JP5818727B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、モータに関する。
従来、ロータが有する永久磁石の磁気を、ステータに設けられた磁気検出回路によって検出することで、ロータの回転位置を検出する構成のモータがある。この場合、磁気検出回路は、例えば磁気センサを有するセンサケースと、センサケースが設けられる回路基板とから構成される。そして磁気検出回路は、ステータに設けられた収容部材の内部に収容される。
この構成において磁気検出回路は、ロータの回転位置の検出精度を確保するため、ロータに対するセンサケースの位置のずれを極力小さくする必要がある。そのため、例えばセンサケースに位置決め用の凸部を設け、その凸部を収容部材に設けられた位置決め用の穴に挿入することで、ステータに設けられた収容部材に対してセンサケースの位置を決定する。これにより、センサケースは、ロータに対し、収容部材およびステータを介して位置が決定される。
しかしこの場合、収容部材をステータに取り付けた後は、センサケースが所定の位置に配置されているかを確認することが難しく、そのため、作業性の低下を招くことがあった。また、収容部材に位置決め用の穴を設けると、その穴から磁気検出回路の防湿のために収容部材の内部に充填された防湿材が漏れ出る可能性もある。そして、防湿材が漏れ出てロータに付着した場合には、その付着した防湿材を拭き取る必要があり、さらなる作業性の低下を招くことがあった。
特開2005−333741号公報
そこで、ロータに対してセンサケースの位置を精度よく決定でき、さらに収容部材がステータに取り付けられた後もセンサケースの位置を容易に確認できるとともに、収容部材から防湿材などが漏れ出ることによる作業性の低下を低減することのできるモータを提供する。
本実施形態のモータは、ステータと、前記ステータに対して回転可能に設けられ、その回転方向に沿って複数の永久磁石を有するロータと、前記永久磁石の磁気を検出することにより前記ロータの回転位置を検出する磁気検出回路と、前記磁気検出回路を収容する収容部を有し前記ステータに設けられた収容部材と、を備える。前記磁気検出回路は、回路基板と、磁気センサを有し前記回路基板において前記ロータ側であって前記永久磁石の近傍に設けられたセンサケースと、を有する。前記収容部材は、前記ロータと反対側における前記収容部の壁部を貫いて前記収容部の内部と外部とを連通する収容部材穴部を有する。前記センサケースは、前記収容部材穴部に対応する位置に前記ロータと反対側へ向かって突出する凸部を有し該凸部を前記収容部材穴部に挿入することで前記収容部材に対する位置が決定される。
第一実施形態によるモータの一部を示す図 モータの断面図 端子台の周辺を示す断面図 図3の矢印Aに沿って見た収容部材について一部を破断して示す図 上方から見た収容部材を示す図 図5のB−B線に沿って示す断面図 磁気検出回路を示す図 図7のC−C線に沿って示す断面図 図7のD−D線に沿って示す断面図 第二実施形態を示す図3相当図
以下、複数の実施形態によるモータを、図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第一実施形態)
まず、第一実施形態について、図1から図9を参照して説明する。
図1および図2に示すモータ10は、例えば洗濯機の回転槽の駆動用に用いられるもので、アウターロータ形の三相DCブラシレスモータ、いわゆるダイレクトドライブモータである。モータ10は、ステータ20、ロータ30、および端子台40を備えている。なお、図2に示す回転中心軸線11は、ロータ30の回転中心軸を仮想的に表すものである。また、本実施形態では、ロータ30に対して回転中心軸線11の軸方向におけるステータ20側をモータ10の上側とし、ロータ30に対してステータ20と反対側をモータ10の下側とする。
図1および図2に示すように、ステータ20は、ステータコア21、ステータコイル22、および絶縁部材23を有している。ステータコア21は、ティース211を一体に有し、電磁鋼板などの磁性体材料を打ち抜いたものを積層してほぼ円環状に形成されている。ティース211は、ステータコア21の径方向の外側へ放射状に突出するように設けられている。絶縁部材23は、非導電性の合成樹脂材料で構成されており、ティース211を含むステータコア21を覆っている。ステータコイル22は、ティース211にコイル巻き線を巻いて構成されている。
