JP5796178B2 - 床用配線装置 - Google Patents

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本発明は、床用配線装置に関するものである。
従来、オフィスなどでは、スラブのような床下地の上に、配線用の空間を空けて、室内空間の床となる床材が設けられており、このような床材に取り付けられる配線器具として、例えば特許文献1に開示されるようなインナーコンセントがあった。
このインナーコンセントは、電力用コンセントや電話用モジュラジャックなどの電気部品を内部に収納するボックスと、ボックスの上部に取り付けられて当該ボックスの上面開口を開閉自在に閉塞するプレート枠とを備える。このフロアコンセントでは、床材に設けられた開口部にボックスを挿入し、ボックスの開口端縁に設けられた外鍔部を、開口部の外周の床材上面に載せ、ボックスの外側面に設けられた取り付け金具を床材の下面に当てる。この状態からネジを締め付けることによって取り付け金具を上側に移動させると、取り付け金具と外鍔部の間で床材が挟持され、インナーコンセントが床材に取り付けられる。さらに、ボックスの上面開口を閉塞するようにしてボックスにプレート枠が取り付けられ、インナーコンセントの施工が完了する。
特開平4−351411号公報
上述したインナーコンセントのように、床材に埋め込んだ状態で取り付けられる床用配線装置では、床材の上面にカーペットを敷いた後、カーペットの上側からプレート枠を取り付けて、外観の見栄えを向上させていた。上記のボックスは、ボックスの外鍔部と取り付け金具との間で床材を挟持することによって、床材に固定される。ここで、床材を挟持する際に発生する張力でボックスが変形すると、プレート枠をボックスにネジ固定するために設けられたねじ穴の位置がずれて、プレート枠の取付作業がやりにくくなる可能性があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、施工作業の施工性を向上させた床用配線装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願の床用配線装置は、第1天板部材及び第2天板部材と、第1配線器具ブロック及び第2配線器具ブロックと、プレート部材と、係合部と、張力発生部とを備える。第1天板部材及び第2天板部材は、床材に設けられた配線器具用の取付孔の表側に、取付孔を間にして両側にそれぞれ配置されている。第1配線器具ブロック及び第2配線器具ブロックは、取付孔を通して床材の裏側にそれぞれ配置され、対応する第1天板部材及び第2天板部材との間で床材を挟持することによって床材にそれぞれ取り付けられている。プレート部材は、第1天板部材及び第2天板部材を覆うようにして第1天板部材及び第2天板部材の表側に取付ねじを用いてねじ止めされる。係合部は第1天板部材と第2天板部材とを互いに係合させている。張力発生部は、第1天板部材と第1配線器具ブロックの間、第2天板部材と第2配線器具ブロックの間を、それぞれ、取付ねじで締め付けて床材を挟持させることによって、第1天板部材と第2天板部材の間に互いに離れる方向の張力を発生させる。
この床用配線装置において、床材の表面において、取付孔の周縁部に設けられた凹所に配置され、第1天板部材及び第2天板部材と床材の間に介装されるスペーサを備えることも好ましい。
この床用配線装置において、第1配線器具ブロックには強電用の配線器具が取り付けられ、第2配線器具ブロックには弱電用の配線器具が取り付けられることも好ましい。
この床用配線装置において、プレート部材は、取付孔と略同じ大きさの開口部と、開口部を開閉自在に覆う蓋材を開口部の外縁部で回転自在に支持する支持部とを備える。第1及び第2配線器具ブロックの取付位置に対して支持部の位置が一定の位置関係となるように、プレート部材をねじ止めするために第1及び第2天板部材に設けられたねじ穴の配置が決定されていることも好ましい。
この床用配線装置において、第1天板部材及び第1配線器具ブロックと、第2天板部材及び第2配線器具ブロックとは、開口部分の形状が四角形状である取付孔の両側に配置される。第1配線器具ブロックには強電用の配線器具が取り付けられ、第2配線器具ブロックには弱電用の配線器具が取り付けられている。ここで、蓋材において、第1配線器具ブロックと反対側の部位には、第1配線器具ブロック及び第2配線器具ブロックに接続される電線を通すための通線用扉が開閉自在に設けられることも好ましい。
