JP5808126B2 - 水中機器の運転システム - Google Patents

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本発明は、水中機器の運転システムに関する。
水中に設置して使用する水中機器としての水中ポンプでは、そのケーシング内への浸水を防止するために、羽根車の主軸とケーシングとの間にメカニカルシールが設けられている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の水中ポンプでは、メカニカルシールは、羽根車用のハウジングとモータハウジングとの間に形成されたシールハウジングに配置されており、このシールハウジング内に溜められた潤滑油によって潤滑されている。
また、このような水中ポンプは、恒久的に水中に設置したままではなく、定期的に地上へ引き上げ、潤滑油を交換する等のメンテナンスが必要となる。
特開2008−63981号公報
上記のとおり、メカニカルシールによってポンプ内(ケーシング内)と外部との間は密封されていることから、ポンプ内は気密性が保たれた状態となる。このため、水中に設置した水中ポンプのモータの運転が開始されポンプ内の温度が上昇すると、ポンプ内の圧力が上昇する。
そして、運転状態にあった水中ポンプが停止すると、その温度は低下し、ポンプ内の圧力は運転時よりも低下し、運転時と比べて負圧の状態となる。すると、メカニカルシールを通じてポンプ内に水が引き込まれるおそれがある。
特に、水中ポンプの運転と停止とが繰り返し行われると、ポンプ内の圧力が変動し、ポンプ内への浸水の可能性が高くなり、この結果、水中ポンプを地上へ引き上げて行うメンテナンスの頻度が高くなってしまう。
なお、このような機器内部への水の引き込みが発生し得る水中機器としては、上記のような水中ポンプ以外にも、流水によって羽根車及びその主軸が回転することによって発電を行う水中発電機がある。
そこで、本発明の目的は、運転停止により機器内部の圧力が低下して、外部から機器内部へ水が引き込まれるのを防ぐことが可能となる水中機器の運転システムを提供する。
本発明の水中機器の運転システムは、羽根車の主軸を収容していると共に当該主軸を回転可能に支持しているハウジング、及び、前記主軸と前記ハウジングとの間から当該ハウジング内への浸水を防止する密封装置を有している水中機器と、前記ハウジングとパイプを介して接続され当該パイプを通じて当該ハウジング内に圧縮空気を供給する加圧ポンプと、前記加圧ポンプの動作を制御して前記水中機器の運転時及び停止時において前記ハウジングの内圧を一定とする加圧制御装置とを備え、前記加圧制御装置は、前記水中機器の設置深さに応じて前記加圧ポンプの出力を調整する出力調整部を有し、前記出力調整部は、管理者が操作する操作部と、当該操作部に入力された前記水中機器の設置深さの情報に基づいて前記加圧ポンプの出力を調整する機能部と、を有し、前記加圧制御装置は、前記主軸の回転が停止し前記ハウジング内の温度が低下することで当該ハウジング内の圧力が低下しようとすると、前記加圧ポンプを動作させて当該ハウジング内に圧縮空気を供給することにより、前記主軸の回転時及び停止時において前記ハウジングの内圧を一定とすることを特徴とする。
また、本発明の水中機器の運転システムは、羽根車の主軸を収容していると共に当該主軸を回転可能に支持しているハウジング、及び、前記主軸と前記ハウジングとの間から当該ハウジング内への浸水を防止する密封装置を有している水中機器と、前記ハウジングとパイプを介して接続され当該パイプを通じて当該ハウジング内に圧縮空気を供給する加圧ポンプと、前記加圧ポンプの動作を制御して前記水中機器の運転時及び停止時において前記ハウジングの内圧を一定とする加圧制御装置と、を備え、前記加圧制御装置は、前記水中機器の設置深さを測定する測定器と、前記水中機器の設置深さに応じて前記加圧ポンプの出力を調整する出力調整部と、を有し、前記測定器による測定結果についての情報に基づいて前記加圧ポンプの出力を調整する構成であり、前記加圧制御装置は、前記主軸の回転が停止し前記ハウジング内の温度が低下することで当該ハウジング内の圧力が低下しようとすると、前記加圧ポンプを動作させて当該ハウジング内に圧縮空気を供給することにより、前記主軸の回転時及び停止時において前記ハウジングの内圧を一定とすることを特徴とする。