絶縁部材23は、取付部231、保持部232、第一爪部233、および第二爪部234を一体に有している。取付部231は、図1に示すように、ステータコア21の環状の内側に複数個設けられている。ステータ20は、取付部231を介して、図示しない洗濯機の水槽の底部にねじ止めなどにより取付けられる。保持部232は、図3にも示すように、ティース211の基端部の上側にあって、上方へ向かって突出して設けられている。保持部232は、ステータ20の周方向へ等間隔に六個設けられ、上側が開口し下側が閉塞した矩形の筒状に形成されている。各保持部232の内側には、それぞれ保持部材24が挿入されている。保持部材24は、導電性を有する金属板によって上側が開放されたコ字状に形成されている。各保持部材24には、それぞれ各相のステータコイル22のコイル端部221が保持されている。
第一爪部233は、ティース211の先端部の上側にあって、上方へ向かって突出して設けられている。第一爪部233は、ステータコア21の周方向に沿って二個設けられている。第二爪部234は、ティース211の基端部の上側にあって、ステータコア21の環状の内側へ向かって突出して設けられている。第二爪部234も、ステータコア21の周方向に沿って二個設けられている。
ロータ30は、ステータ20に対して回転可能に設けられている。ロータ30は、図1および図2に示すように、フレーム31、ボス部材32、接合部材33、および永久磁石34を有している。フレーム31は、円板状のフレーム底部311と、フレーム底部311の外周部分に設けられた筒状の環状壁312とを一体に有し、浅い円形の容器状に形成されている。フレーム31は、例えば鋼板などによって構成されている。フレーム底部311は、その中央部分にあってフレーム底部311を厚さ方向へ貫く円形の穴部313を有している。
ボス部材32は、図2に示すように、フレーム31の回転中心部すなわち穴部313の内側にあってフレーム31から離間して設けられている。ボス部材32は、例えばステンレス鋼などで構成され、内部に回転中心軸線11の軸方向へ貫通する軸穴321を有している。軸穴321の中心軸は回転中心軸線11に一致している。軸穴321は、上側の穴の内径が下側の穴の内径よりも大きいいわゆる段付き穴形状に形成されている。軸穴321の下側の穴には、回転中心軸線11の軸方向へ延びる複数の溝部322が形成されている。軸穴321には、例えば洗濯機の回転槽などの負荷に接続された図示しない回転軸が挿入される。この場合、詳細は図示しないが、回転槽などの負荷に接続された回転軸は、溝部322に対応する歯部を有し、その歯部と溝部322とが噛み合うことで、ボス部材32の回転が図示しない回転軸へ伝達される。
接合部材33は、合成樹脂製の材料で構成され、穴部313周辺のフレーム底部311とボス部材32とを覆っている。これにより、フレーム31とボス部材32とは電気的に絶縁された形態で接合されている。永久磁石34は、例えばフェライト磁石などで構成され、フレーム31の環状壁312の内側にあってロータ30の回転方向に沿って複数個設けられている。これら永久磁石34は、それぞれロータ30の径方向の外方にあってティース211の外周面に対向している。永久磁石34の上部は、環状壁312の上端部から上側へ突出している。
端子台40は、非導電性の合成樹脂で構成され、ステータ20に着脱可能に設けられている。端子台40は、図3に示すように、主体部41、第一係止部42、第二係止部43、および図1に示す端子カバー44を一体に有している。主体部41は、ステータコア21の環状の一部に沿ったほぼ扇板状に形成され、ステータ20およびロータ30の上側に設けられている。この場合、図1に示すように、主体部41の回転中心軸線11側は、三相各相のコイル巻き線の巻き始めとなる三個のステータコイル22、および巻き終わりとなる三個のステータコイル22の連続する六個のステータコイル22の上方を覆っている。また、主体部41の回転中心軸線11と反対側は、ロータ30の周方向に設けられた複数のうち連続するほぼ四個の永久磁石34の上方を覆っている。
第一係止部42は、ステータ20の絶縁部材23に設けられた第一爪部233に対応して二個設けられている。図3に示すように、第一係止部42は、ティース211の先端部の上方に位置する主体部41から下方へ向かって突出して設けられている。二個の第一係止部42は、それぞれ対応する第一爪部233と係止している。
第二係止部43は、ステータ20の絶縁部材23に設けられた第二爪部234に対応して二個設けられている。第二係止部43は、主体部41の回転中心軸線11側の縁部から下方へ向かって突出して設けられている。二個の第二係止部43は、それぞれ対応する第二爪部234と係止している。第二係止部43は、主体部41との接続部分を支点にして回転中心軸線11側へ向かって弾性変形されると、第二爪部234との係止が解除される。これにより、端子台40は、ステータ20から取り外される。
