JP5798035B2 - オプトエレクトロニクス半導体コンポーネント - Google Patents

オプトエレクトロニクス半導体コンポーネント Download PDF

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Description

本発明は、オプトエレクトロニクス半導体コンポーネントに関し、詳細には、窒化物化合物半導体をベースとする半導体コンポーネント(例えばLEDやレーザダイオードなど)に関する。
オプトエレクトロニクス半導体コンポーネントは、一般的には、n型にドープされた領域と、p型にドープされた領域と、これらの領域の間に配置されている放射放出活性ゾーンまたは放射受信活性ゾーンと、を備えている。電気接続部を形成する目的で、p型にドープされた領域およびn型にドープされた領域には、少なくとも一部の領域に接続層が設けられている。接続層は、例えば、金属層、または透明導電性酸化物(TCO)からなる層とすることができる。p型にドープされた窒化物化合物半導体層が電気接続層に結合されているとき、半導体材料と接続層との間の界面に望ましくない大きな電圧降下がしばしば発生し、これによってオプトエレクトロニクスコンポーネントの効率が低下する。
本発明の目的は、窒化物化合物半導体をベースとする改良されたオプトエレクトロニクス半導体コンポーネントであって、p型コンタクト層と接続層との結合が改良されたオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント、を開示することである。詳細には、本コンポーネントの動作時にp型コンタクト層と接続層との間の界面に発生しうる電圧降下が最小である。
この目的は、請求項1の特徴を備えたオプトエレクトロニクス半導体コンポーネントによって達成される。従属請求項は、本発明の有利な構造形態および発展形態に関する。
一実施形態によると、オプトエレクトロニクス半導体コンポーネントは、窒化物化合物半導体をベースとする半導体積層体であって、n型ドープ領域と、p型ドープ領域と、これらn型ドープ領域とp型ドープ領域との間に配置されている活性ゾーンと、を含んでいる半導体積層体、を備えている。n型ドープ領域およびp型ドープ領域は、必ずしも全体がドープ層から形成されていなくてよく、特に、アンドープ層を含んでいることもできる。
本発明において、「窒化物化合物半導体をベースとする」とは、半導体積層体またはその少なくとも1層がIII族窒化物化合物半導体材料、好ましくはInAlGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)を備えていることを意味する。この場合、この材料は、上の化学式に従った数学的に正確な組成を有する必要はない。そうではなく、この材料は、例えば、1つまたは複数のドーパントと、材料InAlGa1−x−yNの特徴的な物理的特性を実質的に変化させることのない追加の構成成分とを備えていることができる。しかしながら、説明を簡潔にする目的で、上の化学式は、結晶格子の本質的な構成成分(In、Al、Ga、N)のみを含んでおり、これらの構成成分は、その一部分をわずかな量のさらなる物質によって置き換えることができる。
活性ゾーンは、特に、放射放出活性層または放射受信活性層とすることができる。活性層は、例えば、pn接合、ダブルへテロ構造、単一量子井戸構造、または多重量子井戸構造として具体化することができる。この場合、量子井戸構造という表現は、閉じ込めの結果として電荷キャリアにおいてエネルギ状態の量子化が起こる任意の構造を包含する。特に、量子井戸構造という表現は、量子化の次元について何らかの指定を行うものではない。したがって、量子井戸構造には、特に、量子井戸、量子細線、および量子ドットと、これらの構造の任意の組合せとが含まれる。
p型ドープ領域は、InAlGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)からなるp型コンタクト層を有する。p型コンタクト層は、特に、GaN層とすることができる。
p型コンタクト層は接続層に隣接しており、接続層は、一構造形態においては、金属または金属合金を備えている。この金属または金属合金は、特に、Al、Ag、またはAuを備えている、あるいはこれらの材料からなることができる。
さらなる構造形態においては、接続層は、透明導電性酸化物を備えている。透明導電性酸化物(略して「TCO」)は、導電性の透明な材料であり、一般的には金属酸化物(例えば酸化亜鉛、酸化スズ、酸化カドミウム、酸化チタン、酸化インジウム、インジウムスズ酸化物(ITO))である。TCOの群には、金属と酸素の二元化合物(例えば、ZnO、SnO、In)のみならず、金属と酸素の三元化合物(例えば、ZnSnO、CdSnO、ZnSnO、MgIn、GaInO、ZnIn、InSn12)、あるいは異なる透明導電性酸化物の混合物も含まれる。
