JP5811654B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルカメラ等の画像処理装置において、画像を認識した結果を利用して自動的に撮像を行う技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載の撮像装置では、画像内に複数の動く物体が認識された場合に、それぞれの動く物体を含む各ブロック(動領域)に対して動領域サイズ(ブロックの数)及び動領域時間差分(ブロックの数の変化)を求めている。そして、求められた動領域サイズ及び動領域時間差分が、設定した条件を満たす場合に、その動領域を自動露光処理及び自動焦点処理の対象としている。
これにより、動く物体に自動的に露光時間を合わせたり、フォーカスを合わせたりして、動く物体を自動的に最適な状態で記録することとしている。
特開2009−86736号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を含め、従来の画像処理装置においては、手ぶれ等の発生によって画像の認識結果に誤差が発生し、画像処理装置による画像データの記録動作に係る制御が適切に行えない虞があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、画像認識を利用して行われる画像データの記録の制御をより適切なものとすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の画像処理装置は、
撮像手段によって撮像された画像データを逐次取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得された前記画像データの領域毎に動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
前記動きベクトル検出手段によって検出された前記動きベクトルの度数を算出する度数算出手段と、
前記度数算出手段によって算出された前記動きベクトルの度数のうち、最大の度数が第1の閾値以上か否かを判定することにより、前記撮像手段又は本画像処理装置が静止しているか否かを繰り返し判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段によって前記動きベクトルの最大の度数が、前記第1の閾値以上でないと判定された場合に、前記撮像手段又は本画像処理装置が静止していると判定し、前記取得手段によって逐次取得された画像データの変化の有無を判定する第2の判定手段と、
前記第2の判定手段によって判定された画像データの変化があると判定された場合、前記取得手段によって逐次取得された画像データから当該変化を有する画像データを記録手段に記録させるよう制御する記録制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像認識を利用して行われる画像データの記録の制御をより適切なものとすることができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置の外観構成を示す平面図である。 机上等に立設された画像処理装置の外観構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る画像処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 画像処理装置において、静止時記録処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 静止判定部における処理を説明するための模式図である。 動きベクトルの度数分布を示すヒストグラムである。 第1実施形態に係る静止時記録処理の流れを説明するフローチャートである。 静止判定処理の流れを説明するフローチャートである。 画像変化検出処理の流れを説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る画像処理装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る静止判定処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
本実施形態に係る画像処理装置は、例えばデジタルカメラにより構成され、新たな被写体のフレームへの進入を検出するといった画像認識のために、被写体を逐次撮像することによって連続して取得される画像データの変化を検出する。そして、連続して取得される画像データの変化を基に、自動的に画像データを記録する動作の制御を行うことにより、被写体の記録を行う機能(以下、「自動記録機能」と呼ぶ。)を有している。
また、画像処理装置は、自動撮影機能による撮影を行う場合、画像処理装置(より具体的には撮像部)が静止しているか否かを判定し、画像処理装置が静止していると判定した場合に、自動記録機能による画像データの記録を実行する。
これは、画像処理装置が静止していないことに起因して、新たな被写体のフレームへの進入がないにもかかわらず、画像データの変化があると判定され、自動記録機能が実行されてしまうことを防ぐためである。
このように、本実施形態に係る画像処理装置は、当該画像処理装置の静止の有無から、自動記録機能を実行すべきタイミングを判定した上で、画像データの変化を検出し、自動記録機能によって得られる画像(以下、「撮像画像」と呼ぶ)のデータを記録するまでの一連の処理を実行することができる。
[画像処理装置の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置1の外観構成を示す平面図である。
図1において、画像処理装置1は、カメラ本体11と、表示部本体12と、フレーム本体13とを備えており、これらの各部が互いに姿勢変化可能に連結されている。
