JP2004252821A - 通信機能付き電力量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動検針機能や信号中継機能等の多種多様な機能を発揮する通信端局を駆動用電源も含めて既設の電力量計に簡単容易に付設できるとともに、電力量計の検定・修理作業の容易化及び交換時の経済的負担の抑制化が図れ、また、悪戯防止の確実化が図れるようにする。
【解決手段】通信端局10及びその通信用電源ユニット8を備え、かつ、端子ブロック4の前面を覆うカバー7を、電力量計1における箱状ケース2に対して正面側から着脱可能に構成し、このカバー7に、通信用電源ユニット8に接続されたプラグ12が後方へ向けて突設されているとともに、電力量計1の端子ブロック4には、カバー7の装着時に上記プラグ12を差込み可能で、その差込み状態で一組の雌型端子3に電気接続可能なコンセント7が形成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力会社等の電気電力供給事業者から需要家に電気電力を供給(給電)するために電力配電線(引込線)と需要家屋内配線(需要家線)との間に介在設置して用いられる電力量計(WHM)に通信機能を付加してなる通信機能付き電力量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電力量計に通信機能を付加することにより、各需要家毎の積算電力量を管理センター等の遠隔地で自動的かつ集約的に検針する自動検針又は集中検針機能を持たせたり、需要家単位毎に設置されている電力量計を基点としてエアコンやビデオ等の各種電気機器を外出先等から入切指令する際の信号中継機能や、時間帯で料金の異なる電力使用量を管理センター等で契約時間帯毎に集計し確認する機能、あるいは、屋内に設置の防犯カメラのスイッチを屋外から入り操作して屋内状況を遠隔監視するセキュリティ機能を持たせたりするなど単なる電力量の積算機能だけでなく、電力供給業務の運営上及び日常生活を営む上で有意義な多種多様な機能を持たせて電力量計を電気電力供給事業者及び需要家双方にとって頗る有効に利用することが可能である。
【0003】
このような有用性のある通信機能付き電力量計として、従来、回転子円板の回転測定により電力を計量し、その計量値を指針又は現字表示する計器駆動部分を備えてなる誘導型電力量計に、回転子円板の一回転に対して一定数の電気的パルスを発生するパルス発信装置を組込み、このパルス発信装置からのパルス信号をデータ処理装置に送ってデータ処理する、あるいは、遠隔位置の表示装置に送って表示することにより、自動検針又は集中検針を行えるようにしたものが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
【非特許文献1】
財団法人日本規格協会発行 「JIS 電力量計(単独計器)C1211」、平成7年1月31日 第1版発行、p18〜38
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記非特許文献1に記載されている従来の電力量計は、通信機能装置として組み込まれているものが自動検針又は集中検針専用のパルス発信装置であって、上述したような信号中継機能やセキュリティ機能等といった電力量計本来の機能とは直接関係ない多種多様な機能を持たせることができず、通信機能の付加による有効利用範囲が狭い。その上、信頼度の高い検針機能を発揮させる必要性からパルス発信装置の発信パルス数が計器駆動部分における回転子円板の回転数に正確に比例するようにそのパルス発信装置を箱状ケース内部に電力量計器本体と一体の状態で組み込まなければならないために、計量法で規定されている10年1サイクル毎に電力量計の検定を受ける場合、ケース及びパルス発信装置を含めた電力量計全体を取り外して検定を受け、修理すれば次のサイクルにも繰り返し使用可能と判定された場合でも、その取り外した電力量計全体を対象にして修理する必要があって、検定・修理に纏わる作業自体が複雑面倒であるとともに、その作業に余分な時間及びコストがかかり、また、検定の結果で交換が必要と判定された場合には、故障等がなくて未だ十分に使用可能な状態にあるパルス発信装置を含めて電力量計全体を交換しなければならず、電気電力供給事業者における経済的負担が非常に大きくなるという問題があった。