JP5807121B2 - コア直径が低減された時計の香箱アセンブリ - Google Patents

コア直径が低減された時計の香箱アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、枢軸の周りで枢動する香箱真を含む時計の香箱アセンブリに関し、香箱真は、受けにおける香箱真の枢動をガイドするための第1の肩部と、地板における香箱真の枢動をガイドするための第2の肩部との間に、その第1の端部が第1の肩部上、第2の端部が第2の肩部上にあるように延在し、上記香箱真は、上記第1の肩部と上記第2の肩部との間に、コアが嵌め込まれる中間肩部を含み、上記香箱アセンブリは少なくとも1つの香箱用ゼンマイを含み、上記ゼンマイは、上記枢軸の周りを枢動する香箱ドラムと、上記コアの受承表面との間に、その第1の外側端部が香箱ドラム上、第2の内側端部が受承表面上にあるように設置される。
本発明はまた、少なくとも1つの地板、少なくとも1つの受け、及びこのタイプの少なくとも1つの香箱アセンブリを含む時計ムーブメントにも関する。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つの時計ムーブメント及び/又はこのタイプの少なくとも1つの香箱アセンブリを含む時計にも関する。
本発明は、時計学の分野に関し、より具体的にはムーブメント、時打ち動作又はその他の時計の機能に動力供給するためのエネルギ貯蔵香箱の分野に関する。
ゼンマイの回転数を増やすことによりパワーリザーブを増大させるための1つの解決法は、香箱真及び関連するコアの直径を低減することにより、ゼンマイのために利用可能なドラム内部の空間を増大させることからなる。
ゼンマイの厚さに対するコア半径の比は通常10〜20であり、本発明はこの比を10より小さく、好ましくは5〜10の範囲内に低減することを提案する。
コア直径が小さすぎる場合破損のリスクがあるため、小さすぎる寸法に寸法決めしてはならない。
従来の香箱の構造において、角穴車は四角形部分を介して香箱真又はコアに軸方向に設置され、角穴車は通常軸方向のネジによって固定される。よってネジ及び四角形部分の寸法は、枢動肩部の最小直径を画定する。枢動肩部に連結される段差部は、地板若しくは宝石若しくは同様の要素を支持する受けに対する香箱真又はコアの前後振動を制限する。
ドラムの前後振動を制限する段差部と結合した香箱真又はコア上でのドラムの枢動をガイドするための肩部には、段差部よりも大きな直径が必要である。材料の断面を最小とするために必要な立体的連鎖には相当な寸法が必要となり、これを低減するのは困難である。特に単にすべての寸法を低減すると、材料の断面が耐疲労性を保証するには不十分なものとなってしまうため、これは不十分である。
ゼンマイホルダのコア直径及び香箱真の直径を最小化するための前提条件は、ドラムとコアとの間のいずれの振動、及び受けに対するコア(即ち香箱真)のいずれの振動を可能な限り制限することである。振動は、腕時計の使用範囲内における温度変動に関連するいずれの膨張又は収縮を可能にするために、自然に調整されなければならない。よって香箱の構造には、望ましくないエネルギを消費する摩擦を防止又は少なくとも制限することと、可能な限り小さい値の互いに対する振動とを両立できなければならない。
香箱の設計は、一般に大規模生産と関連しており、機械加工作業を可能な限り簡略化して製造コストを可能な限り低い水準に保たなければならない。当然、アフターサービスの要件として、特にゼンマイを交換するために香箱は分解が容易でなければならない。
Etablissements Parreninによる特許文献1は、中空コアを開示しており、この中空コアの長さは香箱の厚さに等しく、香箱の中で取り外し可能な香箱真が地板及び受けにおいて枢動する。コア及び香箱真は、相補的な枢動駆動手段を有し、四角形部分を介したコアと香箱真との間の相対的な軸方向移動が可能であり、香箱真の端部のうちの一方は角穴車を駆動する段付き四角形部分を含む。角穴車は受けを越えて香箱の外側に保持される。ドラムはコアの段付き肩部上で枢動し、ドラムに固定される蓋はコアのもう一方の段付き肩部上で枢動する。コアに対するドラムの振動は、これら2つの段付き肩部の2つの段付き部によって反対方向に制限される。香箱真に対するコアの振動は、角穴車側ではコアの端面と協働する香箱真の段付き部によって制限され、他方の端部ではコアの他方の端面は地板上に支持される。地板及び受けに対する振動の制限は、一方の方向においては香箱真の段付き部と協働するコアによって、又は受けが支持する角穴車によって間接的に達成されるが、他方の方向においては角穴車駆動用四角形部分を備える香箱真の端部を越えた地点に取り外し可能な停止部材又は追加の受けを追加する必要があり、これはムーブメント内部に必要な厚さが増大するという欠点を有する。
