JP5794059B2 - 液滴噴射装置 - Google Patents
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Description
前記筐体と前記カバーの一方には第1接点が設けられるとともに、この第1接点は前記廃液量検出センサと電気的に接続され、前記筐体と前記カバーの他方には、前記カバーが閉姿勢にあるときに前記第1接点と接触する第2接点が設けられ、この第2接点は前記検出装置と電気的に接続されており、
前記廃液量検出センサと前記検出装置とが、前記第1接点と前記第2接点との接触によって、電気的に接続され、
前記検出装置は、前記カバーが閉姿勢であって前記第1接点と前記第2接点が接触する状態で前記検出信号を受信して前記廃液量の検出を行うとともに、前記第1接点と前記第2接点とが接触しているか否かの情報から前記カバーの開閉をも検出することを特徴とするものである。
この構成によれば、カバーの開閉を検出するための専用のセンサや回路が不要となることから、部品点数を減らしてコストを低減でき、また、装置の小型化も可能となる。
図2〜図4に示すように、プリンタ筐体2には、記録用紙100に画像を記録するプリンタ部4と、プリンタ部4に記録用紙100を供給する給紙機構5と、プリンタ部4のインクジェットヘッド26のメンテナンスを行うメンテナンスユニット6とが収容されている。
カバー3は、プリンタ筐体2の前記傾斜面12よりも後側に配置されるとともに、プリンタ筐体2に、その後端部に設けられた回動軸21を中心に上下に回動自在に取り付けられている。そして、カバー3は、プリンタ筐体2の前記開口10を閉止する水平な閉姿勢(図3の実線で示す姿勢)と、この閉姿勢から上方へ回動した開姿勢(図3の二点鎖線で示す姿勢)の間で、姿勢変更が可能である。また、詳細な説明は省略するが、このカバー3には、原稿に記録された画像等を取り込むイメージスキャナを備えたスキャナ22部が設けられており、本実施形態のインクジェットプリンタ1は、プリント、スキャン、コピー等を実行可能な複合機として構成されている。
図3に示すように、給紙機構5は、プリンタ筐体2の装着部11に装着される給紙カセット23と、この給紙カセット23から記録用紙100を取り出すピックアップローラ24を有する。給紙カセット23は、積み重ねられた記録用紙100を保持するメイントレイ23aと、このメイントレイ23aの上方に設けられて、後述のプリンタ部4によって記録された記録用紙100が排出される排紙トレイ23bを有する。ピックアップローラ24は、メイントレイ23aの上方に配置され、プリンタ筐体2に設けられた回動軸を中心に回動自在に構成されており、給紙モータ56(図6参照)によって駆動されることによって給紙カセット23のメイントレイ23aから記録用紙100を1枚ずつ取り出す。ピックアップローラ24によって取り出された記録用紙100は、給紙カセット23の先端部に設けられた傾斜面23cに沿って上方へ押し上げられ、プリンタ部4に供給される。
プリンタ部4は、給紙機構5の上方に配置されている。図2、図3に示すように、このプリンタ部4は、左右方向(走査方向)に往復移動可能なキャリッジ25と、キャリッジ25に搭載されたインクジェットヘッド26(液滴噴射ヘッド)と、記録用紙100を水平面に沿って前方(搬送方向)に搬送する搬送機構27等を有する。
図2、メンテナンスユニット6は、プラテン28の右側の位置、即ち、待機位置において待機しているインクジェットヘッド26と対向する位置に配置されている。このメンテナンスユニット6は、プリンタ筐体2の底面に固定されたメンテナンスベース35と、このメンテナンスベース35に取り付けられた、キャップ部材36、吸引ポンプ37、及び、ワイパー38等を有する。
次に、メンテナンスユニット6で発生した廃液を回収する廃液回収装置40について説明する。図4に示すように、廃液回収装置40は、本実施形態においては、プリンタ筐体2に設けられるのではなく、このプリンタ筐体2に対して開閉するカバー3の下部に取り付けられており、カバー3と一体的に回動する構成となっている。また、カバー3が閉姿勢にあるときには、図2に二点鎖線で示されるように、廃液回収装置40は、メンテナンスユニット6の上方の位置、即ち、待機位置にあるインクジェットヘッド26の上方に配置される。
図6は、プリンタ1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。図6に示すように、プリンタ1は、上述したプリンタ1の各部の動作を制御する制御基板19と、インクカートリッジ16の装着検出を行うための装着検出基板20とを有する。制御基板19には、外部装置であるPC70や表示操作部13から、記録動作に関する各種信号が入力される。
図7は、廃液量検出回路65の回路図、図8は、廃液量検出センサ42の入出力信号の波形に関する図である。図7に示すように、廃液量検出回路65は、2つの反転器71,72、2つの抵抗R1,R2、及び、比較器73が直列に接続された回路構成を有する。この廃液量検出回路65の入力側(IN)には、図8(a)〜(c)のそれぞれ上段に示されるような、矩形パルスの入力信号が入力される。そして、反転器71の出力が、第1接点52及び第2接点53を介して、廃液量検出センサ42の入力側検出電極51aに入力される。また、廃液量検出センサ42の出力側検出電極51bから出力された検出信号は、第1接点52及び第2接点53を介して、比較器73に入力される。そして、比較器73は、検出信号(検出電極51bの電圧Vb)を基準電圧Vrefと比較して、基準電圧Vref以上である場合にはLを出力し、基準電圧Vref未満である場合にはHを出力する。即ち、比較器73は、検出信号Vbを矩形パルスに変換して出力する。そして、廃液量検出回路65は、比較器73の出力波形(OUT)から、カバー3の開閉状態の検出と、カバー3が閉姿勢にあるときの廃液量の検出を行う。
2 プリンタ筐体
3 カバー
6 メンテナンスユニット
15a カートリッジ装着部
16 インクカートリッジ
17 装着検出センサ
19 制御基板
