JP5802299B2 - 資金融通サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、資金融通サーバ及び資金融通方法に関し、例えば、車両をオークションに出品する際に資金を融通するものである。
現在、国内では年間800万台程度の中古車が流通しており、これらは全国各地に設置された車両オークション(オートオークション)市場で売買されている。
図8は、従来例に係る車両オークションシステムの仕組みを説明するための図である。
車両オークションシステム100は、ネットワーク上で車両を競りにかける市場であって、競りを仲介するオークション会社2、車両を出品する出品店3、及び出品された車両を競り落とす複数の参加店4などから構成されている。
以下、オークションの手順を図中の括弧に示した番号に従って説明する。
(1)まず、出品店3が車両をオークション会社2に出品する。
オークション会社2は、オークションにかけられる車両を確保しておく駐車場を備えており、出品店3は、ここに車両搬入し、諸手続を行って出品する。
(2a、2b)次に、競りが行われる。
オークション会社2に出品される車両に対してはオークションにかけるスケジュールが決められており、決められた時間になると該当する車両のオークションが開始される。
車両は、このようにして1台ずつネットワーク上でオークションにかけられる。オークションに要する時間は、車両1台あたり数十秒である。
オークションの競りは、次のように行われる。
出品店3は、売り端末8をオークション会社2のオークションサーバ6に接続し、一方、参加店4は競り端末9をオークションサーバ6に接続してオークションに参加する。
(2a)オークションサーバ6は、予定の時間になると対象となる車両のオークションを開始し、参加店4は、競り端末9に付随する競り釦を押下して車両の落札価格を競り上げていく。
車両には、出品店3が決めた開始価格が設定してあり(通常、開始額は落札予想価格より低く設定されている)、競り釦が押されるたびに、所定金額(例えば、3000円)ずつ落札価格が上がっていく。
(2b)出品店3は、売り端末8から競り上がっていく落札価格を観察し、自分が売ってもよいと思う価格に達したときに売り端末8に付随する売り釦を押下する。
オークションサーバ6は、売り釦が押された以降は、売り釦が1秒以内に押され続ける限りオークションを続行する。
(3)1秒以内に売り釦が押されない場合、最後に競り釦を押下した参加店4がその落札価格で車両を落札してオークションが終了する。
また、出品店3が所定時間内に売り釦を押下しない場合は、流札となってオークションが終了する。流札となった場合、出品店3は、次回のオークションに再出品することができる。
(4)車両が落札された後、出品店3は、オークション会社2を介して、あるいは直接に車検証などの登録関連書類を落札した参加店4に渡す。
(5)落札した参加店4は、オークション会社2を介して、あるいは直接に落札代金を出品店3に入金する。
車両オークションは、以上のように行われるが、中古自動車の流通を支援する技術として次の特許文献1の「中古自動車売買支援装置」がある。この技術は、中古車の売買価格を適正に決定するものである。この技術を用いれば、車両オークションに出品する車両の価格を適正に評価することができる。
ところで、出品店3は、車両をオークションに出品した場合、当該車両が落札されて参加店4から入金されるまで当該車両を現金化できないという問題があった。
車両オークションは、週1回程度の頻度で開かれるため、流札して再出品する場合は、数週間もの間車両に資金が固定されることとなり、出品店3の資金繰りに影響する場合もあった。
特開2007−334873号公報
本発明は、車両オークションの出品者に車両落札前の資金を融通することを目的とする。
請求項1記載の発明では、オークション事業者が行うオークションに車両を出品する出品者に対して、資金融通者が前記車両を購入することで前記車両に対応する落札前の資金を融通し、且つ、オークション事業者との間でオークションが流札となった場合、当該車両を推定落札金額で買い取ることを前提とし、前記出品者が前記車両を前記オークションでオークション参加者に落札させた後、前記資金融通者が落札代金を受け取って、当該受け取った落札代金から前記融通した資金を含む金額を差し引くことで、清算を行う資金融通システムで使用する資金融通サーバであって、前記出品者が出品する車両の前記オークションにおける推定落札金額をオークション事業者のコンピュータから取得して記憶する評価値取得手段と、前記記憶した推定落札金額に基づいて前記出品者に融通する融通金額を決定して記憶する融通金額決定手段と、前記出品者から前記車両を、前記融通金額決定手段が決定して記憶した融通金額で購入する購入手段と、前記記憶した融通金額を出力する融通金額出力手段と、前記購入手段で前記車両を購入した場合、所定の期間出品者に対し、前記車両を買い戻す権利であるコールオプションを付与するコールオプション付与手段と、前記車両が前記オークションで流札となった場合、前記出品者に対して、再出品するか、前記コールオプション付与手段で付与したコールオプションを実行するか否かの意思確認を行う意思確認手段と、前記車両が前記オークションで流札となって再出品する回数を計数して記憶する回数計数手段を具備し、前記記憶した回数が所定値に達した場合、前記意思確認手段が、前記出品者に対して、再出品するか、前記コールオプション付与手段で付与したコールオプションを実行するかの意思確認を行うことを特徴とする資金融通サーバを提供する。
