JP5815807B1 - 電力量計用端子アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 60A用電力量計に対して、120A用電力量計で使用する引込み線および配線を接続可能にする。【解決手段】 電力量計11の筐体12の下部に配設され、かつ、複数個の小径開口孔16が所定の配列ピッチで形成された端子ブロック13に装着可能な端子アダプタ17であって、端子ブロック13の小径開口孔16と同数の端子金具18を小径開口孔16の配列方向に沿ってアダプタ本体19に埋設し、端子金具18は、小径開口孔16よりも小さな外径を有し、小径開口孔16と同一の配列ピッチでアダプタ本体19から端子ブロック13に向けて導出された凸状部20と、端子ブロック13の小径開口孔16よりも大きな内径を有する大径開口孔21を備え、凸状部20から端子ブロック13と反対側に一体的に延設されて小径開口孔16と異なる配列ピッチで配置された凹状部22とで構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば一般家庭などの電力需要家が使用する電力量を計測して表示する電力量計について、その端子ブロックに装着される電力量計用端子アダプタに関する。
一般家庭などの電力需要家が使用する電力量を計測して表示する電力量計、例えば単相3線式電力量計の定格電流は30Aと120Aの2種類があり、電力需要家における月間使用量や契約容量に応じて定格電流を決定し、30A用電力量計あるいは120A用電力量計のいずれかを電力需要家に設置するようにしている。
近年、一般家庭などの電力需要家における電力の需要が増加傾向となり、30A用電力量計では電流容量が不足することから、120A用電力量計を電力需要家に設置することが増加する傾向にある。しかしながら、120A用電力量計はコスト面で比較的高価なものであることから、電力需要家における使用電力量に適した定格電流の電力量計として60A用電力量計を導入することにより、電力量計のコスト低減を図るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−44556号公報
ところで、電力量計の一種として知られている電子式電力量計は、使用電力量を測定する計測回路などを収容した筐体の下部に端子ブロックが組み付けられた構造を具備する。この端子ブロックは、送電系統からの引込み線が接続される一次側接続端子と、電力需要家(家電機器などの負荷)への配線が接続される二次側接続端子とを備えている。
一次側接続端子および二次側接続端子は、端子ブロックの底面に幅方向に沿って形成された開口孔に引込み線および配線を挿入してねじ止めすることにより電気的に接続すると共に機械的に固定する構造となっている。一次側接続端子および二次側接続端子の開口孔は、引込み線および配線の外径に適合する内径を有し、端子ブロックの幅方向に所定の配列ピッチで設けられている。
ここで、前述した120A用電力量計における端子ブロックの一次側接続端子および二次側接続端子に取り付け可能な引込み線および配線は、断面積が14mm2〜60mm2の外径を有する。これに対して、60A用電力量計における端子ブロックの一次側接続端子および二次側接続端子に取り付け可能な引込み線および配線は、断面積が1.6mm2〜22mm2の外径を有する。
このことから、120A用電力量計を設置していた電力需要家において、使用電力量に適した定格電流の電力量計として60A用電力量計に変更しようとしても、引込み線および配線が断面積22mm2の外径よりも大きい場合や、引込み線および配線が断面積14mm2〜22mm2の外径であってもその先端部にクセが残っている場合には、60A用電力量計の端子ブロックの開口孔に挿入することが困難となる。そのため、60A用電力量計への変更ができず、やむなく120A用電力量計を設置している電力需要家が多数あり、電力量計のコスト低減を図ることが困難となっているのが現状である。