JP5813489B2 - 異常発生推定方法及び異常発生推定装置 - Google Patents
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Description
所与の時間間隔でセンサデータを発信するセンサノードを複数有して構成された無線センサネットワークの異常発生を、当該センサノードから送信されてサーバに集約されたセンサデータを用いて推定する方法であって、
一のセンサノードからのセンサデータの前記サーバにおける受信間隔を用いて、センサデータの受信間隔の長短に係る度数分布を生成する生成ステップと、
前記度数分布を用いて前記無線センサネットワークの異常発生を推定する推定ステップと、
を含む異常発生推定方法である。
所与の時間間隔でセンサデータを発信するセンサノードを複数有して構成された無線センサネットワークの異常発生を、当該センサノードから送信されてサーバに集約されたセンサデータを用いて推定する異常発生推定装置であって、
一のセンサノードからのセンサデータの前記サーバにおける受信間隔を用いて、センサデータの受信間隔の長短に係る度数分布を生成する生成手段と、
前記度数分布を用いて前記無線センサネットワークの異常発生を推定する推定手段と、
を備えた異常発生推定装置を構成しても良い。
前記センサデータには、送信順序を識別可能な順序識別情報が含まれており、
前記一のセンサノードからのセンサデータに含まれる順序識別情報を用いて、当該センサデータの送信順序を判定する送信順序判定ステップを更に含み、
前記生成ステップでは、前記送信順序判定ステップの判定結果を用いて、センサデータの早着を含めて前記度数分布を生成する、
異常発生推定方法を構成しても良い。
前記推定ステップは、前記度数分布のうち、標準的な受信間隔の範囲内であることを示す所与の標準範囲内の度数の割合、或いは、当該標準範囲外の度数の割合を算出する割合算出ステップを含み、当該割合算出ステップで算出された割合を用いて前記無線センサネットワークの異常発生を推定する、
異常発生推定方法を構成しても良い。
前記生成ステップでは、所与の期間の前記度数分布を生成し、
前記一のセンサノードに係る標準的な前記度数分布のデータを蓄積した標準データを用いて前記標準範囲を設定する標準範囲設定ステップと、
前記推定ステップで異常発生が推定されなかった場合の当該期間の前記度数分布に基づいて前記標準データを更新する標準データ更新ステップと、
を更に含む異常発生推定方法を構成しても良い。
前記一のセンサノードのセンサの種類及び/又は設置場所に応じて前記標準範囲を可変に設定するステップを更に含む、
異常発生推定方法を構成しても良い。
前記一のセンサノードからのセンサデータの前記サーバにおける受信間隔を予測する予測ステップを更に含み、
前記生成ステップでは、前記サーバにおける受信間隔と、前記予測ステップで予測された受信間隔との差を用いて前記度数分布を生成する、
異常発生推定方法を構成しても良い。
前記無線センサネットワークは、所定の鉄道構造物に設けられてなり、センサデータを一時蓄積し、蓄積したセンサデータを接近走行した列車に搭載される車上装置に向けて送信する一時蓄積装置を有し、
前記サーバは、前記車上装置からセンサデータを受信し、
前記予測ステップでは、前記列車の運行情報を用いて受信間隔を予測する、
異常発生推定方法を構成しても良い。
前記生成ステップでは、前記複数のセンサノードそれぞれの前記度数分布を生成し、
前記推定ステップは、
前記複数のセンサノードそれぞれについて、当該センサノードに係る度数分布を用いて当該センサノードに係る異常発生を推定するステップと、
前記異常発生が推定されたセンサノードの設置場所に基づいて、前記無線センサネットワークの異常発生箇所を推定するステップと、
を含む、
異常発生推定方法を構成しても良い。
図1は、本実施形態のネットワークシステム1の概略構成図である。ネットワークシステム1は、無線センサネットワーク10と、列車20に搭載される車上装置22と、データ管理サーバ30とを備えて構成される。
本実施形態における無線センサネットワーク10の異常発生推定の原理を説明する。図2は、原理を説明するためのネットワークシステム3の概略構成図である。このネットワークシステム3では、無線センサネットワーク10からデータ管理サーバ30への通信リンクとして、既設の外部ケーブルを介した有線通信、或いは、無線LANアクセスポイントやルータを介した携帯電話網等の無線通信である通信回線Nによって実現される。
センサノードSからは、一定の送信間隔Tで、センサデータDが断続的に送信される。
図11は、データ管理サーバ30の機能構成を示すブロック図である。データ管理サーバ30は、機能的には、操作部310と、処理部320と、表示部330と、通信部340と、記憶部400とを備えたコンピュータシステムとして構成される。
図18は、異常発生推定処理を説明するフローチャートである。なお、この異常発生推定処理は、一日の列車運行が終了した後に、当該一日分の受信されたセンサデータを対象として実行されるが、一日以外の期間(例えば、1時間)に適用しても良いことは勿論である。
このように、本実施形態によれば、データ管理サーバ30におけるセンサデータの受信間隔Rをもとに、無線センサネットワーク10の異常発生の有無が推定される。つまり、無線線センサネットワーク10の異常を検出するために、各センサノードSに問い合わせようの信号を送信したり、これに対する応答信号を受信するといった通信の必要が無いため、無線センサネットワーク10の通信負荷を増大させることがない。