本発明によれば、オークションに係る車両に対応する代金を出品者に提供することにより出品者に車両落札前の資金を融通することができる。
車両オークションシステムの構成を説明するための図である。 管理サーバのハードウェア的な構成を示した図である。 データベースの構成を説明するための図である。 車両オークションシステムの業務の流れを説明するためのフローチャートである。 車両オークションシステムの業務の流れを説明するためのフローチャートである。 管理サーバとオークションサーバが行う情報処理を説明するためのフローチャートである。 評価額の決定方法を説明するための図である。 従来例を説明するための図である。
(1)実施形態の概要
出品店3(図1)は、オークション会社2に車両を出品し、オークション会社2は、車両を評価して評価額を資金融通会社5に伝える。資金融通会社5は、評価額に基づいて融通金額を決定して出品店3に融通金を支払う。
その後、出品店3は、オークションで車両をできるだけ高い価格で参加店4に競り落とさせる。
資金融通会社5は、参加店4が支払った落札代金を受領して、融通金と落札代金の差額を出品店3との間で清算する。
以上の車両オークションシステム1において、オークションサーバ6は、車両の評価額を計算して管理サーバ7に通知し、管理サーバ7は、当該評価額に基づいて融通金額を決定して出力する。
(2)実施形態の詳細
図1は、本実施の形態に係る車両オークションシステム1の構成を説明するための図である。
車両オークションシステム1は、オークション会社2、出品店3、参加店4、及び出品店3に資金を融通する資金融通会社5を用いて構成されている。
オークション会社2は、中古自動車のオークションを運営する事業者であって、出品店3から駐車場に車両を搬入してもらい、オークションサーバ6を用いてこれらをオークション(競り)にかける。
なお、本実施の形態では、オークション会社2は、中古自動車をオークションにかけるものとするが、オートバイや建築車両といった特殊車両など、他の形態の車両でもよい。
出品店3は、車両の売り手側の事業者であって、仕入れてきた車両をオークション会社2の開催するオークションで競りにかける。
出品店3は、売り端末8をオークションサーバ6に接続し、売り手としてオークションに参加する。
参加店4は、オークションにかけられた車両を落札する買い手側の事業者であり、競り端末9からオークションサーバ6に接続して、オークションにかけられている車両を競り落とす。出品店3が参加店4に車両を競り落とさせる手順は従来例と同様である。
資金融通会社5は、出品店3に落札前の資金を融通する事業者である。
資金融通会社5は、オークション会社2が決定した車両の評価額に基づいて融通金額を決定し、出品店3に対して車両を型に融通金を支払う。
資金融通会社5と出品店3の間の契約の内容は自由であるが、本実施の形態では、資金融通会社5は、評価額の一定割合(7割)で出品店3から車両を購入し、一定期間の間、出品店3は、車両を買い戻すことができるという形で出品店3に融資金を支払う。
そのため、オークション会社2における車両の出品者の名義もこれに従って出品店3から資金融通会社5に変更される。
このように、本実施の形態では、一定期間の間買い戻しができるとの条件を付した売買契約を結ぶが、例えば、車両を担保に資金融通会社5が出品店3に融資するという形態も可能である。
また、資金融通会社5は、オークション会社2と予め業務提携しており、資金融通会社5が出品店3に資金を融通するに際して情報の共有やその他必要な諸手続を行うようになっている。
なお、本実施の形態では、オークション会社2が車両の評価額を決定するが、オークション会社2や資金融通会社5などから独立した評価会社(所定の評価事業者)が行うようにしてもよい。この場合、図1に評価会社が加わり、評価会社のサーバが評価額を例えば回帰分析などを用いて決定したり、決定した評価額をオークションサーバ6に送信したりする。
以上のように構成された車両オークションシステム1の動きを図1に括弧で示した番号に従って説明する。
(1)車両の出品
出品店3は、オークション会社2に車両を出品するための手続書類である出品票と、資金融通会社5の資金融通サービスを受けるための手続書類である資金融通申込書をオークション会社2に提出し、車両をオークション会社2の駐車場に搬入する。
オークション会社2は、車両が搬入されると、例えば、車種、年代、走行距離、事故歴などの車両データから車両を評価し、評価額を決定する。この評価額は、過去の同様の車両の落札記録から、この車両がオークションで落札されると推定される価格である。この評価額は、オークション会社2から出品店3に通知される。