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、60A用電力量計に対して、120A用電力量計で使用する引込み線および配線を接続可能にし得る電力量計用端子アダプタを提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、電力量計の筐体下部に配設され、かつ、複数個の小径開口孔が所定の配列ピッチで形成された端子ブロックに装着可能な端子アダプタであって、端子ブロックの小径開口孔と同数の端子金具を小径開口孔の配列方向に沿ってアダプタ本体に埋設し、端子金具は、小径開口孔よりも小さな外径を有し、小径開口孔と同一の配列ピッチでアダプタ本体から端子ブロックに向けて導出された凸状部と、端子ブロックの小径開口孔よりも大きな内径を有する大径開口孔を備えた凹状部とで構成され、端子金具の凹状部は、凸状部から端子ブロックと反対側に一体的に延設されて小径開口孔と異なる配列ピッチで配置されていることを特徴とする
本発明では、60A用電力量計の端子ブロックの小径開口孔と同数の端子金具を小径開口孔の配列方向に沿ってアダプタ本体に埋設したことにより、60A用電力量計に対して、120A用電力量計で使用する大径の引込み線および配線を端子金具を介して接続することが可能となる。つまり、端子金具は、小径開口孔よりも小さな外径を有し、小径開口孔と同一の配列ピッチでアダプタ本体から端子ブロックに向けて導出された凸状部を備えていることから、端子金具の凸状部を端子ブロックの小径開口孔に挿入することが容易となる。一方、端子金具は、端子ブロックの小径開口孔よりも大きな内径を有する大径開口孔を備え、凸状部から端子ブロックと反対側に一体的に延設されて小径開口孔と異なる配列ピッチで配置された凹状部を持つことから、端子金具の凹状部の大径開口孔に120A用電力量計で使用する大径の引込み線および配線を挿入することが容易となる。
本発明では、端子ブロックの小径開口孔よりも大きく、かつ、端子金具の凹状部の大径開口孔よりも小さな外径を有する凸状部と、その凸状部から一体的に延設されて二つの開口孔が形成された凹状部とからなる分岐端子に対して、複数の分岐端子の凹状部を並置可能な配列ピッチで端子金具の凹状部が配置されていることが望ましい。このようにすれば、60A用電力量計の端子ブロックの小径開口孔よりも大きな外径を有する凸状部を持つことから装着困難であった分岐端子に対して、その凸状部の外径が端子金具の凹状部の大径開口孔よりも小さいので、分岐端子の凸状部を端子金具の凹状部の大径開口孔に挿入することが容易となる。また、複数の分岐端子の凹状部を並置可能な配列ピッチで端子金具の凹状部が配置されていることから、120A用分岐端子を端子アダプタに装着することが可能となる。
本発明における端子金具は、凸状部の根元部位に設けられた識別用の突起を有することが望ましい。このようにすれば、端子ブロックの小径開口孔と同一の配列ピッチで配置された凸状部に対して、凹状部が端子ブロックの小径開口孔と異なる配列ピッチで配置された複数の端子金具をアダプタ本体に組み込むに際して、端子金具に設けられた突起により、端子金具を識別することができるので、複数の端子金具の誤配列を未然に防止することができる。
本発明において、端子金具の凹状部に、大径開口部に挿入される電線を締め付ける端子ねじが螺着され、アダプタ本体に端子ねじが露呈する窓部を形成すると共に、端子ねじを最大限緩めた取付状態でのねじ頭部よりも高い隔壁部を窓部の端子金具隣接部位に設けた構造が望ましい。このようにすれば、電線の装着時あるいは取り外し時、端子ねじのねじ頭部に当接させた締め付け治具が滑って隣接する端子金具の端子ねじに接触することを隔壁部で阻止することができるので、隣接する端子金具同士の短絡を未然に防止することができる。
本発明において、アダプタ本体の底部に形成されて端子金具の凹状部の大径開口孔が露呈する凹陥面に、大径開口孔を囲撓する周壁部を突設した構造を望ましい。このようにすれば、周壁部を目視することにより、大径開口孔の位置を確認することができるので、その大径開口孔への電線の挿入が容易となり、隣接する大径開口孔への誤挿入も未然に防止することができる。
本発明によれば、60A用電力量計に端子アダプタを装着することにより、60A用電力量計に対して、120A用電力量計で使用する大径の引込み線および配線を端子アダプタの端子金具を介して接続することが可能となる。その結果、120A用電力量計を設置していた電力需要家において、使用電力量に適した定格電流の電力量計として60A用電力量計に変更することが容易に実現でき、電力量計のコスト低減を容易に図れる。
