JP5787922B2 - パターン形成方法及びパターン形成装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、パターン形成方法及びパターン形成装置に関する。
半導体装置などのパターンを形成するパターン形成方法として、例えば、インプリント法がある。インプリント法は、モールド(原版)に設けられた凹凸パターンの形状を対象物に転写する方法であり、100ナノメートル(nm)以下の微細なパターンの形成と量産性とを両立させる技術として、注目されている。インプリント法では、パターンを転写する対象の基板の上に光硬化型の樹脂を塗布し、この樹脂にモールドの凹凸パターンを接触させる。この状態で樹脂に光を照射して硬化させた後、モールドを樹脂から引き離す。これにより、樹脂にモールドの凹凸パターンの形状が転写される。このようなパターン形成方法においては、モールドと基板との位置合わせ精度の向上が重要である。
米国特許第5772905号
本発明の実施形態は、モールドと基板との位置合わせ精度を向上させることができるパターン形成方法及びパターン形成装置を提供する。
実施形態に係るパターン形成方法は、下地パターンを有する基板を用意し、前記基板上に樹脂を塗布する工程と、凹凸パターンを有するモールドを用意し、前記基板の上に前記モールドを重ね合わせ、前記凹凸パターンを前記樹脂に接触させる工程と、前記樹脂を複数の領域に区分けした場合、前記複数の領域のうち前記樹脂が硬化されていない未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程と、前記樹脂から前記モールドを引き離す工程と、を含む。
前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程は、第1硬化処理と、第2硬化処理と、含む。
前記第1硬化処理は、前記未硬化領域が複数ある場合の処理である。前記第1硬化処理は、前記基板を基準にして前記モールドの位置合わせを行う工程と、前記複数の未硬化領域のそれぞれについて、前記下地パターンを基準にした前記凹凸パターンの位置ずれ量を求める工程と、前記複数の未硬化領域のなかで前記位置ずれ量が最も小さい前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程と、を、前記未硬化領域が1つになるまで繰り返す。
前記第2硬化処理は、前記未硬化領域が1つの場合の処理である。前記第2硬化処理は、前記基板を基準にして前記モールドの位置合わせを行う工程と、前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程と、を有する。
図1は、第1の実施形態に係るパターン形成方法を例示するフローチャートである。 図2は、第1の実施形態に係るパターン形成方法を例示するフローチャートである。 図3は、具体例(その1)を例示する模式的平面図である。 図4(a)〜(d)は、具体例(その1)のパターン形成方法を例示する模式的断面図である。 図5(a)〜(e)は、具体例(その2)を例示する模式的平面図である。 図6は、第2の実施形態に係るパターン形成方法を例示するフローチャートである。 図7は、第2の実施形態に係るパターン形成方法を例示するフローチャートである。 図8(a)〜(e)は、具体例(その3)を例示する模式的平面図である。 図9(a)及び(b)は、樹脂の硬化の順番を例示する模式的平面図である。 図10(a)及び(b)は、光の照射範囲を例示する模式的平面図である。 図11(a)及び(b)は、樹脂を硬化させる方向について例示する模式的平面図である。 図12(a)及び(b)は、樹脂を硬化させる方向について例示する模式的平面図である。 図13は、第3の実施形態に係るパターン形成装置の構成を例示する模式図である。 図14は、コンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、第1の実施形態に係るパターン形成方法を例示するフローチャートである。
図1には、第1の実施形態に係るパターン形成方法の全体の流れが表され、図2には、図1に表した処理の一部の流れが表される。
図1に表したように、第1の実施形態に係るパターン形成方法は、基板を用意する工程(ステップS101)と、樹脂を塗布する工程(ステップS102)と、モールドを樹脂に接触させる工程(ステップS103)と、樹脂を硬化させる工程(ステップS104)と、樹脂からモールドを引き離す工程(ステップS105)と、を含む。
ステップS101において用意する基板は、主面と、主面に設けられた下地パターンと、を有する。ステップS102では、基板の主面上に樹脂を塗布する。樹脂としては、例えば光照射によって硬化する光硬化型樹脂である。
ステップS103では、先ず、凹凸パターンを有するモールドを用意する。凹凸パターンは、樹脂に転写するパターンの形状が反転した凹凸形状を有する。次に、基板の上にモールドを重ね合わせる。重ね合わせる方向は、基板の主面と直交する方向(Z方向)である。この際、基板の主面と凹凸パターンとを向かい合わせにする。次に、基板の主面上に塗布された樹脂に、モールドの凹凸パターンを接触させる。
ステップS104では、樹脂を複数の領域に区分けした場合、複数の領域のうち樹脂が硬化されていない未硬化領域の樹脂を硬化させる。ここで、樹脂の区分けとは、Z方向にみて樹脂を複数の領域に区分けすることである。
ステップS105では、硬化した樹脂からモールドを引き離す。これにより、モールドの凹凸パターンの形状が樹脂に転写される。樹脂には、モールドの凹凸パターンの凹凸形状が反転したパターンが形成される。本実施形態に係るパターン形成方法において、パターンを形成する対象は、樹脂や基板(基板上に形成された膜を含む)である。基板にパターンを形成するには、先に説明したように樹脂にパターンを形成した後、この樹脂をマスクとして基板をエッチングする。これにより、基板に樹脂のパターンが転写される。
第1の実施形態に係るパターン形成方法では、ステップS104に表した樹脂を硬化させる工程として、図2に表したフローチャートに沿って未硬化領域の樹脂を硬化させる。
