JP5817242B2 - コンテンツ処理システム、コンテンツ処理装置、及びそのプログラム - Google Patents

コンテンツ処理システム、コンテンツ処理装置、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のルーム出力機能を有するコンテンツ処理装置と、コンテンツ処理装置のルーム出力機能を制御するコントローラとを備えるコンテンツ処理システムに関する。
AVアンプは、複数の音声及び映像用の入力端子を備え、入力端子から入力される音声及び映像信号を処理し、複数の音声出力端子及び映像出力端子から出力する。近年、多くのAVアンプはネットワークインターフェース(以下、ネットワークI/Fという。)を備え、ネットワークI/Fから入力される音声及び映像データを処理し、音声出力端子や映像出力端子から出力する。
ネットワーク機能の1つであるレンダラ機能を有するAVアンプはネットワークコントローラ(以下、コントローラという。)にネットワークを経由して自身のデバイス情報ファイルを送信し、AVアンプの存在を通知する。その結果、コントローラはAVアンプをレンダラとして認識する。そしてコントローラに接続される表示装置に、AVアンプがレンダラとして表示される。ユーザがコントローラを操作し、サーバのコンテンツとAVアンプとを指定すると、AVアンプによってサーバのコンテンツが再生される。
マルチゾーン出力に対応したAVアンプの場合、入力信号を増幅し、メインルームに配置されたスピーカへ出力すると同時に、異なる入力端子からの入力信号を、サブルームに配置されたスピーカへ出力することが可能である。たとえば、マルチゾーン出力に対応したAVアンプは、CDプレーヤからの入力信号をメインルーム(以下、メインゾーンという。)のスピーカへ出力し、同時にネットワーク上のコントローラから指定されたサーバのコンテンツデータを受信して処理し、サブルーム(以下、サブゾーンという。)のスピーカへ出力することが可能である。
ところで、マルチゾーン出力に対応したAVアンプがレンダラ機能を有する場合であっても、AVアンプはコントローラへ自機器が1つのレンダラデバイスであることを通知するので、コントローラはAVアンプを1つのレンダラと認識する。
ユーザがコントローラに表示されるAVアンプを指定し、操作すると、コントローラはAVアンプにコントロールパケットを送信する。コントロールパケットを受信するAVアンプは、コントロールパケットに記載される制御指示をメインゾーンとサブゾーンとの区別なく実行する。たとえばコントローラからAVアンプに再生停止の制御指示が送信されると、AVアンプは、サーバからのコンテンツデータ受信を停止する。その結果、メインゾーン及びサブゾーンへの出力はすべて停止されるので、すべてのスピーカから音声が出力されなくなる。すなわち、ユーザはコントローラからAVアンプの各々のゾーンに対して異なる操作を行うことができない。
特開2009−44257号公報には、AVアンプが入力信号を増幅し、メインルームに配置されたスピーカへ出力し、同時に異なる入力端子からの入力信号を、サブルームに配置されたスピーカへ出力することが可能であることが記載されている。
特開22009−44257号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、コンテンツ処理装置の各々のルーム出力機能をネットワーク上のコントローラから個別に認識し、制御を可能とすることである。
本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ処理システムは、コントローラと、前記コントローラにネットワーク経由で接続可能なコンテンツ処理装置とを備え、前記コンテンツ処理装置が、コンテンツが入力される複数の入力部と、複数のルームに対応付けられ、複数のルームに配置されるコンテンツ受信装置に対して、コンテンツを出力する複数の出力部と、各ルームに配置される前記コンテンツ受信装置に対して、前記出力部からコンテンツを出力するように制御する出力制御手段と、前記各ルームに配置されるコンテンツ受信装置に前記出力部からコンテンツを出力する複数のルーム出力機能を、それぞれ1つのデバイスと定義して、デバイス情報を設定するデバイス設定手段と、前記デバイス設定手段によって設定された1又は複数の前記デバイス情報を前記コントローラに送信するデバイス情報送信手段とを備え、前記コントローラが、前記コンテンツ処理装置から1又は複数の前記デバイス情報を受信するデバイス情報受信手段と、受信した前記デバイス情報に基づいて、ユーザ操作に応じて制御対象のデバイスを選択する選択手段と、選択されたデバイスを制御する指示をコンテンツ送信装置に送信する指示送信手段とを備え、前記コンテンツ処理装置が、選択されたデバイスを制御する指示を前記コントローラから受信する指示受信手段と、選択されたデバイスに対応する前記ルーム出力機能を特定する特定手段と、特定された前記ルーム出力機能に対して、指示された処理を実行する処理手段とをさらに備える。
AVアンプのそれぞれのルーム出力機能を1つのデバイスとして定義する。コントローラはそのデバイスのデバイス情報をAVアンプから受信し、AVアンプの各々のルーム出力機能を異なるデバイスと認識できる。この結果、ユーザはコントローラからAVアンプのルーム出力機能を個別に操作することが可能となる。
好ましい実施形態においては、前記デバイス設定手段が、複数のルーム出力機能を1つのデバイスと定義して前記デバイス情報を設定し、前記特定手段が、選択されたデバイスに対応する複数の前記ルーム出力機能を特定し、前記処理手段が、特定された複数の前記ルーム出力機能に対して、指示された処理を実行する。
AVアンプは複数のルーム出力機能を任意に組み合わせたデバイスを定義し、デバイス情報を送信する。コントローラの表示部にはルーム出力機能の任意の組み合わせであるデバイスが表示される。この結果、ユーザはコントローラを操作し、AVアンプの任意のルーム出力機能を組み合わせて制御できる。
