JP5702509B2 - コア直径が低減された時計の香箱アセンブリ - Google Patents

コア直径が低減された時計の香箱アセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも1つの香箱用ゼンマイを含む時計の香箱アセンブリに関し、上記ゼンマイは香箱ドラムと香箱のコアが備える受承表面との間に、その第1の端部が香箱ドラム上、第2の端部が受承表面上にあるように設置され、コアは上記ドラムと枢軸の周りで同軸である。
本発明はまた、少なくとも1つのこのような香箱アセンブリを含む時計ムーブメントにも関する。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つの時計ムーブメント及び/又はこのタイプの少なくとも1つの香箱アセンブリを含む時計にも関する。
本発明は、時計学の分野に関し、より具体的にはムーブメント、時打ち動作又はその他の時計の機能に動力供給するためのエネルギ貯蔵香箱の分野に関する。
ゼンマイの回転数を増やすことによりパワーリザーブを増大させるための1つの解決法は、香箱真及び関連するコアの直径を低減することによりドラム内部のゼンマイのために利用可能な空間を増大させることからなる。
ゼンマイの厚さに対するコア半径の比は通常10〜20であり、本発明はこの比を10より小さく、好ましくは5〜10の範囲内に低減することを提案する。
コア直径が小さすぎると破損のリスクがあるため、小さすぎる直径に寸法決めしてはならない。
従来の香箱の構造において、角穴車は四角形部分を介して香箱真又はコアに軸方向に設置され、角穴車は通常軸方向のネジによって固定される。よってネジ及び四角形部分の寸法は、枢動肩部の最小直径を画定する。枢動肩部に連結される段差部は、地板若しくは宝石若しくは同様の要素を支持する受けに対する香箱真又はコアの軸方向のクリアランスを制限する。
ドラムの軸方向のクリアランスを制限する段差部と結合した香箱真又はコア上でのドラムを枢動可能にガイドするための肩部には、段差部よりも大きな直径が必要である。材料の断面を最小とするために必要な立体的連鎖には相当な寸法が必要となり、これを低減するのは困難である。特に単にすべての寸法を低減すると、材料の断面が耐疲労性を保証するには不十分なものとなってしまい実用的ではない。
FELSA SAによる特許文献1は、二重香箱及び各ドラムのクリアランスを制限する様式を開示している。下側のドラムのクリアランスは、上部においては香箱真にねじ込まれたナットにより香箱真の肩部に向かって押圧されるスリーブのカラーによって制限され、下部においては平坦部を介して香箱真と一体として枢動するコアの基部によって制限される。香箱真の下側肩部の長さ及びドラムのパイプの長さは、これらのカラー及び基部表面に対するドラムのクリアランスを決定する。
KIENZLEによる特許文献2は、香箱真に(枢動の方向に)着脱可能に設置されるコアを開示しており、コアは地板及び受けの両方に支持され、コアの2つの肩部はドラム及び蓋の移動を制限する。
WUTHRICHによる特許文献3は、ドラムを支持するための受け上のネジ山及びパイプを有するドラムを含む香箱を開示している。蓋は地板に配置される単純な金属プレートであり、香箱真又はドラムには連結されない。香箱真は2つの肩部を含み、一方はコア上に載置され、他方はドラムのパイプに当接してこれと協働する。
CITIZENによる特許文献4は、厚さを変えることができるゼンマイを開示しているが、ゼンマイの高さの特徴に関する教示はない。
AUGEによる特許文献5は、互いに対して溶接された幅の異なるストリップを有するゼンマイを開示している。
これらの文献は全てゼンマイを駆動するフックを有する香箱真を開示しているが、ゼンマイを受承するための枢動香箱真を有する香箱真を開示しているものはない。これらの文献は、ゼンマイを配置できる香箱真又はコア上のいずれの凹部を具体的に記載していない。内側端部コイルにおいてゼンマイの厚さ等を改変することによって剛性が改変されるゼンマイを開示している特許文献もあるが、ゼンマイをセンタリングするためのゼンマイの幾何学的形状は考慮されていない。
