JP5809337B1 - 射出ノズルにおける樹脂の温度制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2に記載の発明は、ヒータが巻かれた加熱シリンダと該加熱シリンダ内に設けられているスクリュとからなる射出成形機において、前記加熱シリンダの前方の射出ノズル内における樹脂の温度を制御する制御方法であって、
前記制御方法は準備段階と実運転段階とから構成され、
前記準備段階は、準備段階用射出ノズルを前記加熱シリンダに設け、該準備段階用射出ノズルは、その金属部分に埋め込まれた第1の温度センサによって該金属部分の温度である第1の温度が、そして樹脂流路に露出するように設けられている第2の温度センサによって樹脂の温度である第2の温度が、それぞれ測定されるようになっており、前記準備段階用射出ノズルを取付けた状態で樹脂を射出して射出時における前記第1、2の温度の相関を得、
前記実運転段階は、金属部分に埋め込まれた第1の温度センサのみを備えた射出ノズルを前記加熱シリンダに取付けると共に前記第2の温度の目標温度である第2の目標温度を設定して成形サイクルを実施するようにし、この成形サイクルの射出工程においては前記第1、2の温度の前記相関に基づいて前記第1の温度から第2の温度の推定値である第2の推定温度を求め、該第2の推定温度が前記第2の目標温度になるように制御することを特徴とする射出ノズル内の樹脂の温度制御方法として構成される。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の制御方法において、前記準備段階は前記準備段階用射出ノズルを取付けた状態で成形サイクルを実施して、該成形サイクルを構成する工程毎に前記第1、2の温度の相関を得、前記実運転段階は前記射出ノズルを前記加熱シリンダに取付けると共に前記第2の温度の目標温度である第2の目標温度を設定して成形サイクルを実施するようにし、成形サイクルの各工程においては、各工程に対応する前記第1、2の温度の前記相関に基づいて前記第2の目標温度から第1の温度の目標温度である第1の目標温度を求め、該第1の目標温度によって前記第1の温度を制御することを特徴とする射出ノズル内の樹脂の温度制御方法として構成される。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の制御方法において、前記準備段階は前記準備段階用射出ノズルを取付けた状態で成形サイクルを実施して、該成形サイクルを構成する工程毎に前記第1、2の温度の相関を得、前記実運転段階は前記射出ノズルを前記加熱シリンダに取付けると共に前記第2の温度の目標温度である第2の目標温度を設定して成形サイクルを実施するようにし、成形サイクルの各工程においては、各工程に対応する前記第1、2の温度の前記相関に基づいて前記第1の温度から第2の温度の推定値である第2の推定温度を求め、該第2の推定温度が前記第2の目標温度になるように制御することを特徴とする射出ノズル内の樹脂の温度制御方法として構成される。
T1=a・T2+b (1式)
ただし、T1:第1の温度、T2:第2の温度、a、b:定数。
このような相関は、テーブル毎に、つまり射出工程温度テーブル34、他工程温度テーブル35、停止中温度テーブル36のそれぞれに対して得る。得られた相関に基づいて樹脂温度設定器37に設定されている第2の目標温度を第1の目標温度に変換する。つまり、得られる相関が1式のようになっていれば、第2の目標温度を右辺のT2に代入する。そうすると得られる左辺のT1が第1の目標温度になる。なお、実際には第1の目標温度は工程によって相違している。つまり、射出工程中の第1の目標温度は成形中樹脂温度設定器38と射出工程温度テーブル34とから、成形サイクルの他の工程における第1の目標温度は成形中樹脂温度設定器38と他工程温度テーブル35とから、そして成形サイクル停止中の第1の目標温度は停止中樹脂温度設定器39と停止中温度テーブル36とから前記したような相関を得て演算によって計算することになるが、それぞれ値が相違することになる。
T1=c・T2+d・V+e (2式)
ただし、T1:第1の温度、T2:第2の温度、V:射出速度、c、d、e:定数。
そして実運転段階において2式によって第1の目標温度を計算するときには、第2の目標温度だけでなく射出速度も入力すればよい。
3 加熱シリンダ 4 スクリュ
