JP2000165317A - 移動端末試験装置における拡散コードの位相ずれ測定装置 - Google Patents

移動端末試験装置における拡散コードの位相ずれ測定装置

Info

Publication number
JP2000165317A
JP2000165317A JP33747098A JP33747098A JP2000165317A JP 2000165317 A JP2000165317 A JP 2000165317A JP 33747098 A JP33747098 A JP 33747098A JP 33747098 A JP33747098 A JP 33747098A JP 2000165317 A JP2000165317 A JP 2000165317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
phase
cdma
phase shift
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33747098A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3474789B2 (ja
Inventor
Hideki Tanaka
英樹 田中
Kazuhiro Matsushita
和広 松下
Kazufumi Yunoki
一文 柚木
Akihiro Azuma
明洋 東
Shunsuke Kiyoo
俊輔 清尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
NTT Docomo Inc
Original Assignee
Anritsu Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp, NTT Mobile Communications Networks Inc filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP33747098A priority Critical patent/JP3474789B2/ja
Publication of JP2000165317A publication Critical patent/JP2000165317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3474789B2 publication Critical patent/JP3474789B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被試験端末1 に対して入出力されるCDMA
信号a,b相互間の通信規格に対する位相ずれθdを測
定する。 【解決手段】 通信規格上、被試験端末のスペクトラム
拡散に用いるPNパターンデータと同一でかつ擬似基地
局として動作する移動端末試験装置からの下り信号に同
期したPNパターンデータを出力するPNパターン発生
部25と、PNパターン発生部から出力されるPNパター
ンデータの出力位相θを順次変更していく出力位相変更
手段29と、CDMA信号のデータをPNパターン発生部
のPNパターンデータを用いてスペクトラム逆拡散する
スペクトラム逆拡散部24と、逆拡散された各データのパ
ワーを測定するパワー測定部27と、測定された各出力位
相におけるパワーのうち最大パワーに対応する出力位相
をCDMA試験信号に対する位相ずれθdと判定する位
相ずれ判定手段29とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信方式にCDM
A方式を採用した移動端末を試験する移動端末試験装置
に係わり、特に、この移動端末試験装置に組込まれ、試
験対象の移動端末から出力されたCDMA信号の位相ず
れを測定する移動端末試験装置における拡散コードの位
相ずれ測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHS等の移動体通信
が急速に普及しつつある。特に、今後は、PHS等のよ
うなデジタル方式を採用し、さらに、チャネル数の確保
のためにCDMA(code division multiple access)
通信方式を用いた移動体通信が広く用いられるものと考
えられる。したがって、この移動体通信に用いられる移
動端末が正確に動作することの試験を正確にかつ迅速に
実施する必要がある。
【0003】図7は、CDMA通信方式を採用した移動
端末としての例えば携帯電話機の動作を試験する移動端
末試験装置の概略構成を示すブロック図である。この移
動端末試験装置は、大きく分けて、携帯電話端末等の被
試験端末1に対してCDMA試験信号aを送出するCD
MA信号発生装置2と、CDMA試験信号aを受けてこ
のCDMA試験信号aに対応したCDMA信号bを出力
す被試験端末1からのCDMA信号bを受信して復調す
るCDMA復調装置3と、復調されたデジタルデータを
解析する解析装置4とで構成されている。
【0004】CDMA信号発生装置2において、テスト
パターン発生部5から出力された各チャネルの各ベース
バンドデータI,Qは次のスペクトラム拡散部6におい
