JP5805690B2 - エネルギーマネジメントシステム、及び、エネルギー管理方法 - Google Patents

エネルギーマネジメントシステム、及び、エネルギー管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、宅内の電力を管理するエネルギーマネジメントシステム、及び、エネルギー管理方法に関する。
宅内(需要家内)で消費される電力エネルギーを制御するシステムがある。例えば、特許文献1には、自立運転可能な電力供給手段と少なくとも1つの負荷を有する需要家内に設けられ、電力供給手段と負荷とを制御するHEMS(Home Energy Management System)が開示されている。特許文献1のHEMSにおいては、自立運転を実行する期間と、電力供給手段の電力供給状況と負荷の状況とに基づいて、自立運転中の負荷の運転スケジュールである自立運転中スケジュールが決定される。
また、特許文献2には、停電が検出された場合に、電力供給が不要となる予め定められた分岐ブレーカ(特定分岐ブレーカ)を切り離すための切り離し信号を生成し、切り離し信号を分岐ブレーカに送信する系統連携装置が開示されている。この特許文献2の系統連携装置においては、分岐ブレーカは、切り離し信号を受信すると、自己が特定分岐ブレーカに該当するときには、配下に接続された負荷装置に系統連携装置から供給された電力を供給せず、自己が特定分岐ブレーカに該当しないときには、配下に接続された負荷装置に電力を供給する。
特開2012−228043号公報 特開2008−283741号公報
特許文献1では、自立運転時において、自立運転を実行する期間と電力供給状況と負荷の状況とに基づいて、自立運転中の負荷の運転スケジュールが決定される。しかしながら、災害時などのように自立運転を実行する期間が予め決められない場合や、負荷状況に基づいて運転スケジュールを決定するものの、停電を認知したユーザが自立運転後の使用を控えるなど、負荷状況をユーザが適宜変更する場合には、運転スケジュールが必ずしもユーザにとって適した構成とならず、必要なときに必要な機器が使えないといった不便さが伴うという問題がある。また、自立運転の期間に応じてユーザがどのような機器が使用可能であるかを逐次把握することが困難であるという課題がある。
また、特許文献2では、系統連携装置は、停電発生時にブレーカごとに給電するかしないかを設定し、ブレーカの開閉制御により、負荷を制御している。しかしながら、ブレーカと機器とを予め対応付けておく設定作業が必要である。そして、自立運転が可能な電力供給源を備えた場合においても、その供給電力に応じてブレーカの先に接続された機器の使用可否を変更することが困難であるという問題がある。
本発明は、上述の事情のもとになされたもので、より安全且つスムーズに自立運転へ移行し、効率よくエネルギーを供給することを目的とする。また、より安全且つスムーズに自立運転を解除することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るエネルギーマネジメントシステムは、
宅内の環境の状態を表す状態値を計測する計測機器と、
発電を行う発電システムと、
蓄電池を有し、蓄電を行う蓄電システムと、
前記計測機器によって計測された状態値と、前記発電システムの状態を表す状態値と、前記蓄電システムの状態を表す状態値と、家電機器の状態を表す状態値をそれぞれ通信により取得し、前記計測機器と前記発電システムと前記蓄電システムと前記家電機器とを制御するコントローラと、
を備え、
前記蓄電システムは、外部から前記宅内への電力の供給の停止を検出すると、前記外部の電力系統から前記宅内の電力線を遮断し、前記蓄電池から前記家電機器への電力の供給を開始し、
前記コントローラは、
外部から前記宅内へ電力が供給されている、前記各状態値を取得する通信の頻度を第1の通信頻度に設定
外部から前記宅内へ電力が供給されず、前記蓄電池が前記家電機器への電力の供給を開始すると、前記各状態値を取得する通信の頻度を前記第1の通信頻度より少ない第2の通信頻度に変更し、
外部から前記宅内への電力の供給が再開されると、前記各状態値を取得する通信の頻度を前記第2の通信頻度から前記第1の通信頻度に変更する。
より安全且つスムーズに自立運転へ移行し、効率よくエネルギーを供給することができる。また、より安全且つスムーズに自立運転を解除することができる。
実施形態1のエネルギーマネジメントシステムの構成を示す図である。 コントローラの構成を示す図である。 コントローラの機能的な構成を示す図である。 蓄電システムの構成を示す図である。 系統停電モードから自立運転モードへ移行する切り替え処理の流れを示す図である。 系統停電モードから自立運転モードへ移行する切り替え処理の流れの続きを示す図である。 系統停電モードから自立運転モードへ移行する切り替え処理の流れの続きを示す図である。 自立運転モードから系統停電モードへ移行する切り替え処理の流れを示す図である。 実施形態2のエネルギーマネジメントシステムの構成を示す図である。 実施形態2の蓄電システムの構成を示す図である。 系統停電モードから自立運転モードへ移行する切り替え処理の流れを示す図である。 系統停電モードから自立運転モードへ移行する切り替え処理の流れの続きを示す図である。 系統停電モードから自立運転モードへ移行する切り替え処理の流れの続きを示す図である。 自立運転モードから系統停電モードへ移行する切り替え処理の流れを示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1に、実施形態1に係るエネルギーマネジメントシステム1の構成を示す。エネルギーマネジメントシステム1は、コントローラ2と、発電システム3と、蓄電システム4と、宅内(需要家内)に設置される家電機器5と、宅内の環境を表す状態値(環境パラメータ)を計測する計測機器6と、無線通信機器7と、エネルギーマネジメントシステム1の状態を表示したりユーザからの操作入力を受け付けたりする入出力機器10と、を備える。
コントローラ2は、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6との間で、それぞれに接続される無線通信機器7を介して通信し、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6の状態を監視し、動作を制御する。
発電システム3は、太陽光発電や風力発電などのように発電するシステムであり、発電した電力を宅内の家電機器5に供給し、また、余剰電力を電力系統8に逆潮流させる。発電システム3には無線通信機器7が備え付けられており、コントローラ2によって、無線通信による監視及び制御が行われる。
蓄電システム4は、蓄電池を備え、電力の蓄電と放電が可能なシステムである。蓄電システム4には無線通信機器7が備え付けられており、コントローラ2によって、無線通信による監視及び制御が行われる。また、蓄電システム4には、充放電が可能な電気自動車が含まれていてもよい。
家電機器5は、宅内で電力によって動作する家庭用の電気機器や設備機器である。家電機器5は、具体的には例えば、照明器具、換気扇、IH(Induction Heating)クッキングヒータ、電子レンジ、冷蔵庫、炊飯器、テレビジョン受像機、パーソナルコンピュータ、ルームエアコン、床暖房、電気温水器、電動窓、電動ブラインドなどである。家電機器5には無線通信機器7が備え付けられており、コントローラ2によって、無線通信による監視及び制御が行われる。