6 射出ノズル 6a 射出ノズル本体
6b 準備段階用ノズルチップ 6b’ 実運転用ノズルチップ
8 第1の温度センサ 9 樹脂流路
10 ノズルヒータ 12 第2の温度センサ
21 フィードバック制御部 30 温度選択スイッチ
33 温度テーブル 37 樹脂温度設定器
42 目標温度切替スイッチ 43 推定温度演算器
Claims (4)
- ヒータが巻かれた加熱シリンダと該加熱シリンダ内に設けられているスクリュとからなる射出成形機において、前記加熱シリンダの前方の射出ノズル内における樹脂の温度を制御する制御方法であって、
前記制御方法は準備段階と実運転段階とから構成され、
前記準備段階は、準備段階用射出ノズルを前記加熱シリンダに設け、該準備段階用射出ノズルは、その金属部分に埋め込まれた第1の温度センサによって該金属部分の温度である第1の温度が、そして樹脂流路に露出するように設けられている第2の温度センサによって樹脂の温度である第2の温度が、それぞれ測定されるようになっており、前記準備段階用射出ノズルを取付けた状態で樹脂を射出して射出時における前記第1、2の温度の相関を得、
前記実運転段階は、金属部分に埋め込まれた第1の温度センサのみを備えた射出ノズルを前記加熱シリンダに取付けると共に前記第2の温度の目標温度である第2の目標温度を設定して成形サイクルを実施するようにし、この成形サイクルの射出工程においては前記第1、2の温度の前記相関に基づいて前記第2の目標温度から第1の温度の目標温度である第1の目標温度を求め、該第1の目標温度によって前記第1の温度を制御することを特徴とする射出ノズル内の樹脂の温度制御方法。 - ヒータが巻かれた加熱シリンダと該加熱シリンダ内に設けられているスクリュとからなる射出成形機において、前記加熱シリンダの前方の射出ノズル内における樹脂の温度を制御する制御方法であって、
前記制御方法は準備段階と実運転段階とから構成され、
前記準備段階は、準備段階用射出ノズルを前記加熱シリンダに設け、該準備段階用射出ノズルは、その金属部分に埋め込まれた第1の温度センサによって該金属部分の温度である第1の温度が、そして樹脂流路に露出するように設けられている第2の温度センサによって樹脂の温度である第2の温度が、それぞれ測定されるようになっており、前記準備段階用射出ノズルを取付けた状態で樹脂を射出して射出時における前記第1、2の温度の相関を得、
前記実運転段階は、金属部分に埋め込まれた第1の温度センサのみを備えた射出ノズルを前記加熱シリンダに取付けると共に前記第2の温度の目標温度である第2の目標温度を設定して成形サイクルを実施するようにし、この成形サイクルの射出工程においては前記第1、2の温度の前記相関に基づいて前記第1の温度から第2の温度の推定値である第2の推定温度を求め、該第2の推定温度が前記第2の目標温度になるように制御することを特徴とする射出ノズル内の樹脂の温度制御方法。 - 請求項1に記載の制御方法において、前記準備段階は前記準備段階用射出ノズルを取付けた状態で成形サイクルを実施して、該成形サイクルを構成する工程毎に前記第1、2の温度の相関を得、前記実運転段階は前記射出ノズルを前記加熱シリンダに取付けると共に前記第2の温度の目標温度である第2の目標温度を設定して成形サイクルを実施するようにし、成形サイクルの各工程においては、各工程に対応する前記第1、2の温度の前記相関に基づいて前記第2の目標温度から第1の温度の目標温度である第1の目標温度を求め、該第1の目標温度によって前記第1の温度を制御することを特徴とする射出ノズル内の樹脂の温度制御方法。
- 請求項2に記載の制御方法において、前記準備段階は前記準備段階用射出ノズルを取付けた状態で成形サイクルを実施して、該成形サイクルを構成する工程毎に前記第1、2の温度の相関を得、前記実運転段階は前記射出ノズルを前記加熱シリンダに取付けると共に前記第2の温度の目標温度である第2の目標温度を設定して成形サイクルを実施するようにし、成形サイクルの各工程においては、各工程に対応する前記第1、2の温度の前記相関に基づいて前記第1の温度から第2の温度の推定値である第2の推定温度を求め、該第2の推定温度が前記第2の目標温度になるように制御することを特徴とする射出ノズル内の樹脂の温度制御方法。
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