JP5812434B2 - コネクタ - Google Patents

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JP5812434B2
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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、一対の第1端子金具と、一対の弾性接触片を有する第2端子金具とを備え、一対の弾性接触片が一対の第1端子金具に弾性的に当接することにより、一対の第1端子金具が短絡されるようになっているコネクタが開示されている。
特開2000−252012号公報
上記のコネクタは、弾性接触片に突起状の接点部を形成し、この突起を第1端子金具に当接させるようになっているので、弾性接触片と第1端子金具との接触面積が小さく、両者の接触部における接触圧が高い。そのため、第1端子金具と第2端子金具が、弾性接触片の当接方向と交差する方向へ相対変位した場合に、接点部や第1端子金具の接触部でメッキが剥がれ、メッキ剥がれに起因して電気抵抗が大きくなり、接触性能が不安定になることが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、接触性能の安定化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明は、
第1端子金具と、
前記第1端子金具と並ぶように配され、前記第1端子金具に対し前記第1端子金具との並び方向と交差する方向に弾性的に当接する第2端子金具と、
前記第1端子金具に形成され、前記第1端子金具と前記第2端子金具との並び方向と略平行な方向に連続し、且つ前記第1端子金具と前記第2端子金具との当接方向に対して斜めをなす第1接触面と、
前記第2端子金具に形成され、前記第1接触面と略平行をなすことで前記第1接触面に対して面接触可能な第2接触面と、
前記第1端子金具を構成し、前記第1端子金具と前記第2端子金具の嵌合方向、および前記第1端子金具と前記第2端子金具の当接方向の両方向と交差する幅方向に並ぶように配され、前記第1接触面が形成された一対の受け側端子金具と、
前記第2端子金具に一体に形成され、前記一対の受け側端子金具に対して個別に弾性的に当接可能であって、前記第2接触面が形成された一対の弾性接触片とを備え、
一対の前記第1接触面同士の幅方向の距離、及び一対の前記第2接触面同士の幅方向の距離が、前記第1端子金具に対する前記第2端子金具の当接方向に向かって次第に拡がる形態又は狭まる形態であるところに特徴を有する。
第2の発明は、
第1端子金具と、
前記第1端子金具と並ぶように配され、前記第1端子金具に対し前記第1端子金具との並び方向と交差する方向に弾性的に当接する第2端子金具と、
前記第1端子金具に形成され、前記第1端子金具と前記第2端子金具との並び方向と略平行な方向に連続し、且つ前記第1端子金具と前記第2端子金具との当接方向に対して斜めをなす第1接触面と、
前記第2端子金具に形成され、前記第1接触面と略平行をなすことで前記第1接触面に対して面接触可能な第2接触面とを備え、
前記第1接触面と前記第2接触面のうち少なくとも一方の接触面は、他方の接触面に向かって凸面状をなすように湾曲しているところに特徴を有する。
第3の発明は、
第1端子金具と、
前記第1端子金具と並ぶように配され、前記第1端子金具に対し前記第1端子金具との並び方向と交差する方向に弾性的に当接する第2端子金具と、
前記第1端子金具に形成され、前記第1端子金具と前記第2端子金具との並び方向と略平行な方向に連続し、且つ前記第1端子金具と前記第2端子金具との当接方向に対して斜めをなす第1接触面と、
前記第2端子金具に形成され、前記第1接触面と略平行をなすことで前記第1接触面に対して面接触可能な第2接触面と、
前記第1接触面のうち前記第1端子金具と前記第2端子金具の並び方向に沿い且つ前記第2接触面と対応する側縁に繋がるように設けられ、前記第2接触面から遠ざかる方向に延出する第1弧状面とを備えているところに特徴を有する。
第4の発明は、
第1端子金具と、
前記第1端子金具と並ぶように配され、前記第1端子金具に対し前記第1端子金具との並び方向と交差する方向に弾性的に当接する第2端子金具と、
前記第1端子金具に形成され、前記第1端子金具と前記第2端子金具との並び方向と略平行な方向に連続し、且つ前記第1端子金具と前記第2端子金具との当接方向に対して斜めをなす第1接触面と、
前記第2端子金具に形成され、前記第1接触面と略平行をなすことで前記第1接触面に対して面接触可能な第2接触面と、
前記第2接触面のうち前記第1端子金具と前記第2端子金具の並び方向に沿い且つ前記第1接触面と対応する側縁に繋がるように設けられ、前記第1接触面から遠ざかる方向に延出する第2弧状面とを備えているところに特徴を有する。
第1〜第4の発明によれば、第1接触面と第2接触面が面接触するので、接触圧が高くなり過ぎない。したがって、第1端子金具と第2端子金具が並び方向に相対変位しても、第1接触面や第2接触面においてメッキが剥がれる虞がなく、メッキ剥がれに起因する接触性能の低下を回避できる。また、第1接触面と第2接触面は、第1端子金具と第2端子金具との当接方向に対して斜めをなしているから、第1端子金具と第2端子金具との当接方向と直交する仮想面上において第1端子金具と第2端子金具が占める面積が小さくても、第1接触面と第2接触面の接触面積が広く確保され、第1接触面と第2接触面との接触圧が低減される。
また、第1の発明によれば、一対の受け側端子金具の幅方向のピッチや、一対の弾性接触片の幅方向のピッチにバラツキがあっても、一対の第1接触面と一対の第2接触面とを確実に弾性接触させることができる。
第2の発明によれば、一方の接触面の端縁がエッジ状をなしていても、そのエッジ状の端縁が他方の接触面に接触する虞がないので、エッジ状の端縁によって他方の接触面のメッキが剥がされることはない。
第3の発明によれば、第1接触面のうち第2接触面と対応する側縁は、エッジ状をなすのではなく第1弧状面に連なっているので、第1接触面の側縁によって第2接触面のメッキが剥がされることはない。
第4の発明によれば、第2接触面のうち第1接触面と対応する側縁は、エッジ状をなすのではなく第2弧状面に連なっているので、第2接触面の側縁によって第1接触面のメッキが剥がされることはない。
実施例1のコネクタの側断面図 図1の部分拡大図 図1のX−X線断面図 図1のY−Y線断面図 図1のZ−Z線断面図 第1端子金具の断面形状をあらわす図1のX−X線部分拡大断面図 第2端子金具の断面形状をあらわす図1のX−X線部分拡大断面図
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図7を参照して説明する。本実施例のコネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジング10と、第1端子金具20と、第2端子金具30とを備えて構成されている。尚、以下の説明における前後の方向については、図1,2の左方を前方と定義し、上下方向については、図1,2にあらわれる向きを基準とする。また、前後方向と、第1端子金具20と第2端子金具30の並び方向は同義とする。幅方向は、前後方向及び上下方向の両方向と略直角に交差する方向であり、左右方向と同義とする。上下方向と直角な向きを、水平と定義する。
図1に示すように、コネクタハウジング10の内部には、コネクタハウジング10の前端面に開口する第1端子収容室11と、コネクタハウジング10の後端面に開口する第2端子収容室12が形成されている。第1端子収容室11の後端と第2端子収容室12の前端とは、互いに連通している。第1端子収容室11内には、後方から第1端子金具20が組み付けられている。第2端子収容室12内には、第1端子金具20を組み付けた後に、後方から第2端子金具30が組み付けられている。したがって、第2端子金具30は第1端子金具20の後方に位置し、第1端子金具20と第2端子金具30は前後方向に並ぶように配置されている。
第1端子金具20は、幅方向に並ぶように配された一対の受け側端子金具21で構成されている。各受け側端子金具21は、夫々、独立した回路を構成するようになっている。受け側端子金具21は、前後両端が解放された角筒状をなして第1端子収容室11に固定される本体部22と、本体部22の後端から後方へ片持ち状に延出した板状の延出部23とを備えて構成されている。本体部22の内部においては、コネクタハウジング10の前方から挿入されて上記回路を構成する接続端子(図示省略)が、導通可能に接続されるようになっている。
延出部23には、下方(第1端子金具20と第2端子金具30の並び方向と交差する方向)に突出し、且つ前後方向に細長く連続して延びた形態の第1接続部24が、叩き出しによって形成されている。第1接続部24を前後方向と直角に切断したときの断面形状及び寸法は、第1接続部24のほぼ全長に亘って一定である。第1接続部24の断面形状は、図3〜6に示すように、ほぼ左右対称な形状であり、第1接続部24は、幅方向(左右方向)の中央部において最も低くなっている。
図6に示すように、第1接続部24の下面(後述する第2接続部34との対向面)は、幅方向中央部に位置していて第1接続部24のうち最も低い略水平な最低位面25と、最低位面25よりも上方に位置していて幅方向における両端縁部に配された略水平な一対の最高位面26と、最低位面25と最高位面26との間に位置する左右一対の傾斜面27とを備えている。左右一対の傾斜面27のうち、第1接続部24の並び方向(幅方向)における外側の傾斜面27は、第1接触面28として機能する。
第1端子金具20は、左右対称な一対の第1接触面28を有している。各第1接触面28は、第1端子金具20と第2端子金具30との並び方向と略平行な方向において連続し、且つ第1端子金具20と第2端子金具30との当接方向に対して斜めをなす略平面となっている。一対の第1接触面28は、その幅方向の距離が上方(即ち、第1接触面28に対して第2接触面38が当接する方向)に向かって次第に拡がるような向きに傾斜している。
また、第1接続部24の下面のうち第1接触面28と最低位面25との間の前後方向の領域は、第1弧状面29となっている。この第1弧状面29は、第1接触面28の前後方向に延びる左右両側縁のうち最低位面25に近い側の側縁(後述する第2接触面38と対応する側の側縁)に滑らかに連なり、幅方向において第2接触面38から遠ざかる方向へ延出した形態となっている。
図1に示すように、第2端子金具30は、第2端子収容室12の底面に固定される略水平な基板部31と、基板部31の後端縁から上方へ略半円弧状に立ち上がる折り返し部32と、折り返し部32から左右に分岐して前方(第1端子金具20に接近する方向)へ片持ち状に延出した一対の弾性接触片33とを一体に形成した形態である。一対の弾性接触片33は、折り返し部32を略支点として上下方向(第1端子金具20と第2端子金具30の並び方向と交差し、且つ一対の弾性接触片33の並び方向と交差する方向)に弾性撓み可能となっている。
弾性接触片33の前端部(延出端部)は、第2接続部34となっている。一対の第2接続部34は、常には、対応する第1接続部24に対して下方から弾性的に当接し、一対の受け側端子金具21が第2端子金具30によって短絡状態に保持されている。弾性接触片33のうち第2接続部34の後端に繋がる部分は、上方へ突出する受圧部35となっている。第2端子収容室12の上面と受圧部35との間には、コネクタハウジング10の後方から短絡解除部材(図示省略)が挿入されるようになっている。短絡解除部材が挿入されると、受圧部35が下方へ押されるので、弾性接触片33が全体的に第1接続部24から遠ざかるように下方へ弾性撓みする。弾性接触片33が下方へ弾性変位すると、第1接続部24と第2接続部34の当接状態が解除されるので、一対の受け側端子金具21の短絡状態も解除される。
図7は、図1において一対の第2接続部34を前後方向と直角に切断したときのX−X断面形状をあらわす。この図7に示すように、一対の第2接続部34は左右対称な形態であるが、1つの第2接続部34は左右非対称である。各第2接続部34の左右両側縁部のうち、もう一方の第2接続部34から遠い側の側縁部は、部分的に高くなっている。第2接続部34の上面(第1接続部24との対向面)は、上記部分的に高くなった側縁部を構成する略水平な高所面36と、高所面36よりも低い略水平な低所面37と、幅方向において高所面36と低所面37との間に配された第2接触面38とを備えている。
第2端子金具30を構成する一対の第2接触面38は、左右対称な形態である。各第2接触面38は、第1端子金具20と第2端子金具30との並び方向と略平行な方向において連続し、且つ第1端子金具20と第2端子金具30との当接方向に対して斜めをなす略平面となっている。一対の第2接触面38は、その幅方向の距離が上方(即ち、第1接触面28に対して第2接触面38が当接する方向)に向かって次第に拡がるような向きに傾斜している。この一対の第2接触面38の傾斜の向きは、一対の第1接触面28の傾斜の向きと同じである。したがって、第1接触面28と第2接触面38が接近して対抗する領域では、両接触面28,38が、略平行をなして面接触する。
第2接続部34の上面のうち第2接触面38と高所面36との間の前後方向の領域は、第2弧状面39となっている。この第2弧状面39は、第2接触面38の前後方向に延びる左右両側縁のうち高所面36に近い側の側縁(第1接触面28と対応する側の側縁)に滑らかに連なり、幅方向において第1接触面28から遠ざかる方向へ延出した形態となっている。
また、図1に示すように、第2接触面38を含む第2接続部34の上面の全体は、第1接続部24に向かって凸面状をなすように湾曲している。つまり、第2接続部34の前後方向における中央部が第1接続部24に当接し、第2接続部34のうち第1接続部24との当接領域よりも前方の領域は、前方に向かうほど第1接続部24の下面との上下間隔が次第に拡大するように湾曲した形態(前下がり形態)となっている。第2接続部34の前端縁は、エッジ状をなしているのであるが、第2接続部34の前端側部分は第1接続部24と非接触なので、第1接続部24の下面が第2接続部34の前端縁のエッジで傷付けられる虞はない。また、第2接続部34のうち第1接続部24との当接領域よりも後方の領域は、後方に向かうほど第1接続部24の下面との上下間隔が次第に拡大するように湾曲した形態(後下がり形態)となっている。
上記構成のコネクタは、弾性接触片33の弾性復元力により、第2接触面38が第1接触面28に対して下から弾性的に面接触する。但し、第2接触面38(第2接触部)は、第1接触面28に対する第2接触面38の当接方向(上下方向)と平行であり、且つ第1接触面28と第2接触面38の長さ方向(前後方向)と平行な二次元平面内で湾曲しているので、第1接触面28と第2接触面38との接触面積は、各接触面28,38の総面積よりも小さい。つまり、第1接触面28の一部と第2接触面38の一部が面接触している。
このように第1接触面28と第2接触面38が面接触するので、接触圧が高くなり過ぎずに済む。したがって、第1端子金具20と第2端子金具30が並び方向に相対変位しても、第1接触面28や第2接触面38においてメッキが剥がれる虞がなく、メッキ剥がれに起因する接触性能の低下を回避できる。また、第1接触面28と第2接触面38は、第1端子金具20と第2端子金具30との当接方向に対して斜めをなしているから、第1端子金具20と第2端子金具30との当接方向と直交する仮想面(平面)上において第1端子金具20と第2端子金具30が占める面積が小さくても、第1接触面28と第2接触面38の接触面積が広く確保され、第1接触面28と第2接触面38との接触圧が低減される。
また、第1端子金具20は、前後方向および上下方向の両方向と交差する幅方向に並ぶように配されていて第1接触面28が形成された一対の受け側端子金具21が構成されている。また、第2端子金具30には、一対の受け側端子金具21に対して個別に弾性的に当接可能であって、第2接触面38が形成された一対の弾性接触片33が一体に形成されている。そして、一対の第1接触面28同士の幅方向の距離、及び一対の第2接触面38同士の幅方向の距離は、第1端子金具20に対する第2端子金具30の当接方向(上方)に向かって次第に拡がっている。したがって、一対の受け側端子金具21の幅方向のピッチや、一対の弾性接触片33の幅方向のピッチにバラツキがあっても、一対の第1接触面28と一対の第2接触面38とを確実に弾性接触させることができる。
また、第2接触面38の前端縁はエッジ状をなしているため、このエッジ上の前端縁が、第1接触面28に接触してそのメッキを剥がす等の不具合を来すことが懸念される。しかし、第2接触面38が第1接触面28に向かって凸面状をなすように湾曲しているので、第2接触面38のエッジ状の前端縁が第1接触面28に接触する虞がない。
また、第1接続部24には、第1接触面28のうち第2接触面38と対応して前後方向に延びる側縁に繋がり、第2接触面38から遠ざかる方向に延出する第1弧状面29が形成されている。この構成によれば、第1接触面28のうち第2接触面38と対応する側縁が、エッジ状をなすのではなく第1弧状面29に連なっているので、第1接触面28の側縁によって第2接触面38のメッキが剥がされることはない。
また、第2接続部34には、第2接触面38のうち第1接触面28と対応して前後方向に延びる側縁に繋がり、第1接触面28から遠ざかる方向に延出する第2弧状面39が形成されている。この構成によれば、第2接触面38のうち第1接触面28と対応する側縁が、エッジ状をなすのではなく第2弧状面39に連なっているので、第2接触面38の側縁によって第1接触面28のメッキが剥がされることはない。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、一対の受け側端子金具に一対の弾性接触片を当接させたが、一対の受け側端子金具に1つの弾性接触片を当接させてもよい。
(2)上記実施例では、一対の第1接触面同士の幅方向の距離、及び一対の第2接触面同士の幅方向の距離が、第1端子金具に対する第2端子金具の当接方向に向かって次第に拡がる形態としたが、一対の第1接触面同士の幅方向の距離、及び一対の第2接触面同士の幅方向の距離は、第1端子金具に対する第2端子金具の当接方向に向かって次第に狭まる形態であってもよい。
(3)上記実施例では、第1端子金具を構成する一対の受け側端子金具が、1つの回路を構成して、第2端子金具の接触により短絡されるようにしたが、本発明は、一方の受け側端子金具と一方の弾性接触片が1つの回路を構成し、他方の受け側端子金具と他方の弾性接触片が別の独立した回路を構成する場合にも適用できる。
(4)上記実施例では、第1端子金具を一対の受け側端子金具で構成し、第2端子金具に一対の弾性接触片を形成したが、本発明は、第1端子金具が単一部材であり、第2端子金具も単一部材である場合にも適用できる。
(5)上記実施例では、第1端子金具と第2端子金具を1つのコネクタハウジングに取り付けたが、本発明は、第1端子金具と第2端子金具を互いに異なるコネクタハウジングに取り付ける場合にも適用できる。
(6)上記実施例では、第2接触面のみを湾曲させたが、第1接触面のみを湾曲させてもよく、第1接触面と第2接触面の両方を湾曲させてもよい。
20…第1端子金具
21…受け側端子金具
28…第1接触面
29…第1弧状面
30…第2端子金具
33…弾性接触片
38…第2接触面
39…第2弧状面

Claims (4)

  1. 第1端子金具と、
    前記第1端子金具と並ぶように配され、前記第1端子金具に対し前記第1端子金具との並び方向と交差する方向に弾性的に当接する第2端子金具と、
    前記第1端子金具に形成され、前記第1端子金具と前記第2端子金具との並び方向と略平行な方向に連続し、且つ前記第1端子金具と前記第2端子金具との当接方向に対して斜めをなす第1接触面と、
    前記第2端子金具に形成され、前記第1接触面と略平行をなすことで前記第1接触面に対して面接触可能な第2接触面と、
    前記第1端子金具を構成し、前記第1端子金具と前記第2端子金具の嵌合方向、および前記第1端子金具と前記第2端子金具の当接方向の両方向と交差する幅方向に並ぶように配され、前記第1接触面が形成された一対の受け側端子金具と、
    前記第2端子金具に一体に形成され、前記一対の受け側端子金具に対して個別に弾性的に当接可能であって、前記第2接触面が形成された一対の弾性接触片とを備え、
    一対の前記第1接触面同士の幅方向の距離、及び一対の前記第2接触面同士の幅方向の距離が、前記第1端子金具に対する前記第2端子金具の当接方向に向かって次第に拡がる形態又は狭まる形態であることを特徴とするコネクタ。
  2. 第1端子金具と、
    前記第1端子金具と並ぶように配され、前記第1端子金具に対し前記第1端子金具との並び方向と交差する方向に弾性的に当接する第2端子金具と、
    前記第1端子金具に形成され、前記第1端子金具と前記第2端子金具との並び方向と略平行な方向に連続し、且つ前記第1端子金具と前記第2端子金具との当接方向に対して斜めをなす第1接触面と、
    前記第2端子金具に形成され、前記第1接触面と略平行をなすことで前記第1接触面に対して面接触可能な第2接触面とを備え、
    前記第1接触面と前記第2接触面のうち少なくとも一方の接触面は、他方の接触面に向かって凸面状をなすように湾曲していることを特徴とするコネクタ。
  3. 第1端子金具と、
    前記第1端子金具と並ぶように配され、前記第1端子金具に対し前記第1端子金具との並び方向と交差する方向に弾性的に当接する第2端子金具と、
    前記第1端子金具に形成され、前記第1端子金具と前記第2端子金具との並び方向と略平行な方向に連続し、且つ前記第1端子金具と前記第2端子金具との当接方向に対して斜めをなす第1接触面と、
    前記第2端子金具に形成され、前記第1接触面と略平行をなすことで前記第1接触面に対して面接触可能な第2接触面と、
    前記第1接触面のうち前記第1端子金具と前記第2端子金具の並び方向に沿い且つ前記第2接触面と対応する側縁に繋がるように設けられ、前記第2接触面から遠ざかる方向に延出する第1弧状面とを備えていることを特徴とするコネクタ。
  4. 第1端子金具と、
    前記第1端子金具と並ぶように配され、前記第1端子金具に対し前記第1端子金具との並び方向と交差する方向に弾性的に当接する第2端子金具と、
    前記第1端子金具に形成され、前記第1端子金具と前記第2端子金具との並び方向と略平行な方向に連続し、且つ前記第1端子金具と前記第2端子金具との当接方向に対して斜めをなす第1接触面と、
    前記第2端子金具に形成され、前記第1接触面と略平行をなすことで前記第1接触面に対して面接触可能な第2接触面と、
    前記第2接触面のうち前記第1端子金具と前記第2端子金具の並び方向に沿い且つ前記第1接触面と対応する側縁に繋がるように設けられ、前記第1接触面から遠ざかる方向に延出する第2弧状面とを備えていることを特徴とするコネクタ。
JP2012186477A 2012-08-27 2012-08-27 コネクタ Active JP5812434B2 (ja)

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