端子カバー44は、図1に示すように、主体部41の回転中心軸線11と反対側の縁部からロータ30の径方向の外側へ向かって突出して設けられている。詳細は図示しないが、端子カバー44は、三個の独立した矩形の筒状に形成され、それぞれロータ30の径方向の外側へ向かって開口している。また、端子台40は、三個の外部接続用導電板45および一個のコモン接続用導電板46を有している。外部接続用導電板45およびコモン接続用導電板46は、導電性を有する金属板で構成され、主体部41に埋設されている。外部接続用導電板45は、それぞれコイル巻き線の巻き始めとなる三個のステータコイル22に対応している。
外部接続用導電板45の一方の端部451は、それぞれ端子カバー44の筒状の内側にあって、主体部41の回転中心軸線11と反対側の縁部すなわち外縁部からロータ30の径方向の外側へ向かって突出して設けられている。この一方の端部451には、それぞれ図示しないモータ駆動用の外部回路が接続される。外部接続用導電板45の他方の端部452は、図3に示すように、それぞれ絶縁部材23の保持部232の上方位置において下方へ曲げられ、主体部41の下面から下方へ突出して設けられている。この他方の端部452は、ステータ20に設けられた絶縁部材23の保持部232内に挿入されて、保持部材24に接触している。そのため、三相の各ステータコイル22におけるコイル巻き線の巻き始めとなるコイル端部221と外部接続用導電板45とが電気的に接続されている。これにより、各相のステータコイル22は、外部接続用導電板45を介して図示しないモータ駆動用の外部回路と電気的に接続される。
コモン接続用導電板46は、各相におけるコイル巻き線の巻き終わりとなる三個のステータコイル22に対応している。コモン接続用導電板46は、三個の端部461を有している。コモン接続用導電板46の端部461は、外部接続用導電板45の端部452と同様に構成され、それぞれ保持部材24を介してコイル巻き線の巻き終わりとなるコイル端部221に電気的に接続されている。これにより、各相のステータコイル22におけるコイル巻き線の巻き終わりとなるコイル端部221は、コモン接続用導電板46を介して相互に電気的に接続されている。
端子台40には、収容部材50が一体に設けられている。収容部材50は、端子台40の主体部41の外縁部にあって、端子カバー44に対してロータ30の周方向に並んで設けられている。収容部材50は、内部に収容部51および液溜まり部52を有している。また、収容部材50は、挿入口511および注入口521を有している。挿入口511は、収容部51に連通し、上側すなわちロータ30と反対側へ向かって開口している。注入口521は、液溜まり部52を介して収容部51に連通し、上側すなわちロータ30と反対側へ向かって開口している。なお、本実施形態において、挿入口511と注入口521との間に境界は存在していないが、例えば挿入口511と注入口521との間に隔壁などを設けてもよい。
収容部51は、端子台40における主体部41の外縁部よりも外側に設けられている。収容部51は、図1および図5に示すように、上方から見てロータ30の外周の接線方向に幅広であって径方向に扁平な矩形の容器状に形成されている。収容部51の底部は、図3に示すように、主体部41よりも下方に位置している。
収容部材50は、収容部51を構成する壁部のうちロータ30側の壁部を内側壁部53とし、ロータ30と反対側の壁部を外側壁部54としている。また、図4および図5に示すように、内側壁部53と外側壁部54とを接続する壁部を左右側壁部55としている。左右側壁部55は、それぞれ受け穴部551を有している。受け穴部551は、図6にも示すように、左右側壁部55を厚さ方向へ矩形に貫いて形成されている。
内側壁部53は、図3に示すように、ロータ30のフレーム31および永久磁石34から離間し、永久磁石34の環状壁312側の面のうち環状壁312の上端部から突出した部分に対向している。内側壁部53は、上方から見ると、図1および図5に示すように、ロータ30の外周に沿って円弧状に湾曲している。
外側壁部54は、上部541、下部542、傾斜部543、収容部材穴部544、およびコネクタ開口部545を有している。上部541は、主体部41の上方に設けられている。下部542は、主体部41の下方にあって上部541よりもロータ30側に位置し、内側壁部53に対向して設けられている。上部541および下部542は、相互に平行かつ回転中心軸線11の軸方向に平行に設けられている。傾斜部543は、上部541と下部542との間を滑らかに接続している。この場合、傾斜部543は、回転中心軸線11の軸方向に対して傾いている。
