JP5807408B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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また、特許文献2にも、レーザダイオードの駆動電流の上昇によって、レーザダイオードの劣化を診断することが記載されている。
また、レーザ露光装置におけるレーザダイオードの総点灯時間を形成した画像の画素数のカウント値から推定する技術もあったが、画素カウント機能を持たない画像形成装置には適用できなかった。
上記現像剤を収容した現像剤容器の交換回数をカウントして記憶する現像剤容器交換回数カウント手段と、その現像剤容器交換回数カウント手段に記憶された現像剤容器の交換回数に基づいて、上記レーザダイオードの総点灯時間を算出し、その算出した総点灯時間によって、、上記レーザ露光手段における上記レーザダイオードの劣化状態を判定する劣化状態判定手段とを有することを特徴とする。
図1に示す画像形成装置はこの発明の一実施形態であり、モノクロプリントからフルカラープリントまでの画像を形成することが可能な画像形成装置の内部構成を模式的に示す図である。
この画像形成装置は、カラー現像に用いられるイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)とブラック(K)の各色に対応する画像形成ユニット2Y,2C,2M,2Kと、制御ユニット40を備えている。画像形成ユニット2Y,2C,2M,2Kは、装置本体100の内部に水平方向に間隔を置いて、図1において矢示A方向にループ状に走行する中間転写体である中間転写ベルト1の下側の水平な面に対向して左から順に配置されている。その各画像形成ユニット2Y,2C,2M,2Kは、使用するトナーの色を除いて4組とも同一の構成である。
各帯電ローラ4Y,4C,4M,4Kは、それぞれ矢示方向に回転する各感光体ドラム3Y,3C,3M,3Kの表面を一様に帯電させる。
そして、各感光体ドラム3Y,3C,3M,3Kの表面に形成された静電潜像に、現像スリーブ9Y,9C,9M,9Kの回転により各色のトナーを付着させて現像し、各色のトナー画像を形成する。
その中間転写ベルト1の内側には、一次転写ローラ16Y,16C,16M,16Kが、中間転写ベルト1を挟んで各感光体ドラム3Y,3C,3M,3Kと対向して設けられている。
また、駆動ローラ10と中間転写ベルト1を介して対向して、二次転写ローラ14が設けられている。この二次転写ローラ14も中間転写ベルト1に対して接離可能に設けられている。さらに、支持ローラ12の近傍には、中間転写ベルト1の表面の残留トナーや紙粉などの異物を除去するクリーニングブレード15が配置されている。
そして、図1においてそれぞれ矢示方向に回転する各感光体ドラム3Y,3C,3M,3Kの表面に、順次形成される各色のトナー画像を、各一次転写ローラ16Y,16C,16M,16Kに転写バイアス電圧が印加し、矢示A方向に回動する中間転写ベルト1の下面に、順次重ねて転写して、フルカラーのトナー画像を形成する。
そのトナー画像が転写された転写紙が定着器20に送られて、熱溶着によるトナー画像の定着がなされ、図示しない排紙部に排出される。
そして、感光体ドラム3Kに表面に形成される黒トナーによるモノクロのトナー画像が、中間転写ベルト1の下面に一次転写され、それが転写紙Pに二次転写され、定着器20で定着された後排出される。
図2において、レーザダイオードユニット51内にレーザダイオードとコリメートレンズが設けられており、レーザダイオードの発光によるレーザ光がコリメートレンズによって平行光線にされて、レーザダイオードユニット51から出射する。
図3は、制御ユニットと各トナーボトル着脱検知センサ及び操作部の関係を示すブロック図である。
制御ユニット40には、各トナーボトルの着脱状態を検知するトナーボトル着脱検知センサ44Y,44C,44M,44Kと、液晶表示器等の表示器45及び入力キー等を有する操作部42とが、それぞれ信号線によって接続されている。
表示器45には、後述する回収後のチェック処理においてレーザ露光装置の再使用可/不可を表示できる。
そのため、LD駆動電流や使用温度環境が一定の条件下で使用することを前提として、トナー消費量からLDの点灯時間を換算することができる。
この製品Aは、レーザダイオードユニット51毎に2個のLDがあり、A4サイズの記録媒体の全面に黒画像を記録するとLD1個当たり0.653秒点灯する。この場合、画像部では2個のLDが2ライン同時に異なるデータで独立して点灯する。非画像部では同時に点灯しないように制御される。
0.653(sec)×6/100≒39.2(ms)
そして、39.2ms×20000枚=784secが、トナーボトル1本分のトナー消費量に対するLD点灯時間となる。
機種によってはトナー濃度を安定させるために、補給されたトナーを強制的に消費するモードがあるが、この場合はLDが点灯するので、LD点灯時間はトナー消費量に反映される。
784秒×120=94080秒=26.13時間
となる。LDの平均寿命時間を仮に100時間とすると、LDの総点灯時間の2倍が100時間未満であれば、LDの総点灯時間が平均寿命時間の半分未満であるから、そのLDを搭載したレーザ露光装置(書込ユニット)を再使用出来る。しかし、LDの総点灯時間の2倍が100時間未満でなければ、再使用出来ないと劣化状態を判定することができる。その場合、その製品Aを再製する際には、そのLDを搭載したレーザ露光装置を交換する必要がある。
図4は、画像形成装置を初めて使用開始するとき及びその後の継続使用中の処理のフローチャートである。
あるいは、最初からトナーが満充填されているかそれに近いトナーボトルが装着されている製品を使用開始した場合には、「1」に初期化するとよい。
その後、メイン電源が投入されて継続使用されると、トナーボトルが交換されたか否かを判断し、交換されたときにはトナーボトル交換回数カウンタの値を更新(+1)して記憶する処理を繰り返し実行する。この処理が、現像剤容器交換回数カウント手段に相当する。
