JP5818028B2 - 利得・歪み特性安定化方法および回路 - Google Patents

利得・歪み特性安定化方法および回路 Download PDF

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Description

本発明は、電力増幅器(ハイパワーアンプ)に関し、特に、ハイパワーアンプの信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させる、利得・歪み特性安定化方法および回路に関する。
WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)やLTE(long term evolution)などの次世代ワイヤレスモバイルネットワークでは高速化が図られ、その伝送速度は数十Mbpsに達する。一般に、伝送速度が上がるにつれて、無線データ通信用基地局に搭載された送信用ハイパワーアンプの消費電力は増加する。消費電力の増加は発熱量の増加を伴い、冷却のために、基地局の物理スペースが増加する。基地局を小型化し、かつ、運用コストを削減するため、ハイパワーアンプを高効率化することが求められている。
近年、高効率なハイパワーアンプを実現するため、信号増幅用トランジスタとして、GaN−HEMT(高電子移動度トランジスタ:High Electron Mobility Transistor)が利用されることがある。GaNは高い破壊電界強度と大きな飽和電子速度を持つので、GaNを電子走行層として用いたHEMT(GaN−HEMT)は、信号増幅器として高効率動作を実現できる。さらに、DPD(Digital Pre−Distortion)で出力信号の歪みを補正することによって、ハイパワーアンプをより飽和電力に近い状態で使用でき、効率を向上させることができる。
しかしながら、GaN−HEMTは、結晶内の電子トラップによって特性が変動することがある。簡易的には、高周波信号をオンの状態からオフの状態に切り替えた後、ドレイン電流の低下によって、上記特性の変動を確認できる。このドレイン電流の過度応答は、この技術分野において「Idsqドリフト」と呼ばれている。
Idsqドリフトは、高ドレイン電圧下において、GaNバッファ層に電子がトラップされることにより起こる。このトラップされた電子は、時間の経過とともに徐々に放出される。それに伴い、GaN−HEMTもIdsqドリフト状態から徐々に回復し、数秒から数分のオーダーで通常の状態に戻る。
この通常状態に戻るまでの時間は、温度やバイアスによって変化する。一般に、トラップされた電子は高温であるほど早く放出される。よって、高温時の方が、低温時よりも早く、Idsqドリフト状態から回復する。また、ゲートバイアス電圧を浅くすることによっても、トラップされた電子が多く放出されるため、Idsqドリフトから早く回復する。
Idsqドリフトの高周波特性に対する影響として、まず、ドレイン電流の減少による利得の低下がある。
次に、メモリ効果の増加がある。ここで、「メモリ効果」とは、アンプ出力が現在のアンプ入力のみから決まらず、過去のアンプ入力の影響も受ける現象をいう。メモリ効果の増加は、DPDによる歪み補償を困難にし、歪み特性を劣化させる。
Idsqドリフトについては、特許文献1のように、GaN−HEMTの製造過程において、抑制のための対策が講じられている。
GaN−HEMTを用いたハイパワーアンプと、出力信号の歪みを補償するDPDとを組み合わせた信号増幅系において、GaN−HEMTの特性により、以下のような問題が起こることがある。
まず、入力電力が短時間に低下した直後、利得が大きく減少し、要求される出力が得られなくなる。
次に、動作温度の変化によって、歪み特性が大幅に劣化する。一般的に、アンプは動作温度が上昇するほど、歪み特性が劣化する。これは、アンプの飽和電力が低下することが原因である。しかし、上記の信号増幅系においては、低温時においても歪み特性の劣化が見られる。
これらの問題は、GaN−HEMTにドレイン電流の過度応答現象が起こったことが原因である。
Idsqドリフトは、ドレイン電流を低下させ、これにより利得が低下する。また、メモリ効果が悪化し、これによりDPDによる出力信号歪みの補償が困難になり、歪み特性が劣化する。
前述したように、特許文献1では、GaN−HEMTの製造過程において、Idsqドリフト抑制のための対策を講じている。しかしながら、Idsqドリフトの無視できないデバイスもある。そのため、GaN−HEMTを駆動させる回路においても対策を講じる必要がある。
尚、このような対策は、GaN−HEMTを用いたハイパワーアンプのみに講じる必要があるものではなく、GaN−HEMT以外の信号増幅用トランジスタを用いたハイパワーアンプにも講じる必要がある場合もある。