図2に表したように、先ず、ステップS141では、複数の未硬化領域があるか否かを判断する。複数の未硬化領域がある場合には、ステップS142〜ステップS144の処理を行う。ステップS142〜ステップS144の処理は、第1硬化処理である。一方、複数の未硬化領域がない場合、すなわち未硬化領域が1つの場合には、ステップS145〜ステップS146の処理を行う。ステップS145〜ステップS146の処理は、第2硬化処理である。
先ず、第1硬化処理について説明する。ステップS142では、基板を基準にしてモールドの位置合わせを行う。例えば、複数の未硬化領域のそれぞれについて、基板に設けられた下地パターンと、モールドの凹凸パターンとの位置合わせを行う。下地パターンは第1アライメントマークを含む。凹凸パターンは第2アライメントマークを含む。ステップS142では、例えば、複数の未硬化領域のそれぞれについて、第1アライメントマークと、第2アライメントマークとがZ方向に重なるように基板とモールドとの位置合わせを行う。この位置合わせを行うため、樹脂の複数の領域を設定する際、それぞれの領域内にZ方向にみて第1アライメントマーク及び第2アライメントマークが含まれるようにすることが望ましい。
ここで、基板を基準にしたモールドの位置合わせは、基板を保持するステージ及びモールドを保持するチャックの少なくとも一方を移動させることで行われる。また、より精度の高い位置合わせは、モールドの外周部をアクチュエータで押圧等することで、モールドの外形サイズを制御することで行われる。
次に、ステップS143では、複数の未硬化領域のそれぞれについて、下地パターンを基準にした凹凸パターンの位置ずれ量を求める。例えば、複数の未硬化領域のそれぞれについて、第1アライメントマークを基準にした第2アライメントマークの位置ずれ量を求める。位置ずれ量は、例えば、Z方向と直交するX方向のずれ量(dx)、Z方向及びX方向と直交するY方向のずれ量(dy)、及びXY面に沿った回転方向のずれ量(dθ)から求められる。
次に、ステップS144では、複数の未硬化領域のなかで位置ずれ量が最も小さい未硬化領域の樹脂を硬化させる。先ず、ステップS143で求めた複数の未硬化領域のそれぞれの位置ずれ量から、最も位置ずれ量の小さい未硬化領域を選択する。
選択に用いられる位置ずれ量は、例えば、X方向のずれ量(dx)と、Y方向のずれ量(dy)とから求めた距離である。なお、距離以外にも、X方向のずれ量(dx)、Y方向のずれ量(dy)及び回転方向のずれ量(dθ)のいずれか1つのずれ量や、X方向のずれ量(dx)、Y方向のずれ量(dy)及び回転方向のずれ量(dθ)から算出した総合的なずれ量を用いてもよい。ここで、選択の対象としては、位置ずれ量が予め設定された基準値以下の未硬化領域である。
次に、選択された未硬化領域の樹脂を硬化させる。すなわち、選択された未硬化領域の樹脂に光を照射して、硬化させる。
第1硬化処理としては、このステップS142〜ステップS144を、未硬化領域が1つになるまで繰り返す。そして、未硬化領域が残り1つになった場合、第2硬化処理を行う。
次に、第2硬化処理について説明する。ステップS145では、基板を基準にしてモールドの位置合わせを行う。ステップS145では、残り1つの未硬化領域について、基板に設けられた下地パターンと、モールドの凹凸パターンとの位置合わせを行う。例えば、1つの未硬化領域について、第1アライメントマークと、第2アライメントマークとがZ方向に重なるように基板とモールドとの位置合わせを行う。
次に、ステップS146では、残り1つの未硬化領域の樹脂を硬化させる。すなわち、ステップS145の位置合わせにおいて、残り1つの未硬化領域についての位置ずれ量が予め設定された基準値以下になった段階で、この未硬化領域の樹脂を硬化させる。例えば、この未硬化領域の樹脂に光を照射し、硬化させる。これにより、ステップS104の樹脂の硬化処理を終了する。
ここで、ステップS104の樹脂の硬化処理は、第2硬化処理と、ステップS105の樹脂からモールドを引き離す処理との間に、樹脂の全体に光を照射することを含んでいてもよい。これによって、複数の領域の隙間や基板周辺など、樹脂が硬化が不足している部分について確実に硬化することになる。
このように、第1の実施形態に係るパターン形成方法では、樹脂の複数の領域について、下地パターンと凹凸パターンとの位置ずれ量が小さい順に樹脂の硬化が行われる。これにより、基板の全体において高い精度でモールドとの位置合わせがなされたパターンの形成が行われる。
例えば、基板に複数の第1アライメントマークが設けられ、モールドに複数の第1アライメントマークに対応した複数の第2アライメントマークが設けられている場合において、基板を基準にモールドを位置合わせしようとすると、一部のアライメントマークについては位置合わせされるものの、位置合わせしきれないアライメントマークも発生する。この状態で樹脂全体を硬化させると、位置合わせしきれていないアライメントマークの周辺では、十分な合わせ精度でパターンを形成することができない。
本実施形態では、複数の領域のそれぞれについて位置合わせがなされた状態で、各領域ごとに樹脂の硬化が行われる。すなわち、1つの未硬化領域について樹脂の硬化が行われた後であっても、他の未硬化領域については位置合わせを行うことができる。したがって、各領域ごとに位置合わせ及び樹脂の硬化が行われるため、複数の第1アライメントマーク及び複数の第2アライメントマークのそれぞれの領域について、精度の高い位置合わせが行われることになる。
次に、具体例について説明する。
図3は、具体例(その1)を例示する模式的平面図である。
図4(a)〜(d)は、具体例(その1)のパターン形成方法を例示する模式的断面図である。
図3に表したモールド1Aは、1つのモールド1Aに複数ショット分の凹凸パターンが設けられている。例えば、モールド1Aには、2×2の配列で合計4つのショット領域ST1〜ST4に対応して凹凸パターンが設けられている。
基板Sには、各ショット領域ST1〜ST4に対応して、それぞれ複数の第1アライメントマークAM1が設けられている。複数の第1アライメントマークAM1は、各ショット領域ST1〜ST4のそれぞれの周辺部分に配置されている。
