JP5798683B2 - 作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置および作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法 - Google Patents

作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置および作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法 Download PDF

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Description

本発明は、オペレータにとって把握しやすい尿素水補給に関する情報をガイダンス出力することができる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置および作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法に関する。
従来から、尿素水タンクに貯留された尿素水を排気通路に噴射することによって、エンジンから排出された排ガスの浄化を行う建設機械の排ガス浄化装置が知られている。ここで、特許文献1には、例えば、尿素水の残量が5Lよりも少なくなった場合、その旨と尿素水の補充を促す警告とを表示し、尿素水の残量が3Lよりも少なくなると、エンジン及び油圧システムの運転制限制御が実行される旨の警告が表示される技術が記載されている。
特開2009−127521号公報
ところで、特許文献1に記載された作業車両の排ガス後処理装置では、尿素水残量の表示が行われる。しかし、尿素水の残量が少なくなった後で尿素水の補充を促す警告が表示されるため、予め尿素水の手配や補給を計画的に行うことができない。そこで、作業車両の稼働に伴う、これまでの尿素水消費量を求め、今後の尿素水消費量を予測することで、尿素水補給に関する情報、例えば警報発報の時期をオペレータに提示できる。しかし、これまでに尿素水の排水や給水等の特定現象があった場合、その特定現象を考慮せずに、これまでの尿素水消費量を求めると、求められた過去の尿素水消費量は、作業車両の稼働に伴う尿素水消費量とはいえず、正確な警報発報の時期がオペレータに提示されないことになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、尿素水が減少することにより発せられる警報の発報時期に関する正確な情報をオペレータに対しガイダンス出力することができる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置および作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置は、尿素水タンク内の尿素水を用いて排ガス処理を行う作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置であって、前記尿素水タンク内の尿素水残量を検出する尿素水残量検出部と、前記作業車両の稼動時間を計測する稼動時間計測部と、前記尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算する単位尿素水消費量演算部と、前記単位尿素水消費量のうち特定現象発生時に演算された単位尿素水消費量を除いて過去の所定稼動時間内の単位尿素水消費量をもとに平均尿素水消費量を演算し、該平均尿素水消費量および現在の尿素水残量をもとに、尿素水補給警報が発報されるまでの時間を示す尿素水残り時間を演算する尿素水残り時間演算部と、前記尿素水残り時間が所定時間以下の場合、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を行う出力処理部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置は、上記の発明において、前記特定現象は、前記尿素水タンクからの前記尿素水の排水、前記尿素水タンクへの前記尿素水の給水、システム異常のいずれかであることを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置は、上記の発明において、前記尿素水残り時間は、前記作業車両の出力制限制御が実行されるまでの時間であることを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置は、上記の発明において、前記尿素水残り時間のガイダンス出力の非表示あるいは再表示を指示入力する入力部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置は、上記の発明において、前記出力処理部は、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を、キーオンされた後に出力することを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置は、尿素水タンク内の尿素水を用いて排ガス処理を行う作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置であって、前記尿素水タンク内の尿素水残量を検出する尿