スイス特許第319631号 米国特許第1110061号 米国特許第3564839号 イギリス特許第1162296号 スイス特許第341764号
様々な構成部品の寸法決めに関するこれらの物理的制限のために、上述した従来の構成とは異なる香箱の構成を想定することが必要である。
本発明では、コア直径の減少を達成するための複数の解決法を考慮する。
実質的な制約は、必要に応じてゼンマイ又は香箱全体を交換するためにアセンブリを分解できることを保証することである。
本発明が提案する様々な手段を互いに組み合わせて、利用可能な空間、角穴車の位置、香箱を閉鎖するための(この機能は角穴車によっても実施できるが)蓋の存在又は不在に応じて最適な結果を得ることができる。
第1の解決法は、特にゼンマイを突起等の突出領域、フランジを追加する積層領域等に固定することによって、クリアランス調整機能をゼンマイに付与することにより、ゼンマイによるドラムと蓋との間のクリアランスを提供することからなる。これにより、ドラムを支持する肩部及び香箱真又はコア上の蓋が不要となる。
第2の解決法は、特に2つ又は3つである複数の部分からコアを形成することからなる。この解決法により、特にドラムの枢動直径よりも小さな直径のコアを形成することが可能となる。本発明によれば、コアはドラムの孔を通して挿入することが出来る。このように、香箱真又はコアを2つ以上の部分で形成することにより、ゼンマイの目玉部を引っ掛けるフックの機械加工が容易になる。
コアは、角穴車を駆動するための従来の四角形部分又はネジ山を含んでよい。或いは限定するものではないが、第2の変形例において、コアは地板及び受け内でコアをガイドするための1つ又は複数の直径調整用ワッシャ又はリングを含んでもよい。
別の解決法は、ワッシャをコアに打ち込んでドラム−蓋クリアランスを調整することからなる。このリングは、香箱への干渉が必要となった場合に受けのいずれの分解を防止するよう設置される。
更に別の解決法は、香箱真又コア上で起こる枢動ではなく、受けでのドラム及び/又は蓋の枢動を提供することからなる。有利には、ドラム及び蓋の両方は地板及び受けにおいて枢動する。
本発明によって提案される異なる変形例によって、機械加工、組み立て及び分解、並びに様々な構成部品間の軸方向のクリアランス及び受けに対するクリアランスの制御が容易となることが保証される。
特定のバージョンでは、本発明は、少なくとも1つのゼンマイを含み、このゼンマイは香箱ドラムと香箱のコアが備える受承表面との間に、その第1の端部が香箱ドラム上、第2の端部が受承表面上にあるように設置され、香箱のコアは上記ドラムと枢軸の周りで同軸である、時計の香箱アセンブリに関し、上記ゼンマイは、44〜46%のコバルト、20〜22%のニッケル、17〜19%のクロム、4〜6%の鉄、3〜5%のタングステン、3〜5%のモリブデン、0〜2%のチタン、0〜1%のベリリウムを含み、200〜240Gpaのヤング率及び80〜100Gpaの剪断弾性率を有する、多相のコバルト−ニッケル−クロムベースの合金製であり、9〜21の幅厚比を有すること、並びに上記枢軸に対する鋼又はステンレス鋼製の上記コアの最大半径は上記ゼンマイの最大厚さの9倍未満であることを特徴とし、並びに上記香箱アセンブリは上記ゼンマイ又は上記ドラム上に、上記ドラムと上記ゼンマイとの間の長手方向のクリアランスを上記枢軸の方向に制限する手段を含むことを更に特徴とする。
本発明の特徴によると、上記ドラムと上記ゼンマイとの間の長手方向のクリアランスを制限する上記手段は、上記ゼンマイの縁部のうちの少なくとも一方にある少なくとも1つの突起、又は上記ドラムがその最大内径上に備える周縁凹部であって、上記ゼンマイを支持しかつ周縁において保持するための2つの傾斜した肩部の間に設けられる、周縁凹部のいずれかによって形成される。
本発明はまた、エネルギ貯蔵用のこのタイプの少なくとも1つの香箱アセンブリを含む時計ムーブメントにも関し、上記香箱アセンブリは、上記コアと一体として回転するよう設置される角穴車又は上記ドラムと一体として回転するよう設置されるドラム歯部のいずれかによって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、上記ドラムと一体として回転するよう設置されるドラム歯部又は上記コアと一体として回転するよう設置される角穴車よって形成される1つの出力を有する。