モールド1Aには、各ショット領域ST1〜ST4のそれぞれに、基板Sの複数の第1アライメントマークAM1に対応した複数の第2アライメントマークAM2が設けられる。
基板Sにモールド1Aを位置合わせするには、モールド1Aの外周を図示しないアクチュエータによって押圧する。この押圧のバランスによって、複数の第1アライメントマークAM1のそれぞれに、複数の第2アライメントマークAM2のそれぞれを位置合わせする。
具体的なパターン形成方法を図4(a)〜(d)に沿って説明する。
先ず、図4(a)に表したように、基板Sの第1面S1の上に樹脂50を塗布する。説明の便宜上、基板Sには、第1アライメントマークAM1a〜AM1eが設けられているものとする。次に、基板Sの上にモールド1Aを重ね合わせ、樹脂50にモールド1Aの凹凸パターンを接触させる。説明の便宜上、モールド1Aには、第2アライメントマークAM2a〜AM2eが設けられているものとする。
なお、以下の説明では、複数の第1アライメントマークを総称する場合には、第1アライメントマークAM1と言うことにする。また、複数の第2アライメントマークを総称する場合には、第2アライメントマークAM2と言うことにする。
先ず、図4(a)に表したように、基板Sを基準にしてモールド1Aの位置合わせを行う。次いで、樹脂50を複数の領域R1〜R5に区分けする。Z方向にみた場合、第1アライメントマークAM1及び第2アライメントマークAM2の組を中心として、領域R1〜R5に区分けする。
次に、各領域R1〜R5について、第1アライメントマークAM1を基準にした第2アライメントマークAM2の位置ずれ量を求める。例えば、領域R1においては、第1アライメントマークAM1aを基準にした第2アライメントマークAM2aの位置ずれ量を求め、領域R2においては、第1アライメントマークAM1bを基準にした第2アライメントマークAM2bの位置ずれ量を求める。
各領域R1〜R5についてそれぞれ求めた位置ずれ量のうち、位置ずれ量が所定の基準値以下になった領域が選択の対象になる。ここでは、例えば領域R1〜R5が選択の対象になった場合を例として説明する。選択の対象になった領域R1〜R5のうち、最も位置ずれ量の小さい領域を選択する。例えば、領域R1〜R5のうち領域R3における位置ずれ量が最も小さかったとする。
次に、図4(b)に表したように、選択された領域の樹脂50を硬化させる。ここでは、領域R3が選択されたため、領域R3の樹脂50を硬化させる。例えば、領域R3の樹脂50に局所的に樹脂50を硬化させる波長の光(例えば、紫外線光)LTを照射する。これにより、領域R3の樹脂50のみが硬化する。
次に、図4(c)に表したように、基板Sを基準にしてモールド1Aの位置合わせを行う。この位置合わせでは、領域R3の樹脂50は硬化しているため、領域R3において、第1アライメントマークAM1cと第2アライメントマークAM2cとの位置関係は変化しない。位置合わせは、未硬化領域である領域R1、R2、R4及びR5において行われる。
次に、未硬化領域(領域R1、R2、R4及びR5)について、第1アライメントマークAM1を基準にした第2アライメントマークAM2の位置ずれ量を求める。各領域R1、R2、R4及びR5についてそれぞれ求めた位置ずれ量のうち、硬化領域(領域R3)と隣り合う領域のなかで、位置ずれ量が所定の基準値以下になった領域が選択の対象になる。ここでは、硬化領域である領域R3と隣り合う領域R2及びR4が選択の対象になった場合を例として説明する。選択の対象になった領域R2及びR4のうち、最も位置ずれ量の小さい領域を選択する。例えば、領域R2及びR4のうち領域R2における位置ずれ量が最も小さかったとする。
次に、選択された領域の樹脂50を硬化させる。ここでは、領域R2が選択されたため、領域R2の樹脂50を硬化させる。例えば、領域R2の樹脂50に局所的に樹脂50を硬化させる光LTを照射する。これにより、領域R2の樹脂50のみが硬化する。
このような処理を、未硬化領域が1つになるまで繰り返す。そして、未硬化領域が1つになった場合、その未硬化領域について第1アライメントマークAM1を基準にした第2アライメントマークAM2の位置合わせを行う。その後、その未硬化領域の樹脂50を硬化させる。これにより、図4(d)に表したように、全ての領域R1〜R5の樹脂50の硬化が完了する。
全ての領域R1〜R5の樹脂50を硬化させた後は、樹脂50の全体に光LTを照射することが望ましい。領域R1〜R5のそれぞれについて個別に樹脂50を硬化させた場合、領域R1〜R5の隙間や縁の部分など、樹脂50が完全に硬化していない箇所もあり得る。そこで、樹脂50の全体に光を照射することで、完全に硬化していない箇所についても確実に硬化することになる。
樹脂50を硬化した後は、モールド1Aを樹脂50を引き離す。これにより、モールド1Aの凹凸パターンの形状が樹脂50に転写される。具体例(その1)では、いわゆるマルチショットを行うモールド1Aと基板Sとの間で高精度な位置合わせが行われた状態で、パターンが形成される。
図5(a)〜(e)は、具体例(その2)を例示する模式的平面図である。
図5(a)〜(e)に表したモールド1Bは、1つのモールド1Bに1つのショット分の凹凸パターンが設けられている。図5(a)に表したように、例えば、モールド1Bには、1つのショット領域ST11に対応して凹凸パターンが設けられている。
基板Sには、ショット領域ST11に対応して、複数の第1アライメントマークAM1が設けられている。複数の第1アライメントマークAM1は、例えばショット領域ST11の四隅及び各辺に沿って設けられる。図5(a)に表した例では、複数の第1アライメントマークAM1a〜AM1jが設けられているものとする。
モールド1Bには、基板Sの複数の第1アライメントマークAM1a〜AM1jに対応した複数の第2アライメントマークAM2a〜AM2jが設けられる。
パターンを形成するには、先ず、図5(b)に表したように、基板S上に樹脂50を塗布し、基板Sの上にモールド1Bを重ね合わせ、モールド1Bの凹凸パターンを樹脂50に接触させる。次に、基板Sを基準にしてモールド1Bの位置合わせを行う。