特開2009−59945号公報
本発明の目的は、ハイパワーアンプの信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させることができる、利得・歪み特性安定化方法および回路を提供することにある。
本発明の利得・歪み特性安定化方法は、所定の繰り返し周期で間欠的に高周波信号が供給されるハイパワーアンプの、信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させる利得・歪み特性安定化方法であって、ハイパワーアンプのゲート端子に印加されるゲートバイアス電圧を、高周波信号が供給されていない期間に、一時的に浅くするゲートバイアス制御段階を備え、それによってハイパワーアンプのドリフト状態を回復させることを特徴とする。
また、本発明の利得・歪み特性安定化回路は、所定の繰り返し周期で間欠的に高周波信号が供給されるハイパワーアンプの、信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させる利得・歪み特性安定化回路であって、ハイパワーアンプのゲート端子に印加されるゲートバイアス電圧を、高周波信号が供給されていない期間に、一時的に浅くするゲートバイアス制御回路を備え、それによってハイパワーアンプのドリフト状態を回復させることを特徴とする。
本発明に係る利得・歪み特性安定化回路は、ハイパワーアンプの信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させることができる。
図1は本発明の実施の形態に係る利得・歪み特性安定化回路(ハイパワーアンプ)の構成を示すブロック図である。
図2は本発明の第1の実施例に係る利得・歪み特性安定化回路(ハイパワーアンプ)の構成を示す回路図である。
図3は図2に示した利得安定化回路(ハイパワーアンプ)の動作を説明するためのタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る利得・歪み特性安定化回路(ハイパワーアンプ)100の構成を示すブロック図である。図示の利得・歪み特性安定化回路(ハイパワーアンプ)100は、信号増幅用トランジスタQ1と、パルス入力端子10と、バイアス電位調整器20とから構成される。パルス入力端子10とバイアス電位調整器20との組み合わせは、ゲートバイアス制御回路120と呼ばれる。
尚、信号増幅用トランジスタQ1のゲート端子は入力端子P1に接続され、ドレイン端子は出力端子P2に接続され、ソース端子は接地されている。また、信号増幅用トランジスタQ1のドレイン端子には、ドレインバイアス電圧として、一定のドレイン電圧Vddが供給されている。尚、このハイパワーアンプ100の信号増幅用トランジスタQ1には、GaN−HEMTが使用されているとする。
パルス入力端子10に入力された制御パルス(パルス信号)に基づいて、バイアス電位調整器20は、GaN−HEMT Q1のゲート端子に印加するゲートバイアス電圧Vgsを生成する。このゲートバイアス電圧Vgsは、供給される間欠的な高周波信号の周期T(図3のA参照)に合わせて変動し、高周波信号が入力されていない期間TOFF(図3のA参照)において、一時的に電圧が上昇する。
このように、ゲートバイアス電圧Vgsを、高周波信号が供給されていない期間TOFFに一時的に高く(浅く)することによって、GaN−HEMT Q1をIdsqドリフト状態から回復させる。高周波信号供給時、GaN−HEMT Q1は、Idsqドリフトを最小限に抑えた状態で動作できるため、上記問題の発生を防止することができる。
以下、本発明の第1の実施例について、TDD(Time Division Duplex)方式にてデータ通信を行う無線通信基地局の送信用ハイパワーアンプ100に適用した場合を例に挙げて説明する。このハイパワーアンプ100の信号増幅用トランジスタQ1には、GaN−HEMTが使用されているとする。また、このGaN−HEMT Q1は、Idsqドリフトの起こり得る特性を持つこととする。
図2は第1の実施例に係る利得・歪み特性安定化回路(ハイパワーアンプ)100の回路図である。図3はその利得・歪み特性安定化回路(ハイパワーアンプ)100の動作を説明するためのタイムチャートである。
GaN−HEMT Q1のドレイン端子には、ドレインバイアス電圧Vddが供給され、ゲート端子にはゲートバイアス電圧Vgsが印加され、ソース端子は接地されている。また、GaN−HEMT Q1はAB級で動作させられる。
