JP6156506B2 - 無線通信装置、無線通信システム、通信方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施の形態における無線通信システムは、複数の無線通信装置と気象予測サーバを備え、各無線通信装置は、通信回線を介して少なくとも2つの無線通信装置と接続される。通信回線は、無線回線、若しくは有線回線である。本実施形態の無線通信システムでは、各無線通信装置が、気象予測サーバから取得したデータを基に無線回線における所定時間経過後の予想降雨量を算出し、算出した予想降雨量に対応するパスコストを求める。各無線通信装置は、算出した予想降雨量が多い程、より大きなパスコストを求める。各無線通信装置は、パスコストとスパニングツリープロトコルを用いて、降雨により劣化が予想される(パスコストの高い)無線回線を回避するように、通信を行う通信回線を切り替える。
(1)本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの構成
図2は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。本実施形態の無線通信システムは、図2に示されるように、複数台の無線通信装置10、20、30、40と、気象予測サーバ50と、端末60、70を備える。
本実施形態の無線通信システムに備わる無線通信装置の構成について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムに備わる無線通信装置の構成例を示す図である。
テーブル格納部5には、本実施形態の無線通信システムの管理者によって、予想降雨量とパスコストとが対応づけられたテーブルが予め設定される。上述のテーブルの予想降雨量とパスコストは、予想降雨量が大きくなるとパスコストも大きくなる単調増加関係を満たす。
ここで、気象予測サーバ50について説明しておく。
次に、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムの動作について、図4〜8を用いて以下に説明する。始めに、無線通信システムに備わる各無線通信装置の動作について説明し、次に、各無線通信装置が動作することで無線通信システムがどのように動作するのかを説明する。
(1)本実施形態の各無線通信装置の動作概要
まず、本実施形態の無線通信システムに備わる各無線通信装置10、20、30、40の動作の概要を、図4を用いて以下に説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態における無線通信システムに備わる無線通信装置の動作の概要を説明する為の図である。なお、無線通信装置10、20、30、40は同じ動作を行うので、代表して無線通信装置10についてのみ説明する。
まず、無線通信装置10は、図4に示されるように、起動後、自身に備わるGPS(Global Positioning System)機能によって測定した緯度や経度を、自装置の位置情報として記憶する。
次に、無線通信装置10は、無線回線を介して対向する無線通信装置20の位置情報を無線通信装置20から取得し、対向装置の位置情報として記憶する。
次に、無線通信装置10は、現在の時刻が所定のタイミングか否かを判別する。
次に、無線通信装置10は、現在の時刻が所定のタイミング(11時46分)である場合(S3でYesの場合)、気象予測サーバ50から気象予測データを取得する。
なお、無線通信装置10は、現在が所定のタイミングでない場合(S3でNoの場合)には、所定のタイミングになるまで繰り返し上述のS3を実行する。
上述のS4の後、無線通信装置10は、自装置と無線通信装置20との間において、基準時刻11時45分から所定時間15分経過後(すなわち、12時)に予想される降雨量を、S1〜S2で取得した位置情報と上述の気象予測データを用いて算出する。次に、無線通信装置10は、算出した予想降雨量に対応するパスコストを求める。このとき、無線通信装置10は、予想降雨量が多い程、より大きな値のパスコストを求める。無線通信装置10は、予想降雨量に比例した値のパスコスト(以下、「比例パスコスト」という)を求めてもよいし、比例パスコストよりも大きな値のパスコストを求めてもよい。パスコストの具体的な求め方の詳細は、後述の「(2−5)上述のS5の実現」にて説明する。
次に、無線通信装置10は、求めた各回線のパスコストに基づき、周知のスパニングツリープロトコル(以下、「STP」という)を用いて、通信を行う回線を決定し、その回線に切り替える。
(2)本実施形態の各無線通信装置の動作詳細