収容部材穴部544は、外側壁部54の下部542に二個設けられている。なお、図4では、二個の収容部材穴部544のうち一個を示している。収容部材穴部544は、それぞれ外側壁部54の下部542を厚さ方向へ円形に貫いて形成されている。収容部材穴部544により、収容部51の内部と外部とが連通されている。これら二個の収容部材穴部544は、図4にも示すように、回転中心軸線11に対して直角方向すなわちロータ30の接線方向に相互に離間している。二個の収容部材穴部544は、その内径の寸法および中心間の距離が高精度例えば1/100mm単位で管理されている。この場合、収容部材穴部544は、第一位置決め穴部として機能する。コネクタ開口部545は、図4にも示すように、外側壁部54の上部541を上側が開放するように矩形に切り欠いて形成されている。
また、収容部材50は、図5および図6に示すように、二個の案内部56および二個の押圧部57を有している。案内部56は、収容部51内にあって、収容部51を上方から見た場合の幅広方向のそれぞれの両端部分において上下方向へ延びるように設けられている。案内部56は、外側壁部54の傾斜部543および下部542における収容部51側の面から内側壁部53側へ突出するように設けられている。この場合、案内部56の突出量は、図6に示すように、傾斜部543において上部541側から下部542側にかけて徐々に増大し、下部542においてはほぼ一定となるように設定されている。
押圧部57は、案内部56に対応して設けられている。押圧部57は、図5に示すように、案内部56の内側壁部53側の面における収容部51を上方から見た場合の幅広方向の中央寄り部分にあって、内側壁部53側へ向かって半円形状に突出して設けられている。押圧部57は、図6に示すように、下部542に対応する案内部56に沿って設けられている。この場合、押圧部57の突出量は、図6に示すように、下部542の上側から下側にかけて徐々に増大するように設定されている。
液溜まり部52は、図3に示すように、収容部51に対してロータ30の径方向の内側にあって、収容部51に連通して設けられている。液溜まり部52は、図5に示すように、上方から見てロータ30の外周の接線方向に対して収容部51よりも幅狭であるほぼ正方形の容器状に形成されている。液溜まり部52は、主体部41を該液溜まり部52の底部としている。
図3に示すように、収容部51の内部には磁気検出回路60が収容されている。磁気検出回路60は、ロータ30に設けられた永久磁石34の磁気を検出することにより、ロータ30の回転位置を検出する。磁気検出回路60は、図3および図7〜図9に示すように、回路基板61、コネクタ62、およびセンサケース63を有している。回路基板61は、例えば配線基板などによってほぼ矩形の板状に構成されている。回路基板61には、ロータ30と反対側にあってダイオード64やコンデンサ65などの電気部品が設けられている。ダイオード64の端子641およびコンデンサ65の端子651は、回路基板61を貫き、ロータ30側において回路基板61の配線に半田付けされている。
また、回路基板61は、図4および図7に示すように、二個の耳部611および二個の基板穴部612を有している。耳部611は、それぞれ回路基板61の上端部の左右両側部分において外方へ突出して設けられている。基板穴部612は、回路基板61の下側部分を厚さ方向へ円形に貫いて形成されている。基板穴部612は、図4に示すように、それぞれ外側壁部54の収容部材穴部544に対向して設けられている。基板穴部612の内径は、収容部材穴部544の内径とほぼ同じ寸法に設定されている。二個の基板穴部612は、その内径寸法および中心間の距離が高精度例えば1/100mm単位で管理されている。この場合、基板穴部612は、第二位置決め穴部として機能する。
コネクタ62は、図3に示すように、回路基板61の上側部分にあってロータ30と反対側に設けられている。コネクタ62は、筒部621およびコネクタ端子622を有している。筒部621は、合成樹脂などにより矩形の筒状に構成されている。コネクタ端子622は、導電性を有する細長な金属板などで構成され、筒部621の内側に設けられている。コネクタ端子622は、回路基板61を貫き、ロータ30側において回路基板61の配線に半田付けされている。コネクタ62は、収容部材50のコネクタ開口部545から該収容部材50の外側へ露出されている。そしてコネクタ62には、磁気検出回路60の信号を処理する外部の処理回路に接続された図示しないコネクタが挿入される。これにより、磁気検出回路60は、図示しない外部の処理回路に電気的に接続される。
センサケース63は、回路基板61の下側部分にあってロータ30側に設けられている。センサケース63は、例えば磁性を有しない合成樹脂製であって、全体としてロータ30の外周の接線方向すなわち収容部51の幅広方向へ長い矩形柱状に形成されている。センサケース63の回路基板61側の面は、平坦に形成されている。一方、回路基板61と反対側すなわち内側壁部53側の面は、内側壁部53に沿って湾曲している。