p型コンタクト層は、接続層との界面に、Ga面方位(Ga-face orientation)を有する第1のドメイン(domain)と、N面方位(N-face orientation)を有する第2のドメインとを有する。第1のドメインおよび第2のドメインは、結晶構造の方位が異なる。
窒化物化合物半導体は、エピタキシャル成長時、一般的にはウルツ鉱型結晶構造(wurtzite crystal structure)を形成し、この構造では、結晶のc軸が成長方向に平行に延びる。この場合、成長パラメータに応じて、結晶の[0001]方向に対応する、いわゆるGa面方位を有するドメイン、または結晶の[000−1]方向に対応する、いわゆるN面方位を有するドメインを生じさせることができる。
窒化物化合物半導体は焦電特性を有し、すなわち、外部電界が存在しなくても電気分極を有する。この電界の向きは、Ga面方位およびN面方位において反対である。このため、Ga面方位を有するドメインとN面方位を有するドメインは、電気特性が互いに異なる。
本発明は、窒化物化合物半導体材料からなるp型コンタクト層と、金属、金属合金、または透明導電性酸化物からなる隣接する接続層との間の界面に、Ga面方位を有するドメインとN面方位を有するドメインの両方が存在するならば有利であるという洞察を利用する。
Ga面ドメインは、窒化物化合物半導体材料をp型にドープするうえで有利である。この理由として、特に、MOVPEによって半導体材料を成長させるとき、半導体材料内に水素が組み込まれ、これによって、p型ドーパント(特にマグネシウム)が部分的に不動態化される。p型ドーパントは、例えば熱処理によって活性化され、このとき半導体材料から水素が外部に拡散する(outdiffuse)。水素は、N面ドメインからよりもGa面ドメインからの方が良好に脱出できることが判明している。その理由として、結晶成長においてGa面の標準成長方向からN面成長方向への遷移が起こる界面を水素は通過できない、またはスムーズに通過できない。結果として、p型コンタクト層の表面がGa面ドメインを有するならば、p型ドーパントの活性化がより単純である。
その一方で、N面ドメインは、その利点として、金属、金属合金、または透明導電性酸化物からなる接続層に、低い電圧降下で、または電圧降下なしに、半導体材料を結合することが可能である。その理由として、N面ドメインは、Ga面ドメインとの界面の近傍においてn型半導体材料の性質を有する。この効果が生じるのは、N面ドメインにおいては結晶欠陥が発生し、これにより、本質的にp型にドープされた半導体材料のアクセプタに関して過補償が生じるためであると考えられる。N面ドメインがドメイン境界においてn型特性を有するため、p型コンタクト層のp型にドープされた半導体材料と、隣接する接続層との間に、局部的なトンネル接合が形成される。この効果によって、実質的に電圧降下なしに接続層を結合することが可能である。
しかしながら、p型コンタクト層全体がN面方位を有することは有利ではなく、なぜなら、水素はN面ドメインからスムーズに脱出することができず、結果として、p型ドーパント(特にマグネシウム)の活性化が容易ではないためである。p型コンタクト層は、接続層との界面において、Ga面方位を有するドメインの面積割合が少なくとも10%であることが好ましい。さらには、Ga面方位を有するドメインの面積割合は、最大で90%であることが有利である。
好ましい一構造形態においては、p型コンタクト層は、接続層との界面において、Ga面方位を有するドメインの面積割合が少なくとも40%、最大で70%である。接続層とp型コンタクト層との間の界面の少なくとも30%、最大で60%の残りは、n面方位を有するドメインを有することが有利である。N面ドメインとGa面ドメインのこのような割合によって、第一に、p型コンタクト層と接続層との間の界面における比較的低いかまたはゼロの電圧降下が可能となり、さらには、p型ドーパント(例えばマグネシウム)の良好な活性化も可能となり、これは有利である。p型コンタクト層と接続層との間の界面における電圧降下は、0.2V未満、特に好ましくは0.1V未満であることが有利である。
第1のドメインもしくは第2のドメインまたはその両方は、例えば、約10nm〜約5μmの横方向範囲を有する。
N面ドメインは、1μm未満、好ましくは100nm未満、特に好ましくは10nm未満の横方向範囲を有することが有利である。N面ドメインのこのような小さい横方向範囲は、p型ドーパントを活性化するうえで有利である。
ドメインの大きさと、N面ドメインに対するGa面ドメインの割合は、特に、p型コンタクト層のドーパント濃度および層厚さによって設定することができる。p型コンタクト層は、例えば、5*1019cm−3〜2*1021cm−3の範囲内(両端値を含む)のドーパント濃度を有することができる。ドーパントはマグネシウムであることが好ましい。