素水残量検出部と、前記作業車両の稼動時間を計測する稼動時間計測部と、前記尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算する単位尿素水消費量演算部と、前記単位尿素水消費量のうち、前記尿素水タンクからの前記尿素水の排水、前記尿素水タンクへの前記尿素水の給水、システム異常のいずれかの特定現象発生時に演算された単位尿素水消費量を除いて、過去の所定稼動時間内の単位尿素水消費量をもとに平均尿素水消費量を演算し、該平均尿素水消費量および現在の尿素水残量をもとに、尿素水補給警報が発報されるまでの時間を示す尿素水残り時間を演算する尿素水残り時間演算部と、前記尿素水残り時間が所定時間以下の場合、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を、少なくともキーオンされた後に出力する行う出力処理部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法は、尿素水タンク内の尿素水を用いて排ガス処理を行う作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法であって、前記尿素水タンク内の尿素水残量を検出する尿素水残量検出ステップと、前記作業車両の稼動時間を計測する稼動時間計測ステップと、前記尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算する単位尿素水消費量演算ステップと、前記単位尿素水消費量のうち特定現象発生時に演算された単位尿素水消費量を除いて過去の所定稼動時間内の単位尿素水消費量をもとに平均尿素水消費量を演算し、該平均尿素水消費量および現在の尿素水残量をもとに、尿素水補給警報が発報されるまでの時間を示す尿素水残り時間を演算する尿素水残り時間演算ステップと、前記尿素水残り時間が所定時間以下の場合、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を行う出力処理ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法は、上記の発明において、前記特定現象は、前記尿素水タンクからの前記尿素水の排水、前記尿素水タンクへの前記尿素水の給水、システム異常のいずれかであることを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法は、上記の発明において、前記尿素水残り時間は、前記作業車両の出力制限制御が実行されるまでの時間であることを特徴とする。
また、本発明にかかる作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法は、上記の発明において、前記尿素水残り時間は、前記作業車両の出力制限制御が実行されるまでの時間であることを特徴とする。
本発明によれば、単位尿素水消費量演算部が、尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算し、尿素水残り時間演算部が、前記単位尿素水消費量のうち特定現象発生時に演算された単位尿素水消費量を除いて過去の所定稼動時間内の単位尿素水消費量をもとに平均尿素水消費量を演算し、該平均尿素水消費量および現在の尿素水残量をもとに、尿素水補給警報が発報されるまでの時間を示す尿素水残り時間を演算し、出力処理部が、前記尿素水残り時間が所定時間以下の場合、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を行う。これによって、オペレータは、尿素水補給に関する情報を正確かつ確実に把握することができる。
図1は、本発明の実施の形態である作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置を搭載した作業車両の全体構成を示すブロック図である。 図2は、処理部による尿素水補給ガイダンス出力手順を示すフローチャートである。 図3は、単位尿素水消費量演算部による単位尿素水消費量の演算を説明する説明図である。 図4−1は、尿素水残り時間演算部による特定現象が発生しない場合の尿素水残り時間の演算を説明する説明図である。 図4−2は、尿素水残り時間演算部による特定現象が発生した場合の尿素水残り時間の演算を説明する説明図である。 図5は、キーオン時における表示画面での尿素水補給ガイダンス出力例を示す画面遷移図である。 図6は、始業点検表示画面の左領域に映像表示領域M1が設けられる場合の尿素水補給ガイダンスアイコンの配置例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[作業車両の全体構成]
図1は、本発明の実施の形態である作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置を搭載した作業車両の全体構成を示すブロック図である。この作業車両1は、例えば油圧ショベルである。作業車両1は、処理装置10、モニタ20、エンジンコントローラ30、ポンプコントローラ50を有し、それぞれは車内信号線Lに接続されている。また、作業車両1は、エンジン31、油圧ポンプ32、オルタネータ35、回転速度検出センサ38、燃料タンク41、排ガス処理装置40、尿素水タンク42、蓄電器44、キースイッチ46、スタータ51を有する。