センサケース63は、三個の磁気センサ66を有している。磁気センサ66は、例えばホール素子などで構成され、永久磁石34の磁気を検出する。磁気センサ66は、図8にも示すように、センサケース63のロータ30側にあってロータ30の外周の接線方向へ沿って形成されたセンサ配置部631内に設けられている。磁気センサ66の端子661は、センサケース63の外部において回路基板61を貫き、ロータ30と反対側で回路基板61の配線に半田付けされている。この場合、センサケース63が有する磁気センサ66は、ロータ30が有する永久磁石34の近傍に設けられている。なお、永久磁石34の近傍とは、磁気センサ66が、複数のうち一の永久磁石34の磁気を検出できる程度に近いことをいう。
また、センサケース63は、二個の凸部67を一体に有している。凸部67は、それぞれ回路基板61の基板穴部612および収容部材50の収容部材穴部544に対応する位置に設けられている。凸部67は、ロータ30と反対側すなわち回路基板61へ向かって突出する円柱状に形成されている。凸部67は、回路基板61の基板穴部612を貫き、図3に示すように収容部材50の収容部材穴部544に挿入されている。この場合、凸部67の突出量は、収容部材穴部544から収容部材50の外方へ突出しない程度に設定されている。また、凸部67の突出方向は、コネクタ62の挿入方向に平行となっている。
二個の凸部67は、それぞれ外径寸法および中心間の距離が高精度例えば1/100mm単位で管理されている。また、凸部67の外径寸法は、それぞれ収容部材穴部544および基板穴部612の内径とほぼ同じ寸法に設定されている。そのため、凸部67は、それぞれ収容部材穴部544および基板穴部612に対してほぼ隙間無く挿入される。この場合、凸部67は、位置決め凸部として機能する。なお、凸部67の先端部は、先細り形状や球面形状であってもよい。
磁気検出回路60は、図3に示すように、低粘度防湿材70および高粘度防湿材71の二種類の防湿材によって覆われている。これら低粘度防湿材70および高粘度防湿材71は、磁気検出回路60を湿気などから保護している。低粘度防湿材70は、例えばウレタン樹脂などである。低粘度防湿材70は、回路基板61の面方向におけるコネクタ開口部545と反対側、すなわちコネクタ開口部545の下方である収容部51の底部側において、収容部51の内部に満たされている。この場合、低粘度防湿材70は、充填時には粘性が低く流動性が高い状態であり、充填後には熱や化学反応などによって硬化する。
高粘度防湿材71は、例えばシリコーン樹脂などである。高粘度防湿材71は、回路基板61における低粘度防湿材70よりも上側部分、すなわち回路基板61の面方向におけるコネクタ開口部545側に塗布されている。高粘度防湿材71は、塗布時において低粘度防湿材70よりも粘度が高いため、回路基板61の表面に定着し易い。また、高粘度防湿材71は、塗布後には熱や化学反応などによって硬化する。なお、高粘度防湿材71は、回路基板61に対して塗布される構成に限られず、低粘度防湿材70の上側に充填されることで回路基板61を覆う構成でもよい。
次に、収容部材50に対する磁気検出回路60の組み立てを含めた端子台40の組み立て手順について説明する。まず回路基板61に、コネクタ62、ダイオード64、コンデンサ65、センサケース63、および磁気センサ66を取り付けて磁気検出回路60を組み立てる。この際、センサケース63の凸部67が回路基板61の基板穴部612に挿入される。そのため、回路基板61について、センサケース63の凸部67を基準とした位置が決定する。その後、磁気検出回路60を挿入口511から収容部51内へ挿入する。
磁気検出回路60は、収容部51内に挿入されると、回路基板61の耳部611が収容部材50の受け穴部551の内側に入り込む。これにより、磁気検出回路60は、耳部611および受け穴部551によって上方向への移動すなわち収容部51から抜け出る方向への移動が規制される。この場合、耳部611および受け穴部551は、回路基板61の抜け止めとして機能する。なお、耳部611と受け穴部551との間には隙間が形成されているため、耳部611が受け穴部551の内側に入り込んだ状態であっても、回路基板61の移動はある程度許容されている。
また、磁気検出回路60の回路基板61は、収容部51内へ挿入される際、案内部56に案内されるとともに押圧部57を押し潰しながら挿入される。回路基板61は、押圧部57から反力を受けてロータ30側すなわち内側壁部53側へ押圧される。そのため、センサケース63は、回路基板61を介して内側壁部53の収容部51側の面に押し当てられる。これにより、磁気検出回路60のセンサケース63は、収容部材50の内側壁部53に対して、ロータ30の径方向の位置すなわち回転中心軸線11に直角方向への位置が決定される。なおこの場合、回路基板61の厚さ寸法および強度は、押圧部57の押圧によっては変形しない程度に設定されている。
