JP5818742B2 - エレベータかご室内手摺、及び、その手摺の挟まり解消方法 - Google Patents

エレベータかご室内手摺、及び、その手摺の挟まり解消方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5818742B2
JP5818742B2 JP2012121939A JP2012121939A JP5818742B2 JP 5818742 B2 JP5818742 B2 JP 5818742B2 JP 2012121939 A JP2012121939 A JP 2012121939A JP 2012121939 A JP2012121939 A JP 2012121939A JP 5818742 B2 JP5818742 B2 JP 5818742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
bracket
rotation
wall surface
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012121939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013245095A (ja
Inventor
亮 田澤
亮 田澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP2012121939A priority Critical patent/JP5818742B2/ja
Publication of JP2013245095A publication Critical patent/JP2013245095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5818742B2 publication Critical patent/JP5818742B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明は、エレベータかご室内手摺、及び、その手摺の挟まり解消方法に関するものである。
従来より、エレベータのかご室内においては、壁面に手摺が設けられている。また、手摺とかご室内の壁面との間の狭い隙間に荷物等が挟まってしまった場合に、その荷物等を取り除くことを助けるための工夫もある。
例えば、特許文献1には、かご室内の壁面に取付台を固定し、その取付台にロック機構を介して手摺を連結する構成が開示されている。そして、荷物等が挟まってしまった場合には、そのロック機構を解放して、手摺を固定台に対して可動にし、手摺とかご室内の壁面との間隔を広げて、荷物等を簡単に取り除けるように企図されている。
特開2008−143672号公報
手摺とかご室内の壁面との間に荷物等が挟まってしまった場合、利用者が慌てて荷物等を引き抜こうとすることが多い。特に、閉じられた狭い空間であることや、比較的短い時間で降車の必要があること等が相まって、挟まったものを最初の動作でうまく外せない場合、利用者によっては軽いパニック状態になることもあり得る。また、利用者が子供である場合には、特にそのような傾向が強い。そのため、例え特許文献1に開示のようなロック機構があっても、ロック機構を解除するのに思い至らないケースや、ロック機構の解除に手間取るケースもあり得る。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、利用者が正確に手順を実行することが困難な状況や予め構造を認識していない状況でも壁面と手摺との間における物体の挟まり状態を解消することができる、エレベータかご室内手摺を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明のエレベータかご室内手摺は、手摺部材と、該手摺部材をかご室内の壁面に対して支持するブラケット部材とを備え、前記ブラケット部材は、第1回転軸回りに回転可能で、且つ、該壁面またはその一体物との当接後は利用者の押し下げ力によって回転しないように支持されており、ブラケット回転許可部をさらに備え、前記ブラケット回転許可部は、前記手摺部材に作用する引き上げ力の大きさに応じて前記ブラケット部材の前記壁面から離れる向きの回転を選択的に許可又は抑止し、前記ブラケット部材には、手摺移動許可スイッチが設けられており、前記手摺移動許可スイッチは、該手摺移動許可スイッチと前記壁面との当接または距離に応じて手摺部材の移動を選択的に許可又は抑止し、前記ブラケット部材は、前記手摺移動許可スイッチの作動によって前記手摺部材と前記第1回転軸との距離を延長するような該手摺部材の移動を許可するように構成されている。