COMPAGNIE DES MONTRES LONGINES, FRANCILLON S.A.による特許文献2は、地板及び受けにおいて香箱真をガイドするための肩部の間の香箱真と単一の部品である角穴車を開示している。香箱真はゼンマイを支持するコアのための枢動駆動手段を含み、ドラム及び関連する蓋はコア上で枢動し、軸方向の遊びを有することなくコアをクランプ留めする。香箱真の振動は、一方の方向においては受け上に支持される角穴車によって制限され、他方の方向においては第1の端面を介して角穴車の内側表面上に支持されるコアによって間接的に制限され、ここで反対側の端面は地板上に支持される。この機構は、いずれの修理のために受けを取り外す必要があるという欠点を有する。
EPPLE KG OTERO UHRENによる特許文献3は、厚さが分厚い機構を開示しており、ここで振動は、受けとドラムとの間で香箱真の溝と協働する板バネによって制限される。
KIENZLEによる特許文献4は、コアに覆われた香箱真を開示しており、香箱真は香箱真の軸に平行な溝を含み、この溝において、長手方向のピンが香箱真の枢動の方向に応じてコアと香箱真との間で連結/連結解除カムとして作用する。ドラムはコア上で枢動し、蓋はドラムに固定される。コアの長さは地板と受けとの中心間距離にちょうど適合し、コア、ゼンマイドラム及び蓋によって形成されるアセンブリの横方向の挿入の後に香箱真をコアに嵌合できる。ドラムの振動は、一方の方向においては受けによって、他方の方向においてはコアの段付き部によって制限される。ここでまた、地板及び受けに対する香箱真の振動の制限には、角穴車の移動を制限するために受けにフランジを追加する必要があり、これは機構の厚さに関して問題となる。
BRAC AGによる特許文献5は、地板のセンタリング用スリーブの段付き部によって保持されるヘッドを含む平滑な香箱真を開示しており、香箱真の他方の平滑な端部は受けにおいて枢動する。ドラム及び蓋は、香箱真と同軸であるコアを、2つの肩部の間で軸方向の遊びを有して把持する。香箱真の平滑な側において、コアは角穴車を備える。コアの前後振動は、香箱真のヘッドがセンタリング用スリーブに支持される方向においては、受けの隅肉上の角穴車軸受けによって制限され、反対の方向においては、センタリング用スリーブ上に支持されるコアの端面によって制限される。センタリング用スリーブは、香箱真に追加の厚さを与えてしまう。
BARCLAYによる特許文献6は、追加のゼンマイによって押圧される径方向に可動なへりを有する過負荷保護機構を含む、実施がより複雑なセイフティ香箱を開示している。
GHIELMETTIによる特許文献7は、特別な香箱を開示しており、この香箱は、ゼンマイと付属の板バネとの間に挿入される非金属ストリップの突起と協働するスロットを備える蓋を含む。
これらの機構はいずれも直径の大きなコアを含み、これによって、ゼンマイのための又は香箱の動作に必要な構成部品が積み重った部分に追加される振動制限用構成部品のための空間は僅かしか残らず、香箱全体の厚さを増大させてしまう。
フランス特許第306103号 スイス特許第324249号 ドイツ特許第1872388号 米国特許第1110061号 スイス特許第295135号 米国特許第182629号 フランス特許第1473744号
様々な構成部品の寸法決めに関するこれらの物理的制限のために、上述した従来の構成とは異なる香箱の構成を想定することが必要である。
実質的な制約は、必要に応じてゼンマイを交換するためにアセンブリを分解できることを保証することである。
本発明は、従来技術と比較してコアの直径を有意に低減できる解決法を実施することを提案する。