本発明は、このタイプの少なくとも1つの時計ムーブメント及び/又はこのタイプの少なくとも1つのエネルギ貯蔵用香箱アセンブリを含む時計に関し、上記アセンブリは、上記コアと一体として回転するよう設置される角穴車又は上記ドラムと一体として回転するよう設置されるドラム歯部のいずれかによって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、上記ドラムと一体として回転するよう設置されるドラム歯部又は上記コアと一体として回転するよう設置される角穴車によって形成される1つの出力を有する。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより、より明らかになるであろう。
図1は、時計の香箱の、枢軸を通る平面における概略断面図である。 図1Aは、本発明による香箱の、枢軸を通る平面における概略断面図である。 図1Bは、本発明による別の香箱の変形例の、枢軸を通る平面における概略断面図である。 図2は、本発明によるコアの変形例の概略斜視図である。 図3は、本発明によるコアの変形例の概略斜視図であり、コアはゼンマイを保持するための凹部を含む。 図4は、図2のコアの概略上面図である。 図5Aは、摩擦によって設置されたゼンマイを有するコアの概略立面図であり、ゼンマイの端部は平坦な状態で示す。 図5Bは、摩擦によって設置されたゼンマイを有するコアの概略断面図であり、ゼンマイの端部は平坦な状態で示す。 図5Cは、摩擦によって設置されたゼンマイを有するコアの概略平面図であり、ゼンマイの端部は平坦な状態で示す。 図6Aは、摩擦によって設置された別のタイプのゼンマイを有するコアの概略立面図であり、ゼンマイの端部は平坦な状態で示す。 図6Bは、摩擦によって設置された別のタイプのゼンマイを有するコアの概略断面図であり、ゼンマイの端部は平坦な状態で示す。 図6Cは、摩擦によって設置された別のタイプのゼンマイを有するコアの概略平面図であり、ゼンマイの端部は平坦な状態で示す。 図7は、本発明の香箱の、枢軸を通る平面における概略部分断面図であり、ここでコアはゼンマイの内側受承表面に関して特定の配置を有する。 図8は、本発明の香箱の右側部分の、枢軸を通る平面における概略部分断面図であり、ここでゼンマイは本発明による突起に嵌合される。 図8Aは、ゼンマイの詳細の平面図である。 図9は、本発明のゼンマイの概略斜視図であり、ここでゼンマイは、局所的に幅が広くなった巻きである突出部分を有する。 図10は、ゼンマイの詳細を示す。 図11は、本発明のゼンマイの概略斜視図であり、ここでゼンマイは、フランジを追加された突出部分を有する。 図12は、ゼンマイの詳細を示す。 図13は、本発明の香箱の、枢軸を通る平面における概略部分断面図であり、ここで香箱の最大直径部分は、ゼンマイの外側受承表面に関して特定の配置を有する。 図14は、本発明による香箱アセンブリを含む時計ムーブメント並びにこのムーブメント及び本発明による香箱アセンブリを含む時計のブロック図である。 図15Aは、本発明によるコアの変形例の斜視図であり、ここでコアは、ゼンマイを溶接できるよう配設される。 図15Bは、本発明によるコアの別の変形例の斜視図であり、ここでコアはゼンマイを溶接できるよう配設される。 図15Cは、本発明によるコアの別の変形例の斜視図であり、ここでコアはゼンマイを溶接できるよう配設される。 図16は、本発明による香箱アセンブリを含む時計ムーブメント並びにこのムーブメント及び本発明による香箱アセンブリを含む時計のブロック図である。
本発明は、時計学の分野に関し、より具体的にはムーブメント、時打ち動作又はその他の時計の機能に動力供給するためのエネルギ貯蔵香箱の分野に関する。
より具体的には、本発明は低減されたコア直径を有する機械式腕時計のための香箱に関する。
特定のバージョンでは、本発明は、少なくとも1つの香箱用ゼンマイ2を含む時計の香箱アセンブリ1に関する。このゼンマイ2は従来通り、香箱ドラム3と香箱のコア4が備える受承表面5との間に、その第1の端部21が香箱ドラム3上、第2の端部22が受承表面5上にあるように設置され、コア4はドラム3と軸線Dの周りで同軸である。
