JP5797358B2 - 粉体処理装置 - Google Patents

粉体処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5797358B2
JP5797358B2 JP2015522545A JP2015522545A JP5797358B2 JP 5797358 B2 JP5797358 B2 JP 5797358B2 JP 2015522545 A JP2015522545 A JP 2015522545A JP 2015522545 A JP2015522545 A JP 2015522545A JP 5797358 B2 JP5797358 B2 JP 5797358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impact
impact pin
rotor
fixed
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015522545A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014203497A1 (ja
Inventor
英敏 岩松
英敏 岩松
健一 烝原
健一 烝原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nara Machinery Co Ltd
Original Assignee
Nara Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nara Machinery Co Ltd filed Critical Nara Machinery Co Ltd
Priority to JP2015522545A priority Critical patent/JP5797358B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5797358B2 publication Critical patent/JP5797358B2/ja
Publication of JPWO2014203497A1 publication Critical patent/JPWO2014203497A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C19/00Other disintegrating devices or methods
    • B02C19/0012Devices for disintegrating materials by collision of these materials against a breaking surface or breaking body and/or by friction between the material particles (also for grain)
    • B02C19/0018Devices for disintegrating materials by collision of these materials against a breaking surface or breaking body and/or by friction between the material particles (also for grain) using a rotor accelerating the materials centrifugally against a circumferential breaking surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/26Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/10Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills with horizontal rotor shaft and axial flow
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/26Details
    • B02C13/28Shape or construction of beater elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C13/00Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
    • B02C13/26Details
    • B02C13/28Shape or construction of beater elements
    • B02C13/2804Shape or construction of beater elements the beater elements being rigidly connected to the rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)

Description

本発明は、粉体処理装置に関する。