次に、複数の第1アライメントマークAM1のそれぞれを基準にした複数の第2アライメントマークAM2のそれぞれの位置ずれ量を求める。求めた位置ずれ量のうち、位置ずれ量が所定の基準値以下になった第1アライメントマークAM1及び第2アライメントマークAM2の組が選択の対象になる。
そして、選択の対象になった組のうち、最も位置ずれ量の小さい組を選択する。ここでは、例えば第1アライメントマークAM1b及び第2アライメントマークAM2bの組が選択されたものとする。次に、選択されたアライメントマークの組の位置を中心とした樹脂50の一部の領域R2に光LTを照射して、領域R2の樹脂50を硬化させる。
次に、図5(c)及び(d)に表したように、基板Sを基準にしてモールド1Bの位置合わせを行う。この位置合わせでは、領域R2の樹脂50は硬化しているため、領域R2において、第1アライメントマークAM1bと第2アライメントマークAM2bとの位置関係は変化しない。位置合わせは、領域R2以外の未硬化領域での第1アライメントマークAM1と第2アライメントマークAM2との間で行われる。
次に、硬化した領域R2以外の未硬化領域について、第1アライメントマークAM1を基準にした第2アライメントマークAM2の位置ずれ量を求める。求めた位置ずれ量のうち、位置ずれ量が所定の基準値以下になった第1アライメントマークAM1及び第2アライメントマークAM2の組を選択する。
ここでは、第1アライメントマークAM1a及び第2アライメントマークAM2aの組、及び第1アライメントマークAM1c及び第2アライメントマークAM2cの組が選択されたとする。
次に、選択されたアライメントマークの組の位置を中心とした樹脂50の一部の領域を硬化させる。ここでは、図5(e)に表したように、選択された第1アライメントマークAM1a及び第2アライメントマークAM2aの組を中心とした樹脂50の一部の領域R1と、第1アライメントマークAM1c及び第2アライメントマークAM2cの組を中心とした樹脂50の一部の領域R3に光LTを照射して、領域R1及び領域R3の樹脂50を硬化させる。領域R1及び領域R3の硬化の順番は、同時でも、いずれか一方を先に行ってもよい。これにより、領域R1及びR3の樹脂50が硬化する。
このような処理を、全てのアライメントマークの組について繰り返す。その後、樹脂50の全体に光LTを照射する。すなわち、各アライメントマークの組の位置を中心とした樹脂50の一部の硬化では、未硬化の部分が残っている。したがって、全てのアライメントマークの組を中心とした樹脂50の一部を硬化した後は、樹脂50の全体に光LTを照射して、未硬化の樹脂50を硬化させる。
樹脂50を硬化した後は、モールド1Bを樹脂50を引き離す。これにより、モールド1Bの凹凸パターンの形状が樹脂50に転写される。具体例(その2)では、1ショット内において、モールド1Bと基板Sとの間で高精度な位置合わせが行われた状態で、パターンが形成される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るパターン形成方法を説明する。
図6及び図7は、第2の実施形態に係るパターン形成方法を例示するフローチャートである。
図6には、第2の実施形態に係るパターン形成方法の全体の流れが表され、図7には、図6に表した処理の一部の流れが表されている。
図6に表したように、第2の実施形態に係るパターン形成方法は、基板を用意する工程(ステップS201)と、樹脂を塗布する工程(ステップS202)と、モールドを樹脂に接触させる工程(ステップS203)と、樹脂を硬化させる工程(ステップS204)と、樹脂からモールドを引き離す工程(ステップS205)と、を含む。第2の実施形態に係るパターン形成方法の全体の流れは、第1の実施形態に係るパターン形成方法と同じである。第2の実施形態に係るパターン形成方法では、ステップS204に表した樹脂を硬化させる工程が、第1の実施形態に係るパターン形成方法と相違する。
次に、ステップS204に表した樹脂を硬化させる工程を、図7のフローチャートに沿って説明する。
図7に表したように、先ず、ステップS241では、複数の領域のうちの1つである基準領域にいて、基板を基準にしたモールドの位置合わせを行う。次に、ステップS242では、基準領域の樹脂を硬化させる。すなわち、樹脂全体のうち一部の領域である基準領域の樹脂のみを硬化させる。
次に、ステップS243では、未硬化領域があるか否かを判断する。未硬化領域ある場合には、ステップS244〜ステップS245の処理を行う。未硬化領域がなければ処理を終了する。
未硬化領域がある場合、先ず、ステップS244に表したように、未硬化領域について基板を基準にしたモールドの位置合わせを行う。ここで、位置合わせの対象は、硬化領域と隣り合う未硬化領域である。次に、ステップS245に表したように、未硬化領域の樹脂を硬化させる。ステップS244〜ステップS245の処理を未硬化領域が無くなるまで繰り返す。
このように、第2の実施形態に係るパターン形成方法では、樹脂の複数の領域について、基準領域を起点として硬化領域と隣り合う未硬化領域の樹脂を順に硬化していく。これにより、2つの硬化領域の間に未硬化領域が挟まれることがなくなる。2つの硬化領域の間に未硬化領域があると、この未硬化領域について基板とモールドとの位置合わせが行いにくい。第2の実施形態では、2つの硬化領域の間に未硬化領域が挟まることがないため、樹脂全体について基板とモールドとの高精度な位置合わせが行われる。
次に、具体例について説明する。
図8(a)〜(e)は、具体例(その3)を例示する模式的平面図である。
図8(a)〜(e)に表したモールド1Cは、1つの基板Sの全体についてパターンを一括形成するためのモールドである。図8(a)に表したように、基板Sは、例えばウェーハWである。基板Sには、複数の第1アライメントマークAM1が設けられている。複数の第1アライメントマークAM1は、例えばウェーハWの中央部及び周縁部に沿って設けられる。図8(a)に表した例では、複数の第1アライメントマークAM1a〜AM1iが設けられているものとする。
モールド1Cには、基板Sの複数の第1アライメントマークAM1a〜AM1iに対応した複数の第2アライメントマークAM2a〜AM2iが設けられる。