計測機器6は、宅内の環境を表す様々な物理量を計測するためのセンサ類である。計測機器6は、無線通信機器7を有し、予め設定された計測周期で物理量を計測し、無線通信機器7を用いて定期的にコントローラ2に計測値を送信する。
計測機器6の具体例として、図1のエネルギーマネジメントシステム1には、分電盤11内に、電力計測装置6aが設置されている。電力計測装置6aは、宅内の全体の売買電力量、家電機器5ごと又は分岐回路ごとの消費電力量、発電システム3より発電される消費電力量、蓄電システム4の充放電により発生する充放電電力量などを、それぞれ計測する。
また、計測機器6の別の具体例として、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム1には、環境計測装置6bが設置されている。環境計測装置6bは、宅内の環境パラメータとして、例えば温度、湿度、照度、二酸化炭素(CO2)濃度、日射量などを計測し、また、赤外線などによって人の在/不在を検出する。
無線通信機器7は、コントローラ2と発電システム3と蓄電システム4と家電機器5と計測機器6のそれぞれに備え付けられている。エネルギーマネジメントシステム1の中には、複数の無線通信機器7により、無線による同一の通信プロトコルを用いる通信ネットワークが構成される。
本実施形態では、無線通信機器7が各装置又はシステムに後付けで接続することにより、各装置又はシステムに無線通信機能を追加している。しかし、各装置又はシステムが予め同等の通信機能を実装していてもよい。
また、本実施形態では、エネルギーマネジメントシステム1内の通信は無線によって行われるが、有線による通信でもよい。有線による通信ネットワークを構成する場合、無線通信機器7を有線通信機器に置き換え、コントローラ2と発電システム3と蓄電システム4と家電機器5と計測機器6とをケーブルで接続すればよい。
電力系統8は、宅内電力線9と電力会社等の商用電源とを接続する。エネルギーマネジメントシステム1は、電力系統8を介して、電力会社の商用電源からの電力を受ける。また、エネルギーマネジメントシステム1は、電力系統8を介して、余剰電力を出力することもできる。
宅内電力線9は、宅内の電力網を構成し、家電機器5等に電力を供給する。
入出力機器10は、ユーザがエネルギーマネジメントシステム1への指示を入力し、あるいはユーザにエネルギーマネジメントシステム1の状態を通知するための、ユーザインタフェースである。例えば、入出力機器10は、エネルギーマネジメントシステム1の動作モード、エネルギーマネジメントシステム1内の消費電力量、発電量、蓄電量などをユーザへ通知し、ユーザは、通知内容を見て適宜指示を入力する。入出力機器10は、具体的には例えば、液晶パネルと、タッチパネル及び/又はハードウェアスイッチとを備えた、壁付けの機器である。入出力機器10は、ユーザが手元で操作できるリモートコントローラでもよいし、携帯電話機、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータなどでもよい。
分電盤11は、電力系統8と、発電システム3と蓄電システム4と家電機器5へ電力を供給する宅内電力線9と、を接続し、複数のブレーカを備える。主幹ブレーカの開閉により、宅内電力線9と電力系統8とを繋げたり切り離したりすることが可能である。また、分電盤11から分岐される分岐回路ごとに接続される分岐ブレーカにより、発電システム3と分電盤11とを繋ぐ宅内電力線9、蓄電システム4と分電盤11とを繋ぐ宅内電力線9、家電機器5と分電盤11とを繋ぐ宅内電力線9、に分岐される。
電力系統8と、発電システム3と蓄電システム4と家電機器5へ電力を供給する宅内電力線9と、分電盤11内で接続される。分電盤11内あるいは分電盤11近傍には、蓄電システム4と接続された電力系統監視部12と、電力系統8と分電盤11との接続の開閉を行う系統連携/自立切り替え部13とが設けられる。また、分電盤11内あるいは分電盤11近傍には、電力系統8から宅内電力線9へ流れる電力量、宅内電力線9から電力系統8へ流れる電力量、売買電力量、蓄電システム4の充放電電力量、発電システム3の発電電力量等を計測する、1つ以上の電力計測装置6aが設けられる。
電力系統監視部12は、電力系統8の電圧を検出することにより、電力系統8の停電の有無を検出する。電力系統監視部12は、蓄電システム4に接続されており、検出した電力系統8における停電の発生の有無を蓄電システム4に通知する。
系統連携/自立切り替え部13は、蓄電システム4に接続されており、蓄電システム4からの制御信号により、内部の分岐ブレーカの開閉を制御する。系統連携/自立切り替え部13が分岐ブレーカを「閉」とすることにより、宅内電力線9は電力系統8から遮断され、「自立運転状態」となる。また、系統連携/自立切り替え部13が分岐ブレーカを「開」とすることにより、宅内電力線9が電力系統8に接続された「系統連携状態」となる。
次に、実施形態1におけるコントローラ2のハードウェアの構成について、図2を用いて説明する。コントローラ2は、入力部201、表示部202、記憶部203、NIC(Network Interface Card)204、制御部205を備える。
入力部201は、キーボードやボタン等の入力デバイスを備える。入力部201は、ユーザ(システム管理者)からの指示入力を受け付ける。
表示部202は、ディスプレイ等の表示デバイスを備える。
記憶部203は、不揮発性メモリを備える。記憶部203は、制御部205により実行されるプログラムや、計測機器6によって計測される計測値などの様々なデータを記憶する。
NIC204は、無線通信機器7を介して、エネルギーマネジメントシステム1内の発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6と、無線で通信する。
制御部205は、CPU(Central Processing Unit)、オペレーティングシステムなどのプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、ワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)等から構成される。制御部205は、記憶部203に記憶されているプログラムを実行し、コントローラ2の全体を制御する。
コントローラ2として、一般的なサーバ、メインフレーム、パーソナルコンピュータ等を採用することができる。
次に、コントローラ2の機能的な構成について、図3を用いて説明する。コントローラ2は、通信部251、システム状態データベース252、動作モード判別部253、通信パラメータ変更部254、システム制御部255、通知部256を備える。
通信部251は、コントローラ2を、発電システム3と蓄電システム4と家電機器5と計測機器6と入出力機器10に無線により接続し、これらの装置又はシステムと間で通信し、データを送受信する。NIC204と制御部205が協働して、通信部251として機能する。
より詳細には、通信部251は、発電システム3の状態を取得するコマンド、蓄電システム4の状態を取得するコマンド、家電機器5の状態を取得するコマンド、計測機器6によって計測されたデータを取得するコマンド等を、所定の通信フォーマットで、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6に送信する。通信部251は、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6から、状態を示すデータを受信する。通信部251は、受信したデータを解析し、システム状態データベース252に格納されている状態値を更新する。
