JP5818883B2 - スロットルケーブルロックアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型動力工具に関し、特に携帯型作業機の内燃機関にスロットルケーブルをロックするための適切な構造に関する。
草刈機、刈払機などの携帯型動力工具が公知である。この携帯型動力工具は、一般に内燃機関を含む動力源、この動力源に接続される作業機、及びスロットル制御機構を有する。この作業機は、内燃機関から動力を受ける。スロットル制御機構は、内燃機関への燃料供給を規制し、これにより内燃機関により生み出される動力の量を制限する。従来、このスロットル制御機構は、動力源又は作業機の一方に接続されるハンドル部材と、スロットルケーブルとを有する。このスロットル制御機構は、ハンドル部材から延出し、アジャスタボルトを介して内燃機関の固定ブラケットに接続される。ハンドル部材を操作することでスロットルケーブルが動作する。内燃機関に接続されるスロットルケーブルを操作することにより、スロットルが駆動されて動き、内燃機関への燃料供給が変更される。しかし、しばしば、スロットルケーブルは、固定ブラケットに接続されたアジャスタボルトから予期せずにゆるんだり、外れたりして、好ましくない形でスロットルを駆動したり、加速させたりすることがある。このような好ましくないスロットルの駆動は、しばしばユーザにとって潜在的な脅威となる。さらに、このようにスロットルケーブルがスロットルブラケットから外れたりゆるんだりすることで、スロットルハンドルによる適切なスロットル操作が著しく妨げられる。加えて、このようにスロットルケーブルがスロットルブラケットから外れたりゆるんだりすることで、スロットルケーブルをスロットルブラケットに再装着する必要が生じる。
本技術分野において、スロットルが偶発的に起動することにより生じうる問題を低減し、またはなくすために各種の対策がとられている。このような問題を低減し、またはなくすための一つの方法は、スロットルケーブルをスロットルブラケットにロックするための追加ロックナットを用いることである。別の公知の方法は、アジャスタボルトをスロットルケーブルの端部に固定するためにアジャスタボルト上に形成されたねじ孔を用いることである。
加えて、1988年8月9日に発行され、Andreas Stihlに譲渡された「刈払機」という標題のアメリカ特許番号4,761,939(以下、’939特許とする)は、改良型ハンドル部材を有する刈払機を開示する。さらに、2003年7月13日に発行され、Honda Kogyo Kabushiki Kaisyaに譲渡された「刈払機用操作レバー」という標題のアメリカ特許番号6,591,507(以下、’507特許とする)は、刈払機用の操作レバーを開示する。
しかし、追加ロックナットが用いられると、スロットルケーブルを固定するのに追加作業が必要となる。具体的に、スロットルケーブルを固定する場合には、レンチなどの工具が必要となり、これはしばしばユーザにとって不便である。しかし、ねじ孔をアジャスタボルトに形成する場合には、ねじ孔に別のねじが挿入される。別のねじをアジャスタボルトに挿入する必要があることは、ユーザにとって不便かつ煩わしい作業である。さらに、別のロックナット又は別のねじをアジャスタボルトに用いることで、これに伴う追加コストが必要となる。さらに、上記の特許は、上述の問題に対応しない。
上記に照らし、本発明の目的の一つは、実装するのに容易かつ便宜な携帯型作業機の内燃機関にスロットルケーブルをロックするための構造を提供することである。さらに、本発明の別の目的は、スロットルケーブルの予期しない脱落またはゆるみに伴う問題点に対応することである。
本発明の一側面にかかるスロットルケーブルロックアセンブリは、内燃機関を有する動力源と、前記動力源に係合された作業機と、前記内燃機関に接続されて前記作業機への動力供給を規制するスロットルハンドルとを有する動力工具用のスロットルケーブルロックアセンブリであって、前記内燃機関から延出するスロットルケーブルと、前記内燃機関から延出して前記スロットルケーブルの一部を覆うアウタケーブルと、前記アウタケーブルの第一端部により支持される係合部材とを備えるケーブルアセンブリと、前記アウタケーブルの前記第一端部に設けられる前記係合部材と係合可能なアジャスタボルトとを備え、ロックケースが設けられて前記アジャスタボルトの一端と、前記係合部材の一部とを固定し、前記ロックケースは、前記係合部材と前記アジャスタボルトとのそれぞれに係合するよう構成される第一部材と、前記第一部材にヒンジされ、前記ヒンジを中心として動作して前記係合部材と前記アジャスタボルトとをロックするよう構成される第二部材とを有し、前記アジャスタボルトの外面には平面が形成されており、前記第一部材および前記第二部材の少なくとも一方の内面は前記アジャスタボルトの前記平面と一体化するよう構成されている。