パターンを形成するには、先ず、図8(a)に表したように、基板S上に樹脂50を塗布し、基板Sの上にモールド1Cを重ね合わせ、モールド1Cの凹凸パターンを樹脂50に接触させる。次に、基板Sを基準にしてモールド1Cの位置合わせを行う。この具体例では、ウェーハWの中央部に設けられた第1アライメントマークAM1a及び第2アライメントマークAM2aを中心とした樹脂50の領域R1を基準領域RRとする。
次に、図8(b)に表したように、基準領域RRである領域R1について、第1アライメントマークAM1aを基準にした第2アライメントマークAM2aの位置合わせが完了した段階で、領域R1の樹脂50を硬化させる。すなわち、領域R1に光LTを照射して、領域R1の樹脂50を硬化させる。
次に、図8(c)に表したように、樹脂50が硬化した領域R1と隣り合う領域R2〜R9のいずれかを選択し、基板Sを基準にしてモールド1Cの位置合わせを行う。この具体例では、領域R1と隣り合う領域R2について、第1アライメントマークAM1bを基準にした第2アライメントマークAM2bの位置合わせを行う。
次に、図8(d)及び(e)に表したように、第1アライメントマークAM1bを基準にした第2アライメントマークAM2bの位置合わせが完了した段階で、領域R2の樹脂50を硬化させる。すなわち、領域R2に光LTを照射して、領域R2の樹脂50を硬化させる。
このように、樹脂50が硬化した領域(硬化領域)と隣り合う未硬化領域について、順番に第1アライメントマークAM1を基準にした第2アライメントマークAM2の位置合わせを行い、その領域について樹脂50を硬化させる処理を繰り返す。その後、樹脂50の全体に光LTを照射する。
樹脂50を硬化した後は、モールド1Cを樹脂50を引き離す。これにより、モールド1Cの凹凸パターンの形状が樹脂50に転写される。具体例(その3)では、ウェーハWの全体において、モールド1CとウェーハW(基板S)との間で高精度な位置合わせが行われた状態で、パターンが形成される。
次に、樹脂の硬化の順番について説明する。
図9(a)及び(b)は、樹脂の硬化の順番を例示する模式的平面図である。
図9(a)に表した例では、ウェーハWの周縁部に設けられた1組の第1アライメントマークAM1i及び第2アライメントマークAM2iを中心とした樹脂50の一部の領域R9を基準領域RRとしている。樹脂50は、基準領域RRである領域R9から、領域R9と隣り合う領域R8、領域R8と隣り合う領域R2、領域R2と隣り合う領域R1、…という順番で硬化される。この順番によれば、樹脂50の硬化する領域が連続して拡がる。
図9(b)に表した例では、基板Sの周縁部に設けられた1組の第1アライメントマークAM1b及び第2アライメントマークAM2bを中心とした樹脂50の一部の領域R2を基準領域RRとしている。樹脂50は、基準領域RRである領域R2から、領域R2と隣り合う領域R1、樹脂50が硬化した領域R2と隣り合う領域R3、…という順番で硬化される。この順番によれば、樹脂50の硬化する領域が連続して拡がる。
次に、光の照射範囲について説明する。
図10(a)及び(b)は、光の照射範囲を例示する模式的平面図である。
図10(a)及び(b)に表した例では、樹脂50を硬化させる光LTの範囲がライン状になっている。図10(a)に表した例は、ウェーハWにパターンを形成する場合の例である。樹脂50を硬化させる光LTの照射範囲LTAは長方形である。照射範囲LTAの長辺の長さは、例えばウェーハWの直径以上である。樹脂50を硬化させる場合、光LTの照射範囲LTAを短辺方向に走査する。基板Sとモールド1とを位置合わせする際、位置合わせする領域の順番は、光LTの照射範囲LTAの走査に合わせられている。
図10(b)に表した例は、矩形のショット領域STにパターンを形成する場合の例である。樹脂50を硬化させる光LTの照射範囲LTAは長方形である。照射範囲LTAの長辺の長さは、例えばショット領域STの短辺の長さ以上である。樹脂50を硬化させる場合、光LTの照射範囲LTAを短辺方向に走査する。基板Sとモールド1とを位置合わせする際、位置合わせする領域の順番は、光LTの照射範囲LTAの走査に合わせられている。
光LTの照射範囲LTAを走査することで、樹脂50の硬化する領域が連続して拡がることになる。
次に、樹脂を硬化させる方向について説明する。
図11(a)〜図12(b)は、樹脂を硬化させる方向について例示する模式的平面図である。
図11(a)及び(b)には、ウェーハWにパターンを形成する場合の樹脂の硬化の方向が表されている。
図11(a)には、光LTの照射範囲LTAが円形の場合が表されている。光LTの照射範囲LTAは、ウェーハWの中心部から外周部に向かって移動する。1回の照射で1つの照射範囲LTAに光LTが照射される場合、照射範囲LTAをウェーハWの中心部から外周部に向けて螺旋状に移動させてもよい。1回の照射で複数の照射範囲LTAに同時に光LTが照射される場合、ウェーハWの中心部から外周部にかけて光LTの照射範囲LTAの数を増やすようにしてもよい。
図11(b)には、光LTの照射範囲LTAが拡がる場合が表されている。図11(b)に表した例では、光LTの照射範囲LTAは円形である。光LTの照射範囲LTAの直径を拡げることで、樹脂50の硬化する範囲が拡がる。ウェーハWの中心部の樹脂50を硬化させる場合には小さな直径の照射範囲LTAで光LTを照射し、ウェーハWの外周部の樹脂50を硬化させる場合には大きな直径の照射範囲LTAで光LTを照射する。
図12(a)及び(b)には、矩形のショット領域STにパターンを形成する場合の樹脂の硬化の方向が表されている。
図12(a)には、光LTの照射範囲LTAが矩形(例えば、長方形)の場合が表されている。光LTの照射範囲LTAは、ショット領域STの中央部から外側に向けて走査される。
図12(b)には、光LTの照射範囲LTAが拡がる場合が表されている。図12(b)に表した例では、光LTの照射範囲LTAは矩形(例えば、長方形)である。光LTの照射範囲LTAの長辺の長さは、例えば、ショット領域STの短辺の長さ以上である。光LTの照射範囲LTAについて短辺の長さを長くする(幅を広くする)ことで、樹脂50の硬化する範囲が拡がる。ショット領域STの中央部の樹脂50を硬化させる場合には、狭い幅の照射範囲LTAで光LTを照射、ショット領域STの外側部分の樹脂50を硬化させる場合には、広い幅の照射範囲LTAで光LTを照射する。
