JP5815095B1 - 車体の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体の側部に作業スペースを確保しつつ、車体のワークを的確に位置決めすることができる車体の製造装置を提供する。【解決手段】車体100の左右側部にそれぞれ配設されるサイド治具フレーム6と、車体100の前後開口部から当該車体100の内部にそれぞれ挿入可能な前後一対のフレーム部材によって構成されてサイド治具フレーム6間に架設する一対のアッパ治具フレーム7(アッパ治具フレームフロント7a及びアッパ治具フレームリア7b)と、これらアッパ治具フレーム7の治具フレーム本体8の挿入端部を接離自在に連結する連結機構25と、アッパ治具フレーム7の治具フレーム本体8上に保持されて車体100の位置決めを行うクランプ機構30と、を備えて車体100の製造装置1を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、仮置固定した車体の一方のワークを他方のワークに溶接して仮組みする車体の製造装置に関する。
従来、車体を構成する複数のワークを位置決めした状態でスポット溶接等することにより車体を組み立てる様々な技術が提案され、実用化されている。
この種の車体の製造装置として、例えば、特許文献1には、ボディサイドとルーフとの位置決めクランプ装置として車体組付ステーションの上部フレームの左右両側にそれぞれ懸垂支持された状態で配設された複数の3軸切換ユニットと、ボディサイドとアンダーボディとの位置決めクランプ装置として車体組付ステーションの下部フレーム上の左右両側にそれぞれ配設された複数の3軸切換ユニットと、を備えた車体の製造装置を用い、車体各部のクランプ位置の形状が車体モデル間で統一された複数種の車体を組み立てる技術が開示されている。
特公平6−59851号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示されているように、車体の製造装置では、一般に、車体上のワークを位置決めするためのクランプ治具等は車体側部に配設された3軸切換ユニットや多関節ロボット等によって支持される。従って、仮組溶接を行う際の車体の側部には、クランプ治具等を支持するための各種機構部等が配設さえることとなり、溶接ガン等を溶接位置まで移動させる際の妨げとなる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車体の側部に作業スペースを確保しつつ、車体のワークを的確に位置決めすることができる車体の製造装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による車体の製造装置は、車体の左右側部にそれぞれ配設されるサイド治具フレームと、前記車体の前後開口部から当該車体の内部にそれぞれ挿入可能な前後一対のフレーム部材によって構成され、前記サイド治具フレーム間に架設するアッパ治具フレームと、前記一対のフレーム部材の挿入端部を接離自在に連結する連結機構と、前記アッパ治具フレーム上に保持され、前記車体の位置決めを行うクランプ機構と、を備えたものである。
本発明の車体の製造装置によれば、車体の側部に作業スペースを確保しつつ、車体のワークを的確に位置決めすることができる。
車体の製造装置の概略構成を示す側面図 車体の製造装置の概略構成を示す正面図 図1のIII−III線に沿う矢視図 図1のIV−IV線に沿う矢視図 図1のV−V線に沿う矢視図 連結部材を示す側面図 アッパクランプ治具を示す側面図 サイド治具フレームとアッパ治具フレームとのロック機構を示す正面図 サイドストラクチャ等の仮組溶接工程を示すフローチャート(その1) サイドストラクチャ等の仮組溶接工程を示すフローチャート(その2)
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一実施形態に係わり、図1は車体の製造装置の概略構成を示す側面図、図2は車体の製造装置の概略構成を示す正面図、図3は図1のIII−III線に沿う矢視図、図4は図1のIV−IV線に沿う矢視図、図5は図1のV−V線に沿う矢視図、図6は連結部材を示す側面図、図7はアッパクランプ治具を示す側面図、図8はサイド治具フレームとアッパ治具フレームとのロック機構を示す正面図、図9,10はサイドストラクチャ等の仮組溶接工程を示すフローチャートである。