本発明の実施形態で、60A用電力量計に端子アダプタを取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図1の60A用電力量計に端子アダプタを取り付けた後の状態を示す斜視図である。 端子カバーが取り外された端子アダプタで、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は右側面図である。 端子アダプタに組み込まれる複数の端子金具を示す正面図である。 図3(A)の断面図である。 端子アダプタに組み込まれた端子金具の凹状部の一部省略部分を含む斜視図である。 端子カバーが取り外された端子アダプタを下方から見た斜視図である。 端子カバーが取り付けられた端子アダプタを下方から見た斜視図である。 端子カバーが取り外された端子アダプタを上方から見た斜視図である。 端子カバーの内側を下方から見た斜視図である。 端子カバーが取り付けられた端子アダプタの一部省略部分を含む斜視図である。 端子アダプタに分岐端子を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 端子アダプタに分岐端子を取り付けた後の状態を示す斜視図である。 60A用電力量計に耐候カバーを取り付けた状態を示す正面図である。 図14の側面図である。
本発明に係る電力量計用端子アダプタの実施形態を以下に詳述する。なお、以下の実施形態では、交流単相3線式の60A用電子式電力量計(以下、単に60A用電力量計と称す)に適用した場合を例示するが、交流単相2線式などの他の相線式の電子式電力量計や機械式電力量計についても適用可能である。
この実施形態における60A用電力量計11は、図1および図2に示すように、使用電力量を測定する計測回路などを収容した筐体12の下部に端子ブロック13が組み付けられた構造を具備する。この端子ブロック13は、送電系統からの電線(以下、引込み線と称す)が接続される一次側接続端子(1S〜3S)14と、電力需要家(家電機器などの負荷)への電線(以下、配線と称す)が接続される二次側接続端子(1L〜3L)15とを備えている。これら一次側接続端子14および二次側接続端子15は、筐体12内の計測回路と電気的に接続されている。
通常、端子ブロック13の底面に幅方向に沿って配された一次側接続端子14および二次側接続端子15の小径開口孔16に引込み線および配線を挿入し、一次側接続端子14および二次側接続端子15に螺着された端子ねじを締め付けることにより、引込み線および配線を一次側接続端子14および二次側接続端子15に電気的に接続すると共に機械的に固定している。この一次側接続端子14および二次側接続端子15の小径開口孔16は、60A用電力量計11の場合、φ6.5mmの内径を有し、断面積が1.6mm2〜22mm2の外径を有する引込み線および配線が挿入可能となっている。
この60A用電力量計に対して、120A用電力量計で使用する大径(断面積が14mm2〜60mm2の外径)の引込み線および配線を接続可能にする端子アダプタ17は、以下のような構造を具備し、その構造でもって60A用電力量計11の端子ブロック13に取り付けられる。
端子アダプタ17は、図3(A)〜(D)に示すように、60A用電力量計11の端子ブロック13の底面に配された一次側接続端子14および二次側接続端子15の小径開口孔16と同数(6個)の端子金具18を、樹脂製のアダプタ本体19に小径開口孔16の配設方向に沿って一直線上に埋設した構造を具備する。各端子金具18は、端子ブロック13の小径開口孔16の内径(φ6.5mm)よりも小さな外径(φ5.5mm)を有する丸棒状の凸状部20と、端子ブロック13の小径開口孔16の内径(φ6.5mm)よりも大きな内径(φ11mm)を有する大径開口孔21を備えた角柱状の凹状部22とを一体成形した導電性部材である。端子金具18の凸状部20は、端子ブロック13の小径開口孔16と同一の配列ピッチ(a=b=19mm、c=15mm、d=e=14mm)でアダプタ本体19から端子ブロック13に向けて導出されている。一方、端子金具18の凹状部22は、凸状部20から端子ブロック13と反対側に一体的に延設されて端子ブロック13の小径開口孔16と異なる配列ピッチ(A=B=C=D=E=17mm)で等間隔に配置されている。