最後の1本のトナーボトル内のトナー残量は把握出来ないが、最初の「お試し用」のトナーボトル内のトナー量とある程度相殺できるし、前述したように、その誤差は多くても1%程度であるから、その後の判定への影響は少ない。
画像形成装置のメイン電源が投入され、作業者によって操作パネルからこのプログラム起動用の特別なキー操作がなされたり、このプログラム起動用のカードが差し込まれた場合など、外部から特定の起動指令を受けた場合にのみ、制御ユニット40がこの処理を開始する。
これらの処理が、レーザダイオードの劣化状態を判定する劣化状態判定手段に相当する。
この例では、トナーボトル交換回数カウンタ41の値を読み出した後、レーザダイオード総点灯時間を算出せずに、読み出したカウンタの値Nが所定値Ns以下(N≦Ns)か否かによって、レーザダイオードの劣化状態を判定する。この所定値は、レーザダイオードの平均寿命時間に相当する現像剤容器(トナーボトル)の交換回数に基づく値であり、予めメモリに記憶させておく。
このようにすれば、トナーボトルの交換回数からその都度LDの総点灯時間を算出しなくても、トナーボトル交換回数から、LDの劣化状態を直接判定することができる。
この処理も、レーザダイオードの劣化状態を判定する劣化状態判定手段に相当する。
その後は、画像形成装置にメイン電源が投入されている間、トナーボトル着脱検知センサ44Y,44C,44M,44Kを個別に監視して、トナーボトルが交換されたか否かを判断する。そして、いずれかの色のトナーボトルが交換されたと判断したら、トナーボトル交換回数カウンタ41のその色用のカウンタの値を更新(+1)して記憶することを繰り返す。
それによって、どのレーザ露光装置が再使用可能か否かを個別に知ることができる。
モノクロの画像形成装置の場合の場合には、ブラック用のレーザ露光装置5Kだけの劣化状態を判定するための処理と同じ処理を行えばよい。
各トナーボトルにIDコードのような固有情報を記憶したメモリを搭載している場合には、装置本体に装着されたトナーボトルのメモリの固有情報を読み出して、その情報の内容が代わったときに、新たなトナーボトルに交換されたと判断することができる。
さらに、記録媒体として所定のサイズにカットされたシート状のものを使用する画像形成装置に限らず、ロール状に巻かれた長尺の記録媒体を使用する各種の画像形成装置にも、この発明を適用することができる。
したがって、レーザダイオードの駆動電流モニタ回路や画素カウント機能を有する書込制御部を搭載していない安価な画像形成装置でも、レーザダイオードの劣化状態を簡単に判定することができる。
3,3Y,3C,3M,3K:感光体ドラム 4Y,4C,4M,4K:帯電ローラ
5Y,5C,5M,5K:レーザ露光装置 6Y,6C,6M,6K:レーザ光
7Y,7C,7M,7K:現像器 8Y,8C,8M,8K:クリーニング装置
9Y,9C,9M,9K:現像スリーブ
10:駆動ローラ(二次転写バックアップローラを兼ねる)
11:テンションローラ 12:支持ローラ 13:逆屈曲ローラ
14:二次転写ローラ 15:クリーニングブレード
16Y,16C,16M,16K:一次転写ローラ 18:レジストローラ対
20:定着器 36Y,36C,36M,36K:トナーボトル
37Y,37C,37M,37K:トナー濃度検知センサ
38Y,38C,38M,38K:供給路 40 制御ユニット
41:トナーボトル交換回数カウンタ 42:操作部
44Y,44C,44M,44K:トナーボトル着脱検知センサ 45:表示器
51:レーザダイオードユニット 52:ポリゴンミラー 53:fθレンズ
54:反射ミラー 55:ポリゴンモータ 56:同期検知ミラー
57:同期検知センサ 100:装置本体 P:転写紙(記録媒体)
Claims (5)
- 感光体と、該感光体の表面を帯電させる帯電手段と、レーザダイオードの発光によるレーザ光を偏向走査して、前記感光体の帯電された表面を露光走査するレーザ露光手段と、該レーザ露光手段による露光走査によって前記感光体の表面に形成される静電潜像を現像剤によって現像する現像手段とを有する画像形成装置において、
前記現像剤を収容した現像剤容器の交換回数をカウントして記憶する現像剤容器交換回数カウント手段と、
該現像剤容器交換回数カウント手段に記憶された現像剤容器の交換回数に基づいて、前記レーザダイオードの総点灯時間を算出し、その算出した総点灯時間によって、前記レーザ露光手段における前記レーザダイオードの劣化状態を判定する劣化状態判定手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記劣化状態判定手段は、算出した前記レーザダイオードの総点灯時間をレーザダイオードの平均寿命時間と比較して、前記レーザダイオードの劣化状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記劣化状態判定手段は、算出した前記レーザダイオードの総点灯時間の2倍をレーザダイオードの平均寿命時間と比較して、前記レーザダイオードの劣化状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記劣化状態判定手段は、前記レーザダイオードの劣化状態を判定することによって、該レーザダイオードを光源として搭載する前記レーザ露光手段が再使用可能か否かを判定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤容器交換回数カウント手段は、当該画像形成装置の電源が投入されている間は常に動作し、前記劣化状態判定手段は、外部から特定の起動指令を受けた場合にのみ動作することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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