この床用配線装置において、第1配線器具ブロック及び第2配線器具ブロックの内の少なくとも何れか一方には、床材の裏側に配線されて当該配線器具ブロックに結線される電線を保持する電線保持部が設けられることも好ましい。
本発明によれば、施工作業の施工性を向上させた床用配線装置を提供する。
本実施形態の床用配線装置の分解斜視図である。 同上の一部省略せる分解斜視図である。 同上を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 (a)(b)は同上の斜視図である。 同上の第1配線器具ブロックを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は上面図である。 同上の第1配線器具ブロックを示し、(a)は前側から見た斜視図、(b)は後側から見た斜視図である。 同上の第2配線器具ブロックを示し、(a)は正面図、(b)は斜視図である。 (a)は同上のプレート部材を外した状態の平面図、(b)はプレート部材の平面図、(c)は蓋材の平面図である。 (a)〜(e)は同上の配線器具ブロックを床材に取り付ける手順を説明する模式的な説明図である。 (a)は同上を床材に取り付けた状態を示す説明図、(b)は第1配線器具ブロックを床材に取り付けた状態の説明図である。 (a)(b)は同上が取り付けられる床材の斜視図である。 (a)〜(g)は同上において通線用扉を開く動作を説明する説明図である。
本実施形態の床用配線装置について図1〜図12を参照して説明する。尚、以下の説明では特にことわりが無い限り、図3(b)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定して説明を行う。
オフィスなどでは、スラブのような床下地の上に、室内空間の床を構成する床材を設置し、床下地と床材との間に設けられた空間に配線などを施工する配線方式が一般的である。本実施形態の床用配線装置1はこのような配線方式に用いられるものであり、図11(a)に示すように2つの床材100,100を並べた状態で、床材100,100の突き合わせ部にできる配線器具用の取付孔101に取り付けられるものである。
この床用配線装置1は、第1天板部材2Aと、第2天板部材2Bと、第1配線器具ブロック3Aと、第2配線器具ブロック3Bと、プレート部材4と、蓋材5とを主要な構成として備えている。また床用配線装置1は、第1、第2配線器具ブロック3A,3Bに接続された電線を収納する空間を、床材100の裏側の空間と仕切るための仕切り部材6と、パッキン7を備えている。
第1天板部材2A及び第2天板部材2Bは、それぞれ、金属の薄板にプレス加工を施して形成され、中央片20と、中央片20の両端から一方向に突出する側片21,22とで、略U型に形成されている。第1天板部材2A及び第2天板部材2Bは、側片21,22の先端部の形状を除いて線対称の形状に形成されており、側片21同士、側片22同士をそれぞれ突き合わせた状態で床材100に載置されることで、各辺の長さが略等しい四角枠を構成している。第1天板部材2Aの側片21,22には、各々の先端側に、L字状の係合部23a,24aが形成されている。また第2天板部材2Bの側片21,22にも、各々の先端側に、対応する係合部23a,24aと係止するL字状の係合部23b,24bが形成されている。また、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bの中央片20には、各々の内側縁(他方の天板部材と対向する側縁)から下方に突出する当接片25が形成されている。また、中央片20には、対応する配線器具ブロック(第1配線器具ブロック3A又は第2配線器具ブロック3B)を取り付けるための取付ねじ28がそれぞれ挿通される挿通孔26,27が、中央片20の両端付近に設けられている。また中央片20には、後述するプレート部材4を固定するための取付ねじ44がそれぞれねじ込まれるねじ穴29a,29bが、中央片20の両端付近に設けられている。
第1配線器具ブロック3Aは、強電用の配線器具として用いられるAC100V用の電源コンセント31Aと、取付枠32と、取付金具33と、電線固定金具34と、絶縁カバー35とを主要な構成として備えている。
電源コンセント31Aには、大角形連用配線器具として規格化された既存の配線器具が用いられ、この電源コンセント31Aを保持して取付金具33に取り付けるために合成樹脂製の取付枠32が使用される。