なお、本実施の形態では、オークション会社2は、評価額を決定するが、これは、評価を点数化した評価点であってもよい。
(2)登録関連書類の送付
出品店3は、オークション会社2から評価額を通知されると、この評価額を承諾した後、資金融通会社5の提供する資金融通サービスを受ける旨の契約書をオークション会社2に送る。
そして、出品店3は、有効期間が所定期間(例えば、2ヶ月)以上残存している登録関連書類(車検証など)をオークション会社2に郵送などによって送付する。
(3)評価額の通知
オークション会社2は、出品店3が資金融通サービスの利用を希望する場合、車両の評価額を資金融通会社5に通知する。この際に、出品店3の出品票に記載された情報など必要な情報がオークション会社2から資金融通会社5に通知される。なお、出品店3は、資金融通会社5の資金融通サービスに予め会員登録してある。
(4)融通代金の価格提示
資金融通会社5は、車両の評価額を受けると、これに所定の係数(例えば、70%)を乗じた値を車両に対応する融通金の金額として出品店3に提示し、資金融通サービスの提供に係る契約書を出品店3との間で交わす。
この契約では、(a)出品店3は、融通金の金額にて車両を資金融通会社5に売却する一方、所定期間の間、出品店3は、資金融通会社5から車両を融通金の金額にて買い戻せる(買う権利、即ちコールオプションに該当する)ことができる旨、(b)出品店3がオークションで車両を融通金よりも高い金額で売却することに成功した場合、落札価格と融通金との差額を特別加算金として資金融通会社5が出品店3に支払う旨、(c)オークションには所定回数再出品できる旨(d)車両が最終的に流札し、出品店3が車両の買い戻しをしない場合(コールオプションを実行しない場合)は、資金融通会社5の当該車両の所有が確定する旨が規定されている。
(5)融通金の支払
出品店3と資金融通会社5の間で契約が成立すると、資金融通会社5は、出品店3に融通金を支払う。
(6a、6b)オークションで競りに参加
出品店3は、資金融通会社5から融通金を得て資金繰りなどをする一方、車両のオークションに売り手として参加する。一方、参加店4は、買い手としてオークションに参加する。
(6a)参加店4は、買い釦を押下して車両の値段を競り上げていく。
(6b)オークションの方法は従来例と同じであり、出品店3は、売り端末8からオークションサーバ6の競りの状況を観察し、売りたい値段に達した場合は、売り釦を押下する。
(7)落札
出品店3が、売り釦を押下した後、最も高い値段を付けた参加店4が車両を落札する。
一方、流札した場合、出品店3は、所定回数(例えば、3回)だけ再出品することができ、次回のオークションで売却の機会を窺う。又は、出品を取りやめ、コールオプションを実行して車両を資金融通会社5から買い戻してもよい。
(8)落札代金の入金
車両を入札した参加店4は、車両の代金をオークション会社2に入金し、オークション会社2は、これを資金融通会社5に入金する。又は、参加店4が直接資金融通会社5に入金してもよい。
(9)融通金と落札代金の差額清算
資金融通会社5は、落札代金を受け取ると、融通金額との差額を計算して出品店3に支払って清算する。
なお、出品店3には融通金額以上の金額で落札させることが求められており、落札代金の方が融通金額より高くなるようになっている。
又は、落札代金が融通金額を下回る場合、出品店3が資金融通会社5に差額を支払うように契約を結ぶこともできる。
以上のように、車両オークションシステム1では、出品店3は、車両をオークションに出品し、高い金額での落札を狙いつつ、車両の評価額に応じた金額を資金融通会社5に支払ってもらうことができる。
そのため、出品店3は、落札代金が入金される前であっても、車両を現金化することができる。
また、出品店3は、オークションに参加して融通金額よりも高い金額で車両を落札させた場合、融通金額と落札金額との差額を資金融通会社5に清算してもらうことができる。
更に、所定期間内であれば、コールオプションを実行し、コールオプションの設定価格(本実施の形態では融通金額)で車両を資金融通会社5から買い戻すことができる。
一方、資金融通会社5は、出品店3に資金を融通するに際して出品店3から手数料を得ることができる。
また、車両と登録関係書類は提携先であるオークション会社2で押さえているため、出品店3が流札してコールオプションを実行しない場合、車両を融通金額で(通常は評価額の70%程度)で入手することができる。
更に、オークション会社2は、資金融通サービスを利用してもらうことにより出品者を増やすことができる。
ところで、出品店3がコールオプションを実行せず、資金融通会社5が車両を入手した場合、これをオークション会社2が買い取るように資金融通会社5とオークション会社2の間で契約を結んでおくと、評価額を適正化することができる。
即ち、出品店3は評価額を上げてもらいたいと思っており、オークション会社2(評価会社が評価額を決定する場合は評価会社)は、評価額を上げて出品を増やしたいと思っている。