図1〜4に示す車体の製造装置1は、例えば、自動車の車体のメインボディの組立ラインに設定された仮組溶接工程のステージに構成されるものである。この組立工程のステージには、例えば、下部中央構造部品としてのセンタストラクチャ101の両側にサイド構造部品としてのサイドストラクチャ102が仮置固定された車体100が床下治具5に固定載置(クランプ)されてシャトルコンベア(図示せず)等によって搬入される。
ここで、センタストラクチャ101は、具体的には、例えば、フロントホイールエプロン、トーボード、フロントフロア、リヤホイールエプロン等で構成されている。また、サイドストラクチャ102は、具体的には、例えば、フロントピラー、センターピラー、リヤクォータピラー、サイドレール、サイドシル等で構成されている。
この組立工程のステージには、車体100の左右のサイドストラクチャ102に対向するサイド治具フレーム6が設けられている。このサイド治具フレーム6には、床下治具5に設けられた治具基準ピン15が係合可能となっており、この治具基準ピン15によって、床下治具5がステージ上に位置決め固定(クランプ)されるようになっている。
また、サイド治具フレーム6の一部は、左右のサイドストラクチャ102に対し、それぞれ接近離間移動自在な可動治具フレーム6aとなっている。そして、他の工程から本工程に車体100が搬入される際や、本工程から他の工程に車体100を搬出する際等には、各可動治具フレーム6aが車体100から離間方向に移動されるようになっている。一方、床下治具5が車体100とともに本工程のステージに搬入されて載置固定されると、可動治具フレーム6は、車体100への接近方向に移動され、可動治具フレーム6aに設けられたサイド基準ピン16によってサイドストラクチャ102が位置決め固定(クランプ)されるようになっている。
また、製造装置1は、搬入された車体100の車種に応じて交換可能な治具フレームとして、複数種類のアッパ治具フレームフロント7aと、複数種類のアッパ治具フレームリア7bと、を有する。なお、図1中は複数種類の中から選択された1組のアッパ治具フレームフロント7a及びアッパ治具フレームリア7bを示しており、以下の説明において、適宜、これらを総称してアッパ治具フレーム7と称する。
これらアッパ治具フレームフロント7a及びアッパ治具フレームリア7bは、アッパ治具搬送ロボット10によって、図示しない治具置き場から選択的に搬送可能である。
図1,2に示すように、アッパ治具フレームフロント7aは、車体の前後方向に沿って延在する治具フレーム本体8と、この治具フレーム本体8の先端部下方において左右に延在する脚部9と、を備えた平面視略T字状をなす治具によって構成されている。そして、このアッパ治具フレームフロント7aは、アッパ治具搬送ロボット10に対する数値制御(NC)を通じて、治具フレーム本体8が車体100の前部開口部(フロントウインドウ用の開口部)から当該車体100内に挿入されるとともに、脚部9がサイド治具フレーム6上に架設され、当該サイド治具フレーム6に設けられたフレームロック機構20(図8参照)によって位置決め固定されることにより、保持される。
同様に、アッパ治具フレームリア7bは、車体の前後方向に沿って延在する治具フレーム本体8と、この治具フレーム本体8の後端部下方において左右に延在する脚部9と、を備えた平面視略T字状をなす治具によって構成されている。そして、このアッパ治具フレームリア7bは、アッパ治具搬送ロボット10に対する数値制御(NC)を通じて、治具フレーム本体8が車体100の後部開口部(リアウインドウ用の開口部、或いは、リアゲート用の開口部)から当該車体100内に挿入されるとともに、脚部9がサイド治具フレーム6上に架設され、当該サイド治具フレーム6に設けられたフレームロック機構20(図8参照)によって固定されることにより、保持される。
なお、例えば、図8に示すように、本実施形態において、フレームロック機構20は、例えば、エアシリンダ21をアクチュエータとして動作するシリンダ式のロック機構である。このフレームロック機構20の近傍において、サイド治具フレーム6には、例えば、金属ブロックからなる嵌合部材23が固設されている。本実施形態において、この嵌合部材23は、両側に傾斜面を有する山状の突起部23aを有して構成されている。また、アッパ治具フレーム7の脚部9には、嵌合部材23と嵌合する嵌合受部材24が固設されている。本実施形態において、嵌合受部材24は、嵌合部材23の突起部23aに対応するV字状の溝部24aを有して構成されている。そして、フレームロック機構20によってアッパ治具フレーム7の脚部9がサイド治具フレーム6にフレームロック機構20によって固定される際に、嵌合受部材24の溝部24aに嵌合部材23の突起部23aが嵌合することにより、脚部9はサイド治具フレーム6との連結位置にガイドされ、これにより、アッパ治具フレーム7とサイド治具フレーム6との位置決めが高精度に実現される。