エンジンコントローラ30は、エンジン31及びエンジン31が排出した排ガスを浄化する排ガス処理装置40を制御する。エンジン31はディーゼルエンジンである。排ガス処理装置40は、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)、すなわち還元剤としての尿素水を用いて排ガスを浄化する。このため、尿素水タンク42には、排ガス処理装置40に供給するための尿素水が溜められている。このように、作業車両1は、排ガス処理装置40、尿素水タンク42等を有した排ガス処理システムを搭載している。
ここで、エンジンコントローラ30は、尿素水タンク42に溜められた尿素水残量が所定残量以下となった場合や排ガス処理システムに関連するエラーを検出した場合、エンジン31の出力制限制御であるディレート制御を行う。ディレート制御とは、エンジン31の出力を制限することであり、例えばローアイドル運転の状態にエンジン31の出力を制限することである。なお、ディレート制御は、油圧ポンプ32の出力(吸収トルク)を制限してもよいし、エンジン31及び油圧ポンプ32の両方の出力を制限するようにしてもよい。エンジンコントローラ30は、エンジン31等の出力制限制御を行っている場合、モニタ20にその旨を表示させる。
また、エンジンコントローラ30は、回転速度検出センサ38が検出したエンジン31のクランクシャフトの回転速度及び燃料調整ダイヤル30Sの開度等に基づいて、エンジン31に供給する燃料の量を制御する。すなわち、エンジンコントローラ30は、エンジン31の動作を制御する。エンジンコントローラ30は、エンジン31が排出する排気ガスに含まれる窒素酸化物の量等に基づき、尿素水タンク42から排ガス処理装置40に供給される尿素水の量を制御する。例えば、排ガス処理装置40は、排気ガスに含まれる窒素酸化物の量を検出するセンサを備えており、当該センサが検出した窒素酸化物が所定の量を超えていれば、排ガス処理装置40は、尿素水タンク42から図示しない噴射装置へ尿素水を供給し、噴射装置は尿素水を排気ガス中に噴射する。排気ガスに含まれる窒素酸化物は、尿素水により窒素と水とに還元される。
さらに、エンジンコントローラ30は、燃料タンク41に溜められた燃料の量を検出する液面検出センサ39Fの検出値に基づき、燃料タンク41の燃料の残量を求める。エンジンコントローラ30は、求めた燃料の残量を示す情報をモニタ20に送信し、例えば、燃料レベルゲージに燃料の残量を表示させる。エンジンコントローラ30は、尿素水タンク42に溜められた尿素水の量を検出する液面検出センサ39Aの検出値に基づき、尿素水タンク42の尿素水の残量を求める。エンジンコントローラ30は、求めた尿素水の残量をモニタ20に送信し、例えば、モニタ20は、尿素水レベルゲージに尿素水の残量を表示させる。なお、モニタ20の尿素水残量検出部23は、エンジンコントローラ30から送られた尿素水の残量を検出する。なお、液面検出センサ39F、39Aは、例えば液体に浮かべたフロートを検出することで液面の高さをとらえることが可能な超音波センサを用いることができる。また、液面検出センサ39F、39Aのように燃料や尿素水の液面を検出するのではなく、液体の量を直接計測するような液量センサ等、他の検出器を用いて液体の量を検出するようにしてもよい。
また、エンジンコントローラ30は、車内信号線Lを介して、「エンジン31が稼働中であることを示す信号」をモニタ20に送信し、モニタ20の稼動時間計測部24はその信号を受信している時間を計時し稼動時間を求める。なお、エンジンコントローラ30は、エンジン31の回転速度を検知する回転速度検出センサ38からの信号を受信し、その信号によって、「エンジン31が稼働中であることを示す信号」を生成し、モニタ20に送信する。何らかの原因で、エンジンコントローラ30からモニタ20へ「エンジン31が稼働中であることを示す信号」が送信されなくなった場合でも、以下のようにして稼働時間を求めることができる。オルタネータ35からは信号(所定電圧)が信号線35Aを介してモニタ20へ送信される。モニタ20の稼動時間計測部24は、オルタネータ35からの信号(以下、オルタネータ信号)を受信している時間を計時して、稼動時間を求めることができる。
走行装置43は、エンジン31が発生した動力によって作業車両1を走行させる。走行装置43は、図示しない油圧モータと履帯43Cとを含む。走行装置43にあって図示しない油圧モータは、エンジン31によって駆動される油圧ポンプ32から供給される作動油によって回転する。図示しない油圧モータが履帯43Cを回転させることによって作業車両1は、走行する。油圧ポンプ32は、ポンプコントローラ50によって斜板角度が制御され、図示しない作業機の油圧シリンダ等へ供給される作動油の吐出量が制御される。
作業車両1は、蓄電器44を備える。蓄電器44は、例えば、鉛蓄電池又はニッケル水素蓄電池等の二次電池である。蓄電器44は、エンジン31を始動させるためのスタータ51に電力を供給し、処理装置10を始めとした、作業車両1が備える各種の電子機器に電力を供給する。蓄電器44は、オルタネータ35から供給される電力によって充電される。オルタネータ35は、エンジン31の駆動に連動して駆動することにより電力を発生する。オルタネータ35が発生した電力は、蓄電器44に充電される。