なお、図1(A)は、カメラ本体11において撮像レンズが配置された撮像面と、表示部本体12においてディスプレイが配置された表示面とを、画像処理装置1の互いに表裏となる面に配置させた場合の平面図である。
一方、図1(B)は、上記撮像面と表示面とを、画像処理装置1の一方の面に配置させた場合の平面図である。
カメラ本体11は、平面視五角形の短柱状に形成され、図1(A)に示すように、カメラ本体11の裏面は平坦に形成されている。また、図1(B)に示すように、カメラ本体11の表面には、被写体の画像を撮像して、画像データを出力する撮像部22の撮像面(撮像レンズ側の面)が配置されている。即ち、カメラ本体11は、撮像部22を内蔵する第1筐体を構成している。
カメラ本体11は、カメラ本体11及び表示部本体12を貫通して配置された回動軸Aを回動中心として表示部本体12に対し回動可能に軸支される。
また、カメラ本体11は、回動軸Aに直交して配置され、カメラ本体11及びフレーム本体13を貫通して配置された回動軸Bを回動中心としてフレーム本体13に対し回動可能に軸支される。
より具体的には、カメラ本体11は、カメラ本体11の五角形の外形のうちの一の辺を表示部本体12に摺接しながら、回動軸Aを中心として回動し得るように構成される。
なお、以下、画像処理装置1の長手方向の両端のうち、カメラ本体11が設置されている側(図1の左側)を「カメラ側」と呼び、表示部本体12が設置されている側(図1の右側)を「表示部側」と呼ぶ。
表示部本体12は、平面視略矩形に形成され、その表面の中央には矩形状の表示部21の表示面が配置されている。即ち、表示部本体12は、表示部21を内蔵する第2筐体である。
フレーム本体13は、画像処理装置1の外周部分において、長手方向に沿う2つの長辺及び表示部側の1つの短辺を構成する部分として一体的に形成された枠部材である。また、フレーム本体13における画像処理装置1のカメラ側の短辺は開口しており、この開口部にカメラ本体11を狭持している。
フレーム本体13の表示部側に位置する短辺の部分は、内周側の面が表示部本体12の外形に沿い、外周側の面が画像処理装置1の外方に突出するV字状に形成されている。
フレーム本体13は、第1筐体であるカメラ本体11と、回動軸Bを回動中心として回動可能に接続されている。換言すると、上述した回動軸Bは、フレーム本体13がカメラ本体11を狭持している部分を貫通しており、フレーム本体13は、回動軸Bを回動中心として、カメラ本体11がフレーム本体13の囲う空間を表側及び裏側に揺動可能な状態で支持している。
このように、カメラ本体11は、フレーム本体13に対し回動軸Bを中心に回動可能に軸支されているため、撮像部22の撮像面が配置されている表面の向きを自在に変えることができる。即ち、ユーザは、カメラ本体11を回動させることで、図1(A)に示すように撮像部22の撮像面を紙面に対し奥側に配置させたり、図1(B)に示すように撮像部22の撮像面を紙面に対し手前側に配置させたりすることができる。
したがって、ユーザは、被写体が奥側に存在する場合には、回動軸Bを中心としてカメラ本体11を回動して図1(A)の状態することで、奥側の被写体を撮像部22に撮像させることができる。
これに対して、ユーザは、自己を被写体として撮像する場合等、被写体が手前側に存在する場合には、回動軸Bを中心としてカメラ本体11を回動して図1(B)の状態にすることで、手前側の被写体を撮像部22に撮像させることができる。
図2は、机上等に立設された画像処理装置1の外観構成を示す斜視図である。
ユーザは、自己を撮像する場合等には、先ず、図2に示すように、表示部21の表示面と撮像部22の撮像面との各法線が略同一の方向で、かつ、カメラ本体11とフレーム本体13とが回動軸Bを中心に所定角度拡開するように姿勢を調整した状態の画像処理装置1を、机上等に立設させる。
即ち、フレーム本体13を構成するV字状の底辺の先端と表示部本体12の端部とが、机上の面に当接されることにより台座として機能し、フレーム本体13と表示部本体12とは回動軸Bを介して互いに軸支されて姿勢が保持されることにより、画像処理装置1は机上等に立設可能となる。
図2のように画像処理装置1を立設した際、立設当初の一定時間、画像処理装置1には揺れが発生し、撮像画像にぶれが生じることがある。この場合、新たな被写体のフレームへの進入がないにもかかわらず、画像データの変化があると判定される虞があるため、自動記録機能による撮影すべきタイミングの判定を適切に行えない可能性がある。
これに対し、本発明に係る画像処理装置1では、画像処理装置1が静止しているか否かを判定し、画像処理装置1が静止した状態(即ち、自動撮影機能を実行すべき状態)で、自動撮影機能による撮影を行う処理(後述する静止時記録処理)を実行するため、画像認識を利用して行われる撮像の制御をより適切なものとすることができる。
図3は、自動記録機能を有する画像処理装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
画像処理装置1は、上述した表示部21及び撮像部22に加えてさらに、CPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、画像処理部44と、バス45と、入出力インターフェース46と、計時部47と、操作部48と、記憶部49と、通信部50と、ドライブ51と、を備えている。
CPU41は、ROM42に記録されているプログラム、または、記憶部49からRAM43にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM43には、CPU41が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