従って本発明は、軸線の周りで枢動する香箱真を含む時計の香箱アセンブリに関し、香箱真は、受けにおける香箱真の枢動をガイドするための第1の肩部と、地板における香箱真の枢動をガイドするための第2の肩部との間に、その第1の端部が第1の肩部上、第2の端部が第2の肩部上にあるように延在し、上記香箱真は、上記第1の肩部と第2の肩部との間に、コアが嵌め込まれる中間肩部を含み、上記香箱アセンブリは少なくとも1つの香箱用ゼンマイを含み、上記ゼンマイは、上記枢軸の周りを枢動する香箱ドラムと、上記コアの受承表面との間に、その第1の外側端部が香箱ドラム上、第2の内側端部が受承表面上にあるように設置される、香箱アセンブリに関し、上記香箱真は、上記第1の肩部と上記コアとの間に、上記香箱真と一体の、角穴車を嵌め込む又は固定するための肩部を含む角穴車ホルダを含むこと、並びに上記コアは上記角穴車ホルダ側に、上記角穴車ホルダから離間して、その上で上記ドラムが上記ドラムの孔によって枢動的にガイドされる第1の上部外側シャフト形状部分を含むことを特徴とし、また上記角穴車は上記第1の肩部に対して上記シャフト形状部分と同じ側において、上記外側シャフト形状部分から離間して及び上記外側シャフト形状部分のすぐ傍に設置されること、並びに上記角穴車ホルダは、上記コアが上記ゼンマイの受承表面の縁部に備える軸受け表面に対する上記ドラムの振動を直接又は間接的に制限することを更に特徴とする。
本発明の特徴によると、上記第1の肩部は、上記香箱真の段付き端部によって上記角穴車ホルダの側において制限され、上記香箱真及び上記コアは、機能的な遊びを有して軸受けリングを収容し、この軸受けリングは、上記肩部上で、上記リングの第1の側においては香箱真の第1の段付き部又は角穴車ホルダと、第1の側と反対側の上記軸受けリングの第2の側においては上記コアの第1の端面との間で可動であり、この第1の端面は上記コアの第2の端面とは反対側であり、上記第2の端面は、上記香箱真の段付き端部と共に、上記香箱アセンブリが機能できる受けの軸受けと地板の軸受けの中心間距離を画定し、上記香箱アセンブリはこの中心間距離内において、上記第1の肩部及び上記第2の肩部のホゾ上で回転する。
本発明の特徴によると、上記香箱アセンブリは、上記コアに背分力又は牽引力を印加することにより上記コアを上記枢軸に沿って軸方向に引き抜くことができるよう配設される引き抜き手段を含む。
本発明の特徴によると、上記コアは2つの部分で作製され、第1のチューブ状部分は、上記香箱真と協働するよう配設され、2つの対向する軸方向端部に上記第1の端面及び上記第2の端面を含み、上記チューブ状部分の外径は上記ドラムの孔のためのホゾを形成するよう配設される第1の外側シャフト形状部分を形成し、他方の第2の実質的にチューブ状である部分は、上記第1の外側シャフト形状部分を嵌め込む孔を含み、また上記第2の部分は、上記ゼンマイの受承表面を含むか又は上記ゼンマイの内側端部を形成する。
本発明の特徴によると、上記香箱真及び上記コアは共に、溶接された単一部品のゼンマイ−コアサブアセンブリを形成する。
本発明はまた、少なくとも1つの地板、少なくとも1つの受け、及びこのタイプの少なくとも1つのエネルギ貯蔵用香箱アセンブリを含む時計ムーブメントにも関し、この香箱アセンブリは、上記第1の肩部及び上記第2の肩部それぞれを介して上記受け及び上記地板において枢動し、上記角穴車ホルダと一体として回転するよう設置される角穴車又は上記ドラムと一体として回転するよう設置されるドラム歯部によって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、上記ドラムと一体として回転するよう設置されるドラム歯部又は上記角穴車ホルダと一体として回転するよう設置される角穴車によって形成される1つの出力を有する。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つの時計ムーブメント及び/又はエネルギ貯蔵用のこのタイプの少なくとも1つの香箱アセンブリを含む時計にも関し、上記香箱アセンブリは、上記角穴車ホルダと一体として回転するよう設置される角穴車又は上記ドラムと一体として回転するよう設置されるドラム歯部によって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、上記ドラムと一体として回転するよう設置されるドラム歯部又は上記角穴車ホルダと一体として回転するよう設置される角穴車によって形成される1つの出力を有する。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより、より明らかになるであろう。