本発明によると、ゼンマイ2は、44〜46%のコバルト、20〜22%のニッケル、17〜19%のクロム、4〜6%の鉄、3〜5%のタングステン、3〜5%のモリブデン、0〜2%のチタン、0〜1%のベリリウムを含み、200〜240Gpaのヤング率及び80〜100Gpaの剪断弾性率を有する、多相のコバルト−ニッケル−クロムベースの合金製である。
このゼンマイ2は、3〜23、より具体的には9〜21の幅厚比を有する。
軸線Dに対する鋼又はステンレス鋼製のコア4の最大半径は、ゼンマイ2の最大厚さの9倍未満である。
香箱アセンブリ1は、ゼンマイ2又はドラム3上に、ドラム3とゼンマイ2との間の長手方向のクリアランスを軸線Dの方向に制限する手段6を含む。
特定の変形例では、図8、図8Aに示すように、ゼンマイ2は有利には少なくとも1つの突出領域23を含み、この突出領域23は、ドラム3の内面31及び/又はドラム3と共にゼンマイ2を格納するチャンバ32の範囲を定める蓋7の内面71と当接して協働するよう配設される。
図8Aに示す第1の変形例では、この突出領域23は、ゼンマイ2の縁部27、28のうちの少なくとも一方に少なくとも1つの突起24を含む。この突出領域23は、ドラム3の内側表面31及び/又はドラム3と共にゼンマイ2を格納するチャンバ32の範囲を定める蓋7の内側表面71と当接して協働するよう、好ましくはこれら両方と当接して協働するよう配設される。
本発明の特定の特徴によると、ドラム3とゼンマイ2との間の長手方向のクリアランスを制限する手段6は、ゼンマイ2の縁部27、28のうちの少なくとも一方にある少なくとも1つの突起24、又はドラム3がその最大内径上に備える周縁凹部36であって、ゼンマイ2を周縁において保持及び支持するための2つの傾斜した肩部33、34の間に設けられる、周縁凹部36のいずれかによって形成される。
図1A、図1Bに示す好ましい実施形態によると、ゼンマイ2は、ドラム3及び蓋7によって範囲を定められる内部チャンバ32に収容され、本発明による香箱アセンブリ1は、コア4以外の場所に位置する、蓋7とゼンマイ2との間の長手方向のクリアランスを枢軸Dの方向に制限する手段6を含む。
本発明の特定の特徴によると、このゼンマイ2の少なくとも1つの突起24は、ドラム3の内面31及び/又はドラム3と共にゼンマイ2を格納するチャンバ32の範囲を定める蓋7の内面71と当接して協働するよう配設される。
本発明の特定の特徴によると、図9又は図10に見ることができる別の変形例では、この突出領域23又は特にこの突起24は、ゼンマイ2のコイルを超える高さの部分を少なくとも1つ含む。
図11、図12に見ることができる更に別の変形例では、この突出領域23又は特にこの突起24は、追加された少なくとも1つのフランジ26を含み、このフランジ26の高さはゼンマイ2のコイルの高さよりも局所的に高く、このフランジ26は例えば溶接によってゼンマイ2に固定される。
図13の特定の実施形態では、ドラム3はその最大内径上に、2つの上部カラー37と下部カラー38との間に設けられる周縁凹部36を含み、上部カラー37及び下部カラー38の上縁部27及び下縁部28はそれぞれ、ゼンマイ2を周縁において保持及び支持するためにある角度αで傾斜した2つの肩部33、24を備える。このタイプの変形例では、ドラム3とゼンマイ2との間の長手方向のクリアランスを制限する手段6は、ドラム3がその最大内径上に備える周縁凹部36によって形成され、この周縁凹部36は、ゼンマイ2を周縁において保持及び支持するための2つの肩部33、34の間に設けられる。
図7の実施形態と図13の実施形態は容易に組み合わせることができ、この組み合わせはゼンマイ2の良好な保持を保証する。ゼンマイ2が突出領域23を有する好ましい場合では、領域23の一方の側はドラム3及び/又は蓋7に対して固定され、これによりクリアランスの完璧な調整を保証する。
変形例では、周縁凹部36は円筒形であり、ゼンマイ2と同一の高さを有し、このゼンマイ2は、平らでありかつ軸線Dに垂直な肩部33、34の間にセンタリングされる。