本発明によれば、水中機器のハウジング内にパイプを通じて圧縮空気を供給する加圧ポンプの動作を、加圧制御装置が制御することにより、水中機器の運転時及び停止時においてハウジングの内圧を一定とする。このように、水中機器の運転状態に関わらず、ハウジングの内圧が一定となることにより、運転が停止した場合に運転時と比べてハウジング内が負圧になるのを防止し、密封装置を通じてハウジング内に水が引き込まれるのを防ぐことが可能となる。
また、前記加圧制御装置は、前記水中機器の設置深さに応じて前記加圧ポンプの出力を調整する出力調整部を有している加圧ポンプが圧縮空気を供給することによって発生させるハウジング内の圧力(加圧力)は、密封装置を通じてハウジング内に水が浸入するのを防ぐことができる程度に高めることが必要であるが、この必要となる圧力は、水中機器の設置深さに応じて変化する。そこで、前記出力調整部によれば、水中機器の設置深さに応じて加圧ポンプの出力を調整することができ、水中機器の運転状態に関わらず、ハウジングの内圧を一定とすることが可能となる。
また、前記水中機器の運転システムは、前記パイプに接続され、前記加圧ポンプによって発生させた圧縮空気を溜めるアキュムレータを更に備えているのが好ましい。
この場合、加圧ポンプを常時動作させなくても、アキュムレータ内の圧縮空気により、ハウジングの内圧を一定に保つようにすることができ、また、ハウジング内の過度の圧力上昇を防ぐことができる。
また、前記水中機器の運転システムは、前記加圧ポンプによって前記水中機器へと供給する圧縮空気の水分含有量を低下させる吸湿呼吸器を更に備えているのが好ましい。
この場合、乾燥した圧縮空気をハウジング内に供給することができ、ハウジング内に結露が発生するのを抑制することができる。
本発明によれば、水中に投入された水中機器の運転が停止した場合に、運転時と比べてハウジング内が負圧の状態となるのを防止し、密封装置を通じてハウジング内に水が引き込まれるのを防ぐことが可能となる。
本発明の運転システムの実施の一形態を示す概略構成図である。 本発明の運転システムの他の実施形態を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の運転システムの実施の一形態を示す概略構成図である。図1に示す実施形態は、水中発電機1の運転システムであり、水中発電機1を断面で示している。
この運転システムは、水中機器としての水中発電機1と、この水中発電機1のハウジング10内に圧縮空気を供給する加圧ポンプ2と、この加圧ポンプ2の動作を制御する加圧制御装置3とを備えている。
さらに本実施形態の運転システムは、水中発電機1とケーブル5を介して電気的に接続された受電盤4を備えている。受電盤4は、水中発電機1が発電した電力を受ける機能を有し、図示しないが、遮断器及び継電器等を有する。
水中発電機1は、羽根車15、羽根車15を囲むタービンハウジング14、羽根車15と一体回転する主軸16、主軸16を収容していると共に当該主軸16を回転可能に支持しているハウジング10、ハウジング10内に設けられている発電機部17、及び、発電機部17が発電した電力を受け受電盤4側へ送るための電気部18を有している。
ハウジング10には、第1の転がり軸受21と、第2の転がり軸受22とが軸方向に離れて配置されており、これら転がり軸受21,22によって主軸16は支持されている。
発電機部17は、主軸16と一体回転する回転子17aと、ハウジング10に固定され回転子17aの外周側に設けられた固定子17bとを有しており、流水によって羽根車15が回転すると主軸16と回転子17aとが回転し発電が行われる。
そして、水中発電機1は、水中に設置されることから、主軸16とハウジング10との間から当該ハウジング10内への浸水を防止する密封装置(メカニカルシール)19を有している。