TDD方式では、同一周波数帯を用いて送受信を時間的に交互に行う。そのため、入力端子P1には所定の繰り返し周期Tで間欠的に高周波信号が入力される。入力された信号は、GaN−HEMT Q1で増幅され、出力端子P2から出力信号として出力される。
パルス入力端子10には、ゲートバイアス電圧Vgsを制御するパルス信号(制御パルス)が入力される。このパルス信号(制御パルス)は、間欠的な高周波信号と同じ周期Tで変動する。
バイアス電位調整器20では、パルス入力端子10から入力された制御パルスに同期して、ゲートバイアス電圧Vgsを変化させる。
バイアス電位調整器20は、トランジスタT1と、抵抗器R1と、オペアンプOP1とから構成される。
本実施例では、トランジスタT1としてpチャンネル接合型FET(Field Effect Transistor)を使用している。トランジスタT1のゲート端子は、パルス入力端子10に接続され、ソース端子には第1の電圧V1が印加され、ドレイン端子はオペアンプOP1の非反転入力端子に接続されている。また、トランジスタT1のドレイン端子には、抵抗器R1を介して第2の電圧V2が印加されている。オペアンプOP1の反転入力端子は、オペアンプOP1の出力端子に接続されている。そして、オペアンプOP1の出力端子は、GaN−HEMT Q1のゲート端子に接続されている。
トランジスタT1は入力されたパルス信号に応じて、第1の電圧V1と第2の電圧V2の切り替えスイッチの役割を担う。制御パルスがHighのときには第2の電圧V2が、制御パルスがLowのときには第1の電圧V1がゲートバイアス電圧Vgsとして出力され、GaN−HEMT Q1のゲート端子に印加される。
GaN−HEMT Q1は、第1の電圧V1によってAB級で動作させられる。第1の電圧V1をGaN−HEMT Q1のゲート端子に印加し、高周波信号が入力されていないときのドレイン電流(待機電流と呼ぶ)をIds_setとする。第2の電圧V2は、待機電流がIds_setの3倍程度になるように設定される。GaN−HEMTを用いるため、第1の電圧V1と第2の電圧V2とは負電圧であり、第2の電圧V2は第1の電圧V1よりも高い。第1および第2の電圧V1,V2の電圧値は、使用するGaN−HEMTによって異なり、個別に調整する必要がある。
本実施例では、オペアンプOP1をボルテージフォロアとして用いている。これは、GaN−HEMT Q1のゲート−ソース間に流れる電流が他のFETに比べ大きく、数十mA程度流れることがあるためである。なおかつ、ゲート−ソース間電流は、GaN−HEMTの動作温度や、累計駆動時間などによって変動することがある。そこで、GaN−HEMT Q1の安定動作のため、ボルテージフォロアを用いている。
以上の説明から明らかなように、ゲートバイアス制御回路120は、ハイパワーアンプ(信号増幅用トランジスタ)Q1のゲート端子に印加される電圧Vgsを、高周波信号が供給されていない期間TOFFに、一時的に浅くする回路である。そして、このゲートバイアス制御回路120は、高周波信号が供給されてない期間TOFFの所定の期間Tだけ制御パルスを入力するパルス入力端子10と、この入力された制御パルスに応じて、ゲートバイアス電圧Vgsを変化させるバイアス電位調整器20とから構成される。
また、バイアス電位調整器20において、トランジスタT1と抵抗器R1とオペアンプOP1との組み合わせは、電位切替え回路22として動作し、ボルテージフォロアであるオペアンプOP1は、供給回路24として働く。すなわち、電位切替え回路22は、制御パルスが入力されていないときは、第1の電圧V1を切り替えた電圧として出力し、制御パルスが入力されたときに、第1の電圧V1よりも高い第2の電圧V2を上記切り替えた電圧として出力する回路である。供給回路24は、この切り替えた電圧をゲートバイアス電圧Vgsとして、信号増幅用トランジスタQ1のゲート端子へ供給する回路である。
次に、図2の回路図と図3のタイムチャートとを参照して、本実施例の動作について説明する。
図3において、タイムチャートAは、入力端子P1に入力される間欠的な高周波信号の時間変動を示す。本実施例では、間欠的な高周波信号の繰り返し周期Tは5msを、高周波信号が入力される長さTONは3msを想定する。また、タイムチャートBは、パルス入力端子10に入力される制御パルスを示す。ここでは、この制御パルスを「Vgs制御パルス」と呼ぶ。タイムチャートCは、GaN−HEMT Q1のゲート端子に印加されるゲートバイアス電圧Vgsの時間変動を示す。
まず、タイムチャートAのように、時刻t1から時刻t2までの期間TONに高周波信号が入力されるとする。このとき、Vgs制御パルスはLowのままである(図3のタイムチャートB参照)。