N面ドメインは、特に、成長面上に比較的高いドーパント濃度で形成されることが判明している。したがって、p型コンタクト層は、1*1020cm−3より高いドーパント濃度で、特に、1.5*1020cm−3〜3*1020cm−3の範囲内のドーパント濃度で形成されることが好ましい。
p型コンタクト層の厚さは、5nm〜200nmの範囲内(両端値を含む)、特に好ましくは30nm以下であることが有利である。
一構造形態においては、活性層が放射放出層であり、接続層は、本コンポーネントの放射出口面に配置されている。この場合、活性層によって放出される放射を接続層を通じて本コンポーネントから取り出すことができるように、接続層が透明導電性酸化物によって形成されていることが有利である。接続層は、特に、インジウムスズ酸化物(ITO)を含んでいることができる。
p型コンタクト層が接続層との界面においてGa面ドメインおよびN面ドメインの両方を有するため、このp型コンタクト層は、ドメイン構造を有さないp型コンタクト層よりも粗さが大きい。この粗さは、本オプトエレクトロニクスコンポーネントからの放射の取り出しに有利に影響する。特に、p型コンタクト層の粗さを、その上に配置される接続層に引き継ぐことができ、したがって、接続層の表面も比較的大きな粗さを有し、これは有利である。接続層は、周囲の媒体(例えば空気など)に隣接させることができ、この場合、接続層の表面の粗さが比較的大きいことは、放射の取り出しに有利に影響し、なぜなら、周囲の媒体との界面における放射の全反射と、特に、半導体ボディ内での多重全反射も減少するためである。
本オプトエレクトロニクスコンポーネントのさらなる構造形態においては、活性層が放射放出層であり、本コンポーネントの放射出口面は、活性層から見て接続層とは反対側に位置している。この場合、活性層によって放出される放射は、p型コンタクト層および接続層とは反対側の面において本オプトエレクトロニクスコンポーネントから出る。この構造形態においては、接続層は、特に、金属または金属合金からなるミラー層とすることができる。この金属または金属合金は、銀、アルミニウム、または金を含んでいる、またはこれらの材料からなることが好ましい。活性層によって放射出口面とは反対方向に放出された放射は、放射出口面において本オプトエレクトロニクスコンポーネントから取り出されるように、ミラー層によって放射出口面の方向に反射され、これは有利である。
あるいは、接続層が、例えばITOなどの透明導電性酸化物を備えていることもでき、この場合、活性層から見て接続層の後ろにミラー層が存在していることが好ましい。ミラー層は、金属または金属合金からなる層とすることができる。ミラー層は、この構造形態においては誘電体ミラーであることが特に好ましい。誘電体ミラーは、異なる屈折率を有する2種類の誘電体材料が交互に何重にも配置された層(例えば、SiOおよびSiNが交互に配置された層)を備えていることが有利である。誘電体ミラーを使用すると、所定の波長または所定の波長範囲において、金属ミラーの場合よりも高い反射性を得ることが可能であり、これは有利である。誘電体ミラーを使用するときには、p型コンタクト層の電気接続は接続層の透明導電性酸化物によって行われ、このような接続層は、たとえ隣接する金属層なしでも十分な電流拡散を提供する。
オプトエレクトロニクスコンポーネントの第1の例示的な実施形態の断面の概略図を示している。 オプトエレクトロニクスコンポーネントの第2の例示的な実施形態の断面の概略図を示している。 オプトエレクトロニクスコンポーネントの第3の例示的な実施形態の断面の概略図を示している。
以下では、本発明について、3つの例示的な実施形態に基づいてさらに詳しく説明する。
図面において、同一の構成要素、または機能が同じである構成要素には、同一の参照数字を付してある。図示した構成要素と、構成要素の互いの大きさの関係は、必ずしも正しい縮尺ではないことを理解されたい。
図1に示したオプトエレクトロニクス半導体コンポーネントは、窒化物化合物半導体材料をベースとする半導体積層体3を含んでいる。
したがって、半導体積層体3の半導体層4,5,6,7は、特に、InAlGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)を備えている。
半導体積層体3は、成長基板10上に例えばエピタキシャル成長している。成長基板10は、例えばサファイア基板またはGaN基板である。
半導体積層体3は、n型ドープ領域4と、p型ドープ領域8と、n型ドープ領域4およびp型ドープ領域8の間に配置されている活性層5と、を含んでいる。
n型ドープ領域4およびp型ドープ領域8のそれぞれは、1層または複数層の半導体層を備えていることができる。さらには、n型ドープ領域4およびp型ドープ領域は、アンドープ層を含んでいることもできる。