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、自動又は集中検針機能はもとより、信号中継機能やセキュリティ機能等の多種多様な機能を発揮する通信端局をそれの駆動用電源も含めて既設の電力量計に対しても随時簡単容易に、かつ、計量本体部に何ら負担をかけないで付加することができるとともに、電力量計の検定・修理に纏わる作業の容易化及び交換必要時における経済的負担を最小限に抑制することができ、しかも、通信機能を付加して使用する際、確実な悪戯防止を図ることができる通信機能付き電力量計を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る通信機能付き電力量計は、電力配電線及び需要家屋内配線を電気接続可能な複数組の端子を収納している端子ブロックを下部に備えた電力量の計量本体部を上記端子ブロックの前面が露出する状態で箱状ケースに内蔵してなる電力量計に通信機能を付加して構成される通信機能付き電力量計であって、通信端局及び通信用電源ユニットを備え電力量計の正面側から箱状ケースに対して着脱可能でその装着状態において上記端子ブロックの前面を覆うカバーに、上記通信用電源ユニットに接続されたプラグが後方へ向け突設されているとともに、上記電力量計側の端子ブロックには、上記カバーの箱状ケースへの装着時に、該カバー側のプラグを差込み可能で、その差込み状態で一組の端子に電気接続可能なコンセントが形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
上記構成の本発明によれば、通信端局及び通信用電源ユニットを備えたカバーを該カバー側のプラグが電力量計側のコンセントに差し込まれるように箱状ケースに対して電力量計の正面側からワンタッチ操作で装着するだけで、端子ブロックの前面露出部を覆うと同時に、端子ブロックの一組の端子から電源供給を受けて電源取り出しのための煩雑な結線作業等を要することなく、かつ、計量本体部に何らの負担をかけることなく直ちに通信機能を発揮し得る状態の通信端局を随時簡単容易に付設することが可能である。そして、カバーの装着状態では、通信端局が計量本体部とは別体であるために、この通信端局を、自動検針又は集中検針機能以外にも、電力量計を基点としてエアコンやビデオ等の各種電気機器を外出先から入切指令する際の信号中継機能や、時間帯で料金の異なる電力使用量を管理センター等で契約時間帯毎に集計し確認する機能、さらには、屋内に設置の防犯カメラのスイッチを屋外から入り操作して屋内状況を監視するセキュリティ機能等々といった電力供給業務の運営上及び日常生活を営む上で有意義な多種多様な機能を発揮させるための通信機能装置として有効に利用することが可能である。
【0009】
また、通信端局を備えたカバーは計量本体部を内蔵する箱状ケースに対して外付けで任意に離脱可能であるから、計量法で規定されている10年1サイクル毎に検定を受ける際、カバーを箱状ケースから離脱させることにより、箱状ケース内の計量本体部のみを検定対象として検定・修理作業を非常に容易かつ低コストに行えるとともに、検定の結果で交換が必要な場合も計量本体部を内蔵の電力量計のみを交換すればよく、交換に要するコストも最小限に抑えて電力供給事業者における経済的負担を軽減することが可能である。加えて、カバーを装着した通信機能付加状態では、通信用電源ユニットへの電源供給のためのプラグ及びコンセントによる電気接続部の前面がカバーで隠蔽されるので、外付け通信端局でありながら、その電気接続部等に対する悪戯等を確実に防止し、かつ、外観的にもスッキリと見栄えよく仕上がることが可能である。
【0010】
本発明に係る通信機能付き電力量計において、特に請求項2に記載のように、上記カバーには、箱状ケースの左右両側板部の外面に沿って上方へ向けて延びる左右一対の枠板が設けられており、これら左右一対の枠板の上端部間に亘って通信端局が連結固定され、かつ、カバーに通信用電源ユニットが内装されているという構成を採用することにより、通信端局を備えたカバー全体を正面視形状がロ型の頑丈なラーメン構造に構成することが可能で、単独で取り扱うときも、電力量計に装着して使用するときもカバーを変形したり破損したりすることがなく、その耐久性を高めることができる。