画像処理部44は、DSP(Digital Signal Processor)や、VRAM(Video Random Access Memory)等から構成されており、CPU41と協働して、画像のデータに対して各種画像処理を施す。
例えば、画像処理部44は、撮像部22から出力される撮像画像のデータに対して、ノイズ低減、ホワイトバランスの調整、手ぶれ補正等の画像処理を施す。
CPU41、ROM42、RAM43、及び画像処理部44は、バス45を介して相互に接続されている。このバス45にはまた、入出力インターフェース46も接続されている。入出力インターフェース46には、表示部21、撮像部22、計時部47、操作部48、記憶部49、通信部50、及びドライブ51が接続されている。
表示部21は、各種画像を表示可能なディスプレイ等により構成される。
撮像部22は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部22の出力信号として出力される。
このような撮像部22の出力信号が、撮像画像のデータであり、CPU41、画像処理部44等に適宜供給される。
計時部47は、CPU41の制御の下、計時動作を実行する。
操作部48は、例えば、図示せぬレリーズ釦等の各種釦により構成され、ユーザの指示操作を受け付ける。
記憶部49は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部50は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する。
ドライブ51には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア52が適宜装着される。ドライブ51によってリムーバブルメディア52から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部49にインストールされる。また、リムーバブルメディア52は、記憶部49に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部49と同様に記憶することができる。
図4は、画像処理装置1において、静止時記録処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
静止時記録処理とは、画像処理装置1が静止しているか否かを判定し、静止していると判定した場合に、逐次取得される画像データの変化を検出して自動記録機能による撮影を行う一連の処理をいう。
画像データ取得部61は、フレームバッファを備え、撮像部22から逐次出力される画像データを取得して、取得した画像データを所定フレーム分記憶する。具体的には、画像データ取得部61は、撮像部22から入力された画像データを少なくとも2フレーム分記憶する。そして、画像データ取得部61が記憶している画像データを対象として、静止判定部71が、画像処理装置1が静止しているか否かを判定するために動きベクトルの検出を行ったり、画像変化検出部72が自動記録を行うためにフレーム間の変化(連続して取得される画像データの変化)を検出したりする。また、画像データ取得部61に記憶されている最新のフレームの画像データが、表示部21によって順次表示される。
静止判定部71は、画像データ取得部61に記憶されている1フレームの画像データにおいて、予め設定したブロック毎に動きベクトルを検出する。このとき、動きベクトルを検出する単位とするブロックは、動画像の符号化及び復号化に用いるマクロブロックとしたり、複数のマクロブロックを集合させた任意のサイズのブロックとしたりすることができる。そして、静止判定部71は、検出した動きベクトルの度数分布を基に、画像処理装置1が静止しているか否かを判定する。
図5は、静止判定部71における処理を説明するための模式図である。
図5(A)は、1フレームの画像に設定されたブロックの一例を示す図である。
図5(B)は、図5(A)における各ブロックの動きベクトル(図中の矢印)の一例を示す図である。
静止判定部71は、図5(A)のように設定された各ブロックにおいて、動きベクトルの種類とその頻度とを対応付けた度数分布を取得する。
図6は、図5(B)に示す動きベクトルの度数分布の一例を示すヒストグラムである。
図6に示すヒストグラムでは、動きベクトルの種類M1〜M8毎に、その度数が計数されている。
静止判定部71は、このように度数分布を取得し、動きベクトルの度数について設定した閾値Dthと、各動きベクトルの度数Dとを比較して、いずれかの動きベクトルの度数Dが閾値Dthを上回っている場合に、画像処理装置1に振動が発生し静止していない(画像にぶれが生じ、自動記録機能により撮影のタイミングの判定を適切に行えない)と判定する。これは、各ブロックにおいて、同様の動きベクトルが多数取得されるときには、画像処理装置1に振動が発生している等の理由で、画像全体が同様の動きをしていると推定されるためである。
なお、同一の向き及び長さの動きベクトルを1種類の動きベクトルとして度数を計数することの他、予め設定した範囲内の向き及び長さの動きベクトルを1種類の動きベクトルとして度数を計数することができる。
そして、静止判定部71は、画像処理装置1が振動せずに静止している(画像にぶれが発生していない)と判定した場合、画像処理装置1が静止していることを示す信号(以下、「静止信号」と呼ぶ。)を画像変化検出部72に出力する。
