JP5798786B2 - コンクリートの製造方法 - Google Patents
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Description
コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造する本発明の上記3つの実施態様のうち、第1の方法により実施したものである。
ついで、上記コンクリート細骨材を用いてモルタルを製造し、モルタル膨張試験を実施した。ここで、モルタル膨張試験は、JIS A 5031の附属書1に基づいて行った。
上記実施例1の場合と同様にして、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例1の場合と異なる点は、膨脹抑制剤溶液の濃度を20重量%(pH:8.3)とした点にある。酢酸カルシウム水溶液の重量濃度から計算したスラグに対する膨張抑制剤の添加量は、1.0重量%であった。
比較例1
比較のために、上記実施例1の場合と同様にして、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例1の場合と異なる点は、コンクリート骨材用膨張抑制剤として従来の亜硝酸系薬剤(商品名フローリックRES、株式会社フローリック製)を用いた点にある。
比較のために、上記実施例2の場合と同じ方法により、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例2の場合と異なる点は、コンクリート骨材用膨張抑制剤として、濃度20重量%の従来の亜硝酸系薬剤水溶液(pH:6.8)を用いた点にある。亜硝酸系薬剤水溶液の重量濃度から、スラグに対する膨張抑制剤の添加量(重量%)を計算すると、1.0重量%であった。
コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造する上記3つの実施態様のうち、第2の方法により実施したものである。
上記実施例3の場合と同様にして、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例3の場合と異なる点は、膨脹抑制剤溶液の濃度を2.5重量%(pH:7.4)とした点にある。酢酸カルシウム水溶液の重量濃度から計算したスラグに対する膨張抑制剤の添加量は、1.0重量%であった。
上記実施例3の場合と同様にして、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例3の場合と異なる点は、膨脹抑制剤の種類を変更して、CMA(カルシウム・マグネシウム・アセテート、Ca:Mgモル比=3:7)を用いた点にある。CMA水溶液よりなる膨脹抑制剤溶液の濃度は1.25重量%(pH:8.0)であり、CMA水溶液の重量濃度から計算したスラグに対する膨張抑制剤の添加量は、0.5重量%であった。
上記実施例4の場合と同様にして、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例4の場合と異なる点は、膨脹抑制剤溶液の種類を変更して、CMA(カルシウム・マグネシウム・アセテート)を用いた点にある。CMA水溶液よりなる膨脹抑制剤溶液の濃度は2.5重量%(pH:8.1)であり、CMA水溶液の重量濃度から計算したスラグに対する膨張抑制剤の添加量は、1.0重量%であった。
比較のために、実施例1で使用した粒径5mm以下に粉砕したごみ焼却灰バーナー溶融スラグ骨材に、膨張抑制剤を用いることなく、水(pH:7.0)のみを噴霧し、混合添加した。その後、混合物を、上記実施例1の場合と同様に、乾燥して、コンクリート細骨材を作製した。
比較のために、上記実施例3の場合と同じ方法により、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例3の場合と異なる点は、コンクリート骨材用膨張抑制剤として、濃度1.25重量%の従来の亜硝酸系薬剤水溶液(pH:7.0)を用いた点にある。亜硝酸系薬剤水溶液の重量濃度から、スラグに対する膨張抑制剤の添加量(重量%)を計算すると、0.5重量%であった。
コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造する上記3つの実施態様のうち、第3の方法により実施したものである。
上記実施例7の場合と同様にして、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例7の場合と異なる点は、膨脹抑制剤溶液の濃度を2.5重量%(pH:7.4)とした点にある。酢酸カルシウム水溶液の重量濃度から計算したスラグに対する膨張抑制剤の添加量は、1.0重量%であった。
比較のために、上記実施例7の場合と同じ方法により、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例7の場合と異なる点は、コンクリート骨材用膨張抑制剤として、濃度1.25重量%の従来の亜硝酸系薬剤水溶液(pH:7.0)を用いた点にある。亜硝酸系薬剤水溶液の重量濃度から、スラグに対する膨張抑制剤の添加量(重量%)を計算すると、0.5重量%であった。
比較のために、上記実施例8の場合と同じ方法により、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、実施例8の場合と異なる点は、コンクリート骨材用膨張抑制剤として、濃度2.5重量%の従来の亜硝酸系薬剤水溶液(pH:7.0)を用いた点にある。亜硝酸系薬剤水溶液の重量濃度から、スラグに対する膨張抑制剤の添加量(重量%)を計算すると、0.5重量%であった。
比較のために、上記実施例1の場合と同じバーナー溶融スラグ骨材を約5リットルのステンレス鋼製角バットに入れ、コンクリート骨材用膨張抑制剤として、濃度10重量%の従来の亜硝酸系薬剤水溶液(pH:6.9)67.5gを噴霧し、混合添加した。その後、混合物を、室温(105℃)で一夜(16時間)放置し、乾燥して、膨張抑制コンクリート細骨材を作製した。この亜硝酸系薬剤水溶液の重量濃度から、スラグ骨材に対する膨張抑制剤の添加量(重量%)を計算すると、0.5重量%であった。
比較のために、上記比較例7の場合と同じ方法により、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、比較例7の場合と異なる点は、従来の亜硝酸系薬剤水溶液の濃度を20重量%(pH:6.8)とした点にある。重量濃度から、スラグに対する膨張抑制剤の添加量(重量%)を計算すると、1.0重量%であった。
比較のために、上記比較例7の場合と同じ方法により、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、比較例7の場合と異なる点は、コンクリート骨材用膨張抑制剤として、濃度10重量%の酢酸カルシウム水溶液(pH:8.0)を用いた点にある。酢酸カルシウム水溶液の重量濃度から、スラグに対する膨張抑制剤の添加量(重量%)を計算すると、0.5重量%であった。
比較のために、上記比較例7の場合と同じ方法により、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、比較例7の場合と異なる点は、コンクリート骨材用膨張抑制剤として、濃度20重量%の酢酸カルシウム水溶液(pH:8.3)を用いた点にある。酢酸カルシウム水溶液の重量濃度から、スラグに対する膨張抑制剤の添加量(重量%)を計算すると、1.0重量%であった。
比較のために、上記比較例7の場合と同じ方法により、コンクリート骨材用膨張抑制剤を用いてモルタルを製造するが、比較例7の場合と異なる点は、膨脹抑制剤の種類を変更して、CMA(カルシウム・マグネシウム・アセテート、Ca:Mgモル比=3:7)を用いた点にある。CMA水溶液よりなる膨脹抑制剤溶液の濃度は10重量%(pH:8.4)であり、CMA水溶液の重量濃度から計算したスラグに対する膨張抑制剤の添加量は、0.5重量%であった。
Claims (4)
- 金属アルミニウム含有溶融スラグ骨材からなるコンクリート骨材を、アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属の酢酸塩を含む膨張抑制剤によって処理し、加熱による乾燥をすることなく、常温で直ちにまたは所要時間放置した後、該膨張抑制コンクリート骨材を用いてコンクリートを製造することを特徴とする、コンクリートの製造方法。
- アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属の酢酸塩を含む膨張抑制剤によるコンクリート骨材の処理を、コンクリートの配合と同時に行うことを特徴とする、請求項1に記載のコンクリートの製造方法。
- アルカリ金属が、カリウムまたはナトリウムであることを特徴とする、請求項1または2に記載のコンクリートの製造方法。
- アルカリ土類金属が、カルシウムおよび/またはマグネシウムであることを特徴とする、請求項1または2に記載のコンクリートの製造方法。
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