て各チャネル毎に異なるPN(擬似雑音)パターンデー
タが乗算されることによって、スペクトラム拡散され
る。
【0005】スペクトラム拡散された各チャネルのベー
スバンドデータI,Qは直交変調部7へ入力される。直
交変調部7はIF信号を入力されたベースバンドデータ
I,Qで直交変調して、出力RF(高周波)インタフェ
ース8へ送出する。出力RFインタフェース8は、直交
変調部7から出力された直交変調信号を高周波(RF)
に周波数変換してCDMA試験信号aとして、被試験端
末1へ送出する。
【0006】一方、CDMA復調装置3において、入力
RF(高周波)インタフェース9は、被試験端末1から
送信された高周波のCDMA信号bを低周波(中間周波
数)に周波数変換して、次の直交復調部10へ送出す
る。直交復調部10は、入力されたCDMA信号bを元
のベースバンドデータI,Qに復調してスペクトラム逆
拡散部11へ送出する。
【0007】スペクトラム逆拡散部11は、PNパター
ン発生部12から出力される各チャネル毎に異なるPN
パターンデータを用いて入力データに対して、スペクト
ラム逆拡散処理を実施し、各チャネル毎のベースバンド
データI,Qを得て、次の復号部13へ送出する。
【0008】なお、PNパターン発生部12からスペク
トラム逆拡散部11へ供給される各PNパターンデータ
は、CDMA信号発生装置2側のスペクトラム拡散部6
から出力される各チャネルに対応した各同期信号にて初
期位相が決定される。
【0009】復号部13は入力された各チャネルのベー
スバンドデータI,Qにレイヤ1の復号化処理を施して
解析部4へ送出する。解析部4は復号部13で復号され
た各チャネルの受信データに対して、伝送エラー、ビッ
ト誤り、シグナリング試験等の各種解析を実施する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す移動端末試験装置においても、まだ改良すべき次の
ような課題があった。例えば携帯電話機等の移動端末に
おいては、基地局から受信した下り信号であるCDMA
信号の拡散のタイミングに同期したPNパターンを用い
て、上り信号であるCDMA信号を生成する。この移動
端末から出力されるCDMA信号拡散タイミングと、こ
の移動端末に入力されるCDMA信号の拡散タイミング
との間のタイミングは通信規格により規定されている。
【0011】しかし、特に、開発中の移動端末におい
て、タイミング調整が不十分の場合、下り信号と上り信
号との間の拡散のタイミングが規格からずれている場合
がある。その結果、基地局において、移動端末から受信
したCDMA信号と、PNパターン発生部から出力され
るPNパターンデータとの間で位相ずれが発生して、正
しくスペクトラム逆拡散できなくなる。
【0012】したがって、移動端末において、出力され
るCDMA信号の、入力されるCDMA信号に対する位
相ずれを定量的に測定して、その位相ずれを評価するこ
とは、新規に移動端末を開発し、試験する上で重要な事
項である。しかし、図7に示す従来の移動端末試験装置
は、上述した拡散コードの位相ずれを測定する機能を有
していなかった。
【0013】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、スペクトラム逆拡散に用いるPNパターン
データの出力位相を順次変更しながら逆拡散された各デ
ータを比較対照していくことにより、簡単に、かつ高い
精度で被試験端末から出力されるCDMA信号の被試験
端末へ入力されるCDMA試験信号に対する拡散コード
の位相ずれを測定できる移動端末試験装置における拡散
コードの位相ずれ測定装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の移動端末試験装
置における位相ずれ測定装置は、擬似基地局として動作
し、デジタルデータをPNパターンデータでスペクトラ
ム拡散したCDMA試験信号を被試験端末へ送出し、こ
の被試験端末から出力されたCDMA信号を受信して、
このCDMA信号と前記CDMA試験信号との間の拡散
コード位相の通信規格で規定された位相からのずれを測
定する。
【0015】さらに、本発明の位相ずれ測定装置におい
ては、通信規格上、移動端末におけるスペクトラム拡散
に用いるPNパターンデータと同一でかつ前記CDMA
試験信号に同期したPNパターンデータを出力するPN
パターン発生部と、このPNパターン発生部から出力さ
れるPNパターンデータの出力位相を通信規格上、移動
端末におけるスペクトラム拡散に用いろPNパターンデ
ータの位相に対して順次変更していく出力位相変更手段
と、受信したCDMA信号をPNパターン発生部から出
力される各出力位相におけるPNパターンデータを用い
てスペクトラム逆拡散するスペクトラム逆拡散部と、こ
のスペクトラム逆拡散部で逆拡散された各出力位相にお
ける各データのパワーを測定するパワー測定部と、この
パワー測定部で測定された各出力位相におけるパワーの
うち最大パワーに対応する出力位相をCDMA試験信号
に対する位相ずれと判定して出力する位相ずれ判定手段
とを備えている。
【0016】このように構成された移動端末試験装置に
おける拡散コードの位相ずれ測定装置の動作原理を説明