活性層5は、特に、放射放出層とすることができる。特に、活性層5は、pn接合、または好ましくは単一量子井戸構造あるいは多重量子井戸構造を備えていることができる。本半導体コンポーネントは、一例として、LEDまたは半導体レーザである。あるいは、活性ゾーン5が放射受信層であり、本オプトエレクトロニクス半導体コンポーネントを検出器とすることも可能である。
p型ドープ領域8は、InAlGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)からなるp型ドープ層6およびp型コンタクト層7を含んでいる。p型コンタクト層7は、金属、金属合金、または透明導電性酸化物からなる接続層9に隣接している。
接続層9は、電流を半導体積層体3の中に伝える目的で電気コンタクトを形成する役割を果たす。導電性基板を使用する場合、例えば基板10の裏面にさらなる電気コンタクト11を配置することができる。
p型コンタクト層7は、窒化物化合物半導体材料の結晶構造の異なる方位を有する異なるドメイン1,2を有する。具体的には、p型コンタクト層7は、接続層9との界面において、Ga面方位を有する第1のドメイン1と、N面方位を有する第2のドメイン2とを含んでいる。Ga面ドメイン1は、窒化物化合物半導体材料の六方晶結晶格子の[0001]結晶方向を向いており、N面ドメイン2は、[000−1]結晶方向を向いている。Ga面ドメイン1およびN面ドメイン2においてはIII属材料(Ga、In、またはAl)とN原子との間の結合の方位が異なるため、ドメイン1およびドメイン2は機械特性および電気特性が異なる。
p型コンタクト層7がGa面ドメイン1およびN面ドメイン2の両方を有するならば有利である。
窒化物化合物半導体材料のp型ドーパント(好ましくはマグネシウム)の活性化は、一般的には熱処理によって行われ、このとき半導体材料から水素が脱出する。水素はN面ドメイン2からよりもGa面ドメイン1からの方が良好に脱出できることが判明している。したがって、p型コンタクト層7の少なくとも一部の領域が、Ga面方位を有する第1のドメイン1を有するならば有利である。
N面ドメイン2は、大きな電圧降下なしにp型コンタクト層7を接続層9に電気的に接続することを可能にし、これは有利である。この理由として、本質的にはp型にドープされているにもかかわらず、接続層9との界面において、N面方位を有するドメイン2がn型特性を有する。この場合、N面ドメインでは結晶層に欠陥が形成されることでアクセプタが過補償され、したがってN面ドメイン2はn型特性を有するものと考えられる。
接続層9との界面において、N面ドメイン2はそのn型特性に起因してトンネル接合を形成し、このトンネル接合により、大きな電圧降下なしにp型コンタクト層7が接続層9に電気的に接続される。好ましくは、p型コンタクト層7と接続層9との間の界面における電圧降下は、0.2V未満、特に、0.1V未満である。
従来のp型にドープされた窒化物化合物半導体層を接続層(例えば透明導電性酸化物からなる層)に電気的に接続するときに一般的に発生する0.2V以上の電圧降下は、p型コンタクト層7におけるN面ドメインによって低下する、もしくは完全に防止される。
接続層9は、透明導電性酸化物(例えばITO、ZnO)からなる層であることが好ましい。透明導電性酸化物からなる接続層9は、特に、オプトエレクトロニクス半導体コンポーネントがLEDであり、放射が接続層9を通じて取り出される場合に有利である。この場合、接続層9をp型コンタクト層7全体に形成することができ、結果として、接続層9における大きな吸収損失なしに良好な電流拡散が生じ、これは有利である。
あるいは、接続層9を、金属または金属合金からなる層とすることができ、この場合、p型コンタクト層7の好ましくは一部分にのみ形成する。金属または金属合金からなる接続層9の場合、接続層9は、例えばアルミニウムを備えている、またはアルミニウムからなることができる。
p型コンタクト層7は、接続層9との界面において、Ga面方位を有するドメインの面積割合が少なくとも10%、最大で90%、特に好ましくは少なくとも40%、最大で70%であることが有利である。
第1のドメイン1および第2のドメイン2は、必ずしも図1に示したようにp型コンタクト層7の厚さ全体わたり延在している必要はなく、代わりに接続層9との界面の領域のみに形成することもできる。結果として、第1のドメイン1および第2のドメイン2は、その縦方向範囲および横方向範囲のいずれも互いに異なっていることができる。特に、第1のドメイン1および第2のドメイン2の横方向範囲は、p型コンタクト層7の層厚さ全体にわたり一定である必要はなく、変化していてもよい。一例として、ドメイン1,2は、角錐台の形状とすることもできる。
Ga面ドメイン1およびN面ドメイン2の実際の形状は、特に、p型コンタクト層7のドーパント濃度および層厚さに依存する。