本発明の一側面によれば、ロックケースをアジャスタボルトの一端と係合部材の一部の上から固定することにより、アジャスタボルトから係合部材が予期せずに脱落したり、緩んだりする可能性が排除される。本発明のこの側面により、したがって、引抜による回転速度の意図しない増加が防止される。さらに、スロットルケーブルをロックすることで、別の調整ナットを使う必要がなくなり、これに伴う費用を負担する必要がなくなる。
また、上述のように、アジャスタボルトは、別の工具を用いる必要なしに内燃機関との適切な接続を維持するよう、簡便に調整可能である。したがって、ケーブルアセンブリと内燃機関とは適切に係合され、これによりケーブルアセンブリによって内燃機関の適切なスロットル調整が可能となる。
本発明の一側面にかかるスロットルケーブルロックアセンブリにおいて、前記アジャスタボルトの螺合部は前記内燃機関に着脱自在に接続されるよう構成される。
本発明の一側面にかかるスロットルケーブルロックアセンブリにおいて、前記第一部材はロック部材を有し、前記第二部材は補助ロック部材を有する。ロック部材は、補助ロック部材にスナップ式に嵌着可能とされ、第一部材と第二部材とをロックする。したがって、ロックケースを簡便かつ迅速に実装して、ケーブルアセンブリとアジャスタボルトとをロックすることができる。
本発明の一側面にかかるスロットルケーブルロックアセンブリにおいて、前記ケーブルアセンブリの前記係合部材は、前記ロックケースの前記第一部材及び第二部材と係合自在な少なくとも一つのフランジを有する。
本発明の一側面にかかるスロットルケーブルロックアセンブリにおいて、前記少なくとも一つのフランジの外径は前記係合部材の本体の外径よりも大きい。
本発明の一側面にかかるスロットルケーブルロックアセンブリにおいて、前記ロックケースはワンタッチ操作で前記アジャスタボルトに取り付け可能である。
本発明の一側面にかかるスロットルケーブルロックアセンブリにおいて、前記アジャスタボルトと前記内燃機関との間の接続を調製するための少なくとも一つのロックナットを有する。
図1Aは、本発明の一実施形態にかかるスロットルケーブルロックアセンブリを用いた携帯型動力工具を示す図である。 図1Bは、本発明の一実施形態にかかるスロットルケーブルロックアセンブリを用いた携帯型動力工具を示す別の図である。 図2は、本発明の一実施形態にかかるスロットルケーブルロックアセンブリのケーブルアセンブリを示す斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態にかかる携帯型動力工具の内燃機関に接続されたスロットルケーブルロックアセンブリの一部を示す図である。 図4は、本発明の一実施形態にかかるスロットルケーブルロックアセンブリを示す斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態にかかる内燃機関に接続されたスロットルケーブルロックアセンブリと合わせてロックケースを示す図である。
本発明の例示的実施形態を、図1Aから5を参照しつつ以下に説明する。なお、明細書全体において、同一の部品に対応して同一の参照番号が用いられる。
図1A及び1Bに示されるように、本例示的実施形態にかかる携帯型動力工具1(以下、単に「動力工具1」とする)は、動力源2と、動力源2に係合する作業機4と、動力源2に接続されるスロットルハンドル6とを有する。動力源2は、内燃機関を内部に有する(図1A及び1Bには図示せず)。内燃機関は、2ストロークエンジン、4ストロークエンジン、ガソリンエンジン、またはディーゼルエンジンであって良い。作業機4は、第一端部8と、この第一端部8の反対側の第二端部10と、第一端部8と第二端部10とを接続するステム部(番号なし)とを有する長尺状円筒構造を有する。作業機4の第一端部8には、これに限られないが、カッタなどの工具(図示せず)を着脱自在に連結する手段が設けられる。作業機4のステム部は、動力工具1の操作を容易にするための追加ハンドル(図示せず)が設けられても良い。あるいは、動力工具1にハーネス(図示せず)を取り付けるための一つ以上のブラケット(番号なし)が、ステム部及び/又は動力源2に設けられても良い。スロットルハンドル6は、ハンドル部材12と、ハンドル部材12上に支持されたスロットルレバー14などの一つ以上の駆動つまみとを有する。ハンドル部材12により、動力工具1の操作が容易になる。さらに、スロットルハンドル6のスロットルレバー14により、内燃機関の動作が制御される。さらに、スロットルケーブルロックアセンブリ16によりスロットルハンドル6が内燃機関に接続されて、内燃機関の動作が制御される。