する。スペクトラム逆拡散部へPNパターン発生部から
供給されるPNパターンデータは、通信規格上、移動端
末におけるスペクトラム拡散に用いPNパターンデータ
と同一である。さらに、その位相は、通信規格上、規定
されたタイミングで拡散された被試験端末からのCDM
A信号を正しく逆拡散できるタイミングである。
【0017】したがって、被試験端末から出力されるC
DMA信号の生成に用いられるPNパターンデータが通
信規格通りであり、かつ通信規格で規定された位相から
のずれも無い場合には、スペクトラム逆拡散されたデー
タのパワーは最大値となる。
【0018】しかし、両者が位相同期しておらず、位相
ずれが存在する場合は、受信したCDMA信号は完全に
スペクトラム逆拡散処理されず、スペクトラム逆拡散さ
れたデータのパワーは小さくなる。
【0019】したがって、PNパターンデータの出力位
相を受信したCDMA信号に対して順次変化させていっ
て、スペクトラム逆拡散されたデータのパワーが最大値
を示した出力位相から、通信規格上における本来の位相
からの位相ずれを特定できる。
【0020】また、別の発明の移動端末試験装置におい
ては、通信規格上、移動端末におけるスペクトラム拡散
に用いるPNパターンデータと同一でかつ同期したPN
パターンデータを出力するPNパターン発生部と、この
PNパターン発生部から出力されるPNパターンデータ
の出力位相通信規格上、移動端末におけるスペクトラム
拡散に用いたPNパターンデータの位相に対して順次変
更していく出力位相変更手段と、受信したCDMA信号
をPNパターン発生部から出力される各出力位相におけ
るPNパターンデータを用いてスペクトラム逆拡散する
スペクトラム逆拡散部と、このスペクトラム逆拡散部で
逆拡散された各出力位相における各データにレイヤ1の
各復号化処理を施す復号部と、復号部で復号された各出
力位相におけるデジタルデータのエラーを検出するエラ
ー検出部と、エラー検出部で検出された各エラーのうち
最小エラーに対応する出力位相をCDMA試験信号に対
する位相ずれと判定して出力する位相ずれ判定手段とを
備えている。
【0021】このように構成された移動端末試験装置に
おける位相ずれ測定装置においては、最終的に復号部で
復号されたデジタルデータの伝送エラーにより位相ずれ
を評価している。
【0022】上述した発明と同様に、被試験端末から出
力されるCDMA信号の生成に用いられるPNパターン
データが通信規格通りあり、かつ通信規格で規定された
位相からのずれが無い場合には、正しくスペクトラム逆
拡散されるので、最終的に得られる復号されたデジタル
データに含まれる伝送エラーは小さい。逆に、位相ずれ
が大きい場合には、正しくスペクトラム逆拡散されない
ので、最終的に得られる復号されたデジタルデータに含
まれる伝送エラーは大きい。
【0023】したがって、PNパターンデータの出力位
相を受信したCDMA信号に対して順次変化させていっ
て、復号されたデジタルデータの最少エラーを示した出
力位相が、通信規格上における本来の位相からの位相ず
れと特定できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
を用いて説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態におけ
る拡散コードの位相ずれ測定装置が組込まれた移動端末
試験装置の概略構成を示すブロック図である。図7に示
した従来の移動端末試験装置と同一部分には同一符号が
付してある。したがって、重複する部分の詳細説明を省
略する。
【0025】図7に示した従来の移動端末試験装置にお
ける擬似基地局としてのCDMA信号発生装置と同一構
成のCDMA信号発生装置2から送出されたCDMA試
験信号aは例えば携帯電話機等の移動端末からなる被試
験端末1へ入力される。被試験端末1は、入力されたC
DMA試験信号aのクロックに同期するCDMA信号b
を出力する。
【0026】被試験端末1から出力された高周波のCD
MA信号bは、擬似基地局内へ受信された後、周波数変
換部20で中間周波数に周波数変換され、A/D変換部
21でデジタルデータにA/D変換される。直交変換部
22は入力されたデジタルデータをベースバンドデータ
I,Qへ復調して、それぞれデジタルLPF23a,2
3bを介して、スペクトラム逆変換部24へ送出する。
【0027】スペクトラム逆変換部24は、PNパター
ン発生部25から出力される移動端末におけるスペクト
ラム拡散時と同一のPNパターンデータを用いて、入力
されたデータに対してスペクトラム逆拡散処理を実施
し、ベースバンドデータIa,Qaを得て、次の復号部
26へ送出する。
【0028】復号部26は入力されたベースバンドデー
タIa,Qaに対してレイヤ1の各種復号化処理により
データcに復号して出力する。PNパターン発生部25
には、CDMA信号発生装置2のスペクトラム拡散部6
からの同期信号が入力されており、このPNパターン発
生部25からスペクトラム逆拡散部24へ供給されるP
Nパターンデータは、位相も含めてスペクトラム拡散部
6で用いたPNパターンデータと完全に同期が取れてい
る。
【0029】さらに、このPNパターン発生部25には