次に、図5、6を用いて、各無線通信装置に備わる機能部の動作について以下に説明する。無線通信装置に備わる各機能部が上述のS1〜S6を実現する。なお、無線通信装置10と無線通信装置20、30、40は同じ動作を行う為、代表して無線通信装置10に備わる各部位の動作について説明する。
(S10)
まず、無線通信装置10の制御部4は、上述のS1を実現する為、図5に示されるように、起動後、現在地の位置情報の測定を要求する信号(以下、「情報要求信号」という)をGPS機能部1に出力する。
次に、無線通信装置10のGPS機能部1は、情報要求信号が入力されると、自身に備わるGPS機能によって現在地の緯度と経度を測定し、測定した緯度と経度を制御部4に出力する。
次に、無線通信装置10の制御部4は、入力された緯度と経度を、自装置の位置情報として自身に備わるメモリに記憶する。
(S13)
次に、無線通信装置10の制御部4は、上述のS2を実現する為、位置情報取得部2に対して、対向装置の位置情報を取得するよう要求する。
次に、無線通信装置10の位置情報取得部2は、制御部4から対向装置の位置情報を取得するよう要求されると、その要求に対応する値(以下、「取得要求値」という)を無線通信部7に出力する。
次に、無線通信装置10の無線通信部7は、取得要求値が入力されると、その値を無線信号として対向する無線通信装置20に出力する。その後、無線通信装置10の無線通信部7は、無線通信装置20から無線信号が入力されると、無線信号から無線通信装置20の位置情報を抽出する。
次に、上述のS15にて、対向する無線通信装置20の位置情報を抽出すると、無線通信装置10の無線通信部7は、抽出した無線通信装置20の位置情報を位置情報取得部2に出力する。
次に、無線通信装置10の位置情報取得部2は、入力された無線通信装置20の位置情報(緯度と経度)を無線通信装置10の制御部4に出力する。
次に、無線通信装置10の制御部4は、入力された対向する無線通信装置20の位置情報(緯度と経度)を自身に備わるメモリに記憶する。
(S19)
次に、無線通信装置10の制御部4は、自身に備わる計時機能により、現在の時刻を求め、現在の時刻が所定のタイミングか否かを判別する。
上記S19において、現在の時刻が所定のタイミングでないと判別した場合(S19でNoの場合)には、無線通信装置10の制御部4は、次の所定のタイミングになるまで繰り返し上述のS19を実行する。
以下、現在の時刻が11時46分になったものとして説明を行う。
上記S19において、現在の時刻が所定のタイミング(11時46分)であると判別した場合(S19でYesの場合)には、無線通信装置10の制御部4は、気象情報取得部3に対して気象予測データの取得を要求する。
次に、無線通信装置10の気象情報取得部3は、制御部4から気象予測データの取得を要求されると、気象予測サーバ50に所定の信号を出力し、気象予測サーバ50から気象予測データを取得する。無線通信装置10の気象情報取得部3は、取得した気象予測データを制御部4に出力する。
(S22)
次に、無線通信装置10の制御部4は、気象予測データが入力されると、図6に示されるように、無線回線を介して通信を行う無線通信装置20との間における、基準時刻11時45分から所定時間経過後の12時の予想降雨量を求める。無線通信装置10の制御部4は、上述のS12、18で記憶した位置情報と、入力された気象予測データと、を用いて上述の予想降雨量を求める。
次に、無線通信装置10の制御部4は、S22で求めた、基準時刻11時45分から所定時間経過後の12時の予想降雨量を、図6に示されるように、テーブル格納部5に出力する。
次に、無線通信装置10のテーブル格納部5は、制御部4から入力された予想降雨量に対応するパスコストを求める。
次に、無線通信装置10のテーブル格納部5は、図6に示されるように、上述のS24で求めたパスコストを制御部4に出力する。
(S26)
次に、無線通信装置10の制御部4は、上述のS6を実現する為、パスコストが入力されると、無線通信装置20との間の無線回線のパスコストとして、無線通信装置30との間の有線回線のパスコストと共にルーティング部6に出力する。
次に、無線通信装置10のルーティング部6は、各通信回線のパスコストが入力されると、無線通信部7と有線通信部8をポートとみなし、パスコストと周知のSTPを用いてポート毎にポート状態、すなわちフォワーディング状態か、ブロッキング状態かを決定する。
次に、無線通信装置10のルーティング部6は、決定した無線通信部7と有線通信部8のポート状態を制御部4に出力する。
次に、無線通信装置10の制御部4は、各通信部のポート状態が入力されると、フォワーディング状態である通信部を、通信を行う通信部と決定し、その通信部で通信を行う。フォワーディング状態である通信部が複数ある場合、無線通信装置10の制御部4は、それら全てを、通信を行う通信部と決定する。
