JP5795122B2 - 流体ライン用継手のソケット部分 - Google Patents
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Description
(第1の視点)流体ライン用の継手のソケット部分であって:
前記ソケット部分が、プラグ部分を受容し、前記プラグ部分を接続位置でロックするよう適合され;
コイルを有する電気的な共振回路が、前記ソケット部分に接続され、前記プラグ部分の前記接続位置で、電磁気的エネルギを受けたとき、接続特性周波数に応じた特定共振周波数で共振するよう適合され;
前記共振回路は永久的に閉じられ;
チューニングデバイスが設けられ、該チューニングデバイスは、前記プラグ部分が前記接続位置とは相違する中間位置にあるとき、前記共振回路が前記接続特性周波数とは相違する共振周波数を有し、前記接続位置で前記接続特性周波数を有するよう、前記共振回路とは非接触的にかつ前記プラグ部分とは機械的に相互作用するように、前記共振回路のインダクタンスに作用し;
前記接続位置での前記コイルの形状が前記中間位置での前記コイルの形状と相違するよう、前記プラグ部分が前記ソケット部分に嵌入されるとき、前記コイルに機械的に作用する作用部材が設けられる。
さらに、前記ソケット部分のソケットスリーブが、前記プラグ部分を受容する。
作用部材がスリーブ状の押圧スライダ(6)として構成され、前記ソケットスリーブ(11)に適合して支持される。
前記コイルはコイル受けに配置され、前記作用部材ないし押圧スライダは前記コイル受け上で作用ないしスライド可能である。
(第2の視点)流体ライン用の継手のソケット部分であって:
前記ソケット部分が、プラグ部分を受容し、前記プラグ部分を接続位置でロックするよう適合され;
コイルを有する電気的な共振回路が、前記ソケット部分に接続され、前記プラグ部分の前記接続位置で、電磁気的エネルギを受けたとき、接続特性周波数に応じた特定共振周波数で共振するよう適合され;
前記共振回路は永久的に閉じられ;
チューニングデバイスが設けられ、該チューニングデバイスは、前記プラグ部分が前記接続位置とは相違する中間位置にあるとき、前記共振回路が前記接続特性周波数とは相違する共振周波数を有し、前記接続位置で前記接続特性周波数を有するよう、前記共振回路とは非接触的にかつ前記プラグ部分とは機械的に相互作用するように、前記共振回路のインダクタンスに作用し;
前記接続位置での前記コイルの形状が前記中間位置での前記コイルの形状と相違するよう、前記プラグ部分が前記ソケット部分に嵌入されるとき、前記コイルに機械的に作用する作用部材が設けられる。
さらに、前記コイルは、互いに離間された二つのコイル部分巻線を有し、前記二つのコイル部分巻線間の間隔は、前記接続位置と前記中間位置とで相違する。
(第3の視点)流体ライン用の継手のソケット部分であって:
前記ソケット部分が、プラグ部分を受容し、前記プラグ部分を接続位置でロックするよう適合され;
コイルを有する電気的な共振回路が、前記ソケット部分に接続され、前記プラグ部分の前記接続位置で、電磁気的エネルギを受けたとき、接続特性周波数に応じた特定共振周波数で共振するよう適合され;
前記共振回路は永久的に閉じられ;
チューニングデバイスが設けられ、該チューニングデバイスは、前記プラグ部分が前記接続位置とは相違する中間位置にあるとき、前記共振回路が前記接続特性周波数とは相違する共振周波数を有し、前記接続位置で前記接続特性周波数を有するよう、前記共振回路とは非接触的にかつ前記プラグ部分とは機械的に相互作用するように、前記共振回路のインダクタンスに作用し;
前記接続位置での前記コイルの形状が前記中間位置での前記コイルの形状と相違するよう、前記プラグ部分が前記ソケット部分に嵌入されるとき、前記コイルに機械的に作用する作用部材が設けられる。
さらに、前記コイルは、前記接続位置と前記中間位置で異なる直径を有する。
(第4の視点)流体ライン用の継手であって:
第1の視点のソケット部分と;
プラグ部分と;を備える。
(形態1)形態1は、第1の視点のとおりである。
(形態2)前記コイルは、前記接続位置と前記中間位置で異なる長さを有する。
(形態3)前記作用部材ないし押圧スライダは、前記プラグ部分が前記ソケット部分に嵌入されたとき、ソケットスリーブ上をスライドし、前記コイルの長さが前記接続位置で前記中間位置よりも短くなるよう、前記コイルに作用する。