出力位相制御部28が接続されている。この出力位相制
御部28は、PNパターン発生部25からスペクトラム
逆拡散部24へ供給するPNパターンデータの出力位相
θを、入力されている同期信号のタイミングを基準とし
て、すなわち、スペクトラム拡散に用いたPNパターン
データに対して任意に設定可能である。なお、この出力
位相θは制御部29から指示される。
【0030】スペクトラム逆拡散部24から出力された
各ベースバンドデータIa,Qaは復号部26へ送出さ
れると共に、パワー測定部27へ入力される。パワー測
定部27は、順次入力される各ベースバンドデータI
a,QaのパワーPを順次算出(測定)する。 P=(Ia)2 +(Qa)2 パワー測定部27は順次測定した各ベースバンドデータ
Ia,QaのパワーPを次の制御部29へ送出する。
【0031】制御部29は、一種のマイクロコンピユー
タで構成されており、内部に最大値メモリ30及び出力
位相カウンタ31が形成されている。さらに、この制御
部29には表示部32が接続されている。
【0032】そして、この制御部29は、図2の流れ図
に従って、位相ずれ測定処理を実行する。先ず、出力位
相制御部28へ指示する出力位相θを計数する出力位相
カウンタ31の出力位相θを0に初期化すると共に、最
大値メモリ30に記憶されている最大パワーPmax を0
にクリアする(S1)。次に、出力位相カウンタ31に
計数されている出力位相θを出力位相制御部28へ出力
する(S2)。したがって、この状態においては、PN
パターン発生部25からスペクトラム逆拡散部24へ供
給されるPNパターンデータの出力位相がθに設定され
る。
【0033】この状態で、パワー測定部27から順次入
力される各パワーPをn個分取り込んで(S3)、平均
パワーPmを算出する(S4)。 Pm=(ΣP)/n この算出された平均パワーPmと最大値メモリ30に記
憶されている最大パワーPmax と比較する(S5)。平
均パワーPmが最大パワーPmax 以下の場合は(S
6)、出力位相カウンタ31の出力位相θを例えば1/
8チップ(0.125データ継続時間)等の微少位相Δ
θだけ更新する(S7)。 θ=θ+Δθ そして、更新後の出力位相θが最終出力位相θeに達し
ていないことを確認すると(S8)、S2へ戻り、更新
後の出力位相θを出力位相制御部28へ送出する。
【0034】S6にて、平均パワーPmが最大パワーP
max を越えた場合は、最大値メモリ30に記憶されてい
る最大パワーPmax を今回の平均パワーPmに書換える
と共に、最大パワーPmax の発生出力位相θdを今回の
出力位相θに書換える(S9)。 Pmax =Pm θd=θ そして、S7へ進み、出力位相制御部28へ送出する出
力位相θを更新する。
【0035】さらに、S8にて、更新後の出力位相θが
最終出力位相θeに達すると、S10へ進み、最大値メ
モリ30に記憶されている最大パワーPmax に対応する
出力位相θdを、被試験端末1から出力されたCDMA
信号bの該当被試験端末1へ入力されたCDMA試験信
号aに対する位相ずれθdとして表示部32に出力する
(S10)。
【0036】このように構成された第1実施形態の移動
端末試験装置における位相ずれ測定装置においては、図
3に示すように、PNパターン発生部25からスペクト
ラム逆拡散部24へ供給されるPNパターンデータの出
力位相θを変化させると、このスペクトラム逆拡散部2
4でスペクトラム逆拡散されたベースバンドデータI
a,Qaの平均パワーPmも変化する。
【0037】そして、出力位相θを有するPNパターン
データが入力されたCDMA信号bの位相と完全に一致
すると、平均パワーPmは最大値を示す。出力位相θ=
0は、PNパターン発生部25からスペクトラム逆拡散
部24へ供給されるPNパターンデータが、通信規格で
規定された通りのタイミングで動作する被試験端末から
のCDMA信号aに対して完全に逆拡散できるタイミン
グであることを示す。したがって、平均パワーPmが最
大値を示す出力位相θdが、CDMA信号bのCDMA
試験信号aに対する位相ずれθdとなる。但し、位相ず
れをサーチする位相範囲θeが狭い場合は、正しい位相
ずれθdが検出できない場合もあるが、位相がずれてい
る可能性がある範囲を大きめに見積もることで、その問
題をほぼ回避できる。
【0038】このように、パワー測定部27及び制御部
29を設けるのみで、被試験端末1から出力されたCD
MA信号bの該当被試験端末1へ入力されたCDMA試
験信号aに対する通信規格からの位相ずれθdが定量的
に測定できるので、移動端末試験装置における測定機能
を大幅に向上できる。
【0039】(第2実施形態)図4は本発明の第2実施
形態の拡散コードの位相ずれ測定装置が組込まれた移動
端末試験装置の概略構成を示すブロック図である。図1
に示した第1実施形態の移動端末試験装置と同一部分に
は同一符号が付してある。したがって、重複する部分の
詳細説明を省略する。
【0040】この第2実施形態の位相ずれ測定装置にお
いては、スペクトラム逆変換部24は、PNパターン発
生部25から出力される被試験端末におけるスペクトラ
ム拡散時と同一のPNパターンデータを用いて、入力さ
れたデータに対してスペクトラム逆拡散処理を実施し、