上述のS29の後、無線通信装置10の制御部4は、上述のS19に戻り、次に動作する所定のタイミング(12時1分)を待つ。制御部4は、次の所定のタイミング(12時1分)になると再度、S19〜S29を実施する。その場合、S19〜S29中に記載した「11時46分」は「12時1分」である。また、S19〜S29中に記載した「11時45分」は「12時」で、「12時」は「12時15分」である。
次に、各無線通信装置が上述のS10〜S29を実施することで無線通信システムがどのように動作するのかを図7、8を用いて以下に説明する。降雨が予想されないときと予想されるときに分けて説明を行う。
まず、気象予測サーバ50が、基準時刻(11時45分)になり、各所定の場所における予想降雨量がいずれも0(降雨なし)である気象予測データを算出したとする。上述の予想降雨量は、(基準時刻11時45分から所定時間15分経過後の)12時の予想降雨量である。
無線通信装置10、20、30、40の各機能部は、上述のS10〜S25を実施したとき、予想降雨量が0なので、図7に示されるように、無線回線のパスコストとしてパスコストAを算出する。その後、無線通信装置10、20、30の各機能部は、上述のS26〜S28を実施し、各通信回線のパスコストと周知のSTPにより、各通信部がフォワーディング状態であると求める。また、無線通信装置10、20、30の制御部4は、上述のS29を実施して、フォワーディング状態である各無線通信部7と有線通信部8を、通信を行う通信部と決定する。一方、無線通信装置40の各機能部は、上述のS26〜S28を実施したとき、各通信回線のパスコストと周知のSTPにより、無線通信部7がブロッキング状態、その他の通信部はフォワーディング状態であると求める。その後、無線通信装置40(の制御部4)は、上述のS29を実施し、フォワーディング状態である有線通信部を、通信を行う通信部と決定する。無線通信装置40の制御部4は、ブロッキング状態である無線通信部を、通信を行う通信部と決定しない。
(S100)
上述のように、各無線通信装置10、20、30、40が、通信を行う通信部を決定した後、図7に示されるように、無線通信装置10の制御部4に端末60からデータが入力されたとする。入力されたデータは、端末70宛てのパケットデータである。すなわち、入力されたデータは、端末70のIP(Internet Protocol)アドレスを含む。
無線通信装置10の制御部4は、端末60から端末70宛てのパケットデータが入力されると、そのパケットデータを、通信を行う通信部、すなわち無線通信部7と有線通信部8に出力する。
次に、無線通信装置10の無線通信部7は、入力された端末70宛てのパケットデータを無線信号として無線通信装置20に出力する。
次に、無線通信装置20は、入力された無線信号からパケットデータを抽出すると、自身に接続されている端末70宛てのパケットであるかを判別し、端末70宛てのパケットであれば、端末70に出力する。
端末70は、パケットデータを受信し、自身に備わる画面に表示する。
なお、上述のS101において、無線通信装置10の有線通信部8に入力された端末70宛てのパケットデータは、有線通信部8から無線通信装置30に電気信号として出力され、無線通信装置30の各通信部や制御部を介して無線通信装置40に届く。しかし、無線通信装置40の無線通信部7は、ブロッキング状態であるため、端末70宛てのパケットデータを受信しない。その結果、無線通信装置10の有線通信部8に入力された端末70宛てのパケットデータは、無線通信装置20を介して端末70宛に届かない。なお、STPは、無線通信装置10、20、30、40の無線通信部7、又は、有線通信部8のいずれか1つを必ずブロッキング状態とする。いずれかの無線通信部7や有線通信部8でブロッキングされるので、端末70は、自身宛てのパケットデータが複数、届くことはない。
(3−2−1)降雨が予想されるときに上述のS19〜S29を実施した場合の結果
次に、各無線通信装置10、20、30、40は、次の所定のタイミング(12時1分)になると、再び上述のS19〜S21を実施し、気象予測サーバ50から気象予測データを取得する。このとき、無線通信装置10、20、30、40は、無線通信装置10、20間のいずれかの場所(緯度や経度)で、基準時刻12時から所定時間経過後、すなわち12時15分に降雨量Zの降雨が予想される気象予測データを取得したとする。
(S110)
上述のように通信を行う通信部を決定した後、図8に示されるように、無線通信装置10の制御部4に端末60から端末70宛てのパケットデータが入力されたとする。