スロットルケーブルロックアセンブリ16はケーブルアセンブリ18を有する(図1A及び1Bでは番号なし)。スロットルレバー14を操作することでケーブルアセンブリ18が動作する。ケーブルアセンブリ18を操作することで、内燃機関により作業機4に供給される動力が規制される。
図2は、本発明の一実施形態にかかる動力工具1用のスロットルケーブルロックアセンブリ16のケーブルアセンブリ18を示す斜視図である。このケーブルアセンブリ18は、内燃機関装着時にこの内燃機関から延出するスロットルケーブル20を備える(図3参照)。具体的に、スロットルケーブル20の第一端部22は、内燃機関に着脱自在に接続され、スロットルケーブル20の第二端部24は、スロットルハンドル6のスロットルレバー14に接続される。スロットルケーブル20の第一端部22と第二端部24(図1A及び1Bでは図示せず)は、それぞれ、第一端部22と第二端部24をそれぞれ内燃機関とスロットルハンドル6に取り付けやすくするための取付タブ26及び28を備える。ケーブルアセンブリ18は、さらに、内燃機関から延出するアウタケーブル30を有する。具体的に、アウタケーブル30の第一端部32は内燃機関に接続され、アウタケーブル30の第二端部34は、スロットルハンドル6に接続される(図3参照)。アウタケーブル30は、その全長にわたって延び、スロットルケーブル20の一部を覆う中空通路(図示せず)を有する。このようにスロットルケーブル20を中空通路内に収容することで、スロットルレバー14の操作に応じて、スロットルケーブル20がアウタケーブル30内をアウタケーブル30に対して相対移動可能となる。ケーブルアセンブリ18は、さらにアウタケーブル30の第一端部32により支持される係合部材36を備える。係合部材36は、スロットルケーブル20を挿通可能とするため、アウタケーブル30の中空通路と位置合わせされた貫通孔(番号なし)を備える。係合部材36の外面38の一部は、部分的に六角形状を有しても良い。あるいは、係合部材36の外面38の一部は、部分的に五角形状、又は四角形状を有しても良い。当業者にとって、係合部材36の外面38のこの一部は、本発明の範囲を逸脱しない限りで、任意の形状とされて良いことは明らかであろう。加えて、係合部材36はさらに、フランジ40などの少なくとも一つのフランジを備える。フランジ40の外径は、係合部材36の本体の外径よりも大きい。本発明の別の実施形態では、ケーブルアセンブリ18のアウタケーブル30は、異なる径を有する部分(図示せず)を有しても良い。この異なる径は、この部分がフランジ40となるように、より大径とされても良い。
図3は、本発明の一実施形態にかかる動力工具1の内燃機関に接続されたケーブルアセンブリ18の一部を示す。スロットルケーブルロックアセンブリ16は、さらにアジャスタボルト42を含む。このアジャスタボルト42は、その端部44で、係合部材36と係合可能とされる。アジャスタボルト42の反対側の端部46は、内燃機関に接続可能とされる。
スロットルケーブルロックアセンブリ16は、さらにロックケース48を含む。このロックケース48は、アジャスタボルト42の一端部と、係合部材36の一部とを固定するために設けられる。このようにアジャスタボルト42の一端部と、係合部材36の一部とを固定することで、アジャスタボルト42が係合部材36に対してロックされることになる。このようにロックすることで、アジャスタボルト42と、係合部材36とが、予期せずに脱落したり、緩んだりする可能性が排除される。
図3に示されるように、内燃機関は、内燃機関の速度を制御するスロットル制御機構50を備える。このスロットル制御機構50は、スイベル部材52と、固定ブラケット54とを備える。このスイベル部材52は、スイベル点(図示せず)を中心として回転する構造とされる。スイベル部材52は、スロットルケーブル20の第一端部と接続される。スロットルレバー14を操作することでスロットルケーブル20が動く。スロットルケーブルが動くことで、スイベル部材52が動く。スイベル部材52のスイベル移動により、内燃機関のシリンダへの燃料供給が規制される。内燃機関のシリンダへの燃料供給が規制されることで、内燃機関の動作速度に影響が及ぶ。当然ながら、作業機4が内燃機関に接続されることから、内燃機関の動作速度を制御することで、作業機4の動作速度を制御可能である。したがって、スイベル部材52の移動により、作業機4の速度が制御される。しかし、固定ブラケット54は、スイベル部材52の動きと関わりなく、固定されたままである。固定ブラケット54は、アジャスタボルト42に接続しやすくするためのねじ溝(番号なし)を有する。