本発明の別の特定の特徴によると、周縁凹部36の高さはゼンマイ2の高さよりも低く、ゼンマイ2は傾斜した肩部33、34の間で支持されるようセンタリングされ、肩部33、34は互いに対向する傾斜した面を含み、これによりゼンマイ2が備える縁部表面27、28のためのV字型の支持を画定する。
本発明の特定の特徴によると、ゼンマイ2は、軸線Dに対する回転の表面である受承表面5の周りで、フックを用いることなく弾性的に保持される。
図2、図3は、軸線Dに関する半径R0のケーシング内に含まれるコアを示す。受承表面5は、ゼンマイ2の目玉部を引っ掛けるためのフック41を含み、凹部52によりゼンマイ2を引っ掛けることができ、また、フック41の機械加工が容易になる。肩部33、34は、香箱アセンブリ1を受承するムーブメントの地板又は受けに設置される宝石と協働するよう配設される。四角形部分42は、角穴車12との係合のために配設される。肩部45、45はそれぞれ、ドラム3の孔35及び蓋の孔75と協働する。
図3、図15A、図15B、図15Cに示す特定の実施形態では、受承表面5は、軸線Dに対する回転の表面である。好ましくは、図15A、図15B、図15Cに示すように、この受承表面5は、ポイント53によって、又はポイント53を通る好ましくは軸線Dに平行なセグメントに沿って、ゼンマイ2を溶接することにより、ゼンマイ2をコア4に固定するための接触表面である。
図15Aの場合では、ゼンマイ2は、小さな幅のコア4の円筒形部分にあるポイント53において支持される。図15Bの場合では、ゼンマイ2は、ドラム3を支持する肩部45又は蓋7を支持する肩部46のうちの一方に接する平坦部上のポイント53において支持され、好ましくはここではドラム3の孔35と協働するよう設計された肩部45に接する平坦部上のポイント53において支持される。図15Cは、図15Aのものよりも幅の広いゼンマイ2の円筒形軸受け表面を示し、これはドラム3を支持する肩部45又は蓋7を支持する肩部46のうちの一方に局所的に統合され、好ましくはここではドラム3の孔35と協働するよう設計された肩部45に局所的に統合される。図15Cの特定の変形例では、ゼンマイの受承表面5は、溶接ポイント53又はポイント53を通りかつ枢軸Dに平行な溶接セグメントから始まるらせん形部分を有し、これによりゼンマイ2は最初の巻きの後に、勾配が屈曲及び断絶することなく重なることができる。
図3に示す特定の実施形態では、回転の表面5は、カラー47、48が備える2つの肩部91、92の間に設けられる高さhを有する凹部8によって形成される。これら肩部91、92は、枢軸Dに対するコア4の最大半径を画定する。好ましくは凹部8は円筒形であり、ゼンマイ2と同一の高さを有し、このゼンマイ2は、平らでありかつ枢軸Dに垂直な肩部91、92の間にセンタリングされる。
有利には、凹部8はゼンマイ2の厚さの2倍に相当する深さPを有する。
図7に示す別の変形例では、凹部8の高さhはゼンマイ2の高さよりも低く、ゼンマイ2は上部カラー47及び下部カラー48の傾斜した肩部91、92の間で支持されるようセンタリングされる。これら肩部91、92は、互いに対向するある角度αで傾斜した面を含み、これによりゼンマイ2の縁部表面27、28のためのV字型の支持を画定する。
図1Bは一実施形態を示し、ここでドラム3はゼンマイ2に対向する肩部3Aを有し、コア4が備える軸受け表面4B上に、軸受け表面3Bを介して支持される。また、蓋7はゼンマイ2に対向する肩部7Aを有し、コア4が備える軸受け表面4C上に、軸受け表面7Bを介して支持され得る。
限定するものではないが、図5A、図5B、図5C、図6A、図6B、図6Cの変形例で特に示すように、香箱アセンブリ1は摩擦によってコア4に固定されるゼンマイ2を有し、ゼンマイ2の端部は好ましくは、ゼンマイ2が巻かれた場合に、ゼンマイ2の自由端部をアーチ状に維持するために考案された肩部を含む。
他の実施形態では、ゼンマイ2はコア4と共に、単一部品のゼンマイ−コアサブアセンブリ、溶接若しくはハンダ付けされたゼンマイ−コアサブアセンブリ又はこれらと同様のゼンマイ−コアサブアセンブリを形成する。この実施形態は、経済的で組み立てが極めて容易であるため、特に有利である。