図1は、本発明による時計の香箱の、軸線を通る平面における概略断面図であり、香箱は香箱真に設置されるコアを有する。 図2は、図1の中心部の詳細である。 図3は、図1の香箱真の部分上面図である。 図4は、図1の香箱の変形例であり、香箱は2つの同軸部分から作製され香箱真に設置されるコアを有する。 図5は、本発明による香箱の別の変形例を示す図2と同様の図であり、香箱は受けの下方に位置する角穴車ホルダ及びコアを引き抜く手段を有する。 図6は、コアと香箱真との間にシムワッシャを挿入した同一の香箱の変形例である。 図7は、本発明による香箱アセンブリを含む時計ムーブメント並びにこのムーブメント及び本発明による香箱アセンブリを含む時計のブロック図である。
本発明は、時計学の分野に関し、より具体的にはムーブメント、時報動作又はその他の時計の機能に動力供給するためのエネルギ貯蔵香箱の分野に関する。
より具体的には、本発明は低減されたコア直径を有する機械式腕時計のための香箱に関する。
本発明は、軸線Dの周りで枢動する香箱真18を含む時計の香箱アセンブリ1に関し、香箱真18は、受け10における、特に受け10に嵌め込まれた宝石510における香箱真の枢動をガイドするための第1の肩部181と、地板20における、特に上記地板20に嵌め込まれた宝石520における香箱真の枢動をガイドするための第2の肩部182との間に、その第1の端部86が第1の肩部181上、第2の端部87が第2の肩部上182にあるように延在する。
香箱真18は、第1の肩部181と第2の肩部182との間に、コア4が嵌め込まれる中間肩部84を含む。
この香箱アセンブリ4は、少なくとも1つの香箱用ゼンマイ2を含み、ゼンマイ2は、軸線Dの周りを枢動する香箱ドラム3と、コア4の受承表面との間に、その第1の外側端部21が香箱ドラム3上、第2の内側端部22が受承表面上にあるように設置される。
本発明によると、香箱真18は、第1の肩部181とコア4との間に上記香箱真18と一体の、角穴車2を嵌め込む又は固定するための肩部を含む角穴車ホルダ81を含む。
実施形態に応じて、香箱真18及び角穴車ホルダ81は、例えば旋削によって直接製造される単一部品のアセンブリ、又は例えば一方を他方に嵌め込む等して一方が他方の上部にしっかりと固定される2つの独立した構成部品である。香箱真18に嵌め込まれる角穴車ホルダ81を有する実施形態の利点は、香箱真を角穴車ホルダに嵌め込むために有意な締め付け力が用いられたとしても、分解が可能であるという点である。
角穴車ホルダ81を固定することにより、直径の小さい香箱の使用に関する従来の障害が取り除かれる。上記障害とは一般に、香箱真の端部にある角穴車駆動用四角形部分の存在である。角穴車は、対応するメス型機械加工を有し、オス型の四角形部分及びメス型の四角形部分は、適正なコストで機械加工できるように、並びに最大トルク及びいずれの衝撃を吸収するための十分な耐性を有するように、特定の最小寸法を有さなければならない。角穴車ホルダ81を使用するということは、この四角形部分がもはや不要であることを意味し、これによって駆動手段を、平坦な駆動部、又は角穴車ホルダ81のフランジにわたって星形に配設される複数のネジ等の、製造がより容易で安価な他の手段に置き換えることができる。
更に、コア4は角穴車ホルダ81側に、角穴車ホルダ81から離間して、第1の外側シャフト形状上部43を含み、第1の外側シャフト形状上部43上でドラム2の孔35によってドラム3の枢動がガイドされる。
更に、角穴車12は、第1の肩部181に対して第1の外側シャフト形状部分43と同じ側において、上記部分43から離間して及び上記部分43のすぐ傍に設置される。角穴車ホルダ81は、コア4がゼンマイ2のための受承表面5の縁部に備える軸受け表面43Aに対するドラム3の振動を直接又は間接的に制限する。
本発明による構成により、軸線Dに対するコア4の最大半径の値を制限でき、特に通常のゼンマイの場合、ゼンマイ2の最大厚さの10倍未満の値にまで制限できる。
図1に示すバージョンでは、香箱真18は、段付き端部85の第1の端部と肩部84を含む第2の端部87との間に延在し、コア4は枢軸Dに沿って強制的に肩部84上に嵌め込まれる。
香箱真18の第1の肩部181は、上記香箱真18の段付き端部85によって角穴車ホルダ81の側において制限される。
好ましくは、摩擦によるエネルギ損失を制限するために、段付き端部85の最大直径は、香箱真18の第1の端部の肩部181がそこで枢動する宝石510の最大直径よりも小さい。