図11(a)及び図12(a)に表した例において、基板Sとモールド1とを位置合わせする際、位置合わせする領域の順番は、光LTの照射範囲LTAの移動方向に合わせられている。また、図11(b)及び図12(b)に表した例において、基板Sとモールド1とを位置合わせする際、位置合わせする領域の順番は、光LTの照射範囲LTAの拡がりの方向に合わせられている。これにより、基板Sとモールド1との位置合わせが行われた順に樹脂50の硬化する領域が連続して拡がることになる。よって、基板S(ウェーハW)の全体においてモールド1との高精度な位置合わせが行われ、位置ずれの抑制されたパターンが形成される。
(第3の実施形態)
図13は、第3の実施形態に係るパターン形成装置の構成を例示する模式図である。
図13に表したように、パターン形成装置110は、モールド保持部2と、基板保持部5と、アライメント部9と、塗布部14と、駆動部8と、発光部12と、制御部21と、を備える。パターン形成装置110は、さらに、アライメントセンサ7と、加圧部10と、を備える。実施形態に係るパターン形成装置110は、モールド1の凹凸パターンを基板S上の樹脂に転写するインプリント装置である。
基板Sは、例えば半導体基板やガラス基板である。基板Sには下地パターンが形成される。基板Sは、下地パターン上に形成された膜を含んでいてもよい。膜としては、絶縁膜、金属膜(導電膜)及び半導体膜の少なくともいずれかである。パターン転写時には、基板Sの上に樹脂が塗布される。
基板保持部5は、ステージ定盤13の上に移動可能に設けられる。基板保持部5は、ステージ定盤13の上面13aに沿った2軸に沿ってそれぞれ移動可能に設けられる。ここで、ステージ定盤13の上面13aに沿った2軸を、X軸及びY軸とする。基板保持部5は、X軸及びY軸と直交するZ軸にも移動可能に設けられる。基板保持部5には、X軸、Y軸及びZ軸のそれぞれを中心として回転可能に設けられていることが望ましい。
基板保持部5には基準マーク台6が設けられる。基準マーク台6の上には装置の基準位置となる基準マーク(不図示)が設置される。基準マークは例えば回折格子で構成される。基準マークは、アライメントセンサ7の校正及びモールド1の位置決め(姿勢制御・調整)に利用される。基準マークは、基板保持部5上の原点である。基板保持部5の上に載置される基板SのX,Y座標は、基準マーク台6を原点とした座標になる。
モールド保持部2は、モールド1を固定する。モールド保持部2は、モールド1の周縁部分を例えば真空吸着によって保持する。ここでは、モールド1は、石英や蛍石など紫外線(UV光)を透過する材料で形成される。モールド1に形成された凹凸からなる転写パターンは、デバイスパターンに対応したパターンと、モールド1と基板Sとの位置合わせ時に使用されるアライメントマークに対応したパターンとを含む。モールド保持部2はモールド1を装置基準に位置決めするように動作する。モールド保持部2は、ベース部11に取り付けられる。
ベース部11には、アライメント部9及び加圧部10(アクチュエータ)が取り付けられる。アライメント部9は、モールド1の位置(姿勢)を微調整する調整機構を有する。アライメント部9は、モールド1の位置(姿勢)を微調整することにより、モールド1と基板Sとの相対的な位置を補正する。アライメント部9は、例えば制御部21から指示を受けて基板Sとモールド1との位置合わせ及びモールド1の位置の微調整を行う。
加圧部10は、モールド1の側面に応力を与えてモールド1を歪ませる。矩形のモールド1の場合、加圧部10は、モールド1の4つの側面から中心に向けてモールド1を加圧する。これにより、転写するパターンの大きさを補正(倍率補正)する。また、加圧部10は、モールド1を押圧するバランスによってモールド1を変形させる。加圧部10は、例えば制御部21から指示を受けてモールド1を所定の応力で加圧する。
アライメントセンサ7は、モールド1に設けられた第2アライメントマークAM2と、基板Sに設けられた第1アライメントマークAM1とを検出する。アライメントセンサ7は、例えば光学カメラを有する。光学カメラによって取り込んだ画像信号から第1アライメントマークAM1と第2アライメントマークAM2との相対的な位置ずれ量が求められる。
アライメントセンサ7は、第1アライメントマークAM1及び第2アライメントマークAM2の画像を取り込む際、発光部12から発光する樹脂50を硬化させるための光の波長とは異なる波長の光を用いる。
アライメントセンサ7は、基準マーク台6上の基準マークに対するモールド1の位置ずれ、及び基板Sを基準としたモールド1の位置ずれを検出する。アライメントセンサ7で検出した第1アライメントマークAM1及び第2アライメントマークAM2の位置(例えば、X,Y座標)は、制御部21に送られる。アライメントセンサ7は固定式でも移動式でもよい。
制御部21は、アライメントセンサ7で検出した第1アライメントマークAM1及び第2アライメントマークAM2の位置情報に基づき、位置ずれ量を演算する。アライメント部9は、制御部21から送られた信号によって基板Sとモールド1とのアライメント調整を行う。
制御部21は、光源12を制御する。インプリント法によるパターンの形成では、基板Sの上に樹脂50を塗布した後、モールド1の凹凸パターンを樹脂50に接触させた状態で発光部12から樹脂50に光を照射する。制御部21は、この光の照射タイミングや照射量を制御する。
発光部12は、例えば紫外線光を放出する。発光部12は、例えばモールド1の直上に設置される。なお、発光部12の位置はモールド1の直上に限られない。発光部12がモールド1の直上以外の位置に配置されている場合には、ミラー等の光学部材を用いて光路を設定し、発光部12から放出した光をモールド1の直上からモールド1に向けて照射するように構成すればよい。
塗布部14は基板S上に樹脂を塗布する。塗布部14はノズルを有し、このノズルから樹脂を基板Sの上に滴下する。
