JP5943830B2 - 電力量計 - Google Patents
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Description
そこで、送電系統からの引込み線が接続される一次側端子及び需要家側配線が接続される二次側端子を備える端子ブロック部、及び一次側端子もしくは二次側端子と電気的に接続された所定数の刃受け端子を備えるユニット接合部を有するユニットベースと、該ユニット接合部に設定された複数のユニット区画へ着脱自在とされ、刃受け端子に圧入される刃端子を備えた電力量計ユニットと、通信端局ユニットや開閉器ユニット等のオプション機器ユニットとから構成したユニット式計器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、電力使用量が少ない一般家庭や賃貸住宅等では、電流を直接、電力量計の内部に通電させて電力量を計測するタイプの電力量計が用いられる。そのため、この電力量計には、通電電流に応じ、例えば、30A、60A、120A等の複数の定格電流のものが用意されている。
トのいずれか1つと、送電系統からの引込み線が接続される一次側端子及び需要家側配線が接続される二次側端子を有し、第1の電力量計ユニットまたは第2の電力量計ユニットのいずれか1つが装着可能なベースユニットと、を備えたユニット式計器において、ベースユニットは、第1の電力量計ユニット及び第2の電力量計ユニットの電流端子である刃端子が共用で接続される第1の刃受け端子と、第1の電力量計ユニットの電流端子である刃端子が接続される第2の刃受け端子と、両電力量計ユニットの電圧端子である刃端子が接続される第3の刃受け端子と、を備えたものである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる電力量計ユニット、通信端局ユニット、及び保護カバー部材を透視した状態のユニット式計器1を示す正面図、図2は図1のX−X線断面図で、図3は覆板21を取り外した状態のユニット式計器1を示す正面図、図4は覆板21の上部を示す要部正面図、図5は第1の電力量計ユニット30の一例を示す斜視図で、(a)は正面方向の斜視図、(b)は背面方向の斜視図、図6は刃受け端子と刃端子との関係を示す斜視図、図7は刃受け端子に刃端子が圧入された状態を示す断面図、図8は刃受け端子に刃端子が圧入された状態を示す側面図、図9はユニット式計器の結線状態を示す回路図である。
端子ブロック部25には、送電系統からの引込み線が接続される一次側端子11と需要家側配線が接続される二次側端子12が設けられている。
ユニット接合部20には、一次側端子11若しくは二次側端子12と電気的に接続され所定数の刃受け端子(第1端子)が設けられている。
線の端末部)の導体が、前記開口孔1021を介して挿入され、前記電線端末部は端子金具114に固定される。なお端子金具114の他端側117は、後述する、第3の刃受け端子353が設けられているリード導体63に固定されている。
ベースユニット10は、透明な保護カバー部材Cが、ユニット接合部20及び端子ブロック部25の前方開口部を覆うように取り付けられる。
さらに、一次側端子11の各端子111、112、113へそれぞれ電気的に接続されている電圧用刃端子としての第3の刃受け端子351、352、353とが、ユニット接合部20に配置されている。
なお、リード導体61、62、63及びリード導体61、62、63にそれぞれ設けられる各刃受け端子は、一体的な金属部材を折り曲げ加工した一体構造の例を示したが、平板状のリード導体に各刃受け端子をリベット止め等した別体構造であっても良い。
なお、リード導体64、65及びリード導体64、65にそれぞれ設けられる各刃受け端子は、一体的な金属部材を折り曲げ加工した一体構造の例を示したが、リード導体61、62、63と同様に、平板状のリード導体に各刃受け端子をリベット止め等した別体構造であっても良い。
L4≧L1+L2+L3 (式1)
の関係とする。
第2の刃受け端子331の2つの端部のうち、第1の刃受け端子311から遠い側の端部のことである。
なお、第1の刃受け端子312、321、322及び第2の刃受け端子332、341、342と、刃端子312a、321a及び322aについても、第1の刃受け端子311、第2の刃受け端子331、及び刃端子311aと同様であるので、詳細説明は省略する。
また、刃端子351a、352a、353aは、第1の電力量計ユニット30が具備する電源回路にも接続され、当該電子回路等の動作電源として用いられる。
前述した通り、第1目的のユニット区画300には電力量計ユニット30が装着されていることから、刃受け端子311と322との間、及び刃受け端子312と321との間は電力量計ユニット30が備える計器電流線で橋絡されている。一方、第2目的のユニット区画400は空き状態であることから、第4の刃受け端子411、412、413を電源部Aとして活用できる状態である。
