JP5805007B2 - 流路切替機構 - Google Patents

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本発明は流路切替機構に関するものである。
従来、シール部材が所定の範囲で移動、変形することで、シール部材と軸、およびシール部材とプラグとが密着し、排気ガスが排気ガス通路内から漏れることを抑制するものが特許文献1に開示されている。
特開2005−120932号公報
しかし、上記の発明では、シール部材が本来の位置から軸に対して斜めに傾いた場合にシール部材と軸との間、またはシール部材とプラグとの間に隙間が生じ、排気ガスが排気ガス通路から漏れる、といった問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決するために発明されたもので、シール部材が傾いた場合であっても、排気ガスの漏れを抑制し、シール性を向上することを目的とする。
本発明のある態様に係る流路切替機構は、流体が流れる流路を形成するケースと、流体の流れ方向に交差する方向に延び、ケースに挿入され、軸受部によって回動可能に支持される軸部と、流路内に設けられ、軸部に連結し、軸部と一体となって回動し、流体の流れ方向を切り替える切替部と、軸部の外周に設けられ、軸受部に当接して軸部の軸方向への移動を規制する凸部と、凸部と線接触するシール部とを備える。
この態様によると、軸部に設けた凸部とシール部とが線接触することで、シール部が傾いても凸部とシール部とが接触した状態を維持することができるので、シール性を向上することができる。
流路切替機構の断面図である。 シール部材付近の拡大図である。
本発明の実施形態の構成を図1、図2を用いて説明する。
図1は、本実施形態の流路切替機構の断面を示す図である。図2はシール部材付近の拡大図である。
流路切替機構1は、ケース2と、軸部3と、第1スプール4と、第2スプール5と、切替部6と、第1軸受部7と、第2軸受部8、シール部材9とを備える。
ケース2は、例えばエンジンから排出される排気ガスなどの流体が流れる流路を形成する流通部10と、第1収容部11と、第2収容部12とを備える。
第1収容部11は、流通部10に設けた連通孔10aから流路とは反対側に向けて突出する。第1収容部11は、円筒形状であり、軸部3が挿入され、シール部材9、第1スプール4、および第1軸受部7を収容する。第1収容部11は、流路内の圧力が低い場合に、シール部材9が流路内に落下しないようにシール部材9の外周端を支持するストッパー11aを備える。第1収容部11は、シール部材9、第1スプール4、および第1軸受部7が流通部10の内壁よりも流路側に出ないように形成される。
第2収容部12は、流路を挟んで第1収容部11とは反対側の位置に形成され、軸部3の軸方向に沿って流路とは反対側に向けて突出する。第2収容部12は、有底の円筒形状である。第2収容部12は、軸部3が挿入され、第2スプール5、および第2軸受部8を収容する。第2収容部12は、第2スプール5、および第2軸受部8が流通部10の内壁よりも流路側に出ないように形成される。
軸部3は、流体の流れ方向に対して交差する方向に延び、第1収容部11に設けた第1軸受部7、および第2収容部12に設けた第2軸受部8によって回動可能に支持されている。軸部3はアクチュエータ(図示せず)の動きに応じて軸部3の軸心を中心に回動する。
シール部材9は、円形の薄板であり、中心に軸部3が貫通する貫通孔9aを備える。シール部材9は、軸部3の軸方向の断面において全体として略V字形状となる、すり鉢形状である。シール部材9は、軸部3の軸方向における断面の形状がR形状となる第1曲面部9bを複数備えた波形状である。シール部材9は、第1軸受部7よりも流路側に設けられ、流路内の圧力に応じて軸部3の軸方向に沿って移動し、第1スプール4、第1軸受部7、またはストッパー11aに当接する。シール部材9は、流路内の圧力が高くなると、流路とは反対側、つまり第1スプール4側に突出するように形成された第1曲面部9bが第1スプール4、または第1軸受部7に線接触する。
第1スプール4は、軸部3の外周壁から突出し、軸部3を周方向に一周して形成される。第1スプール4は軸部3の外周壁に環状に形成される。第1スプール4は、第1軸受部7よりも流路側の軸部3に設けられ、第1収容部11に収容される。第1スプール4の外周には軸部3の軸方向における断面の形状がR形状となる第2曲面部4aが形成される。流路とは反対側の第2曲面部4aは第1軸受部7に当接する。一方、流路側の第2曲面部4aには、流路の圧力が高い場合にシール部材9の第1曲面部9bが当接する。
第2スプール5は、第1スプール4と同様に軸部3の外周壁に環状に形成され、外周には軸方向における断面の形状がR形状となる第3曲面部5aが形成される。第2スプール5は、第2軸受部8よりも流路側の軸部3に設けられ、第2収容部12に収容される。流路とは反対側の第3曲面部5aは第2軸受部8に当接する。このように、第1スプール4が第1軸受部7に当接し、第2スプール5が第2軸受部8に当接することで、軸部3、および切替部6は軸方向への移動が規制される。
切替部6は、軸部3に連結し、軸部3の回動に応じて流路内を回動する。切替部6は、流路を流れる流体の流れ方向を切り替える。
次に本実施形態の作用について説明する。