従来、特許文献1のように、衝撃式打撃手段を用いて、固体粒子の表面に他の微小固体粒子を埋設若しくは固着して、又は固体粒子の表面に他の微小固体粒子を膜状に固定化して、固体粒子について表面改質処理したり、さらには金属や樹脂などの不定形粒子を球形化処理したりする粉体処理装置が提案されている。
特開平06−55053号公報
粉体処理装置では、被処理粉体の物性に合わせて、衝撃室内の雰囲気温度などのバランスが取れた運転条件を設定する必要がある。
したがって本発明の目的は、被処理粉体の物性に合わせて、衝撃室内の雰囲気温度等のバランスが取れた運転条件を容易に得ることが可能な粉体処理装置を提供することである。
本発明に係る粉体処理装置は、水平方向の軸周りに回転するローターと、ローターの前面に放射状に複数取り付けられる衝撃ピンと、衝撃ピンが取り付けられたローターの側面を覆い、衝撃ピンの最外周軌道面に沿って周設される衝突リングとを備え、衝撃ピンを構成する部材の一部は、他方に対して着脱可能な状態で取り付けられ、且つ衝撃ピンと衝突リングとの距離を調整するために複数種類用意されるか、又は複数の前記衝撃ピンを一体化させた衝撃ピン群が、ローターに対して着脱可能な状態で取り付けられ、且つ衝撃ピンと衝突リングとの距離を調整するために複数種類用意される。
着脱部又は衝撃ピン群を取り替えることにより、衝撃ピンと衝突リングとの間の距離(クリアランス)を調整できるので、被処理粉体の物性に合わせて、衝撃室内の雰囲気温度等のバランスが取れた運転条件を容易に得ることが可能になる。
好ましくは、衝撃ピンは、ローターに固定される固定部と、固定部に着脱可能な状態で取り付けられる着脱部とを有し、着脱部は、衝撃ピンを構成する部材の一部であり、固定部は、衝撃ピンを構成する部材の他方であり、着脱部は、個々の着脱部の高さ方向の長さが異なる複数種類のものが用意される。
衝撃ピンの先端部分(衝突リングに近い部分)は、摩耗しやすいが、かかる部分は、ローターに固定された固定部から取り外し可能な着脱部で構成されるので、かかる部分だけを交換することが可能になる。また、着脱部の材質をセラミックスや超硬合金とすることで、耐摩耗性を向上させることができる。
さらに好ましくは、固定部は、回転軸の軸方向に平行に延び、着脱部が係合する溝部を有し、溝部は、開口部が底部よりも狭い断面形状を有する。
溝部の係合によって、着脱部が固定部に取り付けられるため、少なくとも、半径方向に着脱部が外れるのを防止出来る。
また、好ましくは、ローターと固定部の内部には冷却機構が設けられる。
ローターだけでなく衝撃ピンの固定部の内部にまで冷却機構を設けることで、固定部の内部に冷却機構を設けない形態に比べて、衝撃室及び循環回路内の雰囲気温度の上昇を抑える制御を行いやすいメリットがある。
また、好ましくは、複数の衝撃ピンの一端部を衝撃ピン固定部材に固定した衝撃ピン群を形成し、衝撃ピン固定部材は、ローターに着脱可能な状態で取り付けられ、衝撃ピン群は、衝撃ピンの高さ方向の長さが異なる複数種類のものが用意される。
衝撃ピン固定部材のローターへの取り付けは回転軸に平行な軸方向へのネジ止めにより行われ、着脱部を半径方向のネジ止めで固定部に取り付ける形態に比べて、大きいネジを使用出来るので、固定を確実に行えるメリットがある。
また、ローターを回転軸に取り付けた状態で、複数の衝撃ピンが衝撃ピン固定部材も固定されて一体化した衝撃ピン群をローターに着脱出来るので、ローターを回転軸から取り外してから個々の着脱部を各々固定部に取り付ける形態に比べて、着脱作業を容易に行えるメリットもある。
また、ローターは高速で回転するため、装置の振動を極力抑えるためにも静バランス、動バランスを取っておく必要がある。ローターを回転軸から取り外してから個々の着脱部を各々固定部に取り付ける形態では、一度着脱部を固定部に取り付けた状態でバランスを取っても、一度取り外した後再度同じ着脱部を使用する場合は、前回と同じ固定部に取り付ける必要がある。そのため、複数の衝撃ピンが衝撃ピン固定部材に一体的に固定されている形態の方が、部材の管理や運用が容易に行えるメリットもある。
また、好ましくは、衝撃ピンの端部であって、ローターと対向する側と反対側は、各々固定リングに固定される。
以上のように本発明によれば、被処理粉体の物性に合わせて、衝撃室内の雰囲気温度等のバランスが取れた運転条件を容易に得ることが可能な粉体処理装置を提供することができる。
本実施形態における粉体処理装置と周辺機器の構成を示す正面図である。 第1実施形態における粉体処理装置を正面から見た断面構成図である。 第1実施形態における粉体処理装置を側面から見た断面構成図である。 第2ジャケットが設けられた場合の、粉体処理装置を側面から見た断面構成図である。 図4の要部拡大断面構成図である。 第1実施形態における着脱部の一つが固定部に取り付けられる前の衝撃ピンと衝突リングの位置関係を示す斜視図である。 図6の要部拡大斜視図である。 先端部の高さが異なる3種類の着脱部の断面構成図である。 第1実施形態における着脱部が固定部に取り付けられた後の衝撃ピンと衝突リングの位置関係を示す斜視図である。 第2実施形態における粉体処理装置を正面から見た断面構成図である。 第2実施形態における粉体処理装置を側面から見た断面構成図である。 第2実施形態における衝撃ピン群がローターに取り付けられる前の衝撃ピン群と衝突リングの位置関係を示す斜視図である。 第2実施形態における衝撃ピン群がローターに取り付けられた後の衝撃ピン群と衝突リングの位置関係を示す斜視図である。 2分割構造の衝撃ピン群がローターに取り付けられる前の衝撃ピン群と衝突リングの位置関係を示す斜視図である。 2分割構造の衝撃ピン群であって、第1固定リング部材と第2固定リング部材の当接部分の一部が軸方向に重なり合う形態で、ローターに取り付けられる前の衝撃ピン群と衝突リングの位置関係を示す斜視図である。 2分割構造で嵌合する衝撃ピン群がローターに取り付けられる前の衝撃ピン群と衝突リングの位置関係を示す斜視図である。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。第1実施形態における粉体処理装置1は、本体ケーシング2、後部カバー3、前部カバー4、ローター5、衝撃ピン6、回転軸7、衝突リング8を備える(図1〜図9参照)。
