JP5807285B2 - 潤滑油組成物 - Google Patents
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成分Aおよび成分Bを少なくとも含有する潤滑油組成物であって、
前記成分Aが潤滑油基油であり、
前記成分Bが前記潤滑油基油に配合されたが少なくとも一種の末端変性ポリジエンであって、前記末端変性ポリジェンの変性部分が少なくとも一個の分子鎖末端に存在し、前記末端変性ポリジエンの含有量が、前記潤滑油組成物全重量基準で0.1〜50重量%である
ことを特徴とする、優れた金属疲労寿命特性を有する潤滑油組成物
が提供される。
100℃における動粘度が2〜10mm2/sの低粘度化された鉱油および/または合成油を含有する潤滑油基油あるいは前記潤滑油基油を含有する潤滑油組成物に末端変性ポリジエンを前記潤滑油基油または前記潤滑油組成物と前記末端変性ポリジエンとの合計量を基準として0.1〜50重量%添加することを特徴とする潤滑油組成物の金属疲労寿命特性の改善方法
が提供される。
1)前記基油の潤滑粘度が摺動面において環境温度下で摺動部材が潤滑可能な粘度であり、100℃における動粘度が1〜15mm2/sである前記潤滑油組成物。
2)前記基油の100℃における動粘度が2〜6mm2/sである前記潤滑油組成物。
3)前記末端変性ポリジエンが炭素数4〜6の単量体ジエンから誘導される構造単位を主体とする重合体であって、その分子鎖の少なくとも片末端が官能基の導入により変性された重合体である前記潤滑油組成物。
4)前記末端変性ポリジエンの末端に導入された官能基が、水酸基、カルポキシル基、無水カルボン酸基、アミノ基またはグリシジル基である前記潤滑油組成物。
5)前記末端変性ポリジエンの官能基が水酸基、無水カルボン酸基またはカルボキシル基である前記潤滑油組成物。
6)前記末端変性ポリジエンの数平均分子量が200〜10,000である前記潤滑油組成物。
7)前記末端変性ポリジエンの数平均分子量が500〜5,000である前記潤滑油組成物。
8)前記末端変性ポリジエンの官能基の数が1分子あたり少なくとも平均1個である前記潤滑油組成物。
9)前記末端変性ポリジエンのヨウ素価が80以下である前記潤滑油組成物。
10)前記末端変性ポリジエンの含有量が潤滑油組成物全重量基準で1〜20重量%である前記潤滑油組成物。
11)前記末端変性ポリジエンの添加量が、前記潤滑油基油または前記潤滑油基油を含有する潤滑油組成物と前記末端変性ポリジェンとの合計量を基準として、1〜10重量%である前記潤滑油組成物の金属疲労寿命特性の改善方法。
12)用途が、転がり軸受、歯車、カムを備えた摺動部分を有する輸送機械、産業機械の潤滑のための潤滑油組成物であり、さらには自動車用駆動系潤滑油組成物である前記潤滑油組成物。
13)前記自動車用駆動系潤滑油が、自動車用ギヤ油組成物または自動車用自動変速機油組成物である前記潤滑油組成物。
潤滑油組成物の構成成分の成分Aである基油は、潤滑粘度を有するものであり、通常の潤滑油基油として用いられ、また使用が可能なものであれば、特に限定されるものではないが、本発明に係る潤滑油組成物において用いられる末端変性ポリジエンを完全に溶解させるものが好適である。具体的には、鉱油系基油、GTL(Gas to liquid)系基油、合成油系基油またはこれらの混合油系基油、さらには植物油系基油等が用いられる。なお、ここで、潤滑油粘度とは、潤滑油が使用される機器の摺動面において環境温度下で潤滑に必要な粘度である。
状選択性ゼオライト等が脱蝋媒体として用いられる。
本発明に係る潤滑油組成物の構成成分である成分Bとしての末端変性ポリジエンは、かかるポリジエンの単量体ジエンから誘導される構造単位を主体とする重合体であって、その分子鎖の少なくとも片末端が官能基の導入により変性されたものである。
KOH/g-polymer)と、GPC等から求められる高分子鎖の数平均分子体(Mn)から次式に従い求めることができる。
この値から得られる水酸基含有割合(重量%)と数平均分子量との乗数を水酸基の分子量で除した値として求めることができる。
本発明に係る潤滑油組成物の構成成分としてエステルを配合することができる。
炭素数5〜18のモノカルボン酸とポリオール(例えば、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリストール等。)とのエステル;
その他、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコールエステル、ポリオキシアルキレングリコールエーテル、リン酸エステル等も挙げることができる。