このように、60A用電力量計11の端子ブロック13の小径開口孔16と同数の端子金具18を、アダプタ本体19に小径開口孔16の配列方向に沿って一直線上に埋設したことにより、60A用電力量計11に対して、120A用電力量計で使用する大径の引込み線および配線を端子金具18を介して端子ブロック13の一次側接続端子14および二次側接続端子15に接続することが可能となる。つまり、端子金具18の凸状部20は、端子ブロック13の小径開口孔16の内径よりも小さな外径を有し、小径開口孔16と同一の配列ピッチでアダプタ本体19から端子ブロック13に向けて導出されていることから、その端子ブロック13の小径開口孔16に挿入可能となる。また、端子金具18の凹状部22の大径開口孔21は、端子ブロック13の小径開口孔16の内径よりも大きな内径を有することにより、120A用電力量計で使用する大径(断面積が14mm2〜60mm2の外径)の引込み線および配線が挿入可能となる。
端子金具18の凸状部20は、端子ブロック13の小径開口孔16に挿入され、端子ブロック13の一次側接続端子14および二次側接続端子15に端子ねじ(図示せず)の締め付けでもって電気的に接続されると共に機械的に固定される。このようにして、端子アダプタ17は、60A用電力量計11に懸下支持状態で取り付けられる(図2参照)。なお、この端子アダプタ17の取り付けに際しては、端子金具18の凸状部20を端子ブロック13の小径開口孔16に挿入する時、凸状部20の根元部位に設けられたアダプタ本体19の角柱状突起部23が端子ブロック13の小径開口孔16の周縁部位に当接することにより、端子ブロック13に対して端子アダプタ17が位置規制される。
一方、120A用電力量計で使用する大径の引込み線および配線は、端子アダプタ17の端子金具18の凹状部22の大径開口孔21に挿入され、端子金具18の凹状部22に端子ねじ24の締め付けでもって電気的に接続されると共に機械的に固定される。このようにして、120A用電力量計で使用する大径の引込み線および配線は、端子アダプタ17の端子金具18を介して60A用電力量計11の端子ブロック13の一次側接続端子14および二次側接続端子15に電気的に接続される。
以上で説明した6個の端子金具18は5種類のもので構成されている。図4に示すように、端子ブロック13の一次側接続端子(1S)14に対応する端子金具18は、凸状部20と凹状部22の軸中心線が一致している。一次側接続端子(2S)14と二次側接続端子(3L)15に対応する2個の端子金具18は、凸状部20に対して凹状部22の軸中心線が図示左側へ2mmずれている。一次側接続端子(3S)14に対応する端子金具18は、凸状部20に対して凹状部22の軸中心線が図示左側へ4mmずれている。二次側接続端子(2L)15に対応する端子金具18は、凸状部20に対して凹状部22の軸中心線が図示右側へ1mmずれている。二次側接続端子(1L)に対応する端子金具18は、凸状部20に対して凹状部22の軸中心線が図示右側へ4mmずれている。
このように、凸状部20に対する凹状部22のずれ量を異ならせた5種類で構成された6個の端子金具18を図4に示す順序で配列させることにより、端子ブロック13の一次側接続端子14および二次側接続端子15に対応させるようにしている。このような複数種類の端子金具18の組み合わせでもって、端子ブロック13の小径開口孔16の配列ピッチ(a=b=19mm、c=15mm、d=e=14mm)を、端子アダプタ17の大径開口孔21の配列ピッチ(A=B=C=D=E=17mm)に変換している〔図3(A)参照〕。なお、端子金具18の組み合わせは前述した5種類に限らず、端子金具18を5種類以外で組み合わせることも可能である。
ここで、端子金具18は、図5に示すように、アダプタ本体19の底面開口部から凸状部20を挿入し、その凸状部20をアダプタ本体19から突出させ、凹状部22をアダプタ本体19に収納した状態で底蓋25をアダプタ本体19にねじ止めすることによりアダプタ本体19に組み付けられる〔図3(A)〜(D)参照〕。この端子金具18のアダプタ本体19への組み付け時、一次側接続端子(1S)14に対応する端子金具18と二次側接続端子(2L)15に対応する端子金具18とは、凸状部20と凹状部22の軸中心線ずれ量が1mmしかない非常に類似する形状であることから(図4参照)、2個の端子金具18の組み付けミスによる誤配列が発生する可能性がある。