また、アッパ治具フレームフロント7aとアッパ治具フレームリア7bの各治具フレーム本体8の端部には、これらを連結するための連結機構25が設けられている。例えば、図6に示すように、この連結機構25は、アッパ治具フレームフロント7a側の治具フレーム本体8に設けられたピンクランプシリンダ26と、アッパ治具フレームリア7b側の治具フレーム本体8に設けられたピン穴ブラケット27とを有して構成され、これらは、アッパ治具フレームフロント7a及びアッパ治具フレームリア7bが左右のサイド治具フレーム6間に架設されたとき、車体100内において対向され、治具フレーム本体8,8間を連結することが可能となっている。
このように構成された治具フレーム構造体2において、アッパ治具フレーム7の治具フレーム本体8上には、主として車体100の上部をクランプするためのクランプ機構30が設けられている。
このクランプ機構30は、車体100の内側から車体100のサイドレールを構成するワーク103をクランプするためのアッパサイドクランプ治具31を有する。このアッパサイドクランプ治具31は、例えば、車体100のワーク103を当該車体の内側から外方に押圧する押圧治具32と、この押圧治具32によるワーク103の車体外方への移動を規制するための規制治具33と、を有して構成されている。
例えば、図3に示すように、本実施形態の押圧治具32は、車体100の車幅方向外側斜め上方に指向して治具フレーム本体8に固設されたシリンダ32aと、このシリンダ32aによって進退移動されてワーク103を押圧する押圧部材32bとを有して構成されている。
また、例えば、図4に示すように、規制治具33は、車体100の車幅方向外側斜め上方に指向して治具フレーム本体8に固設されたシリンダ33aと、このシリンダ33aによって進退移動可能なロッド33bと、このロッド33bの先端部に設けられた屈曲動作可能な係止部材33cと、を有して構成されている。
そして、このアッパサイドクランプ治具31は、押圧治具32の押圧部材32bが車体100の内側からワーク103を押圧するとともに、規制治具33の係止部材33cがロッド33bから屈曲されて車体100の外側からワーク103を係止することにより当該ワーク103を設定位置にクランプすることが可能となっている。
また、このようなアッパサイドクランプ治具31の他に、例えば、図7に示すように、治具フレーム本体8には、車体100の車幅方向の略中央において、ルーフに配設されたワーク104を係止によってクランプするアッパクランプ治具41が設けられている。さらに、例えば、図4に示すように、治具フレーム本体8には、治具フレーム本体8には、車体100のルーフ等を位置決めするためのアッパ基準ピン42が設けられている。
また、例えば、図2に示すように、治具フレーム構造体2の側方の要所には、溶接ロボット50が配設されている。溶接ロボット50は、車体100に対して相対移動可能なアーム部51と、このアーム部51の先端部に支持された溶接ガン52とを備えて構成されている。溶接ガン52は、所謂、IF鋼(interstitial free steel)をスポット溶接する溶接ガンであり、アーム部51の先端部に設定した加圧軸に沿って移動可能な可動側電極52aと、可動側電極52aに対向して可動側電極52aの加圧軸上に固定され、可動側電極52aの移動により溶接部を共に挟持して所定の加圧力でスポット溶接する固定側電極52bとを備えて構成さている。
このように構成された製造装置1の各機能部には、図示しない各種制御盤が設けられており、これらの制御盤が工程制御盤55に設定されたプログラム等によって統括制御されることにより、例えば、図9,10に示すよう仮組溶接工程が実行される。
すなわち、他の工程から本工程(仮組溶接工程)に車体100が搬入されると(ステップS101)、工程制御盤55は、ステップS102において、車体100の識別符号等を読み取り、今回搬入された車体100が前回搬入された車体100とは異なる車種であるか否かを調べる。
