JP5798084B2 - 一体成形合成樹脂製パレット - Google Patents
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Description
図1に示されるように、一体成形合成樹脂製パレット10では、矩形格子板状をなす積載デッキ11と、矩形格子板状をなす接地デッキ12とが対向している。積載デッキ11の上面は、例えば、飲料用等の空容器の積み荷の積載される積載面11Sであり、接地デッキ12の下面は、床面等に接する接地面12Sである。積載デッキ11と接地デッキ12とは、筒状をなす複数の桁部13,14によって連結され、これら積載デッキ11、接地デッキ12、及び、複数の桁部は、一体成形されている。
周壁14WPのうち、隅桁部13に対向する部分は、差込孔Hを囲う壁である。積載面11Sのうち、中間桁部14の周壁14WPで囲まれた部分は、積載面11Sの辺に沿って延びる複数の積載桟22aを含む。複数の積載桟22aの各々は、積載桟22aの延在方向から見て、積載面11Sで折り返されたU字状をなす。複数の積載桟22aの各々のうち、積載面11Sを構成する表面部分には、接地デッキ12に向けて貫通する複数の水抜き穴22bが形成されている。複数の水抜き穴22bの各々は、水抜き穴22bが形成されていない構成に比べて、一体成形合成樹脂製パレット10の洗浄性や雨水などの排水性を高め、結果として衛生性を高める。また、複数の積載桟22aの各々の上記表面部分には、グロメットの取り付けられる取り付け孔11SG1が形成され、取り付け孔11SG1の内部にはグロメットが適宜取り付けられる。
積載面11Sのうち、中央桁部15の周壁15WPで囲まれた部分は、積載面11Sの辺に沿って延びる複数の積載桟22aを含む。複数の積載桟22aの各々は、積載桟22aの延在方向から見て、積載面11Sで折り返されたU字状をなし、各積載桟22aの各々の表面部分には、接地デッキ12に向けて貫通する複数の水抜き穴22bが形成されている。
[積載面11S及び接地面12Sの構成]
次に、上記積載面11Sの断面形状と接地面12Sの断面形状とについて説明する。まず、上記一体成形合成樹脂製パレット10に先駆けて、一般的な合成樹脂製パレットにおける積載面と接地面とについて図4を参照して説明する。次いで、上記一体成形合成樹脂製パレット10の積載面11Sと接地面12Sとについて図5から図7を参照して説明する。
[一体成形合成樹脂製パレット10の作用]
上述したように、従来の合成樹脂製パレットは、各デッキの形状や各デッキの樹脂量に起因する成形時の収縮により、図4にて説明された形状をなす。一方で、本実施形態の一体成形合成樹脂製パレット10のように、積載面11Sにおける中央部積載面11SCの高さが縁部積載面11SEの高さよりも低くい構成であれば、飲料用の容器等を段積みした場合に、縁部積載面11SEに積み重ねられた積み荷は、中央部積載面11SCに向けて倒れ込みやすくなる。
高低差St1が15mm以下であれば、飲料用の空容器が20段程度に積み重ねられる場合に、空容器の倒れ込む圧力によって他の空容器が変形することを抑えられる。また、合成樹脂製パレットに積載された荷物が保管される際には、例えば、自動倉庫ではスタッカークレーンが用いられ、合成樹脂製パレットを格納及び搬出するこうした機器と合成樹脂製パレットとの機械的な干渉を抑えることが容易にもなる。なお、高低差St1が0mmよりも大きい範囲であるから、一体成形合成樹脂製パレット10がフォークFでリフトアップされる場合に、積み重ねられた空容器の上部の面が略面一にすることが可能でもある。
例えば、積み荷が250mlの飲料缶である場合、飲料缶の底面の直径は約φ50mmである。ここで、縁部積載面11SEの最外周に配置される飲料缶が1周目の飲料缶と設定され、積載面11Sの内側に進むに従って、2周目の飲料缶、3周目の飲料缶、…、と設定される。縁部幅WEが150mm以下であれば、1周目から3周目までの飲料缶は正立状態であって、4周目以降の飲料缶は内側に倒れ込む状態となる。それゆえに、250mlの飲料缶が20段程度に積み重ねられる場合であっても、飲料缶の荷崩れを抑えることが可能となる。また、縁部幅WEがWE≒0mmの場合には、4周目以降の飲料缶と同じく、最外周に配置される250ml飲料缶も縁部積載面11SEにて内側に倒れ込む状態となる。それゆえに、最外周に配置される飲料缶の荷崩れをより抑えることが可能にもなる。なお、この場合も、上記したのと同様に、積載面11Sの全体の平面視形状と相似形であって、中央部積載面11SCが含まれる面の高さを縁部積載面11SEの高さよりも低くすることが好ましい。また、縁部幅WEが150mmを超える場合であっても、少なくともN周目(Nは1以上の整数であって、積載面11Sにおける飲料缶の周回数以下の整数)の飲料缶が内側に倒れ込む以上、飲料缶の荷崩れを抑える効果は得られる。