L4≦L1+L2+L3
となっていると、刃端子のエッヂで刃受け端子の刃面をキズ付けてしまう恐れがあるが、式1を満たすようにしたので、第1の刃端子の一方の端部を第1の刃受け端子の外側端部より外側に、第1の刃端子の他方の端部を第2の刃受け端子の外側端部より外側に位置されることとなり、定格電流の変更により交換するのは電力計ユニット30、31(刃端子側)であり、固定設置されているベースユニット10側の両刃受け端子にキズが付くのを防止することができる。
あれば、如何なる形状であっても良い。或いは、刃端子と刃受け端子との組み合わせに代えて、第1端子と第2端子とがネジ接続により電気的に接続されるような構成としても良い。また、ユニット区画について、第1、第2目的のユニット区画を設定した例について説明したが、さらに多区画を設定しても良い。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
図24は本発明の実施形態2にかかるユニット式計器2を示す正面図、図25は図24のY−Y線断面図、図26は第2の電力量計ユニット31の一例を示す斜視図で、(a)は正面方向の斜視図、(b)は背面方向の斜視図、図27は刃受け端子と刃端子との関係を示す要部拡大斜視図、図28は刃受け端子に刃端子が圧入された状態を示す要部拡大側面図である。
図24、25に示すように、本実施の形態におけるユニット式計器2は、実施の形態1においてベースユニット10に装着していた第1の電力量計ユニット30に替えて、第1の電力量計ユニット30の第1定格電流値より小さい第2定格電流値を有する第2の電力量計ユニット31をベースユニット10に装着したものである。
L3≧|L5−L1| (式2)
L5≧L1 (式3)
の関係を満足するものとする。
また、各刃端子と各刃受け端子を式3に示す関係とすることにより、図28に示すように、第1の刃端子311bの一方の端部311b1を第1の刃受け端子311の外側端部3116の外側に、第1の刃端子311bの他方の端部311b2を第1の刃受け端子311の内側端部3117の外側に位置させることとする。
12 二次側端子、 20 ユニット接合部、 21 覆板、
25 端子ブロック部、30 第1の電力量計ユニット、
31 第2の電力量計ユニット、
40 通信端局ユニット(機器ユニット)、101 ケーシング、
300 第1目的のユニット区画、
311、312、321、322 第1の刃受け端子、
331、332、341、342 第2の刃受け端子、
311a、312a、321a、322a 刃端子(電流端子)、
351a、352a、353a 刃端子(電圧端子)、
351、352、353 第3の刃受け端子、
400 第2目的のユニット区画。
Claims (6)
- 第1定格電流値を有する第1の電力量計ユニットまたは前記第1定格電流値より小さい値の第2定格電流値を有する第2の電力量計ユニットのいずれか1つと、送電系統からの引込み線が接続される一次側端子及び需要家側配線が接続される二次側端子とを有し、前記第1の電力量計ユニットまたは前記第2の電力量計ユニットのいずれか1つが装着可能なベースユニットと、を備えた電力量計において、
前記ベースユニットは、前記第1の電力量計ユニット及び前記第2の電力量計ユニットの電流用の刃端子が共用で接続される第1の刃受け端子と、前記第1の電力量計ユニットの電流用の刃端子が接続される第2の刃受け端子と、前記両電力量計ユニットの電圧用の刃端子が接続される第3の刃受け端子と、を備えたことを特徴とする電力量計。 - 前記第1の刃受け端子の幅をL1、前記第2の刃受け端子の幅をL2、前記第1の刃受け端子と前記第2の刃受け端子との間隔をL3、前記第1の電力量計ユニットの電流刃端子の幅をL4、とすると、
L4≧L1+L2+L3
であることを特徴とする請求項1に記載の電力量計。 - 前記第1の電力量計ユニットにおける電流用の前記刃端子の一方の端部を前記第1の刃受け端子の外側端部の外側に、前記第1の電力量計ユニットにおける電流用の前記刃端子の他方の端部を前記第2の刃受け端子の外側端部の外側に位置させたことを特徴とする請求項2に記載の電力量計。
- 前記第2の電力量計ユニットの電流端子の幅をL5、とすると、
L3≧|L5−L1|
であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電力量計。 - L5≧L1
であることを特徴とする請求項4に記載の電力量計。 - 前記第2の電力量計ユニットにおける電流用の前記刃端子の一方の端部を前記第1の刃受け端子の外側端部の外側に、前記第2の電力量計ユニットにおける電流用の前記刃端子の他方の端部を前記第1の刃受け端子の内側端部の外側に位置させたことを特徴とする請求項5に記載の電力量計。
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