20 装着検出基板
21 回動軸
26 インクジェットヘッド
27 搬送機構
31 ノズル
36 キャップ部材
37 吸引ポンプ
40 廃液回収装置
41 廃液回収部
42 廃液量検出センサ
43 廃液フォーム
44 廃液ケース
45 廃液導入部
51a,51b 検出電極
52 第1接点
53 第2接点
64 装着検出回路
65 廃液量検出回路
80 回動軸
100 記録用紙
Claims (9)
- 液滴を噴射する液滴噴射ヘッドと、
前記液滴噴射ヘッドが収容された筐体と、
前記筐体に開閉自在に取り付けられたカバーと、
前記液滴噴射ヘッドから液体を排出させる液体排出装置と、
前記液体排出装置によって前記液滴噴射ヘッドから排出された廃液を回収する廃液回収部と、前記廃液回収部に回収された廃液の量を検出するための検出信号を出力する廃液量検出センサとを有する、廃液回収装置と、
前記廃液量検出センサから出力される前記検出信号に基づいて、前記廃液回収部に回収された廃液量を検出する検出装置と、を備え、
前記筐体と前記カバーの一方には第1接点が設けられるとともに、この第1接点は前記廃液量検出センサと電気的に接続され、
前記筐体と前記カバーの他方には、前記カバーが閉姿勢にあるときに前記第1接点と接触する第2接点が設けられ、この第2接点は前記検出装置と電気的に接続されており、
前記廃液量検出センサと前記検出装置とが、前記第1接点と前記第2接点との接触によって、電気的に接続され、
前記検出装置は、前記カバーが閉姿勢であって前記第1接点と前記第2接点が接触する状態で前記検出信号を受信して前記廃液量の検出を行うとともに、前記第1接点と前記第2接点とが接触しているか否かの情報から前記カバーの開閉をも検出することを特徴とする液滴噴射装置。 - 前記廃液回収部は、前記液体排出装置によって前記液滴噴射ヘッドから排出された廃液が導入される廃液導入部を有し、
前記第1接点は、前記廃液回収部に取り付けられており、
前記液滴噴射装置が使用される状態において、前記カバーが閉姿勢にあるときに、前記第1接点が、前記廃液導入部よりも上方の位置にあることを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。 - 前記液滴噴射装置が使用される状態において、前記カバーは、前記筐体に上下に回動自在に取り付けられるとともに、前記筐体を上から覆う閉姿勢と、この閉姿勢から上方へ回動した開姿勢の間で姿勢変更可能に構成されており、
前記廃液回収装置は、前記カバーに設けられてこのカバーと一体的に回動可能であり、
前記廃液回収部は、前記液体排出装置によって前記液滴噴射ヘッドから排出された廃液が導入される廃液導入部を有し、
前記第1接点は、前記廃液回収部の、前記廃液導入部よりも前記カバーの回動軸から離れた位置に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液滴噴射装置。 - 前記液滴噴射装置が使用される状態において、前記廃液回収装置は、前記筐体に上下に回動自在に取り付けられるとともに、前記液滴噴射ヘッドから排出された廃液を回収するときの通常姿勢と、前記通常姿勢から上方へ回動した退避姿勢の間で、姿勢変更可能に構成されており、
前記廃液回収部は、前記液体排出装置によって前記液滴噴射ヘッドから排出された廃液が導入される廃液導入部を有し、
前記第1接点は、前記廃液回収部の、前記廃液導入部よりも前記廃液回収装置の回動軸から離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液滴噴射装置。 - 前記廃液回収部は、廃液を吸収する吸収体と、この吸収体を収容するケースとを有し、
前記ケースの水平な一方向における一端部に、その内部の前記吸収体に廃液を導く前記廃液導入部が設けられるとともに、前記ケースの前記一方向における他端部に前記第1接点が設けられ、
前記ケースの下面が、前記他端部から前記一端部に向かって、水平面に対して下方に傾いた傾斜面となっていることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の液滴噴射装置。 - 前記廃液回収部に、前記廃液導入部から前記第1接点へ液体が流れることを阻止する液体阻止部が設けられていることを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の液滴噴射装置。
- 前記液滴噴射ヘッドは、水平面に沿って搬送される被記録媒体に対して、その搬送方向と交差する走査方向に移動しながらインクを噴射するものであり、
前記液滴噴射ヘッドは、前記被記録媒体と対向する範囲から、前記走査方向に関して外側に外れた待機位置まで移動可能に構成され、
前記廃液回収装置は前記筐体の上方を覆う前記カバーに取り付けられ、前記カバーが閉姿勢にあるときに前記待機位置の上方に位置することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の液滴噴射装置。 - 前記筐体には、インクカートリッジが装着されるとともに前記インクカートリッジを検出するための装着検出センサを有するカートリッジ装着部と、前記装着検出センサの検出信号から前記インクカートリッジの装着状態を検出する装着検出基板とが設けられ、
前記装着検出基板に前記第2接点が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の液滴噴射装置。 - 前記カートリッジ装着部が、前記液滴噴射ヘッドの前記待機位置と前記搬送方向の下流側に隣接した位置に配置されるとともに、前記装着検出基板が前記カートリッジ装着部の上方に配置され、
前記カバーが閉姿勢にあるときに、前記廃液回収装置は、前記待機位置から前記装着検出基板の上方位置まで跨って配置され、
さらに、前記第2接点が設けられた前記装着検出基板が、前記廃液量の検出と前記カバーの開閉の検出とを行う、前記検出装置を兼ねていることを特徴とする請求項8に記載の液滴噴射装置。
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