ローター5は、円板形状を有し、略水平方向に延びる回転軸7を中心として、後部カバー3、前部カバー4、衝突リング8に囲まれた空間である衝撃室Aにおいて高速回転する。
衝撃ピン6は、ブレード型で、ローター5の前面に所定の間隔を置いて放射状に複数取り付けられる。第1実施形態では、衝撃ピン6は、回転軸7の中心方向ほど幅が狭くなる略台形柱形状の固定部6aと当該固定部6aに着脱自在に取り付けられる着脱部6bとで構成される。固定部6aのローター5への取り付けは溶接で行われる。
固定部6aの回転軸7の軸方向と平行な長手方向の寸法が長い場合には、ローター5に固定された固定部6aの一端とは反対側の端部が、ローター5の高速回転によって発生する遠心力によって半径方向に撓んで、当該端部の最外周軌道面が衝突リング8の内周面に接触する(場合によってはローター5そのものも、その外周部が後部カバー3方向に反る)のを防止するために、図6や図9に示すように、前記ローター5に固定された固定部6aの一端とは反対側の端部を固定リング6cに固定するのが望ましい。
なお、図2は、粉体処理装置1の内部構造を示すために、8個の衝撃ピン6がローター5に取り付けられる例(中型機)を示し、図6や図9は、衝撃ピン6の構造を具体的に示すために、16個の衝撃ピン6がローター5に取り付けられる例を示す(大型機、装置が大きくなるほど、衝撃ピンの本数が多くなる)。
固定部6aの最外周軌道面には、回転軸7の軸方向に平行な長手方向に延び、着脱部6bの長手方向に設けられた凸部(ほぞ)が係合する略蟻溝形状の溝部6a2が設けられる。第1実施形態における略蟻溝形状は、断面が上辺側で開口する台形形状に限らず、断面が上部(中央の出っ張った部分)で開口する凸形状など、開口部が底部よりも狭い溝形状のものを含む。溝部6a2には、着脱部6bを固定するためのタップ穴6a3(不図示)が複数個切られている。
着脱部6bは、固定部6aの長手方向(軸方向)の長さや幅(厚さ)が略同じ直方体形状を有する先端部6b1と、溝部6a2と略同じ形状を有する係合部6b2とが一体に構成される。着脱部6bは、先端部6b1を構成する略直方体形状の高さ(ローター5を構成する円板の半径方向の長さ)が異なる複数種類のものが用意される(図8参照)。装置の大きさによっても異なるが、着脱部6bを固定部6aに取り付けたときの衝撃ピン6の最外周軌道面と衝突リング8との間隔が、例えば5〜30mmになるような複数種類(例えば5mm刻みで6種類)の着脱部6bを用意する。
また、着脱部6bには、直方体形状の高さ方向で、先端部6b1と係合部6b2とを貫通するネジ穴6b3が上記タップ穴6a3に対応する位置に、タップ穴6a3と同数個設けられる。そして着脱部6bの係合部6b2を軸方向にスライドさせて、固定部6aの溝部6a2に滑り込ませることによって着脱部6bを固定部6aに取り付け、六角穴付きボルト等(不図示)を着脱部6bのネジ穴6b3に挿通して溝部6a2のタップ穴6a3に締め込むことによって固定する。
着脱部6bを固定部6aに着脱可能な状態で取り付けることにより、衝撃ピン6の半径方向の長さが調整可能になる。このため、高さの異なる着脱部6bを選択することにより、着脱部6bの先端(固定部6aと反対側)と、衝突リング8との間隔を調整することが可能になる。
衝突リング8は、ローター5や衝撃ピン6を囲む略円筒形状を有し、固定部6aに取り付けられた着脱部6bの最外周軌道面に沿い、且つ着脱部6bに対して一定の間隔をおいて周設される。
次に、粉体処理装置1のその他の部材と周辺機器について説明する。衝突リング8の上部を一部切り欠いて設けた改質粉体排出口には、改質粉体排出口に密接して嵌合する排出口開閉弁9が設けられ、排出口開閉弁9の弁軸10と、弁軸10を介して排出口開閉弁9を駆動操作するアクチュエータ11とが設けられる。排出口開閉弁9の下流には改質粉体排出管17を介してバッグコレクターなどの粉体捕集器(固気分離装置)18が設けられる。
また、衝突リング8の一部で開口する入口12aと、前部カバー4におけるローター5の中心部と対向する位置で開口する出口12bとを連絡して閉回路を形成する循環回路12、原料ホッパー13、原料ホッパー13と循環回路12とを連絡する原料供給用シュート14、原料供給用シュート14の途中に設けられた供給口開閉弁15が設けられる。
また、原料ホッパー13の上流には、予め母粒子に子粒子を予備的に付着させた混合粉体(オーダードミクスチャー)を調整する必要がある場合に使用する各種ミキサーや自動乳鉢等のプレプロセッサー19、プレプロセッサー19で得られた混合粉体を粉体処理装置1に定量供給するための原料計量フィーダー20が設けられる。