本発明はまた、エネルギ貯蔵用のこのタイプの少なくとも1つの香箱アセンブリ1を含む時計ムーブメント100にも関し、香箱アセンブリ1は、コア4と一体として回転するよう設置される角穴車12又はドラム3と一体として回転するよう設置されるドラム歯部13のいずれかによって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、ドラム3と一体として回転するよう設置されるドラム歯部13又はコア4と一体として回転するよう設置される角穴車12よって形成される1つの出力を有する。
本発明は、このタイプの少なくとも1つの時計ムーブメント100及び/又はこのタイプの少なくとも1つのエネルギ貯蔵用香箱アセンブリ1を含む時計1000に関し、このアセンブリ1は、コア4と一体として回転するよう設置される角穴車12又はドラム3と一体として回転するよう設置されるドラム歯部13のいずれかによって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、ドラム3と一体として回転するよう設置されるドラム歯部13又はコア4と一体として回転するよう設置される角穴車12によって形成される1つの出力を有する。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの香箱用ゼンマイ(2)を含む時計の香箱アセンブリ(1)であって、
    前記ゼンマイ(2)は、香箱ドラム(3)と香箱のコア(4)が備える受承表面(5)との間に、前記ゼンマイ(2)の第1の端部(21)が前記香箱ドラム(3)上、第2の端部(22)が前記受承表面(5)上にあるように設置され、前記香箱のコア(4)は前記ドラム(3)と軸線(D)の周りで同軸である、時計の香箱アセンブリ(1)において、
    前記ゼンマイ(2)は、44〜46%のコバルト、20〜22%のニッケル、17〜19%のクロム、4〜6%の鉄、3〜5%のタングステン、3〜5%のモリブデン、0〜2%のチタン、0〜1%のベリリウムを含み、200〜240Gpaのヤング率及び80〜100Gpaの剪断弾性率を有する、多相のコバルト−ニッケル−クロムベースの合金製であり、9〜21の幅厚比を有すること、並びに
    前記軸線(D)に対する鋼又はステンレス鋼製の前記コア(4)の最大半径は、前記ゼンマイ(2)の最大厚さの9倍未満であること
    を特徴とし、並びに
    前記香箱アセンブリ(1)は、前記ゼンマイ(2)又は前記ドラム(3)上に、前記ドラム(3)と前記ゼンマイ(2)との間の長手方向のクリアランスを前記枢軸(D)の方向に制限する手段(6)を含むことを更に特徴とする、時計の香箱アセンブリ(1)。
  2. 前記ドラム(3)と前記ゼンマイ(2)との間の前記長手方向のクリアランスを制限する前記手段(6)は、前記ゼンマイ(2)の縁部(27、28)のうちの少なくとも一方にある少なくとも1つの突起(24)、又は前記ドラム(3)が最大内径上に備える周縁凹部(36)であって、前記ゼンマイ(2)を周縁において周縁において保持及び支持するための2つの傾斜した肩部(33、34)の間に設けられる、周縁凹部(36)のいずれかによって形成されることを特徴とする、請求項1に記載の香箱アセンブリ(1)。
  3. 前記少なくとも1つの突起(24)は、前記ドラム(3)の内面(31)及び/又は前記ドラム(3)と共に前記ゼンマイ(2)を格納するためのチャンバ(32)の範囲を定める蓋(7)の内面(71)と当接して協働するよう配設されることを特徴とする、請求項2に記載の香箱アセンブリ(1)。
  4. 前記突起(24)は、前記ゼンマイ(2)のコイルを超える高さの部分を少なくとも1つ備えることを特徴とする、請求項3に記載の香箱アセンブリ(1)。
  5. 前記突起(24)は、追加された少なくとも1つのフランジ(26)を含み、
    前記フランジ(26)の高さは前記ゼンマイ(2)のの高さよりも局所的に高く、
    前記フランジ(26)は前記ゼンマイに固定される
    ことを特徴とする、請求項3又は4に記載の香箱アセンブリ(1)。
  6. 前記ドラム(3)と前記ゼンマイ(2)との間の前記長手方向のクリアランスを制限する前記手段(6)は、前記ドラム(3)が最大内径上に備える前記周縁凹部(36)によって形成され、