取付金具33は、金属板にプレス加工を施して形成され、側面視の形状が略U字状となっている。取付金具33は、取付枠32が裏側に取り付けられ、開口33bを通して電源コンセント31Aの前面を露出させる器具保持片33aを備えている。この器具保持片33aは、下側に向かって斜め前方(図5(b)の斜め右側)に傾斜しており、電源コンセント31Aにプラグを差し込みやすくなっている。器具保持片33aの上側縁中央部からは、床材100の下面に当接する当接片33cが一方向(床材100の取付孔101と反対側)に突出して設けられている。器具保持片33aの上側縁両端部からは、当接片33cと逆方向(取付孔101側)に突出する固定片33d,33eが設けられている。また器具保持片33aの下側縁からは、当接片33cと同じ方向に突出し、電線固定金具34が螺子止めされる金具取付片33fが設けられている。また器具保持片33aの下側縁には、金具取付片33fと逆方向に突出して、仕切り部材6を固定するための固定片33gが設けられている。
この第1配線器具ブロック3Aは、第1天板部材2Aとの間で床材100を挟持することによって床材100に固定される。すなわち、第1天板部材2Aの挿通孔26,27にそれぞれ通された取付ねじ28,28を、対応する固定片33d,33eのねじ穴にねじ込むことによって、第1天板部材2Aと配線器具ブロック3Aとが連結される。そして、第1天板部材2Aと配線器具ブロック3Aとの間に床材100を挟んだ状態で取付ねじ28,28をねじ込むと、第1天板部材2Aと当接片33cとの間で床材100が強く挟持され、配線器具ブロック3Aが床材100に固定されるようになっている。
電線固定金具34は、取付金具33の金具取付片33fに螺子固定されており、その後側縁には、合成樹脂により帯状に形成された結束バンド(図示せず)を挿通する挿通孔34aが複数形成されている。電源コンセント31Aの後面には電線挿通孔31aが開口しており、床材100の下側の配線スペースに配線された電力線(図示せず)を電線挿通孔31aに挿通すると、内部に収納された速結端子構造の端子部(図示せず)に電力線が接続されるようになっている。本実施形態では、施工者が、電源コンセント31Aに接続した電力線を、挿通孔34aに通した結束バンドで結束することによって、電力線を電線固定金具34に固定することができ、端子部に加わる張力を低減できる。また取付枠32には、係止爪35aを取付枠32の周縁部に引っ掛けることによって、電源コンセント31Aの後面を覆う絶縁カバー35が着脱自在に取り付けられるようになっている。
第2配線器具ブロック3Bは、弱電用の配線器具として用いられるLANコンセント31Bと、取付枠32と、取付金具33とで構成される。LANコンセント31Bには、大角形連用配線器具として規格化された既存の配線器具が用いられ、それぞれ単位モジュール寸法に形成された3個のLANコンセント31Bが取付枠32を介して取付金具33に取り付けられている。尚、第2配線器具ブロック3Bは、配線器具としてLANコンセント31Bを備える点を除いては、第1配線器具ブロック3Aと同様の構成を有しているので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
仕切り部材6は、金属板を略U字型に曲げ加工することによって形成され、中央片6aには第1及び第2配線器具ブロック3A,3Bの取付金具33に設けられた固定片33gのねじ穴にそれぞれ対応する位置に挿通孔6bが形成されている。この仕切り部材6は、挿通孔6bに通した固定ねじ6cが対応する固定片33gのねじ穴にねじ込まれることで、各取付金具33に固定されるようになっている。そして、この仕切り部材6は、取付金具33,33とともに、床材100の下側の空間を仕切って、第1、第2配線器具ブロック3A,3Bに接続される電線を収める収納空間を形成する。
プレート部材4は、例えばアルミダイキャストにより、4辺の長さが略等しい矩形枠状に形成されており、中央部には矩形の開口部41が設けられている。開口部41の開口端縁には、1辺を除く3辺から内側方向に突出して、蓋材5が閉じられた際に蓋材5の一部が載置される載置片42が形成されている。この載置片42には、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bにそれぞれ設けられたねじ穴29a,29bに対応する位置に、取付ねじ44を挿通する各2個の挿通孔43a,43bが設けられている。蓋材5は、開口部41の開口端縁のうち載置片42が形成されていない1辺と平行な回転軸を中心に回転自在となっており、蓋材5の軸51を回転自在に支持する軸孔45(図1では片側のみ図示)が開口端縁に設けられている。