粉体処理装置1の衝撃室A及び循環回路12内の雰囲気温度の上昇を抑えるために、衝撃室Aを囲む部材(後部カバー3、前部カバー4、衝突リング8)の内部をジャケット構造(第1ジャケット21a)とし、また循環回路12を二重管構造のジャケット構造(不図示)として、ジャケット構造に冷却水等の冷媒を流通させる形態であってもよい。図3や図4では、衝突リング8内にジャケット構造(第1ジャケット21a)が設けられる例を示す。
また、ローター5及びローター5に固定された衝撃ピン6の固定部6aの内部に冷媒の通路(第2ジャケット21b)を形成し、この冷媒の通路の内部に冷却水等を流通させる形態であってもよい(図4、図5参照)。具体的には、回転軸7を中空構造とし、その内部に円筒状の送水管7aを挿通し、回転軸7と送水管7aとの間隙を排水路7bとする。ローター5の内部には、その外周部(固定部6aの通路に当接する部分)において回転軸を中心としたリング状の空間(循環水路)と、回転軸に直交し、リング状の空間まで半径方向に延びている、例えば2組4本の空間(送水路と排水路)が設けられている。送水路の他端は回転軸7の開口を介して送水管7aと、排水路の他端は回転軸7の別の開口を介して排水路7bと連通している。固定部6aの内部にも図4及び図5に示すような循環水路が設けられている。そして、送水管7a→ローター5内部の送水路→ローター5内部の循環水路→固定部6a内部の循環水路→ローター5内部の循環水路→ローター5内部の排水路→排水路7bという冷媒の水路が形成される。
第2ジャケット21bを使って、ローター5だけでなく衝撃ピン6の固定部6aの内部にまで冷却機構を設けることで、固定部6aの内部に冷却機構を設けない形態に比べて、衝撃室A及び循環回路12内の雰囲気温度の上昇を抑える制御を行いやすいメリットがある。
第1実施形態における粉体処理装置1を使った固体粒子の表面改質処理手順を、母粒子の表面に子粒子を固定化する例で説明する。まず着脱部6bを固定部6aに固定したローター5を回転軸7に取り付け、ナットで固定し、前部カバー4を閉じる。そして、第1ジャケット21aと第2ジャケット21bに一定流量で冷媒、例えば冷却水を流しておく。
原料供給用シュート14の途中に設けられた供給口開閉弁15を閉状態とし、改質粉体排出口の排出口開閉弁9も閉状態として、図示しない駆動手段によって回転軸7を回転させ、例えば外周速度が80m/sec程度でローター5を回転させる。このとき、衝撃ピン6の回転に伴って急激な空気の流れが生じ、この空気流の遠心力に基づくファン効果によって、衝突リング8の一部に開口する入口12aから、循環回路12、前部カバー4におけるローター5の中心部と対向する位置に開口する出口12bを介して衝撃室Aに戻る循環流れ、すなわち完全な自己循環の流れが形成される。
この際発生する単位時間当たりの循環風量は、衝撃室と循環系の全容積に比べて著しく多量であるため、短時間の内に莫大な回数の空気流循環サイクルが形成される。
循環流れの形成後、供給口開閉弁15を開き、母粒子と子粒子との混合粉体を、原料計量フィーダー20を経由して原料ホッパー13内に投入すると、混合粉体は原料ホッパー13及び原料供給用シュート14を経て衝撃室Aに進入する。その後、供給口開閉弁15を閉状態にする。
衝撃室A内に導入された混合粉体は、衝撃室A内で高速回転するローター5に設けられた衝撃ピン6によって瞬間的な打撃作用を受け、さらに周辺の衝突リング8に衝突する。そして当該循環気流に同伴され、循環回路12を通って再び衝撃室Aに戻り、再度同様の打撃作用を受ける。打撃作用を繰り返して受けることにより、短時間で均一な固定化処理(母粒子の表面への子粒子の固定化)が行われ、母粒子の表面に子粒子を強固に固定した複合粒子が得られる。
固定化処理終了後、改質粉体排出口の排出口開閉弁9を移動させて開状態にして、複合粒子を排出する。この複合粒子は、粒子自身に作用している遠心力によって排出され、改質粉体排出管17を経由して粉体捕集器18にて捕集される。
混合粉体は気流の循環流れに同伴して循環回路12と衝撃室Aを巡るが、粉体処理装置1は回分式の装置であり、1バッチの操作で処理出来る混合粉体の量は、衝撃室A内における衝撃ピン6(の着脱部6b)の最外周軌道面と衝突リング8との間の容積、すなわち衝撃ピン6の最外周軌道面と衝突リング8との間の距離(クリアランス)によって決まる。
そのため、衝撃室A内に投入する混合粉体量、すなわち混合粉体の1バッチの仕込み量を増やしてもある量のところまでは負荷電流値に大きな増加はないが、そのある量を超えると急激に負荷電流値が上昇するとともに衝撃室内の雰囲気温度も上昇する。そのため、例えば熱に弱いトナー粒子を処理する場合には、トナー粒子が溶け出して、衝撃ピン6や衝突リング8、循環回路12の内面に付着したり変質したりすることがあった。
高さ寸法が短い着脱部6bを用いて、衝撃ピン6の最外周軌道面と衝突リング8との距離を広げれば1バッチ当たりの処理量を増やせ、また衝撃室A内の雰囲気温度の急激な上昇を抑えることができる。また、基本的に混合粉体に与える衝撃力はローター5の回転速度(衝撃ピン6の最外周軌道面の周速度)によって決まるが、上記のクリアランスが広くなればなるほどこの衝撃力は弱くなるため、通常のクリアランスの装置で処理する場合と同等の処理粉体を得るためには1バッチ当たりの処理時間を長くする必要が生じる。