そこで、前述した2個の端子金具18のアダプタ本体19への組み付けミスによる誤配列を未然に防止するため、2個の端子金具18では、図4に示すように、凸状部20の根元部位に識別用の突起26を設けている。つまり、一次側接続端子(1S)14に対応する一方の端子金具18では、凸状部20の根元部位の一方の側(図示右側)に突起26を一体的に形成している。これに対して、二次側接続端子(2L)に対応する他方の端子金具18では、凸状部20の根元部位の他方の側(図示左側)に突起26を一体的に形成している。図5に示すように、これら端子金具18の突起26に対応させて、端子金具18が挿入配置されるアダプタ本体19の角柱状突起部23に、端子金具18の突起26が嵌合する凹部27を設けている。
これにより、端子ブロック13の小径開口孔16と同一の配列ピッチで配置された凸状部20に対して、凹状部22が端子ブロック13の小径開口孔16と異なる配列ピッチで配置された複数の端子金具18をアダプタ本体19に組み込むに際して、形状が類似する2個の端子金具18には識別用の突起26が設けられていることにより、一次側接続端子(1S)14に対応する端子金具18と二次側接続端子(2L)15に対応する端子金具18とを確実に識別することができるので、端子金具18のアダプタ本体19への組み付けミスによる誤配列を未然に防止することができる。
なお、アダプタ本体19の前面には、図3(A)に示すように、端子金具18の凹状部22と対応する部位に窓部28が形成されており、その窓部28で端子金具18の凹状部22の前面が露呈している。この端子金具18の凹状部22の前面には、各端子金具18ごとに2つのねじ孔29が設けられており(図4参照)、このねじ孔29に螺着された端子ねじ24を締め付けることにより、引込み線および配線を端子金具18に電気的に接続すると共に機械的に固定する。2本の端子ねじ24を配置することで、一方の端子ねじ24が緩んだとしても他方の端子ねじ24で引込み線および配線の接続状態を確保するようにしている。
また、図6に示すように、アダプタ本体19の窓部28では、その端子金具18の凹状部22が隣接する境界部位に、端子ねじ24を最大限緩めた取付状態でのねじ頭部よりも高い隔壁部30を設けている。このように隔壁部30を設けたことにより、引込み線および配線の取り付け時あるいは取り外し時、端子ねじ24のねじ頭部に当接させた締め付け治具(ドライバ)が横方向へ滑って隣接する端子金具18の端子ねじ24に接触することを隔壁部30で阻止することができるので、隣接する端子金具18同士の短絡を未然に防止することができ、作業上の安全性を確保することができる。
前述したアダプタ本体19の前面には、図7および図8に示すように、窓部28を遮蔽する端子カバー31が設けられている。この端子カバー31は、その側部に設けられた爪部をアダプタ本体19の側部に設けられた段差部に係止することによりアダプタ本体19に固定される。また、図9および図10に示すように、アダプタ本体19の窓部28の周縁部位には2条の凹溝32が形成され〔図3(B)(D)参照〕、端子カバー31の窓部周縁部位と対応する内周部位には2条の突起33が形成されている。アダプタ本体19に端子カバー31を装着した状態では、図11に示すように、アダプタ本体19の2条の凹溝32に端子カバー31の2条の突起33が嵌まり込むことにより、雨水などの侵入経路をジグザグ状に長くすることで、パッキンレスの防水構造を実現している。
前述したように、端子金具18の凹状部22をアダプタ本体19に収容した状態でアダプタ本体19に底蓋25を取り付けることにより、図7および図8に示すように、端子金具18の凹状部22の大径開口孔21が露呈する凹陥面をアダプタ本体19の底部に形成している。このように、アダプタ本体19の底部の奥まった位置に底蓋25を配置することで、雨水がアダプタ本体19の底部を伝って端子金具18の凹状部22の大径開口孔21に達することを抑制する防水構造となっている。この底蓋25による凹陥面に、大径開口孔21を囲撓する周壁部34を一体的に突設している。この周壁部34は、凹陥面からアダプタ本体19の底部まで達する高さを有するが、アダプタ本体19の底部よりも突出する高さであってもよい。