蓋材5は、例えばアルミダイキャストにより矩形板状に形成された蓋板50を有し、蓋板50の一端側の両側面には軸51が突設されている。蓋板50において、一方の軸51が突設された側縁には、第1及び第2配線器具ブロック3A,3Bに接続される電線(図示せず)を通すための凹部52が形成されている。また蓋板50には、例えばアルミダイキャストにより横長の矩形板状に形成されて、凹部52を開閉自在に閉塞する通線用扉53が回転自在に取り付けられている。この通線用扉53の下面には、図12に示すように下方に突出する複数(本実施形態では例えば3個)の脚片53aが間隔を開けて設けられている。なお、図1に示すように、脚片53aの間には、通線用扉53の開口を通して床下に配線される電線(図示せず)を保護するためのブッシング55が保持されている。
ここにおいて、各脚片53aは、側面視の形状が、通線用扉53を開いた状態で水平方向に延びる第1の辺と、通線用扉53を閉じた状態で鉛直方向に延びる第2の辺とを有する三角形状に形成されている。また、中央の脚片53aは、強電流電線(例えば電源コンセント31Aに接続される電源線)と弱電流電線(例えばLANコンセント31Bに接続される通信線)とを隔てる隔壁として兼用される。例えば中央の脚片53aの片側に強電流電線を通し、反対側に弱電流電線を通すことで、両電線の間を脚片53aで隔てることができる。
パッキン7は、例えば合成樹脂により矩形枠状に形成されており、第1及び第2天板部材2A,2Bとプレート部材4との間に配置される。
次に、本実施形態の床用配線装置の施工手順について図9〜図11を参照しながら説明する。
図11(a)に示すように各床材100の1辺には凹部が形成されており、2つの床材100,100を並べた状態で、両床材100の凹部によって形成される矩形の取付孔101に上記の床用配線装置1が設置される。
先ず施工者は、図9(a)に示すように第1天板部材2Aの挿通孔26,27に通した取付ねじ28,28を第1配線器具ブロック3Aの取付金具33にねじ込むことで、天板部材2Aと第1配線器具ブロック3Aとを仮組みする。
そして、施工者は、第1天板部材2Aと第1配線器具ブロック3Aとを仮組みした状態で、第1配線器具ブロック3Aを取付孔101から床材100の裏側に挿入し、図9(b)に示すように第1天板部材2Aを取付孔101の周縁部に載置する。図9では図示を省略しているが、この状態では第1天板部材2Aの当接片25が取付孔101の端面と当接することで、第1天板部材2Aの載置位置が位置決めされる。また図9(b)では図示を簡単にするため、片側の床材100を省略して図示してある。施工者は、この状態で取付ねじ28,28を締め付け、第1天板部材2Aと第1配線器具ブロック3Aとの間で床材100を挟持させることにより、第1天板部材2A及び第1配線器具ブロック3Aを床材100に仮固定する。
次に、施工者は、第2天板部材2Bと第1配線器具ブロック3Bとを同様に仮組みした状態で、第2配線器具ブロック3Bを取付孔101から床材100の裏側に挿入する。このとき、施工者は、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bの係合部23a同士、係合部24a同士をそれぞれ係止させた状態で、第2天板部材2Bを取付孔101の周縁部に載置する。施工者は、この状態で取付ねじ28,28を締め付け、第2天板部材2Bと第2配線器具ブロック3Bとの間で床材100を挟持させることによって、第2天板部材2B及び第2配線器具ブロック3Bを床材100に仮固定する。
その後、施工者は、図9(d)に示すように、取付孔101から仕切り部材6を挿入し、仕切り部材6の挿通孔6bに通した固定ねじ6cを固定片33gのねじ穴にねじ込むことによって、仕切り部材6を第1、第2配線器具ブロック3A,3Bに固定する。
次に施工者は、図10(a)に示すように、床材100の上面にカーペット103を敷き、第1及び第2天板部材2A,2Bの上面にパッキン7を載せ、さらにパッキン7の上側にプレート部材4を載置する。そして、施工者は、プレート部材4の挿通孔43a,43bに通した取付ねじ44を、それぞれ、第1、第2天板部材2A,2Bの対応するねじ穴29a,29bにねじ込むことで、プレート部材4を第1,第2天板部材2A,2Bに固定する。最後に、施工者はプレート部材4に対して蓋材5を回転自在に取り付けることで、床用配線装置1の施工が完了する。