上記のクリアランスを調整するためには、ローター5の外径(衝撃ピン6の最外周軌道面の直径)及び/又は衝突リング8の内径を変えたものを数種類ずつ用意するという方法もあり得るが、衝突リング8の交換は本体ケーシング2や前部カバー4、後部カバー3との関係もあるので極めて困難である。ローター5の外径を変える場合には、数十〜数百キログラムもある衝撃ピン6が取り付けられたローター5を複数用意することになり、製作費用の面からも、交換の作業性からも好ましくない。第1実施形態では、高さ方向の寸法が異なる着脱部6bを取り替えて使用することで、簡単に上記のクリアランスを調整することができる。
また、被処理粉体の処理状態は個々の被処理粉体の物性によっても異なるので、個々の被処理粉体の物性や処理の目的等によって、運転条件のバランスを調整する必要がある。
このため、混合粉体の処理量(1バッチの仕込み量)や処理時間を変えたり、高さ方向の長さが異なる着脱部6bを取り付けたりして同様の運転を行い、複合粒子の処理状態や物性の変化(変質の有無)、衝撃室A内の雰囲気温度の変化、さらには複合粒子(又はその原料となる母粒子や子粒子)の衝撃ピン6やローター5、衝突リング8、循環回路12の内面への付着の有無等を確認して、最適な運転条件を掴む。
第1実施形態では、高さ方向の長さが異なる着脱部6bを取り替えることにより、衝撃ピン6の最外周軌道面と衝突リング8との間の距離(クリアランス)を調整できるので、被処理粉体の物性に合わせて、衝撃室内の雰囲気温度等のバランスが取れた運転条件を容易に得ることが可能になる。
また、全ての固定部6aに対して、同じ高さ寸法の着脱部6bを取り付ける形態に限定されるものではなく、被処理粉体の種類や処理目的によっては、高さ方向の寸法が長い着脱部6bが取り付けられた固定部6aと、高さ方向の寸法が短い着脱部6bが取り付けられた固定部6aとが混在するように衝撃ピン6を構成させる形態であってもよい。なお、ローター5のバランスを保つためにも、点対称の位置にある固定部6aには同じ高さ寸法の着脱部6bを取り付けることが好ましい。
また、衝撃ピン6の先端部分(衝突リング8に近い部分)は、摩耗しやすいが、かかる部分は、ローター5に固定された固定部6aから取り外し可能な着脱部6bで構成されるため、かかる部分だけを交換することが可能になる。また、着脱部6bの材質をセラミックスや超硬合金とすることで、耐摩耗性を向上させることができる。
また、溝部6a2と係合部6b2の係合によって、着脱部6bが固定部6aに取り付けられるため、少なくとも、半径方向に着脱部6bが外れるのを防止出来る。
第1実施形態では、衝撃ピン6を構成する部材の一部(着脱部6b)が、他方(固定部6a)に対して着脱可能な状態で取り付けられ、且つ衝撃ピン6と衝突リング8との距離を調整するために高さ方向の長さが異なる着脱部6bが複数種類用意されるが、複数の衝撃ピン6を一体化させた衝撃ピン群が、ローター5に対して着脱可能な状態で取り付けられ、且つ衝撃ピン6と衝突リング8との距離を調整するために衝撃ピン6の高さ方向の長さが異なるものを複数種類用意される第2実施形態が考えられる(図10〜図13参照)。
第2実施形態では、高さ方向の長さが異なる衝撃ピン群を取り替えることにより、衝撃ピン6の最外周軌道面と衝突リング8との間の距離(クリアランス)を調整できるので、被処理粉体の物性に合わせて、衝撃室内の雰囲気温度等のバランスが取れた運転条件を容易に得ることが可能になる。
具体的には、衝撃ピン6の端部であって、ローター5と対向する側を、衝撃ピン固定リング6eに固定した衝撃ピン群を形成し、衝撃ピン固定リング6eを、ローター5の前面に着脱可能な状態で取り付ける。衝撃ピン6を衝撃ピン固定リング6eに固定した衝撃ピン群は、衝撃ピン6の半径方向の長さが異なる複数種類のものが用意される。また、第1実施形態と同様に、衝撃ピン6の軸方向と平行な長手方向の寸法が長い場合には、衝撃ピン6の端部であって、衝撃ピン固定リング6eに固定されたのとは反対側の端部を、固定リング6cに固定するのが望ましい。なお、この第2実施形態の場合は、ローター5の円板の内部にのみ冷媒の通路(第2ジャケット21b)を形成する。
衝撃ピン固定リング6eのローター5への取り付けは回転軸7に平行な軸方向へのネジ止めにより行われ、着脱部6bを半径方向のネジ止めで固定部6aに取り付ける第1実施形態に比べて、大きいネジを使用出来るので、固定を確実に行えるメリットがある。
ここで、ローター5の前面を、衝撃ピン固定リング6eの内径を外径とし、同じ厚さを有する円板状の凸部に形成しておくことが好ましい。すなわち、この凸部と衝撃ピン固定リング6eの中央の円形の切り欠き部とが、いわゆる印籠構造となるので、両者の位置決め、固定を楽に行うことができる。
また、ローター5を回転軸7に取り付けた状態で、全ての衝撃ピン6が衝撃ピン固定リング6eに固定されて一体化した衝撃ピン群1つをローター5に着脱出来るので、ローター5を回転軸7から取り外してから個々の着脱部6bを各々固定部6aに取り付ける第1実施形態に比べて、着脱作業を容易に行えるメリットもある。
また、衝撃ピン6の最外周軌道面と衝突リング8との間隔は第1実施形態と同じであり、高さ方向の寸法が長い衝撃ピン6と高さ方向の寸法が短い衝撃ピン6とを混在させて衝撃ピン固定リング6eに固定して一体化した衝撃ピン群としてもよい。