同様に、コア4は、宝石520において枢動する香箱真18の第2の端部の肩部182の傍に端面49Aを含み、この端面49Aの最大直径は宝石520の最大直径よりも小さい。
好ましくは、図示したように、第1の肩部181は角穴車ホルダ81における香箱真18の直径の寸法よりも小さな直径を有し、又は場合によっては角穴車ホルダ81が固定される肩部88の直径の寸法よりも小さな直径を有する。
好ましくは、香箱真18の第1の肩部181は、コア4の中間肩部84の直径よりも小さな直径を有する。


図1、図2、図3、図4、図6に見ることができる有利な実施形態では、香箱真18及びコア4は、軸受けリング19を機能的な遊びJを有して収容する。リング19は、肩部84上で:
−リング19の第1の側191において、香箱真18の第1の段付き部83、又は角穴車ホルダ81;と
−第1の側191の反対側の軸受けリング19の第2の側192において、コア4の第1の端面49A
との間で可動である。
コア4は、第1の端面49の反対側に第2の端面49Aを有する。
この第2の端面49Aは、香箱真18の段付き端部85と共に、香箱アセンブリ1が機能できる受け10の軸受けと地板20の軸受けの中心間距離Eを画定し、香箱アセンブリ1はこの中心間距離E内において、第1の肩部181及び第2の肩部182のホゾ上で回転する。
好ましくは、機能的な遊びJは0.04mm〜0.08mmである。
変形例では、角穴車ホルダ81は上記軸受けリング19を受承するための内側ハウジングを有する。
分解を容易にするための好ましい実施形態では、本発明の香箱アセンブリ1は、コア4に背分力又は牽引力を印加することによりコア4を軸線Dに沿って軸方向に引き抜くことができるよう配設される、引き抜き手段190を含む。
この引き抜き手段は、少なくとも1つの溝190A及び/又はコア4が第2の端面49Aの傍に備える段付き部によって形成される。この第2の端面49Aは、端部のうちの一方において軸受け面43Aの反対側かつコア4の第2の底部外側シャフト形状部分44を越えた地点に位置する。
図示したように、ゼンマイ2は、好ましくはドラム3及びドラム3に固定される蓋7によって範囲を定められるチャンバ32内に収容される。
この第2の部分44は、ドラム3と共に少なくとも1つのゼンマイ2を収容するための上記チャンバ32を形成するよう配設される蓋7の孔75を摺動自在に受承するよう配設される。
好ましくは、本発明の有利な構成を利用するために、角穴車ホルダ81が香箱真8の肩部88に嵌め込まれる変形例では、図1に示すように、肩部88の直径は、ドラム3の孔35の直径よりも小さく、蓋7の孔75の直径よりも小さい。
図1〜図3に示す有利な変形例では、角穴車ホルダ81は、第1の段付き部83のすぐ傍に少なくとも1つのノッチ82を含み、軸受けリング19に部分的に重なっており、これによって軸受けリング19に推力を印加することにより、ノッチ82を通して挿入される工具を用いて上記リングを分解することが可能となり、上記少なくとも1つのノッチ及び軸受けリング19は、共にコア4の引き抜き手段190を形成する。
図4の変形例では、コア4は2つの部分で作製され、第1のチューブ状部分4A(図面ではAとも呼ぶ)は香箱真18と協働するように配設され、対向する軸方向端部両方に第1の端面49及び第2の端面49Aを含む。
チューブ状部分4Aの外径は、ドラム3の孔35のホゾを形成するよう配設される第1の外側シャフト状部分43を形成し、好ましくは第1の外側シャフト状部分43は、図面に示した変形例のように香箱アセンブリ1が蓋7を有する場合、このような蓋7をガイドするようにも配設される。他方の第2の部分4B(Bとも呼ぶ)は、実質的にチューブ状であり、第1の外側シャフト部分43を嵌め込む孔を含む。
この第2の部分4B又はBはいずれも、ゼンマイ2のための受承表面5を含むか、又はゼンマイ2及び第2の部分4Bで形成される溶接された実施形態又は同様に一体型の有利な実施形態においては、ゼンマイ2の内側端部を形成する。
図5は、本発明による別の香箱の変形例を図2と同様の様式で示し、ここで角穴車ホルダ81は受けの下方に位置し、コアを引き抜く手段190が溝190によって形成される。
図6は、コアと香箱真との間にシムワッシャ193を挿入した同一の香箱の変形例である。
好ましい実施形態では、角穴車ホルダ81は、例えば溝である相補的な手段を有する角穴車12のための、例えば平坦部分である枢動駆動手段を有し、上記角穴車12は角穴車ホルダ81とドラム3との間に収容される。この配置により、角穴車12の製造の簡略化が更に容易となり、これは本発明による角穴車ホルダ81を用いることにより達成される。