前記ハウジング10は、発電機部17及び転がり軸受21,22を収容している円筒状のハウジング本体11と、このハウジング本体11に軸方向に連結され前記電気部18を収容している電気室ハウジング12とを有している。電気室ハウジング12は、軸方向一方側(上側)が閉じた筒状である。ハウジング本体11と電気室ハウジング12とは内部空間が連通しており、また、ハウジング本体11と電気室ハウジング12との接合面は、例えばOリング等により密封されている。そして、ハウジング本体11の軸方向端部に、ハウジング本体11の開口を閉じる蓋部材13が取り付けられており、ハウジング本体11と蓋部材13との接合面は例えばOリング等により密封されている。
そして、蓋部材13には、主軸16を挿通させる孔が形成されており、この蓋部材13と主軸16との間が前記密封装置19によって止水されている。以上より、ハウジング10内には一つの密封空間Kが形成されている。つまり、電気室ハウジング12とハウジング本体11とは、その内部で共通する密封空間Kが形成されている。
加圧ポンプ2、加圧制御装置3、及び、受電盤4は大気中に設置され、本実施形態では地上の管理室内に設置される。このため、水中発電機1と受電盤4とはケーブル5を介して接続されており、また、加圧ポンプ2は、水中発電機1のハウジング10内に圧縮空気を供給するために、パイプ6を介してハウジング10と接続されている。本実施形態のパイプ6は、フレキシブルパイプである。また、加圧ポンプ2の吐出側には、逆止弁25が設けられている。
加圧ポンプ2は、パイプ6を通じてハウジング10内に圧縮空気を供給する。本実施形態では、パイプ6は電気室ハウジング12に接続されているが、上記のとおり電気室ハウジング12とハウジング本体11とは、内部で共通する密封空間Kが形成されているので、加圧ポンプ2によって供給された圧縮空気は、密封空間Kに充填される。
加圧制御装置3は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ(又はシーケンサ)からなる制御本体部3aと、パイプ6内の圧縮空気の圧力を測定する圧力計(圧力リレー)3bとを有し、圧力計3bの検出結果に応じて、制御本体部3aは、コンピュータプログラムに基づいて、加圧ポンプ2が有するモータの駆動と停止とを制御することができる。また、加圧制御装置3は、加圧ポンプ2によって発生させた圧縮空気の流量(圧力)を調整するバルブ3cを有し、制御本体部3aは、圧力計3bの検出結果に応じて、コンピュータプログラムにしたがってバルブ3cを制御して圧縮空気の流量(圧力)を調整することができる。
この加圧制御装置3によれば、圧力計3bの検出結果に基づいて、パイプ6を通じてハウジング10に送り込む圧縮空気の流量(圧力)を調整し、ハウジング10内の圧力を制御することができる。そして、本発明では、加圧制御装置3は、水中発電機1の運転時及び停止時においてハウジング10の内圧を一定とすべく加圧ポンプ2の動作を制御する。
加圧ポンプ2が圧縮空気を供給することによって発生させるハウジング10内の圧力(加圧力)は、密封装置19を通じてハウジング10内に水が浸入するのを防ぐことができる程度に高めることが必要であるが、この必要となる圧力は、水中発電機1の設置深さ(水深)に応じて変化する。
そこで、加圧制御装置3(制御本体部3a)は、水中発電機1の設置深さ(水深)に応じて、加圧ポンプ2の出力を調整する出力調整部3dを有している。本実施形態では、出力調整部3dは、管理者が操作する操作部(図示せず)と、この操作部に入力された情報に基づいて加圧ポンプ2の出力を調整する機能部とを有している。この機能部は、前記コンピュータプログラムが制御本体部3aによって実行されることで発揮される。前記操作部は、例えば管理者が水中発電機1の設置深さの値の入力を行うヒューマンインターフェースである。
または、加圧制御装置3は、前記操作部の代わりに、水中発電機1の設置深さを測定する測定器を有していてもよい。この場合、この測定器による測定結果についての情報が、制御本体部3aに送信され、この情報に基づいて制御本体部3aが加圧ポンプ2の出力を調整する。
このような各出力調整部3dによれば、水中発電機1の設置深さに応じて加圧ポンプ2の出力を調整することができ、ハウジング10内を、水中発電機1の設置深さに応じた内圧で、しかも、一定の圧力に保つことが可能となる。