ローター5は高速で回転するため、装置の振動を極力抑えるためにも静バランス、動バランスを取っておく必要がある。第1実施形態では一度着脱部6bを固定部6aに取り付けた状態でバランスを取っても、一度取り外した後再度同じ着脱部6bを使用する場合は、前回と同じ固定部6aに取り付ける必要がある。そのため、全ての衝撃ピン6が衝撃ピン固定リング6eに一体的に固定されている第2実施形態の方が、部材の管理や運用が容易に行えるメリットもある。
なお、粉体処理装置1が大きくなれば、全ての衝撃ピン6が衝撃ピン固定リング6eに固定化された衝撃ピン群も重くなり、ローター5への着脱が困難になる場合がある。そのような場合は、衝撃ピン固定リング6eを2分割、3分割等した衝撃ピン固定部材に衝撃ピン6を分割固定した複数の衝撃ピン群を形成し、これをローター5に取り付けても良い(図14、図15参照)。
図14は、2分割構造の衝撃ピン群(第1衝撃ピン群60a、第2衝撃ピン群60b)の例を示す。この場合、固定リング6cや衝撃ピン固定リング6eが分割構造になり、固定リング6cの第1衝撃ピン群60a側の部材を第1固定リング部材6c1とし、第2衝撃ピン群60b側の部材を第2固定リング部材6c2とし、衝撃ピン固定リング6eの第1衝撃ピン群60a側の部材を第1衝撃ピン固定リング部材6e1とし、第2衝撃ピン群60b側の部材を第2衝撃ピン固定リング部材6e2とする。
この場合、ローター5の高速回転によって発生する遠心力によって、第1衝撃ピン群60aと第2衝撃ピン群60bが半径方向に撓むのを防止するために、第1固定リング部材6c1と第2固定リング部材6c2とは、互いに当接する部分において、あて板6fを螺合させるなどして、着脱可能な状態で固定することが好ましい(螺合部材であるボルトやナットは不図示)。
なお、あて板6fを用いずに、第1固定リング部材6c1と第2固定リング部材6c2における当接部分の一部が軸方向で重なり合うようにして、当該重なり合った部分を螺合させる形態であってもよい(図15参照、螺合部材は不図示)。図15は、第1衝撃ピン固定リング部材6e1と第2衝撃ピン固定リング部材6e2の当接部分も重なり合う形状を有する例を示す。
また、第1衝撃ピン群60aと第2衝撃ピン群60bとが、はずれにくくするために、接触部位(第1固定リング部材6c1と第2固定リング部材6c2、第1衝撃ピン固定リング部材6e1と第2衝撃ピン固定リング部材6e2)が、嵌め合わせ可能な形状(例えば、ジグザグ状にカットされた形状や、互いに凹凸状にカットされた形状)を有する形態であってもよい(図16参照、螺合部材は不図示)。
また、図3、図4、図5、図11の断面構成図では、手前に見える衝撃ピン6だけを図示し、奥に位置する衝撃ピン6を省略している。また、図3、図4、図11の断面構成図では、循環回路12における循環流れが分かるように、入口12aが見える形で示しているが、実際には、図1に示すように、断面から奥まった位置に入口12aは配置される。また、図6、図9、図12〜図16の斜視図では、改質粉体排出口や、出口12b、第1ジャケット21aを省略している。
1 粉体処理装置
2 本体ケーシング
3 後部カバー
4 前部カバー
5 ローター
6 衝撃ピン
6a 固定部
6a2 溝部
6a3 着脱部を固定するためのタップ穴
6b 着脱部
6b1 先端部
6b2 係合部
6b3 先端部と係合部とを貫通するネジ穴
6c 固定リング
6c1、6c2 第1固定リング部材、第2固定リング部材
6e 衝撃ピン固定リング
6e1、6e2 第1衝撃ピン固定リング部材、第2衝撃ピン固定リング部材
6f あて板
7 回転軸
8 衝突リング
9 排出口開閉弁
10 弁軸
11 アクチュエータ
12 循環回路
12a 入口
12b 出口
13 原料ホッパー
14 原料供給用シュート
15 供給口開閉弁
17 改質粉体排出管
18 粉体捕集器
19 プレプロセッサー
20 原料計量フィーダー
21a 第1ジャケット
21b 第2ジャケット
60a、60b 第1衝撃ピン群、第2衝撃ピン群
A 衝撃室

Claims (6)

  1. 水平方向の軸周りに回転するローターと、
    ブレード型で、前記ローターの前面に放射状に複数取り付けられる衝撃ピンと、
    前記衝撃ピンが取り付けられたローターの側面を覆い、前記衝撃ピンの最外周軌道面に沿って周設される衝突リングとを備え、
    前記衝撃ピンを構成する部材の一部は、前記ローターに固定される他方に対して着脱可能な状態で取り付けられ、且つ前記衝撃ピンと前記衝突リングとの距離を調整するために複数種類用意されるか、又は複数の前記衝撃ピンを一体化させた衝撃ピン群が、前記ローターに対して着脱可能な状態で取り付けられ、且つ前記衝撃ピンと前記衝突リングとの距離を調整するために複数種類用意されることを特徴とする粉体処理装置。
  2. 前記衝撃ピンは、前記ローターに固定される固定部と、前記固定部に着脱可能な状態で取り付けられる着脱部とを有し、
    前記着脱部は、前記衝撃ピンを構成する部材の一部であり、
    前記固定部は、前記衝撃ピンを構成する部材の他方であり、
    前記着脱部は、個々の着脱部の高さ方向の長さが異なる複数種類のものが用意されることを特徴とする請求項1に記載の粉体処理装置。
  3. 前記固定部は、前記回転軸の軸方向に平行に延び、前記着脱部が係合する溝部を有し、
    前記溝部は、開口部が底部よりも狭い断面形状を有することを特徴とする請求項2に記載の粉体処理装置。
  4. 前記ローターと前記固定部の内部には冷却機構が設けられることを特徴とする請求項2に記載の粉体処理装置。