しかし、評価額を上げると資金融通会社5が出品店3に支払う融通金の金額が高くなり、出品店3がコールオプションを実行しないことにより、資金融通会社5に市場価格よりも高い金額で車両を買い取らせることも可能となってしまう。
そこで、流札となった場合に最終的にオークション会社2が車両を融通金額で買い取る旨の取り決めをしておくと、オークション会社2は、なるべく安く車両を買いたいため、これが抑止となってオークション会社2に適正な評価額を設定させることができる。
また、資金融通会社5が評価額を設定すると、融通金の金額を抑えるために低めに評価したのではないかとの疑義が生じるが、オークション会社2が評価額を設定することにより評価額の公正さを担保することができる。
図2は、管理サーバ7のハードウェア的な構成を示した図である。
管理サーバ7は、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72、RAM(Random Access Memory)73、入力部74、出力部75、通信制御部76、記憶部77などから構成されている。
CPU71は、中央処理装置であって、オークションサーバ6から評価額を受信して融通金の金額を計算して出力したり、資金融通サービスに加入する会員の管理を行ったりする。
ROM72は、読み取り専用メモリであって、管理サーバ7が動作する際の基本的なプログラムやパラメータを記憶している。
RAM73は、読み書き可能なメモリであってCPU71が情報処理する際のワーキングメモリを提供する。
入力部74は、例えば、キーボード、マウスなどの入力装置を備えており、例えば、管理サーバ7の保守の際に入力を受け付ける。
出力部75は、例えば、ディスプレイ、プリンタなどの出力装置を備えており、各種情報を出力する。
通信制御部76は、インターネットなどの通信ネットワークに接続し、売り端末8、オークションサーバ6などと通信を行う。
記憶部77は、例えば、ハードディスクなどの大容量の記憶媒体を備えており、CPU71が実行するプログラムを格納するプログラム格納部と、データベースを格納するデータ格納部が設けられている。
以上、管理サーバ7の構成について説明したが、オークションサーバ6、売り端末8、競り端末9のハードウェア的な構成も管理サーバ7と同様である。
オークションサーバ6のCPUは、過去のデータに基づいて車両の評価額を計算したり、ネットワーク上でオークションを実行したりする。
売り端末8の入力部には、売り釦が接続されており、出品店3が売り釦を押下するとその旨の信号がオークションサーバ6に送信される。
競り端末9の入力部には、競り釦が接続されており、参加店4が競り釦を押下するとその旨の信号がオークションサーバ6に送信される。
なお、本実施の形態では、オークションサーバ6と管理サーバ7を別体として構成したが、オークションサーバ6と管理サーバ7の機能を1台のサーバで実現し、これをオークション会社2に設置してもよい。
この場合、オークション会社2が資金融通会社5としての機能を担い、オークション会社2が出品店3に対して資金を融通することになる。
図3(a)は、オークションサーバ6が備えるオークションDB(データベース)の論理的な構成の一例を示した図である。
「出品ID」は、出品店3が出品する車両に付与されたIDであって、当該車両のオークションは、出品IDにより特定される。
「出品店ID」は、出品店3を特定するIDである。
「車両データ」は、車種、年代、走行距離、事故歴など、車両の評価額を決定するために必要なデータである。
「評価額」は、オークションサーバ6が当該車両に対して算出した評価額であり、融通金の金額決定の基となる額である。
「資金融通システム利用」は、資金融通会社5が提供する資金融通システムを利用するか否かを表すフラグであり、利用する場合は「1」、利用しない場合は「0」となっている。
オークションサーバ6は、当該フラグが「1」であるオークション案件に関しては、評価額を管理サーバ7に送信するなど、資金融通システムに対応した動作を行い、「0」であるオークション案件に関しては従来のオークションと同様に動作する。
「会員ID」は、出品店3の資金融通サービスでの会員IDである。この会員IDは、管理サーバ7に送信され、管理サーバ7は、会員を特定することができる。
「開始時間」は、当該車両のオークションを開始する時間である。この時間は公開され、参加店4は、これを見て当該開始時間になるとオークションに参加する。
「開始価格」は、オークションの開始時の価格であり、評価額を基にオークションサーバ6が計算する。
「落札店ID」は、車両をオークションで落札した参加店4のIDである。
「落札価格」は、参加店4が車両を落札した価格である。
図3(b)は、管理サーバ7が備える融通管理DBの論理的な構成の一例を示した図である。融通管理DBは、記憶部77(図2)のデータ格納部に記憶される。
「会員ID」は、出品店3の資金融通サービスでの会員IDである。
「出品ID」と「評価額」は、オークションサーバ6から通知された出品IDと評価額である。