さらに、同目的を達成するための本発明のエレベータかご室内手摺の挟まり解消方法は、手摺部材と、該手摺部材をかご室内の壁面に対して支持するブラケット部材と、ブラケット回転許可部と、手摺移動許可スイッチとを備えるエレベータかご室内手摺を用意し、前記手摺部材に作用する引き上げ力の大きさに応じて前記ブラケット回転許可部が作動することで前記ブラケット部材の前記壁面から離れる向きの回転が許可され、それによって、前記ブラケット部材が前記引き上げ力によって第1回転軸回りに回転し、それによって、前記手摺移動許可スイッチが前記壁面から離れることで、該手摺移動許可スイッチが作動し、前記手摺部材と前記第1回転軸との距離を延長するような該手摺部材の移動が許可され、それによって、前記引き上げ力によって前記手摺部材が前記第1回転軸から離れるように移動し、前記手摺部材と前記壁面との間隔が拡大される。
本発明によれば、利用者が正確に手順を実行することが困難な状況や予め構造を認識していない状況でも壁面と手摺との間における物体の挟まり状態を解消することができる。
本発明の実施の形態1に係るエレベータかご室内手摺の概要を示す図である。 実施の形態1に係るエレベータかご室内手摺の動作を示す図である。 実施の形態2に関する、図2と同態様の図である。
以下、本発明に係るエレベータかご室内手摺の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るエレベータかご室内手摺の概要を示す図であり、図2は、実施の形態1に係るエレベータかご室内手摺の動作を示す図である。図1に示されるように、エレベータかご室内手摺21は、エレベータのかご室1内の側壁3に設置されている。なお、これは、設置態様の一例であり、エレベータかご室内手摺はかご室1内の後壁5に設置されていてもよく、あるいは、側壁3及び後壁5の両方に設置されていてもよい。
エレベータかご室内手摺21は、手摺部材23と、左右一対のブラケット部材25,25とを備える。ブラケット部材25のそれぞれは、軸支部材7及び取付板9を介して、側壁3に取り付けられている。
図2に基づいてブラケット部材25の詳細について説明する。ブラケット部材25は、手摺部材23を側壁3に対して支持するものであり、第1回転軸27回りに回転可能で、且つ、側壁3またはその一体物との当接後は利用者の押し下げ力Pによって回転しないように支持されている。
ブラケット部材25は、第1ブラケット部29と、第2ブラケット部31とを含む。第1ブラケット部29は、その上端側において第1回転軸27回りに回転可能に支持されている。また、第1ブラケット部29の下端と、第2ブラケット部31の基端とは、第2回転軸33によって、第1ブラケット部29と第2ブラケット部31との関係が相互に回転可能となるように、連接されている。手摺部材23は、第2ブラケット部31の先端に固定されている。
また、エレベータかご室内手摺21は、ブラケット回転許可部を備えており、本実施の形態1のブラケット回転許可部は、側壁3に固定されたマグネット35と、図2の(a)の手摺使用時(平常時)においてそのマグネット35と対面する部分であるブラケット部材25の磁性体の面とで構成されている。なお、ブラケット部材25側にマグネットを設けて、側壁3側に磁性体の面を設けてもよい。
また、ブラケット部材25には、手摺移動許可スイッチが設けられている。本実施の形態1の手摺移動許可スイッチは、側壁3またはその一体物(例えばマグネット35等)との当接によって押し込まれていることで後述するように手摺部材23の移動を抑止する押しボタン機構37である。
すなわち、押しボタン機構37のボタンは、図2の(a)の手摺使用時には、側壁3またはその一体物(例えばマグネット35等)と当接することで、第1ブラケット部29の内部側に押し込まれており、それによって、第1ブラケット部29と第2ブラケット部31との第2回転軸33回りの相互回転が抑止されるように構成されている。一方、図2の(b)のように、ブラケット部材25が回転されて第1ブラケット部29が側壁3等から十分に離れると、それまでのボタンの押し込みが解除され、第1ブラケット部29と第2ブラケット部31との相互回転が許可されるようになっている。