好ましい実施形態においては、前記デバイス情報がルートデバイスである上位デバイスと、前記ルートデバイスの下位階層に位置するデバイスである下位デバイスとを含み、前記デバイス設定手段が、前記デバイス情報の前記上位デバイスの情報に、前記コントローラが前記上位デバイスに対応するルーム出力機能を制御する情報を設定し、前記デバイス情報の前記下位デバイスの情報に、前記コントローラが前記上位デバイスに対応するルーム出力機能と、前記下位デバイスに対応するルーム出力機能とを制御する情報を設定する。
ユーザがコントローラにおいて下位デバイスを選択した場合、下位デバイスに対応する上位デバイスと下位デバイスの両方を制御するコマンドがAVアンプに送信される。その結果、ユーザはコントローラにおいて頻繁に利用するルーム出力機能を容易に選択でき、また、上位デバイスに追加して制御する下位のルーム出力機能を明確に認識でき、選択可能となる。
好ましい実施形態においては、前記コンテンツ処理装置が、前記ルーム出力機能毎に当該機能を有効または無効に設定する設定手段と、前記特定手段によって特定された前記ルーム出力機能が無効に設定されている場合に、前記特定手段によって特定された前記ルーム出力機能を無効から有効に変更する設定変更手段とをさらに備える。
AVアンプは、コントローラが制御するルーム出力機能が無効に設定されていても、自動的にルーム出力機能を有効に設定を変更するので、ユーザはAVアンプのゾーン出力設定の設定内容に関わらず、コントローラからAVアンプのルーム出力機能の制御を行うことが可能である。
好ましい実施形態においては、コントローラは受信した前記デバイス情報に基づいてデバイスリストを表示装置に表示させるデバイス情報表示制御手段をさらに備え、前記デバイス情報表示制御手段が、1つ以上のデバイスを上位デバイスと定義し、他のデバイスを前記上位デバイスに対する下位デバイスと定義して階層構造で前記デバイスリストを表示する。
コントローラの表示装置において上位デバイスが下位デバイスよりも上位の階層に表示されるので、ユーザはコントローラにおいて頻繁に利用するルーム出力機能を容易に選択でき、また、上位デバイスに追加して制御する下位のルーム出力機能を明確に認識でき、選択可能となる。
コントローラにおいてコンテンツ処理装置のルーム出力機能を個別に認識され、ユーザはコントローラからコンテンツ処理装置のルーム出力機能を個別に制御することが可能となる。
本発明の好ましい実施形態によるネットワークAVシステムの構成図である。 本発明の好ましい実施形態によるAVアンプ100の構成を示すブロック図である。 ゾーン出力設定テーブルである。 制御部11がDDDを生成するフローチャートである。 ゾーンデバイステーブル12Bである。 制御部11がゾーンデバイステーブル12Bを生成するフローチャートである。 サービスディスクリプション12Dである。 ゾーンデバイステーブル12Bである。 デバイスモデル1である。 コントローラ200の表示部に表示される画面である。 デバイスディスクリプションのひな型12Cである。 デバイスディスクリプションを生成するフローチャートである。 デバイスディスクリプションドキュメントである。 デバイスモデル2である。 コントローラ200の表示部に表示される画面である。 デバイスディスクリプションのひな型12Cである。 デバイスディスクリプションドキュメントである。 コントローラ200の表示部に表示される再生画面である。 AVアンプ100が受信するコントロールパケットである。 制御部11がコントロールパケットを受信するときのフローチャートである。 制御部11がアクションを実行するフローチャートである。 制御部11がコントロールパケットを受信するときのフローチャートである。 制御部11がコントロールパケットを受信するときのフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態によるAVアンプについて、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本発明の好ましい実施形態によるコンテンツ処理システムの構成図である。AVアンプ100は、UPnP(Universal Plug and Play)規格に従い、LAN等の任意のネットワークを介してコントローラ200及びサーバ300と接続可能である。
コントローラ200は、ネットワーク上のサーバ300を検索し、サーバ300の情報をコントローラ200に接続された表示部に表示する。コントローラ200の表示部はコントローラ本体のLCDディスプレイ、または外部接続されるテレビモニタなどである。AVアンプ100はコントローラ200に自身のデバイス情報ファイルを送信する。デバイス情報とは、デバイス名、デバイスカテゴリ、デバイスIDなどである。デバイスカテゴリとは、たとえばサーバ、レンダラ、コントローラであり、ネットワークデバイスとしての種別を示すものである。コントローラ200はデバイス情報ファイルを受信し、AVアンプ100をレンダラとして認識する。また、コントローラ200はサーバ300内のコンテンツ情報を取得して表示部に表示する。ユーザがコントローラ200を操作し、サーバ300内のコンテンツと、AVアンプ100とを指定すると、コントローラ200はAVアンプ100に対し、サーバ300のコンテンツのURLを送信する。AVアンプ100はコントローラ200から受信したサーバ300のコンテンツのURLにアクセスし、コンテンツデータを取得して再生する。なお、コンテンツとは、音楽データ、静止画データ、動画データなどのデジタルデータである。以下、コンテンツは音声データであるとして説明し、映像データについての説明は割愛する。