「融通金額」は、管理サーバ7が評価額を基に算出した融通金額である。
「承諾」は、出品店3が当該オークション案件について資金融通サービスの適用を受けることを承諾したか否かを表すフラグである。承諾した場合は「1」となっており、承諾しない場合は「0」となっている。
「出品回数」は、出品店3が車両を出品した回数である。車両が流札して再出品するごとに出品回数は増えていく。管理サーバ7は、オークションサーバ6から当該車両が出品されるたびにこれを計数し、「出品回数」に入力する。
「落札」は、落札の有無を表すフラグであり、落札された場合は「1」に、まだ落札されていない場合は「0」に設定される。「落札」は、デフォルトでは「0」に設定され、管理サーバ7は、オークションサーバ6から落札の通知を受けるとこれを「1」にする。
「買い戻し」は、出品店3がコールオプションを実行したか否かを表すフラグであり、実行した場合は「1」、実行していない場合は「0」となっている。
この他、融通管理DBには、オークションサーバ6が登録関連書類を受け取ったか否かを表すフラグや落札金額、及び落札金額と融通金額の差分から計算した特別加算金なども記憶している。
図4は、車両オークションシステム1の業務の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、出品店3は資金融通会社5に対して会員登録する(ステップ5)。
次に、出品店3は、オークション会社2にオークションにかける車両を搬入し(ステップ10)、出品票を提出する(ステップ15)。また、出品店3は、資金融通サービスの申込書も提出する(ステップ20)。
オークション会社2は、搬入された車両を確認して評価額を決定し、出品店3に通知する(ステップ25)。
出品店3は、当該評価額を承諾し(ステップ30)、資金融通サービスを受けるための融通契約書や車両の登録関連書類をオークション会社2に送る(ステップ35)。
そして、オークション会社2は、融通契約書や出品票の内容、及び評価額を資金融通会社5に通知する(ステップ40)。
なお、ステップ40で、オークション会社2が資金融通会社5に登録関連書類を送付し、資金融通会社5が登録関連書類を保管するように構成してもよい。この場合、資金融通会社5は、より確実に車両を押さえることができる。
資金融通会社5は、これらの情報を受け取ると、契約が成立した旨を出品店3とオークション会社2に通知し(ステップ45)、出品店3に融通金を支払う(ステップ50)。
そして、出品店3は、融通金を受領し(ステップ55)、事業の運転資金として有効活用する。これによって、出品店3のキャッシュフローが改善する。
図5は、車両オークションシステム1の業務の流れを説明するためのフローチャートの続きである。
オークション会社2は、スケジュールに従って車両のオークションを実施する(ステップ105)。
参加店4は、競り釦によって車両の落札価格を競り上げ、一方、出品店3は、なるべく高く売ろうと売り釦を押す機会を窺う。
資金融通会社5は、オークションを観察し、成約の状況を確認する(ステップ110)。
オークションが成約した場合(ステップ115;Y)、オークション会社2は、落札価格などが記されたオークション計算書を資金融通会社5に送ると共に(ステップ120)、落札者から入金された代金を資金融通会社5に入金する(ステップ125)。
次に、資金融通会社5は、入金された金額の内、融通金額を越える分を特別加算金として出品店3に支払う(ステップ130)。
そして、出品店3は、特別加算金を受領する(ステップ140)。
また、オークションが成約しなかった場合(ステップ115;N)、オークション会社2は、オークションを終了する。
なお、管理サーバ7は、特別加算金をディスプレイやプリンタに出力する他、特別加算金の金額を振込指示ファイルとして出力し、これを金融機関サーバに送信して振込の手配を行うこともできる。
一方、出品店3は、オークションが成約した場合(ステップ135;Y)、資金融通会社5から特別加算金を受領する(ステップ140)。
オークションが成約しなかった場合(ステップ135;N)、出品店3は、当該成約しなかった(流札した)オークションが3回目までのオークションであるか否かを判断する(ステップ145)。出品店3は、車両が流札した場合、4回まで再出品することができる。
成約しなかったオークションが3回目までのオークションでなかった場合、即ち、流札したオークションが4回目のオークションであった場合(ステップ145;N)、出品店3は、後述のステップ155に移行し、車両を買い戻すか否かを判断する(ステップ155)。
成約しなかったオークションが3回目までのオークションであった場合(ステップ145;Y)、出品店3は、車両を再出品するか否かを判断する(ステップ150)。
再出品する場合は(ステップ150;Y)、ステップ105に戻って次回のオークションに出品する。
再出品しない場合(ステップ150;N)、出品店3は、更に、買い戻し処理を行うか否かを判断する(ステップ155)。
買い戻す場合(ステップ155;Y)、出品店3は、次の買い戻し処理を行う(ステップ160)。