そして、回路基板61が収容部51の底部付近まで挿入されると、センサケース63の凸部67は、収容部材50の収容部材穴部544に挿入される。これにより、センサケース63について、収容部材50の収容部材穴部544を基準とした位置が決定する。また、回路基板61について、センサケース63の凸部67を基準にした位置が決定されている。そのため、回路基板61についても、センサケース63の凸部67を介して収容部材50の収容部材穴部544を基準とした位置が決定する。なお、詳細は図示しないが、この場合、回路基板61の下端部およびセンサケース63の下面は、収容部51の底部から僅かに離間している。
その後、注入口521から低粘度防湿材70が注入される。低粘度防湿材70は、液溜まり部52を介して収容部51内に充填されるとともに、コネクタ開口部545近傍まで充填されて、収容部51内における回路基板61の周囲を覆う。そして低粘度防湿材70の充填が終わると、高粘度防湿材71が回路基板61に塗布される。低粘度防湿材70および高粘度防湿材71が硬化した後、磁気検出回路60が取り付けられた端子台40は、ステータ20に対して取り付けられる。このようにして、端子台40は組み立てられる。
この構成によれば、センサケース63は、該センサケース63に一体に設けられた凸部67が収容部材50の収容部材穴部544に挿入されることによって、収容部材50すなわちステータ20に設けられた端子台40に対する位置が決定される。つまり、センサケース63は、端子台40およびステータ20を介し、ロータ30に対する位置が決定される。そのため、ロータ30に対してセンサケース63の位置を精度よく決定することができる。
また、センサケース63の凸部67が挿入される収容部材50の収容部材穴部544は、収容部51を構成するロータ30と反対側の壁部である外側壁部54を貫いて形成されている。そのため、収容部材50を有する端子台40がステータ20に取り付けられた後であっても、端子台40をステータ20から取り外すことなく、収容部材穴部544に凸部67が挿入されているか否か、すなわちセンサケース63が所定位置に配置されているか否かを外部から容易に視認することができる。
なおこの場合、凸部67は、収容部材穴部544から若干飛び出るようにしてもよい。これによれば、収容部材穴部544に凸部67が挿入されているか否かは、目視に加えて凸部67を触ることによっても確認できる。そのため、組み立て時の作業性が向上する。ちなみに、本実施形態では、凸部67および収容部材穴部544は、ロータ30と反対側に位置している。そのため、凸部67が収容部材穴部544から飛び出る構成とした場合であっても、凸部67と回転するロータ30とが干渉するおそれがない。
そして、上述のように、収容部材穴部544はロータ30と反対側に位置している。そのため、仮に防湿用の低粘度防湿材70などが収容部材穴部544から漏れ出たとしても、その漏れ出た低粘度防湿材70などがロータ30の特に永久磁石34に付着するおそれが少ない。また、仮に低粘度防湿材70が漏れ出てロータ30に付着したとしても、ロータ30の外周側に付着する可能性が高いため、拭き取り作業が容易となる。その結果、収容部材50の収容部材穴部544から低粘度防湿材70などが漏れることによる作業性の低下を低減することができる。
また、収容部材50に対するセンサケース63の位置、およびセンサケース63に対する回路基板61の位置は、センサケース63に設けられた共通の凸部67によって決定される。つまり、収容部材50に対する回路基板61の位置は、センサケース63の凸部67を介して決定される。ここで、本実施形態の比較例として、次のように構成した場合について考える。詳細は図示しないが、例えばセンサケース63に凸部67とは異なる基板位置決め用凸部をさらに設ける。そして、回路基板61に基板位置決め用凸部に対応する基板位置決め用穴部をさらに設け、この基板位置決め用穴部に基板位置決め用凸部が挿入することで、センサケース63に対する回路基板61の位置が決定されるように構成する。