前述のように、オルタネータ35により電力が発生していることを示すオルタネータ信号は、信号線35Aを介してモニタ20に送信される。モニタ20は、オルタネータ信号を受信することで、オルタネータ35が正常に動作しているか否かを判断することができる。なお、前述のように「エンジン31が稼働中であることを示す信号」を用いるのではなく、常時、モニタ20は、オルタネータ信号を受信している時間を計時することで、作業車両1の稼動時間を求めるようにしてもよい。
蓄電器44から供給される電力は、キースイッチ46を介して、例えばスタータ51、ポンプコントローラ50、エンジンコントローラ30、処理装置10及びモニタ20等の電子機器に供給される。キースイッチ46は、蓄電器44に電気的に接続され、さらにキースイッチ46は、ポンプコントローラ50、エンジンコントローラ30、処理装置10及びモニタ20に電気的に接続されている。キースイッチ46としては、シリンダ錠を用いたもの、押しボタン式のもの又は無線通信を利用したイモビライザキー等を用いることができる。キースイッチ46がONになると、蓄電器44からポンプコントローラ50、エンジンコントローラ30、処理装置10、モニタ20に電力が供給される。キースイッチ46がOFFになると、蓄電器44からポンプコントローラ50、エンジンコントローラ30、処理装置10、モニタ20に供給される電力が遮断される。
処理装置10は、処理部11と、記憶部12と、入出力部13とを含む。処理装置10は、作業車両1を制御し、かつ異常情報を生成したり、稼働情報を収集したりする。処理装置10は、生成した異常情報や稼働情報を、例えば、通信装置14及びアンテナ14Aを介して作業車両1の外部に向けて送信する。
稼働情報は、図示しない圧力センサ、回転速度検出センサ38、温度センサ又は液面検出センサ39A、39Fといった各種センサから得られた情報を含む。例えば、圧力センサから得られる情報としては、エンジンオイルの油圧がある。また、回転速度検出センサ38から得られる情報としては、エンジン31の回転速度があり、温度センサから得られる情報としては、エンジン31の冷却水の温度がある。位置検出装置15が検出した作業車両1の位置情報及び作業車両1に発生した異常に関する情報も稼働情報に含まれる。作業車両1に発生した異常に関する情報は、例えば、ある種のエラーコード、異常の種類又は異常の発生時間である。稼働情報は、作業車両1に発生した異常に関する情報に限らず、稼動時間のような、作業車両1が正常に稼働していることを示す情報を含んでいてもよい。
処理部11は、稼働情報を生成する。また、処理部11は、単位尿素水消費量演算部11Aと、尿素水残り時間演算部11Bと、出力処理部11Cとを有する。単位尿素水消費量演算部11Aは、前述の尿素水残量検出部23が検出した尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算する。尿素水残り時間演算部11Bは、単位尿素水消費量演算部11Aが演算した単位尿素水消費量のうち特定現象発生時に演算された単位尿素水消費量を除いて過去の所定稼動時間内の単位尿素水消費量をもとに平均尿素水消費量を演算し、該平均尿素水消費量および現在の尿素水残量をもとに出力制限開始時刻までの尿素水残り時間を演算する。出力処理部11Cは、尿素水残り時間演算部11Bが演算した尿素水残り時間をモニタ20にガイダンス出力する。単位尿素水消費量演算部11A、尿素水残り時間演算部11B、及び出力処理部11Cが行う処理の詳細については後述する。なお、特定現象は、尿素水タンク42からの尿素水の排水、尿素水タンク42への尿素水の給水、システム異常のいずれかである。尿素水タンク42からの尿素水の排水とは、例えば外気温が低く、尿素水が凍結しそうな場合や尿素水タンク42に残っている尿素水を入れ替えたい場合に、図示しない排水弁を操作し尿素水タンク42から尿素水を排水することである。また、システム異常とは、排ガス処理装置40に備えられた、例えば温度センサなどに異常が生じた場合や、車内信号線Lに通信異常が生じた場合などである。
入出力部13は、処理装置10内と車内信号線Lとを電気的に接続するインタフェースである。車内信号線Lは、例えば、CAN(Controller Area Network)である。車内信号線LにはターミナルLTが電気的に接続されている。ターミナルLTに端末装置等を接続することにより、ターミナルLT及び車内信号線Lを介して、当該端末装置と処理装置10等とが相互に情報をやり取りすることができる。
通信装置14は、アンテナ14Aを備えている。通信装置14は、処理装置10が作業車両1の外部と通信する際に用いられる。位置検出装置15は、GPS用アンテナ15Aを備えている。位置検出装置15は、GPS用アンテナ15Aが受信した電波を電気信号に変換し、作業車両1の位置情報を求める。
モニタ20は、作業車両1の各種の情報を表示する表示部21と、各種の情報を入力する入力部22と、上述した尿素水残量検出部23と、上述した稼動時間計測部24とを有する表示装置である。なお、尿素水残量検出部23、稼動時間計測部24、単位尿素水消費量演算部11A、尿素水残り時間演算部11B、出力処理部11C、尿素水残量検出部23、稼動時間計測部24、表示部21は、尿素水補給ガイダンス出力装置を構成する。なお、尿素水残量検出部23、稼動時間計測部24で実行される演算等の処理を他のコントローラ等で行うようにしてもよい。また、入力部22は、モニタ20と別体であってもよく、例えば、入力部22は、図示しない運転室内のコンソールに設けてもよい。