画像変化検出部72は、画像データ取得部61に記憶されている複数のフレームの画像データの変化を検出する。具体的には、画像変化検出部72は、先行するフレームの画像データと、その次のフレームの画像データとにおける相関性を算出し、相関性が閾値を下回った場合に、これらのフレームの画像データに変化が生じていると判定する。即ち、連続するフレームの画像データ間において、新たな被写体がフレームに進入した場合等、画像データの相関性が低下する場合、画像変化検出部72によって画像データの変化が検出される。本実施形態に係る画像処理装置1では、この画像データの変化を自動記録機能によるレリーズ信号(撮像指示信号)のトリガとし、画像データの変化が検出された場合、画像変化検出部72は、画像データ記録制御部81に対し、表示部21に表示されている画像のデータをリムーバブルメディア52に記録させるためのレリーズ信号を出力する。
画像データ記録制御部81は、画像変化検出部72からレリーズ信号が入力された場合に、画像データ取得部61に記憶されている最新のフレームの画像データを取得し、リムーバブルメディア52に撮像画像のデータとして記録する。
[動作]
次に、図7を参照して、このような図4の機能的構成の画像処理装置1が実行する静止時記録処理について説明する。
図7は、静止時記録処理の流れを説明するフローチャートである。
静止時記録処理は、本実施形態では、ユーザが静止時記録処理の実行を指示する操作を操作部48に対して行った場合、その操作を契機として開始される。
図7において、静止時記録処理が開始されると、ステップS1において、静止判定部71は、静止判定のためのカウンタに0をセット(即ち初期化)する。
ステップS2において、静止判定部71は、静止判定処理(後述)を実行し、画像処理装置1が静止しているか否かの判定結果を取得する。
ステップS3において、静止判定部71は、ステップS2における判定結果が、画像処理装置1が静止していることを示すものであるか否かの判定を行う。
ステップS2における判定結果が、画像処理装置1が静止していることを示すものでない場合、ステップS3においてNOと判定されて、処理はステップS1に進む。
これに対し、ステップS2における判定結果が、画像処理装置1が静止していることを示すものである場合、ステップS3においてYESと判定されて、処理はステップS4に進む。
ステップS4において、静止判定部71は、カウンタの値がいかなる値であるかの判定を行う。
カウンタの値が0である場合、ステップS4の判定の後、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、静止判定部71は、画像データ取得部61に記憶されている最新のフレームの画像データを画像変化検出部72における画像変化検出の基準(以下、「基準フレーム」と呼ぶ。)として保持させる。
ステップS6において、静止判定部71は、静止判定のためのカウンタの値をインクリメントする。
ステップS6の後、処理はステップS2に進む。
カウンタの値が1以上である場合、ステップS4の判定の後、処理はステップS7に進む。このとき、静止判定部71から画像変化検出部72に静止信号が出力され、画像変化検出部72に処理の実行が指示される。
ステップS7において、画像変化検出部72は、画像変化検出処理(後述)を実行し、新たな被写体がフレームに進入する等により、画像データが変化したか否かの判定結果を取得する。
ステップS8において、画像変化検出部72は、画像データが変化したか否かの判定結果が、画像データが変化したことを示すものであるか否かの判定を行う。
画像データが変化したか否かの判定結果が、画像データが変化したことを示すものでない場合、ステップS8においてNOと判定されて、処理はステップS9に進む。
ステップS9において、画像変化検出部72は、カウンタの値がタイムアウトのために設定した閾値よりも大きいか否かの判定を行う。このように、ステップS9では、静止判定のためのカウンタをタイムアウトの判定に用いている。
カウンタの値がタイムアウトのために設定した閾値以下である場合、ステップS9においてNOと判定されて、処理はステップS2に進む。
これに対し、カウンタの値がタイムアウトのために設定した閾値よりも大きいと判定した場合、ステップS9においてYESと判定されて、静止時記録処理は終了となる。
また、画像データが変化したか否かの判定結果が、画像データが変化したことを示すものである場合、ステップS8においてYESと判定されて、処理はステップS10に進む。このとき、画像変化検出部72から画像データ記録制御部81にレリーズ信号が出力され、画像データ記録制御部81に処理の実行が指示される。
ステップS10において、画像データ記録制御部81は、画像データ取得部61に記憶されている最新のフレームの画像データを撮像画像のデータとして取得し、リムーバブルメディア52に記憶する。
ステップS10の処理が終了すると、静止時記録処理は終了となる。
次に、図8を参照して、図4の機能的構成の画像処理装置1が静止時記録処理のサブフローとして実行する静止判定処理について説明する。
図8は、静止判定処理の流れを説明するフローチャートである。
静止判定処理は、静止時記録処理のステップS2においてサブフローとして起動される。
ステップS21において、静止判定部71は、画像データ取得部61に記憶されている1フレームの画像データにおいて、予め設定したブロック毎に動きベクトルを検出する。
ステップS22において、静止判定部71は、検出した1フレーム分の動きベクトルにおいて、動きベクトルの種類毎に、その度数を計数する。
ステップS23において、静止判定部71は、動きベクトルにおける最大の度数Dmaxが動きベクトルの度数について設定した閾値Dthよりも大きいか否かの判定を行う。
動きベクトルにおける最大の度数Dmaxが閾値Dthよりも大きい場合、ステップS23においてYESと判定されて、静止時記録処理に戻る。即ち、同様の動きベクトルが多数取得されるときには、画像全体が同様の動きをしている(画像処理装置1が静止していない)と推定されるため、画像処理装置1が静止していることを判定結果として設定することなく、静止時記録処理に戻る。