また、通信部251は、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6の動作を制御するコマンドを、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6に送信する。通信部251は、システム状態データベース252に格納される各値に基づいて、動作を制御するコマンドを生成し、送信する。
さらに、通信部251は、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6からの要求に応答して、システム状態データベース252に格納されている値を、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6へ送信する。例えば、通信部251は、システム状態データベース252に格納されている値がシステム制御部255によって更新されると、更新後の値を、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6へ送信する。
システム状態データベース252は、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6から通信部251を介して得られる状態値や計測値を格納する。システム状態データベース252に格納される状態値や計測値は、システム制御部255によって随時更新される。記憶部203が、システム状態データベース252として機能する。
システム状態データベース252には、具体的には、電力系統8が停電か否か等の状態を示す電力系統状態値、エネルギーマネジメントシステム1の動作モード、発電システム3と蓄電システム4と家電機器5と計測機器6によって計測された各種物理量の計測値、発電システム3と蓄電システム4と家電機器5の動作状態を表す状態値、家電機器5の機能制限状態値、コントローラ2が発電システム3と蓄電システム4と家電機器5と計測機器6との間で通信する周期や頻度などを定める通信パラメータ、エネルギーマネジメントシステム1が入出力機器10などを介してユーザに警告、注意、お知らせなどを提供する際に用いる所定の通知メッセージや画像データや音声データ、などが格納される。
動作モード判別部253は、システム状態データベース252に格納されたデータに基づいて、エネルギーマネジメントシステム1の動作モードを判別し、動作モードを示す値をシステム状態データベース252に格納する。制御部205が、動作モード判別部253として機能する。
エネルギーマネジメントシステム1の動作モードには、宅内電力線9が電力系統8と連携して送受電している「系統連携モード」と、エネルギーマネジメントシステム1を電力系統8から切り離し、発電システム3による発電及び/又は蓄電システム4による放電によって自立運転する「自立運転モード」とがある。また、自立運転モードの1つとして、家電機器5に異常が発生しつつも送受電が行われている「機器異常モード」がある。
動作モード判別部253は、発電システム3と蓄電システム4と家電機器5と計測機器6から得られシステム状態データベース252に格納されるデータに基づいて、動作モードを切り替える。
例えば、動作モード判別部253は、蓄電システム4の電力系統監視部12を用いて計測される電力系統8の停電発生の有無を示す値が、正常な送受電がなされていることを示す第1の状態値から、電力系統8からの送電が停止していることを示す第2の状態値に変わると、動作モードを系統連携モードから自立運転モードへと切り換える。システム制御部255は、動作モードに従って、エネルギーマネジメントシステム1全体を制御する。
通信パラメータ変更部254は、動作モード判別部253による動作モードの判別結果に応じて、コントローラ2が発電システム3と蓄電システム4と家電機器5と計測機器6との間で通信するために用いる通信パラメータを変更する。この通信パラメータは、例えば、通信周期、取得対象とする状態値などである。制御部205が、通信パラメータ変更部254として機能する。
システム制御部255は、システム状態データベース252に格納されている動作モードを示す値に基づいて、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6等を制御する。制御部205が、システム制御部255として機能する。
例えば、システム制御部255は、(1)発電システム3の発電電力量と蓄電システム4の蓄電電力量とに応じて家電機器5の消費電力を抑制する制御、(2)発電システム3の発電電力に応じた蓄電システム4の充放電の制御、(3)ユーザの節電要求に応じて家電機器5の消費電力を抑制する制御、(4)停電等の非常時における発電システム3と蓄電システム4による自立運転の制御、などを行う。
また、システム制御部255は、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6のそれぞれ動作状態を表す状態値を、定期的なタイミングで繰り返し取得し、取得した状態値を用いて、システム状態データベース252に記憶されている状態値を更新する。この定期的なタイミングは任意である。例えば、システム制御部255は、30秒ごと、1分ごと、といったように、最新の状態値を定期的に取得し、システム状態データベース252を更新する。
また、システム制御部255は、動作モード判別部253から出力される現在の動作モードを示す情報に基づいて、家電機器5の機能や能力を制限することを示す値(機器機能制限状態値)を設定し、システム状態データベース252に格納する。システム状態データベース252が更新されると、通信部251は、制御対象の家電機器5に制限設定値を送信する。家電機器5は、受信した制限設定値に基づいて機能や能力を制限して動作する。
コントローラ2によって機能や能力が制限される家電機器5が、単独で完結した制限処理を実行可能であるならば、システム制御部255は、制限設定値を含むコマンドを家電機器5に直接送信し、ユーザが利用可能な家電機器5の機能を限定させたり、消費電力を抑えるように動作させたりする。また、家電機器5が単独で完結した制限処理を実行できないならば、システム制御部255は、家電機器5を動作させるために用いる所定のパラメータを逐次家電機器5に送信し、家電機器5の状態を逐次取得する。そして、システム制御部255は、機能や能力を制限すべき家電機器5を、その制限の範囲内に収まるように、遠隔から適宜制御する。
通知部256は、通信部251を制御して、エネルギーマネジメントシステム1の動作モード、警告、注意事項、お知らせなどを、入出力機器10が備えるディスプレイへの表示や入出力機器10が備えるスピーカからの音声による出力などによって、ユーザへ通知させる。制御部205が、通知部256として機能する。
次に、蓄電システム4の構成について、図4を用いて説明する。蓄電システム4は、通信部451、蓄電制御部452、蓄電池453、電気自動車454、AC/DC(Alternating Current/Direct Current)変換部455、DC/DC変換部456、及び、インタフェース457から構成される。