  5. 複数の前記衝撃ピンの一端部を衝撃ピン固定部材に固定した衝撃ピン群を形成し、
    前記衝撃ピン固定部材は、前記ローターに着脱可能な状態で取り付けられ、
    前記衝撃ピン群は、前記衝撃ピンの高さ方向の長さが異なる複数種類のものが用意されることを特徴とする請求項1に記載の粉体処理装置。
  6. 前記衝撃ピンの端部であって、前記ローターと対向する側と反対側は、各々固定リングに固定されることを特徴とする請求項1に記載の粉体処理装置。
JP2015522545A 2013-06-20 2014-06-11 粉体処理装置 Active JP5797358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015522545A JP5797358B2 (ja) 2013-06-20 2014-06-11 粉体処理装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013129339 2013-06-20
JP2013129339 2013-06-20
JP2015522545A JP5797358B2 (ja) 2013-06-20 2014-06-11 粉体処理装置
PCT/JP2014/003111 WO2014203497A1 (ja) 2013-06-20 2014-06-11 粉体処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5797358B2 true JP5797358B2 (ja) 2015-10-21
JPWO2014203497A1 JPWO2014203497A1 (ja) 2017-02-23

Family

ID=52104249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015522545A Active JP5797358B2 (ja) 2013-06-20 2014-06-11 粉体処理装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20160096181A1 (ja)
EP (1) EP3012016A4 (ja)
JP (1) JP5797358B2 (ja)
KR (1) KR101609526B1 (ja)
WO (1) WO2014203497A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107694135B (zh) * 2017-11-13 2021-09-14 昆明特康科技有限公司 一种用于高湿高黏性物料干燥制粉的磨机及其运用方法
CN108187869B (zh) * 2018-02-11 2024-09-20 北京石研科技有限公司 一种离心碰撞粉碎机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853227U (ja) * 1981-10-02 1983-04-11 大阪瓦斯株式会社 パグミルミキサ−の撹拌腕具
JPH0445538U (ja) * 1990-08-24 1992-04-17
JPH0655053A (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 Nara Kikai Seisakusho:Kk 粉体処理装置
JPH08131818A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Nara Kikai Seisakusho:Kk 粉体処理装置
JPH11216381A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Canon Inc 固体粒子の表面の処理装置及びトナー粒子の表面の処理方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1212991A (en) * 1911-10-20 1917-01-16 Allis Chalmers Mfg Co Impact-pulverizer.
US2609995A (en) * 1948-05-07 1952-09-09 Ernest Markus Centrifugal mill
US2634915A (en) * 1950-08-12 1953-04-14 Paramount Mining And Milling C Centrifugal impact pulverizing apparatus
USRE32355E (en) * 1980-06-16 1987-02-17 Portec, Inc. Impeller shoe assembly
CH658802A5 (en) * 1982-11-08 1986-12-15 Buehler Ag Geb Agitator mill
JPS61283361A (ja) * 1985-06-05 1986-12-13 株式会社 奈良機械製作所 衝撃粉砕機
DE3687219T2 (de) * 1985-10-07 1993-04-08 Nara Machinery Co Ltd Methode zur verbesserung der oberflaechenqualitaet von festen teilchen und vorrichtung dazu.