図4は、六角形状の外面を有するアジャスタボルト42の端部44を示す。アジャスタボルト42の反対側の端部46は、その外表面上に形成された螺合部を有する。端部44及び反対側端部46のそれぞれは、同軸孔(番号なし)を有する。端部44は、アウタケーブル30の第一端部32を上から収容可能である。螺合部は、内燃機関に接続可能である。具体的に、アジャスタボルト42の反対側端部46上の螺合部は、スロットル制御機構50の固定ブラケット54に着脱自在に接続される(図3参照)。
さらに、少なくとも一つのロックナット53がアジャスタボルト42に連結される。このロックナット53は、反対側端部46の螺合部に連結されるよう構成される。このロックナット53により、アジャスタボルト42がスロットル制御機構50の固定ブラケット54に固定可能となる。端部44及び反対側端部46の同軸孔により、アジャスタボルト42の全長にわたって延びる長手方向中空通路が形成される。スロットルケーブル20の第一端部22も、この同軸孔を通る。
内燃機関の速度を制御するため、動力工具1を利用中に、ユーザはスロットルレバー14を操作する。スロットルレバー14を操作することでスロットルケーブル20がアウタケーブル30及び固定ブラケット54に対して移動する。このようにスロットルケーブル20を動かすことでスイベル部材52が操作され、これにより作業機4の速度が制御される。
図5は、本発明の一実施形態にかかる、内燃機関に接続されたスロットルケーブルロックアセンブリと合わせてロックケースを示す図である。ロックケース48は、第一部材56と第二部材58とを備える。第一部材56は、係合部材36とアジャスタボルト42とのそれぞれに係合するよう構成される。第二部材58は、ヒンジジョイント60において第一部材56にヒンジされる。第二部材58は、ヒンジジョイント60を中心として移動して、係合部材36とアジャスタボルト42とのそれぞれをロックするよう構成される。
ロック部材62が、ロックケース48の第一部材56により支持され、補助ロック部材64が第二部材58により支持される。ロック部材62は、補助ロック部材64にスナップ式に嵌着可能とされる。ロック部材62と補助ロック部材64とを嵌着することで、第一部材56が第二部材58にロックされる。具体的に、第二部材58をヒンジジョイント60を中心に動かすことで、ロック部材62と補助ロック部材64とが位置合わせされ、その後に第二部材58及び/又は第一部材56を動かすことで、ロック部材62が補助ロック部材64に嵌着される。当業者にとって明らかなように、ヒンジジョイント60により、第一部材56及び第二部材58の双方、又はそれぞれの互いに対する動きが容易となる。さらに、このような第一部材56及び第二部材58の動きにより、ロック部材62と補助ロック部材64とのロック及びロック解除が容易となる。
なお、第一部材56と第二部材58との内面は、アジャスタボルト42の外面の一部と一体化するよう構成される。さらに、第一部材56と第二部材58との内面は、係合部材36の一部と一体化するよう構成される。
スロットルケーブルロックアセンブリ16の使用中、スロットルケーブル20の第一端部22は、スイベル部材52に接続される。同時に、アジャスタボルト42の第二端部上の螺合部は、スロットル制御機構50の固定ブラケット54に接続され、アジャスタボルト42の第一端部は、係合部材36の端部を上から収容する。その後、アジャスタボルト42を係合部材36に確実に取り付けるため、第一部材56が、係合部材36とアジャスタボルト42とのそれぞれに係合される。続いて、第二部材58は、ヒンジジョイント60を中心として動かされ、係合部材36とアジャスタボルト42とをロックする。このような係合部材36とアジャスタボルト42とのロックは、ワンタッチ操作で行うことができる。さらに、アジャスタボルト42は、内燃機関への適切な接続を維持するため、ロックケース48を回転することで簡便に調整可能である。本発明の一実施形態では、第一部材56と第二部材58のそれぞれは、アジャスタボルト42のフランジと第一端部とに係合する。
上述の実施形態により、以下の効果が得られる。
ロックケース48をアジャスタボルト42の第一端部と、係合部材36の一部の上に固定することで、係合部材36がアジャスタボルト42から予期せずに脱落する可能性が排除され、これによって、引抜により内燃機関の回転速度が意図せずに増加することを防止できる。スロットルケーブル20をロックすることで、別の調整ナットを使う必要がなくなり、これに関する費用を負担する必要がなくなる。ロックケース48で固定することで、スロットルケーブル20と内燃機関とが適切に接続され、ケーブルアセンブリ18によって内燃機関を適切にスロットル調整可能となる。
本発明のスロットルケーブルロックアセンブリ16は、草刈り機やチェーンソーなどの各種動力工具に適切に適用される。
1…携帯型動力工具(動力工具)
2…動力源
4…作業機
6…スロットルハンドル