無線通信装置10の制御部4は、端末60から端末70宛てのパケットデータが入力されると、そのパケットデータを、通信を行う通信部である有線通信部8に出力する。
無線通信装置10の有線通信部8は、入力された端末70宛てのパケットデータを電気信号として無線通信装置30に出力する。
無線通信装置30の有線通信部8は、電気信号からパケットデータを抽出し、無線通信装置30の制御部4に出力する。ここで、無線通信装置30の制御部4は、無線通信部7、又は有線通信部8からパケットデータが入力されると、自身に接続されている端末宛てのパケットデータかを判別する。しかし、無線通信装置30の制御部4には、端末が接続されていない。この場合、端末のIPアドレスも設定されていないので、無線通信装置30の制御部4は、自身に接続されている端末宛てのパケットであるかを判別せず、通信を行う通信部である無線通信装置30の無線通信部7に、抽出したパケットデータを出力する。
次に、無線通信装置30の無線通信部7は、入力された端末70宛てのパケットデータを無線信号として無線通信装置40に出力する。
次に、無線通信装置40の無線通信部7は、無線信号からパケットデータを抽出し、無線通信装置40の制御部4に出力する。ここで、無線通信装置40の制御部4は、接続されている端末がなく、本実施形態の無線通信システムのユーザによって端末のIPアドレスが設定されていない。その為、無線通信装置40の制御部4は、接続されている端末宛てのパケットデータかを判別せず、通信を行う通信部である有線通信部8に対し、抽出したパケットデータを出力する。
無線通信装置40の有線通信部は、入力された端末70宛のパケットデータを電気信号として無線通信装置20の有線通信部8に出力する。
無線通信装置20の有線通信部8は、電気信号からパケットデータを抽出し、無線通信装置20の制御部4に出力する。ここで、無線通信装置20の制御部4には、接続されている端末70のIPアドレスが設定されている。その為、無線通信装置20の制御部4は、上述のS103と同様、接続されている端末70宛てのパケットデータかを判別し、そのパケットデータを端末70に出力する。
端末70は、無線通信装置20からパケットデータを受信し、受信したパケットを、自身に備わる画面に表示する。
本実施形態によれば、無線線通信システムは、ネットワーク監視装置が故障したり、ネットワーク監視装置と無線通信ネットワーク間の接続が切れたとしても、通信回線を切り替えられ、通信を途切れないようにすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。無線回線は、降雨だけでなく、降雪や空気中の粒子の増加、さらには電車の通過でも劣化する可能性がある。本発明の第2の実施の形態の無線通信システムに備わる無線通信装置は、無線回線において、基準時刻から所定時間経過後に発生が予想される降雨の量、降雪の量、空気中の粒子の量、電車の通過の有無に対応するパスコストを算出する。その後、本発明の第2の実施の形態の無線通信装置は、算出したパスコストの中で最も大きいパスコストに基づいて、周知のスパニングツリープロトコルを用い、通信を行う通信機能部を切り替える。その結果、本発明の第2の実施の形態の無線通信装置は、より確実に、劣化が予想される無線回線を回避し、通信が途切れないようにすることができる。
図9は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。図10は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムに備わる無線通信装置の構成例を示す図である。
(1)気象予測サーバ250について
まず、気象予測サーバ250について説明をしておく。
図11は、本発明の第2の実施の形態における無線通信システムに備わる無線通信装置の動作の詳細を説明する為の図である。図11を用いて、本実施形態における無線通信装置210、220、230、240の動作を説明する。なお、無線通信装置210、220、230、240は同じ動作を行うので、代表して無線通信装置210について説明する。
まず、無線通信装置210の制御部204は、図11に示されるように、現在の時刻が所定のタイミングである場合(S19でYesの場合)、気象情報取得部203に対して状態変化予測データの取得を要求する。
次に、無線通信装置210の気象情報取得部203は、制御部204から状態変化予測データの取得を要求されると、気象予測サーバ250に所定の信号を出力し、気象予測サーバ250から状態変化予測データを取得する。無線通信装置210の気象情報取得部203は、取得した状態変化予測データを制御部204に出力する。