図2は、本発明の好ましい実施形態によるAVアンプ100の構成を示すブロック図である。AVアンプ100は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、通信部15、NETI/F16C、D/Aコンバータ17、デジタルセレクタ18、アナログセレクタ19、D/Aコンバータ20、ゾーン2セレクタ21A、ゾーン3セレクタ21B、メインボリュームコントローラ22A、ゾーン2ボリュームコントローラ22B、ゾーン3ボリュームコントローラ22C、増幅部23A、23B、23C、スピーカ出力端子24A、24B、及び24Cとを備える。
ソース機器16A及びソース機器16BはAVアンプ100に接続される入力デバイスであり、たとえばDVDプレーヤやCDプレーヤである。メインルームに設置されるメインスピーカ25AはAVアンプ100のスピーカ出力端子24Aに接続され、供給される音声信号を外部に出力する。ゾーン2ルームに設置されるゾーン2スピーカ25BはAVアンプ100の出力端子24Bに接続され、供給される音声信号を出力する。ゾーン3ルームに設置されるゾーン3スピーカ25CはAVアンプ100のスピーカ出力端子24Cに接続され、供給される音声信号を出力する。なお、ゾーンの数はこれに限定されない。
制御部11はデバイス情報ファイル(デバイスディスクリプションドキュメント、以下DDDという。)生成部11A、ゾーンデバイステーブル生成部11B及びゾーン出力設定更新部11Cを有する。
DDDとは、レンダラのデバイス情報を記載するファイルである。コントローラ200はAVアンプ100から受信するDDDを解析し、レンダラの詳細を認識する。制御部11はたとえばマイコンやCPUである。
記憶部12はゾーン出力設定12A、ゾーンデバイステーブル12B、DDDのひな型12C及びサービスディスクリプション12Dを有する。記憶部12は、たとえばROMやフラッシュメモリである。
操作部13はユーザから入力された指示を受け付ける。入力部13は、たとえばリモコンや、AVアンプ100上に配置されたボタンによる入力を受け付ける。入力された指示は、制御部11で解釈され、実行される。
表示部14は、AVアンプ100のFLやLCDディスプレイ、または外部接続されるTVモニタ等である。表示部14はAVアンプ100がサーバ300からコンテンツデータを受信して再生している間、再生しているコンテンツのコンテンツ情報(たとえば、アーティスト名や、楽曲タイトル、再生時間)等を表示する。
通信部15は、ネットワーク上のコントローラ200やサーバ300からの通信データを受信し、コントローラ200やサーバ300へ通信データを送信する。
図3はゾーン出力設定12Aである。ゾーン出力設定12Aはゾーンを識別するゾーンID、入力ソース名、ゾーン出力のオンオフ設定、及びゾーンスピーカから出力する音声信号の音量値などを管理する。たとえば、メインゾーンのゾーン出力設定は入力ソース名がNETであり、ゾーン出力のオンオフ設定がオンである。したがって、メインスピーカ25AからはNETI/F16Cから入力される音声信号が出力される。ゾーン2の出力設定に関しては、ゾーン出力のオンオフ設定がオフ設定である。したがって、ゾーン2スピーカ25Bから音声が出力されない。ゾーン3の出力設定に関しては、入力ソース設定がNETであり、ゾーン出力のオンオフ設定がオン設定であるので、NETI/F16Cから入力される音声信号が処理され、ゾーン3スピーカ25Cから音声が出力される。このゾーン出力設定12Aは表示部14に表示され、ユーザはAVアンプ100の操作部13からゾーン出力設定値を変更可能である。
NETI/F16Cから入力される音声信号は、D/Aコンバータ17でアナログ信号に変換される。制御部11は、ゾーン出力設定12Aを参照し、アナログセレクタ19が適切な入力端子から入力される音声信号を選択して次のデバイスへ出力するようにアナログセレクタ19を制御する。たとえば図3のゾーン出力設定の場合、制御部11は、NET/IF16Cからの音声信号をメインボリュームコントローラ22Aへ出力するよう制御する。
ゾーン2セレクタ21A及びゾーン3セレクタ21Bもアナログセレクタ19と同様に制御部11
によって、ゾーン出力設定12Aに設定された入力音声信号を選択し、次のデバイスへ伝送するよう制御される。たとえば図3のゾーン出力設定の場合、ゾーン2セレクタ21AはAVアンプ100に接続されるCDプレーヤからの入力音声信号を選択し、ゾーン3セレクタ21BはNET/IF16Cからの入力音声信号を選択して次のデバイスへ伝送するように制御される。
アナログセレクタ19、ゾーン2セレクタ21A及びゾーン3セレクタ21Bによって選択された音声信号は、それぞれメインボリュームコントローラ22A、ゾーン2ボリュームコントローラ22B、及びゾーン3ボリュームコントローラ22Cに入力される。ボリュームコントローラによって音声信号はゾーン出力設定12Aに設定されている音量値に設定される。そして音声信号は増幅部23A、23B、及び23Cによって増幅され、スピーカ出力端子24A、24B、及び24Cに接続されるメインスピーカ25A、ゾーン2スピーカ25B及びゾーン3スピーカ25Cから出力される。
AVアンプ100は別々の部屋に設置されたメインスピーカ25A、ゾーン2スピーカ25B及びゾーン3スピーカ25Cから、同時に異なる入力ソースから入力される音声信号を出力できる。
以上の構成を備えるAVアンプ100は、各ルーム(ゾーン)に配置されるコンテンツ受信装置(スピーカ25A〜25C)にコンテンツを出力するルーム出力機能を、それぞれ1つのデバイスとして設定し、デバイス情報(DDD)を生成する。そしてAVアンプ100はDDDをコントローラ200へ送信する。コントローラ200は受信するDDDに基づいてデバイスリストを表示部に表示する。コントローラ200でユーザが制御を所望するデバイスを選択すると、コントローラ200はデバイスを制御する指示をAVアンプ100へ送信する。AVアンプ100はコントローラ200から受信する指示からいずれのルーム出力機能を制御するかを特定する。そしてAVアンプ100は特定されるルーム出力機能に対して、コントローラ200から指示される処理を実行する。この結果、ユーザはコントローラ200を操作し、AVアンプ100のルーム出力機能を個別に制御することが可能となる。