また、本実施形態の運転システムは、加圧ポンプ2と共に管理室に設けられているアキュムレータ7を更に備えている。アキュムレータ7は、パイプ6に接続されており、加圧ポンプ2によって発生させた圧縮空気を溜めることができる。アキュムレータ7は、ハウジング10と逆止弁25との間において接続されている。
このアキュムレータ7によれば、加圧ポンプ2を常時動作させなくても、アキュムレータ7内に溜めた圧縮空気により、ハウジング10の内圧を一定に保つようにすることができ、また、アキュムレータ7は、パイプ6を通じてハウジング10内の内圧の吸収が可能な空気槽としても機能し、ハウジング10内の過度の圧力上昇を防ぐことができる。
さらに、本実施形態の運転システムは、加圧ポンプ2と共に管理室に設けられている吸湿呼吸器8を更に備えている。吸湿呼吸器8は、加圧ポンプ2が大気を取り込む吸気ポート側に設けられており、加圧ポンプ2によって水中発電機1へと供給する圧縮空気の水分含有量を低下させる。
この吸湿呼吸器8によれば、乾燥した圧縮空気をハウジング10内に供給することができ、ハウジング10内に結露が発生するのを抑制することができる。特にケーブル5の素線の僅かな隙間から、外気(空気)がハウジング10内に吸い込まれることがあるが、乾燥した圧縮空気がパイプ6を通じて供給されることで、ハウジング10内の結露を防止する。
以上のように構成された水中発電機1によれば、密封装置19によってハウジング10内と外部との間は密封されていることから、ハウジング10内は気密性が保たれた状態となる。このため、水中に設置した水中発電機1が運転状態にあると(主軸16が回転すると)、特に転がり軸受21,22において温度が上昇し、ハウジング部10内の温度が上昇する。
この場合、従来では、ハウジング内の圧力が上昇し、その後、運転が停止されると(主軸の回転が停止すると)温度は低下し、ハウジング内の圧力は運転時よりも低下し、密封装置を通じてハウジング内に水が引き込まれるおそれがある。
しかし、本実施形態に係る運転システムによれば、主軸16の回転が停止し、ハウジング10内の温度が低下し、ハウジング10内の圧力が低下しようとすると、この圧力が圧力計3bによって測定され、この測定結果に基づいて加圧制御装置3が加圧ポンプ2の動作を制御し、パイプ6を通じて水中発電機1のハウジング10内に圧縮空気を供給する。これにより、主軸16の回転時及び停止時においてハウジング10の内圧を一定とすることができる。
このように、水中発電機1の運転状態に関わらず、ハウジング10の内圧を一定とすることにより、運転が停止した場合に運転時と比べてハウジング10内が負圧の状態となるのを防止し、密封装置19を通じてハウジング10内に水が引き込まれるのを防ぐことが可能となる。
図2は、本発明の運転システムの他の実施形態を示す概略構成図である。図2に示す実施形態は、水中ポンプ31の運転システムである。
この運転システムは、水中機器としての水中ポンプ31と、この水中ポンプ31のハウジング40内に圧縮空気を供給する加圧ポンプ2と、この加圧ポンプ2の動作を制御する加圧制御装置3とを備えている。加圧ポンプ2及び加圧制御装置3の構成は前記実施形態と同じであり、説明を省略する。
水中ポンプ31は、水中発電機1と同様に、羽根車45の主軸46を収容していると共にこの主軸46を転がり軸受51,52によって回転可能に支持しているハウジング40、及び、主軸46とハウジング40との間から当該ハウジング40内への浸水を防止する密封装置49を有している。なお、水中ポンプ31は、羽根車45が回転することによって水を吐出する吐出管50が、地上(制御盤32側)に向けて設けられている。
また、本実施形態においても、加圧制御装置3は出力調整部3dを有しており、また、アキュムレータ7及び吸湿呼吸器8が設けられている。この出力調整部3dは、前記実施形態と同様に、水中ポンプ31の設置深さに応じて加圧ポンプ2の出力を調整する機能を有している。また、アキュムレータ7は、パイプ6に接続され、加圧ポンプ2によって発生させた圧縮空気を溜めることができる。そして、吸湿呼吸器8は、加圧ポンプ2によって水中ポンプ31へと供給する圧縮空気の水分含有量を低下させる。