また、本実施形態の床用配線装置1に電線を接続する手順について図12を参照して説明する。図12(a)は蓋板50及び通線用扉53が閉じた状態を示し、この状態では保持手段(図示せず)によって蓋板50が閉状態に保持され、通線用扉53も脚片53aがプレート部材4の載置片42に干渉することによって、閉じた状態で保持される。施工者が、この状態で開閉用釦54を開方向にスライドさせると、保持手段による保持状態が解除され、蓋板50の裏側に配置された板ばね(図示せず)のバネ力を受けて、蓋板50が僅かに開いた状態となる(図12(b)参照)。この状態から施工者が蓋板50を開方向(図12(c)中の矢印D1方向)に移動させ、蓋板50が大きく開かれた状態で電源コンセント31A又はLANコンセント31Bへの配線が行われる。また施工者は、コンセント31A又はLANコンセント31Bに接続された電線を外部に引き出すために、通線用扉53を開方向(図12(d)中の矢印D2方向)に回転させる。このとき、通線用扉53は図示しないストッパーによって回転角度が制限されており、施工者は、通線用扉53が開いた状態で蓋板50を閉方向(図12(e)中の矢印D3方向)に移動させる。さらに施工者が、板ばねのバネ力に抗して蓋板50を閉方向(図12(f)中の矢印D4方向)に移動させ、蓋板50が完全に閉じると、上記の保持手段によって蓋板50が閉状態で保持される。また通線用扉53に設けた脚片53aが載置片42に載置された状態となり、通線用扉53が開いた状態で保持され(図12(g)参照)、隣接する脚片53aの間のスペースから電線が外部に引き出されることになる。通線用扉53は開いた状態で保持されるから、通線用扉53が踏まれたとしても、通線用扉53と床材100との間で電線が挟まれることはなく、電線を保護することができる。
以上のような手順により蓋板50を開いて配線を行った後、通線用扉53を開いた状態で蓋板50を閉じることができ、施工者が上述と逆の手順を行うことによって、通線用扉53が開いた状態から閉じた状態へと切り替えることができる。
上述のように本実施形態の床用配線装置1は、第1及び第2天板部材2A,2Bと、第1及び第2配線器具ブロック3A,3Bと、プレート部材4と、係合部23a,23b,24a,24bとを備えている。第1天板部材2A及び第2天板部材2Bは、床材100に設けられた取付孔101の表側に、取付孔101を間にして両側にそれぞれ配置されている。第1配線器具ブロック3A及び第2配線器具ブロック3Bは、取付孔101を通して床材100の裏側にそれぞれ配置され、対応する第1天板部材2A及び第2天板部材2Bとの間で床材100を挟持することによって床材100にそれぞれ取り付けられる。プレート部材4は、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bを覆うようにして第1天板部材2A及び第2天板部材2Bの表側にねじ止めされる。係合部23a,23b,24a,24bによって、第1天板部材2Aと第2天板部材2Bとが互いに係合させるようになっている。
これにより、取付孔101の両側に配置される第1天板部材2A及び第2天板部材2Bが、係合部23a,23b,24a,24bによって互いに係合するから、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bの相対的な位置が定まる。その結果、プレート部材をねじ止めするために第1天板部材2A及び第2天板部材2Bに設けられたねじ穴29a,29bの位置ずれが低減される。したがって、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bにプレート部材4をねじ止めする作業がやりやすくなり、施工性が向上する。
また図10(a)に示すように、床材100の下面において取付孔101の周縁部104は曲面に形成されているので、第1天板部材2Aと第1配線器具ブロック3Aの間、第2天板部材2Bと第2配線器具ブロック3Bの間を、それぞれ、取付ねじ28で締め付けて床材100を挟持させる際に、当接片33cが床材100の下面の周縁部104に当たることで、図10(a)において矢印で示す方向の張力が第1天板部材2A及び第2天板部材2Bに加わることになる。すなわち、第1天板部材2Aと第1配線器具ブロック3Aの間、第2天板部材2Bと第2配線器具ブロック3Bの間を、それぞれ、取付ねじ28で締め付けて床材100を挟持させることによって、第1天板部材2Aと第2天板部材2Bの間に互いに離れる方向の張力を発生させる張力発生部を備えている。ここにおいて、取付孔101の周縁部が曲面に形成された床材100を挟持する天板部材(第1及び第2天板部材2A,2B)と取付金具33の当接片33cとで張力発生部が構成される。