[ゾーンデバイス生成の実施形態1]
以下、本発明の動作を説明する。図4は、AVアンプ100の制御部11がDDDを生成する第1及び第2の実施形態を説明するフローチャートである。
制御部11は、ゾーンデバイスを定義する(S11)。ゾーンデバイスとは、AVアンプ100がコントローラ200へ通知するレンダラデバイスである。たとえば、AVアンプ100がゾーン出力部を3つ備えていた場合は、メインゾーンデバイス、ゾーン2デバイス、及びゾーン3デバイスがゾーンデバイスとして生成される。
制御部11は、ゾーンデバイスに関する情報を管理するゾーンデバイステーブル12Bを生成する(S12)。図5は、制御部11が生成するゾーンデバイステーブル12Bである。ゾーンデバイステーブル12Bは生成されるゾーンデバイスごとに、Zone Device Name(ゾーンデバイス名)、UDN(ゾーンデバイスの識別番号)、SCPDURL(サービスディスクリプションのURL)、ControlURL(ゾーンデバイスのURL)を管理する。詳細については後述する。
図4に戻り、制御部11は、ゾーンデバイステーブル12Bを用い、DDDを生成する(S13)。生成されたDDDはAVアンプ100からコントローラ200に送信され、AVアンプ100の各々のゾーンデバイスがコントローラ200にレンダラとして認識される。
図6は制御部11がゾーンデバイステーブル12Bを生成する処理(S12)を示すフローチャートである。制御部11はゾーンデバイス名を生成する(S21)。ゾーンデバイス名は、ゾーンデバイスを認識可能な名称である。たとえば、S11で定義されたゾーンデバイスのゾーンデバイス名はZone−Main、Zone−2、Zone−3と生成される。
制御部11はゾーンデバイスのUDNを生成する(S22)。UDNとはデバイスの識別番号である。一般にUDNは、Macアドレス等の重ならない値から生成される。ゾーンデバイスごとに異なったUDNが設定される必要があるため、ゾーンデバイス名がUDNの先頭に付加され、ゾーンデバイスのUDNが生成される。
制御部11はゾーンデバイスのSCPDURLを設定する(S23)。SCPDURLとは、サービスディスクリプション12Dの所在情報である。コントローラ200は、SCPDURLに記載されているサービスディスクリプション12DをAVアンプ100からネットワーク経由で取得し、AVアンプ100が実行可能なサービス内容を取得する。なお、AVアンプ100は複数のサービスディスクリプション12Dを有していてもよい。たとえばメインゾーンデバイスのSCPDURLにはすべてのアクションを記述したサービスディスクリプション12Dの所在情報を設定し、サブゾーンのみのゾーンデバイスの場合はSCPDURLにアクションを制限したサービスディスクリプション12Dの所在情報を設定する。
図7はサービスディスクリプション12Dの一例を示す図である。サービスディスクリプション12Dは、AVアンプ100が実行可能なアクションを定義したxmlファイルである。<actionList>から</actionList>の間に記載されたアクションが、AVアンプ100が実行可能なアクションである。たとえば、Play、Next、SetVolume、Stopなどが記述されている。なお、引数やステート変数などの表記は省略する。
図6に戻り、制御部11は、ゾーンデバイスのcontolURLを生成する(S24)。contolURLとは、コントローラ200がAVアンプ100を制御するときに利用するURLである。コントローラ200はAVアンプ100を制御するとき、AVアンプ100のいずれのゾーンデバイスを操作するかということを、contolURLをコントロールパケットに記載してAVアンプ100に通知する。AVアンプ100はcontolURLを受信し、制御が要求されているゾーンデバイスを判断する。contolURLは、文字列“upnp/contol/”に、ゾーンデバイス名を付加した書式である。AVアンプ100がゾーンデバイスごとに共通の動作を実行する場合は、同一のcontolURLをゾーンデバイスに割り当てられる。
制御部11は、ゾーンデバイス名、ゾーンデバイスのUDN、SCPDURL、contolURLをゾーンデバイステーブル12Bに登録する(S25)。
制御部11は、AVアンプ100が有するすべてのゾーンがゾーンデバイスとして定義され、ゾーンデバイステーブル12Bに登録されたか否かを判断する(S26)。すべてのゾーンのゾーンデバイスが生成されていない場合(S26でNO)、残りのゾーンデバイス情報を生成し、ゾーンデバイステーブル12Bに登録する(S22〜S25)。すべてのゾーンのゾーンデバイスの情報がゾーンデバイステーブル12Bに記載されたと判断された場合(S26でYES)、処理を終了する。
制御部11がゾーンデバイステーブル12Bを用いて生成されるDDDをコントローラ200に送信すると、コントローラ200はメインゾーンデバイス、ゾーン2デバイス、及びゾーン3デバイスを異なるレンダラと認識する。その結果、ユーザはAVアンプ100のゾーン出力を個別に操作可能となる。
[ゾーンデバイス生成の実施形態2]
図8は、ゾーンデバイス生成の第2の実施形態に使用されるゾーンデバイステーブル12Bを示す。ゾーンデバイステーブル12Bは、AVアンプ100が有するすべてのゾーン出力部の組み合わせがゾーンデバイスとして定義され、生成される。たとえば、Zone−M+2は、メインゾーンとゾーン2とを組み合わせたゾーンデバイスである。コントローラ200の表示部には、ゾーンデバイステーブル12Bで定義されているゾーンデバイスがすべて異なったレンダラとして表示される。なお、実施形態2のゾーンデバイステーブル12Bも図6のフローチャートの処理によって生成されるので、説明を割愛する。