通信部451は、NIC等から構成され、蓄電制御部452の制御により、コントローラ2、発電システム3、家電機器5、計測機器6、分電盤11と、通信する。また、通信部451は、インタフェース457を介して、電気自動車454と通信する。
蓄電制御部452は、CPU、ROM、RAM等から構成され、蓄電システム4の全体を制御する。
蓄電制御部452は、通信部451を制御して、コントローラ2、発電システム3、家電機器5、計測機器6と通信する。例えば、蓄電制御部452は、蓄電システム4の状態を送信する旨の要求コマンドや動作の指示コマンドをコントローラ2から受信し、指示コマンドに対する応答コマンドをコントローラ2に送信する。
蓄電制御部452は、自立運転している場合、すなわち、エネルギーマネジメントシステム1が電力系統8から切り離されることにより、あるいは、電力系統8が停電していることにより、蓄電池453又は電気自動車454が備える蓄電池に蓄えた電力を宅内電力線9へ供給する場合、発電システム3から得られる発電電力に関する情報や、計測機器6によって得られる計測値に基づく発電電力や売買電電力に関する情報などを取得する。
なお、蓄電制御部452は、発電電力や売買電電力などに関する情報を、計測機器6ではない他の機器から取得してもよいし、コントローラ2から取得してもよい。蓄電システム4は、発電電力や売買電電力を計測する計測装置を内蔵してもよい。
また、蓄電制御部452は、通信部451を制御して電気自動車454と通信し、電気自動車454が備える蓄電池の蓄電量などの状態値を送信する旨の要求コマンドや、充電又は放電をする旨の指示コマンドを、電気自動車454に送信する。蓄電制御部452は、電気自動車454の状態値や動作の指示に対する応答コマンドを、電気自動車454から受信する。状態値とは、例えば、電気自動車454が備える蓄電池の容量、蓄電池の残量、充放電の電力量、充放電の可否などである。
さらに、蓄電制御部452は、分電盤11が備える電力系統監視部12から得られる情報に基づいて、電力系統8の停電の有無を検出する。蓄電制御部452は、分電盤11が備える系統連携/自立切り替え部13を制御し、電力系統8と宅内電力線9との接続の開閉を制御する。例えば、蓄電制御部452は、電力系統8の停電を検出すると、電力系統8と宅内電力線9と接続を閉じ、コントローラ2からの指示に基づき、自立運転に切り換える。
蓄電池453は、蓄電システム4内に固定して設置され、発電システム3によって作られた電気を蓄積する。
電気自動車454は、電気によって駆動する車両であり、上記の蓄電池453とは異なる蓄電池を備える。電気自動車454は、ケーブルによって蓄電システム4に接続されているときには、家電機器5等に電力を供給可能な蓄電池として利用され、蓄電システム4から切り離されているときには、ユーザが自由に運転できる車両となる。
AC/DC変換部455は、蓄電池453あるいは電気自動車454が備える蓄電池から得られる直流電流を交流電流に変換し、宅内電力線9に供給する。また、AC/DC変換部455は、宅内電力線9から得られる交流電流を直流電流に変換し、蓄電池34あるいは電気自動車454の蓄電池に供給し、充電する。
DC/DC変換部456は、蓄電池453に蓄えられる電力の電圧値を、宅内電力線9に使用される電圧値まで降下させ、蓄電制御部452に供給する。
インタフェース457は、蓄電システム4と電気自動車454との間で送受電を中継し、また、蓄電システム4と電気自動車454との間の通信を中継する。
次に、エネルギーマネジメントシステム1において行われる処理の詳細について説明する。
図4、図5、図6に、エネルギーマネジメントシステム1が系統停電モードから自立運転モードへ切り替える処理(切り替え処理)の流れを示す。
電力会社の発電設備から電力系統8への電気の供給が停止すると、エネルギーマネジメントシステム1は停電を検出し、動作モードを、宅内電力線9が電力系統8と連携して正常に送受電している「系統連携モード」から、宅内電力線9を電力系統8から切り離して自立運転する「自立運転モード」へ移行し、蓄電池453と電気自動車454が備える蓄電池とによる家電機器5等への電力の供給を開始する。以下、詳述する
まず、蓄電システム4の蓄電制御部452は、現在の動作モードが「系統連携モード」であるか否かを判別する(ステップS501)。
現在の動作モードが「系統連携モード」ではない場合(ステップS501;NO)、すなわち既に「自立運転モード」になっている場合、エネルギーマネジメントシステム1は切り替え処理を終了する。現在の動作モードが「系統連携モード」の場合(ステップS501;YES)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、電力系統監視部12からの出力に基づいて、電力系統8の停電が発生したか否かを判別する(ステップS502)。
停電が発生していないと判別した場合(ステップS502;NO)、エネルギーマネジメントシステム1は切り替え処理を終了する。停電が発生したと判別した場合(ステップS502;YES)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、電力系統8に停電が発生した旨を、文字、画像、音声等で、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに出力させ、電力系統8に停電が発生した旨をユーザに通知する(ステップS503)。
なお、電力系統8からの給電の停止により、入出力機器10を使用できない恐れがある。このため、蓄電システム4は、モニタあるいはスピーカを予め備えるか、あるいは、入出力機器10が電池により駆動するようにしておくとよい。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、自立運転への切り替え後に想定される、安全面での注意事項などを含む自立運転移行前情報を、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに、出力させる(ステップS504)。
自立運転移行前情報は、具体的には例えば、次のような内容を含む。
・自立運転を開始する前に、家電機器5の状態や室内の配線の確認を促す旨の、ユーザへのお知らせや注意事項。
・自立運転を開始する前に、分岐ブレーカを一旦切断し、定められた順番で分岐ブレーカを再投入する旨の、ユーザへの案内や注意事項。
特に地震による停電の際には、エネルギーマネジメントシステム1内の設備が損傷している可能性があるため、自立運転を開始する前に、上記のようなお知らせや注意事項をユーザに通知することが望ましい。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、自立運転モードへ移行する旨のユーザからの指示入力があったか否かを判別する(ステップS505)。
自立運転モードへ移行する旨のユーザからの指示入力があった場合(ステップS505;YES)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、動作モードを自立運転モードに切り替える(ステップS506)。