次に、上記のように構成された本実施の形態1に係るエレベータかご室内手摺の動作、すなわち、エレベータかご室内手摺における挟まり解消方法について説明する。まず、図2の(a)に示されるように、手摺使用時においては、押しボタン機構37のボタンが側壁3等に当接することで押し込まれており、第2ブラケット部31が第1ブラケット部29に対して回転しないようになっている。それによって、本実施の形態1では、上下方向に延びる第1ブラケット部29に対して、第2ブラケット部31が水平な姿勢に維持され、すなわち、第1ブラケット部29と第2ブラケット部31とがほぼ90度をなすような側面視L字状に保持されている。さらに、この状態では、第1ブラケット部29がマグネット35に吸着されており、ブラケット部材25ひいては手摺部材23が安易にガタつくことなく保持されている。また、手摺部材23に押し下げ力Pが作用しても、第2ブラケット部31と第1ブラケット部29との相互回転が抑止され、且つ、第1ブラケット部29が側壁3またはその一体物(本例ではマグネット35)と当接しブラケット部材25全体が側壁3により支えられることから、手摺部材23及びブラケット部材25は、図2の(a)の状態をしっかり維持することができる。よって、利用者は、手摺部材23を掴んだり、例えば押し下げ力Pを付与するような格好で手摺部材23にもたれかかったりすることもできる。
一方、利用者が荷物等の物体を側壁3と手摺部材23との間に挟めてしまった場合には、次のようにして、側壁3と手摺部材23との間隔を広げることができる。すなわち、利用者は、挟まった対象を引き上げようとして、手摺部材23に引き上げ力Dを付与する。この引き上げ力Dにより、まず、ブラケット回転許可部が作動しすなわちマグネット35から第1ブラケット部29が引き離され、それによって、図2の(b)に示されるように、第1ブラケット部29が、矢印R1のように第1回転軸27回りに回転する。それにより、手摺移動許可スイッチが側壁3から離れることで、手摺移動許可スイッチが作動し、手摺部材23と第1回転軸27との距離を延長するような手摺部材23の移動が許可される。つまり、押しボタン機構37のボタンの押し込みが解除され、第1ブラケット部29と第2ブラケット部31との相互回転が許可される。それにより、図2の(c)に示されるように、引き上げ力Dによって、第1ブラケット部29が、矢印R1のように第1回転軸27回りに回転すると共に、第2ブラケット部31は、回転する第1ブラケット部29に対して更に、矢印R2のように第2回転軸33回りに回転し、手摺部材23が側壁3から大きく引き離される。このように、第2ブラケット部31が手摺部材23を側壁3から離すように動作することに加え、第2ブラケット部31自体も第1ブラケット部29によって側壁3から離されるように移動され、つまり、手摺部材23はブラケット部材25の二段階の動作によって、側壁3から大きく離される。よって、利用者は、手摺部材23と側壁3との間隔が拡大されたのち、挟まった対象を容易に取り除くことができる。なお、ブラケット回転許可部は、手摺部材に作用する引き上げ力の大きさに応じてブラケット部材の壁面から離れる向きの回転を選択的に許可又は抑止するが、どの程度の引き上げ力により回転が許可されるかは、実際の試行や顧客の要望等によって適宜決定するとよい。
以上に説明した本実施の形態1によれば、ブラケット部材の回転許可・ブラケット部材の回転・手摺部材の移動許可・手摺部材と第1回転軸との距離の拡大の全てが、つまり手摺部材を壁面から離隔方向へ移動させる動作の全てが、利用者の手摺部材への引き上げ力に基づいて行われる。よって、利用者が挟まりを解消しようとする自然の動作だけを利用して、手摺部材とかご室内の壁面との間隔の拡大が達成される。よって、パニック状態にある場合等、利用者が正確に手順を実行することが期待できない場合や、利用者が子供である場合等、予め構造を認識できていない場合でも、壁面と手摺部材との間における物体の挟まり状態を解消することができる。また、本実施の形態1によれば、挟まった対象を取り除き、再度、通常時のように手摺を機能させる場合、単に、手摺部材をそれ以上動かなくなるまで、壁面側に押し下げればよく、それによって具体的には、第1ブラケット部29はマグネット35に吸着され、押しボタン機構37のボタンが押し込まれ、第1ブラケット部29と第2ブラケット部31との相対回転が抑止される。よって、例えば、手間のかかるロック機構を元に戻したり、取り外していたパーツを取り付けなおしたりといった作業は必要なく、単に、手摺部材を元の位置に戻すだけで、全ての姿勢・機能が元に戻るという利点がある。
実施の形態2.