たとえばコントローラ200においてユーザによってゾーンデバイスZone−M+2が指定された場合、コントローラ200はゾーンデバイスZone−M+2のcontolURLを送信する。AVアンプ100は受信したパケットのcontolURLを判断し、ゾーン2とメインゾーンとを制御すると認識する。この結果、ユーザはAVアンプ100のメインゾーンとゾーン2とを同時に制御可能となる。
[ゾーンデバイスモデルの実施形態1]
図9は、AVアンプ100がコントローラ200に通知するデバイスモデルの実施形態1(以下、デバイスモデル1という。)である。デバイスモデルとは、ゾーンデバイスの構成形式である。デバイスモデル1では、ルートデバイスとして、Zone−Main、Zone−2、Zone−3、Zone−Main+Zone−2、Zone−Main+Zone−3、Zone−Main+Zone−2+Zone−3の6つのデバイスが定義される。また、各ルートデバイスはそれぞれサービスを有しており、ルートデバイスごとに異なる内容のサービスを有することができる。サービスとは上記したサービスディスクリプション12Dに記載されるサービスである。
図10は、本デバイスモデルを適用したときにコントロールポイント200に表示される表示画面である。コントローラ200の表示画面にはサーバ300のコンテンツリストが表示されている。ユーザは、サーバ300のArtist XのAlbum XのTrack 2を選択し、Play Toメニューによって、再生するレンダラを選択する。Play Toとは、サーバ300のコンテンツをPlayToの右側に表示されるレンダラで再生することを指示するメニューである。Play Toメニューが選択されると、AVアンプ100のゾーンデバイスの一覧が表示される。デバイスモデル1の場合、すべてのゾーンデバイスがルートデバイスであるので、すべてのゾーンデバイスがトップデバイスとして表示される。
図11は、デバイスモデル1のDDDのひな型12Cを示す図である。DDDのひな型12Cの(a)〜(e)の符号が付されている部分は、ゾーンデバイステーブル12Bの(a)〜(e)に対応する。符号(a)はゾーンデバイス名、符号(b)はプロダクト名(AVアンプの製品名)、(c)はcontolURL、(d)はSCPDURL、(e)はゾーンデバイスのUDNを示す。
図12は、制御部11がDDDのひな型12CからDDDを生成するフローチャートを示す。制御部11は、DDDのひな型12Cを開く(S31)。
制御部11は、カーソルを、ゾーンデバイステーブル12Bの1行目にセットする(S32)。カーソルとは、データベースで現在操作している行を示すデータ要素のことである。
制御部11は、ゾーンデバイステーブル12Bのゾーンデバイス数を取得し、ZoneDevNumに記憶する(S33)。
制御部11は、DDDのひな型12Cで(f)と記載された部分(<device>から</device>まで)をコピーし(S34)、DDDのひな型12Cの(g)と記載された位置にZoneDevNum数個挿入する(S35)。ここまでの処理により、ゾーンデバイス数個のルートデバイスを有するDDDのひな型12Cが生成される。
制御部11は、ゾーンデバイステーブル12Bに記載される(a)〜(e)の値を、DDDのひな型12Cの同一の符号が付されている部分に適用する(S36)。
制御部11は、カーソルがゾーンデバイステーブル12Bの最後になっているか否かを判断する(S37)。カーソルがゾーンデバイステーブル12Bの最後を指していないと判断された場合(S37でNO)、制御部11はカーソルを次の行に移動する(S38)。そして、制御部11はカーソルが当たっている行のデータをフェッチする(S39)。そして、制御部11はDDDのひな型12Cに記載された次のdeviceタグに移り(S40)、ゾーンデバイステーブル12Bに記載の(a)から(e)の値でDDDのひな型12Cの(a)から(e)を置換する(S36)。カーソルがゾーンデバイステーブル12Bの最後を指していると判断された場合(S37でYES)、処理を終了する。
以上の処理によってDDDのひな型12Cから、デバイスモデル1のDDDが生成される。図13は、生成されるDDDを示す。なお、図13のDDDにおいてZone−3とZone−M+2+3とのゾーンデバイスは記載を省略している。なお、AVアンプ100はあらかじめ記憶部12に生成済みのDDDを記憶しておいてもよい。
[ゾーンデバイスモデルの実施形態2]
図14は、デバイスモデルの実施形態2(以下、デバイスモデル2という。)を示す。デバイスモデル2では、メインゾーンのみのゾーンデバイスがルートデバイスとして定義される。そして、ゾーン2やゾーン3のようなサブゾーンを含むデバイスがメインゾーンの下位デバイス(以下、エンベデッドデバイスという。)として定義される。
図15はAVアンプ100がデバイスモデル2のDDDをコントローラ200に通知したときにコントローラ200の表示部に表示される画面を示す。コントローラ200の表示部には、メインゾーンデバイス(TX−DMR−Zone−Main)が上位デバイスとして表示され、サブゾーンを含むゾーンデバイスは、メインゾーンデバイスの下位デバイスとして表示される。ユーザがTX−DMR−Zone−Mainを選択した場合、下位層のデバイスとして、TX−DMR−Zone−2、TX−DMR−Zone−3、TX−DMR−Zone−2+3が表示される。たとえば、ユーザがTX−DMR−Zone−Mainを選択した場合は、AVアンプ100のメインゾーン出力部のみが制御対象となり、TX−DMR−Zone−2を選択したときは、メインゾーンとゾーン2とが制御対象となる。