本実施形態では、実際に停電が発生したときに、自立運転モードへ移行する旨の指示入力がユーザから受け付けられた後に、動作モードを自立運転モードに切り替える。しかし、エネルギーマネジメントシステム1は、停電が発生する前に、「もし停電が発生したら自動的に自立運転モードへ移行する」旨の指示入力を予め受け付け、この指示入力に従って自動的に自立運転モードへ移行するようにしてもよい。この場合も、上記の自立運転移行前情報に相当する内容をユーザに報知することが望ましい。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、系統連携/自立切り替え部13を制御し、宅内電力線9を外部の電力系統8から遮断し(ステップS507)、蓄電システム4からの放電を開始する(ステップS508)。蓄電システム4からの電力は、コントローラ2へも供給される。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、蓄電システム4からの放電を開始するに当たり、ユーザへの注意事項などを、自立運転開始後情報として、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに、出力させる(ステップS509)。
自立運転開始後情報は、具体的には例えば、自立運転に切り替えた後の、家電機器5の損傷や配線の損傷による火災の可能性などに対する注意喚起などを含む。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、コントローラ2が正常に起動されたことを確認し、制御をコントローラ2へ引き継ぐ。コントローラ2のシステム制御部255は、蓄電システム4から供給される電力により、以降の制御を開始する(ステップS510)。
なお、電力系統8の停電が発生してから、蓄電システム4による給電が開始されるまでの間、電力系統8からコントローラ2への給電がストップしているので、ステップS501からS509までの処理は、蓄電システム4によって行われる。ステップS510以降の制御は、コントローラ2によって行われる。
コントローラ2を無停電電源装置(UPS;Uninterruptible Power Supply)に予め接続しておき、蓄電システム4からコントローラ2への給電が開始される前も常にコントローラ2を起動し待機状態にしていてもよい。この場合、すべての処理をコントローラ2が行うことができる。蓄電システム4がUPSの機能を兼ねてもよい。
次に、コントローラ2のシステム制御部255は、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、及び、計測機器6と通信し、それぞれの機器又はシステムの状態値を取得する(ステップS511)。
なお、システム制御部255は、蓄電システム4との通信により、自立運転モードに移行していることを確認した後、ステップS512に進む。
コントローラ2のシステム制御部255は、ステップS511で取得した各状態値に基づいて、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、及び、計測機器6がそれぞれ正常に動作しているか否かを判別する(ステップS512)。
いずれも異常がないと判別した場合(ステップS512;YES)、コントローラ2のシステム制御部255は、自立運転時情報を、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに、出力させる(ステップS513)。異常があると判別した場合(ステップS512;NO)については後述する。
自立運転時情報は、具体的には例えば、次のような内容を含む。
・自立運転が可能な時間の長さ(自立可能時間)。
・自立運転時にユーザが使用できる機器、及び、使用できる機能。
(例)IHクッキングヒータの火力制限範囲、給湯機の使用可能湯量、シャワー使用可能回数、エアコンに設定可能な温度範囲など。
・自立可能時間を延ばすためのユーザへのアドバイス。
・自立運転時における各機器又はシステムの使用方法。
・自立運転時にユーザが使用しないことが望ましい機器や機能についての案内。
・エネルギーマネジメントシステム1によってコントロールできない機器や機能の通知。
・自立運転開始後の各機器又はシステムの動作状態の通知と、注意喚起。
機器によっては、停電からの復旧後に、停電前の設定値のまま再び動作を始めるものがある。例えば、地震による停電発生前にIHクッキングヒータが設定温度100度で動作していた場合、システム状態データベース252には、最新の状態値として、「設定温度100度で加熱中」の旨が記憶されている。もし、蓄電システム4による給電が再開された直後のステップS511で取得した状態値が「設定温度100度で加熱中」のままならば、地震による損傷の可能性があるにもかかわらず、停電前と同じ運用をそのまま再開することになり、好ましくない。そこで、コントローラ2のシステム制御部255は、「設定温度100度で加熱中」が検出された旨、もしくは、「設定温度100度で加熱中」の可能性がある旨をユーザに報知し、注意を促すことができる。
コントローラ2のシステム制御部255は、監視制御対象となる家電機器5に、系統連携モードのときよりも能力を抑制する旨の指示を送信する(ステップS514)。各家電機器5は、この指示を受信し、それぞれの家電機器5に応じて能力を抑制し、動作する。
能力の抑制には、例えば、消費電力量の抑制、消費電流の抑制、運転の禁止、稼働時間の短縮、使用可能な機能の制限、などがある。
コントローラ2のシステム制御部255は、エネルギーマネジメントシステム1内の通信に用いる通信パラメータの設定値を、自立運転用の設定値に変更する(ステップS515)。
自立運転用の通信パラメータの設定例には、次のようなものがある。いずれの設定によっても、消費電力を抑制し、自立可能時間を伸ばせる効果が見込まれる。
・全体の通信頻度を低下させる。
・発電システム3の発電電力、蓄電システム4の蓄電池残量、消費電力の大きな家電機器5の稼働状況に関する通信頻度を維持し、他の通信頻度を低くする。
・状態値を取得するポーリングの時間間隔を、系統連携モードのときよりも長くする。
エネルギーマネジメントシステム1は、自立運転を解除する指示が入力されるまで、あるいは、電力会社の発電設備からの電力系統8への給電が再開されるまで、自立運転モードで運用される。
ステップS505において、自立運転モードへ移行する旨のユーザからの指示入力がない場合(ステップS505;NO)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、電力系統監視部12からの出力に基づいて、電力系統8が復電したか否かを判別する(ステップS516)。
復電していない場合(ステップS516;NO)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、ステップS505の処理に戻る。復電した場合(ステップS516;YES)、動作モードを系統連携モードに設定する(ステップS517)。
復電により、電力系統8からコントローラ2への給電が再開され、コントローラ2が起動する(ステップS518)。
なお、ステップS518でコントローラ2が起動するとしているが、電力系統8の復電はエネルギーマネジメントシステム1が制御しているわけではないため、ステップS516又はステップS517の処理途中でコントローラ2が起動することもある。コントローラ2が起動するタイミングは特に制限されない。
コントローラ2が起動した後は、コントローラ2が切り替え処理を引き継ぐ。コントローラ2のシステム制御部255は、起動後、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、及び、計測機器6と通信し、それぞれの機器もしくはシステムの状態値を取得する(ステップS519)。