(形態4)前記プラグ部分が前記ソケット部分に嵌入されたとき、前記押圧スライダは、前記押圧スライダと前記ソケットスリーブの間に配置されたコイル受け上をスライドし、前記コイルの長さが前記接続位置で前記中間位置よりも短くなるよう、前記コイルに直接的に作用する。
(形態5)前記コイルは、互いに離間された二つのコイル部分巻線を有し、前記二つのコイル部分巻線間の間隔は、前記接続位置と前記中間位置とで相違する(第2の視点参照)。
(形態6)二つのコイル部分巻線は、分離された部材として構成されたコイル受けに収容され、前記コイル受けは、二つの巻線受けと、前記巻線受け間に配置された少なくとも一つの弾性要素と、を備える。
(形態7)前記コイルは、前記接続位置と前記中間位置で異なる直径を有する(第3の視点参照)。
(形態8)前記作用部材は、押圧スライダとして構成され、前記プラグ部分が前記ソケット部分に嵌入されたとき、前記押圧スライダは、前記ソケットスリーブ上をスライドし、前記コイルの直径が前記接続位置で前記中間位置よりも少なくとも局所的に大きくなるよう、前記コイルに作用する。
(形態9)塑性変形可能に形成されたコイル受けが設けられ、前記コイル受けは、前記コイル受け上で前記コイルを保持し、前記プラグ部分が前記ソケット部分に嵌入されたとき、前記押圧スライダは、前記コイル受けが径方向外方へ膨らみ、前記コイル受けの直径が前記接続位置で前記中間位置よりも少なくとも局所的に大きくなるよう、前記コイル受け上に作用する。
(形態10)形態10は、第4の視点のとおりである。
2 プラグ部分
3 支持板
4 キャパシタ支持板
5 コイル
6 押圧スライダ
7 接続ノズル(突部、短管部)
8 プラグシャフト
9 ラッチ用カラー
10 押圧用カラー
11 ソケットスリーブ
12 シールユニット
13 コイル受け
14 コイル支持カラー
15 コイルウェブ
16 接触点(コンタクト)
17 保持弾性体受けボディ
18 保持用弾性体
19 コイル部分巻線
20 押圧スライダ端部
21 巻線受け
22 弾性要素、弾性ウェブ
23 巻線受けカラー
24 ラッチ溝
25 ラッチラグ
26 (スラスト方向)押圧溝
27 コンタクトピン
28 キャパシタ(コンデンサ)
29 貫通孔、コンタクトピン導入用貫通孔
30 コイル受けスリーブ
31 保持用リング
32 保持用カラー
33 当接部材
Claims (10)
- 流体ライン用の継手のソケット部分であって、
前記ソケット部分(1)のソケットスリーブ(11)が、プラグ部分(2)を受容し、前記プラグ部分を接続位置でロックするよう適合され、
コイル(5)を有する電気的な共振回路が、前記ソケット部分(1)に接続され、前記プラグ部分(2)の前記接続位置で、電磁気的エネルギを受けたとき、接続特性周波数に応じた特定共振周波数で共振するよう適合され、
前記共振回路は永久的に閉じられ、
チューニングデバイスが設けられ、該チューニングデバイスは、前記プラグ部分(2)が前記接続位置とは相違する中間位置にあるとき、前記共振回路が前記接続特性周波数とは相違する共振周波数を有し、前記接続位置で前記接続特性周波数を有するよう、前記共振回路とは非接触的にかつ前記プラグ部分とは機械的に相互作用するように、前記共振回路のインダクタンスに作用し、
スリーブ状の押圧スライダ(6)として構成され、前記ソケットスリーブに適合して支持され、前記接続位置での前記コイル(5)の形状が前記中間位置での前記コイル(5)の形状と相違するよう、前記プラグ部分(2)が前記ソケット部分(1)に嵌入されるとき、前記コイル(5)に機械的に作用する作用部材(6)が設けられ、
前記コイルはコイル受け(13)に配置され、前記作用部材ないし押圧スライダは前記コイル受け上で作用ないしスライド可能である、
ことを特徴とするソケット部分(1)。 - 前記コイル(5)は、前記接続位置と前記中間位置で異なる長さを有することを特徴とする請求項1記載のソケット部分(1)。
- 前記作用部材ないし押圧スライダ(6)は、前記プラグ部分(2)が前記ソケット部分(1)に嵌入されたとき、前記ソケットスリーブ(11)上をスライドし、前記コイル(5)の長さが前記接続位置で前記中間位置よりも短くなるよう、前記コイル(5)に作用する、ことを特徴とする請求項2記載のソケット部分(1)。