高周波信号が入力されない、時刻t2から時刻t5までの期間TOFFのうち、時刻t3から時刻t4までの所定の期間Tに、Vgs制御パルスはHighとなる。本実施例では、時刻t3から時刻t4までの時間(所定の期間)Tは0.1msとする。
Vgs制御パルスがLowのとき、トランジスタT1はオンとなり、タイムチャートCで示されるように、ゲートバイアス電圧Vgsは第1の電圧V1となる。一方、Vgs制御パルスがHighのとき、トランジスタT1はオフとなり、タイムチャートCが示すように、ゲートバイアス電圧Vgsは第2の電圧V2となる。よって、タイムチャートB、Cのように、Vgs制御パルスとゲートバイアス電圧Vgsとは、同期して変動する。
高周波信号が入力された後、GaN−HEMT Q1にはIdsqドリフトが起こっている。上記のように、高周波信号が入力されていない期間TOFFに、一時的にゲートバイアス電圧Vgsを高く(浅く)することで、出力信号に影響を与えずに、GaN−HEMT Q1をIdsqドリフト状態から回復させる。
以上により、高周波信号が入力される期間TONにおける、GaN−HEMTQ1のIdsqドリフトを最小限に抑え、利得の低下、歪み特性の劣化を防ぐことができる。
本実施例では、上記のように、時刻t3から時刻t4までの間隔(所定の期間)Tを0.1msとした。この時間Tが長いほど、GaN−HEMTを確実にIdsqドリフトから回復させることができる。ただし、ドレインバイアス電圧Vddを与えている状態でゲートバイアス電圧Vgsを高くするため、待機電流が増加し、消費電力が増加する。よって、時刻t3から時刻t4までの間隔(所定の期間)Tは、Idsqドリフトの影響を防ぐことのできる最短の時間に設定する必要がある。
次に、本発明の第1の実施例の効果について説明する。この本発明の第1の実施例の効果は、以上で説明したように、高周波信号が入力されていない期間TOFFに、Idsqドリフト状態から回復させることによる。
第1の効果は、入力される高周波信号の電力が短時間で減少したときの、信号増幅用トランジスタQ1の利得の回復を早めることで、要求される出力レベルが常に得られることである。
第2の効果は、Idsqドリフトに起因するメモリ効果の増加から、信号増幅用トランジスタQ1を早く回復させることで、DPDによる歪み補償を有効にし、出力信号の歪み特性の劣化を防ぐことである。
以上、実施例を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、本発明は、上記実施例のように、GaN−HEMTを用いたハイパワーアンプのみに限定されるものではなく、GaN−HEMT以外の信号増幅用トランジスタにおいても利用できる。ただし、利用するトランジスタの種類によって、与えるゲートバイアス電圧は適宜変える必要がある。
また、上記実施例では、GaN−HEMTのドレイン端子に与えるドレインバイアス電圧Vddを一定にしているが、変動させても良い。例えば、ドレイン端子に電圧を与えている状態で、ゲートバイアス電圧を浅くすれば、ドレイン電流が多く流れ、消費電力が増加する。上記実施例では、ゲートバイアス電圧を浅くする時間(所定の期間)Tを短くすることによって、消費電力を抑えている。一方、ゲートバイアス電圧Vgsを浅くする所定の期間Tにおいて、ドレインバイアス電圧Vddを低くすることによっても、消費電力を抑えることができる。
また、本発明は、図3のタイムチャートの、時刻t2から時刻t3までの期間TOFF1、又は、時刻t4から時刻t5までの期間TOFF2の、ゲートバイアス電圧Vgsや、ドレインバイアス電圧Vddを制限しない。例えば、上記の期間TOFF1、TOFF2において、ゲートバイアス電圧Vgsを深くする、又は、ドレインバイアス電圧Vddをオフにすることによって、本発明の効果を妨げずに、消費電力を低くすることができる。
更に、本発明は、増幅用トランジスタが単体のハイパワーアンプに限定されるものではない。ドハティアンプのように複数の増幅用トランジスタを用いた場合においても利用できる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 所定の繰り返し周期で間欠的に高周波信号が供給されるハイパワーアンプの、信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させる利得・歪み特性安定化方法であって、
前記ハイパワーアンプのゲート端子に印加されるゲートバイアス電圧を、前記高周波信号が供給されていない期間に、一時的に浅くするゲートバイアス制御段階を備え、
それによって前記ハイパワーアンプのドリフト状態を回復させることを特徴とする利得・歪み特性安定化方法。
(付記2) 前記ハイパワーアンプは、前記間欠的な高周波信号が前記ゲート端子に供給される信号増幅用トランジスタを含み、