コントローラ2のシステム制御部255は、蓄電システム4から受信する状態値に基づいて、系統連携モードに切り替わったことを確認する。コントローラ2のシステム制御部255は、電力系統復電後情報を、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに、出力させる(ステップS520)。
電力系統復電後情報は、具体的には例えば、次のような内容を含む。
・復電後、家電機器5の配線の損傷等による火災の可能性についての、ユーザへの注意喚起や情報提供。
・ユーザによる使用の制限が解除された機器、及び、ユーザによる使用の制限が解除された機能。
・能力制限が解除された機器、及び、能力制限が解除された機能。
コントローラ2のシステム制御部255は、エネルギーマネジメントシステム1内の通信に用いる通信パラメータの設定値を、系統連携用の設定値に変更する(ステップS521)。
系統連携用の通信パラメータの設定例には、次のようなものがある。
・通信頻度を、通常時の設定値に戻す。
・状態値を取得するポーリングの時間間隔を既定値に戻す。
そして、エネルギーマネジメントシステム1は、系統連携モードでの運転を継続する。
ステップS512において、異常があると判別した場合(ステップS512;NO)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、蓄電池453及び/又は電気自動車454が備える蓄電池からの放電を停止する(ステップS522)。
なお、蓄電システム4の蓄電制御部452は、エネルギーマネジメントシステム1に自立運転を継続できないほどの重大な異常がある場合には放電を停止し、エネルギーマネジメントシステム1内に異常はあるものの、一部の使用制限や一部の能力制限によって自立運転が可能である場合には放電を継続するようにしてもよい。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、エネルギーマネジメントシステム1に異常が発生しており自立運転ができない旨の情報(異常発生情報)を、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに、出力させる(ステップS523)。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、動作モードを異常発生モードに設定する。異常発生モードでは、エネルギーマネジメントシステム1は、異常があった家電機器5のみ使用不可に設定するなどの制限付きで、自立運転を行う。
なお、ステップS504における自立運転移行前情報の出力と、ステップS509における自立運転移行後情報の出力と、ステップS513における自立運転時情報の出力と、ステップS523における異常発生情報の出力において、ユーザが確認したことをエネルギーマネジメントシステム1が確実に把握できるようにするために、ユーザからの入力操作を待ち、入力操作が確認されるまでは、次のステップに進まないようにしてもよい。
次に、エネルギーマネジメントシステム1が自立運転モードから系統連携モードへの切り替え処理の流れについて、図8を用いて説明する。
まず、蓄電システム4の蓄電制御部452は、エネルギーマネジメントシステム1の動作モードが自立運転モードか否かを判別する(ステップS801)。
自立運転モードではない場合(ステップS801;NO)、蓄電システム4の蓄電制御部452は切り替え処理を終了する。自立運転モードである場合(ステップS801;YES)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、電力系統監視部12からの出力に基づいて、電力系統8が復電したか否かを判別する(ステップS802)。
復電していない場合(ステップS802;NO)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、復電するまで待機し、自立運転を継続する。復電した場合(ステップS802;YES)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、電力系統8が復電したことを、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに出力させ、ユーザに報知する(ステップS803)。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、系統連携モードへの移行可能である旨を、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに出力させ、ユーザに報知する。蓄電システム4の蓄電制御部452は、系統連携モードへの移行する旨の指示入力をユーザから受け付ける。
系統連携モードへ移行する旨のユーザからの指示入力がない場合(ステップS804;NO)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、系統連携モードへの移行する旨の指示がユーザから入力されるまで待機する。この場合、エネルギーマネジメントシステム1は自立運転を継続する。
系統連携モードへ移行する旨のユーザからの指示入力があった場合(ステップS804;YES)、蓄電システム4の蓄電制御部452は、動作モードを系統連携モードへ切り替える(ステップS805)。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、動作モードを自立運転モードから系統連携モードへ移行する旨を表す系統連携移行前情報を、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに出力させる(ステップS806)。
系統連携移行前情報は、具体的には例えば、次のような内容を含む。
・系統連携モードに戻す前に、家電機器5の状態や室内の配線の確認を促すといった、ユーザへの注意事項。
・系統連携モードに戻す前に、分岐ブレーカを一旦切断し、定められた順番で分岐ブレーカを再投入する旨の、ユーザへの案内や注意事項。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、蓄電池453及び/又は電気自動車454が備える蓄電池からの放電を停止する(ステップS807)。この放電の停止により、コントローラ2への給電が止まるので、コントローラ2は一旦シャットダウンされる。なお、蓄電制御部452は、コントローラ2の正常なシャットダウンが完了するまで放電を継続し、正常なシャットダウンが完了した後に放電を停止してもよい。
蓄電システム4の蓄電制御部452は、宅内電力線9を電力系統8へと接続させる指示信号を系統連携/自立切り替え部13に送信し、宅内電力線9を電力系統8に接続する(ステップS808)。この接続により、コントローラ2への給電が再開され、コントローラ2は再起動する(ステップS809)。
コントローラ2の制御部205は、発電システム3、蓄電システム4、家電機器5、計測機器6とそれぞれ通信し、各機器又はシステムの状態を示す状態値を取得する(ステップS810)。制御部205は、発電システム3と蓄電システム4と家電機器5と計測機器6が正常に動作していることを確認する。なお、システム制御部255は、蓄電システム4との通信により、系統連携モードに移行していることを確認した後、ステップS811に進む。