これに対し、動きベクトルにおける最大の度数Dmaxが閾値Dth以下である場合、ステップS23においてNOと判定されて、処理はステップS24に進む。
ステップS24において、静止判定部71は、画像処理装置1が静止していることを判定結果として設定する。
ステップS24の処理が終了すると、静止時記録処理に戻る。
次に、図9を参照して、図4の機能的構成の画像処理装置1が静止時記録処理のサブフローとして実行する画像変化検出処理について説明する。
図9は、画像変化検出処理の流れを説明するフローチャートである。
画像変化検出処理は、静止時記録処理のステップS7においてサブフローとして起動される。
ステップS31において、画像変化検出部72は、基準フレームの画像データと新たに記憶されたフレームの画像データとにおける相関性を算出する。このとき、画像変化検出部72は、例えば、画像に設定されたブロック毎あるいは任意に設定された相関性評価のための枠毎に相関性を算出する。
ステップS32において、画像変化検出部72は、ステップS31で算出した相関性が、相関性について設定した閾値よりも大きいか否かの判定を行う。
ステップS31で算出した相関性が閾値よりも大きい場合、ステップS32においてYESと判定されて、静止時記録処理に戻る。即ち、基準フレームの画像データと新たに記憶された画像データとの相関性が閾値よりも大きいときには、基準フレームの画像データから変化がない(被写体に変化がない)と推定されるため、画像データが変化したことを判定結果として設定することなく、静止時記録処理に戻る。
これに対し、ステップS31で算出した相関性が閾値以下である場合、ステップS32においてNOと判定されて、処理はステップS33に進む。
ステップS33において、画像変化検出部72は、画像データが変化したことを判定結果として設定する。
ステップS33の処理が終了すると、静止時記録処理に戻る。
以上説明したように、第1実施形態の画像処理装置1は、画像データの動きベクトルを基に画像処理装置1の静止を判定する静止判定部71と、逐次入力される画像データの変化を検出する画像変化検出部72とを備えている。そして、静止判定部71によって、画像処理装置1が静止していると判定された場合に、画像変化検出部72が画像データの変化を検出し、画像データが変化した場合に、撮像画像のデータを記憶する。
そのため、画像処理装置が静止しており、自動記録機能による撮影のタイミングを判定するのに適している状態で、当該自動記録機能による画像データの記録のための画像認識を行うことができる。
したがって、画像データの変化をより適確に判定することができるため、画像認識を利用して行われる画像データの記録の制御をより適切なものとすることができる。
また、静止判定部71は、静止時記録処理において、画像処理装置1の静止を繰り返し判定するため、画像処理装置1が静止した直後に、自動記録機能による画像データの記録が可能な状態となる。
したがって、画像処理装置1をユーザが手で保持している場合等であっても、撮影が可能となる時間をより長く確保することができる。
また、静止判定部71は、画像データにおけるブロック毎の動きベクトルを基に、画像処理装置1が静止しているか否かを判定するため、画像認識に直接影響する画像の状態に基づいて、画像処理装置1が静止しているか否かが判定される。
したがって、自動記録機能による記録すべき画像データを判定するタイミングをより適切なものとすることができる。
また、画像変化検出部72は、連続するフレームにおける画像データの変化を検出し、この変化をレリーズ信号のトリガとしている。
したがって、新たな被写体がフレームに進入したタイミング等の短時間のシャッタチャンスを逃さずに撮影を行うことができる。
また、画像変化検出部72は、静止判定部71によって画像処理装置1が静止していると判定された後、カウンタの値を参照して、タイムアウトとなっているか否かを判定する。
したがって、画像処理装置1が静止した後、一定時間、画像データの変化が検出されない場合に、撮像を待機する状態が長時間継続することを防止できる。
[応用例]
第1実施形態において、静止判定処理のステップS23では、閾値Dthを固定値であるものとして説明したが、閾値Dthを可変とすることもできる。
例えば、各画像データにおける動きベクトルの度数分布に応じて閾値Dthを算出し、その画像データについては、算出した閾値DthをステップS23の判定に用いることができる。この場合、動きベクトルの度数にばらつきが多いほど、閾値Dthをより小さくし、動きベクトルの度数にばらつきが少ないほど、閾値Dthをより大きくすること等が可能である。
これにより、画像データの内容(即ち、被写体の状態)に応じて、より適切に画像処理装置1が静止しているか否かの判定を行うことができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、静止判定処理として、画像データにおける動きベクトルを検出し、その度数分布を基に画像処理装置1の静止を判定するものとした。
これに対し、第2実施形態では、画像処理装置1に加速度センサを備えることとし、加速度センサの検出信号を基に画像処理装置1の静止を判定する。
図10は、第2実施形態に係る画像処理装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
画像処理装置1は、表示部21と、撮像部22と、CPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、画像処理部44と、バス45と、入出力インターフェース46と、計時部47と、操作部48と、記憶部49と、通信部50と、ドライブ51と、加速度センサ53とを備えている。
これらのうち、加速度センサ53以外の各部については、第1実施形態における各部の構成と同様である。