図16にデバイスモデル2のDDDのひな型12Cを記載した。デバイスモデル2のDDDのひな型において最も外側の<device>から</device>に記載されるデバイスがルートデバイスであり、メインゾーンデバイスの情報が記載される。そして、メインゾーンデバイスの中にエンベデッドデバイスを記載するための<deviceList>が定義されている。<deviceList>から</deviceList>の中に下位デバイスとして定義するエンベデッドデバイス情報が記載される。
デバイスモデル2のDDDを生成する処理も図12のフローチャートに従うので、説明は割愛する。図17はDDDのひな型12Cから生成されるデバイスモデル2のDDDを示す。本実施形態によると、ユーザがメインルームのスピーカ25Aから音声出力を所望する場合、メインゾーンに加えてどのサブゾーンから音声を出力するかをユーザが明確に認識でき、容易に設定可能となる。メインゾーンはユーザが最も使用することが多いので、コントローラ200においてメインゾーンデバイスがトップ階層に表示されることが有効である。
デバイスモデルの変形例として、デバイスモデル2において、ルートデバイスをゾーン2デバイスまたはゾーン3デバイスとし、メインゾーンデバイスをゾーン2デバイスまたはゾーン3デバイスのエンベデッドデバイスとしたデバイスモデルを定義してもよい。さらに、それらすべてのゾーンデバイスが1つのDDDに記載されてもよい。さらに、エンベデッドデバイスの中にさらにエンベデッドデバイスを含むデバイスモデルを定義してもよい。また、複数のデバイスモデルの候補がAVアンプ100の表示部14に表示され、ユーザがAVアンプ100の操作部13から使用するデバイスモデルを選択可能としてもよい。
図18は、ユーザが図10または図15の画面に表示されるデバイスを選択したときにコントローラ200の表示部に表示される画面を示す。以下、この画面をRemotePlayback画面という。RemotePlayback画面には、ユーザによって指定されたレンダラ名26A、レンダラのアイコン画像26B、レンダラで再生されているコンテンツのコンテンツ情報26C、再生進捗バー26D、停止ボタン26E、一時停止ボタン26F、スキップボタン26G、スキップバックボタン26H、及び音量調整バー26I等が表示される。なお、一時停止ボタン26Fは、再生中は一時停止ボタンであり、停止中または一時停止中は再生ボタン表示に切り替わる。なお、レンダラ名26AはDDDのfriendlyNameタグの値が表示される。レンダラのアイコン画像26Bは、コントローラ200がAVアンプ100に要求して取得される。再生進捗バー26D等はAVアンプ100からコントローラ200へ通知される情報を用いて表示される。
[コントロールパケット受信時の実施形態1]
図19は、ユーザによってコントローラ200が操作されたときに、コントローラ200がAVアンプ100へ送信するコントロールパケットの内容を示す。図19のコントロールパケットは、コントローラ200がAVアンプ100の音量値を80に変更する制御を実行するときにコントローラ200からAVアンプ100へ送信される。POSTと記載された行にAVアンプ100のcontolURLが記載される。SOAPACTIONと記載された行には、サービスのタイプとアクション名が記載される。コントローラ200はサービスタイプ、アクション名等をAVアンプ100が送信したサービスディスクリプション及びDDDから取得し、コントロールパケットに挿入する。
図20は、AVアンプ100がコントローラ200からコントロールパケットを受信したときのフローチャートを示す。制御部11は、コントローラ200からコントロールパケットを受信する(S51)。
制御部11は、コントロールパケットに記載されているcontolURLを取得する(S52)。制御部11は、ゾーンデバイステーブル12Bを参照し、受信したcontolURL名の“/upnp/contol/“以降の文字列と一致するゾーンデバイス名を有するゾーンデバイスを判断する(S53)。
制御部11は、記憶部12のゾーン出力設定12Aを参照し、ゾーン出力設定を取得する(S54)。
制御部11は、ゾーンデバイスに含まれるゾーンを取得する(S55)。たとえばAVアンプ100が図19のコントロールパケットを受信した場合、S53の処理によってゾーンデバイスはZone−M+2+3であると判断され、メインゾーン、ゾーン2、及びゾーン3がゾーンデバイスに含まれていると判断される。
制御部11はゾーンの入力ソース設定がNET以外になっているか否かを判断する(S56)。たとえば図3のゾーン出力設定ではメインゾーンの入力ソース設定はNETになっているのでNOと判定される(S56でNO)。
制御部11はゾーンのゾーン出力オンオフ設定がオフ設定であるか否かを判断する(S57)。たとえばメインゾーンのゾーン出力オンオフ設定がオンであるので、NOと判断される(S57でNO)。
制御部11は、ゾーンデバイスに含まれるすべてのゾーンを処理したか否かを判断する(S58)。
すべてのゾーンが処理されていないと判断された場合(S58でNO)、次のゾーンについて処理を実行する(S55)。たとえば図3のゾーン出力設定ではZone−2の入力ソース設定がCDであるので、S56の判断処理でYESとなる。その場合、AVアンプ100はコントローラ200へエラーを送信し(S59)、処理を終了する。また、ゾーンの出力オンオフ設定がオフ設定になっている場合(S57でYES)も制御部11はコントローラ200へエラーを送信し(S59)、処理を終了する。コントローラ200はAVアンプ100からエラーを受信するとRemotePlayback画面にアクション実行に関してエラーが発生したことを表示する。
制御部11によってすべてのゾーンに対してS56及びS57の処理が実行されたと判断されると(S58でYES)、制御部11はコントローラ200から受信したコントロールパケットに記載されているアクションを実行する(S60)。
図21は、制御部11がアクションを実行するフローチャートを示す。図21は、ボリューム変更のアクションを受信したときの例である。制御部11は、コントロールパケットを参照し、アクション名を取得する(S71)。SetVolumeがアクション名である。