コントローラ2の制御部205は、系統連携移行後情報を、入出力機器10、及び/又は、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカに、出力させる(ステップS811)。
系統連携移行後情報は、具体的には例えば、次のような内容を含む。
・自立運転モードから系統連携モードへの切り替わりの際の一時的な停電による、家電機器5の時計やタイマーを見直す必要がある旨の通知。
・自立運転モードにおける電力使用量、自立運転を行った時間、電気料金などのサマリー。
・使用電力量と蓄電システム4の蓄電残量から得られる、現段階での自立運転可能時間の予測値。
なお、コントローラ2のシステム制御部255は、系統連携モードに移行した後、いつでも、ユーザからの指示に応じて、系統連携移行後情報と同等の情報をユーザに提供することができる。
コントローラ2のシステム制御部255は、エネルギーマネジメントシステム1内の通信に用いる通信パラメータの設定値を、系統連携用の設定値に変更する(ステップS812)。
系統連携用の通信パラメータの設定例には、次のようなものがある。
・通信頻度を、通常時の設定値に戻す。
・状態値を取得するポーリングの時間間隔を既定値に戻す。
コントローラ2のシステム制御部255は、ステップS514で能力を抑制していた家電機器5に、能力の抑制を解除する旨の指示を送信する(ステップS813)。家電機器5は、制限を解除して動作する。
そして、エネルギーマネジメントシステム1は系統連携モードで運用される。再び電力系統8の停電が発生した場合には、上述した系統停電モードから自立運転モードへ移行する切り替え処理を実行し、自立運転に切り替えればよい。
本実施形態によれば、災害時等、電力系統8が停電した時においても、より安全に且つよりスムーズに自立運転に移行させることができる。また、自立運転時においても、自立運転が可能な時間や、各機器もしくはシステムの使用方法などの情報を随時提供することにより、安全や安心を向上させる自立型のエネルギーマネジメントシステム1を提供することができる。さらに、電力系統8の停電が復旧した後も、より安全に且つよりスムーズに系統連携運転に移行させることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
図9に、本実施形態のエネルギーマネジメントシステム1の構成を示す。実施形態1と異なる点は、コントローラ2と蓄電システム4とが、コントローラ接続線14により接続されている点である。
コントローラ接続線14は、蓄電システム4からコントローラ2へ電力を供給する。さらに、コントローラ接続線14は、コントローラ2と蓄電システム4との間で直接通信するためのデータ線を備えてもよい。
他の構成については、図1と同じであるので、説明を省略する。
図10に、本実施形態の蓄電システム4の構成を示す。実施形態1と異なる点は、コントローラ接続線14とコントローラ給電部458を更に備える点である。
コントローラ給電部458は、蓄電システム4に備えられた蓄電池453の電力を、コントローラ2に供給する。
DC/DC変換部456は、蓄電池453の直流電力をコントローラ2の規格に適合した直流電力に変換し、コントローラ接続線14を介して、コントローラ2に電力を供給する。
本実施形態では、コントローラ2への給電を直流電力としているが、DC/DC変換部456をDC/AC(Direct Current/Alternating Current)変換部に変更し、コントローラ2へ交流電力を供給することもできる。
コントローラ2は、蓄電システム4から電力が供給されるため、電力系統8に停電が発生した際においても、蓄電システム4からの電力の供給が継続される。このため、コントローラ2は、電力系統8の停電によって電力供給が遮断されることがなくなり、蓄電システム4とより連携してエネルギーマネジメントシステム1の制御することが可能になる。
蓄電システム4内の他の構成については、図4と同じであるので、説明を省略する。
コントローラ2は、電力系統8の停電によらず、蓄電システム4が備える蓄電池453に蓄えられた電力がなくならない限り、動作を継続することが可能である。このため、系統連携モードから自立運転モードへの切り替え処理、及び、自立運転モードから系統連携モードへの切り替え処理の流れが、実施形態1と一部異なる。
図11、図12、図13に、本実施形態におけるエネルギーマネジメントシステム1の系統連携モードから自立運転モードへの切り替え処理を示す。
基本となる流れは図5、図6、図7に示したものとおおよそ同様であるが、異なる点は、図4におけるコントローラ2を起動するステップS510及びステップS518がない点と、系統停電状態時における通信パラメータに変更するステップS1101が追加された点である。
コントローラ2は、蓄電システム4から常時給電されているため、コントローラ2を起動するステップは不要となる。
ステップS504、ステップS509、ステップS520における各情報の出力は、入出力機器10と、蓄電システム4が備えるモニタあるいはスピーカと、の両方から行われる。
あるいは、ステップS504、ステップS509、ステップS520における各情報の出力は、入出力機器11と蓄電システム4から行われる代わりに、コントローラ2から行われてもよい。
ステップS502の後のステップS1101では、コントローラ2のシステム制御部255は、電力系統8の停電を検出すると、エネルギーマネジメントシステム1内の通信に用いる通信パラメータの設定値を、電力系統8が停電している場合の所定の設定値に変更する。
停電時の通信パラメータの設定例には、次のようなものがある。
・コントローラ2と、電力系統8の停電により停止している家電機器5、計測機器6等との通信を停止する。
なお、ステップS515において、自立運転用の通信パラメータの設定値に変更されるので、系統連携モードから自立運転モードへ切り替わった後は、自立運転用の通信パラメータに基づく通信が行われる。
次に、図14に、本実施形態におけるエネルギーマネジメントシステム1の自立運転モードから系統連携モードへの切り替え処理を示す。
基本となる流れは図8に示したものとおおよそ同様であるが、異なる点は、コントローラ2を起動するステップS809がない点である。コントローラ2は、蓄電システム4から常時給電されているため、コントローラ2を起動するステップは不要となる。
本実施形態におけるエネルギーマネジメントシステム1では、電力系統8が停電しているか否かによらずコントローラ2への電力の供給が常時可能であることから、電力系統8が停電していても、ユーザは、コントローラ2を用いてシステム全体の状態を確認することができ、ユーザへの注意喚起などの情報を確認することができる。
本実施形態によれば、災害時等、電力系統8が停電した時においても、より安全に且つよりスムーズに自立運転に移行させることができる。また、自立運転時においても、自立運転が可能な時間や、各機器もしくはシステムの使用方法などの情報を随時提供することにより、安全や安心を向上させる自立型のエネルギーマネジメントシステム1を提供することができる。さらに、電力系統8の停電が復旧した後も、より安全に且つよりスムーズに系統連携運転に移行させることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。また、上述した実施形態の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。