【0011】
また、通信端局を備えたカバー全体を正面視形状ロ型のラーメン構造としたものにおいて、請求項3に記載のように、左右一対の枠板のいずれか一方に通信用電源ユニットと通信端局とを電気的に接続する配線または配線基板を内装させることによって、外部配線工事が一切不要で、電力量計に通信機能を付加するための工事を単純化、低コスト化できるとともに、通信機能を付加した時における配線等への悪戯防止を確実なものとすることができる。
【0012】
また、本発明に係る通信機能付き電力量計における通信端局としては、携帯電話等の双方向ディジタル通信端局ユニットであることが好ましい。このような双方向通信端局ユニットの使用によって、電気電力供給事業者側での自動検針あるいは集中検針機能に加えて、電力需要者に電力使用量や信号中継機能等の結果を通知するアンサーバック機能も付加することができる。特に、請求項4に記載したようにPHS通信端局を使用する場合は、パソコンやモバイル・コンピュータ等と組み合わせ使用することでPIAFSによる高速ディジタル通信が可能であり、自動検針機能、信号中継機能、セキュリティ機能等を発揮させる上での通信費を低減することができる。
【0013】
さらに、本発明は、誘導型の電力量計にも適用可能であるが、特に、請求項5に記載のような電子式電力量計に適用することが望ましい。この電子式電力量計は、誘導型に比べて体積比をほぼ半減できるため、通信端局を備えたカバーの小型軽量化、ひいては通信機能付き電力量計のコンパクト化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は単相3線式または三相3線式の電子式電力量計に通信機能を付加する時の状態を示す分解外観斜視図、図2は電子式電力量計の正面図である。この電子式電力量計1は、電力配電線(引込線)及び需要家屋内配線(需要家線)を電気的に差込み接続可能な複数の雌型端子3…を有する端子ブロック4を下部に備えた電子式計量本体部5を、端子ブロック4における雌型端子3…の前面が前方へ向け露出する状態で樹脂製または金属製の箱状ケース2に内蔵して構成されている。なお、箱状ケース2には、計量本体部5と電力配電線及び需要家屋内配線との間に亘る電気導通を入切り可能な開閉スイッチ部(図示省略する)を内蔵しているものが一般的であるが、その開閉スイッチ部を内蔵していないものであってもよい。
【0015】
この電子式電力量計1の上記端子ブロック4には、後述するプラグを差込み可能で、その差込み状態において複数の雌型端子3…のうち、電力配電線を差込み接続可能な一組の雌型端子3に電気接続可能なコンセント6が正面開口状態に形成されている。
【0016】
一方、上記の電子式電力量計1とは別に、上記端子ブロック4の横幅に相当する幅を有する板状カバー7が設けられている。この板状カバー7内には通信用電源ユニット8(具体的な構成は省略する)が組み込まれているとともに、この板状カバー7の幅方向両端には電子式電力量計1における箱状ケース2の左右両側板部2a,2aに沿って上方へ向けて延びる左右一対の枠板9,9がカバー7と一体に連設され、かつ、この左右一対の枠板9,9の上端部間に亘っては通信端局10が連結固定されており、これによって、正面視形状がロ型のラーメン構造を持つ通信端局付きカバーユニット11を構成している。このカバーユニット11は、上記電子式電力量計1における箱状ケース2に対してその正面側から着脱可能で、その装着状態において板状カバー7が端子ブロック4における複数の雌型端子3…の前面全体を覆うとともに、通信端局10が電子式電力量計1における箱状ケース2の直上方部に配置されるように構成されている。
【0017】
このカバーユニット11における板状カバー7には、その内部に組み込まれた通信用電源ユニット8に接続され、かつ、上記端子ブロック4側のコンセント6に差込むことにより、上記通信用電源ユニット8を一組の雌型端子3に電気接続可能なプラグ12が後方へ向けて突設されているとともに、左右一対の枠板9,9の一方には、通信用電源ユニット8と通信端局10とを電気的に接続する配線基板13が内装されている。