前記ゲートバイアス制御段階は、
前記高周波信号が供給されていない期間内の所定の期間だけ制御パルスを入力するパルス入力段階と、
該入力された制御パルスに同期して、前記ゲートバイアス電圧を変化させるバイアス電位調整段階と、
を含む付記1に記載の利得・歪み特性安定化方法。
(付記3) 前記バイアス電位調整段階は、
前記制御パルスが入力されていないときは、第1の電圧を切り替えた電圧として出力し、前記制御パルスが入力されたときに、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧を前記切り替えた電圧として出力する電位切替え段階と、
前記切り替えた電圧を前記ゲートバイアス電圧として、前記信号増幅用トランジスタの前記ゲート端子へ供給する供給段階と、
を有する付記2に記載の利得・歪み特性安定化方法。
(付記4) 前記所定の期間の間、前記信号増幅用トランジスタのドレイン端子に印加されるドレインバイアス電圧を低くする段階を更に含む、
付記2又は3に記載の利得・歪み特性安定化方法。
(付記5) 前記高周波信号が供給されていない期間内の前記所定の期間を除く期間の間、前記ゲートバイアス電圧を深くする段階を更に含む、
付記2乃至4のいずれか1つに記載の利得・歪み特性安定化方法。
(付記6) 前記高周波信号が供給されていない期間内の前記所定の期間を除く期間の間、前記信号増幅用トランジスタのドレイン端子に印加されるドレインバイアス電圧をオフとする段階を更に含む、
付記2乃至4のいずれか1つに記載の利得・歪み特性安定化方法。
(付記7) 所定の繰り返し周期で間欠的に高周波信号が供給されるハイパワーアンプの、信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させる利得・歪み特性安定化回路であって、
前記ハイパワーアンプのゲート端子に印加されるゲートバイアス電圧を、前記高周波信号が供給されていない期間に、一時的に浅くするゲートバイアス制御回路を備え、
それによって前記ハイパワーアンプのドリフト状態を回復させることを特徴とする利得・歪み特性安定化回路。
(付記8) 前記ハイパワーアンプは、前記間欠的な高周波信号が前記ゲート端子に供給される信号増幅用トランジスタを含み、
前記ゲートバイアス制御回路は、
前記高周波信号が供給されていない期間内の所定の期間だけ制御パルスを入力するパルス入力端子と、
該入力された制御パルスに同期して、前記ゲートバイアス電圧を変化させるバイアス電位調整器と、
を有する付記7に記載の利得・歪み特性安定化回路。
(付記9) 前記信号増幅用トランジスタは、GaN−HEMTからなる、付記8に記載の利得・歪み特性安定化回路。
(付記10) 前記バイアス電位調整器は、
前記制御パルスが入力されていないときは、第1の電圧を切り替えた電圧として出力し、前記制御パルスが入力されたときに、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧を前記切り替えた電圧として出力する電位切替え回路と、
前記切り替えた電圧を前記ゲートバイアス電圧として、前記信号増幅用トランジスタの前記ゲート端子へ供給する供給回路と、
を有する付記8又は9に記載の利得・歪み特性安定化回路。
(付記11) 前記電位切替え回路は、
前記制御パルスが供給されるゲート端子と、前記第1の電圧が供給されるソース端子と、当該電位切替え回路の出力端に接続されたドレイン端子と、を持つpチャネル電界効果トランジスタと、
一端に前記第2の電圧が供給され、他端が当該電位切替え回路の出力端に接続された抵抗器と、
を有する付記10に記載の利得・歪み特性安定化回路。
(付記12) 前記供給回路がボルテージフォロアから構成される、付記10又は11に記載の利得・歪み特性安定化回路。
本発明は、TDD方式を採用した携帯電話などの無線データ通信に用いる基地局の、送信用ハイパワーアンプに利用され得る。
この出願は、2011年2月15日に出願された、日本特許出願第2011−029274号からの優先権を基礎として、その利益を主張するものであり、その開示はここに全体として参考文献として組み込まれる。

Claims (12)

  1. 所定の繰り返し周期(T)で間欠的に高周波信号が供給されるハイパワーアンプの、信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させる利得・歪み特性安定化方法であって、