ベースバンドデータIa,Qaを得て、次の復号部26
へ送出する。
【0041】そして、復号部26はスペクトラム逆変換
部24から入力されたベースバンドデータIa,Qaに
対して、レイヤ1における各種復号化処理を実施するこ
とにより、データcに復号してエラー検出部としてのC
RCチェック部33へ出力する。CRCチェック部33
は、順次入力される各デジタルデータcに含まれるビッ
トエラーを検出して、そのエラー数Eを制御部34へ送
出する。
【0042】制御部34は、一種のマイクロコンピユー
タで構成されており、内部に許容フラグを記憶するフラ
グメモリ35及び出力位相カウンタ31が形成されてい
る。なお、許容フラグは、現在の出力位相θ状態におけ
る平均エラー数Emが限界値ETH未満であるか否かを示
す。さらに、この制御部34には表示部32が接続され
ている。
【0043】そして、この制御部34は、図5の流れ図
に従って、位相ずれ測定処理を実行する。先ず、出力位
相制御部28に指示する出力位相θを計数する出力位相
カウンタ31の出力位相θを0に初期化すると共に、フ
ラグメモリ35に記憶されている許容フラグを0にクリ
アする(R1)。
【0044】次に、出力位相カウンタ31に計数されて
いる出力位相θを出力位相制御部28へ出力する(R
2)。したがって、この状態においては、PNパターン
発生部25からスペクトラム逆拡散部24へ供給される
PNパターンデータの出力位相がθに設定される。
【0045】この状態で、CRCチェック部33から順
次入力される各エラー数Eをn個分取り込んで(R
3)、平均エラー数Emを算出する(R4)。 Em=(ΣE)/n この算出された平均エラー数Emと予め設定されている
限界値ETHと比較する(R5)。平均エラー数Emが限
界値ETH以上の場合、フラグメモリ35の許容フラグが
まだ1に設定されていないことを確認すると(R6)、
出力位相カウンタ31の出力位相θを例えば1/8チッ
プ(0.125データ継続時間)等の微少位相Δθだけ
更新する(R7)。 θ=θ+Δθ そして、更新後の出力位相θが最終出力位相θeに達し
ていないことを確認すると(R8)、R2へ戻り、更新
後の出力位相θを出力位相制御部28へ送出する。
【0046】R5にて、平均エラー数Emが限界値ETH
未満の場合、フラグメモリ35の許容フラグの設定状態
を調べる(R9)。許容フラグがまだ1に設定されてい
ない場合、今回の出力位相θ状態において初めて平均エ
ラー数Emが限界値ETH未満になったと判断する。そし
て、許容フラグを1に設定する(R10)。さらに、今
回の出力位相θを許容開始位相θS に設定する(R1
1)。 許容開始位相θS =θ なお、R9において、許容フラグが既に1に設定されて
いた場合、前回以前の出力位相θ状態において平均エラ
ー数Emが限界値ETH未満になったと判断して、何もせ
ずにR7へ進み、出力位相カウンタ31の出力位相θを
微少位相Δθだけ更新する。
【0047】さらに、R6において、許容フラグがまだ
1に設定されていた場合、今まで平均エラー数Emが限
界値ETH未満であったのもが、今回の出力位相θ状態に
おいて初めて平均エラー数Emが限界値ETH以上になっ
たと判断する。そして、許容フラグを0に解除する(R
12)。さらに、今回の出力位相θを許容終了位相θE
に設定する(R13)。 許容終了位相θE =θ そして、R7へ進み、出力位相カウンタ31の出力位相
θを微少位相Δθだけ更新する。さらに、R8にて、更
新後の出力位相θが最終出力位相θeに達すると、R1
4へ進み、許容開始位相θS と許容終了位相θE とか
ら、被試験端末1から出力されたCDMA信号bの該当
被試験端末1へ入力されたCDMA試験信号aに対する
通信規格からの位相ずれθdを下式で算出する。 θd=(θE −θS )/2 算出した位相ずれθdを表示部32に表示出力する(R
15)。
【0048】このように構成された第2実施形態の移動
端末試験装置における位相ずれ測定装置においては、P
Nパターン発生部25からスペクトラム逆拡散部24へ
供給されるPNパターンデータの出力位相θを変化させ
ると、このスペクトラム逆拡散部24でスペクトラム逆
拡散されたベースバンドデータIa,Qaを復号したデ
ジタルデータcの平均エラー数Emも変化する。
【0049】したがって、PNパターンデータの出力位
相θを変化させると、図6に示すように、この平均エラ
ー数Emが限界値ETH以上の不許容(NG)レベルと、
平均エラー数Emが限界値ETH未満の許容(OK)レベ
ルとに分離される。
【0050】出力位相θを有するPNパターンデータが
入力されたCDMA信号bの位相とほぼ一致すると、平
均エラー数Emは許容(OK)レベルとなる。出力位相
θ=0は、PNパターン発生部25からスペクトラム逆
拡散部24へ供給されるPNパターンデータが、通信規
格で規定された通りのタイミングで動作する被試験端末
からのCDMA信号aに対して完全に逆拡散できるタイ
ミングであることを示す。
【0051】したがって、平均エラー数Emが許容(O
K)レベル状態を維持している出力位相期間(許容開始
位相θS 〜許容終了位相θE )における中心の出力位相
[=(θE −θS )/2]が、CDMA信号bのCDM