IT1216574B (it) * 1988-04-14 1990-03-08 Pozzato Alberto Breganze Vicen Mulino a martelli, per la frantumazione di minerali e simili.
JP2941081B2 (ja) * 1991-03-26 1999-08-25 株式会社奈良機械製作所 結晶性有機化合物の非晶質割合の増加と再結晶化を抑制する方法
US6325306B1 (en) * 1997-10-22 2001-12-04 Material Recovery Of North America, Inc. Variable size reduction apparatus and process
US6443376B1 (en) * 1999-12-15 2002-09-03 Hosokawa Micron Powder Systems Apparatus for pulverizing and drying particulate matter
US7055770B2 (en) * 2000-05-08 2006-06-06 Morbark, Inc. Reducing machine rotor assembly and methods of constructing and operating the same
US7311584B2 (en) * 2000-10-02 2007-12-25 Pangborn Corporation Abrasive throwing wheel and improved blade assembly
US7100855B2 (en) * 2002-06-27 2006-09-05 Barclay Roto-Shred Incorporated Modular blades for tire shredder
NZ532007A (en) * 2004-03-29 2006-11-30 Rodney Warwick Sharp Improvements in load transference in grinding discs
US7536760B2 (en) * 2005-05-19 2009-05-26 Nkg Co., Ltd. Rotary cutting apparatus
US7357342B2 (en) * 2005-09-23 2008-04-15 Riley Power, Inc. Split fan wheel and split shroud assemblies and methods of manufacturing and assembling the same
EP2377618A1 (en) * 2010-04-14 2011-10-19 Air Products And Chemicals, Inc. Rotary impact mill
KR101803026B1 (ko) * 2010-05-06 2017-11-29 호소가와미크론 가부시키가이샤 분쇄 장치
JP5377436B2 (ja) * 2010-07-28 2013-12-25 株式会社奈良機械製作所 粉体処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853227U (ja) * 1981-10-02 1983-04-11 大阪瓦斯株式会社 パグミルミキサ−の撹拌腕具
JPH0445538U (ja) * 1990-08-24 1992-04-17
JPH0655053A (ja) * 1992-08-07 1994-03-01 Nara Kikai Seisakusho:Kk 粉体処理装置
JPH08131818A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Nara Kikai Seisakusho:Kk 粉体処理装置
JPH11216381A (ja) * 1998-02-02 1999-08-10 Canon Inc 固体粒子の表面の処理装置及びトナー粒子の表面の処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR101609526B1 (ko) 2016-04-05
US20160096181A1 (en) 2016-04-07
EP3012016A1 (en) 2016-04-27
WO2014203497A1 (ja) 2014-12-24
EP3012016A4 (en) 2018-01-03
JPWO2014203497A1 (ja) 2017-02-23
KR20150145270A (ko) 2015-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI123066B (fi) Jauhinlevykokoonpanot ja -menetelmä massan jauhamiseksi
JP4891574B2 (ja) 粉砕装置およびこの粉砕装置を用いた粉体製造方法
US8480016B2 (en) Device for processing feedstock
JP5797358B2 (ja) 粉体処理装置
JP6734195B2 (ja) 攪拌ボールミル
JP2007022078A (ja) プラスチック顆粒化装置
JP2652194B2 (ja) 連続微粉砕用間隙ボールミル
US8336797B2 (en) Powder and granular material crushing and sizing apparatus
US20180169706A1 (en) Classifying wheel for a centrifugal-force air classifier
US4659025A (en) Disintegrator
JP4113222B2 (ja) 粉粒体の解砕整粒装置
JP5898330B2 (ja) 気流乾燥装置
EP3875769B1 (en) Vacuum pump, and vacuum pump constituent component
CN110215965B (zh) 一种磨粉装置的磨盘结构
GB2126653A (en) A method of assembling spaced discs of a centrifugal impeller
KR101186171B1 (ko) 분쇄기로부터의 입자 배출 장치 및 방법
JP3140509U (ja) 微粉砕装置
US4582266A (en) Centrifugal media mill
JP5168737B2 (ja) 遠心投射装置のインペラ
WO2012014785A1 (ja) 粉体処理装置
KR20090121679A (ko) 분급 분쇄 장치
IT201800005272A1 (it) Apparato per la raffinazione del cacao
CN220428038U (zh) 一种磨削加工的金刚石砂轮
JP2000097351A (ja) 粉粒体処理装置の軸封構造
KR200200291Y1 (ko) 습식 분쇄 분산기의 미립자 분리장치

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5797358

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250