加速度センサ53は、ピエゾ抵抗型あるいは静電容量検出型等の加速度センサであり、画像処理装置1に加わる加速度を検出する。そして、加速度センサ53は、検出した加速度を示す信号を、バス45を介してCPU41及び画像処理部44に出力する。
図10に示すハードウェアの構成において、静止時記録処理を実行するための機能的構成については、静止判定部71の機能を除き、図4における構成と同様である。
静止判定部71は、加速度センサ53が出力する加速度を示す信号を取得し、その加速度が、加速度について設定した閾値を上回っている場合に、画像処理装置1に振動が発生し静止していないと判定する。
[動作]
次に、図11を参照して、第2実施形態における静止判定処理について説明する。
図11は、第2実施形態に係る静止判定処理の流れを説明するフローチャートである。
静止判定処理は、静止時記録処理のステップS2においてサブフローとして起動される。
ステップS41において、静止判定部71は、加速度センサ53から入力される加速度を示す信号を取得する。
ステップS42において、静止判定部71は、ステップS41において取得した信号が示す加速度が、加速度について設定した閾値よりも大きいか否かの判定を行う。
ステップS41において取得した信号が示す加速度が、加速度について設定した閾値よりも大きい場合、ステップS42においてYESと判定されて、静止時記録処理に戻る。即ち、画像処理装置1が静止していることを判定結果として設定することなく、静止時記録処理に戻る。
これに対し、ステップS41において取得した信号が示す加速度が、加速度について設定した閾値以下である場合、処理はステップS43に進む。
ステップS43において、静止判定部71は、画像処理装置1が静止していることを示す判定結果に設定する。
ステップS43の処理が終了すると、静止時記録処理に戻る。
以上説明したように、第2実施形態の画像処理装置1は、加速度センサ53によって検出された加速度を基に画像処理装置1の静止を判定する静止判定部71と、逐次入力される画像データの変化を検出する画像変化検出部72とを備えている。そして、静止判定部71によって、画像処理装置1が静止していると判定された場合に、画像変化検出部72が画像データの変化を検出し、画像データが変化した場合に、撮像画像のデータを記憶する。
そのため、画像処理装置が静止しており、自動記録機能による画像データの記録のタイミングの判定を行うのに適した状態で、当該自動記録機能による記録のための画像認識を行うことができる。
したがって、画像データの変化をより適確に判定することができるため、画像認識を利用して行われる画像データの記録の制御をより適切なものとすることができる。
また、静止判定部71は、画像処理装置1が備える加速度センサ53によって検出した加速度を基に、画像処理装置1が静止しているか否かを判定するため、画像処理装置1に実際に発生している振動等に起因する加速度に基づいて、画像処理装置1が静止しているか否かが判定される。
したがって、画像処理装置1の静止状態をより適確に判定することができ、自動記録機能による画像データの記録のタイミングの制御をより適切なものとすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、画像処理装置1として、撮像部22を備えるデジタルカメラを例に挙げて説明したが、自装置に撮像部22を備えることなく、他の装置の撮像部が撮像した画像の画像データが入力される装置(例えば、通信相手がWebカメラで撮影した画像の画像データを逐次受信する情報処理装置等)にも、本発明を適用することができる。あるいは、撮像部22が、画像処理装置1から分離可能なユニットとされている装置にも、本発明を適用することができる。この場合、静止判定処理において、動きベクトルの検出あるいは加速度センサによる加速度の検出を行って、撮像部(具体的には撮像部が備えられた装置あるいはユニット)の静止を判定することにより、本発明の効果を奏するものとなる。
上述の実施形態では、記憶媒体としてリムーバブルメディア52を用いているがこれに限定されない。例えば、ネットワーク上の他の装置(サーバ等)内の記憶部(ハードディスク等)でも良い。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される画像処理装置は、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明に係る画像処理装置は、画像処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、本発明に係る画像処理装置は、ノート型のパーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が画像処理装置に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成しても良いし、ソフトウェア単体で構成しても良いし、それらの組み合わせで構成しても良い。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであっても良い。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであっても良い。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図3,10のリムーバブルメディア52により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア52は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図3,10のROM42や、図3,10の記憶部49に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像データを逐次取得する画像データ取得手段と、
