルの一例を示している。シンボルタイミング、シンボル番号、復調シンボル、ビットタイミング、ビット番号、復号ビットの6項目を1行にまとめ、対応付けて記録する。例えば、受信データのシンボルタイミングが7の箇所においては、シンボル番号が1で、復調シンボルは1+1*jであり、ビットタイミングが12で、ビット番号が1、復号ビットが0であった、と対応付けることができる。
図13に示すテーブルには、図12で示した処理動作の結果、エラービットに関する情報のみが保存される。これにより、膨大な受信データ情報の中から、通信エラーとなった原因に関する情報のみを取捨選択することができ、また記録容量を大幅に削減することができる。
図14に、本形態例に係る構成例を示しており、無線通信装置1401と、結果表示部1402から構成される。結果表示部1402は、ビット列1403と受信データ1404を表示しており、ビット列1403内のエラービットの箇所がハイライトされており、受信データ1404のある特定の箇所と対応付けられることを、視覚的に表示している。この表示結果は、図13のテーブル情報を元にして作成することができる。
以上のとおり、実施例6に係る装置構成によれば、無線通信の状態を解析する目的が異なる複数のシステムにとって利便性の高い無線通信装置を提供することができる。
101 通信解析サーバ
102 通信解析結果
103 地上無線局
104、105 地上無線中継局
106、107 ダンプトラック
201 通信解析サーバ
202 通信解析結果
203 中継装置
204、205、206 地上無線局
207 鉄道列車
301 通信解析サーバ
302 通信解析結果
303、306 プラント
304、305 地上無線局
401 アンテナ
402 RF部
403 ADC部
404 受信処理部
405 信号記録部
406 メモリ
407 テーブル
408 受信データ
409 シンボル番号
410 復調シンボル
411 記録タイミング
701 アンテナ
702 RF部
703 ADC部
704 AGC部
705 同期部
706 復調部
707 復号部
708 受信バッファ部
709 信号記録部
710 テーブル作成部
711 信号保存部
712 受信データ
713 シンボル情報
714 ビット(番号)(情報)
715 復号ビット
716 メモリ
717 メモリアドレスコントローラ
1001 無線通信装置
1002 結果表示部
1003 ビット列
1004 受信データ
1101 アンテナ
1102 RF部
1103 ADC部
1104 AGC部
1105 同期部
1106 復調部
1107 復号部
1108 エラー判定部
1109 信号記録部
1110 テーブル作成部
1111 信号保存部
1112 受信データ
1113 シンボル情報
1115 ビット情報
1116 メモリ
1117 メモリアドレスコントローラ
1401 無線通信装置
1402 結果表示部
1403 ビット列
1404 受信データ

Claims (10)

  1. 車上無線局を備えた複数の移動体と無線通信を行う複数の無線通信手段から受信する複数の受信データを記録タイミング毎に記憶するとともに、前記複数の受信データを復調処理する受信処理部から、前記記録タイミングに同期して、復調処理された複数の復調データに付与されたシンボル番号と、該複数の復調データを特定する復調シンボルとを入力し、前記記録タイミングに対応させて前記シンボル番号と前記復調シンボルを保存するテーブルを作成する信号記録部を備え、前記記録タイミングに同期して復調処理された前記複数の復調データと、当該記録タイミングにおける前記複数の受信データとを対応付けて表示する通信解析サーバを備えたことを特徴する無線通信装置。
  2. 前記受信処理部が、前記受信データの1シンボル分を復調したタイミングで前記シンボル番号と前記復調シンボルを前記テーブルへ出力することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記シンボル番号は、前記受信データを復調した順に付加された番号であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記受信処理部は、復調処理された復調データを復号する復号部を備え、前記受信処理前の受信データの1シンボル分を復調したタイミングで、前記復調シンボルを前記テーブルへ出力するとともに、前記復号部が1ビットを復号したタイミングで該復号ビットのビット番号を前記テーブルへ出力することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記ビット番号は、前記復号部が1ビットの復号を行う度に、復号した順に付与されたものであることを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記信号記録部はメモリコントローラとメモリとを有し、前記メモリコントローラは、前記受信タイミングに応じて、前記メモリが前記受信データを記録するアドレスをサイクリックに指定するとともに、該受信タイミング前記テーブルを作成するーブル作成部へ出力することを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  7. 前記テーブルを作成するテーブル作成部は、前記受信処理部から前記シンボル番号と前記復調シンボルが入力された時点で、前記受信タイミングをシンボルタイミングとして記録するとともに、前記復号部から前記ビット番号と前記復号ビットが入力された時点で、前記受信タイミングをビットタイミングとして記録し、前記記録タイミングに対応させて、前記シンボルタイミングと前記ビットタイミングをテーブルへ保存することを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。
  8. 前記受信処理部はエラー判定部を有しており、前記シンボルタイミングと前記ビットタイミングが出力された時点で、前記エラー判定部が、前記復号ビットがエラーか正常かを判定し、この判定結果を前記テーブル作成部へ出力することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  9. 前記テーブル作成部は、前記エラー判定結果がビットエラーだった場合のみ、前記シンボルタイミングと前記シンボル番号と前記復調シンボルと前記ビットタイミングと前記ビット番号と前記復号ビットを記録し、前記エラー判定結果が正常だった場合は、前記シンボルタイミングと前記シンボル番号と前記復調シンボルと前記ビットタイミングと前記ビット番号と前記復号ビットを破棄することを特徴とする請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 前記テーブルから通信解析を行い、前記解析結果に基づいて前記無線通信手段の配置または個数を変更することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置を有する移動体システム。
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