制御部11は、コントロールパケットに記載されている引数値を取得する(S72)。図19のコントロールパケットの場合、80が引数値である。
制御部11は、ボリュームコントローラのボリューム設定を引数の値に制御する。たとえば、ゾーンデバイスがメインゾーン、ゾーン2、ゾーン3を含む場合、制御部11は、メインボリュームコントローラ22A、ゾーン2ボリュームコントローラ22B、ゾーン3ボリュームコントローラ22Cを制御し、それらの各ボリューム値を80に変更する。
本実施形態によると、AVアンプ100は、コントローラ200から受信したcontolURLから判断されるゾーンデバイスの中に、入力ソース設定がNET以外、またはゾーン出力オンオフ設定がオフ設定のゾーンが含まれていた場合、アクションを実行せずに、エラーとする。この結果、ユーザがコントローラ200からの操作を所望しないゾーンの制御コマンドをAVアンプ100が受信した場合、ユーザが予期しない動作がAVアンプ100において実行されることを防止することができる。
[コントロールパケット受信時の実施形態2]
図22は、実施形態2によるAVアンプ100がコントローラ200からコントロールパケットを受信したときのフローチャートである。図20と同一の処理には同一符号を付し、説明を省略する。制御部11はゾーン出力設定12Aを参照し、AVアンプ100に設定されているゾーン出力設定を取得する(S54)。
制御部11は、エラーフラグをオンに設定する(S81)。エラーフラグは1ビットのフラグである。制御部11は、ゾーンデバイスに含まれるゾーンを取得する(S55)
制御部11はゾーン出力設定12Aを参照し、ゾーンの入力ソース設定がNETであり、かつゾーン出力オンオフ設定がオン設定であるか否かを判断する(S82)。ゾーンの入力ソース設定がNETであり、かつゾーン出力オンオフ設定がオン設定であると判断されると(S82でYES)、制御部11はゾーンに対するアクションを実行する(S60)。そして、制御部11はエラーフラグをオフに設定する(S83)。ゾーンの出力設定12Aの入力ソース設定がNETでない、またはゾーン出力オンオフ設定がオン設定ではないと判断されると(S82でNO)、制御部11はゾーンデバイスに含まれるすべてのゾーンについてS82、S60及びS83の処理を実行したか否かを判断する(S58)。
制御部11によってすべてのゾーンに対してS82、S60及びS83の処理が実行されていないと判断された場合(S58でNO)、次のゾーンに対して同様の処理を行う(S55)。ゾーンデバイスに含まれるすべてのゾーンに対してS82、S60及びS83の処理が実行されたと判断された場合(S58でYES)、制御部11はエラーフラグがオンであるか否かを判断する(S84)。エラーフラグがオンであると判断された場合(S84でYES)、制御部11はコントローラ200へエラーを通知する(S59)。エラーフラグがオンではないと判断された場合(S84でNO)、処理を終了する。
本実施形態によると、AVアンプ100は、ゾーンデバイスに含まれるゾーンの入力ソース設定がNETかつゾーン出力オンオフ設定がオン設定のゾーンに対してのみアクションを実行する。この結果、ユーザがNETI/F16Cから入力される信号を出力することを所望しているゾーン出力部のみを、コントローラ200からユーザが確実に制御することが可能となる。
[コントロールパケット受信時の実施形態3]
図23は、実施形態3によるフローチャートである。図20と同一の処理には同一符号を付し、説明を省略する。制御部11はゾーンデバイスに含まれるゾーンを取得する(S55)。
制御部11は、ゾーン出力設定12Aのゾーンの入力ソース設定をNETに更新する(S91)。
制御部11は、ゾーン出力設定12Aのゾーン出力オンオフ設定をオン設定に更新する(S92)。そして制御部11はアクションを実行する(S60)。制御部11はゾーンデバイスに含まれるすべてのゾーンについてS91、S92及びS60が実行されたか否かを判断し(S58)、処理が実行されていないと判断された場合(S58でNO)、次のゾーンについて同一の処理を行う(S55)。すべてのゾーンに対して処理がされたと判断された場合(S58でYES)、処理を終了する。
実施形態3によると、ユーザはコントローラ200において指定したゾーンデバイスに含まれるすべてのゾーンを、AVアンプ100のゾーン出力設定12Aに関係なく操作可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。AVアンプ100から入出力される信号は音声信号に限らない。すなわち、動画データや静止画データであってもよい。コントローラ200のPlayToメニューから複数回、異なるゾーンデバイスを指定し、操作されてもよい。また、AVアンプ100は増幅部を有さなくてもよい。その場合、出力音声信号は、図2に図示しないプリアウト端子から出力され、AVアンプ100の外部に接続される増幅用デバイス(パワーアンプなど)に伝送される。
本発明は、AVレシーバ、AVアンプ、ネットワークチューナー機器等に好適に採用され得る。
100 AVアンプ
200 コントローラ
300 サーバ
11 制御部
11A DDD生成部
11B ゾーンデバイステーブル生成部
11C ゾーン出力設定更新部
12 記憶部
12A ゾーン出力設定
12B ゾーンデバイステーブル
12C DDDのひな型
12D サービスディスクリプション
13 操作部
14 表示部
15 通信部
16A ソース機器A
16B ソース機器B
16C NET I/F
17 D/Aコンバータ
18 デジタルセレクタ
19 アナログセレクタ
20 D/Aコンバータ
21A ゾーン2セレクタ
21B ゾーン3セレクタ
22A メインボリュームコントローラ
22B ゾーン2ボリュームコントローラ
22C ゾーン3ボリュームコントローラ
23A〜23C 増幅部