出品店3は、買い戻し依頼書を資金融通会社5に送り、資金融通会社5は、買い戻し金額を記した清算書兼請求書を出品店3に送る。
そして、出品店3は、清算書兼請求書に従って、融通金に対応する金額を資金融通会社5に入金する。
資金融通会社5は、入金を受け付けると出品キャンセル依頼をオークション会社2に対して行う。
オークション会社2は、資金融通会社5から出品キャンセル依頼を受けると、出品店3に登録関連書類などを送付した上、車両をオークション会社2の駐車場から搬出する。
一方、車両を買い戻さない場合(ステップ155;N)、出品店3は、その意思を資金融通会社5に伝え、車両は資金融通会社5に帰属することが確定する。
また、資金融通会社5に帰属した車両をオークション会社2が買い取る契約となっている場合は、最終的にオークション会社2に帰属する。
なお、4回目のオークションが流札になった場合、追加の料金を資金融通会社5に支払って、流札になった車両を対象に再度資金融通サービスを受けて新たに出品することも可能である。
また、追加の料金を他の車両によって代替することも可能であり、この場合、資金融通会社5は、他の車両の評価額によって追加の料金を清算する。
図6は、以上の資金融通サービスで資金融通会社5の管理サーバ7と、オークション会社2のオークションサーバ6が行う情報処理を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、管理サーバ7のCPU71と、オークションサーバ6のCPUが所定のプログラムに従って行うものである。
まず、オークションサーバ6は、出品店3から車両の出品を受け付けると(ステップ205)、出品IDを採番し、オークションDBに当該出品用の欄を設ける。そして、オークションサーバ6は、オークションDBの「出品店ID」、「車両データ」、・・・などの項目の入力を受け付ける。
オークションサーバ6は、オークション会社2の担当者から入力を受け付けることによりこれらの処理を行う。
次に、オークションサーバ6は、オークションDBから当該車両の車両データを取得し(ステップ215)、当該車両の評価額を計算する(ステップ220)。
オークションサーバ6には、過去の同類の車両の落札価格を用いて出品に係る車両の落札価格を推定するアルゴリズムがプログラム化されてインストールされており、本実施の形態では、このプログラムによって計算した推定落札価格を評価額としている。なお、推定落札価格に所定係数を乗じた値を評価額とするなど、推定落札価格に基づいた他の値を評価額としてもよい。
次に、オークションサーバ6は、会員IDと評価額を管理サーバ7に送信する(ステップ225)。
管理サーバ7は、会員IDと評価額を受信し(ステップ230)、まず、会員IDにより出品店3を特定する。
そして、管理サーバ7は、融通管理DBに出品店3の当該車両用の欄を設け、オークションサーバ6から受信した評価額を入力する。
次に、管理サーバ7は、評価額を基に融通金の金額を計算して融通管理DBに入力する(ステップ235)。本実施の形態では、評価額の70%として計算過程の透明化を図っている。
次に、管理サーバ7は、融通金の金額を出力する(ステップ240)。この出力は、ディスプレイに表示したり、あるいは、プリンタで印刷媒体に出力したりすることにより行うことができる。
又は、金融機関に振込を指示する振込指示ファイルとして出力してもよい。
振込指示ファイルには、振込元の資金融通会社5の口座と、振込先の出品店3の口座、及び振込金額などが記録されており、金融機関のサーバは、振込指示ファイルに従って自動的に振込を実行する。
また、振込指示ファイルの出力をバッチ処理とし、例えば、所定の時間に達すると、その日に受け付けた資金融通案件に対する振込指示ファイルを一括して出力するように構成することもできる。
この場合、1の振込指示ファイルに前の締時間から今回の締時間までに受け付けた出品店3に対する振込指示が記録されている。
更に、管理サーバ7は、振込指示ファイルを金融機関のサーバに送信し、融通資金支払の手配をするように構成することもできる。
次に、図7を用いて評価額の計算方法(図6のステップ220)について説明する。
図7は、過去のオークション結果を記憶したオークション履歴DBであって、オークションサーバ6に記憶されている。
なお、以下の処理は、オークションサーバ6のCPUが行うが、下記の処理を評価会社のサーバのCPUで行ってもよい。
オークション履歴DBは、「車両ID」、「メーカ」、「車種」、「グレード」、「年式」、「装備」、「走行距離」、「色」、「落札日」、「取引価格」、「オークション会場」などの項目から構成されている。
「車両ID」は、過去のオークションに出品された車両を識別するために車両ごとに付与されたIDである。車両IDは、データベースで車両のデータを統計処理する際のキーとして利用することができる。車両IDにより、当該車両に関してのメーカや車種などの各要素を特定することができる。
「メーカ」は、車両の製造メーカである。
「車種」は、車両の車種である。
「グレード」は、車両のグレードである。