(尿素水補給ガイダンス出力)
つぎに、図2に示したフローチャートを参照して、処理部11による尿素水補給ガイダンス出力手順について説明する。まず、単位尿素水消費量演算部11Aは、稼動時間計測部24が計測する稼動時間が所定単位稼動時間Δt、例えば稼動時間が1時間を経過したか否かを判断する(ステップS101)。稼動時間が所定単位稼動時間を経過しない場合(ステップS101,No)には、このステップS101の判断処理を繰り返す。一方、稼動時間が所定単位稼動時間を経過した場合(ステップS101,Yes)、単位尿素水消費量演算部11Aは、尿素水残量検出部23が検出した尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算し、記憶部12に保持する(ステップS102)。
具体的に、単位尿素水消費量演算部11Aは、所定単位稼動時間Δtが経過するごとに、この所定単位稼動時間Δtにおける尿素水残量αの消費量(減少量)ΔS(=Δa−Δb)を単位尿素水消費量ΔSとして演算する。そして、この単位尿素水消費量ΔSは、所定単位稼動時間Δtの経過とともに、例えば図4−1に示すように単位尿素水消費量ΔS0〜ΔS12として記憶部12に時系列で順次保持される。記憶部12には、最大12個の単位尿素水消費量ΔSが記憶される。したがって、図4−1の場合、単位尿素水消費量ΔS12が得られた際に、単位尿素水消費量ΔS0は消去される。
その後、尿素水残り時間演算部11Bは、所定単位稼働時間Δt内に、特定現象が発生したか否かを判断する(ステップS103)。所定単位稼働時間Δt内に、特定現象が発生しなかった場合(ステップS103,No)、尿素水残り時間演算部11Bは、過去12個分の単位尿素水消費量ΔSの平均値である平均尿素水消費量ΔSaveを演算する(ステップS104)。例えば、図4−1に示すように、現時点t0から所定稼働時間(12時間)内の12個の単位尿素水消費量ΔS1〜ΔS12を加算し、この加算結果を12で除算した値を平均尿素水消費量ΔSaveとして演算する。
一方、所定単位稼働時間Δt内に、特定現象が発生した場合(ステップS103,Yes)、尿素水残り時間演算部11Bは、特定現象が発生した単位尿素水消費量ΔSを除いた、取得済みの単位尿素水消費量ΔSの平均値である平均尿素水消費量ΔSaveを演算する(ステップS105)。例えば、図4−2に示すように、尿素水残り時間演算部11Bは、単位尿素水消費量ΔS12を演算する期間(所定単位稼働時間Δt)に特定現象が発生した場合、単位尿素水消費量ΔS12を除き、現時点t0から1時間(Δt時間)前まで取得された所定稼働時間(12時間)内の12個の単位尿素水消費量ΔS0〜ΔS11を加算し、この加算結果を12で除算した値を平均尿素水消費量ΔSaveとして演算する。
また、特定現象とは上述したように、尿素水タンク42からの尿素水の排水、尿素水タンク42への尿素水の給水、あるいはシステム異常のいずれかである。特定現象が、尿素水の排水と判断する場合(ステップS103、Yes)は、単位尿素水消費量ΔSが満タン尿素水量に対して、所定の割合(%)以上変化(消費)した場合である。その所定の割合(%)は、作業車両1に特定現象が発生せずに通常稼働を行っている際に消費される尿素水(単位尿素水消費量ΔS)よりも大きな値を考慮して設定された値である。単位尿素水消費量ΔSが所定の割合(%)以上変化した場合、その平均尿素水消費量Δを、平均尿素水消費量ΔSaveを求めるための演算対象として含めることは不適切である。また、特定現象が尿素水の給水と判断する場合(ステップS103、Yes)は、単位尿素水消費量ΔS(=Δa−Δb)の値がマイナスとなったときである。単位尿素水消費量ΔSがマイナスとなった場合、平均尿素水消費量ΔSaveの演算対象とすると不適切である。特定現象としてシステム異常が生じているか否かは、例えば、排ガス処理装置40に備えられた温度センサに異常が生じた場合、尿素水残り時間演算部11Bは異常発生を示す信号をエンジンコントローラ30から受けることで判断することができる。そのような特定現象が発生している状態(ステップS103,Yes)で、単位尿素水消費量演算部11Aが単位尿素水消費量ΔSを求めたとしても、尿素水残り時間演算部11Bは、その単位尿素水消費量ΔSを除いて平均尿素水消費量ΔSaveを求める。システム異常の場合に尿素水消費量の演算に含めないのは、システム異常が発生したときのデータに信頼性がないからである。
なお、平均尿素水消費量ΔSaveの演算に12個の単位尿素水消費量Δを用いている。この12個分の時間は、12時間に相当する。12時間の稼動時間を平均尿素水消費量ΔSave演算の時間としたのは、以下の理由による。一般に作業車両の一日当たりの稼動時間は、平均的に8時間である。この時間内で平均尿素水消費量ΔSaveを求めるよりも、より多くの単位尿素水消費量ΔSを用いて平均尿素水消費量ΔSaveを求めたほうが、平均尿素水消費量ΔSaveの精度が良いため、さらに4時間分、つまり合計12時間分の単位尿素水消費量ΔSによって信頼性の高い平均尿素水消費量ΔSaveを求めることができるからである。なお、この平均尿素水消費量ΔSave演算時の条件を12時間とする時間設定は、モニタ20の入力部22を用いて変更することができる。