本発明に係る潤滑油組成物は、低粘度であっても、転がり軸受、歯車、カム等の潤滑に好適であり、特に、自動車用駆動系潤滑油組成物として有用であり、本発明の目的を損なわれない限りにおいて、粘度特性のほか、摩擦特性、酸化安定性、清浄性、消泡性等の多面的な性能を充足させるため、必要に応じて従来から慣用されている各種添加剤、例えば、無灰清浄分散剤、金属系清浄剤、流動点降下剤、摩擦調整剤、摩耗防止剤、酸化防止剤、消泡剤、防請剤、および粘度指数向上剤等を適宜配合することができる。
次に、実施例および比較例により、本発明についてさらに具体的に説明する。もっとも、本発明は、実施例等により何ら限定されるものではない。
なお、基油および潤滑油組成物の性状は、下記の方法により求めた。また、金属疲労寿命の評価方法として下記の試験方法を採用した。
実施例等での「%」は「重量%」を示す。
1.動粘度(40℃、80℃、100℃)
ASTM D445
2.粘度指数
ASTM D2270
3.金属疲労寿命
(1)円筒疲労試験(Roller Fatigue Test)
円筒疲労試験機に試料油を入れ、約1500rpmで回転させながら80℃の温度に設定した。
ローラーに所定の荷重をゆっくりかけて回転速度を所定の速度に調整し、試験開始とした。疲労摩擦の発生に伴なう振動発生を検知して試験機を停止させた。試験開始から停止までの積算回転サイクル数を金属疲労寿命とした。
(2)球軸受疲労試験(Ball Bearing Test)
球軸受疲労試験機に試料油を滴下し、所定の荷重をかけて温度を80℃に調整しながら2000rpmで回転し試験開始とした。疲労摩擦の発生に伴なう振動発生を検知して試験機を停止させた。
試験開始から停止までの積算回転サイクル数を金属疲労寿命とした。
1.基油
鉱油;溶剤精製/水素化処理鉱油
鉱油A KV100=3
鉱油B KV100=4
鉱油C KV100=6
鉱油D KV100=8
合成油;エチレン−アルファオレフィン共重合体
合成油A KV100=10
合成油B KV100=20
合成油C KV100=40
合成油D KV100=100
2.末端変性ポリジエン
(1)化合物1
末端カルボキシル変性水素化1,2−ポリブタジエン
・平均カルボキシル基数 ;2個/分子
・数平均分子量 ;1,400
・ヨウ素価 ;2.2
(2)化合物2
水素化1,2−ポリブタジエン
・数平均分子量;2,100
・ヨウ素価 ;1.5
(3)化合物3
末端ヒドロキシル変性水素化1,2−ポリブタジエン
・平均水酸基数;2個/分子
・数平均分子量;3,000
・ヨウ素価 ;9.4
(4)化合物4
末端ヒドロキシル変性水素化ポリイソプレン
・水酸基価 ;50.5
・数平均分子量;2,500
・臭素価 ;4.7
(5)化合物5
カルボキシル基含有液状NBR
3.添加剤
(1)ギヤ油添加剤パッケージ市販品
(2)ATF添加剤パッケージ市販品
実施例1、比較例1
表1の潤滑油組成物の組成欄に示す基油基材としてKV100=4(100℃における動粘度が4mm 2 /sであることを示す。以下、同じ。)の鉱油Bを潤滑油組成物(試作油)全重量基準(以下、基油基材の配合量の基準については同じ。)で33%およびKV100=20の合成油BおよびKV100=40の合成油Cを同表に示すように、それぞれ8%および27%の割合で混合し調製した基油に、化合物1を5%配合した。さらに、ジイソドデシルアジペート(以下、「DIDA」という。)を17%,ギヤ油添加剤パッケージを10%配合し、80℃における動粘度を19mm2/sに調整するとともに40℃における動粘度が74mm 2 /s、100℃における動粘度が11mm 2 /sであり、粘度指数(VI)が147の試作油1(潤滑油組成物)を得た(実施例1の試作油1の疲労寿命を表1の性能欄に示す。以下、実施例等で得られた試作油の疲労寿命の測定結果は各表の性能欄に示す。)。
比較のために、表1に示すように組成欄に示す基油基材のKV100=6の鉱油CおよびKV100=40の合成油Cを混合し調製した基油に、試作油aの全重量基準でDIDAを18%、ギヤ油添加剤パッケージを10%配合し、80℃における動粘度を19mm2/sに調整し、40℃における動粘度が73mm 2 /s、100℃における動粘度が12mm 2 /sであり、粘度係数156の試作油aを得た(比較例1)。