「年式」は、車両の年式である。
「装備」は、例えば、パワーウインドウやナビゲーションなど、車両が備えている装備である。
「走行距離」は、車両の走行距離である。
「色」は、車両の色である。
「落札日」は、車両がオークションで落札された年月日である。
「取引価格」は、オークションで落札された落札価格である。
「オークション会場」は、車両がオークションにかけられたオークション会場である。
オークション履歴DBは、各オークション会場における落札履歴が入力されるが、この際に、価格推移のトレンドなどから見て明らかに異常値と思われる特異データは除かれる。また、事故車両や登録から所定年数以上経過した車両も除く。このようにデータをクリーニングすることにより、より精度の高い解析を行うことができる。
オークションサーバ6は、評価対象の車両の車両データが入力されると、オークション履歴DBで類似する車両の記録を抽出する。
そして、これら項目がどの程度落札価格に作用しているか、即ち、これらの項目により落札価格がどの程度説明できるか回帰分析する。
そして、回帰分析により、これら項目(この要素は説明変数に該当する)の落札価格(従属変数に該当する)に対する説明の程度が解るため、例えば、この程度で各項目を重みづけして(例えば、「メーカ」の重み、「走行距離」の重みなど)落札価格を予想する計算式を設定することができる。
通常は、「メーカ」、「車種」、「グレード」、「年式」、「走行距離」などが落札価格の決定に対して主要な要素(説明変数)となる。
そのため、更に、例えば、主な項目である「メーカ」、「車種」、「グレード」、「年式」が一致するもの、また「走行距離」が近いものを抽出し、過去3ヶ月の落札価格を回帰分析したり、また、短期のデータだけ見ると、確実性が低い場合があるため、更に、1年前、2年前と、過去に遡っていき、回帰分析したりなど、多面的に回帰分析して予測の精度を高めることができる。
より具体的には、排気量に応じた経過年数ごとの標準走行距離を定義し、対象オークションデータの距離と標準車両価格の関係を回帰分析したり、基準となる標準点を定義し、対象オークションデータの評価点と標準車両価格の関係を回帰分析したり、メーカオプションのうち、サンルーフ、革シート、カーナビを評価対象として対象オークションデータのオプション装備とオークション取引価格の関係を回帰分析したり、更に、車両の色を同系色カテゴリに区分し、対象オークションデータの色とオークション取引価格の関係を回帰分析したりする。
また、メーカ別価格残存率、カテゴリ別(セダン、ワゴンなど)価格残存率、価格帯別価格残存率でマトリクス分析を行い市場動向の裏付けを行う。ここで、マトリクス分析とは、一般市場における様々な要素を組み込むことにより実際の売買に則した評価額の設定を可能とするものである。
以上によって、対象となる車両の落札価格が推定される。また、価格変動率も得ることができる。
また、出品回数が少ない車両の場合、出品回数が多く統計データのサンプル数が豊富な車両とグルーピングしておき、グルーピングした車両には共通のグループIDを付与して管理する。この場合、図7には、図示しない項目「グループID」が追加される。
このグループIDは、車両のグループに付与されるIDであり、当該グループにはグループ分けされた複数の車両が属している。
なお、車両のグループ分けは、例えば、上記のマトリックス分析による重みづけから決定することができる。
そして、オークションサーバ6は、サンプル数(出品回数)が豊富な車両の評価額を計算し、これを減損して出品回数が当該サンプル数(出品回数)より少ない車両の評価額を計算する。即ち、出品数が所定数以上の1の車両の統計的評価額を、出品数が所定数未満の他の車両に外挿することにより、当該他の車両の評価額を推定する。
グループの設定は、計算に適したように任意に設定することができる。例えば、価格帯、走行距離が同じものをグルーピングする。
以上、本実施の形態について説明したが、各種の変形が可能である。
例えば、資金融通会社5は、オークション会社2から車両の出品回数を受信することにより出品回数を計数し、4回目(最終の出品)の前に、再出品するかあるいはコールオプションを実行するかの意思を確認する電子メールを出品店3に送信するように構成することもできる。
4回目のオークションで流札すると、出品店3は、所定期日まで(例えば、2営業日以内)に車両を買い戻さないと、車両の所有権が資金融通会社5に帰属するため、このように確認の電子メールを送信することにより出品店3の利便性が向上する。
また、車両の評価はオークションサーバ6で行ったが、これを管理サーバ7で行うように構成することもできる。
また、資金融通会社5は、銀行やその他投資家から借りた資金により設立される場合が考えられる。
この場合、資金を融通した車両とその車両のオークション日程、及び落札された場合はその落札価格などを設立資金の提供者にウェブサイト上で提示する機能を管理サーバ7に備えることもできる。これにより、投資家などがリスクヘッジのための判断を行う際の情報を提供することができる。
以上に説明した本実施の形態により、次の構成を得ることができる。