前記撮像手段が静止しているか否かを判定する静止判定手段と、
前記静止判定手段によって前記撮像手段が静止していると判定された場合に、前記画像データ取得手段によって逐次取得された画像データの変化を検出する画像変化検出手段と、
前記画像変化検出手段によって検出された画像データの変化に基づいて、前記画像データ取得手段によって取得された画像データを記録するよう制御する画像データ記録制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
[付記2]
前記静止判定手段は、前記撮像手段が静止しているか否かを繰り返し判定し、
前記画像変化検出手段は、前記静止判定手段によって前記撮像手段が静止していると判定された場合に、前記画像データ取得手段によって逐次取得された画像データの変化を検出することを特徴とする付記1に記載の画像処理装置。
[付記3]
前記画像データ取得手段によって取得された前記画像データの領域毎に動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
前記動きベクトル検出手段によって検出された前記動きベクトルの度数を算出する度数算出手段と、
前記度数算出手段によって算出された前記動きベクトルの度数のうち、最大の度数が、前記動きベクトルの度数について予め設定された閾値よりも大きいか否かを判定する度数判定手段と、
をさらに備え、
前記静止判定手段は、前記度数判定手段によって、前記動きベクトルの最大の度数が、前記動きベクトルの度数について予め設定された前記閾値以下であると判定された場合に、前記撮像手段が静止していると判定することを特徴とする付記1または2に記載の画像処理装置。
[付記4]
加速度を検出する加速度検出手段と、
前記加速度検出手段によって検出された加速度が、前記加速度について予め設定された閾値よりも大きいか否かを判定する加速度判定手段と、
をさらに備え、
前記静止判定手段は、前記加速度判定手段によって、前記加速度が、前記加速度について予め設定された前記閾値以下であると判定された場合に、前記撮像手段が静止していると判定することを特徴とする付記1または2に記載の画像処理装置。
[付記5]
前記静止判定手段によって前記撮像手段が静止していると判定された場合に、前記画像データ取得手段によって取得された複数の画像データの相関性を算出する相関性算出手段と、
前記相関性算出手段によって算出された前記相関性が、前記相関性について予め設定された閾値よりも大きいか否かを繰り返し判定する相関性判定手段と、
をさらに備え、
前記画像データ記録制御手段は、前記相関性判定手段によって、前記相関性が、前記相関性について予め設定された前記閾値以下であると判定された場合に、前記画像データ取得手段によって取得された画像データを記録することを特徴とする付記1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
[付記6]
前記静止判定手段によって前記撮像手段が静止していると判定された場合にカウント値を加算するカウント手段と、
前記カウント手段によって加算された前記カウント値が、前記カウント値について予め設定された閾値よりも大きいか否かを判定するカウント値判定手段と、
前記カウント値判定手段によって、前記カウント値が、前記カウント値について予め設定された前記閾値よりも大きいと判定された場合、前記静止判定手段による判定を終了させる静止判定終了手段と、
を備えることを特徴とする付記1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
[付記7]
撮像手段を備えた画像処理装置における画像処理方法であって、
前記撮像手段によって撮像された画像データを取得する画像データ取得ステップと、
前記撮像手段が静止しているか否かを判定する静止判定ステップと、
前記静止判定ステップにおいて前記撮像手段が静止していると判定された場合に、前記画像データ取得ステップにおいて取得された複数の前記画像データの変化を検出する画像変化検出ステップと、
前記画像変化検出ステップにおいて検出された複数の前記画像データにおける変化に基づいて、前記画像データ取得ステップにおいて取得された前記画像データを記録手段に記録するよう制御する画像データ記録制御ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。
[付記8]
撮像手段を備えた画像処理装置のためのプログラムであって、コンピュータに、
前記撮像手段によって撮像された画像データを取得する画像データ取得機能と、
前記撮像手段が静止しているか否かを判定する静止判定機能と、
前記静止判定機能によって前記撮像手段が静止していると判定された場合に、前記画像データ取得機能によって逐次取得された画像データの変化を検出する画像変化検出機能と、
前記画像変化検出機能によって検出された複数の前記画像データにおける変化に基づいて、前記画像データ取得機能によって取得された前記画像データを記録手段に記録するよう制御する画像データ記録制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・画像処理装置、11・・・カメラ本体、12・・・表示部本体、13・・・フレーム本体、21・・・表示部、22・・・撮像部、41・・・CPU、42・・・ROM、43・・・RAM、44・・・画像処理部、45・・・バス、46・・・入出力インターフェース、47・・・計時部、48・・・操作部、49・・・記憶部、50・・・通信部、51・・・ドライブ、52・・・リムーバブルメディア、53・・・加速度センサ、61・・・画像データ取得部、71・・・静止判定部、72・・・画像変化検出部、81・・・画像データ記録制御部