このように張力発生部が、互いに係合した第1天板部材2Aと第2天板部材2Bの間に、互いに離れる方向の張力を発生させているから、第1及び第2天板部材2A,2Bの相対的な位置がより正確に定まり、ねじ穴29a,29bの位置ずれがさらに低減される。したがって、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bにプレート部材4をねじ止めする作業がやりやすくなり、施工性がさらに向上する。
また本実施形態では、図11(b)に示すように、床材100の表面において、取付孔101の周縁部には他の部位よりも低い凹所102が形成されている。本実施形態の床用配線装置1では、凹所102に配置され、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bと床材100の間に介装されるスペーサ8(例えばゴムなどの弾性材料からなる)を備えることも好ましい。
これにより、床材100の表面に段差がある場合でも、この段差(凹所102)をスペーサ8が埋めることで、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bの取付状態が安定するから、第1天板部材2A及び第2天板部材2Bの取付位置や取付強度が安定する。また第1天板部材2A及び第2天板部材2Bの取付位置や取付強度が安定するから、プレート部材4及び蓋材5の耐荷重を高め、歩行中の人がプレート部材4及び蓋材5を踏んだ際に加わる歩行負荷に対する耐久性を向上させることができる。尚、スペーサ8は弾性を有する材料で形成されるのが好ましく、スペーサ8の厚みは凹所102の深さと同寸法になることが好ましい。
また本実施形態では、第1配線器具ブロック3Aには強電用の配線器具(例えば電源コンセント31A)が取り付けられ、第2配線器具ブロック3Bには弱電用の配線器具(例えばLANコンセント31B)が取り付けられている。
上述のように、第1天板部材2A及び第1配線器具ブロック3Aと、第2天板部材2B及び第2配線器具ブロック3Bとは、別々に床材に取り付けることができ、どちらを先に取り付けても良いので、強電用の配線作業と、弱電用の配線作業を別々に行える。また強電配線を行う際に弱電用の第2配線器具ブロックを取り外す必要が無く、また弱電配線を行う際にも強電用の第1配線器具ブロックを取り外す必要が無い。したがって、強電関係の配線工事と弱電関係の配線工事とを分離して行うことができ、施工性が向上するという利点がある。
また本実施形態では、プレート部材4が、取付孔101と略同じ大きさの開口部41と、開口部41を開閉自在に覆う蓋材5を開口部41の外縁部で回転自在に支持する支持部(蓋材5の軸51を支持する軸孔45からなる)とを備えている。そして、第1及び第2配線器具ブロック3A,3Bの取付位置に対して支持部の位置が一定の位置関係となるように、プレート部材4をねじ止めするために第1天板部材2A及び第2天板部材2Bに設けられたねじ穴29a,29bの配置が決定されている。図8(a)に示すように、軸51寄りの2個のねじ穴29a,29aの間隔L1は、他の2個のねじ穴29b,29bの間隔L2に比べて幅広に形成されている。したがって、四角枠状のプレート部材4を第1及び第2天板部材2A,2Bの上側に載置する際に、プレート部材4の向きが一定に定まることになる。
これにより、プレート部材4の取付方向を間違えることがないという利点が有る。
さらに本実施形態では、第1天板部材2A及び第1配線器具ブロック3Aと、第2天板部材2B及び第2配線器具ブロック3Bとは、開口部分の形状が四角形状である取付孔101の両側に配置されている。そして、第1配線器具ブロック3Aには強電用の配線器具が取り付けられ、第2配線器具ブロック3Bには弱電用の配線器具が取り付けられている。蓋材5において、第1配線器具ブロック3Aと反対側の部位には、第1配線器具ブロック3A及び第2配線器具ブロック3Bに接続される電線を通すための通線用扉53が開閉自在に設けられている。
上述のように、プレート部材4の取付方向を間違えることがないから、蓋材5に設けられた通線用扉53が、第1配線器具ブロック3Aと反対側の部位に配置されることになる。第1配線器具ブロック3Aには強電用の配線器具が取り付けられており、弱電用の配線器具に比べて、線径の太い電線が接続されることになるが、第1配線器具ブロック3Aと反対側の部位に通線用扉53が配置されるから、第1配線器具ブロック3Aに接続された電線を曲げることなく通線用扉53から外部へ導出できるため、配線作業がやりやすくなり、電線が曲げられる場合と比べて断線の可能性を低減でき安全性が高くなるものである。また第2配線器具ブロック3Bには弱電用の配線器具が取り付けられており、強電用の配線器具に比べて線径の細い電線が接続されるから、比較的電線を曲げやすく、第2配線器具ブロック3Bの側に通線用扉53が配置されていたとしても、配線作業を容易に行うことができる。