各試作油の性能評価(円筒疲労試験−1)の結果を同表に示す。これによると、化合物1を含有する実施例1の試作油1については疲労寿命の測定結果が190万サイクルであったのに対し、化合物1を含有しない比較例1の試作油aの疲労寿命が50万サイクルであり、試作油1が試作油aに比較して金属疲労寿命の点で著しく顕著な効果を奏することが判明した。
実施例2、比較例2
表1に示す基油基材としてKV100=4の鉱油B、KV100=20の合成油B、およびKV100=40の合成油Cをそれぞれ同表に示す割合で混合し、調製した基油に化合物1を試作油2の全重量基準で3%配合した。さらにポリオールエステルおよびギヤ油添加剤パッケージをそれぞれ同表に示す割合で配合し、80℃における動粘度が19mm2/s、40℃における動粘度が77mm 2 /s、100℃における動粘度が12mm 2 /sであり、粘度指数(VI)が144の試作油2を得た(実施例2)。比較のために表1に示すように鉱油B、合成油Bおよび合成油Cを混合し調製した基油に、ポリオールエステル、ギヤ油添加剤パッケージを同表に示す割合で配合し、80℃における動粘度が19mm2/s、40℃における動粘度が74mm 2 /s、100℃における動粘度が12mm 2 /s、粘度指数(VI)が152の試作油bを調製した(比較例2)。
実施例3、比較例3〜4
表1に示すKV100=6の基油基材としての鉱油CおよびKV100=40の合成油Cを同表に示す割合で混合し、調製した基油に同表に示す割合で化合物1を配合し、さらにDIDAおよびギヤ油添加剤パッケージを配合して、80℃における動粘度が23mm2/sであり、40℃における動粘度が98mm 2 /s、100℃における動粘度が14mm 2 /s、粘度指数(VI)が147の試作油3を調製した(実施例3)。
比較のために同表に示すようにKV100=6の鉱油C、KV100=8の鉱油DおよびKV100=40の合成油Cを混合し、調製した基油にDIDAおよびギヤ油添加剤パッケージを同表に示す割合で配合し、80℃における動粘度が22mm2/s、40℃における動粘度が87mm 2 /s、100℃における動粘度が13mm 2 /s、粘度指数(VI)が154の試作油cを得た(比較例3)。
また、KV100=6の鉱油C、KV100=40の合成油Cを表1に示す割合で混合し、調製した基油に、化合物2、DIDAおよびギヤ油添加剤パッケージを同表に示す割合で配合し80℃における動粘度が22mm2/s、40℃における動粘度が88mm 2 /s、100℃における動粘度が13mm 2 /s、粘度指数(VI)が154の試作油dを得た(比較例4)。
各試作油1〜3およびa〜dの性能評価(円筒疲労試験−1)の結果を表1に示す。
性能評価(円筒疲労試験−1)の結果、実施例3と比較例3、4との対比では、化合物1を配合した実施例3の試作油3は、化合物2を配合した比較例4の試作油dに比較して金属疲労寿命の点で顕著な効果を奏することがわかった。これにより、化合物1の末端カルボキシル変性水素化1,2−ポリブタジエンが化合物2の末端未変性水素化1,2−ポリブタジエンに比較して、試作油の金属疲労寿命に与える効果が著しく顕著なものであることが明確になった。
一方、比較例3と比較例4との比較から化合物2の金属疲労寿命への効果はほとんどみられなかった。
実施例4〜5、参考例1、比較例5
表2に示すようにKV100=3の鉱油AおよびKV100=4の鉱油Bを混合し、調製した基油に化合物1を配合し、さらにATF用添加剤パッケージを配合し、80℃における動粘度が8mm2/s、40℃における動粘度が29mm 2 /s、100℃における動粘度が5mm 2 /sであり、粘度指数(VI)が119の試作油4を調製した(実施例4)。
表2に示すように、KV100=3の鉱油AおよびKV100=4の鉱油Bを同表に示す割合で混合し、調製した基油に化合物1を、同表に示す割合で配合し、粘度指数向上剤およびATF用添加剤パッケージを同表に示す割合で配合し、80℃における動粘度が8mm2/s、40℃における動粘度が27mm 2 /s、100℃における動粘度が5mm 2 /s、粘度係数(VI)が140の試作油5を調製した(実施例5)。
また、表2に示す割合でKV100=3の鉱油AおよびKV100=4の鉱油Bを混合し、調製した基油に化合物3を配合し、さらに、ATF用添加剤パッケージを配合し80℃における動粘度が8mm2/s、40℃における動粘度が27mm 2 /s、100℃における動粘度が5mm 2 /s、粘度係数(VI)が139の試作油6を調製した(参考例1)。試作油6の調製に用いた化合物3は末端ヒドロキシル変性水素化1,2−ポリブタジエンであるが、数平均分子量が3000である。尚、試作油4〜6は100℃における動粘度を5mm 2 /sに調整した。