8…作業機の第一端部
10…第二端部
12…ハンドル部材
14…スロットルレバー
16…スロットルケーブルロックアセンブリ
18…ケーブルアセンブリ
20…スロットルケーブル
22…スロットルケーブル20の第一端部
24…スロットルケーブル20の第二端部
26、28…取付タブ
30…アウタケーブル
32…アウタケーブル30の第一端部
34…アウタケーブル30の第二端部
36…係合部材
38…係合部材36の外面
40…フランジ
42…アジャスタボルト
44…アジャスタボルト42の端部
46…アジャスタボルト42の反対側端部
48…ロックケース
50…スロットル制御機構
52…スイベル部材
53…ロックナット
54…固定ブラケット
56…第一部材
58…第二部材
60…ヒンジジョイント
62…ロック部材
64…補助ロック部材

Claims (8)

  1. 内燃機関を有する動力源(2)と、前記動力源(2)に係合された作業機(4)と、前記内燃機関に接続されて前記作業機(4)への動力供給を規制するスロットルハンドル(6)とを有する動力工具(1)用のスロットルケーブルロックアセンブリ(16)であって、
    前記内燃機関から延出するスロットルケーブル(20)と、
    前記内燃機関から延出して前記スロットルケーブル(20)の一部を覆うアウタケーブル(30)と、
    前記アウタケーブル(30)の第一端部(32)により支持される係合部材(36)とを備えるケーブルアセンブリ(18)と、
    前記アウタケーブル(30)の前記第一端部(32)に設けられる前記係合部材(36)と係合可能なアジャスタボルト(42)とを備え、
    ロックケース(48)が設けられて前記アジャスタボルト(42)の一端(44)と、前記係合部材(36)の一部とを固定し、
    前記ロックケース(48)は、
    前記係合部材(36)と前記アジャスタボルト(42)とのそれぞれに係合するよう構成される第一部材(56)と、
    前記第一部材(56)にヒンジされ、前記ヒンジ(60)を中心として動作して前記係合部材(36)と前記アジャスタボルト(42)とをロックするよう構成される第二部材(58)とを有し、
    前記アジャスタボルト(42)の外面には平面が形成されており、
    前記第一部材(56)と前記第二部材(58)との内面は前記アジャスタボルト(42)の前記平面と一体化するよう構成されていることを特徴とするスロットルケーブルロックアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のスロットルケーブルロックアセンブリ(16)において、前記アジャスタボルト(42)の螺合部は前記内燃機関に着脱自在に接続されるよう構成されることを特徴とするスロットルケーブルロックアセンブリ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスロットルケーブルロックアセンブリ(16)において、前記第一部材(56)はロック部材(62)を有し、前記第二部材(58)は補助ロック部材(64)を有することを特徴とするスロットルケーブルロックアセンブリ。
  4. 請求項に記載のスロットルケーブルロックアセンブリ(16)において、前記ロック部材(62)は前記補助ロック部材(64)に嵌着自在とされ、前記第一部材(56)及び前記第二部材(58)をロックすることを特徴とするスロットルケーブルロックアセンブリ。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のスロットルケーブルロックアセンブリ(16)において、前記ケーブルアセンブリ(18)の前記係合部材(36)は、前記ロックケース(48)の前記第一部材(56)及び第二部材(58)と係合自在な少なくとも一つのフランジ(40)を有することを特徴とするスロットルケーブルロックアセンブリ。
  6. 請求項に記載のスロットルケーブルロックアセンブリ(16)において、前記少なくとも一つのフランジ(40)の外径は前記係合部材(36)の本体の外径よりも大きいことを特徴とするスロットルケーブルロックアセンブリ。
  7. 請求項1に記載のスロットルケーブルロックアセンブリ(16)において、前記ロックケース(48)はワンタッチ操作で前記アジャスタボルト(42)に取り付け可能であることを特徴とするスロットルケーブルロックアセンブリ。
  8. 請求項1に記載のスロットルケーブルロックアセンブリ(16)において、前記アジャスタボルト(42)と前記内燃機関との間の接続を調製するための少なくとも一つのロックナット(53)を有することを特徴とするスロットルケーブルロックアセンブリ。
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