Claims (7)

  1. 撮像手段によって撮像された画像データを逐次取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記画像データの領域毎に動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
    前記動きベクトル検出手段によって検出された前記動きベクトルの度数を算出する度数算出手段と、
    前記度数算出手段によって算出された前記動きベクトルの度数のうち、最大の度数が第1の閾値以上か否かを判定することにより、前記撮像手段又は本画像処理装置が静止しているか否かを繰り返し判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段によって前記動きベクトルの最大の度数が、前記第1の閾値以上でないと判定された場合に、前記撮像手段又は本画像処理装置が静止していると判定し、前記取得手段によって逐次取得された画像データの変化の有無を判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段によって判定された画像データの変化があると判定された場合、前記取得手段によって逐次取得された画像データから当該変化を有する画像データを記録手段に記録させるよう制御する記録制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記度数算出手段により算出された前記動きベクトルの度数の分布に応じて前記第1の閾値を設定する設定手段を更に備え、
    前記第1の判定手段は、前記度数算出手段によって算出された前記動きベクトルの度数のうち、最大の度数が前記設定手段により設定された第1の閾値以上か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記設定手段は、前記動きベクトルの度数にばらつきが多いほど前記第1の閾値が小さくなるように当該第1の閾値を設定する請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記設定手段は、前記動きベクトルの度数にばらつきが少ないほど前記第1の閾値が大きくなるように当該第1の閾値を設定する請求項2又は3に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の判定手段によって前記撮像手段が静止していると判定された場合に、前記取得手段によって取得された複数の画像データの相関性を算出する相関性算出手段と、
    前記相関性算出手段によって算出された前記相関性が第2の閾値以上か否かを繰り返し判定する相関性判定手段と、
    を更に備え、
    前記記録制御手段は、前記相関性判定手段によって、前記相関性が前記第2の閾値以上でないと判定された場合に、前記取得手段によって取得された画像データを前記記録手段に記録させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置における画像処理方法であって、
    撮像手段によって撮像された画像データを逐次取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて取得された前記画像データの領域毎に動きベクトルを検出する動きベクトル検出ステップと、
    前記動きベクトル検出ステップにて検出された前記動きベクトルの度数を算出する度数算出ステップと、
    前記度数算出ステップにて算出された前記動きベクトルの度数のうち、最大の度数が閾値以上か否かを判定することにより、前記撮像手段又は前記画像処理装置が静止しているか否かを繰り返し判定する第1の判定ステップと、
    前記第1の判定ステップにて前記動きベクトルの最大の度数が、前記閾値以上でないと判定された場合に、前記撮像手段又は前記画像処理装置が静止していると判定し、前記取得ステップにて逐次取得された画像データの変化の有無を判定する第2の判定ステップと、
    前記第2の判定ステップにて判定された画像データの変化があると判定された場合、前記取得ステップにて逐次取得された画像データから当該変化を有する画像データを記録手段に記録させるよう制御する記録制御ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  7. 画像処理装置のコンピュータに、
    撮像手段によって撮像された画像データを取得する取得機能と、
    前記取得機能によって取得された前記画像データの領域毎に動きベクトルを検出する動きベクトル検出機能と、
    前記動きベクトル検出機能によって検出された前記動きベクトルの度数を算出する度数算出機能と、
    前記度数算出機能によって算出された前記動きベクトルの度数のうち、最大の度数が閾値以上か否かを判定することにより、前記撮像手段又は本画像処理装置が静止しているか否かを繰り返し判定する第1の判定機能と、
    前記第1の判定機能によって前記動きベクトルの最大の度数が、前記第1の閾値以上でないと判定された場合に、前記撮像手段又は前記画像処理装置が静止していると判定し、前記取得機能によって逐次取得された画像データの変化の有無を判定する第2の判定機能と、
    前記第2の判定機能によって判定された画像データの変化があると判定された場合、前記取得機能によって逐次取得された画像データから当該変化を有する画像データを記録手段に記録させるよう制御する記録制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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