その後、尿素水残り時間演算部11Bは、ステップS104あるいはS105で演算した平均尿素水消費量ΔSaveおよび現在の尿素水残量αをもとに尿素水補給警報の発報あるいは出力制限開始時期までの時間を示す尿素水残り時間ΔTを演算する(ステップS106)。具体的に、
ΔT[h]=(α[%]−2.5[%])/(ΔSave[%/h]*1.15[%/h])
として尿素水残り時間ΔTを演算する。なお、2.5[%]という数値は、尿素水補給警報の発報あるいはエンジン等の出力制限開始時の尿素水残量として設定した割合(設定値)である。したがって、2.5[%]は他の設定値であってもよい。また、1.15[%/h]は、安全率であり、平均尿素水消費量ΔSaveのばらつきを考慮して付加している。この1.15[%/h]も安全率の大小を決めたものであるため他の設定値であってもよい。
その後、出力処理部11Cは、尿素水残り時間演算部11Bが演算した尿素水残り時間ΔTが所定時間以下であるか否かを判断する(ステップS107)。尿素水残り時間ΔTが所定時間以下である場合(ステップS107,Yes)、出力処理部11Cは、例えばモニタ20に尿素水残り時間ΔTを含むガイダンス出力するための指令を出力するともに、尿素水残り時間ΔTを記憶部12に保持し(ステップS108)、本処理を終了する。一方、尿素水残り時間ΔTが所定時間以下でない場合(ステップS107,No)、そのまま本処理を終了する。この尿素水補給警報の発報あるいは出力制限開始時期までの時間を示す尿素水残り時間ΔTを含む尿素水補給に関する情報をガイダンス出力することによって、オペレータは、尿素水補給に関する情報を正確かつ確実に把握することができる。なお、上述した処理は、所定タイミング毎に繰り返し行われる。所定タイミングについての詳細は、後述する。
(キーオン時の尿素水補給ガイダンス出力)
図5は、作業車両1のオペレータなどがキースイッチ46を操作してキーオンさせた時における、モニタ20の表示部21の画面遷移図である。つまり、図5は表示部21を用いた尿素水補給ガイダンスを出力する例を示す画面遷移図である。図5に示すように、キースイッチ46がオンされると「起動中」などを示す初期画面101が表示部21に表示される。初期画面101は、表示されないようにしてもよい。その数秒経過後に、故障が発生したときに表示されるアイコンI1〜I3の種類や表示位置をオペレータに認識させるために、表示画面上にアイコンI1〜I3を表示した始業点検表示画面102が表示される。さらに数秒経過すると、表示画面中央に作業モードアイコンI4と走行モードアイコンI5とが黄色表示された初期モード表示画面103を表示する。図5では、作業モードが「P(パワーモード)」であり、走行モードが「Lo(低速モード)」に設定されている。その数秒後に、最終的な始業点検表示画面104の上部に尿素水補給ガイダンスアイコンI6が表示される。
尿素水補給ガイダンスアイコンI6内のメッセージは、尿素水残り時間ΔTが、例えば1h以上、8h以内である場合、図5に示すように、「尿素水補給警報まで、およそ○○hです」と警報が発報される時期を告知する内容のメッセージであり、尿素水残り時間ΔTが1h未満である場合、「尿素水補給警報まで、あとわずかです」と尿素水補給警報が発報される時期があとわずかであることを告知する内容のメッセージである。なお、尿素水補給警報が発報されるタイミングと同時に、前述のようにエンジン31等の出力制限制御であるディレート制御が実行されるようにしてもよい。
また、尿素水残り時間ΔTが尿素水補給警報の発報の時期を意味するのではなく、尿素水残り時間ΔTがエンジン31等の出力制限制御であるディレート制御が実行される時期を意味するものとして尿素水補給ガイダンスアイコンI6を始業点検表示画面104に表示するようにしてもよい。すなわち、このまま尿素水を補給せずに作業車両1を稼働させるとエンジン31等のディレート制御が実行されることを警報としてオペレータに知らせる。あるいは、尿素水残り時間ΔTが尿素水補給警報の発報とエンジン31等の出力制限制御であるディレート制御の実行との両者が行われる時期を意味するものとして、尿素水補給ガイダンスアイコンI6を始業点検表示画面104に表示するようにしてもよい。
なお、尿素水補給ガイダンスアイコンI6が表示されない場合は、記憶部12に保持されている尿素水残り時間ΔTが8hを超える場合である。なお、キーオン時以外に、尿素水残り時間ΔTが8h以下となった場合、その時点で尿素水補給ガイダンスアイコンI6が表示画面上に表示される。なお、尿素水残り時間ΔTの表示を8hを閾値としたのは、8hが作業車両1を使った1日の作業時間とみなしているからである。すなわち、キーオン時に8hを超える尿素水残り時間ΔTである場合、キーオンしたその日は尿素水補給を行う必要がないため尿素水補給ガイダンスアイコンI6を表示しない。逆に、キーオン時に8h以内の尿素水残り時間ΔTである場合、キーオンしたその日に尿素水補給を作業中に行う必要が生じる可能性があることから、キーオン時に尿素水補給ガイダンスアイコンI6を表示して注意喚起するようにしている。したがって、尿素水補給ガイダンスアイコンI6が表示部21に表示あるいは表示されないことにより、作業開始前での尿素水の手配や尿素水補給を促すことが可能となり、さらに作業計画が適切になされ、作業の中断が行われないようにすることができる。