なお、本発明の適用可能な実施形態は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
例えば、上述の実施形態では、標準範囲を、センサノードSに搭載されるセンサの種別に応じて可変に設定することにしたが(図17の標準範囲設定条件テーブル)、センサノードSの設置場所(監視対象物)に応じて可変に設定することにしても良い。具体的には、鉄橋やトンネルといった鉄道構造物毎に標準範囲を設定しても良い。また、センサの種別と当該センサの設置場所(監視対象物)とから当該センサの重要度を設定し、重要度毎に標準範囲を設定するようにしても良い。
10 無線センサネットワーク
20 列車、22 車上装置
30 データ管理サーバ
310 操作部
320 処理部
321 データ蓄積部、322 異常発生推定部、323 標準範囲設定部
330 表示部、340 通信部
400 記憶部
410 異常発生推定プログラム、420 センサテーブル
430 標準範囲設定条件テーブル、440 標準範囲設定データ
450 異常判断条件テーブル、460 列車運行情報
470 受信データ群、480 標準データ群、490 個別判断結果データ
Claims (6)
- 送信順序を識別可能な順序識別情報を含むセンサデータを所与の送信時間間隔で発信する、所定の鉄道構造物に設けられたセンサノードを複数有して構成された無線センサネットワークの異常発生を、サーバに集約されたセンサデータを用いて推定する方法であって、
前記無線センサネットワークは、前記センサデータを一時蓄積し、蓄積したセンサデータを接近した列車に搭載された車上装置に向けて送信する一時蓄積装置を有し、
前記サーバは、所定の列車運行情報に従って運行される各列車が所定の受信可能位置に位置した際に、当該列車の前記車上装置からセンサデータを受信するように構成され、
送信順序に沿った一のセンサノードからのセンサデータの前記サーバにおける予測受信間隔を、前記送信時間間隔と前記列車運行情報とを用いて予測する予測ステップと、
前記一のセンサノードからのセンサデータに含まれる順序識別情報を用いて、当該センサデータの送信順序に沿った前記サーバの受信間隔を算出する受信間隔算出ステップと、
前記サーバにおいて受信された前記一のセンサノードからの各センサデータに係る前記受信間隔と前記予測受信間隔との差を用いて、センサデータの受信間隔の長短に係る度数分布を生成する生成ステップと、
前記度数分布を用いて前記無線センサネットワークの異常発生を推定する推定ステップと、
を含む異常発生推定方法。 - 前記推定ステップは、前記度数分布のうち、標準的な受信間隔の範囲内であることを示す所与の標準範囲内の度数の割合、或いは、当該標準範囲外の度数の割合を算出する割合算出ステップを含み、当該割合算出ステップで算出された割合を用いて前記無線センサネットワークの異常発生を推定する、
請求項1に記載の異常発生推定方法。 - 前記生成ステップでは、所与の期間の前記度数分布を生成し、
前記一のセンサノードに係る標準的な前記度数分布のデータを蓄積した標準データを用いて前記標準範囲を設定する標準範囲設定ステップと、
前記推定ステップで異常発生が推定されなかった場合の当該期間の前記度数分布に基づいて前記標準データを更新する標準データ更新ステップと、
を更に含む請求項2に記載の異常発生推定方法。 - 前記一のセンサノードのセンサの種類及び/又は設置場所に応じて前記標準範囲を可変に設定するステップを更に含む、
請求項2又は3に記載の異常発生推定方法。 - 前記予測ステップでは、前記複数のセンサノードそれぞれの前記予測受信間隔を予測し、
前記受信間隔算出ステップでは、前記複数のセンサノードそれぞれの前記受信間隔を算出し、
前記生成ステップでは、前記複数のセンサノードそれぞれの前記度数分布を生成し、
前記推定ステップは、
前記複数のセンサノードそれぞれについて、当該センサノードに係る度数分布を用いて当該センサノードに係る異常発生を推定するステップと、
前記異常発生が推定されたセンサノードの設置場所に基づいて、前記無線センサネットワークの異常発生箇所を推定するステップと、
を含む、
請求項1〜4の何れか一項に記載の異常発生推定方法。 - 送信順序を識別可能な順序識別情報を含むセンサデータを所与の送信時間間隔で発信する、所定の鉄道構造物に設けられたセンサノードを複数有して構成された無線センサネットワークの異常発生を、サーバに集約されたセンサデータを用いて推定する異常発生推定装置であって、
前記無線センサネットワークは、前記センサデータを一時蓄積し、蓄積したセンサデータを接近した列車に搭載された車上装置に向けて送信する一時蓄積装置を有し、
前記サーバは、所定の列車運行情報に従って運行される各列車が所定の受信可能位置に位置した際に、当該列車の前記車上装置からセンサデータを受信するように構成され、
送信順序に沿った一のセンサノードからのセンサデータの前記サーバにおける予測受信間隔を、前記送信時間間隔と前記列車運行情報とを用いて予測する予測手段と、
前記一のセンサノードからのセンサデータに含まれる順序識別情報を用いて、当該センサデータの送信順序に沿った前記サーバの受信間隔を算出する受信間隔算出手段と、
前記サーバにおける受信間隔を用いて、センサデータの受信間隔の長短に係る度数分布を生成する生成手段と、
前記度数分布を用いて前記無線センサネットワークの異常発生を推定する推定手段と、
を備えた異常発生推定装置。
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