- 前記プラグ部分(2)が前記ソケット部分(1)に嵌入されたとき、前記押圧スライダ(6)は、前記押圧スライダ(6)と前記ソケットスリーブ(11)の間に配置されたコイル受け(13)上をスライドし、前記コイル(5)の長さが前記接続位置で前記中間位置よりも短くなるよう、前記コイル(5)に直接的に作用する、ことを特徴とする請求項3記載のソケット部分。
- 流体ライン用の継手のソケット部分であって、
前記ソケット部分(1)が、プラグ部分(2)を受容し、前記プラグ部分を接続位置でロックするよう適合され、
コイル(5)を有する電気的な共振回路が、前記ソケット部分(1)に接続され、前記プラグ部分(2)の前記接続位置で、電磁気的エネルギを受けたとき、接続特性周波数に応じた特定共振周波数で共振するよう適合され、
前記共振回路は永久的に閉じられ、
チューニングデバイスが設けられ、該チューニングデバイスは、前記プラグ部分(2)が前記接続位置とは相違する中間位置にあるとき、前記共振回路が前記接続特性周波数とは相違する共振周波数を有し、前記接続位置で前記接続特性周波数を有するよう、前記共振回路とは非接触的にかつ前記プラグ部分とは機械的に相互作用するように、前記共振回路のインダクタンスに作用し、
前記接続位置での前記コイル(5)の形状が前記中間位置での前記コイル(5)の形状と相違するよう、前記プラグ部分(2)が前記ソケット部分(1)に嵌入されるとき、前記コイル(5)に機械的に作用する作用部材(6)が設けられ、
前記コイル(5)は、互いに離間された二つのコイル部分巻線(19)を有し、前記二つのコイル部分巻線(19)間の間隔は、前記接続位置と前記中間位置とで相違する、ことを特徴とするソケット部分(1)。 - 二つのコイル部分巻線(19)は、分離された部材として構成されたコイル受け(13)に収容され、
前記コイル受け(13)は、二つの巻線受け(21)と、前記巻線受け(21)間に配置された少なくとも一つの弾性要素(22)と、を備える、
ことを特徴とする請求項5記載のソケット部分(1)。 - 流体ライン用の継手のソケット部分であって、
前記ソケット部分(1)が、プラグ部分(2)を受容し、前記プラグ部分を接続位置でロックするよう適合され、
コイル(5)を有する電気的な共振回路が、前記ソケット部分(1)に接続され、前記プラグ部分(2)の前記接続位置で、電磁気的エネルギを受けたとき、接続特性周波数に応じた特定共振周波数で共振するよう適合され、
前記共振回路は永久的に閉じられ、
チューニングデバイスが設けられ、該チューニングデバイスは、前記プラグ部分(2)が前記接続位置とは相違する中間位置にあるとき、前記共振回路が前記接続特性周波数とは相違する共振周波数を有し、前記接続位置で前記接続特性周波数を有するよう、前記共振回路とは非接触的にかつ前記プラグ部分とは機械的に相互作用するように、前記共振回路のインダクタンスに作用し、
前記接続位置での前記コイル(5)の形状が前記中間位置での前記コイル(5)の形状と相違するよう、前記プラグ部分(2)が前記ソケット部分(1)に嵌入されるとき、前記コイル(5)に機械的に作用する作用部材(6)が設けられ、
前記コイル(5)は、前記接続位置と前記中間位置で異なる直径を有することを特徴とするソケット部分(1)。 - 前記作用部材は、押圧スライダ(6)として構成され、前記プラグ部分(2)が前記ソケット部分(1)に嵌入されたとき、前記押圧スライダ(6)は、前記ソケットスリーブ(11)上をスライドし、前記コイル(5)の直径が前記接続位置で前記中間位置よりも少なくとも局所的に大きくなるよう、前記コイル(5)に作用する、ことを特徴とする請求項7記載のソケット部分。
- 塑性変形可能に形成されたコイル受け(13)が設けられ、前記コイル受け(13)は、前記コイル受け(13)上で前記コイル(5)を保持し、前記プラグ部分が前記ソケット部分(1)に嵌入されたとき、前記押圧スライダは、前記コイル受け(13)が径方向外方へ膨らみ、前記コイル受け(13)の直径が前記接続位置で前記中間位置よりも少なくとも局所的に大きくなるよう、前記コイル受け(13)上に作用する、ことを特徴とする請求項8記載のソケット部分(1)。
- 請求項1〜9のいずれか一記載のソケット部分と、プラグ部分と、を備える継手。
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