駆動部8は、モールド保持部2及び基板保持部5を駆動する。駆動部8は、モールド保持部2及び基板保持部5の少なくともいずれかを駆動して、モールド1と基板Sとの相対的な位置関係を変化させる。
パターン形成装置110の制御部21は、モールド1の凹凸パターンを樹脂50に接触させた状態で樹脂を複数の領域に分けて発光部12から樹脂50に向けて照射する光LTを制御する。制御部21は、樹脂50の複数の領域のうち樹脂50が硬化されていない未硬化領域に光LTを照射するように発光部12を制御する。制御部21は、複数の領域の樹脂50が硬化した後に樹脂50からモールド1を引き離すように駆動部8を制御する。
パターン形成装置110の発光部12は、樹脂50の複数の領域に個別に光LTを照射する構成を有する。例えば、発光部12は、光源から出射された光を複数の照射範囲に分ける機構や、光の照射範囲を移動させる機構を備える。制御部21は、発光部12を制御して、樹脂50の複数の領域のどの位置へ光を照射するか、どの程度の光量で照射するか、どのようなタイミングで照射するか、などを制御する。
パターン形成装置110は、上記説明した第1及び第2の実施形態に係るパターン形成方法によってパターンを形成する。すなわち、第1の実施形態に係るパターン形成方法を行う場合、パターン形成装置110の制御部21は、図2に表したステップS141〜ステップS146の処理を実行する。第2の実施形態に係るパターン形成方法によってパターンを形成する場合、パターン形成装置110の制御部21は、図7に表したステップS241〜ステップS245の処理を実行する。
パターン形成装置110によれば、基板の全体において高い精度でモールド1との位置合わせがなされたパターンの形成が行われる。
(第4の実施形態)
上記説明した第1及び第2の実施形態に係るパターン形成方法は、コンピュータによって実行されるプログラム(アライメントプログラム)として実現可能である。
図14は、コンピュータのハードウェア構成を例示する図である。
コンピュータ200は、中央演算部201、入力部202、出力部203、記憶部204を含む。入力部202は、記録媒体Mに記録された情報を読み取る機能を含む。アライメントプログラムは、中央演算部201で実行される。
アライメントプログラムは、図2に表したステップS141〜ステップS146の処理をコンピュータ200に実行させる。アライメントプログラムは、図7に表したステップS241〜ステップS245の処理をコンピュータ200に実行させてもよい。
(第5の実施形態)
アライメントプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体Mは、図2に表したステップS141〜ステップS146の処理をコンピュータ200に読み取り可能な形式によって記憶している。記録媒体Mは、図7に表したステップS241〜ステップS245の処理をコンピュータ200に読み取り可能な形式によって記憶してもよい。記録媒体Mは、ネットワークに接続されたサーバ等の記憶装置であってもよい。また、アライメントプログラムは、ネットワークを介して配信されてもよい。
以上説明したように、実施形態に係るパターン形成方法及びパターン形成装置によれば、モールドと基板との位置合わせ精度を向上させることができる。
なお、上記に本実施形態を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1A,1B,1C…モールド、2…モールド保持部、5…基板保持部、6…基準マーク台、7…アライメントセンサ、8…駆動部、9…アライメント部、10…加圧部、11…ベース部、12…発光部、13…ステージ定盤、14…塗布部、21…制御部、50…樹脂、110…パターン形成装置、200…コンピュータ、201…中央演算部、202…入力部、203…出力部、204…記憶部、AM1…第1アライメントマーク、AM2…第2アライメントマーク、LT…光、LTA…照射範囲、M…記録媒体、S…基板

Claims (9)

  1. 第1アライメントマークを含む下地パターンを有する基板を用意し、前記基板上に樹脂を塗布する工程と、
    第2アライメントマークを含む凹凸パターンを有するモールドを用意し、前記基板の上に前記モールドを重ね合わせ、前記凹凸パターンを前記樹脂に接触させる工程と、
    前記樹脂を複数の領域に区分けした場合、前記複数の領域のうち前記樹脂が硬化されていない未硬化領域の前記樹脂に光を照射して硬化させる工程と、
    前記樹脂の全体に前記光を照射する工程と、
    前記樹脂から前記モールドを引き離す工程と、
    を備え、
    前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程は、
    前記未硬化領域が複数ある場合、
    前記基板を基準にして前記モールドの位置合わせを行う工程と、
    前記複数の未硬化領域のそれぞれについて、前記下地パターンを基準にした前記凹凸パターンの位置ずれ量を求める工程と、
    前記位置ずれ量が予め設定された基準値以下になった前記複数の未硬化領域のなかで前記位置ずれ量が最も小さい前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程と、
    を、前記未硬化領域が1つになるまで繰り返す第1硬化処理を含み、
    前記未硬化領域が1つの場合、
    前記基板を基準にして前記モールドの位置合わせを行う工程と、
    前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程と、
    を有する第2硬化処理を含むパターン形成方法。
  2. 下地パターンを有する基板を用意し、前記基板上に樹脂を塗布する工程と、
    凹凸パターンを有するモールドを用意し、前記基板の上に前記モールドを重ね合わせ、前記凹凸パターンを前記樹脂に接触させる工程と、
    前記樹脂を複数の領域に区分けした場合、前記複数の領域のうち前記樹脂が硬化されていない未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程と、
    前記樹脂から前記モールドを引き離す工程と、
    を備え、