比較のために、表2に示す割合で鉱油AおよびBを混合し、調製した基油に、粘度指数向上剤およびATF用添加剤パッケージをそれぞれ配合し、80℃における動粘度が8mm2/s、40℃における動粘度が24mm 2 /s、100℃における動粘度が6mm 2 /s、粘度係数(VI)が175の試作油eを調製した(比較例5)。
性能評価試験(円筒疲労試験−2)の結果、表2に示すように、実施例4〜5の試作油4〜5と比較例5の試作油eとの比較においても化合物1の金属疲労寿命に与える効果が著しく顕著に表われている。
実施例7、比較例6
表3に示すように、基油としてKV100=8の鉱油Dのみを用い、これに化合物1を同表に示す割合で配合し、80℃における動粘度が11.9mm2/s、40℃における動粘度が45mm 2 /s、100℃における動粘度が7.4mm 2 /s、粘度係数(VI)が130の試作油7を調製した(実施例7)。
比較のために同表に示すようにKV100=8の鉱油DにKV100=100の合成油Dを配合し、試作油fを調製した(比較例6)。
性能評価(球軸受疲労試験−1)の結果、実施例7の試作油7は比較例6の試作油fと比較して著しく顕著な効果を奏したことが確認できた。
表4に示す割合でKV100=8の鉱油Dに化合物4を同表に示す割合で配合し、80℃における動粘度が11.9mm2/s、40℃における動粘度が44.4mm 2 /s、100℃における動粘度が7.5mm 2 /s、粘度指数(VI)が133の試作油8を調製した(参考例2)。また、KV100=8の鉱油DとKV100=100の合成油Dを表4に示す割合で混合し、基油を調製し、これに化合物5を同表に示す割合で配合し、80℃における動粘度が11.9mm2/s、40℃における動粘度が44.4mm2/s、100℃における動粘度が7.5mm 2 /s、粘度係数(VI)が133の試作油9を調製した(参考例3)。
Claims (2)
- 成分Aおよび成分Bを少なくとも含有する自動車用駆動系潤滑油組成物であって、100℃における動粘度が5〜15mm 2 /sであり、
前記成分Aが潤滑油基油であり、前記成分Bが前記潤滑油基油に配合された少なくとも一種の末端変性ポリジエンであって、前記末端変性ポリジエンが、末端変性水素化1、2−ポリブタジエンであり、
前記末端変性水素化1、2−ポリブタジエンの変性部分が少なくとも一個の分子鎖末端に存在し、前記変性部分は、官能基が導入されることにより形成されたものであり、前記官能基は、カルボキシル基および無水カルボン酸基からなる群より選択される少なくとも一種の有機基であり、
前記末端変性水素化1、2−ポリブタジエンの数平均分子量が500〜1,400であり、
前記末端変性水素化1、2−ポリブタジエンのヨウ素価が20以下であり、
前記末端変性水素化1、2−ポリブタジエンの含有量が、前記潤滑油組成物全重量基準で1.4〜10重量%であり、
金属疲労寿命の評価において、円筒疲労試験機に採取した試料油の油温を80℃に設定し、ローラーを約1500rpmで回転させながら前記ローラーに2350Nの荷重をかけて、回転速度を調整して試験を開始し、疲労摩擦に伴う振動発生を検知するに至り、試験を停止するまでの積算回転サイクル数を金属疲労寿命とする円筒疲労試験−1により測定された積算回転サイクル数が1.4百万サイクル以上、または、円筒疲労試験機に採取した試料油の油温を80℃に設定し、ローラーを約1500rpmで回転させながら前記ローラーに1150Nの荷重をかけ、回転速度を調整して試験を開始し、疲労摩擦に伴う振動発生を検知するに至り、試験を停止するまでの積算回転サイクル数を金属疲労寿命とする円筒疲労試験−2により測定された積算回転サイクル数が2.7百万サイクル以上、または、球軸受疲労試験機に滴下する試料油の油温を80℃に設定し、試験球を2000rpmで回転させながら310kgfの荷重をかけて試験を開始し、疲労摩擦に伴う振動発生を検知するに至り、試験を停止するまでの積算回転サイクル数を金属疲労寿命とする球軸受疲労試験−1により測定された積算回転サイクル数が8.2百万サイクル以上である優れた金属疲労寿命特性を有することを特徴とする自動車用駆動系潤滑油組成物。 - 前記成分Aおよび成分Bを含有する前記自動車用駆動系潤滑油組成物に、さらに配合される成分Cが、エステルである請求項1に記載の自動車用駆動系潤滑油組成物。
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