【0018】
なお、正面視形状ロ型のラーメン構造を持つ通信端局付きカバーユニット11の構成メンバーである通信端局10としては、微弱無線端局や赤外線通信端局、イーサネットLAN用のインターフェースを搭載のイーサネット端局、PHS通信端局のいずれであってもよいが、高速ディジタル通信が可能である上にアンサーバック機能を有するPHS通信端局が最も好ましい。
【0019】
上記構成の電子式電力量計1においては、正面視形状ロ型のラーメン構造を持つ通信端局付きカバーユニット11を、図1、図3及び図4に示すように、電力量計1の正面側から、左右一対の枠板9,9が箱状ケース2の左右両側板部2a,2aの外面に沿ってスライドされ、そのスライドに伴い板状カバー7から後方へ突設のプラグ12が電力量計1側のコンセント6に差し込まれるように箱状ケース2に対して後方Rに向けてワンタッチ式に押し込み操作することにより、端子ブロック4における複数の雌型端子3…の前面露出部を板状カバー7で覆うと同時に、プラグ12及びコンセント6を介して通信用電源ユニット8を一組の雌型端子3に電気接続して、通信用電源取り出しのための煩雑な結線作業等を要することなく、かつ、電力量計1の計量本体部5には何らの負担をかけることなく直ちに通信機能を発揮し得る状態の通信端局10を随時簡単容易に電力量計1に付設することが可能である。
【0020】
そして、カバーユニット11の装着状態では、通信端局10が計量本体部5とは別体であるために、この通信端局10を、計量本体部5で計量した電力量を遠隔地の管理センター等に伝送する自動検針又は集中検針機能に利用できるのはもとより、それ以外にも、電力量計1を基点としてエアコンやビデオ等の各種電気機器を外出先から入切指令する際の信号中継機能や、時間帯で料金の異なる電力使用量を管理センター等で契約時間帯毎に集計し確認する機能、さらには、屋内に設置の防犯カメラのスイッチを屋外から入り操作して屋内状況を監視するセキュリティ機能等々といった電力供給業務の運営上及び日常生活を営む上で有意義な多種多様な機能を発揮させるための通信機能装置として有効に利用することができる。
【0021】
また、通信端局10を備えたカバーユニット11が電子式電力量計1に対して外付けで任意に離脱可能であるから、計量法で規定されている10年1サイクル毎に検定を受ける際、カバーユニット11を箱状ケース2から離脱させることにより、箱状ケース2内の計量本体部5のみを検定対象として検定・修理作業を非常に容易かつ低コストに行えるとともに、検定の結果で交換が必要な場合も計量本体部5を内蔵の電力量計1のみを交換すればよく、交換に要するコストも最小限に抑えて電力供給事業者における経済的負担を軽減することができる。加えて、カバーユニット11を装着した通信機能付加状態では、端子ブロック4における雌型端子3…の前面露出部が板状カバー7で覆われ、かつ、通信用電源ユニット8への電源供給のためのプラグ12及びコンセント6による電気接続部の前面もカバー7で隠蔽される状態となるので、外付け通信端局10でありながら、その電気接続部等に対する悪戯等を確実に防止し、かつ、外観的にもスッキリと見栄えよく仕上がることができる。
【0022】
なお、上記実施の形態では、体積的に小さい電子式電力量計に適用した例について説明したが、誘導型電力量計に適用してもよい。
【0023】
また、上記実施の形態で説明したとおり、通信端局10としては、PHS通信端局が好ましいが、これ以外に、携帯電話等の双方向ディジタル通信端局を用いてもよい。
【0024】