24A〜24C スピーカ出力端子
25A メインスピーカ
25B ゾーン2スピーカ
25C ゾーン3スピーカ

Claims (7)

  1. コントローラと、前記コントローラにネットワーク経由で接続可能なコンテンツ処理装置とを備え、
    前記コンテンツ処理装置が、
    コンテンツが入力される複数の入力部と、
    複数のルームに対応付けられ、複数のルームに配置されるコンテンツ受信装置に対して、コンテンツを出力する複数の出力部と、
    各ルームに配置される前記コンテンツ受信装置に対して、前記出力部からコンテンツを出力するように制御する出力制御手段と、
    前記各ルームに配置されるコンテンツ受信装置に前記出力部からコンテンツを出力する複数のルーム出力機能を、それぞれ1つのデバイスと定義して、デバイス情報を設定するデバイス設定手段と、
    前記デバイス設定手段によって設定された1又は複数の前記デバイス情報を前記コントローラに送信するデバイス情報送信手段とを備え、
    前記コントローラが、
    前記コンテンツ処理装置から1又は複数の前記デバイス情報を受信するデバイス情報受信手段と、
    受信した前記デバイス情報に基づいて、ユーザ操作に応じて制御対象のデバイスを選択する選択手段と、
    選択されたデバイスを制御する指示を前記コンテンツ処理装置に送信する指示送信手段とを備え、
    前記コンテンツ処理装置が、
    選択されたデバイスを制御する指示を前記コントローラから受信する指示受信手段と、
    選択されたデバイスに対応する前記ルーム出力機能を特定する特定手段と、
    特定された前記ルーム出力機能に対して、指示された処理を実行する処理手段とをさらに備える、コンテンツ処理システム。
  2. 前記デバイス設定手段が、複数のルーム出力機能を1つのデバイスと定義して前記デバイス情報を設定し、
    前記特定手段が、選択されたデバイスに対応する複数の前記ルーム出力機能を特定し、
    前記処理手段が、特定された複数の前記ルーム出力機能に対して、指示された処理を実行する、請求項1に記載のコンテンツ処理システム。
  3. 前記デバイス情報がルートデバイスである上位デバイスと、前記ルートデバイスの下位階層に位置するデバイスである下位デバイスとを含み、
    前記デバイス設定手段が、前記デバイス情報の前記上位デバイスの情報に、前記コントローラが前記上位デバイスに対応するルーム出力機能を制御する情報を設定し、前記デバイス情報の前記下位デバイスの情報に、前記コントローラが前記上位デバイスに対応するルーム出力機能と、前記下位デバイスに対応するルーム出力機能とを制御する情報を設定する、請求項2に記載のコンテンツ処理システム。
  4. 前記コンテンツ処理装置が、前記ルーム出力機能毎に当該機能を有効または無効に設定する設定手段と、
    前記特定手段によって特定された前記ルーム出力機能が無効に設定されている場合に、前記特定手段によって特定された前記ルーム出力機能を無効から有効に変更する設定変更手段とをさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載のコンテンツ処理システム。
  5. 前記コントローラが、受信した前記デバイス情報に基づいてデバイスリストを表示装置に表示させるデバイス情報表示制御手段をさらに備え、前記デバイス情報表示制御手段が、1つ以上のデバイスを上位デバイスと定義し、他のデバイスを前記上位デバイスに対する下位デバイスと定義して階層構造で前記デバイスリストを表示する、請求項1に記載のコンテンツ処理システム。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツ処理システムにおける前記コンテンツ処理装置であって、
    コンテンツが入力される複数の入力部と、
    複数のルームに対応付けられ、複数のルームに配置されるコンテンツ受信装置に対して、コンテンツを出力する複数の出力部と、
    各ルームに配置されるコンテンツ受信装置に対して、前記出力部からコンテンツを出力するように制御する出力制御手段と、
    前記各ルームに配置されるコンテンツ受信装置に前記出力部からコンテンツを出力する複数のルーム出力機能を、それぞれ1つのデバイスと定義して、デバイス情報を設定するデバイス設定手段と、
    前記デバイス設定手段によって設定された1又は複数のデバイス情報を前記コントローラに送信するデバイス情報送信手段と、
    選択されたデバイスを制御する指示を前記コントローラから受信する指示受信手段と、
    選択されたデバイスに対応する前記ルーム出力機能を特定する特定手段と、
    特定された前記ルーム出力機能に対して、指示された処理を実行する処理手段とを備える、コンテンツ処理装置。
  7. 請求項1〜4のいずれかに記載のコンテンツ処理システムにおける前記コンテンツ処理装置の動作プログラムであって、
    各ルームに配置されるコンテンツ受信装置に対して、前記出力部からコンテンツを出力するように制御する出力制御ステップと、
    前記各ルームに配置されるコンテンツ受信装置に前記出力部からコンテンツを出力する複数のルーム出力機能を、それぞれ1つのデバイスと定義して、デバイス情報を設定するデバイス設定ステップと、
    前記デバイス設定ステップによって設定された1又は複数のデバイス情報を前記コントローラに送信するデバイス情報送信ステップと、
    選択されたデバイスを制御する指示を前記コントローラから受信する指示受信ステップと、
    選択されたデバイスに対応する前記ルーム出力機能を特定する特定ステップと、
    特定された前記ルーム出力機能に対して、指示された処理を実行する処理ステップとをコンピュータに実行させる、コンテンツ処理プログラム。
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