好ましい変形例では、受承表面5は、ゼンマイ2のための実質的に螺旋状の軸受け表面を含み、この軸受け表面の母線は枢軸Dに平行であり、勾配はゼンマイ2の厚さに適合するか、又は受承表面5が備える、ゼンマイ2を引っ掛けるためのフックの径方向に突出する寸法に適合する。
変形例では、受承表面5は軸線Dに対する回転の表面である。
図示していない変形例では、ゼンマイ2はコア4に摩擦によって固定される。
有利には、ゼンマイ2はコア4と共に、溶接若しくはハンダ付けされた単一の部品又は同様のゼンマイ−コアサブアセンブリを形成する。
好ましくは、ゼンマイ2は、44〜46%のコバルト、20〜22%のニッケル、17〜19%のクロム、4〜6%の鉄、3〜5%のタングステン、3〜5%のモリブデン、0〜2%のチタン、0〜1%のベリリウムを含み、200〜240Gpaのヤング率及び80〜100Gpaの剪断弾性率を有する、多相のコバルト−ニッケル−クロムベースの合金製であり、このゼンマイ2は、3〜23、特に9〜21の幅厚比を有し、枢軸に対する鋼又は鉄鋼のコアの最大半径は、ゼンマイ2の最大幅の9倍未満である。
本発明はまた、少なくとも1つの地板、少なくとも1つの受け、及び少なくとも1つのエネルギ貯蔵用香箱アセンブリ1を含む時計ムーブメント100にも関し、この香箱アセンブリ1は、図5又は6に示すように、第1の肩部181及び第2の肩部182それぞれを介して受け10及び地板20において枢動する。アセンブリ1は、角穴車ホルダ81と一体として回転するよう設置される角穴車12又はドラム3と一体として回転するよう設置されるドラム歯部13のいずれかによって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、ドラム3と一体として回転するよう設置されるドラム歯部13又は角穴車ホルダ81と一体として回転するよう設置される角穴車12によって形成される1つの出力を有する。
本発明はまた、少なくとも1つの時計ムーブメント100及び/又はエネルギ貯蔵用のこのタイプの少なくとも1つの香箱アセンブリ1を含む時計ムーブメント1000にも関し、この香箱アセンブリ1は、角穴車ホルダ81と一体として回転するよう設置される角穴車12又はドラム3と一体として回転するよう設置されるドラム歯部13のいずれかによって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、ドラム3と一体として回転するよう設置されるドラム歯部13又は角穴車ホルダ81と一体として回転するよう設置される角穴車12よって形成される1つの出力を有する。
本発明の香箱の特定の配置により、香箱の厚さを増大させることなく、コアの径方向寸法を小さな直径値に制限できる。従って、ドラム及び蓋によって範囲を定められるチャンバの利用可能な容積が最適化される。受けを取り外すことなく、香箱を分解できる。

Claims (15)

  1. 軸線(D)の周りで枢動する香箱真(18)を含む時計の香箱アセンブリ(1)であって、
    前記香箱真(18)は、受け(10)における前記香箱真の枢動をガイドするための第1の肩部(181)と、地板(20)における前記香箱真の枢動をガイドするための第2の肩部(182)との間に、第1の端部(86)が前記第1の肩部(181)上、第2の端部(87)が前記第2の肩部(182)上にあるように延在し、
    前記香箱真(18)は、前記第1の肩部(181)と第2の肩部(182)との間に、コア(4)が嵌め込まれる中間肩部(84)を含み、
    前記香箱アセンブリ(1)は少なくとも1つの香箱用ゼンマイ(2)を含み、
    前記ゼンマイ(2)は、前記軸線(D)の周りを枢動する香箱ドラム(3)と、前記コア(4)の受承表面(5)との間に、第1の外側端部(21)が前記香箱ドラム(3)上、第2の内側端部(22)が前記受承表面(5)上にあるように設置される、時計の香箱アセンブリ(1)において、
    前記香箱真(18)は、前記第1の肩部(181)と前記コア(4)との間に、前記香箱真(18)と一体の角穴車ホルダ(81)を含み、該角穴車ホルダ(81)は角穴車(12)を嵌め込む又は固定するための肩部を含むこと、並びに