尿素水補給ガイダンスアイコンI6は、所定時間経過後、表示部21の表示画面上から消える。また、表示画面の下方に入力部22としてのファンクションスイッチF1〜F6が配置され、各ファンクションスイッチF1〜F6の上方で対応する表示画面の下部位置に必要に応じてガイダンスアイコン、例えばガイダンスアイコンI7が表示される。そして、始業点検表示画面104で尿素水補給ガイダンスアイコンI6が表示された場合、ファンクションスイッチF5に対応する位置にガイダンスアイコンI7が表示される。このガイダンスアイコンI7は、尿素水補給ガイダンスアイコンI6の非表示を指示するために押下するファンクションキーの場所を示すアイコンであり、ファンクションキーF5を押下することによって、尿素水補給ガイダンスアイコンI6の非表示が選択され、尿素水補給ガイダンスアイコンI6が始業点検表示画面104上から消える。したがって、所定時間を経過しなくても、ファンクションキーF5を押下することによって尿素水補給ガイダンスアイコンI6を非表示とすることができる。なお、尿素水補給ガイダンスアイコンI6が表示される場合、図示しないブザーなどを鳴動させることが好ましい。あるいは、尿素水補給ガイダンスアイコンI6に表示される内容を図示しないスピーカなどを用いて音声で出力するようにしてもよい。また、特定のキー押下やガイダンスアイコンなどによって、任意の時点で尿素水補給ガイダンスアイコンI6を表示できるようにしてもよい。例えば、尿素水補給ガイダンスアイコンI6を再表示するガイダンスアイコンI7を表示し、このガイダンスアイコンI7に対応するファンクションキーF5を押下することによって、尿素水補給ガイダンスアイコンI6の表示を選択するようにしてもよい。
なお、図5では、始業点検表示画面104では、エンジンの冷却水の水温を示すエンジン水温ゲージG1、油圧回路内の作動油の油温を示す作動油温ゲージG2、および燃料の残量のレベルを示す燃料レベルゲージG3が画面中央に横並びで表示される。なお、作動油温ゲージG2は、始業点検表示画面104や他の表示画面に表示されなくてもよい。各ゲージG1〜G3の針は、それぞれに対応するセンサの検出信号に基づいて振れる。また、初期表示画面104の右側であって燃料レベルゲージG3の隣には、尿素水の残量のレベルをバー状に示す尿素水レベルゲージG4が表示される。
ここで、例えば、作業車両1がカウンタウエイトの上部等に後方カメラを搭載している場合、図6に示すように、始業点検表示画面104の一部分、例えば左領域に映像表示領域M1が設けられる。この映像表示領域M1には、後方カメラによって撮像された映像が表示される。また、始業点検表示画面104の右領域には、エンジン水温ゲージG1、作動油温ゲージG2、および燃料レベルゲージG3が三角形状に配置されて表示される。この場合、始業点検表示画面104に作動油温ゲージG2は表示されなくてもよい。
この映像表示領域M1が表示部21に表示された表示画面では、図6に示すように、映像表示領域M1の上辺部分に、尿素水補給ガイダンスアイコンI6に対応した尿素水補給ガイダンスアイコンI8が表示される。
なお、作業車両によっては、省エネガイダンス出力機能を有するものがある。省エネガイダンス出力機能とは、燃費悪化運転動作を行っている場合に、燃費悪化運転動作をしている旨を示すエコガイダンスや燃費悪化運転動作の改善を促すためのワンポイントガイダンスを、例えば省エネガイダンスアイコンで表示するものである。燃費悪化運転動作としては、例えば、長時間のアイドリングを行う運転動作、油圧リリーフを継続する運転動作、省エネルギーモードで実行できる運転を他の高エネルギーモードで実行している運転動作などである。この省エネガイダンス出力機能を持った作業車両では、キーオンした後に、省エネガイダンスアイコンの表示よりも優先して尿素水補給ガイダンスアイコンI6,I8を表示するようにしている。すなわち、尿素水補給ガイダンスアイコンI6、I8は、省エネガイダンスアイコンよりも優先して表示される。
また、上述した実施の形態において、単位尿素水消費量演算部11A、尿素水残り時間演算部11B、出力処理部11Cは、処理装置10以外に車内信号線Lに接続されるモニタ20、エンジンコントローラ30などに設けてもよい。同様に、尿素水残量検出部23や稼動時間計測部24は、モニタ20該に車内信号線Lに接続される処理装置10、エンジンコントローラ30などに設けてもよい。
1 作業車両
10 処理装置
11 処理部
11A 単位尿素水消費量演算部
11B 尿素水残り時間演算部
11C 出力処理部
12 記憶部
13 入出力部
14 通信装置
14A アンテナ
15 位置検出装置
15A GPS用アンテナ
20 モニタ
21 表示部
22 入力部
23 尿素水残量検出部
24 稼動時間計測部
30 エンジンコントローラ
30S 燃料調整ダイヤル
31 エンジン
32 油圧ポンプ
35 オルタネータ
35A 信号線
38 回転速度検出センサ
39F 液面検出センサ
39A 液面検出センサ
40 排ガス処理装置
41 燃料タンク
42 尿素水タンク
43 走行装置
43C 履帯
44 蓄電器
46 キースイッチ
50 ポンプコントローラ
51 スタータ
104 始業点検表示画面
F1〜F6 ファンクションスイッチ
G1 エンジン水温ゲージ
G2 作動油温ゲージ
G3 燃料レベルゲージ