上記のエネルギーマネジメントシステム1の全部又は一部としてコンピュータを動作させるためのプログラムを、メモリカード、CD−ROM、DVD、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上のように、上記各実施形態によれば、より安全且つスムーズに自立運転へ移行し、効率よくエネルギーを供給するエネルギーマネジメントシステム、及び、エネルギー管理方法を提供できる。また、より安全且つスムーズに自立運転を解除することができるエネルギーマネジメントシステム、及び、エネルギー管理方法を提供できる。
1 エネルギーマネジメントシステム、2 コントローラ、3 発電システム、4 蓄電システム、5 家電機器、6 計測機器、6a 電力計測装置、6b 環境計測装置、7 無線通信機器、8 電力系統、9 宅内電力線、10 入出力機器、11 分電盤、12 電力系統監視部、13 系統連携/自立切り替え部、14 コントローラ接続線、15 コントローラ給電部、201 入力部、202 表示部、203 記憶部、204 NIC、205 制御部、251 通信部、252 システム状態データベース、253 動作モード判別部、254 通信パラメータ変更部、255 システム制御部、256 通知部、451 通信部、452 蓄電制御部、453 蓄電池、454 電気自動車、455 AC/DC変換部、456 DC/DC変換部、457 インタフェース、458 コントローラ給電部

Claims (11)

  1. 宅内の環境の状態を表す状態値を計測する計測機器と、
    発電を行う発電システムと、
    蓄電池を有し、蓄電を行う蓄電システムと、
    前記計測機器によって計測された状態値と、前記発電システムの状態を表す状態値と、前記蓄電システムの状態を表す状態値と、家電機器の状態を表す状態値をそれぞれ通信により取得し、前記計測機器と前記発電システムと前記蓄電システムと前記家電機器とを制御するコントローラと、
    を備え、
    前記蓄電システムは、外部から前記宅内への電力の供給の停止を検出すると、前記外部の電力系統から前記宅内の電力線を遮断し、前記蓄電池から前記家電機器への電力の供給を開始し、
    前記コントローラは、
    外部から前記宅内へ電力が供給されている、前記各状態値を取得する通信の頻度を第1の通信頻度に設定
    外部から前記宅内へ電力が供給されず、前記蓄電池が前記家電機器への電力の供給を開始すると、前記各状態値を取得する通信の頻度を前記第1の通信頻度より少ない第2の通信頻度に変更し、
    外部から前記宅内への電力の供給が再開されると、前記各状態値を取得する通信の頻度を前記第2の通信頻度から前記第1の通信頻度に変更する、
    エネルギーマネジメントシステム。
  2. 前記蓄電システムは、外部から前記宅内への電力の供給の停止を検出した後、且つ、前記蓄電池から前記家電機器への電力の供給を開始する前に、動作が停止されている前記家電機器の状態の確認をユーザに促す自立運転移行前情報を出力する、
    請求項1に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  3. 前記蓄電システムは、外部から前記宅内への電力の供給の停止を検出した後、前記蓄電池から前記家電機器への電力の供給を開始する旨の第1の指示入力をユーザから受け付けた場合に、前記蓄電池から前記家電機器への電力の供給を開始する、
    請求項1または2に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  4. 前記コントローラは、前記蓄電池から前記家電機器への電力の供給が開始された後、動作が再開された前記家電機器の状態の確認をユーザに促す自立運転移行後情報を出力する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  5. 前記コントローラは、前記蓄電池から前記家電機器への電力の供給が開始された後、電力の供給が可能な時間の長さ、ユーザが使用可能な前記家電機器及び機能、電力の供給が可能な時間を長くさせるアドバイス、のうち少なくともいずれか1つを含む自立運転時情報を出力する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  6. 前記コントローラは、前記蓄電池から前記家電機器への電力の供給が開始された後、前記家電機器の動作を制限する指示を前記家電機器に送信し、
    前記家電機器は、前記指示を受信し、前記受信した指示に基づいて、動作を制限する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  7. 前記蓄電システムは、外部から前記宅内への電力の供給の再開を検出した後、外部から前記家電機器への電力の供給を開始する旨の第2の指示入力をユーザから受け付けた場合に、外部から前記家電機器への電力の供給を開始する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  8. 前記蓄電システムは、外部から前記宅内への電力の供給の再開を検出した後、且つ、外部から前記家電機器への電力の供給を開始する前に、動作が停止されている前記家電機器の状態の確認をユーザに促す系統連携移行前情報を出力する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  9. 前記コントローラには、前記蓄電システムから電力が供給されており、
    前記蓄電システムは、外部から前記宅内への電力の供給の停止を検出すると、停電した旨を前記コントローラに通知し、
    前記コントローラは、前記通知を受信すると、停電した旨を示す情報を出力する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  10. 前記コントローラには、前記蓄電システムから電力が供給されており、
    前記自立運転移行前情報は、前記蓄電システムから出力される代わりに、前記コントローラから出力される、
    請求項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  11. 宅内の環境の状態を表す状態値を計測する計測ステップと、
    前記計測ステップにおいて計測された状態値と、前記宅内に設置される発電システムの状態を表す状態値と、前記宅内に設置される蓄電システムの状態を表す状態値と、前記宅内に設置される家電機器の状態を表す状態値をそれぞれ取得し、前記発電システムと前記蓄電システムと前記家電機器とを制御する制御ステップと、
    を備え、
    前記制御ステップでは、
    外部から前記宅内へ電力が供給されている、前記各状態値を取得する通信の頻度を第1の通信頻度に設定
    外部から前記宅内へ電力が供給されず、前記蓄電システムが備える蓄電池が前記家電機器への電力の供給を開始すると、前記各状態値を取得する通信の頻度を前記第1の通信頻度より少ない第2の通信頻度に変更し、
    外部から前記宅内への電力の供給が再開されると、前記各状態値を取得する通信の頻度を前記第2の通信頻度から前記第1の通信頻度に変更する、
    エネルギー管理方法。
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