    前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程は、
    前記未硬化領域が複数ある場合、
    前記基板を基準にして前記モールドの位置合わせを行う工程と、
    前記複数の未硬化領域のそれぞれについて、前記下地パターンを基準にした前記凹凸パターンの位置ずれ量を求める工程と、
    前記複数の未硬化領域のなかで前記位置ずれ量が最も小さい前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程と、
    を、前記未硬化領域が1つになるまで繰り返す第1硬化処理を含み、
    前記未硬化領域が1つの場合、
    前記基板を基準にして前記モールドの位置合わせを行う工程と、
    前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程と、
    を有する第2硬化処理を含むパターン形成方法。
  3. 前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程は、前記樹脂に光を照射して前記樹脂を硬化させることを含む請求項2記載のパターン形成方法。
  4. 前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程は、前記第2硬化処理と、前記樹脂から前記モールドを引き離す工程と、の間に、前記樹脂の全体に前記光を照射することをさらに備えた請求項3記載のパターン形成方法。
  5. 前記下地パターンは、第1アライメントマークを含み、
    前記凹凸パターンは、第2アライメントマークを含む請求項2〜4のいずれか1つに記載のパターン形成方法。
  6. 前記未硬化領域の前記樹脂を硬化させる工程は、前記未硬化領域において前記位置ずれ量が予め設定された基準値以下になった場合に前記樹脂を硬化させることを含む請求項2〜5のいずれか1つに記載のパターン形成方法。
  7. 下地パターンを有する基板を用意し、前記基板上に樹脂を塗布する工程と、
    凹凸パターンを有するモールドを用意し、前記基板の上に前記モールドを重ね合わせ、前記凹凸パターンを前記樹脂に接触させる工程と、
    前記樹脂を複数の領域に区分けした場合、前記複数の領域の前記樹脂を硬化させる工程と、
    前記樹脂から前記モールドを引き離す工程と、
    を備え、
    前記複数の領域の前記樹脂を硬化させる工程は、
    前記複数の領域のうちの1つである基準領域について前記基板を基準にした前記モールドの位置合わせを行い、前記基準領域の前記樹脂を硬化させる工程と、
    前記複数の領域のうち前記樹脂が硬化された硬化領域と隣り合う領域であって前記樹脂が硬化されていない未硬化領域について、前記基板を基準にした前記モールドの位置合わせを行い、前記樹脂を硬化させることを、前記未硬化領域が無くなるまで繰り返す工程と、
    を含むパターン形成方法。
  8. 凹凸パターンを有するモールドを保持するモールド保持部と、
    基板を保持する基板保持部と、
    前記基板と前記モールドとの位置合わせを行うアライメント部と、
    前記基板の上に感光性の樹脂を塗布する塗布部と、
    前記前記モールド保持部及び前記基板保持部を駆動する駆動部と、
    前記樹脂に照射する光を発光する発光部と、
    前記凹凸パターンを前記樹脂に接触させた状態で前記光を照射する場合、前記樹脂を複数の領域に区分けして前記複数の領域のうち前記樹脂が硬化していない未硬化領域に前記光を照射するように前記発光部を制御し、前記複数の領域の前記樹脂が硬化した後に前記樹脂から前記モールドを引き離すように前記駆動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記未硬化領域が複数ある場合、
    前記基板を基準にして前記モールドの位置合わせを行うように前記アライメント部を制御し、
    前記複数の未硬化領域のそれぞれについて、前記下地パターンを基準にした前記凹凸パターンの位置ずれ量を求める演算を行い、
    前記複数の未硬化領域のなかで前記位置ずれ量が最も小さい前記未硬化領域の前記樹脂に前記光を照射して前記樹脂を硬化させるように前記発光部を制御することを、
    前記未硬化領域が1つになるまで繰り返す第1硬化処理を行い、
    前記未硬化領域が1つの場合、
    前記基板を基準にして前記モールドの位置合わせを行うように前記アライメント部を制御し、
    前記未硬化領域の前記樹脂に前記光を照射して前記樹脂を硬化させるように前記発光部を制御する第2硬化処理を行うパターン形成装置。
  9. 凹凸パターンを有するモールドを保持するモールド保持部と、
    基板を保持する基板保持部と、
    前記基板と前記モールドとの位置合わせを行うアライメント部と、
    前記基板の上に感光性の樹脂を塗布する塗布部と、
    前記前記モールド保持部及び前記基板保持部を駆動する駆動部と、
    前記樹脂に照射する光を発光する発光部と、
    前記凹凸パターンを前記樹脂に接触させた状態で前記光を照射する場合、前記樹脂を複数の領域に区分けして前記複数の領域に前記光を照射するように前記発光部を制御し、前記複数の領域の前記樹脂が硬化した後に前記樹脂から前記モールドを引き離すように前記駆動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記複数の領域の前記樹脂を硬化させる制御において、
    前記複数の領域のうちの1つである基準領域について前記基板を基準にした前記モールドの位置合わせを行い、前記基準領域の前記樹脂を硬化させる工程と、
    前記複数の領域のうち前記樹脂が硬化された硬化領域と隣り合う領域であって前記樹脂が硬化していない未硬化領域について、前記基板を基準にした前記モールドの位置合わせを行い、前記樹脂を硬化させることを、前記未硬化領域が無くなるまで繰り返す工程と、 を行うパターン形成装置。
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