    前記周縁凹部(36)は、前記ゼンマイ(2)を周縁において保持及び支持するための2つの前記肩部(33、34)の間に設けられる
    ことを特徴とする、請求項2に記載の香箱アセンブリ(1)。
  7. 前記周縁凹部(36)は円筒形であり、前記ゼンマイ(2)と同一の高さを有し、
    前記ゼンマイ(2)は、平らでありかつ前記軸線(D)に垂直な前記肩部(33、34)の間にセンタリングされる
    ことを特徴とする、請求項6に記載の香箱アセンブリ(1)。
  8. 前記周縁凹部(36)の高さは前記ゼンマイ(2)の高さよりも低く、前記ゼンマイ(2)は傾斜した前記肩部(33、34)の間で支持されるようセンタリングされ、
    前記肩部(33、34)は互いに対向する傾斜した面を含み、これにより前記ゼンマイ(2)が備える前記縁部表面(27、28)のためのV字型の支持を画定する
    ことを特徴とする、請求項6に記載の香箱アセンブリ(1)。
  9. 前記ゼンマイ(2)は、前記軸線(D)に対する回転の表面である前記受承表面(5)の周りで、フックを用いることなく弾性的に保持されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  10. 前記第1の回転の表面(5)は、肩部(91、92)の間に設けられる凹部(8)によって形成され、
    前記肩部(91、92)は、前記軸線(D)に対する前記コア(4)の最大半径を画定する
    ことを特徴とする、請求項9に記載の香箱アセンブリ(1)。
  11. 前記凹部(8)の高さは前記ゼンマイ(2)の高さよりも低く、前記ゼンマイ(2)は前記肩部(91、92)の間で斜めに支持され、
    前記肩部(91、92)は、互いに対向する傾斜した面を含み、前記ゼンマイ(2)の前記縁部表面(27、28)のためのV字型の支持を画定する
    ことを特徴とする、請求項10に記載の香箱アセンブリ(1)。
  12. 前記ゼンマイ(2)は、摩擦によって前記コア(4)に固定されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  13. 前記ゼンマイ(2)は、前記コア(4)と共に、溶接若しくはハンダ付けされた単一部品のゼンマイ−コアサブアセンブリを形成することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の香箱アセンブリ(1)。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載のエネルギ貯蔵用の少なくとも1つの香箱アセンブリ(1)を含む時計ムーブメント(100)であって、
    前記香箱アセンブリ(1)は、コア(4)と一体として回転するよう設置される角穴車(12)又はドラム(3)と一体として回転するよう設置されるドラム歯部(13)のいずれかによって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、前記ドラム(3)と一体として回転するよう設置される前記ドラム歯部(13)又は前記コア(4)と一体として回転するよう設置される前記角穴車(12)よって形成される1つの出力を有する、時計ムーブメント(100)。
  15. 請求項14に記載の少なくとも1つの時計ムーブメント(100)及び/又は請求項1〜13のいずれか1項に記載の少なくとも1つの香箱アセンブリ(1)を含む時計(100)であって、
    前記香箱アセンブリ(1)は、コア(4)と一体として回転するよう設置される角穴車(12)又はドラム(3)と一体として回転するよう設置されるドラム歯部(13)のいずれかによって形成される1つの入力、及びこれら各場合のそれぞれに対して、前記ドラム(3)と一体として回転するよう設置される前記ドラム歯部(13)又は前記コア(4)と一体として回転するよう設置される前記角穴車(12)によって形成される1つの出力を有する、時計(1000)。
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