この場合、収容部材50に対する回路基板61の位置は、センサケース63の凸部67および基板位置決め用凸部を介して決定される。そのため、収容部材50に対する回路基板61の位置の精度は、凸部67と基板位置決め用凸部との間の距離寸法の公差にも影響される。すなわち、凸部67と基板位置決め用凸部との間の距離寸法の公差が大きくなると、収容部材50に対する回路基板61の位置の精度が低下する。これに対し、本実施形態では、収容部材50に対してセンサケース63の位置を決定するための凸部67と、センサケース63に対して回路基板61の位置を決定するための凸部67とは共通している。そのため、本実施形態によれば、収容部材50に対する回路基板61の位置精度の低下に繋がる一要因、例えば上記比較例における凸部67と基板位置決め用凸部との間の距離寸法の公差という要因を排除することができる。その結果、収容部材50に対して回路基板61の位置を精度よく決定することができる。
また、上記構成によれば、回路基板61に設けられたコネクタ62の位置も、収容部材50すなわち端子台40に対して精度よく決定することができる。すなわち、上記構成によれば、コネクタ62と端子台40と位置の精度が向上する。これによれば、例えばモータ10の製造時の検査工程において、検査装置に接続された図示しない検査用コネクタを磁気検出回路60のコネクタ62に接続する場合に、端子台40の所定位置を基準として前記検査用コネクタの挿入位置を決定することができる。そのため、コネクタ62に対して、自動検査装置による検査用コネクタの挿入が容易となり、その結果、検査工程の自動化が容易となる。
収容部材50は、二個の押圧部57を有している。押圧部57は、収容部51内においてロータ30と反対側に設けられ、回路基板61を収容部51のロータ30側へ押圧している。これによれば、回路基板61に設けられたセンサケース63は、収容部51内のロータ30側である内側壁部53の内面に押し当てられる。その結果、センサケース63およびセンサケース63に設けられた磁気センサ66について、ロータ30の径方向における位置が精度よく決定される。
収容部材50は、収容部51に連通して磁気検出回路60が挿入される挿入口511と、収容部51に連通して低粘度防湿材70が注入される注入口521とを有している。これによれば、低粘度防湿材70は、磁気検出回路60が挿入されている挿入口511とは異なる注入口521から収容部51内に注入される。そのため、磁気検出回路60を収容部51に挿入した後であっても、磁気検出回路60に阻害されることなく容易に低粘度防湿材70を収容部51内に注入することができ、その結果、作業性が向上する。
磁気検出回路60のコネクタ62の挿入方向は、センサケース63の凸部67の突出方向に平行である。そのため、コネクタ62に対して外部の処理回路に接続された図示しないコネクタなどを挿入する際、挿入に係る力が、コネクタ62および回路基板61を介して凸部67に作用することを極力避けることができる。これによれば、凸部67の破損や変形を抑制することができ、その結果、凸部67によるセンサケース63および回路基板61の位置の決定をより信頼性のあるものとすることができる。
回路基板61において、該回路基板61の面方向におけるコネクタ開口部545側は高粘度防湿材71によって覆われ、コネクタ開口部545と反対側は低粘度防湿材70に覆われている。これによれば、一般にウレタン樹脂などの低粘度防湿材70に対して価格が高いとされるシリコーン樹脂などの高粘度防湿材71の使用量を極力低減しつつ、磁気検出回路60を湿気などから保護することができる。
なお、センサケース63に設けられた二個の凸部67は、相互に同じ寸法に設定する必要はなく、それぞれ対応する収容部材穴部544および基板穴部612に隙間無く挿入できればよい。この場合、一方の凸部67と他方の凸部67とは、その大きさや形状が異なっていてもよい。
また、凸部67は、二個の円柱である必要はない。例えば、一個の楕円柱や、一方の凸部67と他方の凸部67とを繋いで一体化したような形状であってもよい。この場合、収容部材穴部544および基板穴部612の形状は、凸部67の形状に合わせて適宜変更すればよい。
また、低粘度防湿材70はウレタン樹脂に限られず、同様に高粘度防湿材71はシリコーン樹脂に限られない。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について図10を参照して説明する。
この第二実施形態において、収容部材50および磁気検出回路60は、上記第一実施形態の構成に対して90度回転させた後に上下反転させた形態となっている。すなわち、収容部材50および磁気検出回路60は、ロータ30の上方に設けられている。収容部51は、ロータ30の径方向の内側へ向かって窪んだ容器状に形成されている。挿入口511および注入口521は、ロータ30の径方向の外側へ向かって開口している。また、注入口521は、挿入口511の下側に位置している。