A試験信号aに対する通信規格からの位相ずれθdとな
る。すなわち、中心出力位相状態において、平均エラー
数Emが最小であると見なすことができる。
【0052】このように、一般の復調装置には、必ずC
RCチェック部33が組込まれているので、この既存の
CRCチェック部33からエラー数Eを取出して演算処
理する制御部34を設けるのみで、被試験端末1から出
力されたCDMA信号bの該当被試験端末1へ入力され
たCDMA試験信号aに対する位相ずれθdが定量的に
測定できるので、図1に示す第1実施形態の位相ずれ測
定装置と同様に、移動端末試験装置における測定機能を
大幅に向上できる。
【0053】ここで、図1に示す第1実施形態の位相ず
れ測定装置と、図4に示す第2実施形態の位相ずれ測定
装置との特徴を説明する。第1実施形態の位相ずれ測定
装置においては、パワーPの最大値で位相ずれθdを測
定しているので、被試験端末1が開発中である理由で、
この被試験端末1から出力されるCDMA信号bに正し
くエラーチェック用のCRCコードが組込まれていない
場合であっても、位相ずれθdを測定できる。
【0054】但し、位相ずれをサーチする範囲θe内に
正しい位相がない場合には、その中でパワーPが最大値
となる位相が正しい位相であると誤認してしまう可能性
がある。
【0055】一方、第2実施形態の位相ずれ測定装置に
おいては、復号されたデジタルデータcに含まれるエラ
ー数が限界値未満の各出力位相の中央位相を位相ずれθ
dとしている。したがって、正しいデータが復号される
位相が見つけられるので、第1実施形態装置のようにず
れた位相を正しい位相と誤認する可能性はない。
【0056】但し、被試験端末1が開発中である等の理
由で、誤り検出可能な正しいデータが被試験端末1から
発生できない場合には、この第2実施形態装置を使用す
ることができない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の拡散コー
ドの位相ずれ測定装置においては、スペクトラム逆拡散
に用いるPNパターンデータの出力位相を順次変更しな
がらスペクトラム逆拡散された各データのパワーを順番
に比較対照して最大パワーに対応する出力位相を位相ず
れとしている。
【0058】また、別の発明においては、前記出力位相
を順次変更しながらスペクトラム逆拡散され、されに復
号された各デジタルデータのエラー数が限界値未満の各
出力位相の中央位相(最小エラー数位置)を位相ずれと
している。したがって、簡単に、被試験端末から出力さ
れるCDMA信号と、下り信号として移動端末試験装置
から被試験端末へ入力されるCDMA試験信号との位相
関係の通信規格からの位相ずれを測定できる移動端末試
験装置を実現できる。
【0059】なお、本機能は、特に、移動機を開発する
過程において上りの位相合せを実施するのに有益な機能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における拡散コードの位
相ずれ測定装置が組込まれた移動端末試験装置の概略構
成を示すブロック図
【図2】同第1実施形態の位相ずれ測定装置における位
相ずれ測定処理動作を示す流れ図
【図3】同第1実施形態の位相ずれ測定装置における出
力位相と測定されたパワーとの関係を示す図
【図4】本発明の第2実施形態の位相ずれ測定装置が組
込まれた移動端末試験装置の概略構成を示すブロック図
【図5】同第2実施形態の位相ずれ測定装置における位
相ずれ測定処理動作を示す流れ図
【図6】同第2実施形態の位相ずれ測定装置における出
力位相と測定されたエラーの許容範囲と不許容範囲との
関係を示す図
【図7】一般的な移動端末試験装置の概略構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1…被試験端末 2…CDMA信号発生装置 20…周波数変換部 21…A/D変換部 22…直交復調部 23a,23b…デジタルLPF 24…スペクトラム逆拡散部 25…PNパターン発生部 26…復号部 27…パワー測定部 28…出力位相制御部 29,34…制御部 30…最大値メモリ 31…出力位相カウンタ 32…表示部 33…CRCチェック部 35…フラグメモリ
フロントページの続き (72)発明者 松下 和広 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 柚木 一文 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 東 明洋 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 清尾 俊輔 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 EE21 EE31 5K042 AA06 BA00 CA02 CA12 DA16 DA21 EA02 FA08 FA11 JA10 NA04 5K067 AA41 CC10 DD25 DD51 EE02 LL08 LL11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータを拡散コードとしてのP
    Nパターンデータでスペクトラム拡散したCDMA試験