また、第1配線器具ブロック3A及び第2配線器具ブロック3Bの内の少なくとも何れか一方には、床材100の裏側に配線されて当該配線器具ブロックに結線される電線を保持する電線保持部が設けられることも好ましい。本実施形態では、第1配線器具ブロック3Aの取付金具33に、電線を結束する結束バンドを通すための挿通孔34aが設けられた電線固定金具34を備えており、この電線固定金具34で電線保持部が構成されている。
これにより、第1配線器具ブロック3Aに接続された電線が、第1配線器具ブロック3Aに対して固定されるから、電線の位置が動いて、第1配線器具ブロック3Aの端子部に無理な力がかかったり、電線自体が無理に曲げられて過大な荷重が加わるのを抑制できる。尚、本実施形態では第1配線器具ブロック3Aのみに電線保持部が設けられているが、第2配線器具ブロックに電線保持部を設けてもよい。
1 床用配線装置
2A 第2天板部材
2B 第2天板部材
3A 第2配線器具ブロック
3B 第2配線器具ブロック
4 プレート部材
23a,23b,24a,24b 係合部
44 取付ねじ
100 床材
101 取付孔

Claims (6)

  1. 床材に設けられた配線器具用の取付孔の表側に、前記取付孔を間にして両側にそれぞれ配置された第1天板部材及び第2天板部材と、
    前記取付孔を通して前記床材の裏側にそれぞれ配置され、対応する前記第1天板部材及び前記第2天板部材との間で前記床材を挟持することによって前記床材にそれぞれ取り付けられる第1配線器具ブロック及び第2配線器具ブロックと、
    前記第1天板部材及び前記第2天板部材を覆うようにして前記第1天板部材及び前記第2天板部材の表側に取付ねじを用いてねじ止めされるプレート部材と、
    前記第1天板部材と前記第2天板部材とを互いに係合させる係合部と、
    前記第1天板部材と前記第1配線器具ブロックの間、前記第2天板部材と前記第2配線器具ブロックの間を、それぞれ、取付ねじで締め付けて前記床材を挟持させることによって、前記第1天板部材と前記第2天板部材の間に互いに離れる方向の張力を発生させる張力発生部と、を備えたことを特徴とする床用配線装置。
  2. 前記床材の表面において、前記取付孔の周縁部に設けられた凹所に配置され、前記第1天板部材及び前記第2天板部材と前記床材の間に介装されるスペーサを備えたことを特徴とする請求項1に記載の床用配線装置。
  3. 前記第1配線器具ブロックには強電用の配線器具が取り付けられ、前記第2配線器具ブロックには弱電用の配線器具が取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の床用配線装置。
  4. 前記プレート部材は、前記取付孔と略同じ大きさの開口部と、前記開口部を開閉自在に覆う蓋材を前記開口部の外縁部で回転自在に支持する支持部とを備え、
    前記第1及び第2配線器具ブロックの取付位置に対して前記支持部の位置が一定の位置関係となるように、前記プレート部材をねじ止めするために前記第1及び第2天板部材に設けられたねじ穴の配置が決定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の床用配線装置。
  5. 前記第1天板部材及び前記第1配線器具ブロックと、前記第2天板部材及び前記第2配線器具ブロックとは、開口部分の形状が四角形状である前記取付孔の両側に配置され、
    前記第1配線器具ブロックには強電用の配線器具が取り付けられ、前記第2配線器具ブロックには弱電用の配線器具が取り付けられており、
    前記蓋材において、前記第1配線器具ブロックと反対側の部位には、前記第1配線器具ブロック及び前記第2配線器具ブロックに接続される電線を通すための通線用扉が開閉自在に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の床用配線装置。
  6. 前記第1配線器具ブロック及び前記第2配線器具ブロックの内の少なくとも何れか一方には、前記床材の裏側に配線されて当該配線器具ブロックに結線される電線を保持する電線保持部が設けられたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の床用配線装置。
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