次に無線通信装置210の制御部204は、状態変化予測データが入力されると、上述のS12、18で記憶した位置情報と、入力された状態変化予測データとを用い、無線通信装置220との間における所定時間経過後の予想状態変化量を求める。
次に、無線通信装置210の制御部204は、図11に示されるように、S222で求めた降雨量、降雪量、粒子量、及び交通量をテーブル格納部205に出力する。
(S224)
無線通信装置210のテーブル格納部205は、図11に示されるように、所定時間経過後に予想される降雨量、降雪量、粒子量、及び交通量が入力されると、その降雨量、降雪量、粒子量、交通量毎に、対応するパスコストを上述の各テーブルから求める。さらに、無線通信装置210のテーブル格納部205は、求めたパスコストの中で最大のパスコストを求める。
次に、無線通信装置210のテーブル格納部205は、求めた最大のパスコストを制御部204に出力する。
次に、無線通信装置210の制御部204は、パスコストが入力されると、第1の実施の形態の動作と同様、S26〜S29を行い、パスコストとスパニングツリープロトコルを用いて、通信を行う通信機能部、すなわち通信回線を切り替える。
本実施形態によれば、無線通信システムは、劣化した無線回線をより確実に回避し、通信を途切れないようにすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第3の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。
まず、無線通信装置300は、無線回線31を介して、無線通信装置310と通信を行っていたとする。また、無線通信装置320は、有線回線33を介して、無線通信装置310と通信を行っていたとする。
本実施形態によれば、無線線通信システムは、ネットワーク監視装置が故障したり、ネットワーク監視装置と無線通信ネットワーク間の接続が切れたとしても、通信回線を切り替えられ、通信を途切れないようにすることができる。
(付記1)
予測情報を取得して無線回線の通信品質を予測し、前記無線回線の通信品質が変動する前に回線を切り替える、
ことを特徴とする無線通信装置。
(付記2)
前記切り替えは、前記無線回線の通信品質に対応する値とルーティングプロトコルを用いて行う、
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記予測情報は、前記無線回線を介して接続されている装置との間において所定時間経過後に予想される降雨量を含む、
ことを特徴とする付記2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記予測情報は、前記無線回線を介して接続されている前記装置との間において所定時間経過後に予想される前記降雨量、降雪量、空気中の粒子量、及び乗り物の交通量のうちの少なくとも1つを含む情報であり、
前記降雨量、前記降雪量、前記粒子量、及び前記交通量毎に前記通信品質に対応する値、すなわち通信品質値を求め、最も大きな前記通信品質値と前記ルーティングプロトコルを用いて通信を行う前記回線を切り替える、
ことを特徴とする付記2に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記ルーティングプロトコルは、スパニングツリープロトコルである、
ことを特徴とする付記2乃至4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記スパニングツリープロトコルを用いて前記回線毎に備わる通信機能部の状態遷移を決定し、前記状態遷移がフォワーディング状態である前記通信機能部に対応する前記回線に、通信を行う前記回線を切り替える、
ことを特徴とする付記5のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記7)
複数の装置と接続され、少なくとも1つの前記装置とは無線回線を介して接続される無線通信装置を少なくとも1つ備え、
前記無線通信装置は、付記1乃至6のいずれか1項に記載の無線通信装置である、
ことを特徴とする無線通信システム。
(付記8)
前記予測情報を前記無線通信装置に出力する気象予測サーバを備える、
ことを特徴とする付記7に記載の無線通信システム。
(付記9)
予測情報を取得して無線回線の通信品質を予測し、前記無線回線の通信品質が変動する前に回線を切り替える、
ことを特徴とする通信方法。
(付記10)
前記切り替えは、前記無線回線の通信品質に対応する値とルーティングプロトコルを用いて行う、