このように、大径開口孔21を囲撓する周壁部34を底蓋25による凹陥面に設けたことにより、本来、アダプタ本体19の底部から奥まった位置にある端子金具18の凹状部22の大径開口孔21の位置を、正面からの目視により周壁部34を目安にして判断することができる。その結果、大径開口孔21に引込み線および配線を挿入するに際して、正面から周壁部34を目視することにより、大径開口孔21の位置を確認することができるので、その大径開口孔21への引込み線および配線の挿入が容易となり、隣接する大径開口孔21への誤挿入も未然に防止することができる。
ところで、一般家庭などの電力需要家では、電気温水器を屋外に設置している場合がある。屋内に設置された家電機器と共に屋外に設置された電気温水器の使用電力量も60A用電力量計11で計測する場合、60A用電力量計11の端子ブロック13の二次側接続端子(1L,3L)15に120A用分岐端子35を接続する必要がある。なお、電気温水器は200V用であるため、二つの分岐端子35を必要とする。この分岐端子35は、図12および図13に示すように、端子ブロック13の小径開口孔16よりも大きく、かつ、端子金具18の凹状部22の大径開口孔21よりも小さな外径を有する丸棒状の凸状部36と、その凸状部36から一体的に延設されて二つの開口孔37,38が形成された略角柱状の凹状部39とで構成されている。なお、この凹状部39の前面には端子カバー40が取り付けられている。
この分岐端子35の凸状部36は、端子ブロック13の小径開口孔16の内径(φ6.5mm)よりも大きな外径(φ10mm)を有することから、60A用電力量計11の端子ブロック13の小径開口孔16に挿入することが困難であるが、前述の端子アダプタ17を使用することにより、60A用電力量計11に対する接続が可能となっている。つまり、分岐端子35の凸状部36は、端子金具18の凹状部22の大径開口孔21の内径(φ11mm)よりも小さな外径(φ10mm)を有することにより、端子アダプタ17の大径開口孔21に挿入可能となっている。
そこで、この分岐端子35の凸状部36を端子アダプタ17の端子金具18の凹状部22の大径開口孔21に挿入し、端子金具18の凹状部22に端子ねじ24の締め付けでもって電気的に接続すると共に機械的に固定する。これにより、分岐端子35を端子アダプタ17を介して60A用電力量計11の端子ブロック13の二次側接続端子(1L,3L)15に電気的に接続する。
一方、分岐端子35の凹状部39は、屋内に設置された家電機器へ延びる大径(断面積が14mm2〜60mm2の外径)の配線が挿入可能な内径(φ11mm)を有する大径開口孔37と、屋外に設置された電気温水器へ延びる小径の配線が挿入される小径開口孔38とからなる二つの開口孔37,38が有する。各開口孔37,38ごとに2つのねじ孔(図示せず)が設けられており、このねじ孔に螺着された端子ねじ(図示せず)を締め付けることにより、配線が接続可能となっている。また、端子ブロック13の二次側接続端子(1L,3L)15の配列ピッチが14mmであったのに対して、端子アダプタ17の端子金具18の凹状部22の配列ピッチが17mmとなっていることから、二つの分岐端子35の凹状部39を並置することが可能となっている。
そこで、120A用電力量計で使用される大径(断面積が14mm2〜60mm2の外径)の配線、つまり、屋内に設置された家電機器へ延びる大径の配線、および屋外の電気温水器へ延びる小径の配線は、分岐端子35の凹状部39の大径開口孔37および小径開口孔38にそれぞれ挿入され、分岐端子35の凹状部39に端子ねじの締め付けでもって電気的に接続されると共に機械的に固定されることにより、この分岐端子35および端子アダプタ17を介して60A用電力量計11の端子ブロック13の二次側接続端子(1L,3L)15に電気的に接続される。
前述では、屋内に設置された家電機器と共に屋外に設置された電気温水器の使用電力量も60A用電力量計で計測する場合について説明したが、屋外に設置された電気温水器の使用電力量については、60A用電力量計11と電気温水器との間に設置された電気温水器専用の電力量計により測定する場合もある。この場合、二つの分岐端子35は、端子アダプタ17を介して60A用電力量計11の端子ブロック13の一次側接続端子(1S,3S)14に接続することになる。