次に、図3に基づいて実施の形態2について説明する。本実施の形態2は、手摺部材をブラケット部材の二段階の動作によって、側壁から大きく離すに際し、第2ブラケット部の具体的構成を改変したものであり、それ以外の構成・動作については、上述した実施の形態1と同様である。
図3は、本実施の形態2に関する、図2と同態様の図である。本実施の形態2のエレベータかご室内手摺121において、第2ブラケット部131の基部は、第1ブラケット部29の下端に固定されており、第2ブラケット部131の先端には、手摺部材23が固定されている。そして、第2ブラケット部131は、テレスコピック態様で伸長可能に構成されている。また、手摺移動許可スイッチは、第2ブラケット部131の伸長動作を選択的に許可又は抑止するものであり、すなわち、押しボタン機構37のボタンの押し込みが解除されると、第2ブラケット部131のテレスコピック態様での伸長が可能となる。
本実施の形態2のエレベータかご室内手摺121の動作を説明する。図3の(a)に示される状態では、第1ブラケット部29がマグネット35に吸着され、押しボタン機構37のボタンが押し込まれており、第2ブラケット部131が短縮された状態に維持される。よって、エレベータかご室内手摺121は、しっかりとその状態・姿勢を保ち、手摺として機能する。また、利用者が手摺部材23と側壁3との間隔を広げようと、十分な引き上げ力Dを手摺部材23に付与すると、第1ブラケット部29がマグネット35から離れ、第1ブラケット部29が第1回転軸27回りに回転し、押しボタン機構37のボタンの押し込みが解除され、第2ブラケット部131が図3の(c)に矢印Eで示されるように伸長し、すなわち、手摺部材23が回転により傾いた第1ブラケット部29から離れるように、つまり、第1回転軸27から離れるように移動する。これにより、手摺部材23と側壁3との間隔が拡大される。
このように、本実施の形態2においても、上述した実施の形態1と同様、ブラケット部材の回転許可・ブラケット部材の回転・手摺部材の移動許可・手摺部材と第1回転軸との距離の拡大の全てが、利用者の手摺部材への引き上げ力に基づいて行われる。よって、利用者が正確に手順を実行することが期待できない場合や、予め構造を認識できていない場合でも、壁面と手摺部材との間における物体の挟まり状態を解消することができる。また、本実施の形態2においても、単に、手摺部材をそれ以上動かなくなるまで、壁面側に押し下げるだけで、全ての姿勢・機能が元に戻り、手摺の機能を復活させることができる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
上述したマグネットと磁性体は、ブラケット回転許可部の一例であり、本発明におけるブラケット回転許可部としては、手摺部材に作用する引き上げ力の大きさに応じてブラケット部材の壁面から離れる向きの回転を選択的に許可又は抑止できるものであれば、これに限定されるものではない。よって、ある程度の力を付与すると吸着が解消する吸盤や、ある程度の力を付与すると結合が外れる樹脂製のラッチや、静止摩擦係数がある程度大きな可動機構を、ブラケット回転許可部として利用してもよい。これによっても、平常時はブラケット部材が容易に動くことがなく、且つ、利用者がある程度の力を加えると、ブラケット部材がかご室内の壁面に対して回転する作用が得られる。
また、押しボタン機構は、手摺移動許可スイッチの一例であり、本発明における手摺移動許可スイッチとしては、その手摺移動許可スイッチとかご室内の壁面との当接または距離に応じてスイッチの作動状態が切り替わり、それによって、手摺部材の移動を選択的に許可又は抑止できるものであれば、これに限定されるものではない。さらに、手摺移動許可スイッチとブラケット回転許可部とを共に磁力状態又は当接状態に応じて動作するものにし、手摺移動許可スイッチとブラケット回転許可部との構成要素の共通化や一部兼用化を図ることも可能であろう。
1 エレベータのかご室、3 側壁(かご室内の壁面)、21,121 エレベータかご室内手摺、23 手摺部材、25 ブラケット部材、27 第1回転軸、29 第1ブラケット部、31,131 第2ブラケット部、33 第2回転軸、35 マグネット、37 押しボタン機構。

Claims (6)

  1. 手摺部材と、該手摺部材をかご室内の壁面に対して支持するブラケット部材とを備え、
    前記ブラケット部材は、第1回転軸回りに回転可能で、且つ、該壁面またはその一体物との当接後は利用者の押し下げ力によって回転しないように支持されており、
    ブラケット回転許可部をさらに備え、
    前記ブラケット回転許可部は、前記手摺部材に作用する引き上げ力の大きさに応じて前記ブラケット部材の前記壁面から離れる向きの回転を選択的に許可又は抑止し、
    前記ブラケット部材には、手摺移動許可スイッチが設けられており、
    前記手摺移動許可スイッチは、該手摺移動許可スイッチと前記壁面との当接または距離に応じて手摺部材の移動を選択的に許可又は抑止し、
    前記ブラケット部材は、前記手摺移動許可スイッチの作動によって前記手摺部材と前記第1回転軸との距離を延長するような該手摺部材の移動を許可するように構成されている、
    エレベータかご室内手摺。
  2. 前記ブラケット回転許可部は、前記壁面及び前記ブラケット部材の一方に一体的であるマグネットと、他方に一体的である磁性体とで構成されている、
    請求項1のエレベータかご室内手摺。
  3. 前記手摺移動許可スイッチは、前記ブラケット部材に設けられ、前記壁面またはその一体物との当接によって押し込まれていることで前記手摺部材の移動を抑止する押しボタン機構である、
    請求項1又は2のエレベータかご室内手摺。
  4. 前記ブラケット部材は、第1ブラケット部と、第2ブラケット部とを含み、
    前記第1ブラケット部は、その上端側において前記第1回転軸回りに回転可能に支持されており、
    前記第1ブラケット部の下端と、前記第2ブラケット部の基端とは、第2回転軸によって相互回転可能に連接されており、
    前記第2ブラケット部の先端には、前記手摺部材が固定されており、