ことを特徴とする付記9に記載の通信方法。
(付記11)
前記予測情報は、前記無線回線を介して接続されている装置との間において所定時間経過後に予想される降雨量を含む、
ことを特徴とする付記10に記載の通信方法。
(付記12)
前記予測情報は、前記無線回線を介して接続されている前記装置との間において所定時間経過後に予想される前記降雨量、降雪量、空気中の粒子量、及び乗り物の交通量のうちの少なくとも1つを含む情報であり、
前記降雨量、前記降雪量、前記粒子量、及び前記交通量毎に前記通信品質に対応する値、すなわち通信品質値を求め、最も大きな前記通信品質値と前記ルーティングプロトコルを用いて通信を行う前記回線を切り替える、
ことを特徴とする付記10に記載の通信方法。
(付記13)
前記ルーティングプロトコルは、スパニングツリープロトコルである、
ことを特徴とする付記10乃至12のいずれか1項に記載の通信方法。
(付記14)
前記スパニングツリープロトコルを用いて、前記回線毎に備わる通信機能部の状態遷移を決定し、前記状態遷移がフォワーディング状態である前記通信機能部に対応する前記回線に、通信を行う前記回線を切り替える、
ことを特徴とする付記13に記載の通信方法。
2 位置情報取得部
3、203 気象情報取得部
4、204 制御部
5、205 テーブル格納部
6、206 ルーティング部
7 無線通信部
8 有線通信部
10、20、30、40、210、220、230、240、300、310、320 無線通信装置
31 無線回線
32、33 有線回線
50、250 気象予測サーバ
60、70 端末
100 無線通信ネットワーク
110 ネットワーク監視装置
120 気象データサーバ
Claims (8)
- 無線回線を介して接続されている装置との間において所定時間経過後に予想される降雨量を含み、さらに、前記装置との間において所定時間経過後に予想される降雪量、空気中の粒子量、及び乗り物の交通量のうちの少なくとも1つを含む予測情報を取得し、
前記降雨量、前記降雪量、前記粒子量、及び前記交通量毎に前記無線回線における通信品質に対応する値、すなわち通信品質値を求めて、所定時間経過後の前記無線回線の通信品質を予測し、
前記所定時間が経過する前に、最も大きな前記通信品質値とルーティングプロトコルを用いて通信を行う回線を切り替える、
ことを特徴とする無線通信装置。 - 前記ルーティングプロトコルは、スパニングツリープロトコルである、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記スパニングツリープロトコルを用いて前記回線毎に備わる通信機能部の状態遷移を決定し、前記状態遷移がフォワーディング状態である前記通信機能部に対応する前記回線に、通信を行う前記回線を切り替える、
ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。 - 複数の装置と接続され、少なくとも1つの前記装置とは無線回線を介して接続される無線通信装置を少なくとも1つ備え、
前記無線通信装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線通信装置である、
ことを特徴とする無線通信システム。 - 前記予測情報を前記無線通信装置に出力する気象予測サーバを備える、
ことを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。 - 無線通信装置が、
無線回線を介して接続されている装置との間において所定時間経過後に予想される降雨量を含み、さらに、前記装置との間において所定時間経過後に予想される降雪量、空気中の粒子量、及び乗り物の交通量のうちの少なくとも1つを含む予測情報を取得し、
前記降雨量、前記降雪量、前記粒子量、及び前記交通量毎に前記無線回線における通信品質に対応する値、すなわち通信品質値を求めて、所定時間経過後の前記無線回線の通信品質を予測し、
前記所定時間が経過する前に、最も大きな前記通信品質値とルーティングプロトコルを用いて通信を行う回線を切り替える、
ことを特徴とする通信方法。 - 前記ルーティングプロトコルは、スパニングツリープロトコルである、
ことを特徴とする請求項6に記載の通信方法。 - 前記無線通信装置が、
前記スパニングツリープロトコルを用いて、前記回線毎に備わる通信機能部の状態遷移を決定し、前記状態遷移がフォワーディング状態である前記通信機能部に対応する前記回線に、通信を行う前記回線を切り替える、
ことを特徴とする請求項7に記載の通信方法。
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