磁気検出回路60は、回路基板61の面を水平すなわち回転中心軸線11に直角な方向に配置した形態で収容部51内に設けられている。センサケース63の凸部67は、ロータ30と反対側すなわち上方へ向かって突出している。外側壁部54は、収容部51を構成する壁部のうち回路基板61に対してロータ30と反対側すなわち上側に位置している。収容部材穴部544は、この上側に位置する外側壁部54に設けられている。コネクタ62には、外部回路に接続された図示しないコネクタが下方へ向かって挿入される。この場合も、コネクタ62の挿入方向と凸部67の突出方向とは平行になっている。そして、磁気センサ66を有するセンサケース63は、ロータ30の永久磁石34の上方に設けられている。
第二実施形態によれば、センサケース63をロータ30の径方向の外側に配置することが困難な場合に、永久磁石34の上側で磁気を検出することができる。そのため、例えばロータ30のフレーム31の内側に電磁鋼板を積層して構成したロータコア35を設け、ロータコア35の内部に、高価で強力なネオジム磁石で構成した永久磁石34を設ける場合において、永久磁石34は、フレーム31から上方へ突出させる必要がなく、その結果、高価なネオジム磁石で構成される永久磁石34の使用量を低減することができる。
以上、実施形態のモータによれば、収容部材は、ロータと反対側における収容部の壁部を貫いて収容部の内部と外部とを連通する収容部材穴部を有している。そしてセンサケースは、収容部材穴部に対応する位置にロータと反対側へ向かって突出する凸部を有し、該凸部を収容部材穴部に挿入することで収容部材に対する位置が決定される。これによれば、ロータに対してセンサケースの位置を精度よく決定できる。また、収容部材穴部はロータと反対側に設けられていることから、収容部材がステータに取り付けられた後もセンサケースの位置を容易に確認できる。同様に、収容部材穴部はロータと反対側に設けられていることから、収容部材穴部から防湿材などが漏れ出た場合にロータに付着し難く、また、付着した場合であっても拭き取り易い。したがたって、収容部材から防湿材などが漏れ出ることによる作業性の低下も抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10はモータ、20はステータ、30はロータ、34は永久磁石、50は収容部材、51は収容部、511は挿入口、521は注入口、544は収容部材穴部、545はコネクタ開口部、57は押圧部、60は磁気検出回路、61は回路基板、612は基板穴部、62はコネクタ、63はセンサケース、66は磁気センサ、70は低粘度防湿材(防湿材)、71は高粘度防湿材(防湿材)を示す。

Claims (6)

  1. ステータと、
    前記ステータに対して回転可能に設けられ、その回転方向に沿って複数の永久磁石を有するロータと、
    前記永久磁石の磁気を検出することにより前記ロータの回転位置を検出する磁気検出回路と、
    前記磁気検出回路を収容する収容部を有し前記ステータに設けられた収容部材と、を備え、
    前記磁気検出回路は、回路基板と、磁気センサを有し前記回路基板において前記ロータ側であって前記永久磁石の近傍に設けられたセンサケースと、を有し、
    前記収容部材は、前記ロータと反対側における前記収容部の壁部を貫いて前記収容部の内部と外部とを連通する収容部材穴部を有し、
    前記センサケースは、前記収容部材穴部に対応する位置に前記ロータと反対側へ向かって突出する凸部を有し該凸部を前記収容部材穴部に挿入することで前記収容部材に対する位置が決定されるモータ。
  2. 前記回路基板は、前記凸部に対応する位置に該回路基板を貫く基板穴部を有し該基板穴部に前記凸部を挿入させることで前記センサケースに対する位置が決定される請求項1記載のモータ。
  3. 前記収容部材は、前記収容部において前記ロータと反対側にあって前記回路基板を前記収容部の前記ロータ側の壁面へ押圧する押圧部を有する請求項1または2記載のモータ。
  4. 前記収容部材は、前記収容部に連通して前記磁気検出回路が挿入される挿入口と、前記収容部に連通して防湿用の防湿材が注入される注入口と、を有する請求項1から3いずれか一項記載のモータ。
  5. 前記磁気検出回路は、前記回路基板に設けられ外部と接続されるコネクタを有し、該コネクタの挿入方向は、前記凸部の突出方向に平行である請求項1から4いずれか一項記載のモータ。
  6. 前記収容部材は、前記コネクタを前記収容部の外側へ露出させるコネクタ開口部を有し、
    前記磁気検出回路は、前記回路基板の面方向における前記コネクタ開口部側が高粘度防湿材によって覆われ、前記コネクタ開口部と反対側が前記高粘度防湿材よりも粘度の低い低粘度防湿材によって覆われている請求項5記載のモータ。
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