車両オークションシステム1は、オークションに車両を出品する出品者(出品店3)に対して資金融通者(資金融通会社5)が前記車両に対応する落札前の資金(融通金)を融通し、前記出品者が前記車両を前記オークションでオークション参加者(参加店4)に落札させた後、前記融通者が落札代金を受け取って、前記出品者に対して前記融通した資金と前記落札代金との清算を(特別加算金によって)行う資金融通システムとして機能している。
そして、管理サーバ7は、当該資金融通システムで使用する資金融通サーバであって、オークションサーバ6から出品店3の出品する車両の評価額を受信して融通管理DBに記憶し、当該記憶した評価額から融通金額を計算して融通管理DBに記憶するため、前記出品者(出品店3)が出品する車両の前記オークションにおける評価値(評価額)を取得して記憶する評価値取得手段と、前記記憶した評価値に基づいて前記出品者に融通する融通金額を決定して記憶する融通金額決定手段を備えている。
そして、管理サーバ7は、融通金額をディスプレイやプリンタに出力したり、振込指示ファイルとして出力するため、前記記憶したした融通金額を出力する融通金額出力手段を備えている。
また、管理サーバ7は、車両の落札金額をオークションサーバ6から受信して融通管理DBに記憶し、融通金額と落札金額から特別加算金を計算して記憶するため、前記車両の前記オークションでの落札金額を取得して記憶する落札金額取得手段と、前記出力した融通金額と前記記憶した落札金額を用いて前記清算を行うための清算金額(特別加算金)を取得して記憶する清算金額取得手段を備えている。
また、管理サーバ7は、特別加算金をディスプレイやプリンタ、あるいは振込指示ファイルに出力することができるため、前記記憶した清算金額を出力する清算金額出力手段を備えている。
また、オークションサーバ6は、車両のオークションでの推定落札価格を評価額とし、管理サーバ7は、これを受信するため、前記評価値取得手段は、評価値として前記車両の前記オークションでの推定落札価格を取得している。
更に、管理サーバ7は、車両が流札となって再出品する回数を計数して融通管理DBに記憶し、4回目の出品の際に再出品の意思を確認する電子メールを出品店3に送信するように構成することができ、この場合、管理サーバ7は、前記車両が前記オークションで流札となって再出品する回数を計数して記憶する回数計数手段と、前記記憶した回数が所定値に達した場合に、前記出品者に再出品する意思の有無を確認する通知(電子メール)を前記出品者に対して送信する通知送信手段を備えている。
また、管理サーバ7は、オークション会社2のオークションサーバ6が決定した評価額をオークションサーバ6から受信するため、前記評価値取得手段は、前記オークションを行うオークション事業者のコンピュータから前記オークション事業者が決定した評価値を取得している。
1 車両オークションシステム
2 オークション会社
3 出品店
4 参加店
5 資金融通会社
6 オークションサーバ
7 管理サーバ
8 売り端末
9 競り端末
100 車両オークションシステム

Claims (1)

  1. オークション事業者が行うオークションに車両を出品する出品者に対して、資金融通者が前記車両を購入することで前記車両に対応する落札前の資金を融通し、且つ、オークション事業者との間でオークションが流札となった場合、当該車両を推定落札金額で買い取ることを前提とし、
    前記出品者が前記車両を前記オークションでオークション参加者に落札させた後、前記資金融通者が落札代金を受け取って、当該受け取った落札代金から前記融通した資金を含む金額を差し引くことで、清算を行う資金融通システムで使用する資金融通サーバであって、
    前記出品者が出品する車両の前記オークションにおける推定落札金額をオークション事業者のコンピュータから取得して記憶する評価値取得手段と、
    前記記憶した推定落札金額に基づいて前記出品者に融通する融通金額を決定して記憶する融通金額決定手段と、
    前記出品者から前記車両を、前記融通金額決定手段が決定して記憶した融通金額で購入する購入手段と、
    前記記憶した融通金額を出力する融通金額出力手段と、
    前記購入手段で前記車両を購入した場合、所定の期間出品者に対し、前記車両を買い戻す権利であるコールオプションを付与するコールオプション付与手段と、
    前記車両が前記オークションで流札となった場合、前記出品者に対して、再出品するか、前記コールオプション付与手段で付与したコールオプションを実行するか否かの意思確認を行う意思確認手段と、
    前記車両が前記オークションで流札となって再出品する回数を計数して記憶する回数計数手段を具備し、
    前記記憶した回数が所定値に達した場合、前記意思確認手段が、前記出品者に対して、再出品するか、前記コールオプション付与手段で付与したコールオプションを実行するかの意思確認を行うことを特徴とする資金融通サーバ。
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