    前記コア(4)は、前記角穴車ホルダ(81)側に、前記角穴車ホルダから離間して、第1の上部外側シャフト形状部分(43)を含み、前記第1の上部外側シャフト形状部分(43)上で、前記ドラム(3)が前記ドラム(3)の孔(35)によって枢動的にガイドされること
    を特徴とし、
    前記角穴車(12)は、前記第1の肩部(181)に対して前記シャフト形状部分(43)と同じ側において、前記第1の上部外側シャフト形状部分(43)から離間しているが前記第1の上部外側シャフト形状部分(43)の近傍に設置されること、並びに
    前記角穴車ホルダ(81)は、前記コア(4)が前記ゼンマイ(2)の前記受承表面(5)の縁部に備える軸受け表面(43A)に対する前記ドラム(3)の振動を直接又は間接的に制限すること
    を更に特徴とする、時計の香箱アセンブリ(1)。
  2. 前記第1の肩部(181)は、前記香箱真(18)の段付き端部(85)によって前記
    角穴車ホルダ(81)の側において制限され、前記香箱真(18)及び前記コア(4)は、機能的な遊び(J)を有して軸受けリング(19)を収容し、
    前記軸受けリング(19)は、前記中間肩部(84)上で、前記リング(19)の第1の側(191)においては前記香箱真(18)の第1の段付き部(83)又は前記角穴車ホルダ(81)と、前記第1の側(191)と反対側の前記軸受けリング(19)の第2の側(192)においては前記コア(4)の第1の端面(49)との間で可動であり、前記第1の端面(49)は前記コア(4)の第2の端面(49A)とは反対側であり、
    前記第2の端面(49A)は、前記香箱真(18)の前記段付き端部(85)と共に、前記香箱アセンブリ(1)が機能できる前記受け(10)の軸受けと前記地板(20)の軸受けの中心間距離(E)を画定し、
    前記香箱アセンブリ(1)は、前記中心間距離(E)内において、前記第1の肩部(181)及び前記第2の肩部(182)のホゾ上で回転する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の香箱アセンブリ(1)。
  3. 前記機能的な遊び(J)は、0.04mm〜0.08mmであることを特徴とする、請求項2に記載の香箱アセンブリ(1)。
  4. 前記角穴車ホルダ(81)は、前記軸受けリング(19)を受承するための内側ハウジングを含むことを特徴とする、請求項2又は3に記載の香箱アセンブリ(1)。
  5. 前記角穴車ホルダ(81)は、前記第1の段付き部(83)のすぐ傍に少なくとも1つのノッチ(82)を含み、前記軸受けリング(19)に部分的に重なっており、これによって前記ノッチ(82)を通して挿入される工具を用いて前記軸受けリング(19)に推力を印加することにより、前記リングを分解することが可能となり、前記少なくとも1つのノッチ(82)及び前記軸受けリング(19)は、共に前記コア(4)の引き抜き手段(190)を形成することを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  6. 前記香箱真(18)の前記第1の肩部(181)の直径は、前記コア(4)の前記中間肩部(84)の直径よりも小さいことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  7. 前記コア(4)に背分力又は牽引力を印加することにより、前記コア(4)を前記軸線(D)に沿って軸方向に引き抜くことができるよう配設される、引き抜き手段(190)を含み、
    前記手段は、少なくとも1つの溝(190A)及び/又は前記コア(4)が前記第2の端面(49A)の傍に備える段付き部によって形成され、
    前記第2の端面(49A)は、端部のうちの一方において前記軸受け面(43A)の反対側かつ前記コア(4)の第2の底部外側シャフト形状部分(44)を越えた地点に位置し、
    前記第2の端面(49A)は、前記ドラム(3)と共に、前記少なくとも1つのゼンマイ(2)を収容するためのチャンバ(32)を形成するよう配設される蓋(7)の孔(75)を摺動自在に受承するよう配設される
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  8. 前記ゼンマイ(2)は、前記ドラム(3)及び前記蓋(7)によって範囲を定められる前記チャンバ(32)内に収容されること、並びに