そして、ステップS102において、異なる車種であると判定した場合、工程制御盤55はステップS103に進み、アッパ治具フレーム7の交換を行う。すなわち、ステップS102からステップS103に進むと、工程制御盤55は、アッパ治具搬送ロボット10を動作させ、現在アッパ治具搬送ロボット10が保持しているアッパ治具フレーム7を治具置き場に搬送し、アッパ治具搬送ロボット10からアッパ治具フレーム7を切り離させる。その後、工程制御盤55は、アッパ治具搬送ロボット10を現在の車種に対応する治具置き場へと移動させ、アッパ治具搬送ロボット10に該当する新たなアッパ治具フレーム7を連結させた後、ステップS104に進む。なお、このようなアッパ治具フレーム7の交換は、例えば、車種の相違がセダンタイプの車体とワゴンタイプの相違のみである場合には、アッパ治具フレームリア7bのみを交換するだけでよい。
一方、ステップS102において、今回搬入された車体100の車種が前回の車種と同一であると判断した場合、工程制御盤55は、ステップS104に進む。
ステップS102或いはステップS103からステップS104に進むと、工程制御盤55は、床下治具5に設けられた治具基準ピン15をサイド治具フレーム6側に進出動作させ、床下治具5をクランプする。
続くステップS105において、工程制御盤55は、サイド治具フレーム6の可動治具フレーム6aをサイドストラクチャ102側に進出動作させ、サイド基準ピン16によってサイドストラクチャ102をクランプする。
続くステップS106において、工程制御盤55は、アッパ治具搬送ロボット10を動作させ、アッパ治具フレーム7(アッパ治具フレームフロント7a及びアッパ治具フレームリア7b)の治具フレーム本体8を前後から車体100内に挿入する。
そして、アッパ治具フレーム7の脚部9に設けられた嵌合部材23が、サイド治具フレーム6に設けられた嵌合受部材24に位置決めされると、工程制御盤55は、ステップS107において、エアシリンダ21を作動させ、フレームロック機構20によってアッパ治具フレーム6の脚部9をロックする。さらに、工程制御盤55は、連結機構25のピンクランプシリンダ26を動作させ、前後の治具フレーム本体8,8間をロックする。
このような各工程によって車体100を支持する治具フレーム構造体2が組み立てられると、工程制御盤55は、ステップS108において、アッパクランプ治具41をワーク104のクランプ位置まで進出させるとともに、アッパ基準ピン42を車体100のルーフ等に対するクランプ位置まで進出させる。
続くステップS109において、工程制御盤55は、アッパサイドクランプ治具31を進出動作させ、ワーク103のクランプを行う。すなわち、工程制御盤55は、押圧治具32のシリンダ32aを動作させて押圧部材32bをワーク103まで進出させ、当該押圧部材32bによってワーク103を車体100の内側から押圧する。また、工程制御盤55は、規制治具33のシリンダ33aを動作させてロッド33bの先端側を車体100の外部に突出させた後、係止部材33cを屈曲動作させることにより、ワーク103を車体100の外方から係止する。
続くステップS110において、工程制御盤55は、溶接ロボット50を動作させ、アッパサイドクランプ治具31によってクランプされたワーク103をスポット溶接(仮組溶接)する。
そして、ワーク103に対するスポット溶接が終了すると、工程制御盤55は、ステップS111に進み、アッパサイドクランプ治具31の押圧部材32b及び係止部材33cをワーク103から退避させる。これにより、ワーク103に対するアッパサイドクランプ治具31によるクランプ状態が解除される。
続くステップS112において、工程制御盤55は、アッパクランプ治具41をワーク104のクランプ位置から退避せるとともに、アッパ基準ピン42を車体100のルーフ等に対するクランプ位置から退避させる。
続くステップS113において、工程制御盤55は、エアシリンダ21を動作させ、フレームロック機構20による脚部9のロックを解除(アンロック)する。さらに、工程制御盤55は、連結機構25のピンクランプシリンダ26を動作させ、前後の治具フレーム本体8,8間をアンロックする。
続くステップS114において、工程制御盤55は、サイド治具フレーム6の可動治具フレーム6aを動作させ、サイドストラクチャ102からサイド基準ピン16を退避させる。
続くステップS115において、工程制御盤55は、アッパ治具搬送ロボット10を動作させ、アッパ治具フレーム7を退避位置まで移動させる。