    前記手摺移動許可スイッチは、前記第1ブラケット部及び前記第2ブラケット部の相互回転を選択的に許可又は抑止する、
    請求項1乃至3の何れか一項のエレベータかご室内手摺。
  5. 前記ブラケット部材は、第1ブラケット部と、第2ブラケット部とを含み、
    前記第1ブラケット部は、その上端側において前記第1回転軸回りに回転可能に支持されており、
    前記第2ブラケット部は、その基部が前記第1ブラケット部に固定され、且つ、テレスコピック態様で伸長可能であり、
    前記第2ブラケット部の先端には、前記手摺部材が固定されており、
    前記手摺移動許可スイッチは、前記第2ブラケット部の伸長動作を選択的に許可又は抑止する、
    請求項1乃至3の何れか一項のエレベータかご室内手摺。
  6. 手摺部材と、該手摺部材をかご室内の壁面に対して支持するブラケット部材と、ブラケット回転許可部と、手摺移動許可スイッチとを備えるエレベータかご室内手摺を用意し、
    前記手摺部材に作用する引き上げ力の大きさに応じて前記ブラケット回転許可部が作動することで前記ブラケット部材の前記壁面から離れる向きの回転が許可され、
    それによって、前記ブラケット部材が前記引き上げ力によって第1回転軸回りに回転し、
    それによって、前記手摺移動許可スイッチが前記壁面から離れることで、該手摺移動許可スイッチが作動し、前記手摺部材と前記第1回転軸との距離を延長するような該手摺部材の移動が許可され、
    それによって、前記引き上げ力によって前記手摺部材が前記第1回転軸から離れるように移動し、
    前記手摺部材と前記壁面との間隔が拡大される、
    エレベータかご室内手摺の挟まり解消方法。
JP2012121939A 2012-05-29 2012-05-29 エレベータかご室内手摺、及び、その手摺の挟まり解消方法 Active JP5818742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012121939A JP5818742B2 (ja) 2012-05-29 2012-05-29 エレベータかご室内手摺、及び、その手摺の挟まり解消方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012121939A JP5818742B2 (ja) 2012-05-29 2012-05-29 エレベータかご室内手摺、及び、その手摺の挟まり解消方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013245095A JP2013245095A (ja) 2013-12-09
JP5818742B2 true JP5818742B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=49845165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012121939A Active JP5818742B2 (ja) 2012-05-29 2012-05-29 エレベータかご室内手摺、及び、その手摺の挟まり解消方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5818742B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013245095A (ja) 2013-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5219143B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
EP2238870B1 (en) Playpen hub assembly and playpen using the same
US8662589B2 (en) Vehicle seat
JP2013536905A (ja) 自動車における慣性質量体を備えるドアハンドル
KR101125337B1 (ko) 차량의 후석 테이블 어셈블리
JP2006056505A (ja) 車両のパーキングレバーシステム
JP6039289B2 (ja) 車両用シートロック装置
JP6033666B2 (ja) 車両用シートロック装置
JP2017031745A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP2006264587A (ja) ロック装置および車両用シート
JP5818742B2 (ja) エレベータかご室内手摺、及び、その手摺の挟まり解消方法
CN104696352B (zh) 自动栓锁装置及其电子装置
JP6125889B2 (ja) ドアストップ装置
KR20200101073A (ko) 차량용 전동식 도어 래치
JP4300434B2 (ja) 戸車
JP2008110148A (ja) テーブル
JP2006240504A (ja) フロアーロック
JP2005036535A (ja) 車両用ドアのアウトサイドハンドル装置
JP2005215654A (ja) 画像形成装置
JP5981377B2 (ja) 移動可能なテーブルにおけるブレーキ操作機構
JP2006231996A (ja) ロック機構及びシート
JP2017108930A (ja) 収納式移動用脚装置
JP4765129B2 (ja) 窓開閉装置
JP2004161039A (ja) 折畳式乳母車
KR101584869B1 (ko) 차량용 시트레일 레버장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141020

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5818742

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250