高低差St2が5mm以下であれば、積み荷が積み重ねられる作業中に一体成形合成樹脂製パレット10の静置状態を維持することが可能である。また、合成樹脂製パレットにおける桁部の高さは、通常、100mm以上150mm以下の高さであるため、高低差St2が3mm以下であれば、桁部における剛性や強度を確保することが容易にもなる。なお、図5より明らかなように、中央部積載面11SCと縁部積載面11SEとの高低差St1は、中央部接地面12SCと縁部接地面12SEとの高低差St2より大きい。
図8に示されるように、一体成形合成樹脂製パレット10では、複数の桁部のうち中間桁部14が指標桁部として設定される。指標桁部である中間桁部14は、一体成形合成樹脂製パレット10の外周壁を構成する周壁14WPを含み、周壁14WPには、中間桁部14の外側と内側との間を貫通する指標孔SIDが形成されている。指標孔SIDは、側面視にて相互に形状が異なる2種類の孔から構成されている。指標孔SIDを構成する1つの孔は、積載デッキ11を指す矢印「△」を象った三角形孔であり、指標孔SIDを構成する他の孔は、矢印の指す方向の意味を示す「上」を象った孔である。
・中央部接地面12SCと縁部接地面12SEとは、相互に同じ高さであってもよい。あるいは、接地面12Sの全体が同じ高さであってもよい。要するに、積載デッキ11の表面である積載面11Sにおける中央部である中央部積載面11SCの高さが、積載面11Sにおける縁部である縁部積載面11SEの高さよりも低くければよい。
・指標孔SIDが割愛される構成であってもよい。
例えば、1組の隅桁部と中央桁部のみからなる二方差しのパレットの場合では、この中央桁部の中央部積載面の高さを隅部積載面の高さよりも低くすることで上述した荷崩れや落下を抑えることが可能である。さらに、積載面11Sの全体の平面視形状と相似形であって、中央部積載面を含む面の高さを縁部積載面の高さよりも低くするように設定することで、荷崩れや落下を防止することができる。
Claims (4)
- 平板格子状をなす積載デッキと、
前記積載デッキに対向する平板格子状をなす接地デッキと、
前記積載デッキと前記接地デッキとを連結する複数の桁部と
を備える一体成形合成樹脂製パレットにおいて、
前記積載デッキの表面である積載面における中央部である中央部積載面の高さが、前記積載面における縁部である縁部積載面の高さよりも低く、
前記中央部積載面と前記縁部積載面との間には、前記中央部積載面よりも高く、且つ、前記縁部積載面よりも低くい1以上の中間部積載面が更に設けられ、
前記中央部積載面と前記縁部積載面との間には複数の段差が設けられ、
前記接地デッキの表面である接地面における中央部である中央部接地面の高さが、前記接地面における縁部である縁部接地面の高さよりも低く、
前記中央部積載面と前記縁部積載面との高低差は、前記中央部接地面と前記縁部接地面との高低差より大きい
ことを特徴とする一体成形合成樹脂製パレット。 - 前記中央部積載面と前記縁部積載面との高低差St1が、0<St1≦15mmである
請求項1に記載の一体成形合成樹脂製パレット。 - 前記積載デッキと前記接地デッキと前記複数の桁部とで囲まれるフォーク差込用の複数のフォーク差込孔をさらに備え、
フォークの差込方向に対して直交する方向であって前記縁部積載面の縁部からの幅WEが、0<WE≦150mmである
請求項1又は2に記載の一体成形合成樹脂製パレット。 - 前記中央部接地面と前記縁部接地面との高低差St2が、0<St2≦5mmである
請求項1〜3のいずれか1つに記載の一体成形合成樹脂製パレット。
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