この場合、分岐端子35の凹状部39の大径開口孔37には、120A用電力量計で使用される大径(断面積が14mm2〜60mm2の外径)の引込み線が接続されることになる。なお、分岐端子35の構造および端子アダプタ17への接続は、前述した分岐端子35を端子アダプタ17を介して60A用電力量計11の端子ブロック13の二次側接続端子(1L,3L)15に接続する場合と同様であるため、重複説明は省略する。
以上で説明した60A用電力量計11を電力需要家の家屋軒下に設置する場合、端子アダプタ17および分岐端子35が風雨に晒されることになる。これら端子アダプタ17および分岐端子35を風雨から防護するため、図14および図15に示すように、端子アダプタ17およびその端子アダプタ17に取り付けられた分岐端子35を覆う耐候カバー41を60A用電力量計11に取り付けることが有効である。この耐候カバー41は、例えばポリカーボネート製の筐体42からなり、その筐体42の下方開口部43から、端子アダプタ17および分岐端子35に接続された引込み線および配線が導出可能となっている。耐候カバー41の取り付け構造は、図示しないが、耐候カバー41に設けられた爪部を60A用電力量計11の筐体12の下部に設けられた溝部に係止することにより実現されている。
ここで、前述の端子アダプタ17は、端子ブロック13の小径開口孔16に挿入可能な配列ピッチ(a=b=19mm、c=15mm、d=e=14mm)でアダプタ幅方向に配置された端子金具18の凸状部20に対して、120A用電力量計で使用する大径(断面積が14mm2〜60mm2の外径)の引込み線および配線が挿入可能な配列ピッチ(A=B=C=D=E=17mm)で端子金具18の凹状部22をアダプタ幅方向に配置したコンパクト構造を具備する。このように、端子アダプタ17をコンパクト構造としたことにより、60A用電力量計11と同一幅を有する耐候カバー41の内部に端子アダプタ17を収容することが可能となっている。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
11 電力量計
12 筐体
13 端子ブロック
16 小径開口孔
17 端子アダプタ
18 端子金具
19 アダプタ本体
20 凸状部
21 大径開口孔
22 凹状部
24 端子ねじ
25 凹陥面
26 突起
28 窓部
30 隔壁部
34 周壁部
35 分岐端子
36 凸状部
37,38 開口孔
39 凹状部

Claims (5)

  1. 電力量計の筐体下部に配設され、かつ、複数個の小径開口孔が所定の配列ピッチで形成された端子ブロックに装着可能な端子アダプタであって、
    前記端子ブロックの小径開口孔と同数の端子金具を小径開口孔の配列方向に沿ってアダプタ本体に埋設し、前記端子金具は、前記小径開口孔よりも小さな外径を有し、前記小径開口孔と同一の配列ピッチで前記アダプタ本体から端子ブロックに向けて導出された凸状部と、前記端子ブロックの小径開口孔よりも大きな内径を有する大径開口孔を備えた凹状部とで構成され、前記端子金具の凹状部は、前記凸状部から端子ブロックと反対側に一体的に延設されて前記小径開口孔と異なる配列ピッチで配置されていることを特徴とする電力量計用端子アダプタ。
  2. 前記端子ブロックの小径開口孔よりも大きく、かつ、前記端子金具の凹状部の大径開口孔よりも小さな外径を有する凸状部と、その凸状部から一体的に延設されて二つの開口孔が形成された凹状部とからなる分岐端子に対して、複数の分岐端子の凹状部を並置可能な配列ピッチで前記端子金具の凹状部が配置されている請求項に記載の電力量計用端子アダプタ。
  3. 前記端子金具は、凸状部の根元部位に設けられた識別用の突起を有する請求項1又は2に記載の電力量計用端子アダプタ。
  4. 前記端子金具の凹状部に、大径開口部に挿入される電線を締め付ける端子ねじが螺着され、前記アダプタ本体に前記端子ねじが露呈する窓部を形成すると共に、前記端子ねじを最大限緩めた取付状態でのねじ頭部よりも高い隔壁部を前記窓部の端子金具隣接部位に設けた請求項1〜のいずれか一項に記載の電力量計用端子アダプタ。
  5. 前記アダプタ本体の底部に形成されて前記端子金具の凹状部の大径開口孔が露呈する凹陥面に、前記大径開口孔を囲撓する周壁部を突設した請求項1〜のいずれか一項に記載の電力量計用端子アダプタ。
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