    信号(a)を被試験端末(1)へ送出し、この被試験端
    末から出力されたCDMA信号(b)を受信して、この
    CDMA信号の前記CDMA試験信号に対する位相ずれ
    (θd)を測定する移動端末試験装置における拡散コー
    ドの位相ずれ測定装置であって、 前記CDMA信号(b)のスペクトラム拡散に用いるP
    Nパターンデータでかつ前記CDMA試験信号(a)に
    同期したPNパターンデータを出力するPNパターン発
    生部(25)と、 このPNパターン発生部から出力されるPNパターンデ
    ータの出力位相を前記CDMA信号(b)のスペクトラ
    ム拡散に用いるPNパターンデータの位相に対して順次
    変更していく出力位相変更手段(28,29)と、 前記受信したCDMA信号に含まれるデータを前記PN
    パターン発生部から出力される前記各出力位相における
    PNパターンデータを用いてスペクトラム逆拡散するス
    ペクトラム逆拡散部(24)と、 このスペクトラム逆拡散部で逆拡散された前記各出力位
    相における各データのパワーを測定するパワー測定部
    (27)と、 このパワー測定部で測定された前記各出力位相における
    パワーのうち最大パワーに対応する出力位相を前記CD
    MA試験信号に対する位相ずれと判定して出力する位相
    ずれ判定手段(29)とを備えた移動端末試験装置におけ
    る拡散コードの位相ずれ測定装置。
  2. 【請求項2】 デジタルデータを拡散コードとしてのP
    Nパターンデータでスペクトラム拡散したCDMA試験
    信号(a)を被試験端末(1)へ送出し、この被試験端
    末から出力されたCDMA信号(b)を受信して、この
    CDMA信号の前記CDMA試験信号に対する位相ずれ
    (θd)を測定する移動端末試験装置における拡散コー
    ドの位相ずれ測定装置であって、 前記CDMA信号(b)のスペクトラム拡散に用いるP
    Nパターンデータでかつ前記CDMA試験信号(a)に
    同期したPNパターンデータを出力するPNパターン発
    生部(25)と、 このPNパターン発生部から出力されるPNパターンデ
    ータの出力位相を前記CDMA信号(b)のスペクトラ
    ム拡散に用いるPNパターンデータに対して順次変更し
    ていく出力位相変更手段(28,34)と、 前記受信したCDMA信号に含まれるデータを前記PN
    パターン発生部から出力される前記各出力位相における
    PNパターンデータを用いてスペクトラム逆拡散するス
    ペクトラム逆拡散部(24)と、 このスペクトラム逆拡散部で逆拡散された前記各出力位
    相における各データに各復号処理を施す復号部(26)
    と、 この復号部で復号された前記各出力位相におけるデジタ
    ルデータの伝送エラーを検出するエラー検出部(33)
    と、 このエラー検出部で検出された各エラーのうち最小エラ
    ーに対応する出力位相を前記CDMA試験信号に対する
    位相ずれと判定して出力する位相ずれ判定手段(34)と
    を備えた移動端末試験装置における拡散コードの位相ず
    れ測定装置。
JP33747098A 1998-11-27 1998-11-27 移動端末試験装置における拡散コードの位相ずれ測定装置 Expired - Fee Related JP3474789B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33747098A JP3474789B2 (ja) 1998-11-27 1998-11-27 移動端末試験装置における拡散コードの位相ずれ測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33747098A JP3474789B2 (ja) 1998-11-27 1998-11-27 移動端末試験装置における拡散コードの位相ずれ測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000165317A true JP2000165317A (ja) 2000-06-16
JP3474789B2 JP3474789B2 (ja) 2003-12-08

Family

ID=18308953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33747098A Expired - Fee Related JP3474789B2 (ja) 1998-11-27 1998-11-27 移動端末試験装置における拡散コードの位相ずれ測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3474789B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005210611A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Seiko Epson Corp 情報伝送方式および電子機器