p型コンタクト層7にGa面ドメイン1およびN面ドメイン2の両方を形成するためには、p型コンタクト層7の厚さが5nm〜200nmの範囲内であり、かつドーパント濃度が5*1019cm−3〜2*1021cm−3の範囲内(両端値を含む)であることが有利である。p型コンタクト層7は、20nm以下の厚さを有することが好ましい。ドーパント濃度は、好ましくは1*1020cm−3以上、例えば1.5*1020cm−3〜3*1020cm−3の範囲内である。
第1のドメイン1もしくは第2のドメイン2またはその両方の横方向範囲は、p型コンタクト層7と接続層9との間の界面において、例えば10nm〜5μmの範囲内である。
接続層9との界面において、N面ドメイン2の横方向範囲が、1μm未満、好ましくは100nm未満、特に好ましくは10nm未満であるならば、特に有利である。このようにすることで、十分な数および大きさのGa面ドメイン1がN面ドメイン2の間に配置され、p型コンタクト層7におけるp型ドーパントの活性化時、水素はこれらのGa面ドメイン1を通って脱出することができる。
p型コンタクト層7に第1のドメイン1および第2のドメイン2が形成されているため、p型コンタクト層7は、窒化物化合物半導体からなる従来のp型コンタクト層よりも大きな粗さを有する。この大きな粗さは、接続層9との界面から接続層9の表面まで伝搬させることができ、この粗さは、本オプトエレクトロニクス半導体コンポーネントからの放射の取り出しに有利に影響する。
図2に示したオプトエレクトロニクス半導体コンポーネントの例示的な実施形態は、いわゆる薄膜LEDであり、半導体積層体3から元の成長基板が除去されている。元の成長基板はn型ドープ領域4から分離されており、n型ドープ領域4は、この例示的な実施形態においては、本オプトエレクトロニクスコンポーネントの放射出口面に配置されている。この半導体コンポーネントは、元の成長基板とは反対側において、例えばはんだ層13によってキャリアボディ14に貼り付けられている。したがって、活性層5から見て、p型コンタクト層7を有するp型ドープ領域8はキャリアボディ14の側にある。キャリアボディ14は、例えばゲルマニウムまたはセラミックを備えていることができる。
前述した例示的な実施形態と同様に、p型コンタクト層7は、Ga面方位を有する第1のドメイン1と、N面方位を有する第2のドメイン2とを含んでいる。第1のドメイン1および第2のドメイン2を有するp型コンタクト層7は接続層9に隣接しており、接続層9は、金属または金属合金を含んでいることが有利である。第2の電気接続部を形成する目的で、n型ドープ領域4にコンタクト層12を形成することができる。
p型コンタクト層7におけるドメイン1およびドメイン2の有利な配置構造と、接続層9との電気的接続に関連する利点は、前述した例示的な実施形態と同様である。
活性ゾーン5によってキャリアボディ14の方向に放出される放射が、反対側のn型ドープ領域4の表面における放射出口領域に反射されるようにする目的で、接続層9は反射層であることが好ましい。反射性の接続層9は、特に、アルミニウム、銀、または金を備えている、あるいはこれらの金属からなることができる。反射性の接続層9とはんだ層13(本半導体コンポーネントをキャリアボディ14に結合している)との間には、1層または複数層のさらなる層を配置することができる(図示していない)。これらのさらなる層は、特に、密着層、ウェッティング層、バリア層(はんだ層13の材料が反射性の接続層9の中に拡散することを阻止する)のうちの少なくとも1層とすることができる。
図3に示した、オプトエレクトロニクス半導体コンポーネントのさらなる例示的な実施形態は、図2に示したコンポーネントとの違いとして、接続層9が金属または金属合金からなる層ではなく、透明導電性酸化物からなる層である。特に、p型コンタクト層7に隣接する接続層9は、インジウムスズ酸化物(ITO)からなる層とすることができる。活性層5から見て、透明な接続層9の後ろにミラー層15が存在している。
ミラー層15は、特に、誘電体ミラーとすることができる。誘電体ミラー15は、例えば、SiO層とSiN層の対を複数含んでいることができる。誘電体ミラーは、金属ミラーにはない利点として、所定の波長または所定の波長範囲において、金属ミラー層を使用するよりも一般的に高い反射率を得ることが可能である。誘電体ミラー15の場合、例えば1つまたは複数の導電接続部16によって接続層9をはんだ層13に接続することができる。
それ以外の部分については、図3の例示的な実施形態は、機能およびさらなる有利な構造形態に関して、図2に示した例示的な実施形態と同様である。
ここまで、本発明について例示的な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。本発明は、任意の新規の特徴および特徴の任意の組合せを包含しており、特に、請求項における特徴の任意の組合せを含んでいる。これらの特徴または特徴の組合せは、それ自体が請求項あるいは例示的な実施形態に明示的に記載されていない場合であっても、本発明に含まれる。