    前記ハイパワーアンプのゲート端子に印加されるゲートバイアス電圧を、前記高周波信号が供給されていない期間(TOFF)の内で、前記高周波信号がONからOFFに切り替わる直後の期間(TOFF1)と前記高周波信号がOFFからONに切り替わる直前の期間(TOFF2)とを除く、所定の期間(T)に、一時的に浅くするゲートバイアス制御段階を備え、
    それによって前記ハイパワーアンプのドリフト状態を回復させることを特徴とする利得・歪み特性安定化方法。
  2. 前記ハイパワーアンプは、前記間欠的な高周波信号が前記ゲート端子に供給される信号増幅用トランジスタを含み、
    前記ゲートバイアス制御段階は、
    前記高周波信号が供給されていない期間(TOFF)内の前記所定の期間(T)だけ制御パルスを入力するパルス入力段階と、
    該入力された制御パルスに同期して、前記ゲートバイアス電圧を変化させるバイアス電位調整段階と、
    を含む請求項1に記載の利得・歪み特性安定化方法。
  3. 前記バイアス電位調整段階は、
    前記制御パルスが入力されていないときは、第1の電圧を切り替えた電圧として出力し、前記制御パルスが入力されたときに、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧を前記切り替えた電圧として出力する電位切替え段階と、
    前記切り替えた電圧を前記ゲートバイアス電圧として、前記信号増幅用トランジスタの前記ゲート端子へ供給する供給段階と、
    を有する請求項2に記載の利得・歪み特性安定化方法。
  4. 前記所定の期間の間、前記信号増幅用トランジスタのドレイン端子に印加されるドレインバイアス電圧を低くする段階を更に含む、
    請求項2又は3に記載の利得・歪み特性安定化方法。
  5. 前記高周波信号が供給されていない期間(TOFF)内の前記所定の期間(T)を除く期間の間、前記ゲートバイアス電圧を深くする段階を更に含む、
    請求項2乃至4のいずれか1つに記載の利得・歪み特性安定化方法。
  6. 前記高周波信号が供給されていない期間(TOFF)内の前記所定の期間(T)を除く期間の間、前記信号増幅用トランジスタのドレイン端子に印加されるドレインバイアス電圧をオフとする段階を更に含む、
    請求項2乃至4のいずれか1つに記載の利得・歪み特性安定化方法。
  7. 所定の繰り返し周期(T)で間欠的に高周波信号が供給されるハイパワーアンプの、信号利得と出力信号の歪み特性とを安定化させる利得・歪み特性安定化回路であって、
    前記ハイパワーアンプのゲート端子に印加されるゲートバイアス電圧を、前記高周波信号が供給されていない期間(TOFF)内で、前記高周波信号がONからOFFに切り替わる直後の期間(TOFF1)と前記高周波信号がOFFからONに切り替わる直前の期間(TOFF2)とを除く、所定の期間(T)に、一時的に浅くするゲートバイアス制御回路を備え、
    それによって前記ハイパワーアンプのドリフト状態を回復させることを特徴とする利得・歪み特性安定化回路。
  8. 前記ハイパワーアンプは、前記間欠的な高周波信号が前記ゲート端子に供給される信号増幅用トランジスタを含み、
    前記ゲートバイアス制御回路は、
    前記高周波信号が供給されていない期間(TOFF)内の前記所定の期間(T)だけ制御パルスを入力するパルス入力端子と、
    該入力された制御パルスに同期して、前記ゲートバイアス電圧を変化させるバイアス電位調整器と、
    を有する請求項7に記載の利得・歪み特性安定化回路。
  9. 前記信号増幅用トランジスタは、GaN−HEMTからなる、請求項8に記載の利得・歪み特性安定化回路。
  10. 前記バイアス電位調整器は、
    前記制御パルスが入力されていないときは、第1の電圧を切り替えた電圧として出力し、前記制御パルスが入力されたときに、前記第1の電圧よりも高い第2の電圧を前記切り替えた電圧として出力する電位切替え回路と、
    前記切り替えた電圧を前記ゲートバイアス電圧として、前記信号増幅用トランジスタの前記ゲート端子へ供給する供給回路と、
    を有する請求項8又は9に記載の利得・歪み特性安定化回路。
  11. 前記電位切替え回路は、
    前記制御パルスが供給されるゲート端子と、前記第1の電圧が供給されるソース端子と、当該電位切替え回路の出力端に接続されたドレイン端子と、を持つpチャネル電界効果トランジスタと、
    一端に前記第2の電圧が供給され、他端が当該電位切替え回路の出力端に接続された抵抗器と、
    を有する請求項10に記載の利得・歪み特性安定化回路。
  12. 前記供給回路がボルテージフォロアから構成される、請求項10又は11に記載の利得・歪み特性安定化回路。
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