さらに、上記実施例では、通信用電源ユニット8を板状カバー7内に組み込んだもので説明したが、この電源ユニット8の組み込み位置はカバーユニット11のどこであってもよい。また、通信用電源ユニット8と通信端局10とを電気的に接続するにあたっては、配線基板13に代えて単なる配線を用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、カバーを電力量計の正面側からその箱状ケースに対してワンタッチで装着するだけの極く簡単な操作によって、端子ブロックの前面露出部を覆うと同時に、電源取り出しのための煩雑な結線作業等を要することなく、かつ、計量本体部に何らの負担をかけることなく、端子ブロックの一組の端子からの電源供給を受けて直ちに通信機能を発揮し得る状態の通信端局を随時簡単容易に付設することができるとともに、その通信端局を自動検針又は集中検針機能以外にも、電力量計を基点として各種電気機器を外出先等から入切指令する際の信号中継機能や、時間帯で料金の異なる電力使用量を管理センター等で契約時間帯毎に集計し確認する機能、さらには、屋内に設置の防犯カメラのスイッチを遠隔操作して屋内状況を監視するセキュリティ機能等々といった電力供給業務の運営上及び日常生活を営む上で有意義な多種多様な機能を発揮させるべく有効利用することができる。
【0026】
しかも、電力量計の検定・修理に纏わる作業を非常に容易かつ低コストに行えるとともに、交換が必要に時は電力量計のみの交換を可能として交換に要するコストも最小限に抑えて電力供給事業者における経済的負担を軽減することができる。加えて、ユニットカバーを取付けた通信機能付加状態では、端子ブロックの前面を覆うカバーで通信用電源ユニットへの電源供給のためのプラグ及びコンセントによる電気接続部の前面も隠蔽することが可能で、外付け通信端局でありながら、その電気接続部等に対する悪戯等を確実に防止し、かつ、外観的にもスッキリと見栄えよく仕上がることがてきるという効果を奏する。
【0027】
特に、請求項4に記載のように、通信端局としてPHS通信端局を使用することによって、パソコンやモバイル・コンピュータ等と組み合わせでPIAFSによる高速ディジタル通信を可能とし、検針機能及びアンサーバック機能を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信機能付き電力量計として、単相3線式または三相3線式の電子式電力量計に通信端局を付設する時の作業状況を説明する分解外観斜視図である。
【図2】同上電子式電力量計の正面図である。
【図3】同上電子式電力量計に通信端局を付設する時の作業状況を説明する一部切り欠き側面図である。
【図4】同上電子式電力量計に通信端局を付設する時の作業状況を説明する一部切り欠き底面図である。
【符号の説明】
1 電子式電力量計
2 箱状ケース
2a,2a ケースの左右両側板部
3 雌型端子
4 端子ブロック
5 計量本体部
6 コンセント
7 板状カバー
8 通信用電源ユニット
9 枠板
10 通信端局
12 プラグ
13 配線基板

Claims (5)

  1. 電力配電線及び需要家屋内配線を電気接続可能な複数組の端子を収納している端子ブロックを下部に備えた電力量の計量本体部を上記端子ブロックの前面が露出する状態で箱状ケースに内蔵してなる電力量計に通信機能を付加して構成される通信機能付き電力量計であって、
    通信端局及び通信用電源ユニットを備え電力量計の正面側から箱状ケースに対して着脱可能でその装着状態において上記端子ブロックの前面を覆うカバーに、上記通信用電源ユニットに接続されたプラグが後方へ向け突設されているとともに、上記電力量計側の端子ブロックには、上記カバーの箱状ケースへの装着時に、該カバー側のプラグを差込み可能で、その差込み状態で一組の端子に電気接続可能なコンセントが形成されていることを特徴とする通信機能付き電力量計。
  2. 上記カバーには、箱状ケースの左右両側板部の外面に沿って上方へ向けて延びる左右一対の枠板が設けられており、これら左右一対の枠板の上端部間に亘って通信端局が連結固定され、かつ、カバーに通信用電源ユニットが内装されている請求項1に記載の通信機能付き電力量計。
  3. 上記左右一対の枠板のいずれか一方に、通信用電源ユニットと通信端局とを電気的に接続する配線または配線基板が内装されている請求項2に記載の通信機能付き電力量計。
  4. 上記通信端局が、PHS通信端局である請求項1ないし3のいずれかに記載の通信機能付き電力量計。
  5. 対象とする電力量計が、電子式電力量計である請求項1ないし4のいずれかに記載の通信端局付き電力量計。
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