続くステップS116において、工程制御盤55は、治具基準ピン15を治具フレーム6から退避させることによって床下治具5をアンクランプする。
そして、ステップS117において、工程制御盤55は、床下治具5とともに車体100を搬出した後、ルーチンを抜ける。
このような実施形態によれば、車体100の左右側部にそれぞれ配設されるサイド治具フレーム6と、車体100の前後開口部から当該車体100の内部にそれぞれ挿入可能な前後一対のフレーム部材によって構成されてサイド治具フレーム6間に架設する一対のアッパ治具フレーム7(アッパ治具フレームフロント7a及びアッパ治具フレームリア7b)と、これらアッパ治具フレーム7の治具フレーム本体8の挿入端部を接離自在に連結する連結機構25と、アッパ治具フレーム7の治具フレーム本体8上に保持されて車体100の位置決めを行うクランプ機構30と、を備えて車体100の製造装置1を構成することにより、車体100の側部に作業スペースを確保しつつ、車体100のワーク103を的確に位置決めすることができる。
すなわち、サイド治具フレーム6間に架設するアッパ治具フレーム7を、前後一対のアッパ治具フレームフロント7aとアッパ治具フレームリア7bとで分割形成するとともに、これらを連結機構25によって連結可能か構成とすることにより、車体100の前後開口部から車体100内に挿入可能な構成とし、車体100の内部に挿入される治具フレーム本体8上に車体100の位置決めを行うクランプ機構30を保持することにより、車体100の側部に十分な作業スペースを確保しつつ、車体100のワーク103を的確に位置決めすることができる。
従って、溶接ガン52等を任意の方向及び角度からワーク103の溶接位置まで移動させることができ、良好な作業性にて仮組溶接作業を行うことができる。加えて、車体100の側部に十分な作業スペースが確保されているため、必要に応じて、仮組溶接後の増打ち等についても、同一の工程内において実現することができる。
なお、本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲内である。
1 … 製造装置
2 … 治具フレーム構造体
5 … 床下治具
6 … サイド治具フレーム
6a … 可動治具フレーム
7 … アッパ治具フレーム
7a … アッパ治具フレームフロント
7b … アッパ治具フレームリア
8 … 治具フレーム本体
9 … 脚部
10 … アッパ治具搬送ロボット
15 … 治具基準ピン
16 … サイド基準ピン
20 … フレームロック機構
21 … エアシリンダ
23 … 嵌合部材
23a … 突起部
24 … 嵌合受部材
24a … 溝部
25 … 連結機構
26 … ピンクランプシリンダ
27 … ピン穴ブラケット
30 … クランプ機構
31 … アッパサイドクランプ治具
32 … 押圧治具
32a … シリンダ
32b … 押圧部材
33 … 規制治具
33a … シリンダ
33b … ロッド
33c … 係止部材
41 … アッパクランプ治具
42 … アッパ基準ピン
50 … 溶接ロボット
51 … アーム部
52 … 溶接ガン
52a … 可動側電極
52b … 固定側電極
55 … 工程制御盤
100 … 車体
101 … センタストラクチャ
102 … サイドストラクチャ
103 … ワーク
104 … ワーク

Claims (3)

  1. 車体の左右側部にそれぞれ配設されるサイド治具フレームと、
    前記車体の前後開口部から当該車体の内部にそれぞれ挿入可能な前後一対のフレーム部材によって構成され、前記サイド治具フレーム間に架設するアッパ治具フレームと、
    前記一対のフレーム部材の挿入端部を接離自在に連結する連結機構と、
    前記アッパ治具フレーム上に保持され、前記車体の位置決めを行うクランプ機構と、を備えたことを特徴とする車体の製造装置。
  2. 前記クランプ機構は、前記車体のワークを当該車体の内側から外方に押圧する押圧治具と、
    前記押圧治具による前記ワークの前記車体外方への移動を規制する規制治具と、を有することを特徴とする請求項1に記載の車体の製造装置。
  3. 前記フレーム部材は、車種毎に交換可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の製造装置。
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