JP2006300804A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Yokogawa Electric Corp 高周波信号測定器
CN1909426B (zh) * 2005-08-01 2011-05-18 北京信威通信技术股份有限公司 一种终端上行同步测试方法及测试装置
WO2014097420A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 株式会社 日立製作所 無線通信装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005210611A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Seiko Epson Corp 情報伝送方式および電子機器
JP2006300804A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Yokogawa Electric Corp 高周波信号測定器
CN1909426B (zh) * 2005-08-01 2011-05-18 北京信威通信技术股份有限公司 一种终端上行同步测试方法及测试装置
WO2014097420A1 (ja) * 2012-12-19 2014-06-26 株式会社 日立製作所 無線通信装置
JP5820937B2 (ja) * 2012-12-19 2015-11-24 株式会社日立製作所 無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3474789B2 (ja) 2003-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0610030B1 (en) Method and apparatus for transmitter power control in a cellular radio system
CN103959661B (zh) 检测影响通信用户设备的干扰传送器的方法、装置和系统
US20040219931A1 (en) Mobile location estimation in a wireless communication system
KR20010012067A (ko) Nt/Io값을 사용한 셀룰라 시스템의 순방향 링크 전력 제어 시스템 및 방법
EP1273195A2 (en) Method and apparatus for declaring correctness of reception of transport channels
JP4181541B2 (ja) ローパワーiscp測定
US6917641B2 (en) Method and apparatus for detecting software tampering in a subscriber device
RU2298875C2 (ru) Интерполяция результатов исследования канала
JP3850736B2 (ja) 無線信号を利用して伝送される情報を判定する装置およびその方法
JP2002185365A (ja) セルサーチ方法およびセルサーチ装置
JP2000165317A (ja) 移動端末試験装置における拡散コードの位相ずれ測定装置
JP2002058075A (ja) 無線通信システムの捕捉方法、無線通信システムの再捕捉向上方法および移動局
JP4518146B2 (ja) Cdma受信装置及びそれに用いるsfn検出方法
JP2008131220A (ja) デジタル無線局識別方法及びデジタル無線局識別装置
US20050185744A1 (en) Synchronization determination control device and synchronization determination control method
JP2006033654A (ja) 無線通信制御方法及び無線端末装置
GB2386295A (en) Testing mobile telephone terminals
KR20070072898A (ko) Cdma 수신기를 이용하는 톤 검출
KR100357015B1 (ko) Cdma 기지국 송신 전력 제어기, 이를 이용한 기지국장치 및 tpc 타이밍 방법
JP2865004B2 (ja) 通信装置及びセルラー電話方式におけるチャンネル検出方法
JP3601269B2 (ja) スペクトラム拡散無線通信装置
KR100388968B1 (ko) 더불유엘엘 단말기시스템의 채널 부/복호기의 비트오류측정장치
JP2005123717A (ja) 携帯無線装置
Losada et al. Opportunistic Communication System for the FM Band
US20030129954A1 (en) Radio communication terminal and demodulating method

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees