JP5811842B2 - 電気コネクタ - Google Patents
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Description
このFPCやFFCを、プリント配線基板などの硬質基板に接続するときに、平板状信号伝送媒体用の電気コネクタが用いられる。このような電気コネクタについて、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1の平型回路基板用電気コネクタには、可動部材(アクチュエータ)の被規制部に、正方形の一組の対角に円弧状部で丸味が与えられていることで、規制金具(取付部材)の規制腕部により規制され、カム部が端子(コンタクト)の支持腕の係止部との係合を維持させたことが記載されている。
プリント配線基板に電気コネクタを半田付けなどにより取り付けた後に、アクチュエータが外れてしまうと、アクチュエータを再度取り付けることが困難であるため、電気コネクタを固定している半田を溶融させて電気コネクタを外して、新しい電気コネクタを、再度付け直す必要がある。
第2の腕部が嵌合側の反対側に設けられているので、この第2の腕部と嵌合側に設けられた第1の腕部とで、しっかりとハウジングを実装基体に固定することができる。
拡幅部については、カムと対向する側を取付部材の嵌挿方向に略平行とし、カムと対向する側の反対側を拡幅させることで、実装基体との接続面積を広く確保することができるだけでなく、取付部材をハウジングにスムーズに嵌挿させることができる。
図1から図8に示すように、電気コネクタ10は、平板状信号伝送媒体の一例であるFPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)60(図8参照)をFPC挿入口11(図2参照)に挿入させてFPC60と嵌合し、FPC60からの信号を実装基体であるプリント配線基板へ伝達するものである。FPC60は、ベースフィルムの両面または片面に配線が配列され、カバーフィルムが基板端部のおもて面に設けられた配線端子部61(図7および図10参照)を露出させて覆ったものである。
コンタクト20は、図10に示すように、ハウジング30の後側から挿入され、前側へ向けて圧入される。コンタクト20は、プリント配線基板に固定される固定ビーム21と、固定ビーム21から立設された連結部22と、この連結部22を支点として傾斜方向が変位する可動ビーム23とから形成されている。
図1〜図8に示すハウジング30の側面側の両端部に、取付部材50が嵌挿される取付部材受け部31が設けられている。取付部材受け部31は、図11に示すように取付部材50が圧入される際に、取付部材50の係止部が係止する一対の被係止部311と、被係止部311の先部に設けられた側板部312(図1〜図8参照)とを備えている。
一対の被係止部311のうち一方の被係止部311aは、断面形状が、取付部材50の嵌挿方向に略平行となる2辺を有する一部が切り欠かれた略矩形状に形成されている。また、一対の被係止部311のうち他方の被係止部311bは、断面形状が、後述するカム42の回動範囲を確保した略L字状に形成されている。
第1の腕部51は、先端部がプリント配線基板に、固定手段の一例である半田付けにより固定される基板接続部513となる。
図9に示すように、操作レバー41が起立状態であるときには、カム42が倒伏状態となり、可動ビーム23にカム42による押圧力が掛かっていない状態であるため、挿抜操作側の固定ビーム21と可動ビーム23との間は初期状態である。従って、FPC挿入口11には、FPC60が挿入できる十分な隙間がある。
そして、操作レバー41を後方側へ回動させて倒伏状態とすると、操作レバー41の回動に伴ってカム42が押圧受け部25にて回動して徐々に起立状態となる。
そのため、操作レバー41の操作による電気コネクタ10の前端部(嵌合側)がプリント配線基板から剥がれ浮き上がってしまうことを防止することができる。また、取付部材50のプリント配線基板への固着力が向上するので、コンタクト20を多数配列する多極化の要請に答えやすい。
また、第1の腕部51の拡幅部512は、係止部53と対向する側の反対側を拡幅させ、係止部53と対向する内側(カム42側)を嵌挿方向に略平行とし、第2の腕部52の拡幅部522は、カム42と対向する側の反対側を拡幅させ、カム42と対向する内側(カム42側)を嵌挿方向に略平行としているため、プリント配線基板への接続幅を広く確保して固着力を向上させつつ、取付部材50をハウジング30にスムーズに嵌挿させることができる。
11 FPC挿入口
20 コンタクト
21 固定ビーム
211 接点
212 導通接続部
22 連結部
23 可動ビーム
231 接点
25 押圧受け部
251 カム受入凹部
252 カム受け部
30 ハウジング
31 取付部材受け部
311 被係止部
311a 一方の被係止部
311b 他方の被係止部
312 側板部
40 アクチュエータ
41 操作レバー
42 カム
50 取付部材
51 第1の腕部
511 基端部
512 拡幅部
512a 突出部
513 基板接続部
52 第2の腕部
521 基端部
522 拡幅部
523 基板接続部
53 係止部
531a 一方の肩部
531b 他方の肩部
532 胴部
532a 突出部
60 FPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)
61 配線端子部
Claims (4)
- 実装基体に固定され、平板状信号伝送媒体と嵌合する電気コネクタであって、
前記平板状信号伝送媒体の配線端子部と接触する接点が設けられたコンタクトと、
前記コンタクトが配列されたハウジングと、
前記コンタクトを回動により開閉させて平板状信号伝送媒体を挿抜するカムおよび前記カムを回動させる操作レバーを有するアクチュエータと、
前記ハウジングを前記実装基体に固定する第1の腕部および前記操作レバーの操作に伴う前記カムの移動を抑止する第2の腕部が設けられた取付部材とを備え、
前記第2の腕部は、前記実装基体に固定手段により固定される基体接続部が形成されていることを特徴とする電気コネクタ。 - 前記コンタクトは、前記実装基体へ導通接続する導通接続部が、前記平板状信号伝送媒体が挿入される嵌合側の反対側に設けられ、
前記取付部材は、前記第1の腕部が嵌合側に設けられ、前記第2の腕部が嵌合側の反対側に設けられている請求項1記載の電気コネクタ。 - 前記第2の腕部は、先端部に基端部より幅が広い拡幅部が形成されている請求項1または2記載の電気コネクタ。
- 前記取付部材は、前記ハウジングの天面側から前記ハウジングへ嵌挿され、
前記拡幅部は、前記カムと対向する側を前記取付部材の嵌挿方向に略平行とし、前記カムと対向する側の反対側を拡幅させたものである請求項3記載の電気コネクタ。
Priority Applications (1)
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JP2011289058A JP5811842B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 電気コネクタ |
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JP2011289058A JP5811842B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 電気コネクタ |
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Family Applications (1)
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JP2011289058A Active JP5811842B2 (ja) | 2011-12-28 | 2011-12-28 | 電気コネクタ |
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2011
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