なお、図2の実施形態では、受電盤4の代わりに、水中ポンプ31の運転を制御する制御盤32が設けられている。制御盤32は、ケーブル5を介して水中ポンプ31と接続されており、動作指令信号を与え、水中ポンプ31のモータ部47の運転と停止の切り替え制御を行う。
また、この水中ポンプ31は、浸水を検知する浸水センサ48をハウジング40内に有している。浸水センサ48がハウジング40内の浸水を検知すると、制御盤32へ浸水を意味する情報(信号)を出力する。なお、この浸水センサ48は、図1の水中発電機1にも設けられており、浸水センサ48は受電盤4等に信号を出力する。
また、本発明の運転システムは、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。例えば、ハウジング10(40)内の一部に、密封装置19(49)が設けられている領域として、密封装置室が形成されており、本実施形態では、この密封装置室には潤滑油が存在していない型式の水中発電機1(水中ポンプ31)の場合を説明したが、密封装置室に潤滑油が設けられている型式であってもよい。
1 水中発電機(水中機器)
2 加圧ポンプ
3 加圧制御装置
3d 出力調整部
6 パイプ
7 アキュムレータ
8 吸湿呼吸器
10,40 ハウジング
15,45 羽根車
16,46 主軸
19,49 密封装置
31 水中ポンプ(水中機器)

Claims (4)

  1. 羽根車の主軸を収容していると共に当該主軸を回転可能に支持しているハウジング、及び、前記主軸と前記ハウジングとの間から当該ハウジング内への浸水を防止する密封装置を有している水中機器と、
    前記ハウジングとパイプを介して接続され当該パイプを通じて当該ハウジング内に圧縮空気を供給する加圧ポンプと、
    前記加圧ポンプの動作を制御して前記水中機器の運転時及び停止時において前記ハウジングの内圧を一定とする加圧制御装置と、
    を備え
    前記加圧制御装置は、前記水中機器の設置深さに応じて前記加圧ポンプの出力を調整する出力調整部を有し、
    前記出力調整部は、管理者が操作する操作部と、当該操作部に入力された前記水中機器の設置深さの情報に基づいて前記加圧ポンプの出力を調整する機能部と、を有し、
    前記加圧制御装置は、前記主軸の回転が停止し前記ハウジング内の温度が低下することで当該ハウジング内の圧力が低下しようとすると、前記加圧ポンプを動作させて当該ハウジング内に圧縮空気を供給することにより、前記主軸の回転時及び停止時において前記ハウジングの内圧を一定とすることを特徴とする水中機器の運転システム。
  2. 羽根車の主軸を収容していると共に当該主軸を回転可能に支持しているハウジング、及び、前記主軸と前記ハウジングとの間から当該ハウジング内への浸水を防止する密封装置を有している水中機器と、
    前記ハウジングとパイプを介して接続され当該パイプを通じて当該ハウジング内に圧縮空気を供給する加圧ポンプと、
    前記加圧ポンプの動作を制御して前記水中機器の運転時及び停止時において前記ハウジングの内圧を一定とする加圧制御装置と、
    を備え
    前記加圧制御装置は、前記水中機器の設置深さを測定する測定器と、前記水中機器の設置深さに応じて前記加圧ポンプの出力を調整する出力調整部と、を有し、前記測定器による測定結果についての情報に基づいて前記加圧ポンプの出力を調整する構成であり、
    前記加圧制御装置は、前記主軸の回転が停止し前記ハウジング内の温度が低下することで当該ハウジング内の圧力が低下しようとすると、前記加圧ポンプを動作させて当該ハウジング内に圧縮空気を供給することにより、前記主軸の回転時及び停止時において前記ハウジングの内圧を一定とすることを特徴とする水中機器の運転システム。
  3. 前記パイプに接続され、前記加圧ポンプによって発生させた圧縮空気を溜めるアキュムレータを更に備えている請求項1又は2に記載の水中機器の運転システム。
  4. 前記加圧ポンプによって前記水中機器へと供給する圧縮空気の水分含有量を低下させる吸湿呼吸器を更に備えている請求項1〜3のいずれか一項に記載の水中機器の運転システム。
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