    前記コア(4)は、前記蓋(7)の前記孔(75)が枢動する第2の底部外側シャフト部分(44)を含むこと
    を特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  9. 前記コア(4)は2つの部分で作製され、第1のチューブ状部分(4A)は、前記香箱真(18)と協働するよう配設され、対向する軸方向端部両方に前記第1の端面(49)及び前記第2の端面(49A)を含み、
    前記第1のチューブ状部分(4A)の外径は、前記ドラム(3)の前記孔(35)のためのホゾを形成するよう配設される前記第1の上部外側シャフト形状部分(43)を形成し、
    前記第2のチューブ状部分(4B)は、前記第1の上部外側シャフト形状部分(43)を嵌め込む孔を含み、
    前記第2のチューブ状部分(4B)は、前記ゼンマイ(2)の前記受承表面(5)を含むか又は前記ゼンマイ(2)の内側端部を形成する
    ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  10. 前記角穴車ホルダ(81)は、前記角穴車(12)のための枢動駆動手段を含み、前記角穴車(12)は前記角穴車ホルダ(81)と前記ドラム(3)との間に収容されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  11. 前記ゼンマイ(2)は、前記コア(4)に摩擦によって固定されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  12. 前記ゼンマイ(2)は、前記コア(4)と共に、溶接された単一部品のゼンマイ−コアサブアセンブリを形成することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  13. 前記ゼンマイは、44〜46%のコバルト、20〜22%のニッケル、17〜19%のクロム、4〜6%の鉄、3〜5%のタングステン、3〜5%のモリブデン、0〜2%のチタン、0〜1%のベリリウムを含み、200〜240Gpaのヤング率及び80〜100Gpaの剪断弾性率を有する、多相のコバルト−ニッケル−クロムベースの合金製であり、前記ゼンマイは、9〜21の幅厚比を有すること、並びに
    前記枢軸に対する鋼又は鉄鋼の前記コア(4)の最大半径は、前記ゼンマイの最大幅の9倍未満であること
    を特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  14. 少なくとも1つの地板(20)、少なくとも1つの受け(10)、及び請求項1〜13のいずれか1項に記載の少なくとも1つのエネルギ貯蔵用香箱アセンブリ(1)を含む時計ムーブメント(100)であって、
    前記香箱アセンブリ(1)は、第1の肩部(181)及び第2の肩部(182)それぞれを介して前記受け(10)及び前記地板(20)において枢動し、
    前記香箱アセンブリ(1)は、角穴車ホルダ(81)と一体として回転するよう設置される角穴車(12)又はドラム(3)と一体として回転するよう設置されるドラム歯部(13)によって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、前記ドラム(3)と一体として回転するよう設置される前記ドラム(13)歯部又は前記角穴車ホルダ(81)と一体として回転するよう設置される前記角穴車(12)によって形成される1つの出力を有する、時計ムーブメント(100)。
  15. 請求項14に記載の少なくとも1つの時計ムーブメント(100)及び/又は請求項1〜13のいずれか1項に記載の少なくとも1つのエネルギ貯蔵用香箱アセンブリ(1)を含む時計(1000)であって、
    前記香箱アセンブリ(1)は、角穴車ホルダ(81)と一体として回転するよう設置される角穴車(12)又はドラム(3)と一体として回転するよう設置されるドラム歯部(13)によって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、前記ドラム(3)と一体として回転するよう設置される前記ドラム歯部(13)又は前記角穴車ホルダ(81)と一体として回転するよう設置される前記角穴車(12)によって形成される1つの出力を有する、時計(1000)。
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