G4 尿素水レベルゲージ
I4 作業モードアイコン
I5 走行モードアイコン
I6,I8 尿素水補給ガイダンスアイコン
I7 ガイダンスアイコン
L 車内信号線
M1 映像表示領域
α 尿素水残量
ΔS,ΔS0〜ΔS12 単位尿素水消費量
ΔSave 平均尿素水消費量
ΔT 尿素水残り時間
Δt 所定単位稼動時間

Claims (7)

  1. 尿素水タンク内の尿素水を用いて排ガス処理を行う作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置であって、
    前記尿素水タンク内の尿素水残量を検出する尿素水残量検出部と、
    前記作業車両の稼動時間を計測する稼動時間計測部と、
    前記尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算する単位尿素水消費量演算部と、
    前記単位尿素水消費量のうち、前記尿素水タンクからの前記尿素水の排水、前記尿素水タンクへの前記尿素水の給水のいずれかの特定現象発生時に演算された単位尿素水消費量を除いて過去の所定稼動時間内の単位尿素水消費量をもとに平均尿素水消費量を演算し、該平均尿素水消費量および現在の尿素水残量をもとに、尿素水補給警報が発報されるまでの時間を示す尿素水残り時間を演算する尿素水残り時間演算部と、
    前記尿素水残り時間が所定時間以下の場合、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を行う出力処理部と、
    を備えたことを特徴とする作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置。
  2. 前記尿素水残り時間は、前記作業車両の出力制限制御が実行されるまでの時間であることを特徴とする請求項に記載の作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置。
  3. 前記尿素水残り時間のガイダンス出力の非表示あるいは再表示を指示入力する入力部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置。
  4. 前記出力処理部は、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を、キーオンされた後に出力することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置。
  5. 尿素水タンク内の尿素水を用いて排ガス処理を行う作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置であって、
    前記尿素水タンク内の尿素水残量を検出する尿素水残量検出部と、
    前記作業車両の稼動時間を計測する稼動時間計測部と、
    前記尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算する単位尿素水消費量演算部と、
    前記単位尿素水消費量のうち、前記尿素水タンクからの前記尿素水の排水、前記尿素水タンクへの前記尿素水の給水いずれかの特定現象発生時に演算された単位尿素水消費量を除いて、過去の所定稼動時間内の単位尿素水消費量をもとに平均尿素水消費量を演算し、該平均尿素水消費量および現在の尿素水残量をもとに、尿素水補給警報が発報されるまでの時間を示す尿素水残り時間を演算する尿素水残り時間演算部と、
    前記尿素水残り時間が所定時間以下の場合、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を、少なくともキーオンされた後に出力する行う出力処理部と、
    を備えたことを特徴とする作業車両の尿素水補給ガイダンス出力装置。
  6. 尿素水タンク内の尿素水を用いて排ガス処理を行う作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法であって、
    前記尿素水タンク内の尿素水残量を検出する尿素水残量検出ステップと、
    前記作業車両の稼動時間を計測する稼動時間計測ステップと、
    前記尿素水残量をもとに所定単位稼動時間毎の単位尿素水消費量を演算する単位尿素水消費量演算ステップと、
    前記単位尿素水消費量のうち、前記尿素水タンクからの前記尿素水の排水、前記尿素水タンクへの前記尿素水の給水のいずれかの特定現象発生時に演算された単位尿素水消費量を除いて過去の所定稼動時間内の単位尿素水消費量をもとに平均尿素水消費量を演算し、該平均尿素水消費量および現在の尿素水残量をもとに、尿素水補給警報が発報されるまでの時間を示す尿素水残り時間を演算する尿素水残り時間演算ステップと、
    前記尿素水残り時間が所定時間以下の場合、前記尿素水残り時間を含むガイダンス出力を行う出力処理ステップと、
    を含むことを特徴とする作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法。
  7. 前記尿素水残り時間は、前記作業車両の出力制限制御が実行されるまでの時間であることを特徴とする請求項に記載の作業車両の尿素水補給ガイダンス出力方法。
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