流路内に流体が流れていない場合、または流路内を流れる流体の流量が少なく、流路内の圧力が低い場合には、シール部材9の外周端がストッパー11aに当接し、シール部材9と第1スプール4、シール部材9と第1軸受部7とは接触していない。この状態で流路内を流体が流れる場合があるが、シール部材9を波形状とすることで、シール部材9と軸部3および第1スプール4との間、またはシール部材9と第1収容部11および第1軸受部7との間を通って流れる流体の経路が湾曲した経路となり、この経路によるラビリンス効果によって流体が流路から漏れることを抑制することができる。
流路内を流れる流体の流量が増加し、流路内の圧力が高くなると、シール部材9は、第1スプール4、第1軸受部7側に押し上げられ、軸部3の軸方向に沿って移動する。シール部材9は、軸方向のシール部材9の断面が波形状となっているので、受圧面積が大きく、流路内の圧力上昇に応じて素早く移動する。
押し上げられたシール部材9は、第1曲面部9bが第1スプール4と線接触し、流体が流路から漏れることを抑制する。また、第1スプール4と接触する第1曲面部9bとは別の第1曲面部9bが第1軸受部7と線接触し、流体が流路から漏れることを抑制する。シール部材9の第1曲面部9bはR形状となっている。そのため、シール部材9が第1収容部11内で傾いた場合であっても、シール部材9と、第1スプール4、および第1軸受部7とは線接触し、シール性を保つことができる。また、シール部材9を波形状とすることで受圧面積が大きくなるので、流路内の圧力が高くなった場合に、流路内の圧力によってシール部材9を第1スプール4、および第1軸受部7に確実に押し付けることができ、シール性を向上することができる。
流路内の圧力が低くなると、シール部材9は重力によって流路側に移動し、シール部材9の外周端がストッパー11aに当接し、シール部材9が流路内に落ちることはない。
本発明の実施形態の効果について説明する。
軸部3に設けた第1スプール4と、シール部材9とを線接触させることで、シール部材9が第1収容部11内で傾いた場合でも、シール部材9と第1スプール4、および第1軸受部7とが線接触した状態を保つことができ、シール性を向上することができる。
第1収容部11内に第1軸受部7、第1スプール4およびシール部材9を収容することで、流路を流れる流体が受ける抵抗を小さくすることができる。
シール部材9に第1曲面部9bを設け、第1曲面部9bと第1スプール4とを線接触することで、シール部材9が第1収容部11内で傾いた場合でも、シール部材9によるシール性を保つことができる。また、シール部材9に第1曲面部9bを設けてシール部材9を波形状とすることで、シール部材9の受圧面積を大きくし、流路内の圧力が高くなった場合に、シール部材9を素早く動かすことができ、さらにシール部材9を第1スプール4、および第1軸受部7に押し付けることができ、シール性を向上することができる。
また、流路内の圧力が低く、シール部材9と第1スプール4とが接触していない場合でも、シール部材9に第1曲面部9bを設けることで、シール部材9と軸部3および第1スプール4との間、またはシール部材9と第1収容部11および第1軸受部7との間を通って流れる流体の経路を湾曲した経路とすることができ、この経路によるラビリンス効果によって流体が流路から漏れることを抑制することができる。また、第1スプール4に第2曲面部4aを設け、第2曲面部4aとシール部材9とを線接触することによっても、同様の効果を得ることができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
本実施形態では、シール部材9を波形状としたが、これに限られることはなく、例えば平板形状としてもよい。
本実施形態では、第1曲面部9b、第2曲面部4aの形状をR形状としたが、これに限られず軸方向における断面が曲面形状となればよい。
本実施形態では、シール部材9に第1曲面部9bを設け、第1スプール4に第2曲面部4aを設けたが、いずれか一方のみを設けてもよい。
1 流路切替機構
2 ケース
3 軸部
4 第1スプール(凸部)
4a 第2曲面部
6 切替部
7 第1軸受部(軸受部)
9 シール部材(シール部)
9b 第1曲面部
10 流路
11 第1収容部(収容部)

Claims (4)

  1. 流体が流れる流路を形成するケースと、
    前記流体の流れ方向に交差する方向に延び、前記ケースに挿入され、軸受部によって回動可能に支持される軸部と、
    前記流路内に設けられ、前記軸部に連結し、前記軸部と一体となって回動し、前記流体の流れ方向を切り替える切替部と、
    前記軸部の外周に設けられ、前記軸受部に当接して前記軸部の軸方向への移動を規制する凸部と、
    前記凸部と線接触するシール部とを備えることを特徴とする流路切替機構。
  2. 前記軸部の軸方向に沿って前記流路とは反対側に突出し、前記軸受部、前記凸部、および前記シール部を収容する収容部を備えることを特徴とする請求項1に記載の流路切替機構。
  3. 前記シール部は、第1曲面部を備え、前記第1曲面部と前記凸部とが線接触することを特徴とする請求項1または2に記載の流路切替機構。
  4. 前記凸部は、第2曲面部を備え、前記第2曲面部と前記シール部とが線接触することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の流路切替機構。
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