本特許出願は、独国特許出願第102008052405.0号の優先権を主張し、この文書の開示内容は参照によって本出願に組み込まれている。

Claims (14)

  1. 窒化物化合物半導体をベースとする半導体積層体(3)を備えているオプトエレクトロニクス半導体コンポーネントであって、
    前記半導体積層体(3)が、n型ドープ領域(4)と、p型ドープ領域(8)と、前記n型ドープ領域(4)と前記p型ドープ領域(8)との間に配置されている活性ゾーン(5)と、を含んでおり、前記p型ドープ領域(8)が、InAlGa1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、かつx+y≦1)からなるp型コンタクト層(7)を備えており、前記p型コンタクト層(7)が、金属、金属合金、または透明導電性酸化物からなる接続層(9)に隣接しており、
    前記p型コンタクト層(7)がマグネシウムでドーピングされており、
    前記p型コンタクト層(7)のドーパント濃度が5*10 19 cm −3 〜2*10 21 cm −3 の範囲内であり、
    前記p型コンタクト層(7)の厚さが5nm〜200nmの範囲内であり、
    前記p型コンタクト層(7)が、前記接続層(9)との界面に、Ga面方位を有する第1のドメイン(1)と、N面方位を有する第2のドメイン(2)とを有する、
    オプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  2. 前記p型コンタクト層(7)が、前記接続層(9)との界面において、Ga面方位を有するドメイン(1)を面積割合として少なくとも10%、最大で90%有する、
    請求項1に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  3. 前記p型コンタクト層(7)が、前記接続層(9)との界面において、Ga面方位を有するドメイン(1)を面積割合として少なくとも40%、最大で70%有する、
    請求項2に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  4. 前記第1のドメイン(1)もしくは前記第2のドメイン(2)またはその両方が、それぞれ、10nm〜5μmの横方向範囲を有する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  5. 前記第2のドメイン(2)が1μm未満の横方向範囲を有する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  6. 前記p型コンタクト層(7)が、1*1020cm−3より高いドーパント濃度を有する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  7. 前記p型コンタクト層(7)が30nm以下の厚さを有する、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  8. 前記活性ゾーン(5)が放射放出層であり、前記接続層(9)が前記コンポーネントの放射出口面に配置されている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  9. 前記接続層(9)が透明導電性酸化物を備えている、
    請求項に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  10. 前記活性ゾーン(5)が放射放出層であり、前記コンポーネントの放射出口面が、前記放射放出層(5)から見て前記接続層(9)とは反対側に位置している、
    請求項1〜のいずれか1項に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  11. 前記接続層(9)が、金属または金属合金からなるミラー層である、
    請求項10に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  12. 前記接続層(9)が透明導電性酸化物を備えている、
    請求項10に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  13. 前記活性層(5)から見て前記接続層(9)の後ろにミラー層(15)が存在している、
    請求項12に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。
  14. 前記ミラー層(15)が誘電体ミラーである、
    請求項13に記載のオプトエレクトロニクス半導体コンポーネント。


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