JP5798062B2 - 受電装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、給電プラグに対するロック精度を高めることが可能な受電装置を提供することにある。
また、ケーブルロックと充電インレットのコネクタ部とは別体であるため、どちらか一方を交換の対象とすることができる。すなわち、どちらか一方が壊れた場合に両者をまとめて交換するといった必要がない。従って、メインテナンスによるランニングコストを低減することができる。
また、ケーブルロックの一体化された充電インレットの取付部は、取付対象に対し、車内側から取り付けられるため、車外側からのアタックやいたずらに対する耐性が高められる。従って、セキュリティ性を高めることができる。
また、ケーブルロックの一体化された充電インレットの取付部に対し、コネクタ部が装着された状態では、当該コネクタ部及び取付部のいずれか一方に設けられた爪部が、他方に設けられた回り止め部によって回り止めされるとともに、抜け止め部によって抜け止めされる。従って、給電プラグの抜き差し作業を安定させることができる。
さらに、充電インレットのコネクタ部及び取付部のいずれか一方に設けられた係合突部が、他方に設けられた第2の抜け止め部によって抜け止めされることで、抜け止め効果が高められる。従って、給電プラグの抜き差し作業の安定性を高めることができる。
車体に取り付けられたボックス3のボルト挿通孔31に対し、車外側からボルト6を挿通し、そのボルト6にボデー4のボルト挿通孔41を対応させつつ、ボックス3のボス部32をボデー4の挿入孔42に対応させるように、ボックス3に対するボデー4の位置合わせを行う。そして、各ボルト6にナットを螺合すると、ボックス3に対するボデー4の取り付けが完了する。このようにボデー4は、取付対象となるボックス3に対し、車内側から取り付けられる。
(1)ケーブルロック70がボデー4に一体化されているため、寸法公差が僅小化される。このため、ケーブルロック70とインレット5との位置関係が密となり、当該インレット5に接続される給電プラグ2との位置関係も密となる。従って、給電プラグ2に対するロック精度を高めることができる。
(8)インレット5の装着状態において、爪部54が弾性変形されるよう操作アーム56を操作しつつインレット5を回転させることによって、当該インレット5をボデー4から離脱させることができるようになる。従って、ネジによる締結を解除するための操作を伴わないため、インレット5を簡単に取り外すことができる。
・ボルト6はボックス3にインサート成形されてもよい。この場合、車外側からのアタックやいたずらに対する耐性がより高められるとともに、ボックス3に対するボデー4の取付作業の効率化が図られる。
・爪部54の数は1個に限定されない。インレット5に爪部54を複数設け、そのうちの少なくとも1つについて、周方向への移動をボデー4の係合壁49及び回り止め壁48によって規制しつつ、複数の爪部54について、車内側への移動をボデー4の規制壁46、47によって規制することで抜け止め効果を高めてもよい。
・係合突部55の数は3個に限定されない。爪部54に対応する規制壁46による抜け止めと協働して必要な抜け止め効果が得られればよい。
・メインテナンスによるランニングコストが低減される点で、ケーブルロック70の一体化されたボデー4とインレット5とが分割形成されることが望ましいが、三者が一体化されてもよい。
Claims (5)
- 給電プラグが差し込まれる受電装置において、
前記給電プラグが接続される充電インレットと、その充電インレットに接続されている給電プラグを当該充電インレットから抜けなくするケーブルロックとを備え、
前記充電インレットは、取付対象に取り付けられる取付部と、前記給電プラグの接続先となるコネクタ部とを備え、
前記ケーブルロックが前記充電インレットの取付部に一体化され、
前記充電インレットは、前記取付部と前記コネクタ部とが分割形成され、前記ケーブルロックの一体化された前記取付部に対し、前記コネクタ部が着脱自在に設けられている
ことを特徴とする受電装置。 - 給電プラグが差し込まれる受電装置において、
前記給電プラグが接続される充電インレットと、その充電インレットに接続されている給電プラグを当該充電インレットから抜けなくするケーブルロックとを備え、
前記充電インレットは、取付対象に取り付けられる取付部と、前記給電プラグの接続先となるコネクタ部とを備え、
前記ケーブルロックが前記充電インレットの取付部に一体化され、
前記ケーブルロックの一体化された前記充電インレットの取付部は、前記取付対象に対し、車内側から取り付けられる
ことを特徴とする受電装置。 - 給電プラグが差し込まれる受電装置において、
前記給電プラグが接続される充電インレットと、その充電インレットに接続されている給電プラグを当該充電インレットから抜けなくするケーブルロックとを備え、
前記充電インレットは、取付対象に取り付けられる取付部と、前記給電プラグの接続先となるコネクタ部とを備え、
前記ケーブルロックが前記充電インレットの取付部に一体化され、
前記充電インレットのコネクタ部は、前記ケーブルロックの一体化された前記取付部に対し、回転操作を伴って着脱自在に設けられ、
前記コネクタ部及び前記取付部のいずれか一方には、他方に係合される爪部が設けられるとともに、当該他方には、前記回転操作の方向への前記爪部の移動を規制する回り止め部と、前記コネクタ部が前記取付部から離脱する方向への前記爪部の移動を規制する抜け止め部とが設けられ、
前記充電インレットのコネクタ部及び取付部のいずれか一方には、他方に係合される係合突部が設けられるとともに、当該他方には、前記コネクタ部が前記取付部から離脱する方向への前記係合突部の移動を規制して、この方向への抜け止め効果を高める第2の抜け止め部が設けられている
ことを特徴とする受電装置。 - 前記充電インレットのコネクタ部は、前記ケーブルロックの一体化された前記取付部に対し、車内側から組付けられる
請求項1〜3のいずれか一項に記載の受電装置。 - 前記充電インレットのコネクタ部及び取付部の一方には、前記爪部を弾性変形させる操作を伴って、当該爪部の前記回転操作の方向への移動を許容することで前記回り止め部による回り止めを解除する離脱操作部が設けられている
請求項3又は4に記載の受電装置。
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JP2012040378A JP5798062B2 (ja) | 2012-02-27 | 2012-02-27 | 受電装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP2012040378A Active JP5798062B2 (ja) | 2012-02-27 | 2012-02-27 | 受電装置 |
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- 2012-02-27 JP JP2012040378A patent/JP5798062B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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